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えい【衛】ヱイ🔗⭐🔉
えい【衛】ヱイ
中国、春秋時代の列国の一。周の武王の弟康叔(こうしゆく)を祖とする。現在の河北省南西部から河南省北部にわたる地域を領し、殷(いん)の旧都朝歌に都したが列国の圧迫でしばしば遷都。前二〇九年、秦(しん)に滅ぼされた。
えい‐い【衛尉】ヱイヰ🔗⭐🔉
えい‐い【衛尉】ヱイヰ
中国の官名。秦・漢代からの九卿(きゆうけい)の一。宮門警備の衛士の長官。宋代に廃止。
えい‐し【衛士】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐し【衛士】ヱイ‐
宮殿・貴人などの警備、護衛にあたる兵士。→衛士(えじ)
えい‐し【衛視】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐し【衛視】ヱイ‐
国会の警備にあたる職員。もとは、守衛と称した。
えいし‐ちょうせん【衛氏朝鮮】ヱイシテウセン🔗⭐🔉
えいし‐ちょうせん【衛氏朝鮮】ヱイシテウセン
朝鮮古代の王国名。前二世紀初め、燕(えん)から亡命した衛満が建国。前一〇八年、衛満の孫、右渠(うきよ)の代に漢の武帝に攻められて滅亡。
えい‐じゅ【衛×戍】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐じゅ【衛×戍】ヱイ‐
軍隊が一つの土地に長く駐屯して警備・防衛の任に当たること。
えいじゅ‐かんごく【衛×戍監獄】ヱイジユ‐🔗⭐🔉
えいじゅ‐かんごく【衛×戍監獄】ヱイジユ‐
旧日本陸軍の衛戍地にあった監獄。
えいじゅ‐ち【衛×戍地】ヱイジユ‐🔗⭐🔉
えいじゅ‐ち【衛×戍地】ヱイジユ‐
軍隊が長く駐屯して防衛する重要地域。
えいじゅ‐びょういん【衛×戍病院】ヱイジユビヤウヰン🔗⭐🔉
えいじゅ‐びょういん【衛×戍病院】ヱイジユビヤウヰン
(ヤウヰン)旧日本陸軍の衛戍地に設置された病院。陸軍病院の旧称。
えい‐しょ【衛所】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐しょ【衛所】ヱイ‐
番兵を置いて守る所。また、その施設。
えい‐せい【衛生】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐せい【衛生】ヱイ‐
健康の維持と向上を図るとともに、疾病の予防と治療につとめること。
えい‐せい【衛青】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐せい【衛青】ヱイ‐
[?〜前一〇六]中国、前漢の武将。字(あざな)は仲卿。諡(おくりな)は烈侯。霍去病(かくきよへい)の叔父。武帝に重用され、匈奴(きようど)の討伐に功を立て、大司馬(だいしば)の地位を得た。
えい‐せい【衛星】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐せい【衛星】ヱイ‐
惑星の周りを楕円軌道を描いて公転している天体。地球に対する月など。「人工―」
あるものを中心として、その周辺にあって従属関係にあるもの。


えいせい‐がいちゅう【衛生害虫】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐がいちゅう【衛生害虫】ヱイセイ‐
人や家畜に対して害を与える昆虫やダニ類。毒を持っていたり血を吸ったりして直接に害を与えるもの、病原体を媒介するもの、不快感を与えるものなど。
えいせい‐がく【衛生学】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐がく【衛生学】ヱイセイ‐
医学の一領域。健康の維持・増進、疾病の予防・発見を目的とする学問。対象によって、個人・公衆・環境・精神などの各衛生学に分けられる。
えいせい‐ぎょうせい【衛生行政】ヱイセイギヤウセイ🔗⭐🔉
えいせい‐ぎょうせい【衛生行政】ヱイセイギヤウセイ
国民の健康を保護・増進するために、国家および自治団体によって行われる行政。保健行政と医薬行政とに分かれる。
えいせい‐けいさつ【衛生警察】エイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐けいさつ【衛生警察】エイセイ‐
国民の健康を保全するために、その障害や危険を除去する衛生行政の一部を担当する警察作用。
えいせいけんさ‐ぎし【衛生検査技師】ヱイセイケンサ‐🔗⭐🔉
えいせいけんさ‐ぎし【衛生検査技師】ヱイセイケンサ‐
厚生大臣の免許を受け、医師の指導監督のもとに、血液・血清・細菌・微生物・寄生虫の検査などの病理学的および生化学的検査を行う者。MT。→臨床検査技師
えいせいこうほう‐システム【衛星航法システム】ヱイセイカウハフ‐🔗⭐🔉
えいせいこうほう‐システム【衛星航法システム】ヱイセイカウハフ‐
人工衛星から送られてくる信号を数回受信し、その到着時差を利用して船の位置を測定する方法。
えいせい‐こく【衛星国】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐こく【衛星国】ヱイセイ‐
強大な国の周囲にあり、政治・経済・外交などの上で、その国の支配または影響を受けている国。第二次大戦後、西側諸国が東欧諸国をソ連の衛星国と呼んだことに始まる。
えいせい‐しけんじょ【衛生試験所】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐しけんじょ【衛生試験所】ヱイセイ‐
飲食物・水質・薬品・医療器具その他、衛生に関する調査・分析・試験を行う公的機関。国立のものと政令指定都市が設立するものとがある。都道府県のものは衛生研究所という。
えいせい‐しゃ【衛生車】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐しゃ【衛生車】ヱイセイ‐
屎尿(しによう)を集めるためのタンクを備えたバキュームカー。
えいせい‐せん【衛星船】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐せん【衛星船】ヱイセイ‐
宇宙船の旧称。
えいせい‐そくど【衛星速度】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐そくど【衛星速度】ヱイセイ‐
人工衛星となるために必要な速度。→宇宙速度

えいせい‐ちゅうけい【衛星中継】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐ちゅうけい【衛星中継】ヱイセイ‐
通信衛星によってテレビ電波などを中継すること。
えいせい‐つうしん【衛星通信】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐つうしん【衛星通信】ヱイセイ‐
宇宙通信

えいせい‐てき【衛生的】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐てき【衛生的】ヱイセイ‐
[形動]健康を守って病気を予防するのに適しているさま。清潔なさま。「―な食品」
えいせい‐とうき【衛生陶器】ヱイセイタウキ🔗⭐🔉
えいせい‐とうき【衛生陶器】ヱイセイタウキ
建築の衛生設備に使用する陶製の器具。大小便器・洗面器・洗浄タンク・浴槽など。
えいせい‐とし【衛星都市】ヱイセイ‐🔗⭐🔉
えいせい‐とし【衛星都市】ヱイセイ‐
大都市の周辺にあって、都市として独自の機能をもちながら、大都市の機能の一部を分担する中小都市。
えいせい‐ほうそう【衛星放送】ヱイセイハウソウ🔗⭐🔉
えいせい‐ほうそう【衛星放送】ヱイセイハウソウ
赤道上の放送衛星に地上から放送電波を発射し、これを地上に送り返すことで受信者が直接受信できる方式。広域で利用でき、難視聴地域の解消に役立つ。
えい‐そつ【衛卒】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐そつ【衛卒】ヱイ‐
「衛兵」に同じ。
えい‐へい【衛兵】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐へい【衛兵】ヱイ‐
警備・監視のため、要所に配置されている兵。番兵。衛卒。「―所」「―司令」
えい‐まん【衛満】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐まん【衛満】ヱイ‐
朝鮮王。中国、燕(えん)の人。前一九〇年ごろ箕子(きし)朝鮮の王箕準(きじゆん)を追い払い、衛氏朝鮮を興した。生没年未詳。
えい‐わん【衛綰】ヱイ‐🔗⭐🔉
えい‐わん【衛綰】ヱイ‐
中国、前漢の武将。山西省大陵の人。文帝・景帝・武帝に仕え、呉・楚との戦いに功労があった。生没年未詳。
え‐じ【△衛士】ヱ‐🔗⭐🔉
え‐じ【△衛士】ヱ‐
律令制で、諸国の軍団から選抜されて一年交代で左右衛士府・衛門府に配属されて宮廷の警護に当たった兵士。
神宮司庁および熱田神宮の警護に当たった職員の旧称。


えじ‐ふ【△衛士府】ヱジ‐🔗⭐🔉
えじ‐ふ【△衛士府】ヱジ‐
律令制における官司の一。左右二府があり、宮廷の警護や行幸の護衛などに当たった。弘仁二年(八一一)左右衛門府に改称。
え‐ふ【△衛府】ヱ‐🔗⭐🔉
え‐ふ【△衛府】ヱ‐
古代、宮城の警備、行幸・行啓の供奉(ぐぶ)などに当たった官司。律令制下では衛門府(えもんふ)・左右衛士府(えじふ)・左右兵衛府(ひようえふ)の五衛府であったが、弘仁二年(八一一)以後、左右近衛府・左右衛門府・左右兵衛府の六衛府となった。衛府司。
衛府の役人。衛府司。


えふ‐づかさ【△衛府△司】ヱフ‐🔗⭐🔉
えふ‐づかさ【△衛府△司】ヱフ‐
「衛府」に同じ。
えふ‐の‐かみ【△衛府△督】ヱフ‐🔗⭐🔉
えふ‐の‐かみ【△衛府△督】ヱフ‐
六衛府の長官の総称。左右の近衛大将(このえのだいしよう)、左右の兵衛督(ひようえのかみ)、左右の衛門督(えもんのかみ)をいう。
えふ‐の‐すけ【△衛府△佐】ヱフ‐🔗⭐🔉
えふ‐の‐すけ【△衛府△佐】ヱフ‐
六衛府の次官の総称。左右の近衛中・少将、左右の兵衛佐、左右の衛門佐をいう。
えふ‐の‐たち【△衛府の太‐刀】ヱフ‐🔗⭐🔉
えふ‐の‐たち【△衛府の太‐刀】ヱフ‐
六衛府の武官が帯びる兵仗(ひようじよう)の太刀。初め警備用であったが、のちに儀仗(ぎじよう)用の飾り太刀となった。毛抜き形の太刀。平鞘(ひらざや)の太刀。革緒の太刀。陽の太刀。野太刀。
え‐もん【△衛門】ヱ‐🔗⭐🔉
え‐もん【△衛門】ヱ‐
「衛門府」の略。
「右衛門府(うえもんふ)」の略。


えもん‐の‐じん【△衛門の陣】ヱモン‐ヂン🔗⭐🔉
えもん‐の‐じん【△衛門の陣】ヱモン‐ヂン
衛門府の官人の控え所。左衛門の陣は建春門に、右衛門の陣は宜秋門(ぎしゆうもん)の内にあった。
えもん‐ふ【△衛門府】ヱモン‐🔗⭐🔉
えもん‐ふ【△衛門府】ヱモン‐
律令制の官司の一。宮城諸門の警備、部署の巡検、行幸の先駆けなどにあたった。大同三年(八〇八)左右衛士府(えじふ)に併合、弘仁二年(八一一)左右衛門府となった。職員は、多く検非違使(けびいし)を兼任した。靫負司(ゆげいのつかさ)。
衛🔗⭐🔉
衛
[音]エイ
エ
[訓]まも‐る
ふせ‐ぐ
まも‐り
いとな‐む
[部首]行
[総画数]16
[コード]区点 1750
JIS 3152
S‐JIS 8971
[分類]常用漢字
[難読語]
→え‐じ【衛士】
→え‐もん【衛門】
→かかあ‐ざえもん【嚊左衛門】
→くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
→げ‐え【外衛】
→この‐え【近衛】
→こん‐え【近衛】
→さえもん‐の‐かみ【左衛門督】
→ちかき‐まもり【近衛】
→つわもののとねり‐の‐つかさ【兵衛府】

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