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えい【衛】ヱイ🔗🔉

えいヱイ 春秋時代、列国の一つ。周の武王の弟康叔を祖とする。今の河北省西南部から河南省北部にわたる地。初め朝歌(河南省)に都し、後しばしば遷都。君角の時、秦の始皇帝に滅ぼされた。( 〜前221)

えい‐い【衛尉】ヱイヰ🔗🔉

えい‐い衛尉ヱイヰ 中国の官名。秦・漢からの九卿の一つ。宮城防衛をつかさどった。宋代に廃止。

えい‐えい【衛営】ヱイ‥🔗🔉

えい‐えい衛営ヱイ‥ ①まもりいとなむこと。 ②草木が栄養を保って、冬を越すこと。

えい‐けい【衛慧】ヱイ‥🔗🔉

えい‐けい衛慧ヱイ‥ (Wei Hui)中国の女性作家。1990年代上海の若い女性の愛と性、新しい価値観を描く。作「上海ベイビー」「衛慧みたいにクレイジー」。(1973〜)

えい‐ご【衛護】ヱイ‥🔗🔉

えい‐ご衛護ヱイ‥ つきそってまもること。護衛。えご。

えい‐し【衛士】ヱイ‥🔗🔉

えい‐し衛士ヱイ‥ 宮門などを護衛する兵士。守衛の兵。えじ。

えい‐し【衛視】ヱイ‥🔗🔉

えい‐し衛視ヱイ‥ 国会の警務に従事する職員。以前は守衛と称した。

えいし‐ちょうせん【衛氏朝鮮】ヱイ‥テウ‥🔗🔉

えいし‐ちょうせん衛氏朝鮮ヱイ‥テウ‥ 古朝鮮の一つ。華北の燕から朝鮮北西部に逃れた衛満が建て、その孫右渠が漢の武帝に滅ぼされるまで存続した朝鮮の王朝。都は王険城(現、平壌)。(前195頃〜前108)

えい‐じゅ【衛戍】ヱイ‥🔗🔉

えい‐じゅ衛戍ヱイ‥ 軍隊が永く一つの土地に駐屯すること。 ⇒えいじゅ‐かんごく【衛戍監獄】 ⇒えいじゅ‐びょういん【衛戍病院】

えいじゅ‐かんごく【衛戍監獄】ヱイ‥🔗🔉

えいじゅ‐かんごく衛戍監獄ヱイ‥ 軍法会議所在地に置かれた陸軍の監獄。 ⇒えい‐じゅ【衛戍】

えいじゅ‐びょういん【衛戍病院】ヱイ‥ビヤウヰン🔗🔉

えいじゅ‐びょういん衛戍病院ヱイ‥ビヤウヰン 各衛戍地に置かれた陸軍の病院。 ⇒えい‐じゅ【衛戍】

えい‐しょ【衛所】ヱイ‥🔗🔉

えい‐しょ衛所ヱイ‥ 番兵を置いて守る所。 ⇒えいしょ‐せいど【衛所制度】

えいしょ‐せいど【衛所制度】ヱイ‥🔗🔉

えいしょ‐せいど衛所制度ヱイ‥ 中国、明代の軍制。京師と各地の要害の地に衛所が置かれ、所属する兵は(民戸と区別された)軍戸で編成。1衛は五つの千戸所、千戸所は10の百戸所(各112人)より成り、各衛は都指揮使司(都司)に統率され、都司は中央の五軍都督府に管轄された。 ⇒えい‐しょ【衛所】

えい‐せい【衛青】ヱイ‥🔗🔉

えい‐せい衛青ヱイ‥ 前漢の武将。字は仲卿。姉が武帝の皇后となった縁で将軍となり、匈奴を征すること十数回、武名高く長平侯に封。大将軍、のち大司馬。諡おくりなは烈侯。霍去病かくきょへいはその甥。( 〜前106)

えいせい‐がいちゅう【衛生害虫】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐がいちゅう衛生害虫ヱイ‥ 人間の健康または生活環境を害する昆虫およびダニ類。蚊・ノミ・毒蛾・ゴキブリ・ハエ・シロアリ・ダニの類。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐がく【衛生学】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐がく衛生学ヱイ‥ 医学の一分科。個人および社会公衆の健康の保持・増進と、疾病の予防とを目的とする学問。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐ぎょうせい【衛生行政】ヱイ‥ギヤウ‥🔗🔉

えいせい‐ぎょうせい衛生行政ヱイ‥ギヤウ‥ 衛生学を基礎として、国民の健康を保全・増進するため、国家および自治団体によってなされる行政。公衆衛生行政・医療行政・薬務行政などに分かれる。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐けいさつ【衛生警察】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐けいさつ衛生警察ヱイ‥ 公衆の衛生維持・健康保護を目的とする警察作用。疾病の予防、医薬品・食品の規制および医療に関することを扱う。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐けんさ‐ぎし【衛生検査技師】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐けんさ‐ぎし衛生検査技師ヱイ‥ 厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指導・監督のもとで微生物学的・血清学的・血液学的・病理学的・寄生虫学的・生化学的検査を行うことを業とした者。2006年廃止。→臨床検査技師⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐こうがく【衛生工学】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐こうがく衛生工学ヱイ‥ 工学の一部門。上下水道・廃棄物処理・大気汚染・騒音などを工学的に研究する学問。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐こく【衛星国】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐こく衛星国ヱイ‥ 大国に地理的に近接し、その支配または影響を強くうけている小国家。第二次大戦後、東ヨーロッパ諸国をソ連の衛星国と称してから用いた語。 ⇒えい‐せい【衛星】

えいせい‐し【衛生紙】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐し衛生紙ヱイ‥ 紙タオル・化粧紙・塵紙・ナプキン紙などの総称。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐しけんじょ【衛生試験所】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐しけんじょ衛生試験所ヱイ‥ 都道府県および政令指定都市に置かれて、細菌・ウイルス・食品・飲料水・医薬品・医療用品・家庭用品などの衛生学的検査を行い、その他衛生行政の科学的裏づけにつとめる施設。衛生研究所。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐しゃ【衛生車】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐しゃ衛生車ヱイ‥ 屎尿しにょうを吸い取るバキューム‐カー。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐そくど【衛星速度】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐そくど衛星速度ヱイ‥ 第1宇宙速度に同じ。→宇宙速度⇒えい‐せい【衛星】

えいせい‐ちゅうけい【衛星中継】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐ちゅうけい衛星中継ヱイ‥ 通信衛星・放送衛星を使用して、ラジオ・テレビの電波を中継すること。 ⇒えい‐せい【衛星】

えいせい‐つうしん【衛星通信】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐つうしん衛星通信ヱイ‥ 通信衛星で中継させる方式の通信。 ⇒えい‐せい【衛星】

えいせい‐てき【衛生的】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐てき衛生的ヱイ‥ 衛生を保つのにかなっているさま。清潔であるさま。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐とうき【衛生陶器】ヱイ‥タウ‥🔗🔉

えいせい‐とうき衛生陶器ヱイ‥タウ‥ 建築物における給水・給湯並びに汚水・排泄物の処理などの衛生設備に用いる陶器具。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐とし【衛星都市】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐とし衛星都市ヱイ‥ 大都市の周辺にあって、大都市の機能の一環を果たす中小都市。 ⇒えい‐せい【衛星】

えいせい‐へい【衛生兵】ヱイ‥🔗🔉

えいせい‐へい衛生兵ヱイ‥ 軍医を補佐し、簡単な医療行為をする兵。 ⇒えい‐せい【衛生】

えいせい‐ほうそう【衛星放送】ヱイ‥ハウ‥🔗🔉

えいせい‐ほうそう衛星放送ヱイ‥ハウ‥ 地上から送った電波を静止衛星が増幅し、一般公衆に直接送信する放送方式。→放送衛星 ⇒えい‐せい【衛星】

えい‐ふ【衛府】ヱイ‥🔗🔉

えい‐ふ衛府ヱイ‥ 唐代に軍事をつかさどった官府。→えふ

えい‐へい【衛兵】ヱイ‥🔗🔉

えい‐へい衛兵ヱイ‥ 警備・取締りのために配置・巡回させる兵。守衛・護衛の兵。番兵。

えい‐まん【衛満】ヱイ‥🔗🔉

えい‐まん衛満ヱイ‥ 衛氏朝鮮の祖。もと燕えんの人。漢の高祖の末年、朝鮮の大同江流域に至り、前195年頃、箕子きし朝鮮を滅ぼして王となった。朝鮮出身者とする説もある。

えい‐わん【衛綰】ヱイ‥🔗🔉

えい‐わん衛綰ヱイ‥ 前漢の武将。文帝・景帝・武帝に仕え宰相となる。儒学を好んだ。

え‐ご【衛護】ヱ‥🔗🔉

え‐ご衛護ヱ‥ ⇒えいご

え‐じ【衛士】ヱ‥🔗🔉

え‐じ衛士ヱ‥ ①律令制で、諸国の軍団から毎年交替して上洛し、衛門府・衛士府に属し、宮城諸門・八省院・大極殿などを守った兵士。古今和歌集六帖1「御垣守―のたく火の昼は絶え」 ②(誤って)仕丁しちょうの称。 ③明治初年に、宮城の諸門にいて門衛・見張りをした者。 ④伊勢神宮司庁・熱田神宮に置かれ、警衛・取締りなどに従った職員。

えじ‐かご【衛士籠】ヱ‥🔗🔉

えじ‐かご衛士籠ヱ‥ 香道の空薫そらだき用の道具。約1寸角の細い銀の網の火舎籠ほやかごで、これを針金の鉤かぎにかけ、火鉢または煙草盆の火入れにさして用いる。 衛士籠

えじ‐の‐かみ【衛士督】ヱ‥🔗🔉

えじ‐の‐かみ衛士督ヱ‥ 衛士府の長官。

えじ‐ふ【衛士府】ヱ‥🔗🔉

えじ‐ふ衛士府ヱ‥ 律令制で、衛士を率い、皇居内の守衛・巡検、行幸の前駆・後衛などをつかさどった役所。左右二府があった。811年(弘仁2)衛門府と改称。

え‐ふ【衛府】ヱ‥🔗🔉

え‐ふ衛府ヱ‥ ①近衛府・衛門府など、奈良・平安時代に禁裏の警備をつかさどった役所の総称。→六衛府。 ②衛府に属する武官。

えふ‐づかさ【衛府司】ヱ‥🔗🔉

えふ‐づかさ衛府司ヱ‥ ①衛府の役人。 ②衛府の役所。

えふ‐の‐かみ【衛府督】ヱ‥🔗🔉

えふ‐の‐かみ衛府督ヱ‥ 衛府の長官の総称。近衛大将と兵衛督・衛門督。

えふ‐の‐すけ【衛府佐】ヱ‥🔗🔉

えふ‐の‐すけ衛府佐ヱ‥ 衛府の次官の総称。近衛中将・少将と兵衛佐・衛門佐。

えふ‐の‐たち【衛府の太刀】ヱ‥🔗🔉

えふ‐の‐たち衛府の太刀ヱ‥ 平安時代以降、衛府の武官のおびた太刀。柄を毛抜形にすかした平鞘ひらざやの太刀で、佩緒はきおに革緒を用いた。鎌倉時代以降、衛府の威儀化とともに形式化して儀仗用となる。毛抜形太刀。革緒太刀。平鞘の太刀。陽の太刀。野太刀。

え‐もん【衛門】ヱ‥🔗🔉

え‐もん衛門ヱ‥ 衛門府の略。特に、右衛門うえもん府を指す場合もある。 ⇒えもん‐の‐じん【衛門の陣】 ⇒えもん‐ふ【衛門府】

えもん‐の‐じん【衛門の陣】ヱ‥ヂン🔗🔉

えもん‐の‐じん衛門の陣ヱ‥ヂン 衛門府の詰所。左衛門の陣は建春門内に、右衛門の陣は宜秋門内にあった。 ⇒え‐もん【衛門】

えもん‐ふ【衛門府】ヱ‥🔗🔉

えもん‐ふ衛門府ヱ‥ 皇居諸門の護衛、出入の許可、行幸の供奉ぐぶなどをつかさどった役所。811年(弘仁2)左衛門府・右衛門府に分かれ、職員に督かみ・佐すけ・尉じょう・志さかんなどがあり、多く検非違使けびいしを兼ねる。靫負府ゆげいふ→金吾 ⇒え‐もん【衛門】

[漢]衛🔗🔉

 字形  筆順 〔行部10画/16画/教育/1750・3152〕 [衞] 字形 〔行部10画/16画/7444・6A4C〕 〔音〕エイ〈ヱイ〉(漢) エ〈ヱ〉(呉) 〔訓〕まもる [意味] ①周囲をまわる。「衛星」 ②まわりにいてまもる(人)。まもり。「衛兵・衛府えふ・衛生・護衛・門衛・前衛」 [解字] 形声。「行」+音符「韋」(=周囲をめぐる)。外側をめぐり歩いて内側を守る意。 [下ツキ 禁衛・警衛・後衛・護衛・近衛・自衛・守衛・宿衛・親衛・前衛・防衛・門衛

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