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おおば‐こ【大葉子・車=前=草】おほば‐🔗⭐🔉
おおば‐こ【大葉子・車=前=草】おほば‐
オオバコ科の多年草。道端などの踏み固められた所に生える。葉は楕円形で長い柄があり、根際から出る。春から秋、一〇〜二〇センチの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。漢方では種子を車前子(しやぜんし)、葉を車前葉といい、薬用。若葉は食用。おばこ。おんばこ。かえるば。《季 秋》「―や常着の袖のけふ短かに/桂郎」


おんば‐こ【車=前=草】🔗⭐🔉
おんば‐こ【車=前=草】
「おおばこ」の音変化。
かせ‐ぐるま【×
車】🔗⭐🔉
かせ‐ぐるま【×
車】
かせ糸を小枠に移すとき、かせ糸を掛けて回転させる車。とんぼ。

くらもち‐の‐みこ【車持皇子】🔗⭐🔉
くらもち‐の‐みこ【車持皇子】
竹取物語中の人物。かぐや姫に求婚する貴公子五人のうちの一人で、蓬莱(ほうらい)の玉の枝を姫から求められ、偽造する。
くるま【車】🔗⭐🔉
くるま【車】
軸を中心にして回転する仕組みの輪。車輪。
車輪を回転させて進むようにしたものの総称。自動車・自転車・荷車など。特に、現在では自動車を、明治・大正時代では人力車を、中古・中世では牛車(ぎつしや)をさすことが多い。「―で駆けつける」「三中は茶屋より人力車(くるま)雇いて今戸の家に帰りしが」〈荷風・かたおもひ〉
紋所の名。車輪をかたどったもの。源氏車など。◆
で人力車の場合には「俥」とも書く。「俥」は国字。
[下接語](ぐるま)空き車・網代(あじろ)車・遊び車・雨(あま)車・石車・出(いだし)車・糸繰り車・井戸車・牛車・乳母(うば)車・扇車・抱え車・風(かざ)車・肩車・空(から)車・唐(から)車・鎖車・口車・源氏車・腰車・御所車・三泣き車・地車・調べ車・滑り車・外車・大八車・手繰(たぐ)り車・段車・辻(つじ)車・土車・綱車・爪(つめ)車・手車・砥石(といし)車・戸車・荷車・猫車・歯車・箱車・半蔀(はじとみ)車・弾み車・八丁車・鳩(はと)車・花車・羽根車・膝(ひざ)車・引っ越し車・文(ふ)車・踏み車・風流(ふりゆう)車・ベルト車・摩擦車・水車・矢車・宿車・横車・ロープ車・綿繰り車






車の両輪(りようりん)🔗⭐🔉
車の両輪(りようりん)
二つのうち、どちらを欠いても役に立たないほど密接な関係にあることのたとえ。
車は海へ船は山へ🔗⭐🔉
車は海へ船は山へ
物事が逆さまであることのたとえ。
車は三寸の轄(くさび)を以(もつ)て千里を駆(か)く🔗⭐🔉
車は三寸の轄(くさび)を以(もつ)て千里を駆(か)く
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》小さなものでも大きな役割を果たすことができることのたとえ。
車を懸(か)・く🔗⭐🔉
車を懸(か)・く
《「孝経」の「七十にして車を懸く」から》年老いて官を辞する。
車を摧(くだ)・く🔗⭐🔉
車を摧(くだ)・く
《白居易「新楽府・太行路」から》人の心が変わりやすく頼ることができないことを、けわしい路で車が破損することにたとえた語。
車を転が・す🔗⭐🔉
車を転が・す
自動車を運転することをいう俗語。
車を捨・てる🔗⭐🔉
車を捨・てる
車から降りて歩く。
くるま‐あらそい【車争ひ】‐あらそひ🔗⭐🔉
くるま‐あらそい【車争ひ】‐あらそひ
平安時代、賀茂の祭り見物などで、牛車(ぎつしや)を止める場所をめぐって、従者たちが争うこと。落窪物語・源氏物語などに描かれている。
くるま‐いし【車石】🔗⭐🔉
くるま‐いし【車石】
北海道根室市花咲(はなさき)にみられる粗粒玄武岩。枕状溶岩の一で放射状節理を示す。天然記念物。
くるま‐いす【車×椅子】🔗⭐🔉
くるま‐いす【車×椅子】
歩行が不自由なときに腰掛けたまま移動できるように、椅子に車輪をつけたもの。


くるま‐いど【車井戸】‐ゐど🔗⭐🔉
くるま‐いど【車井戸】‐ゐど
滑車の溝にかけ渡した綱の両端に釣瓶(つるべ)をつけ、綱をたぐって水をくみ上げるようにした井戸。
くるま‐うし【車牛】🔗⭐🔉
くるま‐うし【車牛】
《古くは「くるまうじ」とも》牛車(ぎつしや)を引く牛。「この飴斑(あめまだら)の御―の力のつよくて」〈宇治拾遺・一〇〉
くるま‐えび【車×蝦・車海=老】🔗⭐🔉
くるま‐えび【車×蝦・車海=老】
十脚目クルマエビ科のエビ。日本各地の沿岸の浅海底にすみ、体長約二〇センチ。体は薄い褐色で濃褐色の横縞があり、腹部を曲げると模様が車輪のように見える。食用で養殖もされる。
くるま‐おおじ【車大路】‐おほぢ🔗⭐🔉
くるま‐おおじ【車大路】‐おほぢ
室町時代から江戸時代にかけての京都の道路の名。
東山区の北端から左京区岡崎に至る現在の岡崎通りの白川以北、丸太町通りまでの通り。鳥居大路。広道。◆白川以南三条粟田口までをいうこともあった。
昔の五条通り、現在の松原通りの鴨川以東の道をいうか。◆東山の大和大路とする説もある。


くるま‐がい【車貝】‐がひ🔗⭐🔉
くるま‐がい【車貝】‐がひ
クルマガイ科の巻き貝。浅海の砂底にすむ。殻径約五センチの低い円錐形で車輪を思わせる。殻表は黄褐色で、黒斑帯がらせん状に巡る。房総半島以南に分布。
くるま‐がかり【車懸かり】🔗⭐🔉
くるま‐がかり【車懸かり】
中世末以降の戦法の一。車が回るように、一番手・二番手・三番手と休みなく兵を繰り出して敵に攻めかかる戦法。車返し。
相撲や剣道で、新手が勝った者に次々にかかっていくこと。


くるま‐かし【車貸し・車借】🔗⭐🔉
くるま‐かし【車貸し・車借】
《「くるまがし」とも》
車を賃貸しすること。また、それを業とする人。
車で物を運んでその手数料を取ること。また、それを業とする人。「―と云ふ者あまたあり、それを呼ばせて積みて持て来」〈今昔・二九・三〉


くるま‐ぎり【車切り】🔗⭐🔉
くるま‐ぎり【車切り】
胴などを刀で横に切り払うこと。輪切り。「胴切り縦わり―、なぎ立てなぎ立て」〈浄・嫗山姥〉
くるま‐げた【車×桁】🔗⭐🔉
くるま‐げた【車×桁】
車井戸の滑車をつっている太い横木。
くるま‐ざ【車座】🔗⭐🔉
くるま‐ざ【車座】
多くの人々が輪のように内側を向いて並んで座ること。「―になって酒を飲む」
くるま‐しゃっきん【車借金】‐シヤクキン🔗⭐🔉
くるま‐しゃっきん【車借金】‐シヤクキン
江戸時代、数人の連帯証文で借金をして、輪番で月賦により返済したこと。
くるま‐ぜんしち【車善七】🔗⭐🔉
くるま‐ぜんしち【車善七】
江戸時代、江戸浅草で、代々、非人頭を勤めた者の称。
くるま‐ぞう【車僧】🔗⭐🔉
くるま‐ぞう【車僧】
諸国をめぐり歩く僧侶。
くるまぞう【車僧】🔗⭐🔉
くるまぞう【車僧】
謡曲。五番目物。車僧が車で嵯峨野(さがの)に来ると、愛宕(あたご)山の大天狗(てんぐ)が現れて禅問答を挑むが、車僧に負かされる。
くるま‐ぞうし【車草紙】‐ザウシ🔗⭐🔉
くるま‐ぞうし【車草紙】‐ザウシ
手習い草紙などの、表紙を一枚の紙でくるむようにとじた本。
くるま‐だい【車代】🔗⭐🔉
くるま‐だい【車代】
車を買ったり借りたりした代金。
車に乗ったときに支払う料金。車賃。
(「お車代」の形で)交通費の名目で支払う若干の謝礼金。「お―にでもしてください」



くるま‐だい【車×鯛】‐だひ🔗⭐🔉
くるま‐だい【車×鯛】‐だひ
キントキダイ科の海水魚。全長約二五センチ。体は卵形で側扁し、目が大きい。体色は鮮紅色で、幼魚には黒色の横帯がある。本州中部以南に分布。食用。
くるま‐だち【車裁ち】🔗⭐🔉
くるま‐だち【車裁ち】
子供用の長着の裁ち方の一。前後の身頃(みごろ)の幅から一定の幅を裁ち落とし、襟・共襟とするもの。
くるま‐ちん【車賃】🔗⭐🔉
くるま‐ちん【車賃】
車を利用した折に支払う料金。車代。
くるま‐ど【車戸】🔗⭐🔉
くるま‐ど【車戸】
あけたてを滑らかにするため、下部に小さな車をつけた戸。
くるま‐とだな【車戸棚】🔗⭐🔉
くるま‐とだな【車戸棚】
容易に動かせるように下部に小さな車輪をつけた戸棚。
くるま‐どめ【車止(め)】🔗⭐🔉
くるま‐どめ【車止(め)】
車の通行を禁止すること。また、そのための標識や設備。
鉄道で、線路の行き止まりに設ける装置。


くるま‐ながもち【車長持】🔗⭐🔉
くるま‐ながもち【車長持】
移動しやすいように底に車をつけた長持。
くるま‐にんぎょう【車人形】‐ニンギヤウ🔗⭐🔉
くるま‐にんぎょう【車人形】‐ニンギヤウ
特殊な操法(そうほう)の人形芝居で、三人遣いの人形を車仕掛けの箱に腰掛けて一人で操るもの。幕末ごろに西川古柳が創始。地は主に説経節。東京都八王子市に現存。
くるま‐ばな【車花】🔗⭐🔉
くるま‐ばな【車花】
シソ科の多年草。山野に生え、高さ二〇〜八〇センチ。茎は四角柱。葉は卵形で対生する。夏、淡紅色の唇形の花が数段に輪生して咲く。
くるま‐び【車火】🔗⭐🔉
くるま‐び【車火】
点火すると車輪のように回る仕掛けになっている花火。
くるま‐ひき【車引き】🔗⭐🔉
くるま‐ひき【車引き】
車に人や荷物をのせて引くこと。また、それを職業とする人。車夫。くるまや。
くるまびき【車引】🔗⭐🔉
くるまびき【車引】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の三段目の口(くち)の通称。梅王丸・桜丸が時平(しへい)の車をとどめようと松王丸と争う場面。
くるま‐ひきあみ【車引(き)網】🔗⭐🔉
くるま‐ひきあみ【車引(き)網】
地引き網の一。船の中に設けた車を踏んで、その軸に網の引き綱を巻いて引き上げるもの。
くるま‐まわし【車回し】‐まはし🔗⭐🔉
くるま‐まわし【車回し】‐まはし
門と玄関または車寄せとの間に設けられた円形または長円形の小庭園。車の出入りが容易にできるようにつくられたもの。
くるまもち‐べ【車持△部】🔗⭐🔉
くるまもち‐べ【車持△部】
古代、天皇の輿(こし)の製作・管理に従事した部。
くるま‐や【車屋】🔗⭐🔉
くるま‐や【車屋】
車の製造を家業とすること。また、その人。
車引き。特に、人力車を引く人。車夫(しやふ)。
車宿(くるまやど)。



くるま‐やど【車宿】🔗⭐🔉
くるま‐やど【車宿】
車夫を雇っておき、人力車や荷車で運送することを業とする家。車屋。
くるま‐やどり【車宿り】🔗⭐🔉
くるま‐やどり【車宿り】
貴族の邸内や社寺の境内などに設置していた、牛車(ぎつしや)を収納する建物。
外出のとき、牛車を止めて休息する建物。


くるま‐よせ【車寄せ】🔗⭐🔉
くるま‐よせ【車寄せ】
車を寄せて乗降するために玄関前に設けた屋根付き部分。ポーチ。
じ‐しゃ【×轜車・×
車】🔗⭐🔉
じ‐しゃ【×轜車・×
車】
貴人の葬送の際、棺を載せて運ぶ車。車輪に哀音を発する仕掛けがある。喪車。きぐるま。

しゃ【車】🔗⭐🔉
しゃ【車】
[名]
くるま。乗り物。「レッカー―」「はしご―」
将棋で、「飛車」の略。
〔接尾〕助数詞。車両などを数えるのに用いる。「貨車五―」




しゃ‐あつかい【車扱い】‐あつかひ🔗⭐🔉
しゃ‐あつかい【車扱い】‐あつかひ
鉄道で、大量の貨物を、貨車一車を単位として貸し切り運送する取り扱い方法。貸し切り車扱い。貸し切り扱い。
しゃ‐いん【車胤】🔗⭐🔉
しゃ‐いん【車胤】
中国、東晋の政治家。南平(湖北省)の人。字(あざな)は武子。家が貧しかったため油を買えず、蛍を集めてその光で読書したという。孫康とともに「蛍雪の功」の故事で知られる。生没年未詳。
しゃ‐が【車×駕】🔗⭐🔉
しゃ‐が【車×駕】
くるま。乗り物。
天子が行幸の際に乗るくるま。
天子の敬称。



しゃ‐がい【車外】‐グワイ🔗⭐🔉
しゃ‐がい【車外】‐グワイ
列車や自動車の車両のそと。
車内。

しゃ‐がい【車×蓋】🔗⭐🔉
しゃ‐がい【車×蓋】
車の上の覆い。
しゃかい‐とう【車会党】シヤクワイタウ🔗⭐🔉
しゃかい‐とう【車会党】シヤクワイタウ
明治一五年(一八八二)自由党員奥宮健之(おくのみやけんし)と車夫三浦亀吉を中心に結成された人力車夫の結社。◆「車界党」とも書く。
しゃかん‐きょり【車間距離】🔗⭐🔉
しゃかん‐きょり【車間距離】
走行中の自動車と自動車との間で、安全のために保つ距離。
しゃ‐けん【車券】🔗⭐🔉
しゃ‐けん【車券】
競輪などで、勝者を予想して買い、的中すれば払戻金を得ることができる券。
しゃ‐けん【車検】🔗⭐🔉
しゃ‐けん【車検】
道路運送車両法によって義務づけられている、自動車の性能などの検査。「―証」
しゃ‐こ【車庫】🔗⭐🔉
しゃ‐こ【車庫】
汽車・電車・自動車などの車両を収容するための建物、または場所。「―入れ」「―証明」
しゃ‐こう【車行】‐カウ🔗⭐🔉
しゃ‐こう【車行】‐カウ
[名]スル
車に乗って行くこと。「僅十分たらずの―ながら」〈里見
・安城家の兄弟〉
車が進むこと。



しゃ‐さい【車載】🔗⭐🔉
しゃ‐さい【車載】
荷物などを車に積むこと。
しゃさい‐とりょう【車載斗量】‐トリヤウ🔗⭐🔉
しゃさい‐とりょう【車載斗量】‐トリヤウ
《「呉志」呉王権伝・注から。車に載せなければ運べず、一斗枡(ます)を使わないと量りきれない、の意》数がたいへん多いこと。転じて、多数いるが、みな平凡でとりえがないこと。
しゃし【車師】🔗⭐🔉
しゃし【車師】
中国の漢から北魏(ほくぎ)の時代に天山山脈東部にあった国。トルファン盆地に車師前国、その北方に車師後国があった。五世紀半ばころ滅亡。
しゃ‐じく【車軸】‐ヂク🔗⭐🔉
しゃ‐じく【車軸】‐ヂク
車両の車輪を取り付けるための軸。車輪の軸。心棒。
雨脚が車の心棒ほど太い雨。また、大雨の降ること。「七日七夜の大風―ののち」〈浮・新可笑記・三〉


車軸を流・す🔗⭐🔉
車軸を流・す
車軸のような太い雨脚の雨が降る。大雨の降るようすをいう。車軸を降らす。車軸をくだす。「雨―・すがごとく切子かな/万太郎」
しゃじく‐そう【車軸草】シヤヂクサウ🔗⭐🔉
しゃじく‐そう【車軸草】シヤヂクサウ
マメ科の多年草。本州中部の高原に生え、茎は高さ約三〇センチ。葉は手のひら状の複葉で、五枚の小葉からなる。夏から秋に、茎の先に淡紅紫色の小花を扇形に並べてつける。
しゃじく‐も【車軸藻】シヤヂク‐🔗⭐🔉
しゃじく‐も【車軸藻】シヤヂク‐
シャジクモ植物の総称。
しゃじくも‐しょくぶつ【車軸藻植物】シヤヂクも‐🔗⭐🔉
しゃじくも‐しょくぶつ【車軸藻植物】シヤヂクも‐
藻類の一群。淡水に産する。外形はスギナに似て、茎状部にある節から枝が放射状に伸びる。緑藻植物に含めて分類されることもある。輪藻(りんそう)類。
しゃ‐しつ【車室】🔗⭐🔉
しゃ‐しつ【車室】
電車・列車の客室。「比較的込み合わない―の一隅に」〈漱石・明暗〉
しゃ‐しゃく【車借】🔗⭐🔉
しゃ‐しゃく【車借】
中世、京都周辺で、荷車を用いて物資を輸送した運送業者。→馬借(ばしやく)
しゃ‐しゅ【車首】🔗⭐🔉
しゃ‐しゅ【車首】
自動車の前部。
しゃ‐しゅ【車種】🔗⭐🔉
しゃ‐しゅ【車種】
自動車・鉄道車両などの、用途や型などで分けた種類。「新型―の発表」
しゃ‐しょう【車掌】‐シヤウ🔗⭐🔉
しゃ‐しょう【車掌】‐シヤウ
電車・汽車・バスなどに乗って、旅客・荷物などの車内の事務を取り扱う者。
しゃ‐じょう【車上】‐ジヤウ🔗⭐🔉
しゃ‐じょう【車上】‐ジヤウ
車の上。また、車に乗っていること。「―の人となる」
しゃ‐じょう【車乗】🔗⭐🔉
しゃ‐じょう【車乗】
《「乗」も車の意》くるま。車両。また、車に乗ること。「諸の金銀及び象馬―等の宝を以て」〈今昔・一・一〉
しゃじょう‐あらし【車上荒(ら)し】シヤジヤウ‐🔗⭐🔉
しゃじょう‐あらし【車上荒(ら)し】シヤジヤウ‐
駐車中の自動車から金品を盗むこと。
しゃ‐せん【車線】🔗⭐🔉
しゃ‐せん【車線】
自動車走行用に、道路上に車一台分の幅で作られた区分。「片側二―の道」「―変更」
しゃぜん‐し【車前子】🔗⭐🔉
しゃぜん‐し【車前子】
オオバコの種子。漢方で消炎・利尿・鎮咳(ちんがい)剤などに用いる。
しゃぜん‐そう【車前草】‐サウ🔗⭐🔉
しゃぜん‐そう【車前草】‐サウ
オオバコの別名。
しゃ‐そう【車窓】‐サウ🔗⭐🔉
しゃ‐そう【車窓】‐サウ
列車・電車・自動車などの窓。
しゃ‐たい【車体】🔗⭐🔉
しゃ‐たい【車体】
車台の上にあって乗客や荷物をのせる部分。また、車の外形全体。ボディー。
しゃ‐だい【車台】🔗⭐🔉
しゃ‐だい【車台】
汽車や電車・自動車などの車体を支えている鉄製の台枠。シャーシー。
車両の数。「辻待ちの馬車も自動車も、働く―が少なくて」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉


しゃ‐ち【車地】🔗⭐🔉
しゃ‐ち【車地】
重い物を引っ張ったり持ち上げたりするために、綱をかけて巻き上げる大きな轆轤(ろくろ)。絞車(こうしや)。車盤(しやばん)。
しゃ‐ちゅう【車中】🔗⭐🔉
しゃ‐ちゅう【車中】
列車や自動車のなか。車内。「―泊」
しゃちゅう‐だん【車中談】🔗⭐🔉
しゃちゅう‐だん【車中談】
政治家などが旅先の車中で記者などに発表する非公式の談話。
だん‐じり【×檀×尻・車=楽】🔗⭐🔉
だん‐じり【×檀×尻・車=楽】
祭礼の際の練り物の一。車のついた屋根つきの屋台で、中で囃子(はやし)物をしながら引き回す。主として関西以西の語で、関東では山車(だし)という。
歌舞伎下座音楽の一。双盤と大太鼓ではやすもので、上方の祭礼の場面などに用いる。檀尻囃子。


ぬき‐かぶり【
=車】🔗⭐🔉
ぬき‐かぶり【
=車】
糸を管(くだ)に巻きつけてつむぐ糸車。いとくりぐるま。

車🔗⭐🔉
車
[音]シャ
キョ
[訓]くるま
[部首]車
[総画数]7
[コード]区点 2854
JIS 3C56
S‐JIS 8ED4
[分類]常用漢字
[難読語]
→いだし‐ぐるま【出車】
→おおば‐こ【大葉子・車前草】
→おんば‐こ【車前草】
→き‐ぐるま【轜車】
→ぎっ‐しゃ【牛車】
→きゃ‐しゃ【華奢・花車】
→クチャ【Kucha】
→じ‐しゃ【轜車・
車】
→しゃのく【車匿】
→だいびゃく‐ごしゃ【大白牛車】
→だし【山車・花車】
→だん‐じり【檀尻・車楽】
→ちん‐ぐるま【稚児車】
→つら‐がまち【輔・輔車】
→て‐ぐるま【手車・輦・輦車】
→ぬき‐かぶり【
車】
→ひと‐で【海星・人手・海盤車】
→ふ‐ぐるま【文車】
→マーチョ【馬車】
→まんぼう【翻車魚】
→むな‐ぐるま【空車】
→ヤンチョ【洋車】
→りゅうこ‐し【竜骨車】
→りゅうこ‐しゃ【竜骨車】
→れん‐しゃ【輦車】
→ワンポーツ【黄包車】



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