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○針を以て地を刺すはりをもってちをさす🔗🔉

○針を以て地を刺すはりをもってちをさす [説苑弁物]小さな知恵で大きな物事に解釈を加える。また、到底できないことを企てることのたとえ。 ⇒はり【針】 は‐りん破倫】 人のまもるべき道にそむくこと。不倫。福田英子、妾の半生涯「直に―非道の罪悪と速断しけるも」 ば‐りん馬藺】 ネジアヤメの別称。また、その根で作った小さな刷毛で、茶の湯の釜をこすり洗うのに使うもの。〈日葡辞書〉 バリンvaline】 必須アミノ酸の一つ。蛋白質に多く含まれ、クエン酸回路に関与する。 パリングparrying】 ボクシングで、相手のパンチを腕やグローブで払いのける防御法。パリイ。 はる】 (草木の芽が「張る」意、また田畑を「墾る」意、気候の「晴る」意からとも) ①四季の最初の季節。日本・中国では立春から立夏の前日まで、陰暦では1月・2月・3月、気象学的には太陽暦の3月・4月・5月、天文学的には春分から夏至の前日までに当たる。〈[季]春〉。万葉集17「み冬つぎ―は来れど」。「―が訪れる」 ②正月。新春。 ③勢いの盛んな時。得意の時。「わが世の―」 ④青年期。思春期。 ⑤色情。春情。「―をひさぐ」「―を売る」 ⇒春浅し ⇒春惜しむ ⇒春闌く ⇒春立つ ⇒春近し ⇒春に三日の晴れなし ⇒春深し ⇒春待つ はる】 はるかなさま。遠く展望の開けたさま。伊勢物語「目も―に野なる草木ぞわかれざりける」 ハルCordell Hull】 アメリカの政治家。1933〜44年F.ルーズヴェルト大統領時代の国務長官。国連の設立に貢献。ノーベル賞。(1871〜1955)→ハル‐ノート は・る張る】 [一]〔自五〕 いっぱいに押しひろがる意。 ①芽がふくらむ。芽が出る。万葉集14「うらもなく吾が行く路に青柳の―・りて立てればものもひ出つも」 ②ふくれる。はちきれそうになる。また、伸び広がる。今昔物語集19「わが―・らぬ乳をよもすがら吸はすれば」。日葡辞書「ハラガハル」。「根が―・る」 ③一面に満ちふさがる。「氷が―・る」 ④一端から他端へたるみなく延べわたされる。「ぴんと―・った糸」 ⑤(頬骨・肩などが)つき出る。泉鏡花、売色鴨南蛮「頬骨の―・つた菱形の面つらに」 ⑥筋肉がこわばる。「肩が―・る」 ⑦せまくて窮屈に感じる。「洋服の袖が―・る」 ⑧緊張する。「気が―・る」 ⑨強く盛んになる。浮世風呂2「さりながら着類は綺羅が―・りましてネ」。「欲が―・る」 ⑩度を越して多くなる。「値が―・る」「経費が―・る」「荷が―・る」 [二]〔他五〕 ➊事物を力いっぱい押しひろげる。 ①布・網などをぴんとのべひろげる。一面にたるみなくのべわたす。万葉集17「あしひきの彼面此面に鳥網―・り守部をすゑて」。万葉集7「海人小船帆かも―・れると見るまでに鞆の浦廻に浪立てり見ゆ」。「幕を―・る」 ②糸・紐・綱などを一端から他端へたるみなく延ばしわたす。万葉集3「天の原ふりさけ見れば白真弓―・りてかけたり夜路は吉けむ」。源氏物語若菜上「琴の緒もいとゆるに―・りて、いたうくだして調べ」。日葡辞書「ユミヲハル」。「電線を―・りめぐらす」 ③(「貼る」とも書く)ひらたくのばして、糊・釘などで他の物につける。宇津保物語楼上上「楼の天井には鏡形・雲の形を織りたる高麗錦を―・りたり」。大鏡「黄なる紙―・りたる扇をさしかくして」。「切手を―・る」「羽目を―・る」 ④大きく開く。日葡辞書「メヲミハル」「メヲハッテヲドス」 ⑤液体を一面にみたす。「浴槽に水を―・る」 ⑥いっぱいにのばす。ひろげる。天草本伊曾保物語「志を下さず肘を―・つてゐたを何かは堪こらへう」。「胸を―・る」 ⑦ぴしゃりと打つ。なぐる。平家物語4「仲綱め乗れ仲綱め打て―・れ」。日葡辞書「アタマヲハル」。「横っ面つらを―・る」 ⑧将棋で、手持ちの駒を盤面におく。「王の頭に金を―・る」 ➋精一杯つっぱった態度・様子を示す。 ①頑張る。心を奮いおこす。源氏物語真木柱「いとさがなげに睨みて―・りゐたれば」。太平記17「機を―・り、心を専らにして攻め戦ふこと片時もたゆまず」 ②強引に意地を押し通す。日葡辞書「ジャウ(情)ヲハル」。「我を―・る」 ③威勢を示す。強く盛んにする。世間胸算用1「世間を―・つて棟のたかき内には、それほどの風があたつて」。「みえを―・る」「欲を―・る」「声を―・りあげる」 ④緊張させる。世間胸算用3「旦那お出でといはるるまでの外聞に無用の気を―・りける」 ⑤対抗する。「人の向こうを―・る」 ⑥謡曲などで、節を上音にうたい上げる。申楽談儀「『君をいはひて』、『はひて』と―・るべからず」 ⑦(「気を―・る」の形で)気前よく金を与える。はずむ。浮世草子、新色五巻書「大鼓の又三郎にもちとお気を―・られよ」 ➌構え設ける。 ①物を広げるようにして設ける。設備する。配置する。古事記「宇陀のたかきに鴫わな―・る」。平家物語8「平家は陣を五つに―・る」。「キャンプを―・る」「祝宴を―・る」 ②遊女たちが客をひくために店先に並ぶ。誹風柳多留9「がらがらと鳴らせば狆ちんも見世を―・り」 ③勝負事に賭物をする。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「瀬多の久三が筒の時、百切―・つて見たれば、勝つ程に勝つ程に、一いきに七百」。「相場を―・る」 ④得ようとしてつけねらう。浮世床2「娘を―・りに往つて他家の帳合までしてやつたり」。「犯人を―・る」 ⑤占有した地位をゆるがぬものとする。「横綱を―・る」 ⑥はりぬきにつくる。中空の器を作る。「張子を―・る」 ➍(取引用語)市場で思惑売買を試みる。 ➎(隠語) ①盗んだ着物を着る。 ②強情で容易に白状しない。 は・る晴る・霽る】 〔自下二〕 ⇒はれる(下一) は・る腫る・脹る】 〔自下二〕 ⇒はれる(下一) は・る墾る】 〔他四〕 新たに土地を切りひらく。開墾する。万葉集14「草蔭のあのな行かむと―・りし道」 ば・る 〔接尾〕 (体言に付いて五段活用の動詞をつくる)そのものの性質のようにふるまう。「四角―・る」「格式―・る」「しゃちほこ―・る」 パルPAL】 ①(perimeter annual load)年間熱負荷係数。ペリメーターの年間の熱負荷を床面積で除したもの。省エネ法に定められたエネルギー使用に関する指標の一つ。 ②(phase alternation by line)アナログ方式のテレビジョンの規格の一つ。水平方向の走査線数が625本で、毎秒25フレームのインターレース方式。 はる‐あき春秋】 ①春と秋。しゅんじゅう。 ②年月。歳月。 ③年齢。

広辞苑 ページ 16148 での○針を以て地を刺す単語。