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さが【相・性】🔗🔉

さが相・性】 (字音語か。すがた・さまの意) ①もって生まれた性質や宿命。源氏物語椎本「いとくまなきみ心の―にておしはかり給ふにや侍らむ」。「悲しい―」 ②ならわし。習慣。くせ。源氏物語「後れ先立つほどの定めなさは世の―と見たまへ知りながら」

しょう【性】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ (呉音) ①先天的な性質。うまれつき。性状。たち。「―の根」 ②〔仏〕外的影響・関係の如何によらず、常に同一である本質。 ③陰陽道おんようどうで木・火・土・金・水の五行を人の生年月日などに配当し、その相生そうしょう・相剋そうこくの理によって禍福・吉凶を定めるもの。 →せい(性) ⇒性が合う ⇒性が抜ける ⇒性に合う

せい【性】🔗🔉

せい】 ①うまれつき。さが。 ②(多く接尾語的に)物事のたち・傾向。「利便―が高い」 ③(sex)男女、雌雄の区別。 ④〔言〕(gender)名詞を分類する文法範疇はんちゅうの一つ。ラテン語・ドイツ語・ロシア語などでは男性・中性・女性に分ける。ロマンス諸語では多く男性・女性に分け、英語では性の区別がない(人称代名詞にはある)。 ⑤〔社〕(→)ジェンダーに同じ。 →しょう(性) ⇒性相近く習相遠し ⇒性は道によって賢し

なり‐くせ【性】🔗🔉

なり‐くせ】 性質。性癖。日葡辞書「ヒトノナリクセ」

[漢]性🔗🔉

 字形  筆順 〔心(忄・)部5画/8画/教育/3213・402D〕 〔音〕セイ(漢) ショウ〈シャウ〉(呉) 〔訓〕さが [意味] ①天から与えられた心の本質。ひととなり。たち。さが。「性、温和なり」「性しょうが合う」「性質・性情・天性・仏性ぶっしょう・根性こんじょう・性善説」▶仏教では「ショウ」とよむ。 ②物事の特質や傾向。「性能・酸性・公共性・急性肺炎」 ③身体的特質による男女・雌雄の別。男女・雌雄の違いから起こる本能の働き。セックス。「男性・中性・性欲・性教育」 [解字] 形声。「心」+音符「生」(=芽が地上に生え出る)。生まれつきの心の意。 [下ツキ 悪性・異性・陰性・延性・蓋然性・仮性・苛性・可塑性・活性・癇性・感性・慣性・乾性・気性・急性・見性・剛性・個性・悟性・根性・酸性・自性・資性・磁性・湿性・習性・獣性・女性・心性・真性・神性・人性・水性・素性・属性・耐性・惰性・弾性・男性・知性・中性・通性・定性・適性・敵性・天性・展性・同性・徳性・特性・毒性・土性・軟性・熱性・粘性・脳性・品性・稟性・父性・賦性・仏性・物性・変性・母性・法性・本性・魔性・慢性・無性・野性・優性・有性・雄性・油性・陽性・理性・両性・劣性・矮性

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