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がい【街】🔗🔉

がい】 (慣用音。漢音はカイ)大通り。まちすじ。ちまた。まち。「オフィス―」

がい‐かく【街郭】‥クワク🔗🔉

がい‐かく街郭‥クワク 街路と街路との間の一区画。

がい‐きょ【街渠】🔗🔉

がい‐きょ街渠】 街路上の雨水・撒水などが路面を流れて入り込む側溝。

がい‐く【街区】🔗🔉

がい‐く街区】 街路に囲まれた一区画。ブロック。

がい‐く【街衢】🔗🔉

がい‐く街衢】 まち。ちまた。

がい‐しょう【街娼】‥シヤウ🔗🔉

がい‐しょう街娼‥シヤウ 街頭に立って客をさそう娼婦。

がい‐しょう【街商】‥シヤウ🔗🔉

がい‐しょう街商‥シヤウ 店を持たず、街頭で商いをする商人。露天商人。

がい‐じょう【街上】‥ジヤウ🔗🔉

がい‐じょう街上‥ジヤウ みちばた。路上。ちまた。

がいせん‐しゃ【街宣車】🔗🔉

がいせん‐しゃ街宣車】 街頭宣伝車の略。宣伝のため、広告・政治的主張・音楽などをスピーカーで流しながら走る自動車。街宣カー。

がい‐そん【街村】🔗🔉

がい‐そん街村】 集村の一種。家屋が街道などに沿って密集し長く連なる形態。

がい‐だん【街談】🔗🔉

がい‐だん街談】 [漢書芸文志]まちの話。世間のうわさ。「―巷説」 ⇒がいだん‐こうご【街談巷語】

がいだん‐こうご【街談巷語】‥カウ‥🔗🔉

がいだん‐こうご街談巷語‥カウ‥ [漢書芸文志「小説家者流は、けだし稗官はいかんより出づ。街談巷語は、道聴塗説の者の造るところなり」]世間にあふれているつまらない評判やうわさ。 ⇒がい‐だん【街談】

かい‐どう【街道】‥ダウ🔗🔉

かい‐どう街道‥ダウ 各都市間を結ぶ主要道路。江戸時代には、江戸から各地に通じた五街道のほかに、脇往還わきおうかんなどがあった。海道。 江戸時代の主な街道 ⇒かいどう‐すじ【街道筋】 ⇒かいどう‐ゆづけ【街道湯漬】

がい‐とう【街灯】🔗🔉

がい‐とう街灯】 街路にともす灯火。田山花袋、東京の三十年「その時分はまだ石油であつた―を、点火夫が一つ一つ走りながら点けて行くのが」

がいとう‐げき【街頭劇】🔗🔉

がいとう‐げき街頭劇】 1960年代に盛んになった、街頭で行われる演劇。 ⇒がい‐とう【街頭】

かいどう‐すじ【街道筋】‥ダウスヂ🔗🔉

かいどう‐すじ街道筋‥ダウスヂ 街道の道筋。 ⇒かい‐どう【街道】

がいとう‐テレビ【街頭テレビ】🔗🔉

がいとう‐テレビ街頭テレビ】 繁華街などに設置したテレビ。昭和30年代に広く見られた。 ⇒がい‐とう【街頭】 ○海棠睡未だ足らずかいどうねむりいまだたらず [冷斎夜話](唐の玄宗皇帝が楊貴妃を評した語)まだ酔いのさめきらない美人のなまめかしさをたとえたもの。 ⇒かい‐どう【海棠】 ○海棠の雨に濡れたる風情かいどうのあめにぬれたるふぜい 美人のうちしおれた姿がなまめかしいことの形容。 ⇒かい‐どう【海棠】

かいどう‐ゆづけ【街道湯漬】‥ダウ‥🔗🔉

かいどう‐ゆづけ街道湯漬‥ダウ‥ 街道筋などで旅人に供する簡単な湯漬飯。海道湯漬。転じて形式ばかりの簡単な振舞・挨拶をいう。誹風柳多留12「気のどくさ―食ふとむせ」 ⇒かい‐どう【街道】

がいとう‐ろくおん【街頭録音】🔗🔉

がいとう‐ろくおん街頭録音】 ラジオ放送で、その時々の問題について街頭で大衆の意見を求めて録音したもの。 ⇒がい‐とう【街頭】

がいろ‐えん【街路園】‥ヱン🔗🔉

がいろ‐えん街路園‥ヱン 街路沿い、または交差点などに樹木を植え庭園風にした所。 ⇒がい‐ろ【街路】

がいろ‐じゅ【街路樹】🔗🔉

がいろ‐じゅ街路樹】 市街の美観・環境保全のために道路に沿って植えつらねた樹木。 ⇒がい‐ろ【街路】

まち【町】🔗🔉

まち】 ①田の広さや区画の単位。催馬楽、桜人「島つ田を十―作れる見て帰り来むや」 ②宮殿または邸宅の内の区画。特に、いくつかの殿舎などの連なって成り立っているもの。源氏物語少女「ひつじさるの―は中宮の御古宮なれば」。「采女うねめ―」「局―」 ③人家の密集している所を、道路で分けた一区域の称。市坊。孝徳紀「凡そ京みやこには坊まちごとに長おさ一人を置け」 ④(「街」とも書く)商店の立ち並んだ繁華な土地。市街。今昔物語集12「―に魚を買ひに遣やりつ」。「―に出る」「―で暮らす」 ⑤区分。階層。等級。源氏物語帚木「二の―の心やすきなるべし」 ⑥地方公共団体の一つ。市に次ぎ村より大きいもの。町ちょう。 ⑦市・区を構成する、市街の小区分。 ⑧物を売る店。田植草紙「―が立てかし七つ入れ子の鉢売らう」 ⑨遊里の外。傾城禁短気「太夫を引欠き、―にての平産」 ⇒町をとめる

まち‐あかり【町明り・街明り】🔗🔉

まち‐あかり町明り・街明り】 夜、遠くの町のある所が明るく見えること。

まち‐かど【町角・街角】🔗🔉

まち‐かど町角・街角】 ①街路の曲り角。「―の交番」 ②街頭。「―で拾った話題」

まち‐ぎ【町着・街着】🔗🔉

まち‐ぎ町着・街着】 町なかに出る時に着る衣服。タウンウェア。

まち‐きん【街金】🔗🔉

まち‐きん街金】 (「街の金融業者」の略)消費者金融のうち、支店などを持たない小規模経営のもの。

まち‐なみ【町並・街並】🔗🔉

まち‐なみ町並・街並】 町に人家が軒をつらねて建っている様子。また、そのところ。「昔ながらの―」→ちょうなみ ○待ちに待ったまちにまった 長い間待ちこがれていた。「―修学旅行」 ⇒ま・つ【待つ・俟つ】

[漢]街🔗🔉

 字形  筆順 〔行部6画/12画/教育/1925・3339〕 〔音〕ガイ(慣) カイ(漢) 〔訓〕まち [意味] 大通り。まちすじ。まちなか。「街路・街道かいどう・街灯・市街・花街・商店街」 [解字] 形声。「行」+音符「圭」(=かどばる)。きちんと区切られた大通りの意。

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