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よ‐そ【四十】🔗⭐🔉
よ‐そ【四十】
(ソは十の意)しじゅう。よそじ。源氏物語空蝉「みそ、―など数ふるさま」
よ‐そ【余所・他所】🔗⭐🔉
よそい【装い】ヨソヒ🔗⭐🔉
よそい【装い】ヨソヒ
①とりそろえること。したくすること。また、そのもの。用意。準備。源氏物語明石「舟の―を設けて待ち侍りしに」
②かざること。つくろいたてること。装飾。源氏物語花散里「何ばかりの御―なくうちやつして」
③(きちんとつくろった)装束。衣裳。源氏物語末摘花「古体のゆゑづきたる御装束なれど、なほ若やかなる女の御―には似げなうおどろおどろしきこと」
④衣服・調度などのそろったものを数えるのに用いる語。そろい。「装束一―」
⑤器に盛った飲食物を数えるのに用いる語。はい。「手盛にて一―」
⑥用言。→装図よそいのかた。
⇒よそい‐ぐさ【装草】
⇒よそい‐ごと【装い言】
⇒よそい‐どころ【装い所】
⇒よそい‐の‐かた【装図】
よそ‐いき【余所行き】🔗⭐🔉
よそ‐いき【余所行き】
(→)「よそゆき」に同じ。
よそい‐ぐさ【装草】ヨソヒ‥🔗⭐🔉
よそい‐ぐさ【装草】ヨソヒ‥
菊の異称。
⇒よそい【装い】
よそい‐ごと【装い言】ヨソヒ‥🔗⭐🔉
よそい‐ごと【装い言】ヨソヒ‥
うわべをうまくつくろうことば。つくりごと。
⇒よそい【装い】
よそい‐どころ【装い所】ヨソヒ‥🔗⭐🔉
よそい‐どころ【装い所】ヨソヒ‥
飲食物の、器に盛りつけるべきところ。狂言、鱸庖丁「是も―をよそうて、そなたへもおまさうず」
⇒よそい【装い】
よそい‐の‐かた【装図】ヨソヒ‥🔗⭐🔉
よそい‐の‐かた【装図】ヨソヒ‥
(「装」は今日いう用言に当たる)富士谷成章の「脚結抄あゆいしょう」中にある動詞・形容詞の活用表。
⇒よそい【装い】
よ‐そう【予想】‥サウ🔗⭐🔉
よ‐そう【予想】‥サウ
ある物事の今後の動きや結果などについてあらかじめ想像すること。また、その想像した内容。「暴落を―する」「―がはずれる」「―を上回る」
⇒よそう‐がい【予想外】
⇒よそう‐や【予想屋】
よそ・う【比ふ・寄ふ】ヨソフ🔗⭐🔉
よそ・う【比ふ・寄ふ】ヨソフ
〔他下二〕
⇒よそえる(下一)
よそ・う【装う】ヨソフ🔗⭐🔉
よそ・う【装う】ヨソフ
〔他五〕
①したくをする。取り揃えて準備する。万葉集10「年に―・ふ吾が舟こがむ天の河風は吹くとも浪立つなゆめ」。源氏物語絵合「女房のさぶらひにおまし―・はせて」
②(身なりなどを)つくろう。飾る。また、風情ふぜいを添える。万葉集2「山吹の立ち―・ひたる山清水酌くみに行かめど道のしらなく」
③飲食物を整え、用意する。転じて、飲食物をすくって器に盛る。平家物語8「田舎合子の極めて大きにくぼかりけるに、飯はんうづたかく―・ひ、御菜三種して、平茸の汁で参らせたり」
よそう‐がい【予想外】‥サウグワイ🔗⭐🔉
よそう‐がい【予想外】‥サウグワイ
予想とは異なること。思いのほか。案外。意外。「―の結果」
⇒よ‐そう【予想】
よそう‐や【予想屋】‥サウ‥🔗⭐🔉
よそう‐や【予想屋】‥サウ‥
競馬・競輪・競艇などの勝敗を予想し、それを教えて収入を得る人。
⇒よ‐そう【予想】
よそえ【比え・寄え】ヨソヘ🔗⭐🔉
よそえ【比え・寄え】ヨソヘ
ことよせること。なぞらえること。源氏物語宿木「かたじけなき御―にこそは侍るなれ」
⇒よそえ‐もの【比え物】
よそえ‐もの【比え物】ヨソヘ‥🔗⭐🔉
よそえ‐もの【比え物】ヨソヘ‥
なぞらえるもの。狂言、絹粥ひめのり「―は覚えてをりまするが、口許へ出かかつてゐるやうで思ひ出しませぬ」
⇒よそえ【比え・寄え】
よそ・える【比える・寄える】ヨソヘル🔗⭐🔉
よそ・える【比える・寄える】ヨソヘル
〔他下一〕[文]よそ・ふ(下二)
(ヨシ(寄)ソフ(添)の約)
①かかわりをもたせる。関係ありとする。万葉集11「―・ふる君が憎くあらなくに」
②ことよせる。かこつける。古今和歌集恋「思ふどちひとりひとりが恋ひ死なばたれに―・へて藤衣着ん」
③なぞらえる。たとえる。くらべる。古今和歌集序「富士の煙に―・へて人を恋ひ」
よそおい【装い】ヨソホヒ🔗⭐🔉
よそおい【装い】ヨソホヒ
①取り揃えること。支度。準備。「旅の―」
②外観や身なりなどを美しく飾りととのえること。装飾。装束。夫木和歌抄19「たをやめの飾る朝日の―に」。「―を凝こらす」「―を新たにする」
③様子。おもむき。風情ふぜい。源氏物語若菜上「何となく所せき身の―にて」。堀河百首雑「吉野なる大川水の―は」
よそお・う【装う】ヨソホフ🔗⭐🔉
よそお・う【装う】ヨソホフ
〔他五〕
(「装よそう」の転)
①したくをする。準備をする。
②飾りととのえる。容儀をととのえる。平家物語8「王公卿相、花の袂を―・ひ玉の轡くつばみを並べ」。奥の細道「その気色…美人の顔かんばせを―・ふ」。「はでに―・う」
③ふりをする。見せかける。「平静を―・う」「客を―・う」
よそお・し【装ほし】ヨソホシ🔗⭐🔉
よそお・し【装ほし】ヨソホシ
〔形シク〕
装いがおごそかで美々しい。ものものしい。源氏物語行幸「みゆきに劣らず―・しく」
よそ‐か【四十日】🔗⭐🔉
よそ‐か【四十日】
しじゅうにち。土佐日記「引く船の綱手の長き春の日を―五十日いかまで」
よそ‐がたり【余所語り】🔗⭐🔉
よそ‐がたり【余所語り】
よその物語。世間ばなし。
よそ‐がまし・い【余所がましい】🔗⭐🔉
よそ‐がまし・い【余所がましい】
〔形〕[文]よそがま・し(シク)
よそよそしい様子である。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「あ、―・い、何のお礼」
よそ‐ぎき【余所聞き】🔗⭐🔉
よそ‐ぎき【余所聞き】
世間の評判。人の聞え。人ぎき。外聞。
よ‐そく【予測】🔗⭐🔉
よ‐そく【予測】
将来の出来事や有様をあらかじめ推測すること。前もっておしはかること。「景気を―する」「―がつかない」
よそ‐ぐち【他所口】🔗⭐🔉
よそ‐ぐち【他所口】
よその土地のことば。特に、上方のことばを指していう。→上口かみぐち
よそ‐げ【余所げ】🔗⭐🔉
よそ‐げ【余所げ】
よそよそしいさま。関係のない様子。新古今和歌集冬「もみぢ葉はおのが染めたる色ぞかし―における今朝の霜かな」
よそ‐ご【余所子】🔗⭐🔉
よそ‐ご【余所子】
よその子。他人の子。栄華物語布引滝「同じ程―のやうに生ませさせ給へり」
よそ‐ごころ【余所心】🔗⭐🔉
よそ‐ごころ【余所心】
よそよそしい心。
よそ‐ごと【余所事】🔗⭐🔉
よそ‐ごと【余所事】
自分に直接関係のないこと。「―とは思えない」
よそ‐じ【四十・四十路】‥ヂ🔗⭐🔉
よそ‐じ【四十・四十路】‥ヂ
(ジは接尾語)
①しじゅう。よそ。千載和歌集序「仮名の―余り七文字の内を出でず」
②40歳。宇津保物語蔵開下「年―に一つ二つ足らねど」
よそ‐だ・つ【余所立つ】🔗⭐🔉
よそ‐だ・つ【余所立つ】
〔自四〕
よそよそしい様子である。山家集「いかに―・つ人の心ぞ」
よそ‐づま【余所妻】🔗⭐🔉
よそ‐づま【余所妻】
①他人の妻。
②他所にかこっておく妻。浄瑠璃、松風村雨束帯鑑「―は知らぬが花よ折らば折れ」
よそ‐とせ【四十年】🔗⭐🔉
よそ‐とせ【四十年】
40年。40歳。よそじ。
よそ‐ながら【余所ながら】🔗⭐🔉
よそ‐ながら【余所ながら】
①自分に関係したことではないけれども。古今和歌集雑体「―わが身にいとのよるといへばただいつはりにすぐばかりなり」
②よそにいながら。遠く離れていながら。大和物語「―思ひしよりも夏の夜の見はてぬ夢ぞはかなかりける」。「―御多幸を祈る」
③それとなく。間接に。平家物語6「少将―も小督殿見奉る事もやと」
○余所に聞くよそにきく
他人の事のように聞き流す。
⇒よ‐そ【余所・他所】
○余所にするよそにする
いいかげんにして、かえりみない。なおざりにする。「仕事をよそにして遊び歩く」
⇒よ‐そ【余所・他所】
○余所に見るよそにみる
自分と関係のない事のように見る。無関心に見る。
⇒よ‐そ【余所・他所】
○余所に聞くよそにきく🔗⭐🔉
○余所に聞くよそにきく
他人の事のように聞き流す。
⇒よ‐そ【余所・他所】
○余所にするよそにする🔗⭐🔉
○余所にするよそにする
いいかげんにして、かえりみない。なおざりにする。「仕事をよそにして遊び歩く」
⇒よ‐そ【余所・他所】
○余所に見るよそにみる🔗⭐🔉
○余所に見るよそにみる
自分と関係のない事のように見る。無関心に見る。
⇒よ‐そ【余所・他所】
よそ‐びと【余所人】
よその人。他所にいる人。他人。宇津保物語俊蔭「―に聞き見むだにあるに」
よそ‐ほか【余所外】
(「よそ」を強めていう語)まったくほかの所。また、まったく関係のないこと。狂言、悪太郎「誠に―ではなし、伯父と甥との事ぢやによつて」
よそ‐み【余所見】
①よそを見ること。他を見ること。わきみ。よそめ。
②他人の見たところ。よそめ。はため。
③よそごととして見ること。見て見ぬふりをすること。好色一代女5「人の手にさはり腰を叩く程のことは―しておきしが」
よそ‐みみ【余所耳】
よそながら聞くこと。聞くともなく聞くこと。曾丹集「―に鹿のと声を聞きしより」
よそ‐め【余所目】
①よそながら見ること。見るともなしに見ること。万葉集12「―にも君が姿を見てばこそ」
②よそを見るような目つき。わきめ。よこみ。よそみ。為忠百首「あたりなる花の―に」
③他人の見る目。第三者が見たところ。はため。ひとめ。能因本枕草子故殿の御ために「さる人しも―よりほかに褒むるたぐひ多かれ」。日葡辞書「ヨソメヲハバカル」。「―には幸福そうだ」「―を気にする」
④わきから見て見まがうこと。千載和歌集夏「卯の花の―なりけり山里の垣根ばかりに降れる白雪」
よそ‐もの【余所者】
他の土地から来た者。他国者。「―はことばで分かる」「―扱いする」
よそもの‐どころ【装物所】
(ヨソヒモノドコロの約か)節会せちえなどの時、紫宸殿の内に、屏風でかこい倚子いしを立てて天皇が装束をつけた所。
よそ‐ゆき【余所行き】
①よそへ行くこと。他出。外出。
②外出の時に着る衣服。はれぎ。
③比喩的に、特に改まったことば遣いや態度。「―の顔」
よそ‐よそ
①ゆったりと落ちつきはらっているさま。悠々。栄華物語玉台「行者の智恵のけしき―にして」
②山が高くそびえているさま。巍巍ぎぎ。〈類聚名義抄〉
よそ‐よそ【余所余所】
①別れ別れ。別々なこと。また、その所。源氏物語若菜下「―にていとおぼつかなしとて」
②よそよそしいさま。親しくないさま。輔親集「相かたらふ人の―なるに」
③所在をほのめかしていう語。そこらあたり。浄瑠璃、心中重井筒「その銀かねで、―のお山がひとつ買うて見たい」
よそよそ‐し・い【余所余所しい】
〔形〕[文]よそよそ・し(シク)
他人同士のように親しみがなく、冷淡である。他人行儀である。うとうとしい。狭衣物語2「―・しからむもてなしに」。「―・い態度」
よ‐ぞら【夜空】
夜の空。
よそり‐づま【寄夫・寄妻】
関係があると噂を立てられた相手の異性。万葉集14「青嶺ねろにいさよふ雲の―はも」
よそ・る【寄る】
〔自四〕
①自然に寄せられる。引きつけられる。万葉集13「荒山も人し寄すれば―・るとぞいふ」
②打ち寄せられる。寄せる。万葉集20「白波の―・る浜辺に」
③ある異性と関係があると言われる。万葉集14「吾に―・り間はしなる児らしあやに愛かなしも」
よそ・る【装る】
〔他五〕
(「よそう」と「もる」との混交した語)飲食物を器に盛る。
よた【与太】
①知恵の足りない者。役に立たない者。おろかもの。滑稽本、旧観帖「―婆アさまには困るよう」
②でたらめ。ふざけた、くだらないことば。「―を飛ばす」
よだ【依田】
姓氏の一つ。
⇒よだ‐がっかい【依田学海】
よたい‐りつ【預貸率】
銀行の預金残高に対する貸出残高の比率。銀行の資産構成を示す一つの指標。
よ‐たか【夜鷹】
①ヨタカ目ヨタカ科の鳥。カケス大で、全身灰褐色。口は大きく、扁平。昼間は樹枝上か地上に眠り、夕刻から活動して飛びながら虫を捕食。東アジアと南アジアで繁殖し、冬南方に渡る。蚊吸鳥かすいどり。蚊母鳥。怪鴟。〈[季]夏〉。〈倭名類聚鈔18〉
よたか(雄)
ヨタカ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
②夜歩きをする者のたとえ。浄瑠璃、大職冠「大事の男を―にして」
③江戸で、夜間、路傍で客をひく下等の売春婦の称。つじぎみ。やほち。根無草「地にたたずむ―は客をとめんことをはかる」
④「夜鷹そば」の略。
⇒よたか‐そば【夜鷹蕎麦】
よたか‐そば【夜鷹蕎麦】
夜ふけまで街上を売り歩く蕎麦屋。また、その売っている蕎麦。夜鳴蕎麦。〈[季]冬〉
⇒よ‐たか【夜鷹】
よだ‐がっかい【依田学海】‥ガク‥
漢学者・演劇評論家・劇作家。名は朝宗、字は百川。佐倉藩士。江戸生れ。演劇改革に参与し、脚本「吉野拾遺名歌誉」など。日記「学海日録」は明治文壇史上、貴重な資料。(1833〜1909)
⇒よだ【依田】
よ‐だき【夜焚・夜抱】
夜、火を焚いてその光に集まる魚をとること。火振ひぶり。〈[季]夏〉
よだき・い
〔形〕
(大分・宮崎県で)億劫おっくうだ。面倒くさい。
よ‐たく【余沢】
先人が残しためぐみ。余徳。「―にあずかる」
よ‐たく【預託】
①あずけまかせること。寄託。
②政府や日本銀行の金を普通金融機関に預け入れること。
⇒よたく‐しょうほう【預託商法】
よたく‐しょうほう【預託商法】‥シヤウハフ
契約者が購入した商品を業者が預かり、その商品から生じた収益を契約者に還元する商法。預託牛飼育など。
⇒よ‐たく【預託】
よ‐だけ【裄丈】
衣服の裄ゆきのたけ。ゆだけ。山家集「―たつ袖にたたへて忍ぶかな袂の滝に落つる涙を」
⇒裄丈も無い
よ‐だけ【節竹】
(一説に「良い竹」「世竹」の意とも)ふしのある竹。節の多い竹。節を含めて切った竹。継体紀「泊瀬の川ゆ流れ来る竹のい組竹―」
よだけ・し
〔形ク〕
①ことごとしい。大層である。大げさである。源氏物語鈴虫「所せく―・き儀式を」
②ものうい。大儀である。面倒である。おっくうである。源氏物語行幸「よろづうひうひしう―・くなりにて侍り」


よそ‐びと【余所人】🔗⭐🔉
よそ‐びと【余所人】
よその人。他所にいる人。他人。宇津保物語俊蔭「―に聞き見むだにあるに」
よそ‐ほか【余所外】🔗⭐🔉
よそ‐ほか【余所外】
(「よそ」を強めていう語)まったくほかの所。また、まったく関係のないこと。狂言、悪太郎「誠に―ではなし、伯父と甥との事ぢやによつて」
よそ‐み【余所見】🔗⭐🔉
よそ‐み【余所見】
①よそを見ること。他を見ること。わきみ。よそめ。
②他人の見たところ。よそめ。はため。
③よそごととして見ること。見て見ぬふりをすること。好色一代女5「人の手にさはり腰を叩く程のことは―しておきしが」
よそ‐みみ【余所耳】🔗⭐🔉
よそ‐みみ【余所耳】
よそながら聞くこと。聞くともなく聞くこと。曾丹集「―に鹿のと声を聞きしより」
よそ‐め【余所目】🔗⭐🔉
よそ‐め【余所目】
①よそながら見ること。見るともなしに見ること。万葉集12「―にも君が姿を見てばこそ」
②よそを見るような目つき。わきめ。よこみ。よそみ。為忠百首「あたりなる花の―に」
③他人の見る目。第三者が見たところ。はため。ひとめ。能因本枕草子故殿の御ために「さる人しも―よりほかに褒むるたぐひ多かれ」。日葡辞書「ヨソメヲハバカル」。「―には幸福そうだ」「―を気にする」
④わきから見て見まがうこと。千載和歌集夏「卯の花の―なりけり山里の垣根ばかりに降れる白雪」
よそ‐もの【余所者】🔗⭐🔉
よそ‐もの【余所者】
他の土地から来た者。他国者。「―はことばで分かる」「―扱いする」
よそもの‐どころ【装物所】🔗⭐🔉
よそもの‐どころ【装物所】
(ヨソヒモノドコロの約か)節会せちえなどの時、紫宸殿の内に、屏風でかこい倚子いしを立てて天皇が装束をつけた所。
よそ‐ゆき【余所行き】🔗⭐🔉
よそ‐ゆき【余所行き】
①よそへ行くこと。他出。外出。
②外出の時に着る衣服。はれぎ。
③比喩的に、特に改まったことば遣いや態度。「―の顔」
よそ‐よそ🔗⭐🔉
よそ‐よそ
①ゆったりと落ちつきはらっているさま。悠々。栄華物語玉台「行者の智恵のけしき―にして」
②山が高くそびえているさま。巍巍ぎぎ。〈類聚名義抄〉
よそ‐よそ【余所余所】🔗⭐🔉
よそ‐よそ【余所余所】
①別れ別れ。別々なこと。また、その所。源氏物語若菜下「―にていとおぼつかなしとて」
②よそよそしいさま。親しくないさま。輔親集「相かたらふ人の―なるに」
③所在をほのめかしていう語。そこらあたり。浄瑠璃、心中重井筒「その銀かねで、―のお山がひとつ買うて見たい」
よそよそ‐し・い【余所余所しい】🔗⭐🔉
よそよそ‐し・い【余所余所しい】
〔形〕[文]よそよそ・し(シク)
他人同士のように親しみがなく、冷淡である。他人行儀である。うとうとしい。狭衣物語2「―・しからむもてなしに」。「―・い態度」
よそり‐づま【寄夫・寄妻】🔗⭐🔉
よそり‐づま【寄夫・寄妻】
関係があると噂を立てられた相手の異性。万葉集14「青嶺ねろにいさよふ雲の―はも」
よそ・る【寄る】🔗⭐🔉
よそ・る【寄る】
〔自四〕
①自然に寄せられる。引きつけられる。万葉集13「荒山も人し寄すれば―・るとぞいふ」
②打ち寄せられる。寄せる。万葉集20「白波の―・る浜辺に」
③ある異性と関係があると言われる。万葉集14「吾に―・り間はしなる児らしあやに愛かなしも」
よそ・る【装る】🔗⭐🔉
よそ・る【装る】
〔他五〕
(「よそう」と「もる」との混交した語)飲食物を器に盛る。
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