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か‐かく【貨客】クワ‥🔗🔉

か‐かく貨客クワ‥ ⇒かきゃく

かきゃく‐しゃ【貨客車】クワ‥🔗🔉

かきゃく‐しゃ貨客車クワ‥ 旅客と貨物を共に輸送する設備を備えた自動車。 ⇒か‐きゃく【貨客】

かきゃく‐せん【貨客船】クワ‥🔗🔉

かきゃく‐せん貨客船クワ‥ 13名以上の旅客と貨物を積載する船。→貨物船 ⇒か‐きゃく【貨客】

か‐ざい【貨財】クワ‥🔗🔉

か‐ざい貨財クワ‥ 貨幣と財物。財貨。財産。

か‐しゃ【貨車】クワ‥🔗🔉

か‐しゃ貨車クワ‥ 動力車に連結し貨物を輸送する鉄道車両。積荷の種類に応じて多様な種類がある。 ⇒かしゃ‐わたし【貨車渡し】

かしゃ‐わたし【貨車渡し】クワ‥🔗🔉

かしゃ‐わたし貨車渡しクワ‥ 売買の貨物を売主が貨車に積み込んだ時に買主に引き渡したものとみなして、その時までの費用を売主が負担する売買契約の条件。貨車積込渡し。 ⇒か‐しゃ【貨車】

か‐しゅ【貨主】クワ‥🔗🔉

か‐しゅ貨主クワ‥ 貨物の持主。荷主にぬし

か‐しょく【貨殖】クワ‥🔗🔉

か‐しょく貨殖クワ‥ 財産をふやすこと。「―の才」

か‐せん【貨泉】クワ‥🔗🔉

か‐せん貨泉クワ‥ 中国、新の王莽おうもうが西暦14年に鋳造した銅銭。円形方孔で、方孔の右左に「貨泉」の2字を表す。日本でも弥生土器に伴って出土。

か‐てき【貨狄・化狄】クワ‥🔗🔉

か‐てき貨狄・化狄クワ‥ 中国古代の伝説で、黄帝の臣。共鼓と共に初めて舟を作ったという。 ⇒かてき‐そんじゃ【貨狄尊者】

かてき‐そんじゃ【貨狄尊者】クワ‥🔗🔉

かてき‐そんじゃ貨狄尊者クワ‥ 栃木県佐野市の竜江院に伝わるエラスムスの木像。オランダ船リーフデ号の船尾飾りで、貨狄になぞらえた呼称。 ⇒か‐てき【貨狄・化狄】

か‐ぶつ【貨物】クワ‥🔗🔉

か‐ぶつ貨物クワ‥ (ブツは「物」の漢音。明治期にはカモツよりカブツの方が普通であった)有形の財貨。また、品物。かもつ。

か‐へい【貨幣】クワ‥🔗🔉

か‐へい貨幣クワ‥ (貨・幣ともに「たから」の意) ①商品交換の媒介物で、価値尺度・流通手段・価値貯蔵手段の三つの機能を持つもの。本来はそれ自身が交換されるものと等価な商品で、昔は貝殻・獣皮・宝石・布・農産物など、のち貨幣商品として最も適した金・銀のような貴金属が漸次用いられるようになった。 ②広義には、本位貨幣のほか、法律によって強制通用力を認められた信用貨幣および預金通貨をも含めていう。→通貨⇒かへい‐かち【貨幣価値】 ⇒かへい‐けいざい【貨幣経済】 ⇒かへい‐さっかく【貨幣錯覚】 ⇒かへい‐しほん【貨幣資本】 ⇒かへい‐すうりょう‐せつ【貨幣数量説】 ⇒かへい‐せいど【貨幣制度】 ⇒かへい‐せき【貨幣石】 ⇒かへい‐どうめい【貨幣同盟】 ⇒かへい‐ほう【貨幣法】 ⇒かへい‐ほんい【貨幣本位】

かへい‐かち【貨幣価値】クワ‥🔗🔉

かへい‐かち貨幣価値クワ‥ 貨幣の交換価値、すなわち貨幣の購買力。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐けいざい【貨幣経済】クワ‥🔗🔉

かへい‐けいざい貨幣経済クワ‥ 物物交換ではなく、貨幣が交換の媒介物として普及している経済。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐さっかく【貨幣錯覚】クワ‥サク‥🔗🔉

かへい‐さっかく貨幣錯覚クワ‥サク‥ 表面上の貨幣額にとらわれて、貨幣価値の変化に気づかない状態。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐しほん【貨幣資本】クワ‥🔗🔉

かへい‐しほん貨幣資本クワ‥ 貨幣の形態をとった資本。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐すうりょう‐せつ【貨幣数量説】クワ‥リヤウ‥🔗🔉

かへい‐すうりょう‐せつ貨幣数量説クワ‥リヤウ‥ 物価水準は、流通する貨幣量に比例して決定されるという説。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐せいど【貨幣制度】クワ‥🔗🔉

かへい‐せいど貨幣制度クワ‥ 国家が貨幣の発行・品位などに関して設ける制度。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐せき【貨幣石】クワ‥🔗🔉

かへい‐せき貨幣石クワ‥ 有孔虫類の化石種。殻は石灰質で円盤状、小房が渦巻状に並び、直径10センチメートルに達する。古第三紀に繁栄した。ヌンムライト。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐どうめい【貨幣同盟】クワ‥🔗🔉

かへい‐どうめい貨幣同盟クワ‥ (monetary union)若干の国家が国際貿易の不便を除くため、貨幣に関する協約ないし条約を通じて、その対外価値を相互に一定の比率に確定しようとして結ぶ同盟。フランス・ベルギー・イタリア・スイスなどの諸国によるラテン貨幣同盟(第一次大戦により事実上解体)の類。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐ほう【貨幣法】クワ‥ハフ🔗🔉

かへい‐ほう貨幣法クワ‥ハフ 「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の通称。旧貨幣法を1987年に全面改正したもの。 ⇒か‐へい【貨幣】

かへい‐ほんい【貨幣本位】クワ‥ヰ🔗🔉

かへい‐ほんい貨幣本位クワ‥ヰ 貨幣制度の基礎、すなわちその国の貨幣単位の規定の根拠。金銀の一定量目で規定するのを金属本位または拘束本位、紙幣を用いるのを紙幣本位または自由本位という。 ⇒か‐へい【貨幣】

か‐ほう【貨宝】クワ‥🔗🔉

か‐ほう貨宝クワ‥ たから。財宝。

か‐もつ【貨物】クワ‥🔗🔉

か‐もつ貨物クワ‥ ①財貨。品物。かぶつ。好色一代男8「―取りに長崎へ下る人に」 ②貨車またはトラックなどに積んで運送する物資。 ③貨物列車の略。 ⇒かもつ‐えき【貨物駅】 ⇒かもつ‐じどうしゃ【貨物自動車】 ⇒かもつ‐せん【貨物船】 ⇒かもつ‐ひきかえしょう【貨物引換証】 ⇒かもつ‐れっしゃ【貨物列車】

かもつ‐えき【貨物駅】クワ‥🔗🔉

かもつ‐えき貨物駅クワ‥ 取扱い範囲が貨物に限られている駅。 ⇒か‐もつ【貨物】

かもつ‐じどうしゃ【貨物自動車】クワ‥🔗🔉

かもつ‐じどうしゃ貨物自動車クワ‥ 貨物を運搬するための構造を備えた自動車。トラック。 ⇒か‐もつ【貨物】

かもつ‐せん【貨物船】クワ‥🔗🔉

かもつ‐せん貨物船クワ‥ 貨物を主に運搬する商船。海上運送法では旅客定員12名以下の船も含める。 ⇒か‐もつ【貨物】

かもつ‐ひきかえしょう【貨物引換証】クワ‥カヘ‥🔗🔉

かもつ‐ひきかえしょう貨物引換証クワ‥カヘ‥ 陸上の運送業者が、貨物の運送を委託された時、貨物の受取証として、また、運送品の引渡しまたは運送の中止や運送品の返還などの処分の用に供するため、荷送人の請求によって交付する有価証券。 ⇒か‐もつ【貨物】

かもつ‐れっしゃ【貨物列車】クワ‥🔗🔉

かもつ‐れっしゃ貨物列車クワ‥ 貨車で編成され、旅客車を含まない列車。旅客車と貨車で編成された場合は混合列車という。 ⇒か‐もつ【貨物】

か‐り【貨利】クワ‥🔗🔉

か‐り貨利クワ‥ 貨財の利殖。

か‐ろ【貨賂】クワ‥🔗🔉

か‐ろ貨賂クワ‥ 賄賂わいろ。まいない。

○貨さかって入る時はさかって出るたからさかっているときはさかってでる🔗🔉

○貨さかって入る時はさかって出るたからさかっているときはさかってでる [大学「貨悖而入者亦悖而出」]無理をして、また悪事をして手に入れた財貨は身につかず出てしまうものだ。悪銭身につかず。黄表紙、金々先生造化夢「聖人も―と教へおかれた」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 た‐がらし田芥】 ①キンポウゲ科の越年草。湿地の泥中に生え、高さ約60センチメートル、茎は直立して中空。葉は掌状に三深裂し、裂片は更に三裂、光沢がある。春、枝端にキンポウゲに似た黄色の小五弁花を開き、小形長楕円状の痩果そうかを結ぶ。有毒植物。田芹。 ②アブラナ科の越年草。たんぼや水辺の湿地に生え、高さ20センチメートル。4〜5月頃、白色有柄の小形十字状花を開く。種漬け花。〈日葡辞書〉 タガラシ 撮影:関戸 勇 たから‐ジェンヌ宝ジェンヌ】 (「宝塚」と「パリジェンヌ」からの造語)宝塚歌劇団の団員。 たからじま宝島】 (Treasure Island)スティーヴンソンの海洋冒険小説。1883年刊。少年ジムが宝島の地図を手に入れ、海賊と戦い、宝を持ち帰る物語。 た‐がらす田烏】 農夫をいやしめていう語。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「畠作りの―や」 たからづか宝塚】 兵庫県南東部の市。温泉場のほか、宝塚歌劇団・動物園・植物園などがあり、明治以降、娯楽地として名高い。人口22万。 ⇒たからづか‐かげきだん【宝塚歌劇団】 たからづか‐かげきだん宝塚歌劇団】 宝塚市に本拠を置く、女性だけでレビューや音楽劇やミュージカルを演ずる劇団。花・月・雪・星・宙そらの5組構成。阪急電鉄の小林一三いちぞうにより1913年(大正2)少女歌劇団として創始。40年改称。海外公演も多い。 ⇒たからづか【宝塚】 たから‐づくし宝尽し】 ①色々の宝物を並べ挙げたもの。 ②絵や模様などに如意宝珠・宝鑰ほうやく・打出の小槌・金嚢・隠蓑・隠笠・丁字・花輪違・金函などの形を寄せて描いたもの。男色大鑑「黒繻子の大振袖に―の切付」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐でら宝寺】 京都府乙訓おとくに郡大山崎町の天王山にある宝積寺ほうしゃくじの通称。真言宗。727年(神亀4)行基の開創と伝える。のち後小松上皇の勅願所となり、1582年(天正10)の山崎の戦では秀吉の陣地となった。 たから‐に宝荷】 宝物入りの荷物。 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐ぬし宝主】 (宝を恵む主の意)財宝をつかさどる神。梁塵秘抄「鉦の鼓の初声はまづ―受け納めたべ」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐いけ宝の池】 極楽浄土にある八功徳水はっくどくすいをたたえた池。八功徳池。謡曲、柏崎「―の水、功徳池の浜の真砂」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐うえき宝の植木‥ウヱ‥ 極楽浄土にあるという宝のなる樹。 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐おう宝の王‥ワウ たからを多く持っている人。長者。富者。宇津保物語吹上上「種松といふ長者、限りなき―にて」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐きみ宝の君】 大切に思う主君。栄華物語花山「わが―はいづくにあからめさせ給へるぞや」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐くらい宝の位‥クラヰ 天子の位。夫木和歌抄25「我が君の―かぞへ見むかし」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たから‐の‐こ宝の子】 ①大切にそだてる子。また、富貴の家の子。 ②布を織る職の部族である財部たからべの子。万葉集16「あり衣きぬの―らが」 ⇒たから【宝・財・貨・幣】 たからのつち宝の槌】 狂言。太郎冠者が、古い太鼓の桴ばちを宝の槌だと売り付けられて帰り、主の欲しいものを唱えるが何も出ず、いろいろ言い紛らす。

[漢]貨🔗🔉

 字形  筆順 〔貝部4画/11画/教育/1863・325F〕 [] 字形 〔貝部4画/11画〕 〔音〕〈クヮ〉(呉)(漢) [意味] ①ねうちのある品物。財宝。商品。「貨物・貨殖・雑貨・百貨店」 ②交易のなかだちをするもの。金銭。かね。「貨幣・金貨・通貨・外貨」 [解字] 形声。「貝」+音符「化」(=かわる)。交換して他の品物にかわる貝の意。昔は子安貝を貨幣として用いた。 [下ツキ 悪貨・円貨・外貨・奇貨・金貨・銀貨・硬貨・載貨・財貨・雑貨・集貨・正貨・銭貨・滞貨・珍貨・通貨・刀貨・銅貨・日貨・貝貨・百貨・邦貨・法貨・良貨

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