複数辞典一括検索+

から‐じり【軽尻・空尻】🔗🔉

から‐じり軽尻・空尻】 ①江戸時代、荷なしの馬に旅人が乗ること。5貫目までの荷物をのせることは許された。ただし人を乗せない時は、本馬ほんまの半分20貫までの荷を、軽尻として積んだ。からっちり。 ②馬に積むべき荷のないこと。雑兵物語「げに小荷駄が二匹あいて、―になつた」→乗掛

からっ‐ちり【軽尻】🔗🔉

からっ‐ちり軽尻】 「からじり」の転。

かる【軽】🔗🔉

かる】 奈良県橿原市の大軽・和田・石川・五条野の総称。古代、付近の山野は軽大野かるのおおのと呼ばれた猟場であり、また軽市という市場のあった所。

かる・い【軽い】🔗🔉

かる・い軽い】 〔形〕[文]かる・し(ク) ①目方が少ない。また、抵抗が少なく、動かすのに弱い力で足りる。地蔵十輪経元慶点「一生の性命を軽カルクし、数万の艱難を渉わたれり」。「―・い荷物」「戸が―・い」 ②大した程度でない。重大でない。「―・い風邪かぜ」「―・い食事」「―・い読物」「責任が―・い」「命を―・くあつかう」 ③動きが軽快である。「足取りが―・い」 ④軽率である。「口が―・い」 ⑤動きがわずかである。「―・い会釈えしゃく」「肩が―・く触れ合う」 ⑥容易である。「難問を―・くかたづける」「こんな仕事は―・い」 ⑦気持がはればれとしている。「心も―・く出発した」 ↔重い

かるいざわ【軽井沢】‥ヰザハ🔗🔉

かるいざわ軽井沢‥ヰザハ 長野県東部、北佐久郡にある避暑地。浅間山南東麓、標高950メートル前後。もと中山道碓氷峠うすいとうげ西側の宿駅。 軽井沢 塩沢湖と浅間山 撮影:佐藤 尚

かる‐がも【軽鴨】🔗🔉

かる‐がも軽鴨】 カモの一種。大きさはマガモぐらい。体色は雌雄類似で大体褐色。水辺の草地に繁殖し、主に夜間活動。夏も日本に留まり繁殖するから夏鴨とも呼ばれる。東アジアの特産。黒鴨。泥鴨。デロガモ。 カルガモ 撮影:小宮輝之

かる‐がる【軽軽】🔗🔉

かる‐がる軽軽】 軽く見えるさま。かるそうなさま。たやすそうなさま。かろがろ。「―と持ち上げる」「―とやってのける」

かるがる‐し・い【軽軽しい】🔗🔉

かるがる‐し・い軽軽しい】 〔形〕[文]かるがる・し(シク) ①身分が低そうである。源氏物語鈴虫「いにしへのただ人ざまにおぼしかへりて、今夜、―・しきやうに、ふとかく参り給へれば」 ②いかにも手軽である。源氏物語松風「いと―・しきかくれが」 ③軽率である。源氏物語末摘花「やつれたる御歩ありきは、―・しきことも出で来なん」。「―・い振舞はするな」↔重重しい

かる‐くち【軽口】🔗🔉

かる‐くち軽口】 ①口が軽く、何でもしゃべってしまうこと。また、そういう人。日葡辞書「カルクチナヒト」 ②軽い語調の滑稽めいて面白い話。軽妙な話。 ③秀句・地口じぐち・口合くちあいの類。軽妙なしゃれ。世間胸算用3「常に―たたき」 ④近世、大坂で、役者の声色や身ぶりを真似たり、滑稽な話を演じた大道芸人。(守貞漫稿)→豆蔵⇒かるくち‐だて【軽口立て】 ⇒かるくち‐ばなし【軽口話】

かるくち‐だて【軽口立て】🔗🔉

かるくち‐だて軽口立て】 得意になって軽口をいうこと。浄瑠璃、心中天の網島「阿房のくせに―」 ⇒かる‐くち【軽口】

かるくち‐ばなし【軽口話】🔗🔉

かるくち‐ばなし軽口話】 軽口を主として「おち」のある笑話・落語の類。 ⇒かる‐くち【軽口】

かる‐こ【軽子】🔗🔉

かる‐こ軽子】 ①問屋などの荷を運ぶことを業とする者。軽籠かるこで運んだ。 ②江戸深川の遊里の仲居女。 ⇒かるこ‐ちん【軽子賃】

かるこ‐ちん【軽子賃】🔗🔉

かるこ‐ちん軽子賃(→)軽子1を使役して与える賃銭。 ⇒かる‐こ【軽子】

かる・し【軽し】🔗🔉

かる・し軽し】 〔形ク〕 ⇒かるい

かる‐に【軽荷】🔗🔉

かる‐に軽荷】 ①軽い荷物。 ②船の荷が軽く、喫水きっすいの浅い時に船底に積む石。バラスト。

かる‐はずみ【軽はずみ】‥ハヅミ🔗🔉

かる‐はずみ軽はずみ‥ハヅミ ①軽妙なこと。野郎立役舞台大鏡「今までのもやうさらりとかへわつさりと―に出てみまひか」 ②深く考えずに、調子にのって言ったりしたりすること。軽率。かろはずみ。「―な行動」

かる・ぶ【軽ぶ】🔗🔉

かる・ぶ軽ぶ】 〔自上二〕 「かろぶ」に同じ。

かる‐み【軽み】🔗🔉

かる‐み軽み】 蕉風俳諧で重んじた作風の一つ。移り行く現実に応じた、とどこおらない軽やかさを把握しようとする理念。去来抄「そこもと随分―をとり失ふべからず」

かる・む【軽む】🔗🔉

かる・む軽む】 〔他下二・自四〕 「かろむ」に同じ。

かる‐やか【軽やか】🔗🔉

かる‐やか軽やか(→)「かろやか」に同じ。

かる‐やき【軽焼】🔗🔉

かる‐やき軽焼】 軽焼煎餅の略。 ⇒かるやき‐せんべい【軽焼煎餅】

かるやき‐せんべい【軽焼煎餅】🔗🔉

かるやき‐せんべい軽焼煎餅】 糯米もちごめの粉に砂糖を加え、いったん蒸して乾燥させ、これを焼いてふくれるようにした煎餅。 ⇒かる‐やき【軽焼】

かる‐ゆき【軽行き】🔗🔉

かる‐ゆき軽行き】 手軽なこと。たやすく事が進むこと。好色一代女1「一人を金一角に定め置きしは―なる呼びものなり」

かる‐らか【軽らか】🔗🔉

かる‐らか軽らか(→)「かろらか」に同じ。

かる‐わざ【軽業】🔗🔉

かる‐わざ軽業】 ①困難なことや危険なことを身軽にやりこなすこと。尤之双紙もっとものそうし「あぶなき物のしなじな…老人の―」 ②危険な曲芸を身軽に演じるもの。綱渡り・籠抜け・梯子はしご乗りの類。 ③比喩的に、はなはだしく冒険的な計画または事業。「そんな―はやめろ」 ⇒かるわざ‐し【軽業師】 ⇒かるわざ‐にんぎょう【軽業人形】

かるわざ‐し【軽業師】🔗🔉

かるわざ‐し軽業師】 ①軽業2を職業として演ずる人。 ②比喩的に、軽業3をする人。 ⇒かる‐わざ【軽業】

かるわざ‐にんぎょう【軽業人形】‥ギヤウ🔗🔉

かるわざ‐にんぎょう軽業人形‥ギヤウ 紙製の人形を絓糸すがいとで操り、自然に動くように見せたもの。 ⇒かる‐わざ【軽業】

かろ‐がろ【軽軽】🔗🔉

かろ‐がろ軽軽】 さも軽そうなさま。かるがる。

かろがろ・し【軽軽し】🔗🔉

かろがろ・し軽軽し】 〔形シク〕 「かるがるし」に同じ。白氏文集天永点「慎みて勿まな身を将て軽カロガロシク人に許すこと」

かろ・し【軽し】🔗🔉

かろ・し軽し】 〔形ク〕 ①目方が少ない。源氏物語少女「風にちるもみぢは―・し」 ②大した程度でない。重大でない。宇治拾遺物語9「罪に任せて重く―・く誡むることありければ」 ③威厳が乏しい。大した身分でない。源氏物語帚木「おのづから―・き方にぞおぼえ侍るかし」 ④あつかいが手軽である。いいかげんである。源氏物語常夏「この君をさし出でたらむに、え―・くはおぼさじ」 ⑤おちつきがない。軽薄である。源氏物語初音「心―・き人のつらにて」 ↔重し

かろし・める【軽しめる】🔗🔉

かろし・める軽しめる】 〔他下一〕[文]かろし・む(下二) かろんずる。あなどる。軽侮する。今昔物語集1「ゆめゆめ―・め奉ることなかれ」

かろ‐はずみ【軽はずみ】‥ハヅミ🔗🔉

かろ‐はずみ軽はずみ‥ハヅミ (→)「かるはずみ」に同じ。

かろび‐やか【軽びやか】🔗🔉

かろび‐やか軽びやか】 かるがるとしたさま。かろやか。今昔物語集27「装束―にして、馬に乗りて行くに」

かろ・ぶ【軽ぶ】🔗🔉

かろ・ぶ軽ぶ】 〔自上二〕 ①軽そうである。身軽な様子である。枕草子35「さばかり―・び涼しげなる御中に、あつかはしげなるべけれど」 ②かるくふるまう。軽率と見られる。源氏物語帚木「末の世にも聞き伝へて―・びたる名をや流さむ」 ③低く軽い身分である。源氏物語若菜上「まだ年いと若くて、むげに―・びたるほどなり」

かろ‐み【軽み】🔗🔉

かろ‐み軽み(→)「かるみ」に同じ。

かろ・む【軽む】🔗🔉

かろ・む軽む】 [一]〔他下二〕 ①かるくする。少なくする。源氏物語賢木「その罪を―・めてゆるし給へ」 ②かろんずる。あなどる。源氏物語「な、いたう―・め給ひそと、いさめ給ふものから」 [二]〔自四〕 かるくなる。栄華物語木綿四手「少し―・ませ給ふやうなれば」

かろ‐やか【軽やか】🔗🔉

かろ‐やか軽やか】 いかにも軽そうなさま。軽快なさま。「―に踊る」「―な足どり」

かろ‐らか【軽らか】🔗🔉

かろ‐らか軽らか】 ①いかにも軽そうなさま。かろやか。源氏物語若紫「いと―にかき抱きて」 ②手軽なさま。簡単なさま。源氏物語夕顔「―にえしもまぎれ給ふまじきを」 ③かるがるしいさま。軽率なさま。源氏物語明石「田舎人こそ…さやうに―に語らふわざをもすなれ」 ④大した身分や地位でないさま。源氏物語夕霧「齢つもらず―なりし程に」

かろ‐ろか【軽ろか】🔗🔉

かろ‐ろか軽ろか(→)「かろらか」に同じ。

かろん・じる【軽んじる】🔗🔉

かろん・じる軽んじる】 〔他上一〕 「かろんずる」に同じ。

かろん・ずる【軽んずる】🔗🔉

かろん・ずる軽んずる】 〔他サ変〕[文]かろん・ず(サ変) (カロミスの音便) ①軽くする。平家物語2「刑の疑はしきをば―・ぜよ」 ②軽いものと見る。大切に思わない。日葡辞書「イノチヲカロンズル」 ③見下げる。あなどる。

きょう‐きょう【軽軽】キヤウキヤウ🔗🔉

きょう‐きょう軽軽キヤウキヤウ かるがるしいさま。軽率。源氏物語若菜上「さるはいと―なりや」

きょう‐こつ【軽忽・軽骨】キヤウ‥🔗🔉

きょう‐こつ軽忽・軽骨キヤウ‥ ①軽視すること。軽蔑。太平記21「公家の成敗を―し」 ②そそっかしいこと。かるはずみ。軽率。けいこつ。日葡辞書「キャウコッナコトヲイウ」 ③愚かしいこと。とんでもないこと。笑止。狂言、枕物狂「何と、祖父が恋をする、なうなう―や―や」

きょう‐じゅう【軽重】キヤウヂユウ🔗🔉

きょう‐じゅう軽重キヤウヂユウ ⇒けいじゅう。〈日葡辞書〉

けい【軽】🔗🔉

けい】 質量・程度などがかるいこと。かるくすること。手がるなこと。「―音楽」↔重

けい‐い【軽衣】🔗🔉

けい‐い軽衣】 ①羅うすものなどの軽い着物。 ②飾りのない略式の着物。

けい‐い【軽易】🔗🔉

けい‐い軽易】 ①てがるなこと。平易なこと。「―な問題」 ②あなどり軽んずること。

けい‐えいそう【軽営倉】‥サウ🔗🔉

けい‐えいそう軽営倉‥サウ 陸軍懲罰令による下士官・兵に対する罰の一種。営倉の軽いもの。

けい‐えんげき【軽演劇】🔗🔉

けい‐えんげき軽演劇】 気軽に楽しめる娯楽的な演劇。

けい‐おんがく【軽音楽】🔗🔉

けい‐おんがく軽音楽】 クラシック音楽に対して、ジャズ・シャンソン・タンゴなどポピュラー音楽の総称。

けい‐か【軽科】‥クワ🔗🔉

けい‐か軽科‥クワ 軽い罪科。軽罰。

けい‐かい【軽快】‥クワイ🔗🔉

けい‐かい軽快‥クワイ ①こころよいまでに軽やかなこと。身軽で、すばやいこと。また、そのさま。「―な音楽」 ②病気の軽くなること。「病いが―する」

けい‐かき【軽火器】‥クワ‥🔗🔉

けい‐かき軽火器‥クワ‥ 拳銃・小銃・軽機関銃など、比較的重量の軽い火器。小火器。↔重火器

けいか‐きっすい【軽荷喫水】🔗🔉

けいか‐きっすい軽荷喫水】 船が貨物を積まず航海に必要な物だけを搭載した時の喫水。

けい‐かげき【軽歌劇】🔗🔉

けい‐かげき軽歌劇】 ライトオペラまたはオペレッタの訳語。 ○芸が細かいげいがこまかい 細部にわたるまで気を配って、ものごとのやり口が綿密である。 ⇒げい【芸】

けい‐かしつ【軽過失】‥クワ‥🔗🔉

けい‐かしつ軽過失‥クワ‥ 〔法〕不注意ないし注意義務違反の程度が小さい過失。↔重過失

けい‐かん【軽患】‥クワン🔗🔉

けい‐かん軽患‥クワン 病気が軽い症状であること。また、その人。

けい‐き【軽機】🔗🔉

けい‐き軽機】 軽機関銃の略称。

けい‐き【軽騎】🔗🔉

けい‐き軽騎】 軽装した騎兵。身軽な騎兵。

けい‐きかんじゅう【軽機関銃】‥クワン‥🔗🔉

けい‐きかんじゅう軽機関銃‥クワン‥ 一人で携行できる重量10キログラムくらいの機関銃。軽機。↔重機関銃

けい‐ききゅう【軽気球】‥キウ🔗🔉

けい‐ききゅう軽気球‥キウ (→)気球に同じ。北原白秋、邪宗門「ふくらかに―くだけるけはひす」

けい‐きへい【軽騎兵】🔗🔉

けい‐きへい軽騎兵】 軽装した騎兵。また、すばやく活動する騎兵。

けい‐きょ【軽挙】🔗🔉

けい‐きょ軽挙】 ①身軽に飛びあがること。 ②軽々しい行動。軽はずみ。「―をたしなめる」 ⇒けいきょ‐もうどう【軽挙妄動】

けいきょ‐もうどう【軽挙妄動】‥マウ‥🔗🔉

けいきょ‐もうどう軽挙妄動‥マウ‥ 軽はずみで、向うみずな行動をすること。「―を慎む」 ⇒けい‐きょ【軽挙】

けい‐ぎん【軽銀】🔗🔉

けい‐ぎん軽銀】 アルミニウムのこと。

けい‐きんぞく【軽金属】🔗🔉

けい‐きんぞく軽金属】 比重の小さい(大体4〜5以下の)金属の総称。アルミニウム・マグネシウム・ベリリウム・チタン・アルカリ土類金属・アルカリ金属にこれらを主体とする合金。↔重金属

けい‐ぐ【軽愚】🔗🔉

けい‐ぐ軽愚】 〔医〕軽度の精神遅滞のこと。→魯鈍

けい‐けい【軽軽】🔗🔉

けい‐けい軽軽】 かるがるしいさま。「―に論じてはならない」

けい‐けん【軽軒】🔗🔉

けい‐けん軽軒】 (「軒」は大夫以上の乗る車の意)軽快な上等の車。

けい‐げん【軽減】🔗🔉

けい‐げん軽減】 負担や苦痛を、減らして軽くすること。また、それが少なくなること。「負担の―を図る」 ○鶏犬相聞ゆけいけんあいきこゆ [陶淵明、桃花源記](鶏や犬の鳴き声があちこちに聞こえる意から)村里の人家が続いているさま。 ⇒けい‐けん【鶏犬】

けい‐こうぎょう【軽工業】‥ゲフ🔗🔉

けい‐こうぎょう軽工業‥ゲフ (light industry)容積の割に重量の軽い製品、主として消費財を生産する工業。生産過程・生産技術が比較的単純で、投下資本量が少なくてすむ。繊維・衣服・食料品工業など。↔重工業

けい‐ごうきん【軽合金】‥ガフ‥🔗🔉

けい‐ごうきん軽合金‥ガフ‥ 軽い合金。比重1.7〜2.0のマグネシウム合金、2.7〜3.0のアルミニウム合金、約4.5のチタン合金など。航空機・自動車などの諸部分に使用。

けい‐こうくうき【軽航空機】‥カウ‥🔗🔉

けい‐こうくうき軽航空機‥カウ‥ 航空機のうち、浮力を利用して飛行するもの。飛行船・気球など。

けい‐こつ【軽忽】🔗🔉

けい‐こつ軽忽】 (キョウコツとも)かるがるしくそそっかしいこと。また、そうしたふるまい。粗忽。

けい‐ざい【軽罪】🔗🔉

けい‐ざい軽罪】 ①軽い罪。 ②〔法〕旧刑法の用語で、重禁錮・軽禁錮・罰金を科せられるもの。犯罪を重罪・軽罪・違警罪に三分したうちの一つ。

けい‐し【軽士】🔗🔉

けい‐し軽士】 ①身軽ないでたちの兵士。 ②身分のひくい兵士。

けい‐し【軽視】🔗🔉

けい‐し軽視】 かろんじ見さげること。物事を軽く考えること。「事態を―する」

けい‐じどうしゃ【軽自動車】🔗🔉

けい‐じどうしゃ軽自動車】 道路運送車両法による自動車の種別の一つ。ふつう総排気量0.660リットル以下で、長さ・幅・高さがそれぞれ3.40メートル、1.48メートル、2.00メートル以下のもの。

けい‐しゃ【軽車】🔗🔉

けい‐しゃ軽車】 ①かるくて、速く走る車。 ②古く、戦車のこと。

けい‐しゃりょう【軽車両】‥リヤウ🔗🔉

けい‐しゃりょう軽車両‥リヤウ 道路交通法で、自転車・荷車など。

けい‐しゅう【軽舟】‥シウ🔗🔉

けい‐しゅう軽舟‥シウ 軽くて、速く走る小舟。

けい‐じゅう【軽重】‥ヂユウ🔗🔉

けい‐じゅう軽重‥ヂユウ (ケイチョウとも) ①軽いことと重いこと。軽微なことと重大なこと。「事の―をわきまえる」 ②重さの度合。重さ。

けい‐じゅんようかん【軽巡洋艦】‥ヤウ‥🔗🔉

けい‐じゅんようかん軽巡洋艦‥ヤウ‥ 小型の巡洋艦。略称、軽巡。

けい‐しょう【軽少】‥セウ🔗🔉

けい‐しょう軽少‥セウ わずか。すこし。いささか。「―の謝礼」「―な被害ですんだ」

けい‐しょう【軽症】‥シヤウ🔗🔉

けい‐しょう軽症‥シヤウ 軽い病気。軽い症状。↔重症

けい‐しょう【軽笑】‥セウ🔗🔉

けい‐しょう軽笑‥セウ 軽蔑して笑うこと。せせらわらい。

けい‐しょう【軽捷】‥セフ🔗🔉

けい‐しょう軽捷‥セフ 身軽ですばやいこと。「―な動作」

けい‐しょう【軽傷】‥シヤウ🔗🔉

けい‐しょう軽傷‥シヤウ 軽いきず。うすで。↔重傷

けい‐しょく【軽食】🔗🔉

けい‐しょく軽食】 手軽な食事。簡単な食事。スナック。

けい‐しん【軽信】🔗🔉

けい‐しん軽信】 かるがるしく信ずること。「うわさを―する」

けい‐ちょう【軽重】🔗🔉

けい‐ちょう軽重⇒けいじゅう。「鼎かなえの―を問う」

[漢]軽🔗🔉

 字形  筆順 〔車部5画/12画/教育/2358・375A〕 [輕] 字形 〔車部7画/14画/7743・6D4B〕 〔音〕ケイ(漢) キョウ〈キャウ〉(呉) キン(唐) 〔訓〕かるい・かろやか [意味] ①かるい。 ㋐目方が少ない。程度・身分が低い。「軽量・軽気球・軽傷・軽自動車・軽犯罪・軽輩」 ㋑かろやか。てがる。「軽装・軽便・軽食・軽演劇」 ②かるがるしい。かるはずみ。「軽率・軽薄・軽忽きょうこつ・剽軽ひょうきん」 ③かるくなる。かるくする。少なくする。「軽減・減軽」 ④かろんずる。みくびる。「軽蔑けいべつ・軽視・軽侮」 ▷(対)重。 [解字] 形声。「車」+音符「」(=まっすぐ)。まっしぐらにすいすい進む車の意から、かるい・かろやかの意を表す。

広辞苑で始まるの検索結果 1-92もっと読み込む