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広辞苑の検索結果 (5)

うわ‐て【上手】ウハ‥🔗🔉

うわ‐て上手ウハ‥ ①上の方。かみて。平家物語4「強き馬をば―に立てよ」 ②犬追物いぬおうもので、自分の馬の前に立った射手。 ③石帯せきたいの左の一端についている革帯。夫木和歌抄33「わが身沈める石の帯の―に人をかけてみんとは」 ④相撲で、四つに組んだとき相手の差し手の外側からまわしを取ること。また、その手。「―をとる」 ⑤技能・学力などが他よりすぐれていること。また、そういう人。優位。竹斎「―くすしと我をなさせよ」。「一枚―だ」「―な物言いをする」 ↔下手したて⇒うわて‐かじ【上手舵】 ⇒うわて‐だしなげ【上手出し投げ】 ⇒うわて‐なげ【上手投げ】 ⇒うわて‐ひねり【上手捻り】 ⇒うわて‐まわし【上手回し】 ⇒上手に出る ⇒上手を行く

かみ‐て【上手】🔗🔉

かみ‐て上手】 ①上かみの方。上座の方。 ②(川の)上流。 ③舞台の、見物席から見て右の方。 ↔下手しもて

じょう‐しゅ【上手】ジヤウ‥🔗🔉

じょう‐しゅ上手ジヤウ‥ ⇒じょうず

じょう‐ず【上手】ジヤウ‥🔗🔉

じょう‐ず上手ジヤウ‥ ①物事に巧みなこと。てぎわのよいこと。また、その人。巧者。源氏物語帚木「また絵所えどころに―多かれど」。「名人―と謳われる」「歌が―だ」↔下手へた。 ②世辞のよいこと。如才のないこと。また、世辞。「お―を言う」 ③もと囲碁・将棋などで、7段の技量を有する人。→名人→準名人⇒じょうず‐ごかし【上手ごかし】 ⇒じょうず‐もの【上手者】 ⇒上手の手から水が漏れる ⇒上手の猫が爪を隠す ⇒上手を使う

じょう‐て【上手】ジヤウ‥🔗🔉

じょう‐て上手ジヤウ‥ (→)「じょうず」1に同じ。〈日葡辞書〉 ⇒じょうて‐もの【上手物】

大辞林の検索結果 (6)

うわ-て【上手】🔗🔉

うわ-て ウハ― [0] 【上手】 ■一■ (名) (1)相撲で,相手の差し手の上からまわしを取る組み手。また,その腕。「―をとる」 (2)上の方。川上や風上をいう。かみて。 ⇔下手(シモテ) 「これから船で―へ出かけるから/安愚楽鍋(魯文)」 (3)囲碁・将棋などで,棋力の優れた方の指し手。 (4)石帯(セキタイ)の左の端についている革帯。「思ひきやわが身沈める石の帯の―に人をかけて見んとは/夫木 33」 ■二■ (名・形動)[文]ナリ (1)学問・技能・性格などの程度が他の人よりまさっていること。また,その人。悪いことにもいう。「実務では係長の方が課長より―だ」「遅刻の数なら彼の方が―だ」 (2)相手に対して,高圧的な態度をとること。高飛車に出ること。 ⇔下手(シタテ) 「―に出る」

かみ-て【上手】🔗🔉

かみ-て [0][3] 【上手】 (1)川の上流の方。「舟を―にまわす」 (2)地勢的に高い方。 (3)演劇において客席から舞台を見た時の右側のこと。撮影においては,カメラのファインダーから見て右側のこと。「主役が―から現れる」 ⇔下手(シモテ)

じょう-ず【上手】🔗🔉

じょう-ず ジヤウ― [3] 【上手】 (名・形動)[文]ナリ (1)技術がすぐれている。手際がよいこと。また,その人やさま。 ⇔下手(ヘタ) 「字の―な人」「もめ事を―にまとめる」「聞き―」 (2)言葉巧みなこと。お世辞。おじょうず。「―を言う」 (3)囲碁・将棋で七段の位をもつ人。江戸時代から昭和初期までの用語。 [派生] ――さ(名)

じょう-て【上手】🔗🔉

じょう-て ジヤウ― [3] 【上手】 「上手物(ジヨウテモノ)」に同じ。

かみて【上手】(和英)🔗🔉

かみて【上手】 (1) the upper reaches (川の). (2)[舞台]the left stage (観客から見て the right of the stage ともいう).

じょうず【上手】(和英)🔗🔉

じょうず【上手】 (1) skill;→英和 proficiency;[人]a good hand;an expert.→英和 (2)[お世辞]a flattery;a compliment.→英和 〜な skillful;skilled;→英和 dexterous;→英和 proficient;→英和 clever.→英和 〜に well;→英和 skillfully;→英和 cleverly.→英和 ‖話し上手 a good talker.聞き上手 a good listener.

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