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おこ ヲコ[1]🔗⭐🔉
おこ ヲコ[1]
「ばか」の意の雅語的表現。
「―の沙汰サタ」
[表記]「〈烏滸〉・尾〈籠」は、借字。
おこう【汚行】ヲカウ[0]🔗⭐🔉
おこう【汚行】ヲカウ[0]
不道徳な行い。
おこえがかり【御声掛かり】【御声掛り】オコヱガカリ[4]🔗⭐🔉
おこえがかり【御声掛かり】【御声掛り】オコヱガカリ[4]
目上の人からの取りもち・紹介。
「社長の―で新事業を始める」
おこがましい ヲコガマシイ[5]:[5]🔗⭐🔉
おこがましい ヲコガマシイ[5]:[5]
(形)
身の程知らずに思い上がって振舞っているようで、気恥ずかしい。
「問われて名乗るも―が」
――さ[4][5]
おこげ【御焦げ】【御焦】[2]🔗⭐🔉
おこげ【御焦げ】【御焦】[2]
〔女性語で〕水の入れ方が足りなかったりして、炊いた御飯の一部が焦げてしまったもの。
「―でお握りを作る」
おこし【御越し】【御越】[0]🔗⭐🔉
おこし【御越し】【御越】[0]
「行くこと・来ること」の敬語。「おいで」よりも敬意が強い。
「当地へ―の節は」
おこし【御腰】[2]🔗⭐🔉
おこし【御腰】[2]
「腰巻」の女性語。
おこす【起こす】【起す】
[2]:[2]🔗⭐🔉
おこす【起こす】【起す】
[2]:[2]
(他五)
(一)〈なにヲ―〉 △横になった(倒れた)状態のものを立てる。
「からだを―」
(二)〈だれヲ―〉 目を覚ますようにさせる。
「朝早く―/寝入りばなを起こされる/寝た子を―〔=
寝る〕」
(三)〈(どこニ)なにヲ―〉 自然の営みや、人間の不注意・欲望過大などが原因となって、社会に不都合な事態を生じさせる。
「△爆発(混乱・騒ぎ)を―」
(四)〈(どこニ)なにヲ―〉 従来の秩序に なんらかの変化を与える状況を もたらす。
「△問題(ブーム・波紋)を―」
(五)〈なにヲ―〉 個人が、△ある心理的(生理的)状態を呈する。
「やる気を―/△消化不良(貧血)を―」
(六)〈なにヲ―〉 下を向いている△顔(表面)を、正面に向かせる。
「札を―/面オモテを―〔=顔を上げて、△正面(相手)を きっと見る〕」
(七)〈どこ・なにヲ―〉 掘り返すなどして、中の物を外に出すようにする。
「畑〔=畑の土〕を―/岩を―〔=土中に隠れたりしている岩を掘り出して、動かす〕/コンクリートの蓋フタを―〔=持ち上げる〕」
(八)〈なにヲ―〉 今まで無かったものを新しく生じさせる。
「伝票を―〔=新たに書く〕/事業を―〔=始める〕/筆を―〔=書き始める〕/電気を―〔=発生させる〕/腹痛を―〔=腹が痛くなる〕」
(九)〈なにヲ―〉 文字化する。
「速記を―/テープから起こした原稿」
(十)〈なにヲ―〉 △衰えて(静まって)いたものを、勢いの有る状態にする。
「国を―〔=盛んにする〕」
(十一)〈なにヲ―〉 炭などを、煮炊きや暖を取るのに適した状態にする。
「火を―/消し炭を―」
[表記](八)は「《発す」、(十)は「興す」、(十一)は「〈熾す」とも書く。


おこぜ【
】ヲコゼ[2]🔗⭐🔉
おこぜ【
】ヲコゼ[2]
背びれに毒のとげが有る近海魚。ぶかっこうな頭をしているが、うまい。〔カサゴ科〕
[かぞえ方]一尾・一匹

おこそずきん【御高祖頭巾】オコソヅキン[4]🔗⭐🔉
おこそずきん【御高祖頭巾】オコソヅキン[4]
昔、婦人が外出の時などにかぶった頭巾。〔目のほかは全部隠した〕
おこたる【怠る】
[3][4][0]:[3][0]🔗⭐🔉
おこたる【怠る】
[3][4][0]:[3][0]
(自他五)
(一)〈なにヲ―〉 すべき事をしない状態でいる。なまける。
「△義務(注意・準備・対策・努力)を―」
(二)〔雅〕〔病気が〕よくなる。
[名]怠り[0]

おこと【御事】[2]🔗⭐🔉
おこと【御事】[2]
(代)
「あなた・お前」の意の雅語的表現。
おこない【行ない】【行い】オコナヒ
🔗⭐🔉
おこない【行ない】【行い】オコナヒ
[一][0]
(一)△考える(計画する)だけでなく、実際の行動に移すこと。
「口先ばかりで―〔=実行〕が伴わない」
(二)〔倫理・常識にかなっているかどうかという観点から見た〕行動の在り方。
「日ごろの―」
[表記]本表=「行い」
[二](造語)
動詞「行う」の連用形。

おこないすます【行ない済ます】【行い済す】オコナヒスマス[6]:[6]🔗⭐🔉
おこないすます【行ない済ます】【行い済す】オコナヒスマス[6]:[6]
(自五)
(一)よく規則を守って仏道を修める。
(二)殊勝らしくする。
[表記]「行い澄ます」とも書く。
おこなう【行なう】【行う】オコナフ
[4][0]:[0]🔗⭐🔉
おこなう【行なう】【行う】オコナフ
[4][0]:[0]
(他五)
〈なにヲ―〉
(一)あるルールに従って、何かをする。
「△卒業式(討議・立入り調査)を―」
(二)△合目的的(有意的)に、何かをする。
「△意思表示(意見調整)を―/言うは易ヤスく―〔=実行〕は難い」
(三)「仏道を修行する」意の雅語的表現。
[表記]本表=「行う」 [
行い[二]]


おこなわれる【行なわれる】【行われる】オコナハレル[6][0]:[0]🔗⭐🔉
おこなわれる【行なわれる】【行われる】オコナハレル[6][0]:[0]
(自下一)
(一)実施される。
「調査が―/法が適正に―/話合いが―」
(二)広く用いられる。はやる。
「世間に―」
おこのみ【御好み】【御好】[0]🔗⭐🔉
おこのみ【御好み】【御好】[0]
相手が 好む△こと(もの)。
「―に応じて」
おこのみやき【御好み焼き】【御好焼】[0]🔗⭐🔉
おこのみやき【御好み焼き】【御好焼】[0]
水で溶いた小麦粉に好みの材料を交ぜ、鉄板の上に流して焼いたもの。
おこぼれ【御零れ】[2]🔗⭐🔉
おこぼれ【御零れ】[2]
〔もと、容器からあふれた少量の液体の意〕 他人の余り物。
「―頂戴チヨウダイ〔=宴会の時などに、目上の人から杯を頂戴する意〕」
おこぼれにあずかる【御零れにあずかる】🔗⭐🔉
おこぼれにあずかる【御零れにあずかる】
〔目上の人が食べたごちそうの△一部(残り)を頂戴する意〕 巨大な利益を得たり一人では処理しきれないほど何かをたくさん入手したり した人の周囲に居る者が、そばに居たという理由だけでその一部の分け前にあずかる。
おこも【御薦】[0]🔗⭐🔉
おこも【御薦】[0]
〔「こも」は、「こもかぶり(二)」の意〕 「こじき」の女性語。
おこもり【御籠もり】【御籠り】[2][0]🔗⭐🔉
おこもり【御籠もり】【御籠り】[2][0]
―する 「参籠サンロウ」 の 意の 和語的表現。
おこり【起こり】【起り】[3]🔗⭐🔉
おこり【起こり】【起り】[3]
始まり。もと。
「事の―」
おこり【瘧】[3]🔗⭐🔉
おこり【瘧】[3]
「間歇熱カンケツネツ」の意の雅語的表現。
おこりじょうご【怒り上戸】オコリジヤウゴ[4]🔗⭐🔉
おこりじょうご【怒り上戸】オコリジヤウゴ[4]
上戸

おこりっぽい【怒りっぽい】[5]:[5]🔗⭐🔉
おこりっぽい【怒りっぽい】[5]:[5]
(形)
何かにつけて、すぐ怒る△様子(性質)だ。
――さ[5]
おこりんぼう【怒りん坊】オコリンバウ[3]🔗⭐🔉
おこりんぼう【怒りん坊】オコリンバウ[3]
何かにつけてすぐ怒る性格の人。
おこる【怒る】
[2]:[2]🔗⭐🔉
おこる【怒る】
[2]:[2]
[一](自五)
〈(なにニ)―〉がまん出来なくて、不快な気持が言動に表われた状態になる。
「まっかになって―」〔雅語的表現は「いか(怒)る(一)」〕
[二](他五)
〈だれヲ―〉 目下の者などのやり方が悪いと言って、強い言葉でしかる。

おこる【起こる】【起る】
[2]:[2]🔗⭐🔉
おこる【起こる】【起る】
[2]:[2]
(自五)
(一)〈(どこニ)―〉 (A)平和な社会を揺さぶるような事態が生じる。
「寝台列車内で殺人が起こり、乗客が謎ナゾを解くという設定の推理小説/放火騒ぎが―」
(B)抑えることの出来ない△社会的(心理的・生理的)変化などが表面化する。
「△摩擦(問題・不測の事態)が―/△学生運動(衝突・暴動・異変・紛争)が―/足に合わない靴が原因で―病気/持病が―〔=症状が自覚される状態になる〕」
(二)〈(どこニ)―〉 必ずしも予期出来なかった事象が生じる。
「予期せぬ事が起こった/奇跡は二度起こった/写真ブームが―/巻き―・沸き―」
(三)勢いが盛んになる。
「△国(家・産業)が―/△炭(石炭)の火が―〔=(a)おきる。 (b)つく〕」
〔(一)(A)(B)および(三)の後半は、「起きる」とも言う〕
[表記](三)は、「国が興る」、「火が〈熾る」とも書く。

おこわ【御強】オコハ[0]🔗⭐🔉
おこわ【御強】オコハ[0]
「こわめし」の女性語。
おこぼれにあずかる【お零れに与る】🔗⭐🔉
おこぼれにあずかる【お零れに与る】
おこぼれ
[二](造語)
動詞「零れる」の連用形。

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