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おこ【痴・滸・尾籠】ヲコ🔗🔉

おこ【痴・滸・尾籠】ヲコ 名・形動おろかなこと。また、ばかげていること。 「━の者」 「━の沙汰」

おこえ‐がかり【御声掛かり】オコヱ━🔗🔉

おこえ‐がかり【御声掛かり】オコヱ━ 目上の者・有力者などが特に口添えをすること。 「社長の━で新部門を設立する」

おこ‐がまし・い【痴がましい・滸がましい】ヲコ━🔗🔉

おこ‐がまし・い【痴がましい・滸がましい】ヲコ━ 自分を過大評価していて、なまいきであるさま。さしでがましい。図々しい。 「一流を自称するとは━やつだ」 自分の態度が出すぎているように思えて恥ずかしく思うさま。恐縮だ。 「意見を申し上げるのも━のですが…」 ‐げ/‐さ/‐が・る

お‐こげ【お焦げ】🔗🔉

お‐こげ【お焦げ】 かまの底にこげついた飯。こげ飯。

お‐こし【御腰】🔗🔉

お‐こし【御腰】 「腰」の尊敬語。 腰巻きをいう美化語。

おこし【・興】🔗🔉

おこし【・興】 蒸して乾燥した米・粟などを炒り、水みずあめや砂糖を加えて固めた菓子。 ◇大豆・クルミ・ピーナッツなどを加えることもある。

お‐こし【御越し】🔗🔉

お‐こし【御越し】 連語《下に「になる」「なさる」「頂く」「下さる」「です」「だ」などを伴って》「来る」「行く」の尊敬語。おいで。 「二番窓口へ━ください」 「社長が/の━です」 ◇「越し」は「越す」の連用形。 「来ること」「行くこと」の意の尊敬語。おいで。 「わざわざの━、痛み入ります」 ◆「おいで」に比べて、さらに敬意の度合いが高い。

おこし‐やす【御越しやす】🔗🔉

おこし‐やす【御越しやす】 〔主に関西地方で〕よくいらっしゃいました。 「よう━」

おこ・す【興す】🔗🔉

おこ・す【興す】 他五盛んにしようと、新しく物事を始める。また、衰えていたものを再び盛んにする。 「新国家[近代産業・会社・流派・リコール運動]を━」 「観光資源で町を━」 ◇「起こす」と同語源。 「起こす」は開始・創始の意に、「興す」は興隆・隆盛の意に力点をおいて使う。「起こる・興る」の場合も同じ。→起こす 「起こす」「起こる」は「起きる」に対応させて「こ」から送るが、「興す」「興る」には対応する語がなく、活用語尾のみを送る。 興せる

おこ・す【起こす】🔗🔉

おこ・す【起こす】 他五 横になっていたり倒れ(てい)たりしたものを立った状態にする。 「倒れた塀を━」 「転倒した幼児を━」 「レバーを━(=持ち上げる)」 横になっていた人・動物が体や頭を立った状態にする。 「寝台から身を━」 「頭[首]を━(=もたげる)」 目を覚まさせる。 「明朝は五時に━・してくれ」 「寝入りばなを━・される」 「寝た子を━ようなことはやめよう」 伏せてあるものをめくって、表が現れるようにする。 「カード[花札]を━」 伏せ字・誤植・速記・録音テープなどを、本来の形や普通に読める形に変える。 「伏せ字を━」 「赤字を━(=校正の赤字に従って訂正する)」 「録音テープを原稿に━」 へばりついている石などをはがす。 「敷石を━」 土を掘り返す。また、そのようにして畑などを作る。 「土[畑]を━」 文章や書類などを新たに作る。 「稿[伝票]を━」 「速記録から議事録を━」 ある現象が新たに他の現象を作り出す。 「風が波を━(=引き起こす)」 「火打ち石で火を━」 ある現象(特に、被害をもたらすような現象)を生じる。また、生じさせる。引き起こす。 「浅間山が爆発を━」 「物質が化学変化を━」 「問題発言が政界に波瀾はらんを━」 事件など、非日常的な物事を発生させる。引き起こす。 「将校たちがクーデターを━」 「問題[ごたごた]を━」 「群衆がパニックを━」 「ヒット作がブームを━」 新たに物事を始める。特に、新たに運動や活動を始める。 「行動[裁判]を━」 「筆を━(=起筆する)」 「キャンペーンを━」 「○○運動をおこす」など、盛んにする意に力点をおくときは「興す」とも。→興す ある生理的な状態を生じる。また、ある心理的な状態を生じる。 「生徒が貧血を━」 「体が拒絶反応を━」 「やる気を━(=出す)」 「悪い料簡りょうけんを━」 「癇癪かんしゃくを━」 「やけを━」 「錯覚を━」 起こせる 起こし 関連語 大分類‖生活‖せいかつ 中分類‖起きる‖おきる 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖立つ‖たつ

おこ・す【熾こす】🔗🔉

おこ・す【熾こす】 他五火の勢いを強くする。また、炭火などに火を移す。 「火吹き竹で風呂ふろの火を━」 ◇「起こす」と同語源。 火を生じさせる意では「起こす」と書く。「火打ち石で火を起こす」 おこせる

おこぜ【虎魚ヲコゼ🔗🔉

おこぜ【虎魚ヲコゼ オニオコゼ。近海の岩礁にすむオニオコゼ科の海魚で、背びれのとげに毒がある。頭がでこぼこして姿は醜いが美味。

おこそ‐ずきん【高祖頭巾】━ヅキン🔗🔉

おこそ‐ずきん【高祖頭巾】━ヅキン 昔、和服の女性が用いた、頭部と顔の一部を包む防寒用のかぶりもの。正方形の布にひもをつけて結ぶ。 ◇御高祖(日蓮上人)の像の頭巾に似ていることからという。

おこたり‐な・い【怠り無い】🔗🔉

おこたり‐な・い【怠り無い】 なすべきことをきちんとしているさま。 「用意はおさおさ━」

おこた・る【怠る】🔗🔉

おこた・る【怠る】 他五なまけたりさぼったりして、なすべきことをしない。 「義務[練習・調査の報告]を━」 「努力を━(=惜しむ)」 「警戒[最終的なつめ]を━(=おろそかにする・いい加減にする)」 ⇔いそしむ 怠り 関連語 大分類‖記憶‖きおく 中分類‖忘れる‖わすれる 大分類‖休み‖やすみ 中分類‖休み‖やすみ

お‐ことば【御言葉】🔗🔉

お‐ことば【御言葉】 「言葉」の尊敬語。 「ありがたい━をいただく」

お言葉ですが🔗🔉

お言葉ですが 相手の言葉を受けて、それに反論したり違う意見を出したりするときにいう語。せっかくそうおっしゃっていただきましたが。お言葉を返すようですが。 「━、それは違うと思います」

おこない【行い】オコナヒ🔗🔉

おこない【行い】オコナヒ 物事をすること。行動。行為。 「乱暴な━」 日常の生活態度。身持ち。品行。 「日ごろの━が悪い」 「━を慎む」 仏道の修行。また、勤行ごんぎょう。 関連語 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖行い‖おこない

おこな・う【行う】オコナフ🔗🔉

おこな・う【行う】オコナフ 他五 物事を順序・方式に従ってする。また、単に物事をする。実施する。 「式典[葬儀]を━(=執り行う)」 「ボウリング大会を━(=開催する)」 「試験[記念撮影]を━」 「重大な発表を━」 「貿易を━」 「報告を━」 「選挙運動を━」 〔古〕仏道を修行する。特に、勤行ごんぎょうをする。 ◆送りがなは「行なう」も許容。 「行う/する」では、「行う」のほうが重々しい言い方で、大規模である、正式である、改まって(意志を持って)なされるなどのニュアンスが出る。「○○百貨店が全国セールを行う」「角の電気屋が閉店セールをする」などと使い分けることができるが、近年「子育てを行う」「こっそりとアルバイトを行う」などの大げさな言い方も目立つ。 行える「公然とは行えない」 行い 関連語 大分類‖芸能‖げいのう 中分類‖興行‖こうぎょう 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖する‖する 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖挙動‖きょどう 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖行い‖おこない 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖実行‖じっこう 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖遂行‖すいこう

おこなわ・れる【行われる】オコナハレル🔗🔉

おこなわ・れる【行われる】オコナハレル 自下一 物事がなされる。実施される。 「結婚式が━」 「決勝戦[講演会]が━」 「撮影[テスト]が━」 ◇「行う」の受身形。 世間に広く用いられる。世の中に行き渡る。通行する。 「二つの説が並行して━」 ◇「行う」の受身形から。 おこなわ・る(下二)

おこのみ‐やき【お好み焼き】🔗🔉

おこのみ‐やき【お好み焼き】 水溶きした小麦粉にエビ・イカ・肉・野菜など好みの材料を混ぜ、鉄板の上で焼きながら食べるもの。ソースやマヨネーズで味をつけ、青のりなどを振りかける。

お‐こぼれ【お零れ】🔗🔉

お‐こぼれ【お零れ】 人が手をつけたあとの残り物。余り物。お余り。 「━にあずかる」 関連語 大分類‖余る‖あまる 中分類‖余り‖あまり

おこら・せる【怒らせる】🔗🔉

おこら・せる【怒らせる】 他下一立腹させる。 「不用意な発言をして先方を━・せた」 ◇「肩[目]を怒らせ[怒らし]〜」の「怒ら」は、「いから」。→いからす おこら・す(下二) =おこらす

おこり【瘧】🔗🔉

おこり【瘧】 発熱・悪寒・震えなどの症状を一定の時間をおいて起こす病気。多くはマラリア性の熱病。

おこり【起こり】🔗🔉

おこり【起こり】 物事の始まり。起源。 「地名の━」 物事の原因。 「争いの━は遺産相続だ」

おこ・る【怒る】🔗🔉

おこ・る【怒る】 自五不快・不満の気持ちを外に表す。腹を立てる。立腹する。怒いかる。 「受付の冷淡な対応に━」 「あなたは何に━・っているのですか」 「ぷんぷん━・って物も言わない」 「めったに━・らないが━と怖い」 他動詞としても使う。「王は軟弱外交を━・って(=憤って)大臣を追放した」 「怒いかる」に比べると口頭語的。 他五よくない言動をしたとして、相手を責めとがめる。 「約束を破って先生に━・られた(=しかられた)」 「当局の誠意のなさを━・っても始まるまい」 受身で使うことが多い。 ◆「起こる」と同語源。 怒れる 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる 「怒る」を表す表現 腹[小腹/むかっ腹ぱら]が立つ・腹[小腹/むかっ腹ぱら]を立てる・腹に据えかねる・腹立ち紛れに〜する・腹いせに〜する・腸はらわたが煮えくり返る・業ごう[業腹ごうはら]を煮やす・胸くそが悪い・(腹の)虫の居所が悪い・腹の虫が収まらない・収まりがつかない 頭に血が上る・頭にくる・血が逆流する・気が立つ・殺気立つ・気を悪くする・気分を害する・機嫌を悪くする・癪しゃく[癇かん]に障る・堪忍袋の緒が切れる・癇癪かんしゃくを起こす・癇癪玉が破裂する・むきになる・冠[へそ/つむじ]を曲げる 鼻持ちならない・目に角[目くじら]を立てる・目をく・目を三角にする・目[眉まゆ]をつり上げる・柳眉りゅうびを逆立てる・眉間[額ひたい]にしわを寄せる・恨み骨髄に徹する・切歯扼腕せっしやくわんする・怒髪天を衝く・髪の毛を逆立てる・青筋を立てる・唇[声]を震わせる・声を荒立てる・こめかみをぴくつかせる・顔をしかめる・膨ふくれっ面[しかめっ面/苦虫をかみつぶしたような顔]をする・顔を真っ赤にする・満面に朱を注ぐ・怒声を上げる[浴びせる]・色をなす 語気を激しく[鋭く]する・語気を荒あららげる・吐き捨てるように言う・口をとがらせる・口吻こうふんが激しくなる・遺憾の意を表明する・不快の念をあらわにする・悲憤慷慨ひふんこうがいする かちんとくる・ぷつんと切れる・むっと[むかっと/むらっと/むらむらっと]くる・かっとする・きっとする・むっと[むかっと/むかむか/むしゃくしゃ]する・いらいら[ぴりぴり/かりかり]する・かっとなる・きっとなる・つんと[つんつん/つんけん]する・ぷんと[ぷんぷん/ぷりぷり]する・ぶつぶつ[ぶつくさ/ぶうぶう]言う・ぷいと横を向く[出て行く]

おこ・る【興る】🔗🔉

おこ・る【興る】 自五盛んになって、物事が新たに始まる。また、衰えていたものが再び盛んになる。 「唐王朝が━」 「産業が━」 「反戦運動[大衆文化]が━」 「新しい学問が━」 ◇「起こる」と同語源。 興す

おこ・る【起こる】🔗🔉

おこ・る【起こる】 自五物事(特に、非日常的な事態)が新たに発生する。生じる。起きる。 「事件[論争・地震・奇跡・拍手・どよめき・発作]が━」 「市民運動が━」 「やる気[嫉妬しっと心]が━」 興す 起きる

おこ・る【熾こる】🔗🔉

おこ・る【熾こる】 自五火が炭などに移る。また、火の勢いが強くなる。おきる。 「七輪の火が━」 「炭火が━」 ◇「起こる」と同語源。 火が生じる意では「起こる」と書く。「摩擦によって火が起こる」

お‐こわ【お強】━コハ🔗🔉

お‐こわ【お強】━コハ こわめし。特に、赤飯せきはん。 ◇もと女房詞ことば

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