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すみ【墨】[2]🔗🔉

すみ【墨】[2] (一)上質の すすに膠(ニカワ)をまぜ香料などを加えて短時間煮詰めたものを、普通直方体状に固めた黒いもの。必要のたびごとに それをすって書画を書く。〔木炭のスミと区別して、「摺墨スルスミ[0]」とも言う〕 「朱―ズミ [0]〔=朱色の汁を作るための固形絵の具〕・藍―アイズミ [0][2]〔=藍色の固形絵の具〕」 (二)すずりに水を入れて、「墨(一)」をすって作った黒い汁。 「一面に―を流したような空」 (三)黒い色(のもの)。 「―の衣〔=墨染め〕/釜カマの―〔=底につく、黒色の すすのようなもの〕/イカの―〔=体内にある、黒い汁〕」 (四)「すみなわ」の略。 「―を打つ」 [かぞえ方](一)は一挺・一丁:一本

すみいと【墨糸】[0][3]🔗🔉

すみいと【墨糸】[0][3] 墨つぼの中をくぐらせて、墨汁を含ませる糸。 すみなわ [かぞえ方]一本

すみいろ【墨色】[0]🔗🔉

すみいろ【墨色】[0] 書き、または染めた墨の、つや・濃度のぐあい。

すみうち【墨打ち】【墨打】[0][4][3]🔗🔉

すみうち【墨打ち】【墨打】[0][4][3] ―する 墨縄で線をつけること。

すみえ【墨絵】スミヱ[0]🔗🔉

すみえ【墨絵】スミヱ[0] 絵の具を使わず、墨だけで書いた絵。水墨。 色絵 [かぞえ方]一幅(イツプク)・一枚

すみがき【墨書き】【墨書】[0]🔗🔉

すみがき【墨書き】【墨書】[0] ―する 墨だけで絵を書くこと。また、 その絵。

すみがね【墨金】[0][2]🔗🔉

すみがね【墨金】[0][2] 「曲尺カネジヤク」の意の老人語。

すみじ【墨字】[0]🔗🔉

すみじ【墨字】[0] 晴眼者の使用する、普通の文字。 点字

すみぞめ【墨染め】【墨染】[0]🔗🔉

すみぞめ【墨染め】【墨染】[0] (一)黒い色に染めること。 (二)黒い色の僧衣。 (三)ねずみ色の喪服。

すみつき【墨付き】【墨付】[0][2]🔗🔉

すみつき【墨付き】【墨付】[0][2] (一)墨のつきぐあい。〔筆跡の意にも用いられる〕 (二) おすみつき

すみつぎ【墨継ぎ】【墨継】[0][4][3]🔗🔉

すみつぎ【墨継ぎ】【墨継】[0][4][3] (一)短くなった墨をはさむもの。墨ばさみ。 (二)「墨(二)」の無くなった筆に墨を再び含ませて、文字や線を続けて書くこと。

すみつぼ【墨壺】[0][2]🔗🔉

すみつぼ【墨壺】[0][2] (一)墨汁を入れて たくわえる容器。 (二)墨縄の一部分で、墨汁を含ませたものを入れた部分。

すみながし【墨流し】【墨流】[3]🔗🔉

すみながし【墨流し】【墨流】[3] △墨汁(顔料)を水面に垂らした時に出来る乱れた波模様(を、紙や布に染めつけること)。

すみなわ【墨縄】スミナハ[0]🔗🔉

すみなわ【墨縄】スミナハ[0] 木・石の表面に直線を引く道具。一方に墨つぼ、一方に墨糸を巻いた車を置き、引き出した糸の先にある小さな錐(キリ)を何かの一端に固定させ、糸をぴんと張って はじくようにすると、直線が引ける。 すみ。

すみぶくろ【墨袋】[3]🔗🔉

すみぶくろ【墨袋】[3] イカの墨が入っている内臓。

ぼく[墨]🔗🔉

ぼく[墨] [一]すみ。 「墨汁ジユウ・筆墨・水墨画」 [二](略) 墨田川。 「墨堤・墨東」 [表記][二]の現在の用字は、「隅田川」。

ぼくしゅ【墨守】[1]🔗🔉

ぼくしゅ【墨守】[1] ―する 〔昔、中国の墨子が城を固守して屈しなかった故事から〕昔からのやり方や自説をがんこに守り通すこと。 「旧習―」

ぼくじゅう【墨汁】ボクジフ[0]🔗🔉

ぼくじゅう【墨汁】ボクジフ[0] 筆やペンにつけてすぐ書けるように製造された、墨色の液。

ぼくしょ【墨書】[1]🔗🔉

ぼくしょ【墨書】[1] ―する 墨で書△くこと(いた物)。

ぼくしょく【墨色】[0]🔗🔉

ぼくしょく【墨色】[0] 「すみいろ」の漢語的表現。

ぼくせき【墨跡】[0]🔗🔉

ぼくせき【墨跡】[0] 墨で書いたあと。筆跡。〔狭義では、禅林の墨跡を指す〕 [表記]「墨〈蹟・墨〈迹」とも書く。

ぼくち【墨池】[1]🔗🔉

ぼくち【墨池】[1] (一)硯(スズリ)の、水をたたえる所。 (二)「墨つぼ」の意の漢語的表現。

ぼくてい【墨堤】[0]🔗🔉

ぼくてい【墨堤】[0] 「隅田川スミダガワの堤ツツミ」の意の漢語的表現。

ぼっかく【墨客】ボクカク[0]🔗🔉

ぼっかく【墨客】ボクカク[0] 書画をかく人。ぼっきゃく[0]。 「文人―」

ぼっこん【墨痕】ボクコン[0]🔗🔉

ぼっこん【墨痕】ボクコン[0] 墨で書いた、筆のあと。 「―あざやか」

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