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き【木】[1]🔗🔉

き【木】[1] (一)根・茎〔=幹〕・葉が△分離(発達)している植物で、茎の外側が堅いもの。内部の組織も、詰まって堅いものが多い。毎年 生長を続け、丈が高くなったり 幹が太くなったりし、また、年輪が見られる。 「庭に花の咲く―を植える/トマトの―〔=株〕」 (二)材木。 「―の香も新しい」 (三)(芝居の)ひょうしぎ。 「―を入れる」 [表記](一)は「《樹」、(三)は「〈柝」とも書く。 [かぞえ方](一)は一株・一本。(二)は一本。(三)は二本で一組(ヒトクミ

きからおちたさる【木から落ちた猿】🔗🔉

きからおちたさる【木から落ちた猿】 樹上生活を得意としたサルが、たまたま木から落ちて気落ちしたように、生活の本拠を失うことのたとえ。

きではなをくくる【木で鼻を括る】🔗🔉

きではなをくくる【木で鼻を括る】 〔この場合の「くくる」は、もと「こくる」意〕 受け答えなどが非常に無愛想で、そっけない形容。 「木で鼻を括ったような挨拶アイサツ

きにたけをつぐ【木に竹を接ぐ】🔗🔉

きにたけをつぐ【木に竹を接ぐ】 昔は、木に竹を接ぐことが困難であったことから、前後のつじつまが合わない状態にある意。

きをみてもりをみず【木を見て森を見ず】🔗🔉

きをみてもりをみず【木を見て森を見ず】 部分的な事柄に目が届くだけで、関連する対象の全貌(ボウ)を見渡す視野に欠ける所が有る。

きがた【木型】[0][1]🔗🔉

きがた【木型】[0][1] 木で作った、鋳金などの原型。

きぎれ【木切れ】【木切】[0][3]🔗🔉

きぎれ【木切れ】【木切】[0][3] 材木を用途に応じて切ったあとの切れはし。こっぱ。

きくいむし【木食い虫】【木食虫】キクヒムシ[2]🔗🔉

きくいむし【木食い虫】【木食虫】キクヒムシ[2] (一)小さな円筒形の昆虫。幼虫・成虫ともに立ち木に大きな害を与える。全世界に分布。 (二)海中に沈んだ木材・船底を食う節足動物。〔(一)(二)ともキクイムシ科〕 [かぞえ方](一)(二)とも一匹

きくず【木屑】キクヅ[2]🔗🔉

きくず【木屑】キクヅ[2] 材木を△切(削)った時に出る屑。

きぐち【木口】[1][0]🔗🔉

きぐち【木口】[1][0] (一)木の質。 (二)材木の横切りにした面。こぐち。 (三)買物袋などの口につけた、木の取っ手。

きぐつ【木靴】[1]🔗🔉

きぐつ【木靴】[1] 木をくりぬいて作った靴。

きぐみ【木組み】【木組】[3]🔗🔉

きぐみ【木組み】【木組】[3] 〔木造建築で〕材木が うまく組み合わさるように、切りこみや穴あけをすること。

きざい【木材】[1]🔗🔉

きざい【木材】[1] 〔口頭〕 もくざい。材木。

きざら【木皿】[1]🔗🔉

きざら【木皿】[1] 木で作った皿。

きじ【木地】キヂ[1]🔗🔉

きじ【木地】キヂ[1] (一)もくめ。 (二)色を塗らない、白木のままの木。 (三)〔←木地塗り[0]〕 もくめを現わした漆塗り(の器具)。

きじや【木地屋】キヂヤ[2]🔗🔉

きじや【木地屋】キヂヤ[2] 切り出した木を素材とし、ろくろを使って椀(ワン)・盆や こけしなどを作る人。

きだち【木太刀】[1]🔗🔉

きだち【木太刀】[1] 木で作った太刀。

きど【木戸】[1]🔗🔉

きど【木戸】[1] 〔「城戸」の意〕 (一)城門。 (二)〔庭や通路の出入口などの〕屋根の無い開き戸。 (三)〔すもう・芝居などの〕興行場の出入口。 「―銭セン〔=入場料〕」

きどごめん【木戸御免】[1]‐[0]、[1]🔗🔉

きどごめん【木戸御免】[1]‐[0]、[1] 木戸銭無しに出入りすることを許されたこと。〔特定の△家(場所)に自由な出入りが許される意にも用いられる〕

きどせん【木戸銭】[2][0]🔗🔉

きどせん【木戸銭】[2][0] 興行物の入場料。

きどり【木取り】【木取】[0][3]🔗🔉

きどり【木取り】【木取】[0][3] 大形の材木や板材から、建築その他に使う小形の材を切り取ること。

きねずみ【木鼠】[2]🔗🔉

きねずみ【木鼠】[2] リスの異称。

きのか【木の香】[1]🔗🔉

きのか【木の香】[1] 材木の かおり。 「―も新しい家」

きのかしら【木の頭】[1]🔗🔉

きのかしら【木の頭】[1] 〔歌舞伎カブキで〕閉幕・舞台転換の合図に打つ拍子木の、最初の音。

きのしょう【木の性】キノシヤウ[1]🔗🔉

きのしょう【木の性】キノシヤウ[1] 木の木目(モクメ)の並びぐあい。 「―がいい」

きのは【木の葉】[1]🔗🔉

きのは【木の葉】[1] 木ぎの枝の先の方に、分かれ出るように生える葉。葉柄(ヨウヘイ)で枝につく。〔雅語形は、「このは」〕 [かぞえ方]一枚・一片(ヒトヒラ)・一葉(イチヨウ

きのみ【木の実】[1]🔗🔉

きのみ【木の実】[1] (人や野生動物の食べ物になる)クリやクルミなど、木に生()る果実。〔狭義では、乾果を指す〕 このみ。

きのめ【木の芽】[1]🔗🔉

きのめ【木の芽】[1] 木の新芽。〔狭義では、サンショウの若芽を指す。例、「―和え[0]・―田楽デンガク [4]」 このめ。

きのめどき【木の芽時】[0]🔗🔉

きのめどき【木の芽時】[0] 木ぎの芽が一斉に萌()え出る早春のころ。長い冬からの解放感で、精一杯活動したいと心身ともに張り切る時分。〔陽気が不順なので、身体に不調をきたしやすい時分でもある〕

きば【木場】[0][2]🔗🔉

きば【木場】[0][2] (一)〔水に漬けて〕材木をたくわえておく場所。 (二)(材木市場が有り)材木商の集中している町。

きばい【木灰】キバヒ[0][1]🔗🔉

きばい【木灰】キバヒ[0][1] 木を焼いて作った灰。 わらばい

きぶり【木振り】【木振】[0]🔗🔉

きぶり【木振り】【木振】[0] 〔形のよしあしの点から見た〕木の△幹(枝)などの様子。

きぼり【木彫り】【木彫】[0]🔗🔉

きぼり【木彫り】【木彫】[0] のみで木を彫って、何かの形を作△ること(ったもの)。

きまもり【木守り】【木守】[2]🔗🔉

きまもり【木守り】【木守】[2] 次の年によく生()ることを願って、果樹に一つだけ取り残しておく果実。

きやり【木遣り】【木遣】[0]🔗🔉

きやり【木遣り】【木遣】[0] (一)大きな岩・大木を多人数で掛け声をかけながら引くこと。 (二)〔←木遣り歌[3]〕 木遣り・地突き・祭礼の山車(ダシ)を引く時などに歌う歌。

きではなをくくる【木で鼻を括る】🔗🔉

きではなをくくる【木で鼻を括る】 括り[二]

こ【木】🔗🔉

こ【木】 (造語) き。 「―の実/―の葉/―の間/―挽ビキ・―漏れ日・―立ダチ・―陰」

こがくれ【木隠れ】【木隠】[2]🔗🔉

こがくれ【木隠れ】【木隠】[2] 重なり合った木の枝や 葉の間△からわずかに見える(に隠れて はっきりとは見えない)こと。

こかげ【木陰】[0]🔗🔉

こかげ【木陰】[0] 日や雨の当たらない、木の下。 [表記]「木〈蔭」とも書く。

こがらし【木枯らし】【木枯し】[2]🔗🔉

こがらし【木枯らし】【木枯し】[2] 秋の末から冬の初めにかけて吹き荒れる冷たい風。 [表記]「〈凩」とも書く。

こぐち【木口】[1]🔗🔉

こぐち【木口】[1] (一)木材を横に切った切り口。 「―三寸」 (二) 小口[一]

こぐらい【小暗い】【木暗い】[3]:[3][0]🔗🔉

こぐらい【小暗い】【木暗い】[3]:[3][0] (形) 全体に暗いという印象を受ける状態だ。 木の葉が茂りあっていて、暗い。 ――さ[3]

こっぱ【木っ端】【木端】[1][3][0]🔗🔉

こっぱ【木っ端】【木端】[1][3][0] 木の削りくずや木の切れはし。〔取るに足りない つまらないものの意にも用いられる。例、「―役人[4]」〕

こっぱみじん【木っ端微塵】【木端微塵】コッパミヂン[1]‐[0]🔗🔉

こっぱみじん【木っ端微塵】【木端微塵】コッパミヂン[1]‐[0] 堅い物が粉ごなに砕けること。

このした【木の下】[1]🔗🔉

このした【木の下】[1] 「きのした」の雅語的表現。 「―陰[0][5][4]・―路ミチ[4]〔=各種の樹木で すっぽりとおおわれた(長く続く)道〕・―闇ヤミ[0][4]」

このは【木の葉】[1]🔗🔉

このは【木の葉】[1] 「きのは」の雅語的表現。

このはがみ【木の葉髪】[3]🔗🔉

このはがみ【木の葉髪】[3] 〔俳句で、秋から冬にかけての〕抜け毛。

このはがれい【木の葉がれい】コノハガレヒ[4]🔗🔉

このはがれい【木の葉がれい】コノハガレヒ[4] メイタガレイの異称。

このはずく【木の葉ずく】コノハヅク[3]🔗🔉

このはずく【木の葉ずく】コノハヅク[3] ミミズクに似た鳥。全体が薄い黄茶色で、夜にブッポウソウと鳴く。〔フクロウ科〕 [かぞえ方]一羽

このはてんぐ【木の葉天狗】[4]🔗🔉

このはてんぐ【木の葉天狗】[4] 吹けば飛ぶような、威力の無い小さな天狗。

このま【木の間】[1][0]🔗🔉

このま【木の間】[1][0] 木の(立ち並んでいる)あいだ。 「―隠ガクれ[4]」

このみ【木の実】[1]🔗🔉

このみ【木の実】[1] 「きのみ」の雅語的表現。

このめ【木の芽】[1]🔗🔉

このめ【木の芽】[1] 「きのめ」の雅語的表現。 「―月ヅキ[3]〔=陰暦の二月〕」

こば【木端】[2]🔗🔉

こば【木端】[2] 材木の切れはし。こっぱ。〔狭義では、屋根にふく、ヒノキ・マキなどを薄くはいだ板を指す。例、「―板[0]」〕

こぶかい【木深い】[3]:[3]🔗🔉

こぶかい【木深い】[3]:[3] (形) 奥が見通せないほど、木立が茂っている様子だ。

こむら【木叢】[0][1]🔗🔉

こむら【木叢】[0][1] 木の枝の茂み。

きではなをくくる【木で鼻を括る】🔗🔉

きではなをくくる【木で鼻を括る】

ぼく[木]🔗🔉

ぼく[木] (一)〔草・苔コケ・カビなどと違って〕き。 「木石・枯木・風倒木」 (二)材料としてのき。 「木刀・香木」

ぼくせき【木石】[0]🔗🔉

ぼくせき【木石】[0] 木と石。〔人情や男女の情愛の分からない人の意にも用いられる。例、「―漢[4]=分からず屋。石部金吉イシベキンキチ」〕

ぼくたく【木鐸】[0]🔗🔉

ぼくたく【木鐸】[0] 〔昔、中国で、法令などを人民に触れて歩く時に鳴らした、舌が木製の大きな鈴〕「社会の指導者」の意の古語的表現。 「新聞は社会の―〔=世論を導くもの〕」

ぼけ【木瓜】[1]🔗🔉

ぼけ【木瓜】[1] 庭に植える落葉低木。枝にはとげが有り、春、紅・淡紅・白・しぼりなどの花を開く。観賞用。〔バラ科〕 [かぞえ方]一株・一本

ぼっけん【木剣】ボクケン[0]🔗🔉

ぼっけん【木剣】ボクケン[0] 木で作った刀。木刀。きだち。 [かぞえ方]一口(ヒトフリイツコウ)・一本

もく[木]🔗🔉

もく[木] [一]き。 「木馬・草木」 [二](略) 木曜日。

もく【木】🔗🔉

もく【木】 (一)[1][0]き。 「古い―/―材・樹―」 (二)[0]「木目」の略。 「―がいい/うずら―」

もくあみ【木阿弥】[0]🔗🔉

もくあみ【木阿弥】[0] 「元の―になる〔=一時うまく進行していた物事が、何かのきっかけで再び前の状態にもどってしまう〕」 [表記]「〈杢阿弥〉」とも書く。

もくぎょ【木魚】[1]🔗🔉

もくぎょ【木魚】[1] 読経(ドキヨウ)の時にたたく、木製の仏具。魚のうろこの形が彫り付けてあり、球に近い形で中空。

もくぐう【木偶】[0]🔗🔉

もくぐう【木偶】[0] 木で作った人形。でく。

もくざい【木材】[2][0]🔗🔉

もくざい【木材】[2][0] 〔鉄材・石材などと違って〕建築や器具の材料としての木。 「―パルプ[5]」

もくさく【木柵】[0]🔗🔉

もくさく【木柵】[0] 木の柵。

もくさく【木酢】[0]🔗🔉

もくさく【木酢】[0] 木材を乾溜(リユウ)して得る酢酸。防腐剤などにする。 「―液」 [表記]「木〈醋」とも書く。

もくしつ【木質】[0]🔗🔉

もくしつ【木質】[0] (一)木△の(に似た)性質。 「―繊維[5]」 (二)木の幹の内部の部分。 「―部[4]」

もくせい【木星】[0]🔗🔉

もくせい【木星】[0] 太陽系の惑星で、五番目に太陽に近いもの。十六個の衛星を持つ。約十一・九年で太陽を回る。

もくせい【木犀】[0][3]🔗🔉

もくせい【木犀】[0][3] 庭木にする常緑小高木。秋、△黄茶(白)色の小形の花をつける。花は独特のにおいが有る。〔狭義では、ギンモクセイを指す〕〔モクセイ科〕 [かぞえ方]一株・一本

もくせい【木精】[0]🔗🔉

もくせい【木精】[0] (一)木に宿るという精。こだま。 (二)メチルアルコール

もくせい【木製】[0]🔗🔉

もくせい【木製】[0] 〔道具などについて〕木で作△ること(った物)。きづくり[2]。 「―品[3]」

もくぞう【木造】モクザウ[0]🔗🔉

もくぞう【木造】モクザウ[0] 木で造った△もの(こと)。 「―家屋[5]・―船[0]」

もくぞう【木像】モクザウ[0]🔗🔉

もくぞう【木像】モクザウ[0] 木造りの像。 [かぞえ方]一体

もくたん【木炭】[3]🔗🔉

もくたん【木炭】[3] (一)燃料としての「すみ(二)」。〔石炭などに対する語〕 (二)デッサンをかくのに使う、細くて柔らかなすみ。 [かぞえ方](一)は一本:一俵。(二)は一本

もくたんが【木炭画】モクタングワ[0]🔗🔉

もくたんが【木炭画】モクタングワ[0] 「木炭(二)」でかくデッサン。

もくたんし【木炭紙】[3]🔗🔉

もくたんし【木炭紙】[3] 木炭画をかくのに使う、ざらざらでまっ白な紙。

もくちょう【木彫】モクテウ[0]🔗🔉

もくちょう【木彫】モクテウ[0] 木材に彫刻すること。また、その彫刻。〔木材を用いる手芸の意にも使われる〕 「―家[0]」

もくねじ【木ねじ】モクネヂ[0]🔗🔉

もくねじ【木ねじ】モクネヂ[0] らせん形の溝の有る金属製のくぎ。ねじくぎ。〔ドライバーではめ込む〕

もっかい【木灰】モククワイ[0]🔗🔉

もっかい【木灰】モククワイ[0] 〔農家で〕きばい。

もっかん【木管】モククワン[0]🔗🔉

もっかん【木管】モククワン[0] (一)木で作った△くだ(管楽器)。 「―楽器[5]」 (二)糸を巻き取るのに使う管。ボビン。

もっかん【木簡】モクカン[0]🔗🔉

もっかん【木簡】モクカン[0] 紙が貴重品であった上古、△官庁間(対官庁へ)の連絡用のメモをしるした、薄くそいだ細長い木の札。 [かぞえ方]一枚・一片・一点

もっきん【木琴】モクキン[0]🔗🔉

もっきん【木琴】モクキン[0] いろいろの長さの木片を音階順に配列し、先に丸いたまの付いたばちで打ち鳴らす楽器。シロホン。 [かぞえ方]一台

もっきん【木筋】モクキン[0]🔗🔉

もっきん【木筋】モクキン[0] コンクリートの建物の芯(シン)に入れる木材。 「―コンクリート」 鉄筋(一)

もっこう【木工】モクコウ[0]🔗🔉

もっこう【木工】モクコウ[0] (一)大工。 (二)木材の工芸や、簡単な加工。 「―品[0]・―機械・―所ジヨ[0][5]」

もっこつ【木骨】モクコツ[0]🔗🔉

もっこつ【木骨】モクコツ[0] 〔煉瓦造レンガヅクリ・石造セキゾウなどの〕建築物の骨組を木造にすること。鉄骨

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