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【木】 4画 木部 [一年] 区点=4458 16進=4C5A シフトJIS=96D8 《常用音訓》ボク/モク/き/こ 《音読み》 ボク/モク〈m〉 《訓読み》 こ/き/もく 《名付け》 き・こ・しげ 《意味》 {名}き。葉や花をかぶったたちき。また広く、たちき。〈類義語〉→樹。「樹木」 {名}き。物をつくる材料としての、き。また、きでつくったもの。「材木」「三木サンボク(手かせ・足かせ・首かせの三つ)」「就木=木ニ就ク」「朽木不可雕也=朽チタル木ハ雕ルベカラザルナリ」〔→論語{名}五行の一つ。方角では東、色では青、時節では春、十干では甲と乙、五音では角に当てる。 {名}八音(八種の楽器)の一つ。木製のもの。 {名}星の名。木星。歳星。 {名・形}生き生きした感覚がない。また、そのもの。「木石」 {形}かざりけがない。質朴シツボク。〈同義語〉→朴→樸。「木訥ボクトツ」 〔国〕もく。七曜の一つ。「木曜日」の略。 《解字》 象形。立ち木の形を描いたもの。上に葉や花をかぶった木。 《単語家族》 沐モク(頭から水をかぶる)と同系。 《類義》 樹は、じっとたっている木。材は、切りたおして物をつくるのに使う木。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

木偶 モクグウ🔗🔉

【木人】 ボクジン 木でつくった人形。でく。『木偶モクグウ』〔→史記心の働きの鈍い愚か者。

木人石心 ボクジンセキシン🔗🔉

【木人石心】 ボクジンセキシン〈故事〉木のからだと石の心。感情を動かさない人にたとえる。〔→晋書

木乃伊 ミイラ🔗🔉

【木乃伊】 ミイラ 人間や動物の死体が、人工的または自然に、くさらないで固まって原形を保っているもの。▽ポルトガル語mirraの当て字。

木工 ボッコウ🔗🔉

【木工】 ボッコウ 殷イン代、天子の六工の一つ。大工。たくみ。▽天子の六工とは、土工・金工・石工・木工・獣工・草工をいう。官名。漢代、工事をつかさどった。モッコウ〔国〕木材を用いて家具などをつくること。また、その仕事をする人。

木公 ボッコウ🔗🔉

【木公】 ボッコウ 松のこと。▽「松」の字は、「木」と「公」とからできていることから。

木仏 ボクブツ🔗🔉

【木仏】 ボクブツ 木の仏像。「随営木仏賤於柴=営ニ随フ木仏ハ柴ヨリモ賤シ」〔→元好問

木瓜 ボッカ🔗🔉

【木瓜】 ボッカ・モッカ ばら科の落葉低木。春、紅や白い花が咲き、だ円形の実を結ぶ。ぼけ。

木主 ボクシュ🔗🔉

【木主】 ボクシュ いはい。みたましろ。「武王載木主、号為文王、東伐紂=武王木主ヲ載セ、号シテ文王ト為シ、東ノカタ紂ヲ伐ツ」〔→史記

木石 ボクセキ🔗🔉

【木石】 ボクセキ 木と石。〔→孟子人情を解しない人のたとえ。〔→司馬遷

木奴 モクド🔗🔉

【木奴】 モクド 木の名。みかんのこと。

木母 モクボ🔗🔉

【木母】 モクボ 梅のこと。▽「梅」の字は、「木」と「母」とからできていることから。母の姿をかたどった木像。

木末 ボクマツ🔗🔉

【木末】 ボクマツ こずえ。山のいただき。山頂。「木末応有行人知=木末マサニ行人ノ知ル有ルベシ」〔→黄庭堅

木耳 モクジ🔗🔉

【木耳】 モクジ きのこの一種。きくらげ。▽人の耳に似ていることから。

木匠 ボクショウ🔗🔉

【木匠】 モクショウ・ボクショウ 大工。

木兔 ボクト🔗🔉

【木兔】 ボクト 鳥の名。みみずく。

木板 モクハン🔗🔉

【木版】 モクハン =木板。木板の表面に文字や絵などを彫刻して印刷・版画に用いるもの。また、それで印刷したもの。

木客 ボッカク🔗🔉

【木客】 ボッカク きこり。樵夫ショウフ。山にすんでいるという怪物。山の精。

木通 アケビ🔗🔉

【木通】 アケビ〔国〕あけび科の落葉低木。四月ごろ薄紫色の花がさき、秋、長円形の実を結ぶ。実は熟すると食べられる。

木桃 ボクトウ🔗🔉

【木桃】 ボクトウ 木の名。さんざし。大きな桃。

木魚 モクギョ🔗🔉

【木魚】 モクギョ〔仏〕経を読むときに、たたいて鳴らす仏具。木を刻んで魚の形にし、中空にした物。

木強 ボッキョウ🔗🔉

【木強】 ボッキョウ ごつごつしている。ぶこつ。『木彊ボッキョウ』

木訥 ボクトツ🔗🔉

【木訥】 ボクトツ かざりけがなく、口べたなこと。「剛毅木訥近仁=剛毅木訥仁ニ近シ」〔→論語

木理 ボクリ🔗🔉

【木理】 モクリ・ボクリ 材木の切れ目にあらわれる模様。木目モクメ。きめ。

木犀 モクサイ🔗🔉

【木犀】 モクセイ・モクサイ 木の名。もくせい科の常緑小高木。花に強い香気がある。

木賊 モクゾク🔗🔉

【木賊】 モクゾク 草の名。とくさ。

木精 モクセイ🔗🔉

【木精】 モクセイ 木の精。こだま。メタノールのこと。

木綿 モクメン🔗🔉

【木綿】 モクメン パンヤ科の落葉高木。華南・東南アジアに産する。インドワタノキ。きわた。きわたの実の中にある繊維。パンヤ。モメン もめんわた。もめんわたからつくった糸。また、それで織った織物。ユウ〔国〕こうぞの皮の繊維を織ってつくった糸。▽これで織った布を栲タエという。

木槿 モッキン🔗🔉

【木槿】 モッキン =木菫。木の名。あおい科の落葉低木。むくげ。もくげ。

木魅 ボクビ🔗🔉

【木魅】 ボクビ 樹木の精。▽「魅」は、年を経たものが変化した怪物。

木履 ボクリ🔗🔉

【木履】 ボクリ 木でつくった、はきもの。きぐつ。『木屐ボクゲキ』〔国〕あしだ。ポクリ〔国〕げたの一種。後ろがまるく、底がくりぬいてある。おもに少女がはく。ぽっくり。▽「木履」は当て字。

木燧 ボクスイ🔗🔉

【木燧】 ボクスイ 木をすりあわせて火を作り出す道具。

木簡 ボッカン🔗🔉

【木簡】 ボッカン・モッカン 古代、文字を書きつけた木のふだ。

木鐸 ボクタク🔗🔉

【木鐸】 ボクタク〈故事〉舌を木でつくった金属製の鈴。▽政治や教育に関する事がらを人民に知らせるときに振り鳴らしたという。世人を導く指導者のこと。「天将以夫子為木鐸=天マサニ夫子ヲモッテ木鐸ト為サントス」〔→論語

木蘭 モクラン🔗🔉

【木蘭】 モクラン 木の名。もくれん科の落葉低木。もくれん。

木蘭辞 モクランノジ🔗🔉

【木蘭辞】 モクランノジ 楽府ガフの名。木蘭という少女が男装して、父にかわって従軍し、無事帰還したことを歌ったもの。

木下順庵 キノシタジュンアン🔗🔉

【木下順庵】 キノシタジュンアン〔日〕〈人名〉1621〜98 江戸時代前期の朱子学者。名は貞幹サダマサ。京都の人。松永尺五セキゴに朱子学を学び、のち、徳川綱吉の侍講となる。その門下を木門といい、新井白石・室鳩巣ムロキュウソウらが出た。

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