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いろ【色】
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いろ【色】
[一][2]
(一)目に見える物一般がその特徴として持っていて、われわれが明るい所で見た時すぐ美醜・明暗・快不快を感じ取るもの。〔種類は極めて豊富だが、多くは程度の差であり、物理学では光の波長分布の異なりとして示される。
三原色・スペクトル〕〔白・黒および透明は、色のうちに算カゾえないことが有る。例、「―の無い
=透き通った
ガラス/―物・―
=白以外の
チョーク[3]」〕
「―〔=(a)色の調子。色合。 (b)顔色〕が悪い/―見本[3]・―とりどり〔=種類が豊富〕」
(二)顔色。
「―の白い人/―を失う〔=恐怖や意外な事に出会って、青くなる〕/―を成す〔=怒って、表情を変える〕/―を正す〔=重大な話を切り出すために ふさわしい、改まった態度や まじめな表情をする〕」
(三)絵の具・化粧など、そのものの外貌(ボウ)を飾り整えるもの。
「―を塗る/あくどい―〔=(a)彩色。 (b)化粧〕だ/―を作る〔=顔を化粧する〕/―を付ける〔=売買・譲渡などの交渉の時に、値を引いたり 景品を付けたり 条件を幾分か有利にしたり する〕」
(四)〔美貌ボウの女性には男が迷いがちである所から〕女性を無限に愛したいという男の欲望。〔広義では、男性に対する女性の欲望や、相思の関係にある異性や情事一般をも指す。例、「―事ゴト」〕
(五)外から見てすぐ分かる程度に顕著な、そのものの現在の内的状態。
「譲歩の―は見せない/困惑とあせりの―を深める/疲労の―〔=様子〕が濃い/秋の―〔=けはい〕深い渓谷」
[二](造語)
種類。
「二フタ―の言い回し」






いろあい【色合】イロアヒ[0]🔗⭐🔉
いろあい【色合】イロアヒ[0]
(一)〔調和が取れているかどうかという観点から見た〕色の ぐあい。色調。
(二)性格・傾向などの ぐあい。
「混乱の―を濃くする」
[表記]「色相」とも書く。
いろあがり【色揚がり】【色揚り】[3]🔗⭐🔉
いろあがり【色揚がり】【色揚り】[3]
染め物の色が あざやかに仕上がること。
いろあく【色悪】[0]🔗⭐🔉
いろあく【色悪】[0]
〔歌舞伎カブキで〕 顔・姿の美しい敵役(カタキヤク)。
実悪(ジツアク)

いろあげ【色揚げ】【色揚】[4]🔗⭐🔉
いろあげ【色揚げ】【色揚】[4]
(一)色のあせた布・着物を染め直して美しくすること。
(二)染め直しの色の出来ぐあい。
いろいと【色糸】[0]🔗⭐🔉
いろいと【色糸】[0]
染めた糸。
いろいろ【色色】
[0]🔗⭐🔉
いろいろ【色色】
[0]
―な/―に 〔もと、この色や あの色や というように違った色が数多く有る意〕そのものの状態・性質が一通りでなかったり 関係する所が多面にわたっていたり あれこれと方法を尽くしていたり することを表わす。
「―(と)〔=あれこれ〕慰めてやる/手紙を書いたり―〔=そのほか、幾つかの〕やる事が有る/世間は―だ〔=やさしい、親切な人も居れば、だましてばかりいる悪い人も居る。人の心はさまざまで、一概には言えないものだ〕」
[表記]「《種《種」とも書く。

いろえんぴつ【色鉛筆】[3]🔗⭐🔉
いろえんぴつ【色鉛筆】[3]
朱書きや彩色に用いる、種種の色の鉛筆。筆記用の黒色の鉛筆より軟らかい。蝋(ロウ)・粘土などに絵の具を交ぜたものを芯(シン)にする。
いろおち【色落ち】【色落】[0][4][3]🔗⭐🔉
いろおち【色落ち】【色落】[0][4][3]
―する 洗った時に、布や糸の色が消えたり 薄くなったり すること。
「このTシャツは―(が)する」
いろおとこ【色男】イロヲトコ[3]🔗⭐🔉
いろおとこ【色男】イロヲトコ[3]
(一)〔女性から好かれる〕美男子。
(二)情夫。いろ。
いろおんど【色温度】イロヲンド[3]🔗⭐🔉
いろおんど【色温度】イロヲンド[3]
光の色を、その光を出している物体の絶対温度で表わしたもの。青空の状態の太陽光線の色は約六千K。〔K=絶対温度の記号、ケルビン〕
いろおんな【色女】イロヲンナ[3]🔗⭐🔉
いろおんな【色女】イロヲンナ[3]
(一)色気の多い女性。
(二)情婦。いろ。
いろか【色香】[2]🔗⭐🔉
いろか【色香】[2]
〔もと、美しい花の色と、そのかおりの意〕離れて見た女性の顔かたちの美しさと、近寄って感じる香料と体臭の交じった、なんとも言えない魅力。〔男性を魅了するに十分なもの〕
「―におぼれる/―に迷う」
いろがみ【色紙】[2]🔗⭐🔉
いろがみ【色紙】[2]
(折り紙などに使う)種種の色に染めた紙。
いろがら【色柄】[0][4]🔗⭐🔉
いろがら【色柄】[0][4]
生地(キジ)などの色のついた、柄。
いろがわり【色変わり】【色変り】イロガハリ[3]🔗⭐🔉
いろがわり【色変わり】【色変り】イロガハリ[3]
―する
(一)もとの色が変わ△ること(ったもの)。変色。
(二)布地などの模様・形が同じで、色だけ違うもの。〔広義では、同種類に属する風変りなものを指す〕
いろきちがい【色気違い】【色気違】イロキチガヒ[3][4]🔗⭐🔉
いろきちがい【色気違い】【色気違】イロキチガヒ[3][4]
(一)性欲の不満が高じて起こる、一種の精神異常。
(二)ひどく好色な△こと(人)。
[表記]「色《狂」とも書く。
いろぐろ【色黒】[0]🔗⭐🔉
いろぐろ【色黒】[0]
―な 顔や肌の色が黒いこと。
いろけ【色気】[3]🔗⭐🔉
いろけ【色気】[3]
(一)異性に対する△関心(欲望)。
「―が付く〔=子供がおとなになりかかり、『色(四)』 を感じ始める。性に目ざめる〕/―を示す〔=誘われれば何かをしてもいいという積極的な△気持(関心)を見せる〕」
(二)〔女性が持っている〕男性の心をそそる性的魅力。
「なんとも―の無い〔=無粋ブスイな〕話だ/―〔=あいきょう〕の無い返事」
いろけし【色消し】【色消】[0][4][3]🔗⭐🔉
いろけし【色消し】【色消】[0][4][3]
(一)―な/―に せっかく それまで感じていたおもしろみ・情趣・色気をゼロにする△こと(ような言動)。
(二)色(イロ)収差を無くすこと。
「―レンズ[5]」
いろこい【色濃い】[3]:[3]🔗⭐🔉
いろこい【色濃い】[3]:[3]
(形)
その様子が顕著で、否定出来ない状態だ。
「△…の様相(不安)が―」
いろこい【色恋】イロコヒ[2]🔗⭐🔉
いろこい【色恋】イロコヒ[2]
異性と親しくすることや、恋愛すること。
「今ごろ―沙汰ザタでもあるまい」
いろごと【色事】[2][0]🔗⭐🔉
いろごと【色事】[2][0]
(一)男女の恋愛。情事。
(二)芝居での色事のしぐさ。ぬれごと。
いろごとし【色事師】[4]🔗⭐🔉
いろごとし【色事師】[4]
(一)芝居で色事を(上手に)演じる役者。
(二)「女たらし」の異称。
いろごのみ【色好み】[3]🔗⭐🔉
いろごのみ【色好み】[3]
「色(四)」が好きな△こと(男性)。好色。〔広義では、女性についても言う〕
いろざかり【色盛り】【色盛】[3]🔗⭐🔉
いろざかり【色盛り】【色盛】[3]
女性が最も美しく見え、男性を引きつける年ごろ。
いろじかけ【色仕掛け】【色仕掛】[3]🔗⭐🔉
いろじかけ【色仕掛け】【色仕掛】[3]
〔男性の「色(四)」を利用して、大金をまき上げたり 情報を得たり するために〕色盛りの女性△が(を おとりに使って)積極的に行動をしかけること。
いろしゅうさ【色収差】イロシウサ[3]🔗⭐🔉
いろしゅうさ【色収差】イロシウサ[3]
レンズの作る像の輪郭に△赤(紫)の色がつくこと。
いろじろ【色白】[0]🔗⭐🔉
いろじろ【色白】[0]
―な 顔や肌の色が白いこと。
いろずり【色刷り】【色刷】[0]🔗⭐🔉
いろずり【色刷り】【色刷】[0]
―する 普通の黒色だけでなく、各種の色で印刷したもの。
「―の漫画」
いろづく【色付く】[3]:[3]🔗⭐🔉
いろづく【色付く】[3]:[3]
(自五)
時期が来て、目立つ色になる。
「ミカンの実が―〔=熟して、黄色になる〕/カキの実が―〔=熟して、赤くなる〕/もみじが―」
いろづけ【色付け】【色付】[0][4]🔗⭐🔉
いろづけ【色付け】【色付】[0][4]
―する
(一)陶磁器などに着色したり 色模様を加えたり すること。
(二)薬品を用いて金属などに美しい色を出すこと。
[動]色付ける[4]:[4](他下一)
いろっぽい【色っぽい】[4]:[4]🔗⭐🔉
いろっぽい【色っぽい】[4]:[4]
(形)
〔女性に〕性的魅力が有る様子だ。〔広義では、男性の芸人についても言う〕
――さ[4]
いろつや【色艶】[2]🔗⭐🔉
いろつや【色艶】[2]
(顔色や)皮膚の色と つや。
「還暦を過ぎたとは思えない―/―〔=おもしろみ。味わい〕の有る話」
いろどめ【色止め】【色止】[0]🔗⭐🔉
いろどめ【色止め】【色止】[0]
染め物をする時に、薬を入れて色が落ちないようにすること。
いろどり【色鳥】[2]🔗⭐🔉
いろどり【色鳥】[2]
〔俳句で〕秋の小鳥。
いろなおし【色直し】イロナホシ[3]🔗⭐🔉
いろなおし【色直し】イロナホシ[3]
(一)〔結婚式の披露宴などで〕新郎・新婦が式服を色物など披露宴用の衣服に着替えること。
「お―[4]」
(二)染め直し。
いろぬき【色抜き】【色抜】[0]🔗⭐🔉
いろぬき【色抜き】【色抜】[0]
―する 染め返しの時に、もとの色を取り去ること。
いろまち【色町】[2]🔗⭐🔉
いろまち【色町】[2]
遊郭や料亭・待合・芸者屋などが集まっている所。いろざと[2][0]。
[表記]「色街」とも書く。
いろむら【色むら】[0]🔗⭐🔉
いろむら【色むら】[0]
〔全体が同じ色であるはずの物の〕一部が変わった色になっているもの。
「色ずれや―の無いカラーテレビ」
いろめ【色目】🔗⭐🔉
いろめ【色目】
(一)[3][0]〔着物などの〕色合。
(二)[3][0][2] 気が有る様子をして異性を見やる目つき。
「―を使う〔=相手に少なからぬ関心を持っている態度をして見せる〕」
いろめがね【色眼鏡】[3]🔗⭐🔉
いろめがね【色眼鏡】[3]
(一)色ガラスで作った眼鏡。〔サングラスはその一種〕
(二)偏見や先入観にとらわれた、物の見方。
「―で人を見る」
いろめきたつ【色めき立つ】[5]:[5]🔗⭐🔉
いろめきたつ【色めき立つ】[5]:[5]
(自五)
緊張した様子が現われる。活気づく。
いろめく【色めく】[3]:[3]🔗⭐🔉
いろめく【色めく】[3]:[3]
(自五)
(一)時期が来て美しい△色(顔形)になり始める。
(二)△緊張(動揺)した状態になる。
いろもの【色物】[2]🔗⭐🔉
いろもよう【色模様】イロモヤウ[3]🔗⭐🔉
いろもよう【色模様】イロモヤウ[3]
(一)布などを色で染めた模様。
(二)〔歌舞伎カブキなどで〕色事を演じる場面。
いろやけ【色焼け】【色焼】[0][4]🔗⭐🔉
いろやけ【色焼け】【色焼】[0][4]
―する
(一)顔・からだが日に焼けて黒茶色になること。
(二)衣服などが日に焼けたり 汚れたり して変色すること。
(三)化粧品などの常用で皮膚の色が黒みを帯びること。
いろよい【色好い】[3]🔗⭐🔉
いろよい【色好い】[3]
(連体)
「―〔=こちらの希望に添うような〕返事がもらえない」
いろわけ【色分け】【色分】[0][4]🔗⭐🔉
いろわけ【色分け】【色分】[0][4]
―する
(一)〔区別が すぐ分かるように〕種類の違う物ごとに違った色をつけること。
(二)種類によって区別すること。分類。
いろんな【色んな】[0]🔗⭐🔉
いろんな【色んな】[0]
(連体)
「いろいろな」の口頭語形。
しき【色】[1][2]🔗⭐🔉
しき【色】[1][2]
〔仏教で〕形を持つ、すべての物。物質。
「―即是空ソクゼクウ〔=宇宙間の万物の本質は空であり、不変の物は何一つとして無いという仏教の基本的な考え方〕」
しきかく【色覚】[0]🔗⭐🔉
しきかく【色覚】[0]
(光線の刺激により)色を見分ける感覚。
しきかん【色感】[0][2]🔗⭐🔉
しきかん【色感】[0][2]
(一)色彩から受ける感じ。
(二)色を見分ける感覚。
しきさい【色彩】
[0]🔗⭐🔉
しきさい【色彩】
[0]
(一)「いろ・いろどり」の意の漢語的表現。
「―のある文章/―感覚[5]」
(二)それらしい傾向や特色。
「戦術的―を帯びる/政治的―を濃くする」

しきし【色紙】[0]🔗⭐🔉
しきし【色紙】[0]
(一)和歌・絵などを書きつける厚い四角な紙。
(二)〔和裁で〕弱くなった衣服に裏打ちする布。
(三)〔料理で〕薄く四角に切ること。
「―切ギリ[0]・―形ガタ[0]」
[かぞえ方](一)(二)は一枚
しきじゃく【色弱】[0]🔗⭐🔉
しきじゃく【色弱】[0]
程度の軽い色盲。
しきじょう【色情】シキジヤウ[0]🔗⭐🔉
しきじょう【色情】シキジヤウ[0]
男女の間の、性欲に基づく感情。欲情。
「―狂[0]」
しきそ【色素】[2][1]🔗⭐🔉
しきそ【色素】[2][1]
物質に色を与えるもとになるもの。
しきちょう【色調】シキテウ[0]🔗⭐🔉
しきちょう【色調】シキテウ[0]
(一)全体に行きわたって感じられる、統一された、色のぐあい。濃い・明るいなど。
(二)色の調和。
しきどう【色道】シキダウ[2][0]🔗⭐🔉
しきどう【色道】シキダウ[2][0]
(妻以外の)女性△に近づく(を 御する)方面に関するテクニックや心得。
しきとうにいしき【色灯二位式】シキトウニヰシキ[0]🔗⭐🔉
しきとうにいしき【色灯二位式】シキトウニヰシキ[0]
赤と青の二枚の色ガラスで、停止・進行を指示する信号機の型。
しきま【色魔】[2]🔗⭐🔉
しきま【色魔】[2]
多くの婦人をだまして もてあそぶ男。
しきもう【色盲】シキマウ[0]🔗⭐🔉
しきもう【色盲】シキマウ[0]
△すべて(一部)の色を識別する視力の無い、先天的な目の欠陥。また、その人。
しきよく【色欲】[0][2]🔗⭐🔉
しきよく【色欲】[0][2]
(一)性的欲望。
「―に溺オボれる」
(二)色情と利欲。
[表記]「色〈慾」とも書く。
しょく[色]🔗⭐🔉
しょく[色]
(一)いろ(あい)。
「天然色・政治色[3]〔=政治に関係する傾向〕」
(二)婦人の美貌(ボウ)。
「容色・才色兼備」
(三)…らしい様子。特色。
「異色・地方色・国際色」
(四)特定の政治的傾向。
「協調色[3]・政党色[3]・共産色[3]」
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