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いろ【色】🔗🔉

いろ【色】 [名]光の波長の違い(色相)によって目の受ける種々の感じ。原色のほか、それらの中間色があり、また、明るさ(明度)や鮮やかさ(彩度)によっても異なって感じる。色彩。「―が薄い」「暗い―」「落ち着いた―」染料。絵の具。「―を塗る」「―がさめる」印刷・写真で、白・黒以外の色彩。「―刷り」人の肌の色。人の顔の色つや。「抜けるように―の白い人」表情としての顔色。「驚きの―が見える」「不満が―に出る」目つき。目の光。「目の―を変えて怒りだす」それらしい態度・そぶり。「反省の―が見られない」それらしく感じられる趣・気配。「秋の―の感じられる昨今」「敗北の―が濃い」愛想。「―よい返事」(「種」とも書く)種類。「―とりどり」「三(み)―選び出す」華やかさ。華美。「大会に―をそえる」音・声などの響き。調子。「琴の音(ね)の―」「声(こわ)―」情事。色事。「―を好む」「―に溺れる」女性の美しい容貌。「―に迷う」情人。恋人。いい人。「―をつくる」古代・中世、位階によって定められた衣服の色。特に、禁色(きんじき)。「昔、公おぼして使う給ふ女の、―許されたるありけり」〈伊勢・六五〉喪服のねずみ色。にび色。「女房なども、かの御形見の―変へぬもあり」〈源・幻〉婚礼や葬式のとき上に着る白衣。「葬礼に―を着て供して見せ」〈浄・博多小女郎〉人情。情愛。「東人(あづまうど)は…げには心の―なく、情おくれ」〈徒然・一四一〉[形動ナリ]女性の髪などがつややかで美しいさま。「髪、―に、こまごまとうるはしう」〈枕・二〇〇〉好色なさま。「この宮の、いとさわがしきまで―におはしますなれば」〈源・浮舟〉 [類語]色彩・色調・色相(しきそう)・色合い・色目(いろめ)・彩り・あや・彩色・カラー

色改ま・る🔗🔉

色改ま・る 喪が明けて、喪服からふだんの衣服に着替える。「宮の御果ても過ぎぬれば、世の中―・りて」〈源・少女〉

色に出(い)・ず🔗🔉

色に出(い)・ず 心の中の思いが表情や態度に現れる。「忍ぶれど―・でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」〈拾遺・恋一〉色がつく。「わが袖の涙にもあらぬ露にだに萩の下葉は―・でにけり」〈金槐集〉

色の白いは七難(しちなん)隠す🔗🔉

色の白いは七難(しちなん)隠す 肌の色が白ければ、少しくらいの欠点は隠れて、美しく見える。

色は思案の外(ほか)🔗🔉

色は思案の外(ほか) 男女間の恋情というものは常識では判断しきれないということ。恋は思案の外。

色も香(か)もあ・る🔗🔉

色も香(か)もあ・る 美しい容色も、ゆかしい情愛もある。名実、または情理を兼ね備えている。花も実もある。「人情判事の―・る裁き」

色を失・う🔗🔉

色を失・う 心配や恐れなどで顔が真っ青になる。意外な事態に対処しきれないようす。「悲報に接し愕然(がくぜん)として―・う」

色を売・る🔗🔉

色を売・る 売春をする。色を鬻(ひさ)ぐ。

色を替え品を替・える🔗🔉

色を替え品を替・える あらゆる手段を用いる。手を替え品を替える。「―・えて説得する」

色を損(そん)・ずる🔗🔉

色を損(そん)・ずる 不機嫌な顔色になる。怒る。

色を正(ただ)・す🔗🔉

色を正(ただ)・す あらたまった顔つきをする。ようすをきちんと正す。「―・して陳謝する」

色を作・る🔗🔉

色を作・る 化粧をする。なまめかしく装う。「それぞれに身代ほどの―・りてをかし」〈浮・胸算用・二〉人の気を引くようなようすをする。「色つくりたる男の、人待ち顔にて」〈浮・五人女・二〉

色を付・ける🔗🔉

色を付・ける 物事の扱いに情を加える。値引きしたり、割り増ししたりする。「謝礼に―・ける」

色を作(な)・す🔗🔉

色を作(な)・す 怒って顔色を変える。「―・して抗議する」

いろ‐あい【色合(い)】‐あひ🔗🔉

いろ‐あい【色合(い)】‐あひ 色彩のぐあい。色の加減。色調。「着物の―」物事の感じやぐあい。傾向。「事件は迷宮入りの―をおびてきた」顔の色つや。顔色。「―心地よげに、声いたう枯れてさへづりゐたり」〈源・玉鬘〉

いろ‐あく【色悪】🔗🔉

いろ‐あく【色悪】 歌舞伎の役柄の一つで、外見は二枚目で性根は悪人の役。「累(かさね)」の与右衛門、「四谷怪談」の伊右衛門など。いろがたき。女性を迷わせてもてあそぶ男。色魔(しきま)。「中々の―で…、(カフエー)の女を誑(たら)して」〈魯庵・社会百面相〉

いろ‐あわせ【色合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

いろ‐あわせ【色合(わ)せ】‐あはせ [名]スル見本と色とを照らし合わせること。また、同じ色になるように色を調整すること。

いろ‐いと【色糸】🔗🔉

いろ‐いと【色糸】 種々の色に染めた糸。三味線の糸。また、三味線。

いろ・う【色ふ・△彩ふ・×艶ふ】いろふ🔗🔉

いろ・う【色ふ・彩ふ・×艶ふ】いろふ [動ハ四]美しいいろどりをしている。映える。「いかばかり思ひおくとも見えざりし露に―・へる撫子(なでしこ)の花」〈和泉式部集・下〉色が美しく交じる。「かざしの花の色々は秋の草に異なるけぢめ分かれで、何事にも目のみ紛ひ―・ふ」〈源・若菜下〉[動ハ下二]美しくいろどる。「大領(おほくび)端袖(はたそで)―・へたる直垂(ひたたれ)に」〈平家・一一〉金や宝石などをちりばめて飾る。「くさぐさのうるはしき瑠璃を―・へて作れり」〈竹取〉文章などを飾る。潤色する。「詞を―・へて云ふ程に綺語と云ふぞ」〈四河入海・一九〉

いろ‐うるし【色漆・△彩漆】🔗🔉

いろ‐うるし【色漆・彩漆】 顔料を加えて色をつけた漆。朱漆・黒漆・青漆など。

いろ‐え【色絵】‐ヱ🔗🔉

いろ‐え【色絵】‐ヱ 彩色した絵。着色画。墨絵。金銀などの薄い板を他の金属の彫刻した部分に焼きつける技法。本焼きした陶磁器の釉(うわぐすり)の上に軟質の顔料で絵や文様を彩色し、低い火度で焼きつけたもの。上絵付け。

いろ‐えんぴつ【色鉛筆】🔗🔉

いろ‐えんぴつ【色鉛筆】 赤・青などの色の鉛筆。蝋(ろう)・粘土・ゴムなどに着色顔料をまぜて芯を作る。

いろ‐おんど【色温度】‐ヲンド🔗🔉

いろ‐おんど【色温度】‐ヲンド 高温の物体の放射する光の色から求める温度。黒体がそれと等しい色を出すときの温度で表す。

いろ‐か【色香】🔗🔉

いろ‐か【色香】 色と香り。女のあでやかな顔と姿。女の色気。「―に惑う」

いろ‐がみ【色紙】🔗🔉

いろ‐がみ【色紙】 種々の色に染めた紙。染め紙。また、折り紙用の着色した紙。鳥の子紙を五色に染め分けた畳紙(たとうがみ)

いろ‐ガラス【色ガラス】🔗🔉

いろ‐ガラス【色ガラス】 着色ガラス。

いろ‐がわ【色革】‐がは🔗🔉

いろ‐がわ【色革】‐がは 着色したなめし革。染め革。

いろ‐がわら【色河‐原】‐がはら🔗🔉

いろ‐がわら【色河原】‐がはら 近世、京都四条河原のこと。芝居小屋があり、男色を売る者がいたところからいう。

いろ‐きちがい【色気違い】‐キちがひ🔗🔉

いろ‐きちがい【色気違い】‐キちがひ 色情狂(しきじようきよう)ひどく好色なこと。また、その人。好色家。

いろ‐ぐるい【色狂ひ】‐ぐるひ🔗🔉

いろ‐ぐるい【色狂ひ】‐ぐるひ 女色におぼれ、放蕩(ほうとう)すること。女狂い。「人間一生のうちに、一たびは―に取り乱さぬといふ事一人もなし」〈浮・子息気質・一〉

いろ‐ぐろ【色黒】🔗🔉

いろ‐ぐろ【色黒】 [名・形動]色、特に肌の色が黒いこと。また、そのさま。「―な(の)人」

いろ‐け【色気】🔗🔉

いろ‐け【色気】 色の加減。色の調子。色合い。「青の―が薄い」異性に対する関心や欲求。色情。「―がつく」人をひきつける性的魅力。「―たっぷりの目つき」愛嬌(あいきよう)。愛想。おもしろみ。風情。「―のないあいさつ」女性の存在。女っ気。「―抜きの宴席」社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に―を示す」

色気より食い気(け)🔗🔉

色気より食い気(け) 色欲よりも食欲のほうが先であること。転じて、見えを捨てて実利をとること。

いろけ‐づ・く【色気付く】🔗🔉

いろけ‐づ・く【色気付く】 [動カ五(四)]異性に関心をもちはじめる。性に目覚める。「息子もそろそろ―・いてきた」花や果物などが色づいてくる。「ミカンが―・く」

いろ‐こ【色子】🔗🔉

いろ‐こ【色子】 江戸時代、男色を売った歌舞伎の少年俳優。舞台子(ぶたいこ)→陰間(かげま)

いろ‐ごと【色事】🔗🔉

いろ‐ごと【色事】 男女間の恋愛や情事。「―には縁遠い生活」芝居で、男女間の情事のしぐさ。情人。愛人。いろ。「あの花紫は幡随長兵衛が―だとのこと」〈伎・吾嬬鑑〉

いろごと‐し【色事師】🔗🔉

いろごと‐し【色事師】 歌舞伎で、色事を演じるのを得意とする役者。濡(ぬ)れ事師。情事の巧みな男。女たらし。

いろ‐ごのみ【色好み】🔗🔉

いろ‐ごのみ【色好み】 情事を好むこと。また、その人。好色漢。恋愛の情趣をよく解すること。また、その人。「―といはるるかぎり、五人」〈竹取〉風流・風雅な方面に関心や理解があること。また、その人。「かの賢き―に仰せ合はせ給ひて、筑波集とていみじき様々の姿を尽くして集め置き給へる」〈ささめごと〉遊女などを買うこと。また、その遊女。「主なき女をよびて、料足を取らせて逢ふ事を―といふなり」〈伽・物くさ太郎〉

いろ‐ざし【色差(し)】🔗🔉

いろ‐ざし【色差(し)】 《「いろさし」とも》色をつけること。彩色。着色。顔などの色つや。色のぐあい。「御―まことにめでたく御心地よげに見えさせ給ひけるが」〈沙石集・一〉

いろ‐じかけ【色仕掛(け)】🔗🔉

いろ‐じかけ【色仕掛(け)】 ある目的を達成するために、色情を利用して異性をだましたり、誘惑したりすること。「―で承知させる」

いろ‐しすう【色指数】🔗🔉

いろ‐しすう【色指数】 星の色を数量的に示す尺度。写真等級から実視等級を引いた差で表す。赤い星ほど大きい値となる。火成岩分類の基準の一。岩石中に含まれる有色鉱物の割合を百分率で表す。

いろ‐すな【色砂】🔗🔉

いろ‐すな【色砂】 和室の砂壁の上塗りに用いる、色のついた砂。

いろ‐ずり【色刷(り)・色×摺り】🔗🔉

いろ‐ずり【色刷(り)・色×摺り】 種々の色彩を用いて印刷物や版画などを刷ること。また、そのもの。衣服などに、色彩で模様をすり出すこと。

いろ‐だか【色高】🔗🔉

いろ‐だか【色高】 江戸時代の雑税の一。クワ・コウゾ・ウルシなどの栽培によって、田畑以外の山野・河海などからの収益があるとき、これを高に算定して村高に組み入れたもの。

いろ‐だま【色玉】🔗🔉

いろ‐だま【色玉】 ザクロの別名。

いろ‐ちがい【色違い】‐ちがひ🔗🔉

いろ‐ちがい【色違い】‐ちがひ [名]色変わり」に同じ。「―のブラウス」驚いて顔色の変わること。「息子―して、そんな大気な事承りますと身の毛がよだって寒気立ちます」〈浮・子息気質・三〉

いろ‐チョーク【色チョーク】🔗🔉

いろ‐チョーク【色チョーク】 赤・青・黄などの色をつけた白墨。特に、普通の白墨と区別していう。

いろっ‐ぽ・い【色っぽい】🔗🔉

いろっ‐ぽ・い【色っぽい】 [形]異性を引きつけるような魅力にあふれているさま。なまめかしい。多く女性にいう。「―・い年増」「―・いしぐさ」 [派生]いろっぽさ[名]

いろ‐つや【色×艶】🔗🔉

いろ‐つや【色×艶】 光沢のある色合い。特に、肌の色とつや。「顔の―がいい」話や文章に付加されるおもしろみ。興趣。「話に―を添える」話や態度に感じられる愛想。情愛。「―のない応対ぶり」

いろ‐どめ【色止め】🔗🔉

いろ‐どめ【色止め】 染め物の色が、さめたり落ちたりしないように固着剤などで処理すること。

いろ‐どり【彩り・色取り】🔗🔉

いろ‐どり【彩り・色取り】 色をつけること。彩色。色の配合。配色。「美しい―の秋の山々」おもしろみや風情、華やかさなどを付け加えること。「パレードが式典に―を添える」

いろどり‐づき【色取り月】🔗🔉

いろどり‐づき【色取り月】 《木の葉が色づく意から》陰暦九月の異称。

いろ‐とりどり【色取り取り】🔗🔉

いろ‐とりどり【色取り取り】 種類がいろいろであること。「―の草花」「―の催し」

いろ‐ど・る【彩る・色取る】🔗🔉

いろ‐ど・る【彩る・色取る】 [動ラ五(四)]色をつける。彩色する。「壁を薄い緑に―・る」化粧する。「ほお紅で―・る」さまざまの色や物を取り合わせて飾る。「花で食卓を―・る」おもしろみや趣などを付け加える。「数々の逸話で―・られた人物」

いろ‐のり【色×糊】🔗🔉

いろ‐のり【色×糊】 染料を加えた捺染(なつせん)用の糊。

いろ‐まち【色町・色街】🔗🔉

いろ‐まち【色町・色街】 花柳街。特に、遊郭。遊里。色里。

いろ‐みほん【色見本】🔗🔉

いろ‐みほん【色見本】 布地・染料・印刷などの色の見本。また、それを分類、整理したもの。

いろ‐めか・し【色めかし】🔗🔉

いろ‐めか・し【色めかし】 [形シク]恋の情趣を好むようにみえるさま。色好みらしい。「―・しうなよび給へるを、女にて見むはをかしかりぬべく」〈源・紅葉賀〉

いろ‐めがね【色眼‐鏡】🔗🔉

いろ‐めがね【色眼鏡】 着色したレンズをはめた眼鏡。サングラスなど。偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方。「―で人を見る」

いろめき‐た・つ【色めき立つ】🔗🔉

いろめき‐た・つ【色めき立つ】 [動タ五(四)]緊張や興奮で落ち着かなくなる。動揺しはじめる。「緊急動議に議場は―・った」

いろ‐め・く【色めく】🔗🔉

いろ‐め・く【色めく】 [動カ五(四)]その時節が来て色が美しくなる。華やかになる。「春になって公園の木々が―・く」色っぽく見える。「ほんのりとほおを染めて―・いた風情」緊張や興奮のために落ち着かない状態になる。活気づく。騒然となる。動揺する。「犯人逮捕の知らせに報道陣が―・いた」戦いに敗れるようすが見え始める。「すはや敵は―・きたるは、と胡(えびら)を叩き、勝時を作って」〈太平記・八〉

いろ‐ゆるし【色許し・色△聴し】🔗🔉

いろ‐ゆるし【色許し・色聴し】 禁色(きんじき)を許されること。

いろ‐よ・い【色△好い】🔗🔉

いろ‐よ・い【色好い】 [形]いろよ・し[ク]こちらの望みにそうようなさま。都合がよい。好ましい。主に連体形が用いられる。「―・い返事」容姿が美しい。「―・き人を見そめて」〈浮・好色袖鑑〉

いろん‐な【色んな】🔗🔉

いろん‐な【色んな】 [連体]《「いろいろな」の音変化》さまざまの。種々の。「―話をする」

くり‐いろ【×涅色・×色】🔗🔉

くり‐いろ【×涅色・×色】 染め色の名。黒色。または、黒色に褐色のまじった色。くり。

しき【色】🔗🔉

しき【色】 仏語。五蘊(ごうん)の一。五感によって認識される、物質や肉体。存在物。もの。五境の一。目でとらえられるもの。色や形のあるもの。

しき‐え【色△衣】🔗🔉

しき‐え【色衣】 墨染めの衣以外の法衣。紫・緋・黄・青などの色があり、高位の僧が着る。

しき‐か【色価】🔗🔉

しき‐か【色価】(フランス)valeur》絵画の画面を構成する色相・明度・彩度の相関関係。バルール。

しき‐かい【色界】🔗🔉

しき‐かい【色界】 仏語。三界の一。欲界の上、無色界の下にある世界。欲界のように欲や煩悩(ぼんのう)はないが、無色界ほど物質や肉体の束縛から脱却していない世界。色界天。色天。四禅を修めた者の生まれる天界で、初禅天から第四禅天の四禅天よりなり、さらに一七天に分ける。

しき‐かく【色覚】🔗🔉

しき‐かく【色覚】 視覚の一。光の波長の違いを色彩として識別する感覚。色神。

しきかく‐いじょう【色覚異常】‐イジヤウ🔗🔉

しきかく‐いじょう【色覚異常】‐イジヤウ 色を見分ける視覚の異常。色盲・色弱などのこと。

しき‐かん【色感】🔗🔉

しき‐かん【色感】 色彩から受ける感じ。色を見分ける感覚。色彩感覚。

しき‐かん【色環】‐クワン🔗🔉

しき‐かん【色環】‐クワン 色相をスペクトルの順序に環状に配列したもの。向かいあった二つの色は互いに補色の関係にある。色相環。カラーサークル。

しき‐さい【色彩】🔗🔉

しき‐さい【色彩】 いろ。いろどりや色合い。「―が美しい」物事にあらわれている、あるようすや傾向。「保守的―が強い」

しきさい‐かんかく【色彩感覚】🔗🔉

しきさい‐かんかく【色彩感覚】 色を感じとる能力。また、色を使いこなす能力。色感。

しきさい‐ちょうせつ【色彩調節】‐テウセツ🔗🔉

しきさい‐ちょうせつ【色彩調節】‐テウセツ 色彩が人間に与える心理的な効果を利用して、疲労防止・能率向上・災害防止などに役立たせるため、色を選んで用いること。カラーコンディショニング。

しき‐し【色紙】🔗🔉

しき‐し【色紙】 和歌・俳句・書画などを書き記す四角い厚紙。五色の模様や金・銀の砂子などを施すものもある。寸法に二種類あり、大は縦六寸四分(約二〇センチ)・横五寸六分(約一七センチ)、小は縦六寸(約一八センチ)・横五寸三分(約一六センチ)。衣服の弱った部分に裏打ちをする布地。

しきし‐がた【色紙形】🔗🔉

しきし‐がた【色紙形】 短冊形に対して、正方形に近い四角形。屏風(びようぶ)や障子に色紙の形を貼ったり輪郭を施したりして、そこに詩歌などを書いたもの。

しきし‐しょう【色視症】‐シヤウ🔗🔉

しきし‐しょう【色視症】‐シヤウ 無色のものに色がついて見える症状。水晶体の摘出手術後の赤視症や青視症、サントニン中毒による黄視症などがある。

しきし‐だて【色紙△点】🔗🔉

しきし‐だて【色紙点】 茶の湯で、茶箱点(ちやばこだて)の一。道具や古袱紗(こぶくさ)などを置き合わせた形が、色紙を散らしたようになるところからいう。裏千家一一世淡々斎の考案になる。

しきし‐ばこ【色紙箱】🔗🔉

しきし‐ばこ【色紙箱】 蒔絵(まきえ)などで彩色された、色紙を納める箱。

しきし‐まど【色紙窓】🔗🔉

しきし‐まど【色紙窓】 茶室の窓の一種。二つの窓を上下にずらして配置したもの。色紙を散らしてはりつけたのに似ているところからいう。

しき‐じゃく【色弱】🔗🔉

しき‐じゃく【色弱】 色覚に異常のある状態。色盲よりは程度が軽く、色の区別がしにくいもの。

しょく【色】🔗🔉

しょく【色】 〔接尾〕助数詞。色数(いろかず)を数えるのに用いる。「三―かけ合わせ」「二四―の色鉛筆」「三―刷り」

れい‐しょく【×色】🔗🔉

れい‐しょく【×色】 血相を変えること。

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