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やま【山】🔗⭐🔉
やま【山】
[1]
(1)周りの土地より著しく高くなった所。また,山登り。「趣味は―だ」
(2)鉱山。
(3)高く積み上げたもの。数量がきわめて多いこと。「書類の―」「仕事の―」
(4)物の一部で,高くなっている所。「ねじの―」
(5)次第に高まり,やがて徐々におさまる物事の,絶頂部。「―のない小説」「病状は今夜が―だ」
(6)〔(2)の鉱脈を探し当てるのは,きわめて確率の低い賭(か)けであったことから〕
万一の僥倖(ぎようこう)に賭けること。「―が当たる」「―を張る」
(7)犯罪事件。警察や新聞記者などが用いる。「大きな―だ」
(8)雑木林。林。山林。
(9)山鉾(やまぼこ)。
(10)動植物の名の上に付けて,同類のうちで野生のもの,あるいは山地に産するものであることを表す。「―ねこ」「―ぶどう」
[2](接尾)
(1)盛り分けた物を数える語。「ミカン一―500 円」
(2)山,特に山林や鉱山を数えるのに用いる。
やまあい【山間】🔗⭐🔉
やまあい【山間】
さんかん(山間)。「―の村」
やまあい【山藍】🔗⭐🔉
やまあい【山藍】
トウダイグサ科の多年草。茎は 4 稜あり,高さ約 40cm。葉は対生し,卵状長楕円形。雌雄異株。春から夏,葉腋(ようえき)に長い花穂をつける。古くは葉を藍染めの染料とした。
やまあじさい【山紫陽花】🔗⭐🔉
やまあじさい【山紫陽花】
サワアジサイの別名。
やまあらし【山荒】🔗⭐🔉
やまあらし【山荒】
齧歯(げつし)目のヤマアラシ科とアメリカヤマアラシ科の哺乳類の総称。頭胴長 40〜90cm。体と尾の上面にはとげ状に変化した硬い長毛があり,これで敵から身を守る。
やまあらし【山嵐】🔗⭐🔉
やまあらし【山嵐】
(1)山から吹きおろす風。山に吹く嵐。
(2)柔道で,相手の体を釣り上げながら,右くるぶしのやや上部に右足をあてて,相手の右前隅に大きく投げる技。
やまあるき【山歩き】🔗⭐🔉
やまあるき【山歩き】
山野を歩き楽しむこと。
やまい【病】🔗⭐🔉
やまい【病】
病気。「―に冒される」
やまいだれ【病垂れ】🔗⭐🔉
やまいだれ【病垂れ】
漢字の垂れの一。「病」「痛」などの「
」の部分。

やまいぬ【山犬】🔗⭐🔉
やまいぬ【山犬】
(1)野生の犬。
(2)ニホンオオカミの別名。
やまいはちまき【病鉢巻】🔗⭐🔉
やまいはちまき【病鉢巻】
歌舞伎・人形浄瑠璃で,病人であることを示すために結ぶ鉢巻。頭の左側で結ぶ。
やまいも【山芋】🔗⭐🔉
やまいも【山芋】
やまのいも(山の芋)。
やまうど【山独活】🔗⭐🔉
やまうど【山独活】
山に生えている野生のウド。
やまうば【山姥】🔗⭐🔉
やまうば【山姥】
伝説や昔話で,深山に住んでいる女の怪物。やまんば。
やまうるし【山漆】🔗⭐🔉
やまうるし【山漆】
ウルシ科の落葉小高木。全体にウルシに似るが小さい。葉は枝先付近に互生し,大形の羽状複葉で,秋の紅葉が美しい。雌雄異株。初夏,開花。
やまおかげんりん【山岡元隣】🔗⭐🔉
やまおかげんりん【山岡元隣】
(1631-1672) 江戸前期の仮名草子作者・俳人。伊勢の人。国学・和歌・俳諧を北村季吟に学ぶ。晩年は医を業とした。作に仮名草子「誰我身之上」ほか。
やまおかそうはち【山岡荘八】🔗⭐🔉
やまおかそうはち【山岡荘八】
(1907-1978) 小説家。新潟県生まれ。本名,藤野庄蔵。「徳川家康」など時代小説を多作。ほかに「新太平記」「春の坂道」など。
やまおかてっしゅう【山岡鉄舟】🔗⭐🔉
やまおかてっしゅう【山岡鉄舟】
(1836-1888) 幕末・明治の剣術家・政治家。江戸の人。通称,鉄太郎。戊辰戦争で,勝海舟の使者として,勝と西郷隆盛の会談を周旋。維新後,明治天皇の侍従。
やまおく【山奥】🔗⭐🔉
やまおく【山奥】
山の奥深い所。
やまおとこ【山男】🔗⭐🔉
やまおとこ【山男】
(1)山に住んでいる男。山で働く男。
(2)登山好きな男。登山歴のある男。
(3)山奥に住むと伝えられる怪物。
やまおやじ【山親爺】🔗⭐🔉
やまおやじ【山親爺】
(北海道などで)ヒグマのこと。おやじ。
やまおろし【山颪】🔗⭐🔉
やまおろし【山颪】
山から吹き下ろす風。
やまが【山家】🔗⭐🔉
やまが【山家】
山里にある家。「―育ち」
やまが【山鹿】🔗⭐🔉
やまが【山鹿】
熊本県北部の市。近世,宿場町・温泉地として発達。
やまがおんせん【山鹿温泉】🔗⭐🔉
やまがおんせん【山鹿温泉】
熊本県山鹿市にある温泉。炭酸アルカリ泉。
やまかがし【赤楝蛇・山楝蛇】🔗⭐🔉
やまかがし【赤楝蛇・山楝蛇】
ヘビの一種。全長 60〜120cm。普通,緑色を帯びた褐色ないし暗褐色で,黒・黄褐・赤色のまだら模様がある。有毒。カエルや小魚を食べる。本州以南と朝鮮半島・中国・台湾に分布。
やまかけ【山掛け】🔗⭐🔉
やまかけ【山掛け】
刺身・そばなどの上にとろろ汁をかけた料理。
やまかじ【山火事】🔗⭐🔉
やまかじ【山火事】
山林の火災。
やまがそこう【山鹿素行】🔗⭐🔉
やまがそこう【山鹿素行】
(1622-1685) 江戸前期の儒学者・兵学者。会津の人。朱子学を排斥し古代の道への復帰を説いた「聖教要録」の筆禍で赤穂に配流。配所で「中朝事実」を著した。他に著「武家事紀」「山鹿語類」など。
やまがた【山形】🔗⭐🔉
やまがた【山形】
(1)東北地方南西部の県。かつての羽前国全域と羽後国の一部を占める。県庁所在地,山形市。→行政地名一覧
(2)山形県東部,山形盆地南部の市。県庁所在地。最上義光の城下町に起源を発し,近世は堀田・水野などの諸氏が領した。立石(りつしやく)寺(山寺)・蔵王温泉がある。
やまがたありとも【山県有朋】🔗⭐🔉
やまがたありとも【山県有朋】
(1838-1922) 軍人・政治家。長州藩出身。初代参謀本部長。のち陸相・内相を歴任。1889 年(明治 22),98 年の 2 回組閣。典型的な藩閥政治家として明治政府を主導した。元帥。元老。
やまがたけんりつはくぶつかん【山形県立博物館】🔗⭐🔉
やまがたけんりつはくぶつかん【山形県立博物館】
山形市にある県立博物館。1971 年(昭和 46)開館。
やまがたこう【山形鋼】🔗⭐🔉
やまがたこう【山形鋼】
形鋼の一。横断面が山形の鋼材。
やまがたしんかんせん【山形新幹線】🔗⭐🔉
やまがたしんかんせん【山形新幹線】
JR 東日本の新幹線。東京・山形間,359.9km。1992 年(平成 4)全線開業。東京・福島間は東北新幹線に併結され,福島・山形間は奥羽本線を走る。
やまがただいがく【山形大学】🔗⭐🔉
やまがただいがく【山形大学】
国立大学の一。1910 年(明治 43)創立の米沢高等工業(のち工専)と山形高校・県立農林専・師範系学校などが合併し,49 年(昭和 24)新制大学。本部は山形市。
やまがただいに【山県大弐】🔗⭐🔉
やまがただいに【山県大弐】
(1725-1767) 江戸中期の尊王論者。甲斐(かい)の人。名は昌貞,号は柳荘。医師で儒学・仏教に通じ,江戸で兵学を講じた。「柳子新論」で尊王の大義を説き,幕政を批判。明和事件に連座して,処刑された。
やまがたな【山刀】🔗⭐🔉
やまがたな【山刀】
山仕事をする人の用いる鉈(なた)のような形の刃物。
やまがたばんとう【山片蟠桃】🔗⭐🔉
やまがたばんとう【山片蟠桃】
(1748-1821) 江戸後期の商人・学者。播磨の人。大坂の豪商升屋の経営に尽力する一方,懐徳堂で儒学,麻田剛立から天文学を学ぶ。主著「夢の代(しろ)」には,世界への広い関心と合理思想がうかがえる。
やまがたびじゅつかん【山形美術館】🔗⭐🔉
やまがたびじゅつかん【山形美術館】
山形市にある美術館。1964 年(昭和 39)開館。
やまがたフライス【山形フライス】🔗⭐🔉
やまがたフライス【山形フライス】
フライスの一種。軸に対して勾配角をもっているフライス。蟻溝(ありみぞ)など特殊な形の溝や歯車の歯を切るのに用いる。山形カッター。
やまがたぼんち【山形盆地】🔗⭐🔉
やまがたぼんち【山形盆地】
山形県東半部中央を占め,奥羽山脈西斜面に続く断層盆地。最上川が貫流する。米作地帯。リンゴ・サクランボなどを栽培。村山盆地。
やまがつ【山賤】🔗⭐🔉
やまがつ【山賤】
(猟師・きこりなど)山の中で生活している人。
やまがっこ【山括弧】🔗⭐🔉
やまがっこ【山括弧】
括弧の一種。先がとがって山の形をしたもの。例,〈 〉。
やまがら【山雀】🔗⭐🔉
やまがら【山雀】
スズメ目シジュウカラ科の小鳥。全長約 15cm。背面は灰色,腹面は栗色,のどと目の上が黒く顔はクリーム色。鳴き声がよい。やまがらめ。
やまがり【山狩り】🔗⭐🔉
やまがり【山狩り】
(1)山で狩猟をすること。
(2)山中に逃げた犯罪者などを大勢で捜し回ること。
やまがりゅう【山鹿流】🔗⭐🔉
やまがりゅう【山鹿流】
軍学の一派。祖は山鹿素行。
やまかわ【山川】🔗⭐🔉
やまかわ【山川】
山と川。山や川。
やまがわ【山川】🔗⭐🔉
やまがわ【山川】
山の中を流れる川。
やまがわ【山川】🔗⭐🔉
やまがわ【山川】
薩摩半島の南端,鹿児島県揖宿(いぶすき)郡にある町。島津氏の琉球貿易港,のち漁業基地として繁栄。町内各所から温泉が湧出。
やまかわきくえ【山川菊栄】🔗⭐🔉
やまかわきくえ【山川菊栄】
(1890-1980) 女性運動家。東京生まれ。女子英学塾卒。山川均と結婚。伊藤野枝らと赤瀾会を結成,女性解放運動に活躍。第二次大戦後,労働省婦人少年局初代局長。
やまかわけんじろう【山川健次郎】🔗⭐🔉
やまかわけんじろう【山川健次郎】
(1854-1931) 物理学者・教育家。会津若松生まれ。イェール大学に留学,東大・九大・京大の総長を歴任。
やまかわひとし【山川均】🔗⭐🔉
やまかわひとし【山川均】
(1880-1958) 社会主義者。岡山県生まれ。売文社に入り 1922 年(大正 11)日本共産党創立に参加,同年「無産階級運動の方向転換」を発表,その理論は山川イズムとよばれ,社会主義運動に大きな影響を与えた。のち解党を主張,離党後は労農派の中心的理論家となった。
やまかん【山勘】🔗⭐🔉
やまかん【山勘】
勘で山をかけること。
やまかんむり【山冠】🔗⭐🔉
やまかんむり【山冠】
漢字の冠の一。「岸」「岩」などの「山」の部分。
やまき【山気】🔗⭐🔉
やまき【山気】
偶然の成功に賭ける気質。やまけ。「―を起こす」
やまきいせき【山木遺跡】🔗⭐🔉
やまきいせき【山木遺跡】
静岡県田方郡韮山町にある弥生後期の水田跡と古墳時代初めの集落。高坏(たかつき)・鋤・田下駄など多量の木器が出土。
やまぎしがいし【山岸外史】🔗⭐🔉
やまぎしがいし【山岸外史】
(1904-1977) 評論家。東京生まれ。東大卒。太宰治・壇一雄らと「青い花」創刊,のち「日本浪漫派」の同人となる。著「ロダン論」「人間太宰治」など。
やまぎしとくへい【山岸徳平】🔗⭐🔉
やまぎしとくへい【山岸徳平】
(1893-1987) 国文学者。新潟県生まれ。東京教育大教授。源氏物語・五山文学・江戸漢詩等の研究に業績を残す。著「近世漢文学史」「書誌学序説」など。
やまきず【山傷・山疵】🔗⭐🔉
やまきず【山傷・山疵】
石などで,山から切り出した時にすでにある疵。
やまぎり【山霧】🔗⭐🔉
やまぎり【山霧】
山にかかる霧。
やまぎわ【山際】🔗⭐🔉
やまぎわ【山際】
(1)山の麓。山裾。
(2)山の稜線。また,稜線のあたりの空。
やまぎわかつさぶろう【山極勝三郎】🔗⭐🔉
やまぎわかつさぶろう【山極勝三郎】
(1863-1930) 病理学者。信州の生まれ。東大教授。日本病理学会を創立し,初代会長。世界で初めて発癌実験に成功。
やまくじら【山鯨】🔗⭐🔉
やまくじら【山鯨】
イノシシの肉。
やまくずれ【山崩れ】🔗⭐🔉
やまくずれ【山崩れ】
山腹が崩れ落ちること。
やまぐち【山口】🔗⭐🔉
やまぐち【山口】
(1)中国地方西端の県。かつての周防(すおう)・長門(ながと)2 国を占める。県庁所在地,山口市。→行政地名一覧
(2)山口県中部の市。県庁所在地。中世,200 年余大内氏の城下町として繁栄。
やまぐちかおる【山口薫】🔗⭐🔉
やまぐちかおる【山口薫】
(1907-1968) 洋画家。群馬県生まれ。東京芸大教授。自由美術家協会,モダンアート協会を設立。代表作「紐」
やまぐちかよう【山口華楊】🔗⭐🔉
やまぐちかよう【山口華楊】
(1899-1984) 日本画家。京都生まれ。本名は米次郎。官展で活躍。動物画を得意とした。作「鹿」「猿」「仔馬」など。
やまぐちけんりつだいがく【山口県立大学】🔗⭐🔉
やまぐちけんりつだいがく【山口県立大学】
公立大学の一。1941 年(昭和 16)設立の山口県立女子専門学校を源とし,50 年山口女子短期大学を経て,75 年山口女子大学として設立。96 年現名に改称。本部は山口市。
やまぐちけんりつびじゅつかん【山口県立美術館】🔗⭐🔉
やまぐちけんりつびじゅつかん【山口県立美術館】
山口市にある県立美術館。1979 年(昭和 54)開館。
やまぐちせいし【山口誓子】🔗⭐🔉
やまぐちせいし【山口誓子】
(1901-1994) 俳人。京都市生まれ。本名,新比古(ちかひこ)。東大卒。花鳥諷詠の「ホトトギス」を離れ,鋭い感性で俳句の現代性を追求。句集「凍港」「激浪」など。
やまぐちせいそん【山口青邨】🔗⭐🔉
やまぐちせいそん【山口青邨】
(1893-1988) 俳人。岩手県生まれ。本名,吉郎。東大卒。東大工学部教授。「ホトトギス」の写生に根ざした文人画風の清純高雅な句風で知られる。句集「雑草園」「雪国」など。
やまぐちそどう【山口素堂】🔗⭐🔉
やまぐちそどう【山口素堂】
(1642-1716) 江戸中期の俳人。甲斐の人。別号は来雪・素仙堂など。江戸で北村季吟の門に入り,同門の松尾芭蕉の客分となり蕉風成立期の芭蕉に大きな影響を与えた。葛飾蕉門の始祖。
やまぐちだいがく【山口大学】🔗⭐🔉
やまぐちだいがく【山口大学】
国立大学の一。山口高等学校・山口経専を中心に宇部工専・山口獣畜専・師範系学校が合併し,1949 年(昭和 24)新制大学となる。64 年県立医大を併合。本部は山口市。
やまぐちたけお【山口長男】🔗⭐🔉
やまぐちたけお【山口長男】
(1902-1983) 洋画家。ソウル生まれ。渡仏し,佐伯祐三,ザッキンらと交流。簡潔な色彩と重厚な質感の抽象画をきわめ,海外でも高く評価された。
やまぐちとうきょうりかだいがく【山口東京理科大学】🔗⭐🔉
やまぐちとうきょうりかだいがく【山口東京理科大学】
私立大学の一。1994 年(平成 6)設立。本部は小野田市。
やまぐちひとみ【山口瞳】🔗⭐🔉
やまぐちひとみ【山口瞳】
(1926-1995) 小説家。東京生まれ。国学院大卒。寿屋(現,サントリー)宣伝部入社。「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞受賞。都会人の日常的哀歓を庶民感覚あふれる軽妙な筆致で描く。著「居酒屋兆治」「血族」「家族」など。
やまぐちほうしゅん【山口蓬春】🔗⭐🔉
やまぐちほうしゅん【山口蓬春】
(1893-1971) 日本画家。北海道生まれ。松岡映丘に師事し新興大和絵運動に参加。六潮会を結成し写生を追究。作「秋二題」「三熊野の那智の御山」「市場」など。
やまぐに【山国】🔗⭐🔉
やまぐに【山国】
山の多い地方。四方が山で囲まれている土地。
やまくにがわ【山国川】🔗⭐🔉
やまくにがわ【山国川】
大分県北部を北東流する川。英彦山(ひこさん)に発し,中津市の西で周防灘へ注ぐ。長さ 56km。中流部に耶馬渓(やばけい)を形成する。
やまぐるま【山車】🔗⭐🔉
やまぐるま【山車】
ヤマグルマ科の常緑高木。葉は枝先付近に輪生状に互生し,狭卵形で質厚く光沢がある。初夏,枝先に黄緑色の花を十数個総状につける。樹皮から鳥黐(とりもち)を作り,材は器具材とする。鳥黐の木。
やまぐわ【山桑】🔗⭐🔉
やまぐわ【山桑】
クワ科の落葉高木。山中に自生し,また養蚕用に栽植される。葉は広卵形。雌雄異株または同株。春,開花。実は夏,紫黒色に熟し甘い。材は家具・細工物用。
やまけ【山気】🔗⭐🔉
やまけ【山気】
やまき(山気)。やまっけ。「―を出す」
やまげら【山啄木鳥】🔗⭐🔉
やまげら【山啄木鳥】
キツツキ目キツツキ科の鳥。全長約 28cm。背面は淡緑色,腹面は淡灰褐色。雄の頭は赤く,雌は灰色。大木の幹に穴をあけて卵を産む。日本では北海道に生息。
やまごえ【山越え】🔗⭐🔉
やまごえ【山越え】
山を越えて行くこと。山越し。
やまごぼう【山牛蒡】🔗⭐🔉
やまごぼう【山牛蒡】
(1)ヤマゴボウ科の多年草。茎は太く,高さ約 1m。夏,直立する白色の花穂をつけ,液果は紫黒色に熟す。根は円柱形で,有毒だが商陸(しようりく)と称して利尿剤とする。葉は食用。
(2)キク科モリアザミの根の俗称。漬け物にする。
やまごもり【山籠り】🔗⭐🔉
やまごもり【山籠り】
山寺などにこもって修行すること。
やまごや【山小屋】🔗⭐🔉
やまごや【山小屋】
登山者の宿泊・休憩・避難などの用にあてる小屋。コッテージ。
やまゴリラ【山ゴリラ】🔗⭐🔉
やまゴリラ【山ゴリラ】
⇒マウンテン-ゴリラ
やまさか【山坂】🔗⭐🔉
やまさか【山坂】
山と坂。また,山中の坂。
やまさき【山崎】🔗⭐🔉
やまさき【山崎】
兵庫県中西部,宍粟(しそう)郡の町。近世,池田氏・本多氏の城下町。揖保(いぼ)川に沿い,木材加工業が発達。
やまざき【山崎】🔗⭐🔉
やまざき【山崎】
京都府大山崎町の地名。天王山のふもとにあり,淀川をはさんで男山と対する。古来,京都と大阪を結ぶ要地。
やまざきあんさい【山崎闇斎】🔗⭐🔉
やまざきあんさい【山崎闇斎】
(1618-1682) 江戸前期の儒学者・神道家。名は嘉,通称は嘉右衛門。別号,垂加(しでます)。京都の人。初め僧,のち朱子学に転向,本義の純化と敬義の実践を重んずる厳格主義的朱子学を主唱した。後年,神儒を結合,垂加神道を興した。
やまざきしんとう【山崎神道】🔗⭐🔉
やまざきしんとう【山崎神道】
⇒垂加神道(すいかしんとう)
やまざきそうかん【山崎宗鑑】🔗⭐🔉
やまざきそうかん【山崎宗鑑】
室町後期の連歌師・俳人。俳諧撰集の先駆的な位置を占める「新撰犬筑波集(しんせんいぬつくばしゆう)(「誹諧連歌抄」)」の撰者。後世,荒木田守武とともに俳諧の祖と仰がれた。1539 年以後,80 歳前後で没。
やまざきちょううん【山崎朝雲】🔗⭐🔉
やまざきちょううん【山崎朝雲】
(1867-1954) 木彫家。福岡県生まれ。高村光雲に師事。日本彫刻会創立に参加。伝統的な木彫に写実的表現を加えた作風。
やまざきなおまさ【山崎直方】🔗⭐🔉
やまざきなおまさ【山崎直方】
(1870-1929) 地理学者。高知県生まれ。東大卒。地形学に多くの業績を残す。日本地理学会の創立にも尽力。
やまざきのたたかい【山崎の戦い】🔗⭐🔉
やまざきのたたかい【山崎の戦い】
1582 年 6 月,本能寺の変を知って備中から兵を返した羽柴秀吉が,山城国大山崎で明智光秀を打ち破った合戦。
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