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やま【山】🔗🔉

やま【山】 周りの土地よりも著しく盛り上がっている所。 「━に登る」 ◇古くは神のすむ清浄の地として信仰の対象とされた。特に、比叡山、または、そこにある延暦寺をさすこともある。 鉱山。 「━を閉鎖する」 土や砂をの形に盛ってつくったもの。築山。 物が高く盛り上がったもの。また、盛り上げたもの。 「ゴミの━」 「本の━」 数量がきわめて多いこと。 「宿題が━とある」 「人の━」 「借金の━」 万一の幸運にけること。また、偶然の的中を当てにした予想。 「━をかける」 「━が外れる」 ◇鉱脈を掘り当てることは確率の低いけであったことから。 最も重要なところ。また、その結果を左右するような重要な場面。 「病状はここ二、三日が━だ」 「試合の━を迎える」 犯罪事件。 「大きな━を抱える」 ◇警察関係者や新聞記者が使う。 山鉾やまぼこ 動植物の名の上に付けて、野生のもの、山地に自生するものの意を表す。 「━犬・━ネコ・━桃・━ブドウ」

山高きが故ゆえに貴たっとからず🔗🔉

山高きが故ゆえに貴たっとからず 本当の価値は外観によるのではなく、その実質によって決まるということ。 ◇『実語教』にあることば。後に「樹有るを以もって貴しと為す」と続く。

やま‐あい【山間(山合い)】━アヒ🔗🔉

やま‐あい【山間(山合い)】━アヒ 山と山との間。山峡やまかい。さんかん。 「━の村」

やま‐あらし【山嵐】🔗🔉

やま‐あらし【山嵐】 山に吹く激しい風。また、山から吹きおろす強い風。

やま‐あらし【山荒らし・🔗🔉

やま‐あらし【山荒らし・ ネズミ目ヤマアラシ科とアメリカヤマアラシ科の哺乳ほにゅう類の総称。体と尾の上面に針状の剛毛があり、敵に近づくと毛を逆立てて身を守る。夜行性。

やまい【病】ヤマヒ🔗🔉

やまい【病】ヤマヒ 病気。 「━が革あらたまる(=病状が急に重くなる。危篤きとく状態になる)」 関連語 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖病気‖びょうき

病膏肓こうこうに入・る🔗🔉

病膏肓こうこうに入・る 病気が重くなって回復の見込みがなくなる。 ◇「膏」は心臓の下の部分、「肓」は横隔膜の上の部分。薬も鍼はりも届かない、治療の困難な部分とされた。「こうもう」と読むのは俗用。→膏肓こうこう あることに熱中してやめられなくなる。

病は気から🔗🔉

病は気から 病気は気の持ちようで、よくも悪くもなるということ。

やま‐いぬ【山犬】🔗🔉

やま‐いぬ【山犬】 山野にすむ野生化した犬。 ニホンオオカミのこと。

やま‐いも【山芋】🔗🔉

やま‐いも【山芋】 やまのいも

やま‐うば【山姥】🔗🔉

やま‐うば【山姥】 人里離れた山奥に住むという女の怪物。鬼女。やまんば。 関連語 大分類‖魔物‖まもの 中分類‖化け物‖ばけもの

やま‐おく【山奥】🔗🔉

やま‐おく【山奥】 山の奥。山の奥深い所。 「━の集落」

やま‐おとこ【山男】━ヲトコ🔗🔉

やま‐おとこ【山男】━ヲトコ 山に住み、山で仕事をしている男性。 登山を愛好する男性。 人里離れた山奥に住むという男の怪物。

やま‐おり【山折り】━ヲリ🔗🔉

やま‐おり【山折り】━ヲリ 折り目が外側に出るように折ること。 「紙を━にする」 ⇔谷折り

やま‐おろし【山颪】🔗🔉

やま‐おろし【山颪】 山から吹きおろす風。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

やま‐が【山家】🔗🔉

やま‐が【山家】 山里にある家。 「━育ち」

やま‐かい【山峡】━カヒ🔗🔉

やま‐かい【山峡】━カヒ 山と山との間。やまあい。

やま‐かがし【楝蛇楝蛇🔗🔉

やま‐かがし【楝蛇楝蛇 本州以南の水田付近に分布するナミヘビ科のヘビ。体色は緑褐色または暗褐色で、不規則な黒斑・紅斑が散在する。有毒。

やま‐かけ【山かけ(山掛け)】🔗🔉

やま‐かけ【山かけ(山掛け)】 わさびじょうゆをきかせたマグロの刺身などに、すりおろしたヤマノイモをかけた料理。

やま‐かげ【山陰】🔗🔉

やま‐かげ【山陰】 山のかげになること。山にさえぎられて日が当たらないこと。また、その場所。

やま‐かご【山籠】🔗🔉

やま‐かご【山籠】 竹で編んだ底を丸棒や竹棒からつるしただけの粗末なかご。昔、山路の旅などに用いた。

やま‐かじ【山火事】━クヮジ🔗🔉

やま‐かじ【山火事】━クヮジ 山林が燃える火事。森林火災。

やま‐かぜ【山風】🔗🔉

やま‐かぜ【山風】 山中を吹く風。また、山から吹きおろす風。特に、夜間山から吹き下ろす風。 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

やま‐がたな【山刀】🔗🔉

やま‐がたな【山刀】 山仕事をするときに用いる、鉈なたの形をした刃物。

やま‐がら【山雀】🔗🔉

やま‐がら【山雀】 日本各地に分布するスズメ目シジュウカラ科の小鳥。背面は灰青色、腹面は赤褐色で、頭とのどが黒い。低山帯の広葉樹林で繁殖する。

やま‐がり【山狩り】🔗🔉

やま‐がり【山狩り】 名・自サ変 山で狩猟をすること。 山中に逃げ込んだ犯罪者などを大勢で捜し回ること。 「早朝から━を行う」

やま‐かわ【山川】━カハ🔗🔉

やま‐かわ【山川】━カハ 山と川。山や川。

やま‐がわ【山川】━ガハ🔗🔉

やま‐がわ【山川】━ガハ 山の中を流れる川。

やま‐かん【山勘】🔗🔉

やま‐かん【山勘】 〔俗〕勘を働かせて山をかけること。また、その勘。 「━が当たる」

やま‐き【山気】🔗🔉

やま‐き【山気】 やまけ

やま‐ぎわ【山際】━ギハ🔗🔉

やま‐ぎわ【山際】━ギハ 山のきわ。山に近い所。 山の稜線りょうせんと接するあたりの空。 「朝焼けに━が赤く染まる」

やま‐くじら【山鯨】━クヂラ🔗🔉

やま‐くじら【山鯨】━クヂラ イノシシの肉。また、獣肉。 ◇獣肉を食べることを忌んで言い換えた語。

やま‐くずれ【山崩れ】━クヅレ🔗🔉

やま‐くずれ【山崩れ】━クヅレ 名・自サ変長雨・豪雨・地震などによって、山腹の岩石や土砂が突発的に崩れ落ちること。また、その現象。 「━が起こる」

やま‐ぐに【山国】🔗🔉

やま‐ぐに【山国】 山の多い国や地方。また、山に囲まれている地方。 「━の生まれ」

やま‐ぐも【山雲】🔗🔉

やま‐ぐも【山雲】 山にかかる雲。山からわき起こる雲。さんうん。 「━に隠れた山頂」

やま‐け【山気】🔗🔉

やま‐け【山気】 偶然の成功にかけて、思い切ったことをしようとする気質。やまき。やまっけ。 「━を起こす」 ◇山師のような気質の意。

やま‐ごえ【山越え】🔗🔉

やま‐ごえ【山越え】 名・自サ変 山を越えていくこと。山越し。 江戸時代、関所札を持たない人が間道を通って関所のある山を越えたこと。 関連語 大分類‖越える‖こえる 中分類‖越える‖こえる

やま‐ことば【山言葉(山詞)】🔗🔉

やま‐ことば【山言葉(山詞)】 忌み詞ことばの一つ。きこり・猟師などが山中に入ったときだけ用いることば。米を「くさのみ」、熊くまを「くろげ」、水を「わっか」などという類。

やま‐ごもり【山籠もり】🔗🔉

やま‐ごもり【山籠もり】 名・自サ変山中に隠すること。また、山寺などにこもって修行すること。

やま‐ごや【山小屋】🔗🔉

やま‐ごや【山小屋】 山中に建てた小屋。特に、登山者の宿泊・休憩・避難などのために山中に建てた小屋。ヒュッテ。

やま‐さか【山坂】🔗🔉

やま‐さか【山坂】 山と坂。山や坂。 「多くの━を越える」 山の中の坂。やまざか。 「━を登る」

やま‐ざくら【山桜】🔗🔉

やま‐ざくら【山桜】 山に咲くサクラ。 春、新葉とともに淡紅色の五弁花を開くバラ科の落葉高木。本州中部以南の山地に自生する。材は家具・器具用。

やま‐ざと【山里】🔗🔉

やま‐ざと【山里】 山の中にある村落。山村。

やま‐ざる【山猿】🔗🔉

やま‐ざる【山猿】 山にすむ野生の猿。野猿やえん 山奥や田舎に住む人を、礼儀作法を知らない人としてあざけっていう語。

やま‐し【山師】🔗🔉

やま‐し【山師】 鉱脈を捜して鑑定し、鉱山の発掘を行う人。 山林の売買や伐採を請け負う人。 投機的な事業で金もうけをねらう人。 詐欺師。いかさま師。

やま‐じ【山路】━ヂ🔗🔉

やま‐じ【山路】━ヂ 山の中の道。やまみち。

やまし・い【疚しい(疾しい)】🔗🔉

やまし・い【疚しい(疾しい)】 良心に恥じるところがあるさま。うしろめたいさま。 「何ら━ところはない」 ◇動詞「病む」が形容詞化した語。 ‐さ

やましろ【山城】🔗🔉

やましろ【山城】 旧国名の一つ。現在の京都府南東部に相当する。城州じょうしゅう

やま‐すそ【山裾】🔗🔉

やま‐すそ【山裾】 山のふもと。山麓さんろく

やま‐せ【山背】🔗🔉

やま‐せ【山背】 山を越えて吹いてくる風。山背風。 北海道・東北地方などで、夏、三陸沖やオホーツク海から吹いてくる冷湿な北東風。長く続くと冷害をもたらす。

やまたか‐ぼう【山高帽】🔗🔉

やまたか‐ぼう【山高帽】 つばのある男性の礼装用帽子。フェルト製で上部が丸く、高い。山高帽子。

やま‐だし【山出し】🔗🔉

やま‐だし【山出し】 木材・石材・薪炭などを山から運び出すこと。また、運び出された物。 田舎から出てきたばかりで、まだ都会の風習になじんでいないこと。また、その人。

やまっ‐け【山っ気】🔗🔉

やまっ‐け【山っ気】 やまけ

やま‐つなみ【山津波】🔗🔉

やま‐つなみ【山津波】 山崩れなどによって起こる大規模な土石流。

やま‐づみ【山積み】🔗🔉

やま‐づみ【山積み】 名・自他サ変 山のように高く積み上げること。 「倉庫に荷物を━する」 処理しなくてはならない仕事や問題がたくさんたまること。さんせき。 「━になっている懸案事項」

やま‐て【山手】🔗🔉

やま‐て【山手】 山に近い方。山よりの土地。山の手。 ⇔浜手

やま‐でら【山寺】🔗🔉

やま‐でら【山寺】 山の中にある寺。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖寺院‖じいん

やまと【《大和》(倭)】🔗🔉

やまと【《大和》(倭)】 旧国名の一つ。現在の奈良県全域に相当する。 日本国のこと。やまとの国。 ◇に都があったことから。 名詞の上に付いて、日本固有のものである意を表す。 「━歌・━絵・━言葉・━なでしこ」

やまと‐いも【《大和》芋】🔗🔉

やまと‐いも【《大和》芋】 ナガイモの一品種。芋は不規則な塊状で、粘りが強い。とろろなどにして食べる。近畿・中国地方で栽培される。 ヤマイモの一品種。芋は三味線のばちのような形をしている。ナガイモより粘りが強い。多く関東地方で栽培される。イチョウイモ。

やまと‐うた【《大和》歌】🔗🔉

やまと‐うた【《大和》歌】 日本固有の歌。和歌。 ⇔唐歌からうた

やまと‐え【《大和》絵】━ヱ🔗🔉

やまと‐え【《大和》絵】━ヱ 唐絵からえに対して、日本の風景・風俗を題材にした絵。 ◇平安時代の用語で、絵巻物はその一つ。 鎌倉時代に渡来した宋元画などに対し、平安時代以来の伝統的な様式の絵画。

やまと‐ごころ【《大和》心】🔗🔉

やまと‐ごころ【《大和》心】 漢学から得た知識に対し、日本人固有の知恵・能力。大和魂やまとだましい。 ⇔漢心からごころ

やまと‐ことば【《大和》言葉(《大和》詞)】🔗🔉

やまと‐ことば【《大和》言葉(《大和》詞)】 日本固有のことば。和語。やまとことのは。 ◇漢語・外来語に対していう。 和歌。やまとうた。

やまと‐じだい【《大和》時代】🔗🔉

やまと‐じだい【《大和》時代】 日本史の時代区分の一つ。律令国家の成立以前、大和朝廷が国土を支配していた時代。四世紀初めごろから六四五年の大化の改新ごろまでをいう。考古学上の古墳時代に相当する。

やまと‐しまね【《大和》島根】🔗🔉

やまと‐しまね【《大和》島根】 〔雅〕 日本国。日本の国土。 大和の国(現在の奈良県)の山々。やまとしま。

やまと‐だましい【《大和》魂】━ダマシヒ🔗🔉

やまと‐だましい【《大和》魂】━ダマシヒ 大和心やまとごころ 日本民族固有の精神。勇猛で潔いことを特徴とする。 ◇近世以降、国粋主義思想のもとで盛んに使われた語。

やまと‐なでしこ【《大和》撫子】🔗🔉

やまと‐なでしこ【《大和》撫子】 ナデシコの別称。 日本女性の美称。 ◇見かけはか弱そうだが、心の強さと清楚な美しさをそなえている意。

やまと‐みんぞく【《大和》民族】🔗🔉

やまと‐みんぞく【《大和》民族】 日本人を構成する主要な民族。

やま‐どめ【山止め】🔗🔉

やま‐どめ【山止め】 山に入ることや、山での狩猟・採取を禁止すること。

やま‐どめ【山留め】🔗🔉

やま‐どめ【山留め】 鉱山などで、支柱材などを用いて土砂の崩壊を防ぐこと。また、その設備。

やま‐どり【山鳥】🔗🔉

やま‐どり【山鳥】 山にすむ鳥の総称。 本州・四国・九州の森林に分布するキジ目キジ科の鳥。雄は全身赤銅色で、一メートルにも達する長い尾をもつ。雌は全体赤褐色で、尾が短い。雄は繁殖期になると翼を強く羽ばたかせて雌を呼ぶ。日本特産。

やま‐な・い【已まない・止まない】🔗🔉

やま‐な・い【已まない・止まない】 連語《「…して━」の形で》どこまでも…する。…しないではいられない。 「敬愛して━」 「無罪を主張して━」 「世界は変動して━」

やま‐なみ【山並み(山脈)】🔗🔉

やま‐なみ【山並み(山脈)】 山が連なっていること。また、連なった山々。連山。山脈さんみゃく

やま‐なり【山形】🔗🔉

やま‐なり【山形】 山のように中央が高くなった曲線を描くこと。また、その形。 「━のボールを投げる」

やま‐なり【山鳴り】🔗🔉

やま‐なり【山鳴り】 地震・噴火などで、山が鳴り響くこと。また、その音。 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖‖おと

やま‐ね【山鼠・冬眠🔗🔉

やま‐ね【山鼠・冬眠 本州以南の森林に分布する齧歯げっし目ヤマネ科の哺乳ほにゅう類。日本特産で、体長約八センチメートル、尾長約五センチメートル。体は淡褐色で、背の中央に一本の黒い縦線がある。

やま‐ねこ【山猫】🔗🔉

やま‐ねこ【山猫】 ネコ目ネコ科の哺乳ほにゅう類のうち、小形の野生種の総称。日本にはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコが生息する。 山野にすむ野生化したネコ。

やまねこ‐スト【山猫スト】🔗🔉

やまねこ‐スト【山猫スト】 一部の労働組合員が中央指導部の指令なしに行うストライキ。山猫争議。 ◇wildcat strikeの訳語。

やま‐の‐いも【山の芋()】🔗🔉

やま‐の‐いも【山の芋()】 本州以南の山野に自生するヤマノイモ科のつる性多年草。葉は長卵形で、基部が心臓形。夏、葉の付け根に白い穂状の花をつける。円柱状の長い塊根と葉腋につくむかごは食用。ジネンジョ。ヤマイモ。

やま‐の‐かみ【山の神】🔗🔉

やま‐の‐かみ【山の神】 山を守り、支配する神。 〔俗〕自分の妻。長年連れ添って口やかましくなった妻をからかい半分にいう。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖かみ‖かみ

やま‐の‐さち【山の幸】🔗🔉

やま‐の‐さち【山の幸】 山でとれる鳥獣や木の実・山菜・キノコなど。山幸やまさち。 ⇔海の幸

やま‐の‐て【山の手】🔗🔉

やま‐の‐て【山の手】 やまて 市街地のうち、高台の区域。多くは住宅地。 ⇔下町 ◇東京では、武蔵野台地の東縁以西の区域、四谷・赤坂・青山・麻布・本郷・小石川あたりをいう。

やま‐の‐は【山の端】🔗🔉

やま‐の‐は【山の端】 山の稜線りょうせん

やま‐のぼり【山登り】🔗🔉

やま‐のぼり【山登り】 山に登ること。登山。

やま‐ば【山場】🔗🔉

やま‐ば【山場】 進行する物事のもっとも重要な場面。クライマックス。 「選挙戦が━を迎える」

やま‐はた【山畑】🔗🔉

やま‐はた【山畑】 山にある畑。山間の畑。

やま‐はだ【山肌(山膚)】🔗🔉

やま‐はだ【山肌(山膚)】 土や岩の露出した、山の表面。

やま‐ばと【山鳩】🔗🔉

やま‐ばと【山鳩】 山林にすむ野生のハト。キジバト・アオバトなど。 キジバトの別称。

やまばと‐いろ【山鳩色】🔗🔉

やまばと‐いろ【山鳩色】 黄色に青みのかかった色。アオバトの羽根の色。

やま‐ばん【山番】🔗🔉

やま‐ばん【山番】 山林の番人。山守やまもり

やま‐びこ【山彦】🔗🔉

やま‐びこ【山彦】 山・谷などで声や音が反響すること。こだま。 ◇もと、山の神の意。山の神が声音をまねると信じられていたことから。

やま‐ひだ【山襞】🔗🔉

やま‐ひだ【山襞】 山の尾根と谷が入り組んでひだのように見える所。

やま‐びと【山人】🔗🔉

やま‐びと【山人】 山里に住む人。また、山で働く人。きこり・炭焼きなど。 仙人。

やま‐びらき【山開き】🔗🔉

やま‐びらき【山開き】 霊山で、夏季の一定期間だけ禁を解いて一般の入山・登山を許すこと。また、その儀式。 山小屋が開かれるなどして、夏山登山のシーズンが始まること。また、その初日の行事。 山を切り開いて新しい道を作ること。

やま‐ぶき【山吹】🔗🔉

やま‐ぶき【山吹】 五月ごろ小枝の先に黄色の五弁花をつけるバラ科の落葉低木。八重咲きのものは結実しない。 「山吹色」の略。→山吹色 大判・小判などの金貨。 ◇山吹色であることから。

やまぶき‐いろ【山吹色】🔗🔉

やまぶき‐いろ【山吹色】 ヤマブキの花の色。やや赤みを帯びた鮮やかな黄色。黄金色。

やま‐ぶし【山伏】🔗🔉

やま‐ぶし【山伏】 修験道しゅげんどうの修行をする人。修験者。 山野に寝起きして仏道修行をする僧。 ◆山野に野宿する意から。

やま‐ふところ【山懐】🔗🔉

やま‐ふところ【山懐】 山に囲まれた奥深い所。 「━に抱かれた集落」

やまべ🔗🔉

やまべ 関東で、オイカワの通称。 北海道・東北で、ヤマメの通称。

やま‐べ【山辺】🔗🔉

やま‐べ【山辺】 山の近く。やまのべ。

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