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出山 ヤマヲイズ🔗🔉

【出山】 シュッサン・ヤマヲイズ 山を出る。隠者が、俗世間に出て、官に仕えること。▽「山」は、俗世間から離れた地。〔仏〕山寺を出る。山にこもって悟りを得た僧が、世間に出てくること。

太和 ヤマト🔗🔉

【大和】 タイワ =太和。すべてが和らぎあい、調和を保っていること。〔→易経ヤマト〔国〕旧国名の一つ。畿内キナイの一国。今の奈良県。和州。日本国の古称。▽古くは、中国では、日本のことを「倭ワ(せの低い人の意)」と書いたが、日本では「倭ワ」と通ずる「和」の字を当て、それに「大」の字をつけて「大和」とした。

嬰疾 ヤマイニカカル🔗🔉

【嬰疾】 エイシツ・ヤマイニカカル 病気にかかる。病気にとりつかれる。『嬰病エイビョウ』

山 やま🔗🔉

【山】 3画 山部 [一年] 区点=2719 16進=3B33 シフトJIS=8E52 《常用音訓》サン/やま 《音読み》 サン/セン〈shn〉 《訓読み》 やま 《名付け》 たか・たかし・のぶ・やま 《意味》 {名}やま。△型のやま。〈類義語〉→峰→嶺レイ。「山川」「仁者楽山=仁者ハ山ヲ楽シム」〔→論語{名}やま。僧が深いやまを開いてたてた寺。また、寺の名につけることば。「開山」 {名}土盛りをした墓。〈類義語〉→墳。「山向サンコウ(占って定めた墓の方角)」 {名}〔俗〕蚕の幼虫がむらがってやま状をなしたもの。蚕の簇マブシ。「上山(蚕の上簇ジョウゾク)」 〔国〕やま。物事の頂点。「試合の山」「文章の山」やま。不確実な予想をもとにしてねらった幸運。「山が当たる」やま。比叡ヒエイ山延暦エンリャク寺のこと。 《解字》 象形。△型のやまを描いたもので、△型をなした分水嶺のこと。 《単語家族》 傘サン(△型のかさ)散(△型の両側にちり落ちる)と同系。 《類義》 峰は、△型に先のとがったやま。嶺レイは、高く切りたったやま。丘は、盆地をかこむ外輪のやま。岡は、やまの背のかたく平らな台地。陵は、筋ばったやまの背の線。巓テンは、やまの頂上。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

山川 ヤマカワ🔗🔉

【山川】 サンセン 山と川。山河。「山水」と同じ。山の神霊と川の神霊。「山川其舎諸=山川ソレコレヲ舎テンヤ」〔→論語ヤマカワ〔国〕山と川。ヤマガワ〔国〕山の中を流れている川。

山不辞土故能成其高 ヤマハツチヲジセズユエニヨクソノタカキヲナス🔗🔉

【山不辞土故能成其高】 ヤマハツチヲジセズユエニヨクソノタカキヲナス〈故事〉山はどんな土でも受け入れるから高くなる。度量を広くし多く物を受け入れると、大人物になるということのたとえ。〔→管子

山気 ヤマケ🔗🔉

【山気】 サンキ 山中の気。山中の空気のこと。「山気日夕佳=山気日夕佳ナリ」〔→陶潜山にたちこめるもや・霧。ヤマケ〔国〕冒険や投機を好む心。

山祇 ヤマツミ🔗🔉

【山祇】 サンギ 山の神。ヤマツミ〔国〕山の神。大山祇オオヤマツミ。

山高水長 ヤマタカクミズナガシ🔗🔉

【山高水長】 ヤマタカクミズナガシ 人格が高く清らかなことのたとえ。〔→范仲淹

山以陵遅故能高 ヤマハリョウチヲモッテノユエニヨクタカシ🔗🔉

【山以陵遅故能高】 ヤマハリョウチヲモッテノユエニヨクタカシ〈故事〉山はすそのほうがしだいに低く広がっている(=陵遅)ので、結局は高くなる。学問・人格もしだいにおさめれば高くりっぱになることのたとえ。〔→説苑

山賤 ヤマガツ🔗🔉

【山賤】 ヤマガツ〔国〕山の中に生活している身分の低い人。

抜山蓋世 ヤマヲヌキヨヲオオウ🔗🔉

【抜山蓋世】 ヤマヲヌキヨヲオオウ〈故事〉力は山を引き抜くくらいで、気持ちは世の中をおおいつくすほどである。力が強く、意気盛んなさま。〔→史記

不躓於山躓於垤 ヤマニツマズカズテツニツマズク🔗🔉

【不躓於山躓於垤】 ヤマニツマズカズテツニツマズク〈故事〉大きな山には注意するのでつまずかないが、小さな蟻塚アリヅカ(=垤)にはつまずいてしまう。小さなことを軽視すると失敗するというたとえ。〔→呂覧

山鹿素行 ヤマガソコウ🔗🔉

【山鹿素行】 ヤマガソコウ〔日〕〈人名〉1622〜85 江戸時代前期の漢学者・兵学者。会津アイヅ(福島県)の人。名は高祐タカスケ、字アザナは子敬、素行は号。朱子学を林羅山ハヤシラザンに、兵学を北条氏長に学んだ。のち、朱子学を疑ったため、赤穂に追放された。『聖教要録』『中朝事実』などがある。

山崎闇斎 ヤマザキアンサイ🔗🔉

【山崎闇斎】 ヤマザキアンサイ〔日〕〈人名〉1618〜82 江戸時代前期の漢学者。京都の人。名は嘉、字アザナは敬義、闇斎は号。垂加とも号した。はじめ禅僧となったが、谷時中タニジチュウに朱子学を学んだ。また、吉川惟足キッカワコレタリに神道を学び、垂加神道スイカシントウをとなえた。

恙 やまい🔗🔉

【恙】 10画 心部  区点=5589 16進=5779 シフトJIS=9C99 《音読み》 ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 つつが/やまい(やまひ) 《意味》 {名}つつが。田野で人をさし、発病させる寄生虫。つつが虫。 「無恙ブヨウ・ツツガナシ」とは、つつが虫にやられないの意から、無事で日を過ごすこと。▽「楚辞」からはじまって、漢・六朝から、相手の安否を尋ねる手紙の常用語となった。 {名}やまい(ヤマヒ)。病気や心配ごと。「恙病ヨウビョウ(病気)」「清恙セイヨウ(ご病気)」 《解字》 形声。「心+音符羊」。 《単語家族》 癢ヨウ(かゆい)と同系。 《熟語》 →下付・中付語

抜山蓋世 ヤマヲヌキヨヲオオウ🔗🔉

【抜山蓋世】 バツザンガイセイ・ヤマヲヌキヨヲオオウ〈故事〉力は山を引き抜くくらいで、気持ちは世の中をおおいつくすほどである。力が強く、意気盛んなさま。〔→史記

杜 やまなし🔗🔉

【杜】 7画 木部 [人名漢字] 区点=3746 16進=454E シフトJIS=936D 《音読み》 ト/ズ(ヅ)〈d〉 《訓読み》 やまなし/とざす/とじる(とづ)/もり 《名付け》 もり・あかなし 《意味》 {名}やまなし。果樹の名。また、その実。山野に自生するばら科の落葉高木。実は、かたくしまっている。かたなし。 {動}とざす。とじる(トヅ)。出入り口をしめて中にこもる。また、そのようにする。〈同義語〉→堵。「是静非杜門=コレ静ナレドモ門ヲ杜セルニアラズ」〔→袁宏道{名}周代の国名。また、姓の一つ。 〔国〕もり。神社のもり。 《解字》 会意兼形声。「木+音符土(ぎっちりつまる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

柘 やまぐわ🔗🔉

【柘】 9画 木部  区点=3651 16進=4453 シフトJIS=92D1 《音読み》 シャ〈zh〉 《訓読み》 やまぐわ(やまぐは) 《意味》 {名}やまぐわ(ヤマグハ)。くわ科の樹木の名。もっとも普通に栽培される。 「柘榴シャクル」とは、ざくろ。▽この柘は石と同音。〈同義語〉石榴セキリュウ。 《解字》 形声。「木+音符石」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

棠 やまなし🔗🔉

【棠】 12画 木部  区点=6011 16進=5C2B シフトJIS=9EA9 《音読み》 トウ(タウ)/ドウ(ダウ)〈tng〉 《訓読み》 やまなし 《意味》 {名}やまなし。木の名。ばら科の落葉高木。「甘棠カントウ」 「海棠カイドウ」とは、ばら科の落葉低木。薄紅色のきれいな花をつける。 「沙棠サトウ」とは、果樹の名。材は舟をつくるのに用いられる。 《解字》 形声。「木+音符尚」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

疚 やましい🔗🔉

【疚】 8画 部  区点=6544 16進=614C シフトJIS=E16B 《音読み》 キュウ(キウ)/ク〈ji〉 《訓読み》 なやむ/やむ/やましい(やまし) 《意味》 {動・名}なやむ。やむ。老衰や病気のため、亀カメのように背がかがんだ形になる。また、長わずらいや、老衰。 {動・形}やむ。やましい(ヤマシ)。気がとがめる。なやます。また、そのさま。「疚心=心ヲ疚マス」「内省不疚、夫何憂何懼=内ニ省ミテ疚シカラザレバ、ソレナニヲカ憂ヘナニヲカ懼レン」〔→論語「在疚ザイキュウ」とは、喪に服していること。〈同義語〉在柩。 《解字》 会意兼形声。久は「人が背をかがめた姿+ヽ印」の会意文字で、背のかがんだ老人のことである。ヽ印は老人が背をかがめて亀カメのようになった、その背部をさし示す指事記号であろう。故旧の旧と同系。疚は「+音符久」で、久が、久しいという意に専用されたため、疚が原義をあらわすようになった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

疾 やまい🔗🔉

【疾】 10画 部 [常用漢字] 区点=2832 16進=3C40 シフトJIS=8EBE 《常用音訓》シツ 《音読み》 シツ/ジチ〈j〉 《訓読み》 はやい(はやし)/やまい(やまひ)/やむ/くるしむ/にくむ 《名付け》 とし・はやし 《意味》 {形}はやい(ハヤシ)。スピードがはやい。あっというまに進むほどはやい。〈類義語〉→速。「疾走」「疾風迅雷シップウジンライ(急激な風や雷)」 {名}やまい(ヤマヒ)。急にひどくなる病気。急性で悪性の病気。転じて、広くやまいのこと。〈類義語〉→病。「疾病」「父母唯其疾之憂=父母ハ唯ダ其ノ疾ヲ之憂フ」〔→論語{名}つらいこと。くるしみ。悩み。悪いくせ。「民疾(人民にとってつらい悩み)」 {動}やむ。くるしむ。病気になる。また、つらいと思う。悩む。 {動}にくむ。いやなことだとしてにくみきらう。〈同義語〉→嫉。「疾之已甚=コレヲ疾ムコト已甚シ」〔→論語{形}にくらしそうに。いやがって。〈同義語〉→嫉。「疾視(にくにくしげにみる)」 《解字》 会意。「+矢」で、矢のようにはやく進む、また、急に進行する病気などを意味する。 《単語家族》 迅シン・ジンは、疾の語尾が転じた語で、疾にきわめて近い。 《類義》 →早 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

疾病 ヤマイヘイナリ🔗🔉

【疾病】 シッペイ やまい。病気。「吾王庶幾無疾病与=吾ガ王疾病無キニチカカランカ」〔→孟子ヤマイヘイナリ 病気にかかり、からだがぐったりする。危篤になる。「子疾病=子ノ疾病ナリ」〔→論語

疹 やまい🔗🔉

【疹】 10画 部  区点=3130 16進=3F3E シフトJIS=905D 《音読み》 シン/チン〈zhn〉 《訓読み》 はしか/やむ/やまい(やまひ) 《意味》 {名}はしか。病気の名。急性伝染病の一種。幼児に多く、発熱して皮膚にびっしりと赤い粟粒大の吹き出物ができる。 {名}皮膚にできる小さな吹き出物。「湿疹シッシン」 {動・名}やむ。やまい(ヤマヒ)。持病のため発熱する。また、その持病。また、熱病。 《解字》 会意兼形声。中の部分は、びっしりといきわたる意を含む。疹はそれを音符とし、を加えた字で、全身にびっしりと発疹する病気。 《熟語》 →下付・中付語

病 やまい🔗🔉

【病】 10画 部 [三年] 区点=4134 16進=4942 シフトJIS=9561 《常用音訓》ビョウ/ヘイ/やまい/や…む 《音読み》 ビョウ(ビャウ)/ヘイ〈bng〉 《訓読み》 やむ/やまい(やまひ)/うれい(うれひ)/くるしむ/やましめる(やましむ)/やませる(やます)/くるしめる(くるしむ) 《意味》 {動・名}やむ。やまい(ヤマヒ)。からだが弾力を失って動けぬようになる。転じて広く、病気になる。また、病気のこと。〈類義語〉→疾。「疾病」「病間」 ヘイナリ{形}からだが硬直して動けないさま。「子疾病=子ノ疾病ナリ」〔→論語{名}うれい(ウレヒ)。つらいこと。くるしみ。心配。また、欠点。「語病」 {動}やむ。くるしむ。つらく思う。困って悩む。「舜其猶病諸=舜モソレナホコレヲ病メリ」〔→論語{動}やましめる(ヤマシム)。やませる(ヤマス)。くるしめる(クルシム)。害を与える。困らせる。「苛擾病民=苛擾民ヲ病マシム」 《解字》 会意兼形声。は人が牀ショウ(寝台)の上にねているさまを示す。丙ヘイは、両またをぴんと開いたさま。「+音符丙」で、病気になってからだが弾力を失い、ぴんとはって動けなくなること。→丙 《単語家族》 柄(張ったえ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

病従口入 ヤマイハクチヨリイル🔗🔉

【病従口入】 ヤマイハクチヨリイル〈故事〉病気は飲食を慎まないところからおこる。「病従口入、禍従口出=病ハ口従リ入リ、禍ハ口従リ出ヅ」〔→傅玄

病入膏肓 ヤマイコウコウニイル🔗🔉

【病入膏肓】 ヤマイコウコウニイル〈故事〉病気が重くて治療のできないこと。また、悪い癖などが深くしみこんでなおしようがないこと。▽晋シンの景公が、病魔が名医も治療できない膏コウの下で、肓コウの上(横隔膜の間)に逃げかくれたという夢を見た故事から。〔→左伝

移病 ヤマイヲウツス🔗🔉

【移病】 ヤマイヲウツス 病気を口実にして朝廷にうかがわないこと。▽一説に、病気と称して居所を移すこと。また、病気にかこつけること。〔→漢書

謝病 ヤマイヲシャス🔗🔉

【謝病】 ヤマイヲシャス 病気といって用命を断る。〔→史記

痒 やまい🔗🔉

【痒】 11画 部  区点=6558 16進=615A シフトJIS=E179 《音読み》 ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 かゆい(かゆし)/やむ/やまい(やまひ) 《意味》 {形}かゆい(カユシ)。〈同義語〉→癢。「痛痒ツウヨウ」 {動・名}やむ。やまい(ヤマヒ)。心配・悩みのために病気になる。また、その病気。うれえる。うれえ疲れておこるやまい。▽平声に読む。また、ショウ(詳と同音)とも読む。〈同義語〉→恙。 《解字》 形声。「+音符羊」。 《熟語》 →下付・中付語

痾 やまい🔗🔉

【痾】 13画 部  区点=6562 16進=615E シフトJIS=E17D 《音読み》 ア・k〉 《訓読み》 やまい(やまひ) 《意味》 {名}やまい(ヤマヒ)。せまいすみにはいりこんだ病気。こじれてなおりにくい病気。「宿痾シュクア(ずっと前からの病気、持病)」「懐痾=痾ヲ懐ク」 《解字》 会意兼形声。「+音符阿(せまいすみ)」。 《熟語》 →下付・中付語

発病 ヤマイヲハッス🔗🔉

【発病】 ハツビョウ・ヤマイヲハッス 病気になること。

臥病 ヤマイニフス🔗🔉

【臥病】 ガビョウ・ヤマイニフス 病気になって寝床につく。

謝病 ヤマイヲシャス🔗🔉

【謝病】 シャビョウ・ヤマイヲシャス 病気を理由に、ことわったり辞職したりする。〔→史記

豪 やまあらし🔗🔉

【豪】 14画 豕部 [常用漢字] 区点=2575 16進=396B シフトJIS=8D8B 《常用音訓》ゴウ 《音読み》 ゴウ(ガウ)/コウ(カウ)〈ho〉 《訓読み》 つよい(つよし)/すぐれる(すぐる)/おさ(をさ)/かしら/やまあらし 《名付け》 かた・かつ・すぐる・たけ・たけし・つよ・つよし・とし・ひで 《意味》 {形・名}つよい(ツヨシ)。荒々しくて勇ましい。また、そのような人。「豪快」「豪勇」 {形・名}すぐれる(スグル)。能力や才知などが人よりまさっている。また、そのような人。「豪友」「豪英」 {名}おさ(ヲサ)。かしら。率いる人。長。その道の達人。「土豪」「酒豪」 {名}財産や勢力のある人。「富豪」 {形・名}ぜいたくではでやかな。また、そのような生活や気性。「豪奢ゴウシャ」 {名}やまあらし。獣の名。背に荒くて長い毛がある。「豪豬ゴウチョ」 {名}長くて荒い毛。〈同義語〉→毫{形}一本の毛ほど。わずか。〈同義語〉→毫。「寸豪(=寸毫)」 〔国〕オーストラリアのこと。〈同義語〉→濠。「豪州」 《解字》 会意兼形声。「豕+音符高(たかく目だつ)の略体」。やまあらしの背の高く目だったこわい毛。転じて、すぐれる、強いなどの意となる。 《単語家族》 毫ゴウ(長く荒い毛)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

豺 やまいぬ🔗🔉

【豺】 10画 豸部  区点=7625 16進=6C39 シフトJIS=E6B7 【犲】異体字異体字 6画 犬部 区点=6428 16進=603C シフトJIS=E0BA 《音読み》 サイ/ゼ〈chi〉 《訓読み》 やまいぬ 《意味》 {名}やまいぬ。肉をくいちぎる、おおかみの類。▽貪欲ドンヨクで、無慈悲な人にたとえる。「豺狼サイロウ」 《解字》 会意兼形声。「豸+音符才(=裁。きる、くいきる)」。 《熟語》 →熟語 →故事成語

遊山 ヤマニアソブ🔗🔉

【遊山】 ユウザン・ヤマニアソブ =游山。山に遊びにいく。山遊びをする。ユサン〔国〕=游山。遊びに出かけること。行楽。「物見遊山」気ばらし。なぐさみ。

邪馬台国 ヤマタイコク🔗🔉

【邪馬台国】 ヤマタイコク「三国志」の魏志東夷伝倭人の条(通称、魏志倭人伝)に記載されている、三世紀ごろ日本にあった国名。女王卑弥呼ヒミコが支配していたという。所在地は未詳。▽「三国志」は「邪馬壱(壹)」、「後漢書」東夷伝ほかは、「邪馬台(臺)」と表記する。

鋳山煮海 ヤマヲイウミヲニル🔗🔉

【鋳山煮海】 チュウザンシャカイ・ヤマヲイウミヲニル〈故事〉山の銅から銭を鋳造し、海の水を煮て塩をつくる。領内にたくさんの産物を所有していること。▽「史記」から。

閔 やまい🔗🔉

【閔】 12画 門部  区点=7960 16進=6F5C シフトJIS=E87B 《音読み》 ビン/ミン〈mn〉 《訓読み》 いたむ/あわれむ(あはれむ)/なやむ/なやみ/やむ/やまい(やまひ) 《意味》 {動}いたむ。こまやかに情をかけてとむらう。 {動}あわれむ(アハレム)。こまやかに情をかけていたわる。〈同義語〉→憫ビン→愍。「我行閔其憊=我行キテソノ憊レシヲ閔ム」〔→高啓{動・形・名}なやむ。なやみ。こまかにきづかう。こまごまと心配するさま。心のいたみ。「閔惜ビンセキ」「閔閔然ビンビンゼン」 {動・名}やむ。やまい(ヤマヒ)。病気になる。また、病気。つらいこと。「覯閔既多=閔ニ覯フコトスデニ多シ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。門の系列の語は、すきまを閉じて、中が見えないようにするという基本義を含むとともに、そのわからないものをむりにききだす、つまり「問」「聞」という基本義もあわせ含む。閔は「門+音符文(こまやか)」で、不幸な者に対してこまやかに弔問するのが原義。あわれむという意は、その派生義である。 《単語家族》 問モン(わからないことを口でたずねる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

岾 やま🔗🔉

【岾】 8画 山部  〔国〕 区点=5419 16進=5633 シフトJIS=9BB1 《訓読み》 やま 《意味》 やま。

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