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しぜん【自然】🔗🔉

しぜん【自然】 [1]   (1)山・川・海やそこに生きる万物など,この世界を秩序立てているもの。「―の猛威」   (2)人や物に本来的に備わっている性質。天性。「悲しい時には泣くのが人間の―だ」 [2](形動) 行為や態度がわざとらしくないさま。「―な動作」 [3](副) ひとりでに。「―に体が震えてくる」

しぜんいさん【自然遺産】🔗🔉

しぜんいさん【自然遺産】 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)に基づき世界遺産一覧表に記載されている価値の高い自然環境地域を自然遺産という。日本では白神山地・屋久島などが記載されている。

しぜんえいよう【自然栄養】🔗🔉

しぜんえいよう【自然栄養】 乳児を母乳で育てること。⇔人工栄養

しぜんエネルギー【自然エネルギー】🔗🔉

しぜんエネルギー【自然エネルギー】 化石燃料や核熱のように,有限でかつ自然破壊や汚染の原因になるエネルギー以外のエネルギー。太陽熱・風力・水力・地熱・潮汐力・畜力など。

しぜんおんかい【自然音階】🔗🔉

しぜんおんかい【自然音階】 ハニホヘトイロの音名で表される幹音のみから成る音階。ハ長調・イ短調の音階がこれに当たる。

しぜんかい【自然界】🔗🔉

しぜんかい【自然界】 (1)人間を含んで,人間の周りに広がる全世界。(内面の世界に対して)自分の外に存在するすべてのもの。 (2)人間界以外の世界。

しぜんかいとう【自然解凍】🔗🔉

しぜんかいとう【自然解凍】 冷凍した食品を加熱せずに解凍すること。

しぜんかかく【自然価格】🔗🔉

しぜんかかく【自然価格】 ⇒正常価格

しぜんかがく【自然科学】🔗🔉

しぜんかがく【自然科学】 自然現象を対象として取り扱い,そのうちに見いだされる普遍的な法則性を探究する学問。便宜的に,物理学・化学・生物学・地学など。単に科学ともいう。ナチュラル-サイエンス。

しぜんがく【自然学】🔗🔉

しぜんがく【自然学】 〔(ギ) physik〕 ギリシャ哲学において,自然を扱う学問部門。しばしば論理学・倫理学とともに哲学の三部門を成す。

しぜんかんき【自然換気】🔗🔉

しぜんかんき【自然換気】 室内外の温度差・風圧などによって,室内の空気が自然に入れ替わること。

しぜんかんきょう【自然環境】🔗🔉

しぜんかんきょう【自然環境】 人間や生物を取り巻き,その生存や行動などに密接な関連をもつ,土地・大気・水・生物などからなる自然界の状況。

しぜんかんきょうほぜんほう【自然環境保全法】🔗🔉

しぜんかんきょうほぜんほう【自然環境保全法】 1972 年(昭和 47)制定。自然環境の保全に関し,基本事項を定める法律。自然環境保全基礎調査(緑の国勢調査),自然環境保全地域,原生自然環境保全地域,野生動植物保護地区などについて定めている。

しぜんききょう【自然気胸】🔗🔉

しぜんききょう【自然気胸】 外傷や医療処置によらずに生じた気胸。青年男子に好発する特発性自然気胸は胞膜下にある小嚢胞(のうほう)が破れることで起こるとされている。

しぜんきゅうかい【自然休会】🔗🔉

しぜんきゅうかい【自然休会】 国会の会期中に,国会の一院が慣例上または各党派の申し合わせによって審議を休むこと。

しぜんきゅうようそん【自然休養村】🔗🔉

しぜんきゅうようそん【自然休養村】 都市生活者が自然に親しみ休養がとれるように整備された区域。市町村が都道府県に申請して指定を受ける。

しぜんきゅうようりん【自然休養林】🔗🔉

しぜんきゅうようりん【自然休養林】 林野庁が 1968 年(昭和 43)以来国民の保健休養のために指定,開放している国有林。

しぜんけいざい【自然経済】🔗🔉

しぜんけいざい【自然経済】 交換の媒介に貨幣を用いず,現物交換に基づいて行われる最も古い段階の経済。現物経済。

しぜんけつぞく【自然血族】🔗🔉

しぜんけつぞく【自然血族】 〔法〕血縁関係のある人々。⇔法定血族

しぜんけん【自然権】🔗🔉

しぜんけん【自然権】 個人に本来的に備わり,国家によって侵されることのない諸権利。天賦(てんぷ)人権。

しぜんげんご【自然言語】🔗🔉

しぜんげんご【自然言語】 社会の中で自然に発生し,自然に用いられている言語。人為的に規定された人工言語に対していう語。⇔人工言語

しぜんげんごインターフェイス【自然言語インターフェイス】🔗🔉

しぜんげんごインターフェイス【自然言語インターフェイス】 自然言語を用いてコンピューターと人間とのやりとりを行うこと。また,そのための処理部分。人工言語であるコマンドを用いるインターフェイスなどに対していう。

しぜんげんごしょり【自然言語処理】🔗🔉

しぜんげんごしょり【自然言語処理】 自然言語をそのままコンピューターで処理すること。構文や意味,また文脈などを分析し,表現された事実や概念を知識ベースを用いて機械翻訳やエキスパート-システムなどを開発する。

しぜんげんしょう【自然現象】🔗🔉

しぜんげんしょう【自然現象】 自然界に見られる諸現象。

しぜんこう【自然光】🔗🔉

しぜんこう【自然光】 (1)太陽などの天然の光。 (2)いろいろな方向の振動面をもった波が均一に混合した光。⇔偏光

しぜんこうえん【自然公園】🔗🔉

しぜんこうえん【自然公園】 自然を保護し,その利用の増進をはかり,国民の保健に資すことを目的として,自然公園法によって指定される景勝地。都市公園の対語。

しぜんこうぶつ【自然公物】🔗🔉

しぜんこうぶつ【自然公物】 〔法〕河川・海浜などのように,天然の状態で公(おおやけ)の用に供することができる公物。⇔人工公物

しぜんさいがい【自然災害】🔗🔉

しぜんさいがい【自然災害】 地震・洪水・火山爆発・台風などの自然現象が直接原因となって起こる災害。天災。⇔人為災害

しぜんし【自然史】🔗🔉

しぜんし【自然史】 (1)〔哲〕〔(ド) Naturgeschichte〕 弁証法的に発展する自然を歴史的にとらえるマルクス主義の概念。自然は意識や意志の外に独立して存在し,社会の発展も同様な自然史的過程であるとされる。 (2)博物学。ナチュラル-ヒストリー。

しぜんし【自然死】🔗🔉

しぜんし【自然死】 外傷や病気などによらず,生活機能の自然衰退によって死ぬこと。老衰死。

しぜんし【自然誌】🔗🔉

しぜんし【自然誌】 ⇒博物学

しぜんじ【自然児】🔗🔉

しぜんじ【自然児】 世俗の風習にとらわれることなく,自分の意のままに生きる者。

しぜんじしん【自然地震】🔗🔉

しぜんじしん【自然地震】 自然現象として発生する通常の地震。人工地震と対比していう。

しぜんしつぎょうりつ【自然失業率】🔗🔉

しぜんしつぎょうりつ【自然失業率】 いかなる財政金融政策を用いても,いかなる賃金水準においても,解消できない非自発的失業者の割合。

しぜんしゃかい【自然社会】🔗🔉

しぜんしゃかい【自然社会】 地縁・血縁によって成立している社会。原始社会だけをさすこともある。⇔人為社会

しぜんしゅうきょう【自然宗教】🔗🔉

しぜんしゅうきょう【自然宗教】 (1)神の超越的なはたらきによる宗教(啓示宗教)に対し,人間の自然の本性,すなわち理性に基づく宗教。18 世紀以後の啓蒙思潮や理神論の考える宗教がその代表。 (2)原始的・自然発生的な宗教。アニミズム・呪物崇拝などの素朴な信仰の総称。

しぜんしゅぎ【自然主義】🔗🔉

しぜんしゅぎ【自然主義】 〔naturalism〕 (1)〔哲〕存在や価値の根本に自然を考える立場の総称。 (2)19 世紀後半に興った文芸思潮。観察を標榜する近代のリアリズム(写実主義)の延長上に,これを科学的に徹底し,理想化を排し人間の生の醜悪・瑣末(さまつ)な相までをも描出する。フランスのゾラ・モーパッサンなどが代表。この影響のもとに,日本では明治後期に島崎藤村・田山花袋などが輩出した。 (3)美術で,自然の事物を忠実に再現しようとする作画態度。古典ギリシャの美術などにもみられるが,特に 17 世紀イタリアのカラバッジョやその後継者たち,さらには 19 世紀中頃のテオドール=ルソーらバルビゾン派や 19 世紀後半のクールべらの写実主義をさす。

しぜんじょうたい【自然状態】🔗🔉

しぜんじょうたい【自然状態】 社会契約説において,個人相互の社会契約に基づく国家の形成以前に,諸個人が置かれていると論理的・歴史的に想定される状態。自然権の無制限な行使による戦争状態であるとしたり(ホッブス),理性によって生活を営む自由で平等な状態であるとする(ロック)など論者によって異なる。

しぜんしょうにん【自然承認】🔗🔉

しぜんしょうにん【自然承認】 国会で,予算の議決・条約承認・総理大臣指名の場合,衆議院の議決後定められた期間内に参議院が議決を行わない場合,衆議院の議決をもって国会の議決とすること。自然成立。

しぜんしょくひん【自然食品】🔗🔉

しぜんしょくひん【自然食品】 人工色素・防腐剤・化学調味料などの添加物を加えず,本来の性質を変えるような加工をしていない,自然のままの食品。

しぜんしん【自然神】🔗🔉

しぜんしん【自然神】 自然現象や自然の事物を崇拝して神格化したもの。

しぜんじん【自然人】🔗🔉

しぜんじん【自然人】 (1)社会や文化に束縛されることなく,あるがままに生きる人間。 (2)〔法〕出生から死亡まで等しく完全な権利能力を認められている個人。法人に対する個人。

しぜんしんえいどう【自然真営道】🔗🔉

しぜんしんえいどう【自然真営道】 安藤昌益の著書。1753 年刊の 3 巻本と,明治後期に発見された稿本 101 巻 93 冊がある。健全な心身を論じながら封建的身分制を否定するなど鋭い社会批判を展開。

しぜんしんがく【自然神学】🔗🔉

しぜんしんがく【自然神学】 〔natural theology〕 キリストにおける啓示を基礎とする啓示神学に対し,人間に本来的に与えられている理性(自然の光)によってキリスト教の真理性を証明しようとする神学。トマス=アクィナスが代表的。理神論なども含む。

しぜんじんるいがく【自然人類学】🔗🔉

しぜんじんるいがく【自然人類学】 生物としての人類を生物学の立場から研究する学問。人類の進化・変異・適応などが中心課題となる。形質人類学。人種学。

しぜんしんろん【自然神論】🔗🔉

しぜんしんろん【自然神論】 ⇒理神論

しぜんすう【自然数】🔗🔉

しぜんすう【自然数】 〔数〕正の整数。

しぜんすうはい【自然崇拝】🔗🔉

しぜんすうはい【自然崇拝】 特定の自然現象および自然物に宗教的価値を認めてそれを崇拝すること。崇拝対象には,天体現象(太陽・月・星・雨・風・雷など),地上現象(大地・火・水・川・山岳・岩石など),動植物などがある。天然崇拝。

しぜんせいちょうりつ【自然成長率】🔗🔉

しぜんせいちょうりつ【自然成長率】 経済で,労働人口の成長率と技術進歩率(労働の生産性の増加率)によって可能な成長率。

しぜんせんたく【自然選択】🔗🔉

しぜんせんたく【自然選択】 〔natural selection〕 ある生物に生じた遺伝的変異個体のうち生存に有利なものが生き残ること。集団遺伝学では,異なった遺伝子型をもつ個体が次代に残す子孫の数によって自然選択に対する有利さを評価する。ダーウィンが導入した概念。自然淘汰(とうた)。

しぜんそう【自然葬】🔗🔉

しぜんそう【自然葬】 散骨などにより,自然に回帰しようとする葬儀。

しぜんぞう【自然増】🔗🔉

しぜんぞう【自然増】 (1)成り行きのままにしておいて増えること。 (2)特に,出生によって人口が自然に増えること。自然増加。→社会増加

しぜんぞうかりつ【自然増加率】🔗🔉

しぜんぞうかりつ【自然増加率】 出生率から死亡率を引いた値。

しぜんぞうしゅう【自然増収】🔗🔉

しぜんぞうしゅう【自然増収】 税法の変更なしに,経済界の好況の影響で自然的に租税収入や印紙収入などが増加すること。

しぜんそん【自然村】🔗🔉

しぜんそん【自然村】 農耕・漁労を通じて形成された村落共同体。行政の単位としての行政村に対する語。村(むら)。

しぜんたい【自然体】🔗🔉

しぜんたい【自然体】 (1)柔道で,自然なままで立った基本的な姿勢。右自然体・左自然体がある。 (2)気負いや先入観のない態度。「審議には―で臨む」

しぜんたいすう【自然対数】🔗🔉

しぜんたいすう【自然対数】 e(2.71828…)を底とする対数。

しぜんちゅうしんしゅぎ【自然中心主義】🔗🔉

しぜんちゅうしんしゅぎ【自然中心主義】 アメリカなどの環境思想で人間中心主義に対置して使われる用語で,人間の利害が他の生物等の利害に対して特別に優先されるべきではないとする考え方。

しぜんちりがく【自然地理学】🔗🔉

しぜんちりがく【自然地理学】 地理学の一分野。人間生活の基盤としての自然現象を研究する。地形学・気候学・水文学(すいもんがく)・土壌地理学・生物地理学などを含む。⇔人文地理学

しぜんていぼう【自然堤防】🔗🔉

しぜんていぼう【自然堤防】 河川の両側にできる堤防状の微高地。氾濫(はんらん)時に土砂が堆積してできる。

しぜんてきこっきょう【自然的国境】🔗🔉

しぜんてきこっきょう【自然的国境】 山脈・河川・湖沼・砂漠・海峡などの自然物を利用した国境。アンデス山脈(アルゼンチンとチリ)・アムール川(ロシア連邦と中国)・レマン湖(スイスとフランス)・ドーバー海峡(イギリスとフランス)などの例がある。→人為的国境

しぜんてきたいど【自然的態度】🔗🔉

しぜんてきたいど【自然的態度】 〔(ド) natrliche Einstellung〕 フッサール現象学の用語。目の前に広がる世界の存在を自明のこととして疑わない素朴な日常的見方を指す。この態度は現象学的還元の操作によって停止され,超越論的態度へと移行する。

しぜんてきたんおんかい【自然的短音階】🔗🔉

しぜんてきたんおんかい【自然的短音階】 短音階の最も基本的な型。音階の第 2 音と第 3 音,第 5 音と第 6 音の間が半音,他は全音の音程をなすもの。

しぜんとうた【自然淘汰】🔗🔉

しぜんとうた【自然淘汰】 (1)⇒自然選択 (2)((1)から転じて)長い間には,劣悪なものは滅び優良なものが生き残ること。「粗製品は―される」

しぜんどくせん【自然独占】🔗🔉

しぜんどくせん【自然独占】 その産業分野の有する自然の条件や技術的な特性によって,競争的となりえず,必然的に独占状態となること。産出の限られた天然資源,電力などの公益産業にみられる規模の経済性などが原因となる。

しぜんとじんせい【自然と人生】🔗🔉

しぜんとじんせい【自然と人生】 随筆・小品集。徳富蘆花作。1900 年(明治 33)刊。短編小説・評伝・随筆・散文詩を収録。汎神論(はんしんろん)的自然観がうかがえる。

しぜんのうほう【自然農法】🔗🔉

しぜんのうほう【自然農法】 有機農業・生態系農業のうち,無農薬・無化学肥料を厳格に実施するもの。基準は特に定められていない。

しぜんのけんり【自然の権利】🔗🔉

しぜんのけんり【自然の権利】 人間にとっての有用性と切り離して自然物の存在価値を主張する考え方をいう。アメリカで提唱された。

しぜんのけんりそしょう【自然の権利訴訟】🔗🔉

しぜんのけんりそしょう【自然の権利訴訟】 原告に野生生物を表示し,人間がその代理人となって開発差し止め等を求めて行われる訴訟。アメリカで提唱され,行われてきたが,日本でも 1995 年(平成 7)に鹿児島県奄美大島のゴルフ場開発許可取り消しを求めて提訴された通称アマミノクロウサギ訴訟などが進行中である。

しぜんのせいいつせい【自然の斉一性】🔗🔉

しぜんのせいいつせい【自然の斉一性】 〔uniformity of nature〕 事象が同一の事情のもとでは常に同一の在り方を示すように自然が統一ある秩序を保持していること。帰納的推理を正当化する根本仮定として J=S=ミルが提唱した。

しぜんはっか【自然発火】🔗🔉

しぜんはっか【自然発火】 可燃性の物質が空気中に放置されたとき,自然に発火する現象。

しぜんはっせい【自然発生】🔗🔉

しぜんはっせい【自然発生】 偶然のきっかけで物が生じること。「―的な暴動」

しぜんはん【自然犯】🔗🔉

しぜんはん【自然犯】 殺人・強盗・放火などそれ自体で社会道徳観念上違法とされる犯罪。刑事犯。⇔法定犯

しぜんび【自然美】🔗🔉

しぜんび【自然美】 自然界に現れる美。人工によらない天然の美。

しぜんぶんべん【自然分娩】🔗🔉

しぜんぶんべん【自然分娩】 吸引や人工破膜など人工介助をせずに,陣痛や腹圧など自然の娩出力によって胎児を産み出すこと。

しぜんぶんるい【自然分類】🔗🔉

しぜんぶんるい【自然分類】 生物を自然界における類縁関係に従って分類すること。各生物の進化の過程を考えて系統的に分類することを目標とする。⇔人為分類

しぜんべんしょうほう【自然弁証法】🔗🔉

しぜんべんしょうほう【自然弁証法】 〔(ド) Naturdialektik〕 精神よりも物質を根源的なものと見るマルクス・エンゲルスの弁証法でとらえられた自然観。機械論的な自然観に対して,様々な物質が相互に連関しつつ,全体で弁証法的運動を示すと見る。唯物弁証法。

しぜんほう【自然法】🔗🔉

しぜんほう【自然法】 (1)自然界のすべてを支配すると考えられる法則。自然律。 (2)人間の本性,理性,社会の本性,事物の本性,神の意志や理性などに基づいて実定法を超えて普遍的に存立するとされる法。⇔実定法人定法

しぜんほうしゃせん【自然放射線】🔗🔉

しぜんほうしゃせん【自然放射線】 地殻に含まれる天然の放射性物質や宇宙線などにより自然に存在する放射線。

しぜんほうしゅつ【自然放出】🔗🔉

しぜんほうしゅつ【自然放出】 原子などが,光や電子の衝突なしに自然に高い励起状態から低い励起状態に遷移して光を放出すること。自発放射。

しぜんほご【自然保護】🔗🔉

しぜんほご【自然保護】 人間の社会的活動によって生じる自然の破壊や汚染から,自然環境を保全し,かつ回復・育成すること。

しぜんめんえき【自然免疫】🔗🔉

しぜんめんえき【自然免疫】 ある種の病原体に対し,生体が先天的に持っている抵抗性。先天免疫。先天性免疫。⇔獲得免疫

しぜんゆうほどう【自然遊歩道】🔗🔉

しぜんゆうほどう【自然遊歩道】 自然公園内の散策用に作られた道。途中に樹木・野草・野鳥などの説明板や案内板などが設置されている。

しぜんりしりつ【自然利子率】🔗🔉

しぜんりしりつ【自然利子率】 実物貯蓄と実物投資を均等にすると想定された利子率。資本の限界生産力に等しい。実物利子率。貨幣貸借における元本に対する利子の比率である貨幣利子率に対していう。

しぜんりつ【自然律】🔗🔉

しぜんりつ【自然律】 ⇒自然法

しぜんりん【自然林】🔗🔉

しぜんりん【自然林】 人手によらず自然に成立した林。天然林。

じねん【自然】🔗🔉

じねん【自然】 〔呉音〕 〔仏〕ある事物や事態が,外部の影響力によらず,それが本来的に備えている性質によって,一定の状態や特性を生じること。

じねんじょ【自然薯】🔗🔉

じねんじょ【自然薯】 ヤマノイモの別名。じねんじょう。

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