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あながち【強ち】🔗⭐🔉
あながち【強ち】
(自分勝手に、自分の思うまま、したいままをやっていく状態をいうのが原義と思われる)
〔形動〕
1 周囲や相手にかまわず、ひたすら自分の意志を通そうとするさま。
強引なさま。*源氏‐空蝉「あながちに、かかづらひたどりよらむも、人悪かるべく」
ひたむきなさま。*竹取「あながちに心ざしを見えありく」
身勝手なさま。いい気なさま。*和泉式部日記「おろかに過ぎにし方さへくやしうおぼさるるもあながちなり」
頑強なさま。頑固なさま。*狭衣‐二「あながちならん関守を破らんも」
2 異常なほどきわだっているさま。非常に。*源氏‐夕顔「あながちにたけたかき心地ぞする」
3 (下に打消を伴って)一概に。むやみに。*栄花‐玉の村菊「あながちに恐しかるべき事にもあらねど」
〔副〕(下に打消を伴って)一概には。必ずしも。*平家‐一〇「範頼、義経が申状、あながち御許容あるべからず」
〔形動〕
1 周囲や相手にかまわず、ひたすら自分の意志を通そうとするさま。
強引なさま。*源氏‐空蝉「あながちに、かかづらひたどりよらむも、人悪かるべく」
ひたむきなさま。*竹取「あながちに心ざしを見えありく」
身勝手なさま。いい気なさま。*和泉式部日記「おろかに過ぎにし方さへくやしうおぼさるるもあながちなり」
頑強なさま。頑固なさま。*狭衣‐二「あながちならん関守を破らんも」
2 異常なほどきわだっているさま。非常に。*源氏‐夕顔「あながちにたけたかき心地ぞする」
3 (下に打消を伴って)一概に。むやみに。*栄花‐玉の村菊「あながちに恐しかるべき事にもあらねど」
〔副〕(下に打消を伴って)一概には。必ずしも。*平家‐一〇「範頼、義経が申状、あながち御許容あるべからず」
きょう【強】(キャウ)🔗⭐🔉
きょう【強】(キャウ)
1 つよいこと。つよくすること。また、そのもの。⇔弱。
2 (古く、中国で、気力強く物に惑わないで仕官に適する年齢としたところから)四〇歳の異称。
〔接尾〕ある数の端数を切りすてたとき、示す数よりはすこし、あまりがあることをいうために数字のあとに付けて用いる。⇔弱。「一メートル強」*中華若木詩抄‐上「春水纔高数尺強〈略〉強は数尺あまりと云心ぞ」
1 つよいこと。つよくすること。また、そのもの。⇔弱。
2 (古く、中国で、気力強く物に惑わないで仕官に適する年齢としたところから)四〇歳の異称。
〔接尾〕ある数の端数を切りすてたとき、示す数よりはすこし、あまりがあることをいうために数字のあとに付けて用いる。⇔弱。「一メートル強」*中華若木詩抄‐上「春水纔高数尺強〈略〉強は数尺あまりと云心ぞ」
きょう‐あく【強悪】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐あく【強悪】(キャウ‥)
(形動)=ごうあく(強悪)
きょう‐あつ【強圧】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐あつ【強圧】(キャウ‥)
強く押えつけること。強い力で圧迫すること。強制的に抑圧すること。
きょう‐い【強威・彊威】(キャウヰ)🔗⭐🔉
きょう‐い【強威・彊威】(キャウヰ)
他を恐れさせる強い力。勢力の強いこと。
きょう‐い【強意】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐い【強意】(キャウ‥)
文章表現で、ある一部分の意味を強めること。「強意の助詞」
きょう‐う【強雨】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐う【強雨】(キャウ‥)
強く降る雨。豪雨。大雨。
きょう‐えんき【強塩基】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐えんき【強塩基】(キャウ‥)
水溶液中で水酸イオンを多量に解離し、強いアルカリ性を示す物質。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなど。
きょう‐か【強化】(キャウクヮ)🔗⭐🔉
きょう‐か【強化】(キャウクヮ)
強くすること。強めること。「強化合宿」
きょうか‐ガラス【強化ガラス】(キャウクヮ‥)🔗⭐🔉
きょうか‐ガラス【強化ガラス】(キャウクヮ‥)
焼き入れによって強度を大きくしたガラス。衝撃に対する強さがかなり大きく、破壊すると丸みを帯びた粒状に砕けるので危険が少ないが、切断などの加工はできない。船舶、車などの窓、計器、ブラウン管などに用いられる。
きょうか‐しょく【強化食】(キャウクヮ‥)🔗⭐🔉
きょうか‐しょく【強化食】(キャウクヮ‥)
ビタミン、ミネラル、蛋白質などを補って、栄養価を高めた食品。強化食品。
きょうか‐プラスチック【強化プラスチック】(キャウクヮ‥)🔗⭐🔉
きょうか‐プラスチック【強化プラスチック】(キャウクヮ‥)
ガラス繊維、アスベストなどの強化剤を不飽和ポリエステルなどに加えたもの。衝撃に対する強さが大きく、スポーツカー、ヨットなどのボディーに用いられる。
きょうか‐ぼく【強化木】(キャウクヮ‥)🔗⭐🔉
きょうか‐ぼく【強化木】(キャウクヮ‥)
単板にフェノール樹脂などを浸透させて積み重ね、高圧加熱して成板したもの。強度、耐水性、耐久性に優れるため、精密機械部品、航空機などに用いる。強化合板。
きょうか‐まい【強化米】(キャウクヮ‥)🔗⭐🔉
きょうか‐まい【強化米】(キャウクヮ‥)
ビタミン B1・B2、カルシウムなどを補った米。
きょう‐がん【強顔】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐がん【強顔】(キャウ‥)
1 あつかましいこと。厚顔。
2 つれないこと。同情心のないこと。
きょうかん‐ざい【強肝剤】(キャウカン‥)🔗⭐🔉
きょうかん‐ざい【強肝剤】(キャウカン‥)
肝臓の機能を高めるための薬剤。
きょう‐き【強記・彊記】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐き【強記・彊記】(キャウ‥)
記憶力のすぐれていること。よく記憶すること。「博覧強記」
きょう‐き【強起】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐き【強起】(キャウ‥)
音楽で、曲が小節の強拍部すなわち第一拍から始まること。⇔弱起
きょう‐き【強毅・彊毅】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐き【強毅・彊毅】(キャウ‥)
(形動)強い精神をもち、しっかりとしていること。剛毅。
きょう‐きゅう【強弓】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐きゅう【強弓】(キャウ‥)
=ごうきゅう(強弓)
きょう‐ぎょ【強禦】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐ぎょ【強禦】(キャウ‥)
善をしりぞけ、わる強いこと。また、その者。武勇にすぐれることにもいう。
きょう‐けん【強肩】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐けん【強肩】(キャウ‥)
肩が強いこと。特に、野球で、ボールを速く、遠くまで投げることができる肩。また、その人。
きょう‐けん【強健・彊健】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐けん【強健・彊健】(キャウ‥)
(形動)体が強く丈夫であること。また、そのさま。壮健。
きょう‐けん【強堅】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐けん【強堅】(キャウ‥)
(形動)強くてしっかりしていること。また、そのさま。堅固。
きょう‐けん【強権】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐けん【強権】(キャウ‥)
強力な権力。国家が司法的、行政的に有する強い権力。「強権発動」
きょう‐こ【強固・鞏固】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐こ【強固・鞏固】(キャウ‥)
〔形動〕かたく、丈夫なさま。確かなさま。特に精神的にしっかりしていて確かなさまをいう。「意志強固」
きょう‐こう【強行】(キャウカウ)🔗⭐🔉
きょう‐こう【強行】(キャウカウ)
無理に物事を行なうこと。「雨天に強行する」
きょう‐こう【強攻】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐こう【強攻】(キャウ‥)
無理押しに攻めること。
きょう‐こう【強硬・強梗】(キャウカウ)🔗⭐🔉
きょう‐こう【強硬・強梗】(キャウカウ)
(形動)
1 自分の言い分を強く主張して屈しないこと。手ごわいこと。「強硬に反対する」
2 相場が上がろうとする傾向にあること。
きょう‐こう【強項】(キャウカウ)🔗⭐🔉
きょう‐こう【強項】(キャウカウ)
(形動)たやすく人に頭を下げないこと。容易に屈伏しないこと。
きょう‐ごう【強剛】(キャウガウ)🔗⭐🔉
きょう‐ごう【強剛】(キャウガウ)
(形動)強くて屈しないこと。手ごわいこと。また、その人。
きょう‐ごう【強豪】(キャウガウ)🔗⭐🔉
きょう‐ごう【強豪】(キャウガウ)
勢いが盛んで強いこと。また、その人。
きょうこう‐きてい【強行規定】(キャウカウ‥)🔗⭐🔉
きょうこう‐きてい【強行規定】(キャウカウ‥)
法令の規定のうち、社会の秩序や利益に関係があるため、当事者の意思のいかんを問わず適用されるもの。刑法や行政関係諸法令、訴訟法の規定は多くこれであるが、私法の領域でも、民法の物権編や利息制限法、借地法、借家法などに多い。強行法規。強行法。⇔任意規定
きょう‐こうぐん【強行軍】(キャウカウグン)🔗⭐🔉
きょう‐こうぐん【強行軍】(キャウカウグン)
無理をして行軍すること。転じて、無理な予定に追われて旅行をすることや、仕事を処理することにいう。「日帰りの強行軍」
きょうこう‐ほう【強行法】(キャウカウハフ)🔗⭐🔉
きょうこう‐ほう【強行法】(キャウカウハフ)
=きょうこうきてい(強行規定)
きょう‐こく【強国】(キャウ‥)🔗⭐🔉
きょう‐こく【強国】(キャウ‥)
強い国。特に軍事的、経済的な勢力を有している国。強邦。
きょうまく‐えん【鞏膜炎・強(キャウ)膜炎】🔗⭐🔉
きょうまく‐えん【鞏膜炎・強(キャウ)膜炎】
鞏膜の一部分が赤くなってはれ、おすと鈍痛がある眼病。
ごう‐あく【強悪】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐あく【強悪】(ガウ‥)
(形動)はなはだしく悪いこと。また、そのさま。または、その者。
ごう‐いん【強引】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐いん【強引】(ガウ‥)
(形動)反対などを押しきって、むりやりに事を行なうこと。また、そのさま。「強引な手段」「強引に口説き落とす」
ごう‐いん【強淫】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐いん【強淫】(ガウ‥)
=ごうかん(強姦)
ごう‐いん【豪飲・強飲】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐いん【豪飲・強飲】(ガウ‥)
激しく酒を飲むこと。大酒を飲むこと。暴飲。
ごう‐えん【強縁・剛縁】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐えん【強縁・剛縁】(ガウ‥)
1 権力者との縁故。また、それを利用してわがままにふるまい、権力を強くしようとすること。
2 強い因縁。また、その力。
ごう‐かん【強姦】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐かん【強姦】(ガウ‥)
暴力や脅迫などの不法な手段によって女性をおかすこと。暴行。⇔和姦
ごうかん‐ざい【強姦罪】(ガウカン‥)🔗⭐🔉
ごうかん‐ざい【強姦罪】(ガウカン‥)
強姦によって成立する罪。刑法一七七条に規定。親告罪とされているが、輪姦の場合には、告訴がなくても処罰できる。
ごう‐き【豪気・剛気・強気】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐き【豪気・剛気・強気】(ガウ‥)
(形動)
1 たけく勇ましい気性。また、心が強く屈しないさま。
2 (豪気)豪放で、こまかいことにこだわらない気性。また、そういうさま。→ごうぎ(強気)2。「豪気に構える」
ごう‐ぎ【強気・豪気】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐ぎ【強気・豪気】(ガウ‥)
〔形動〕
1 我意を押し通すさま。剛情。意志強固なさま。
2 威勢のよいさま。*雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一「薬り取態とごう気なあくびをし」
3 (「と」を伴っても用いる)程度がはなはだしいさま。*滑・浮世風呂‐二「ああ、ごうぎと男湯が騒々しいぜ」
4 特に、たいそう具合のよいさま。すばらしいさま。「そいつは強気だね」
ごう‐きゅう【強弓】(ガウ‥)🔗⭐🔉
ごう‐きゅう【強弓】(ガウ‥)
張りの強い弓。また、その弓を引く人。つよゆみ。
こわ【強】(こは)🔗⭐🔉
こわ【強】(こは)
〔語素〕(形容詞「こわい」の語幹)名詞、またはこれに準ずる語の上に付いて、つよい、かたい、きびしい、おそろしい、などの意を表わす。「こわめし」「こわもて」など。
こわ・い【強い】(こはい)🔗⭐🔉
こわ・い【強い】(こはい)
〔形口〕
こは・し〔形ク〕
1 つよい。つよくはげしい。たけだけしい。*書紀‐垂仁七年七月(北野本室町時代訓)「当麻(たゐま)の邑に、勇(いさ)み悍(コハイ)士(ひと)あり」
2 こちらの思うままにならず頑強である。強情である。頑固である。てごわい。また、執念深い。*竹取「此の幼き物は、こはく侍る物にて、対面すまじきと申す」*枕‐一五七「こはき物のけにあづかりたる験者」
3 かたい。強靱(きょうじん)である。ごわごわしている。*枕‐一四五「こはからぬ烏帽子ふりやりつつ」
4 道などが険しい。*大鏡‐六「坂のこはきを登り侍りしかば、困じて」
5 かたくるしい。生硬な感じがする。あらあらしい。*源氏‐若菜上「この文のことば、いとうたて、こはく、にくげなるさまを」
6 けちである。*洒・蚊不食呪咀曾我「『漸(やうやう)壱分弐百サ』『こいつもこわいこわい』」
7 たいぎである。骨が折れる。「身体がこわい」
こわ‐げ(形動)/こわ‐さ(名)/こわ‐み(名)
こは・し〔形ク〕
1 つよい。つよくはげしい。たけだけしい。*書紀‐垂仁七年七月(北野本室町時代訓)「当麻(たゐま)の邑に、勇(いさ)み悍(コハイ)士(ひと)あり」
2 こちらの思うままにならず頑強である。強情である。頑固である。てごわい。また、執念深い。*竹取「此の幼き物は、こはく侍る物にて、対面すまじきと申す」*枕‐一五七「こはき物のけにあづかりたる験者」
3 かたい。強靱(きょうじん)である。ごわごわしている。*枕‐一四五「こはからぬ烏帽子ふりやりつつ」
4 道などが険しい。*大鏡‐六「坂のこはきを登り侍りしかば、困じて」
5 かたくるしい。生硬な感じがする。あらあらしい。*源氏‐若菜上「この文のことば、いとうたて、こはく、にくげなるさまを」
6 けちである。*洒・蚊不食呪咀曾我「『漸(やうやう)壱分弐百サ』『こいつもこわいこわい』」
7 たいぎである。骨が折れる。「身体がこわい」
こわ‐げ(形動)/こわ‐さ(名)/こわ‐み(名)
こわ‐いけん【強意見】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐いけん【強意見】(こは‥)
きびしく訓戒すること。厳重な諫(いさ)め。叱責(しっせき)。
こわ‐かね【強金】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐かね【強金】(こは‥)
金属の中で、特にかたい質のもの。
こわ‐くご【強供御】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐くご【強供御】(こは‥)
(「くご」は召し上がり物をいう女房詞)強飯(こわめし)をいう女房詞。転じて、赤飯。こわご。
こわ‐ご【強御】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐ご【強御】(こは‥)
=こわくご(強供御)
こわ‐ごと【強言】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐ごと【強言】(こは‥)
強気なことば。強がり。
こわごわ‐
し【強強し】(こはごは‥)🔗⭐🔉
こわごわ‐
し【強強し】(こはごは‥)
〔形シク〕
1 見るからにかたく強そうである。かたくこわばっている。ごわごわしている。*源氏‐宿木「すくよかに白き色紙のこはごはしきにてあり」
2 なめらかでない。ごつごつしている。ぎこちない。生硬である。*源氏‐帚木「こはごはしき声に読みなされなどしつつ」
3 見るからに強情である。気性が強い。*源氏‐花宴「情なくこわごわしうは見えじと思へり」
4 無骨である。あらあらしい。*源平盛衰記‐三「田舎侍の、気折りにこはごはしかりけるが」
こわごわし‐げ(形動)/こわごわし‐さ(名)
し【強強し】(こはごは‥)
〔形シク〕
1 見るからにかたく強そうである。かたくこわばっている。ごわごわしている。*源氏‐宿木「すくよかに白き色紙のこはごはしきにてあり」
2 なめらかでない。ごつごつしている。ぎこちない。生硬である。*源氏‐帚木「こはごはしき声に読みなされなどしつつ」
3 見るからに強情である。気性が強い。*源氏‐花宴「情なくこわごわしうは見えじと思へり」
4 無骨である。あらあらしい。*源平盛衰記‐三「田舎侍の、気折りにこはごはしかりけるが」
こわごわし‐げ(形動)/こわごわし‐さ(名)
こわ‐ざれ【強戯】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐ざれ【強戯】(こは‥)
度を越した戯れ。悪ふざけ。
こわ・し【強し】(こはし)🔗⭐🔉
こわ・し【強し】(こはし)
〔形ク〕⇒こわい(強)
こわ‐じい【強強】(こはじひ)🔗⭐🔉
こわ‐じい【強強】(こはじひ)
強くしいること。無理じいすること。
ごわ‐つ・く【強つく】(ごは‥)🔗⭐🔉
ごわ‐つ・く【強つく】(ごは‥)
〔自カ五(四)〕(「つく」は接尾語)かたくてごわごわする。
こわ‐むね【強胸】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐むね【強胸】(こは‥)
胸のかたい部分。胸の肋骨部。
こわ‐ゆみ【強弓】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐ゆみ【強弓】(こは‥)
張りの強い弓。ごうきゅう。
こわ‐らか【強らか】(こは‥)🔗⭐🔉
こわ‐らか【強らか】(こは‥)
〔形動〕(「らか」は接尾語)かたく、ごつごつしたさま。また、荒々しく無骨なさま。人情を解さないさま。*今昔―二二・七「衣の強(こはらか)なるを着て」
こわら‐か・す【強らかす】(こはら‥)🔗⭐🔉
こわら‐か・す【強らかす】(こはら‥)
〔他サ四〕(「かす」は接尾語)
1 物をかたくする。こわばらす。
2 意見や態度を硬化させる。物事をむずかしくする。*史記抄‐一一「秦にそむかせて、こわらかさうとてぞ」
3 態度を荒々しくする。身構えをする。からだを四角ばらせる。*浮・傾城禁短気‐一「大小をさしこはらかし」
こわら・す【強らす】(こはらす)🔗⭐🔉
こわら・す【強らす】(こはらす)
〔他サ四〕=こわらかす(強)*浄・義経千本桜‐四「大太刀指(さし)こはらし」
こわ・る【強る】(こはる)🔗⭐🔉
こわ・る【強る】(こはる)
〔自ラ四〕
1 こわばって堅くなる。こわばる。*栄花‐楚王の夢「御乳はいとうつくしげにおはしますが、いたうこはるまで膨らせ給へれば」
2 腹が痛む。*俳・ひさご「虫のこはるに用叶へたき」
〔自ラ下二〕堅くなる。こわばる。*評判・吉原呼子鳥‐高くら「たでのからみ過たる時は、舌こわれ」
〔自ラ四〕
1 こわばって堅くなる。こわばる。*栄花‐楚王の夢「御乳はいとうつくしげにおはしますが、いたうこはるまで膨らせ給へれば」
2 腹が痛む。*俳・ひさご「虫のこはるに用叶へたき」
〔自ラ下二〕堅くなる。こわばる。*評判・吉原呼子鳥‐高くら「たでのからみ過たる時は、舌こわれ」
しい【強・誣】(しひ)🔗⭐🔉
しい【強・誣】(しひ)
しいること。こじつけること。つくりごと。
しい‐がたり【強語】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐がたり【強語】(しひ‥)
むりに話を聞かせること。また、その話。しいごと。
しい‐ごと【強言】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐ごと【強言】(しひ‥)
=しいがたり(強語)
しい‐そ・す【強い過す】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐そ・す【強い過す】(しひ‥)
〔他サ四〕(「そす」は、度をすごす意)無理にすすめる。無理じいする。*源氏‐明石「人々に酒しひそしなどして」
しい‐つ・ける【強い付ける】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐つ・ける【強い付ける】(しひ‥)
〔他カ下一〕
しひつ・く〔他カ下二〕むりにすすめる。むりじいをする。
しひつ・く〔他カ下二〕むりにすすめる。むりじいをする。
しい‐て【強いて】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐て【強いて】(しひ‥)
〔副〕(動詞「しいる(強)」の連用形に助詞「て」が付いてできた語)
1 むりに。むりやりに。おして。*伊勢‐八三「しゐて御室にまうでて」
2 むしょうに。むやみに。*源氏‐宿木「をとこ君もしゐて思ひわびて」
しい‐ふ・す【強い伏す】(しひ‥)🔗⭐🔉
しい‐ふ・す【強い伏す】(しひ‥)
〔他サ下二〕むりやり自分の支配下におく。力などで降伏させる。*仮・水鳥記‐二「きんがうの水鳥等をことごとくしゐふせ」
し・いる【強いる】(しひる)🔗⭐🔉
し・いる【強いる】(しひる)
〔他ア上一(ハ上一)〕
し・ふ〔他ハ上二〕(室町時代ごろからヤ行にも活用)他人の意志を無視して、無理におしつける。強制する。「酒を強いる」*万葉‐二三六「いなといへど強流(しふル)志斐(しひ)のが強ひ語り」
し・ふ〔他ハ上二〕(室町時代ごろからヤ行にも活用)他人の意志を無視して、無理におしつける。強制する。「酒を強いる」*万葉‐二三六「いなといへど強流(しふル)志斐(しひ)のが強ひ語り」
し・う【強う】(しふ)🔗⭐🔉
し・う【強う】(しふ)
〔他ハ上二〕⇒しいる(強)
したた‐か【強か・健か】🔗⭐🔉
したた‐か【強か・健か】
(「か」は接尾語。「したた」は「確か」の意の語構成要素と考えられる「した」を重ねたものの変化)
〔形動〕
1 しっかりしているさま。確かなさま。*宇津保‐祭の使「御はかしのを、したたかにむすびたれ」
2 分量が多いさま。おびただしいさま。たくさん。*夜の寝覚‐一「国の事などしたたかに申居たるさま見るに」
3 程度がはなはだしいさま。大層なさま。*平家‐五「文覚がかたなもたるかいなをしたたかにうつ」
4 非常に強いさま。勇猛であるさま。また、容易に他に屈しないさま。*古今著聞集‐六・二六五「したたかなるものども、六人してとりとどめけるに」
5 見かけはそうは見えないが、相当の能力をもち、簡単にはこちらの思うようにならない人のさま。多くは悪口に言う。一筋なわではいかないさま。「見かけに似ず、したたかな女」
〔副〕
1 分量の多いさま。たくさん。「したたか飲む」*浄・平仮名盛衰記‐二「蕎麦をしたたかしてやったりや」
2 程度がはなはだしいさま。ひどく。たいへん。はなはだしく。「頭をしたたか打つ」
〔形動〕
1 しっかりしているさま。確かなさま。*宇津保‐祭の使「御はかしのを、したたかにむすびたれ」
2 分量が多いさま。おびただしいさま。たくさん。*夜の寝覚‐一「国の事などしたたかに申居たるさま見るに」
3 程度がはなはだしいさま。大層なさま。*平家‐五「文覚がかたなもたるかいなをしたたかにうつ」
4 非常に強いさま。勇猛であるさま。また、容易に他に屈しないさま。*古今著聞集‐六・二六五「したたかなるものども、六人してとりとどめけるに」
5 見かけはそうは見えないが、相当の能力をもち、簡単にはこちらの思うようにならない人のさま。多くは悪口に言う。一筋なわではいかないさま。「見かけに似ず、したたかな女」
〔副〕
1 分量の多いさま。たくさん。「したたか飲む」*浄・平仮名盛衰記‐二「蕎麦をしたたかしてやったりや」
2 程度がはなはだしいさま。ひどく。たいへん。はなはだしく。「頭をしたたか打つ」
したたか‐もの【強か者・健か者】🔗⭐🔉
したたか‐もの【強か者・健か者】
1 非常に強い者。容易に他に屈しない者。気丈な者。剛の者。
2 相当の能力を持ち、たやすくこちらの思うようにならない者。一筋なわではいかない者。
し・ゆ【強ゆ】🔗⭐🔉
し・ゆ【強ゆ】
〔他ヤ上二〕⇒しいる(強)
つお・い【強い】🔗⭐🔉
つお・い【強い】
〔形口〕
つお・し〔形ク〕「つよい(強)」の変化した語。*谷村古文真宝抄‐下「つをき者をばよはめいではぞ」
つお・し〔形ク〕「つよい(強)」の変化した語。*谷村古文真宝抄‐下「つをき者をばよはめいではぞ」
つお・し【強し】🔗⭐🔉
つお・し【強し】
〔形ク〕⇒つおい(強)
つよ・い【強い】🔗⭐🔉
つよ・い【強い】
〔形口〕
つよ・し〔形ク〕
1 力がある。腕力がある。勇猛である。「相撲(喧嘩)が強い」「強い力が加わる」*大智度論天安二年点‐七六「健(ツヨキ)人、諸の射法を学ぶ」
2 技や能力がすぐれ、他に負けない。「囲碁が強い」「語学に強い」
3 勢いがある。圧倒するような勢いである。「風が強く吹く」「鼻柱が強い」*源氏‐若菜下「この笛吹きどもまたいと幼げにて拍子整へむ頼みつよからずと笑ひ給ひて」
4 頑丈で耐える力がある。忍耐力がある。丈夫である。「暑さ(寒さ)に強い」「強いからだをつくる」
5 意志がかたく、ゆるぎがない。他に屈しない。気丈夫である。「強い信念を持つ」*源氏‐夕霧「心ひとつにはつよく思せど」
6 ゆるみがない。かたい。堅固だ。「帯を強く結ぶ」*蜻蛉‐中「明日は物忌なるを、門つよくささせよ」
7 程度がはなはだしい。著しい。「度の強い眼鏡」「酒に強い人」「心臓が強い」*源氏‐玉鬘「詠みつきたる筋こそ、つようは変らざるべけれ」*浮・世間胸算用‐二「此客わるひ事には覚えつよく」
8 きびしい。はげしい。「強く叱る」*源氏‐末摘花「人のいふ事はつようもいなびぬ御心にて」
つよ‐が・る(自ラ五(四))/つよ‐げ(形動)/つよ‐さ(名)
つよ・し〔形ク〕
1 力がある。腕力がある。勇猛である。「相撲(喧嘩)が強い」「強い力が加わる」*大智度論天安二年点‐七六「健(ツヨキ)人、諸の射法を学ぶ」
2 技や能力がすぐれ、他に負けない。「囲碁が強い」「語学に強い」
3 勢いがある。圧倒するような勢いである。「風が強く吹く」「鼻柱が強い」*源氏‐若菜下「この笛吹きどもまたいと幼げにて拍子整へむ頼みつよからずと笑ひ給ひて」
4 頑丈で耐える力がある。忍耐力がある。丈夫である。「暑さ(寒さ)に強い」「強いからだをつくる」
5 意志がかたく、ゆるぎがない。他に屈しない。気丈夫である。「強い信念を持つ」*源氏‐夕霧「心ひとつにはつよく思せど」
6 ゆるみがない。かたい。堅固だ。「帯を強く結ぶ」*蜻蛉‐中「明日は物忌なるを、門つよくささせよ」
7 程度がはなはだしい。著しい。「度の強い眼鏡」「酒に強い人」「心臓が強い」*源氏‐玉鬘「詠みつきたる筋こそ、つようは変らざるべけれ」*浮・世間胸算用‐二「此客わるひ事には覚えつよく」
8 きびしい。はげしい。「強く叱る」*源氏‐末摘花「人のいふ事はつようもいなびぬ御心にて」
つよ‐が・る(自ラ五(四))/つよ‐げ(形動)/つよ‐さ(名)
つよ‐がり【強がり】🔗⭐🔉
つよ‐がり【強がり】
実際以上に強そうな言動をすること。また、そういうことばやそういう人。「心にもない強がりを言う」「強がり屋」
つよ‐き【強気】🔗⭐🔉
つよ‐き【強気】
(形動)
1 相場が将来上騰すると予想すること。また、その予想によって買いに出ること。
2 性格・考え方・気持などが、困難や障害にも負けない強いものであること。気性が激しく強いさま。また、態度が強硬で、譲らないこと。「強気にでる」
つよき‐すじ【強気筋】(‥すぢ)🔗⭐🔉
つよき‐すじ【強気筋】(‥すぢ)
相場が上騰することを予想して、あくまでも買いの方針をとる者。
つよ‐ぎん【強吟・剛吟】🔗⭐🔉
つよ‐ぎん【強吟・剛吟】
謡曲の音階と発声法の一つ。弱吟(よわぎん)にくらべて音域が狭く、音程も動揺する。主として、森厳・勇壮と祝賀の情趣を表現するのに用いる。剛吟(ごうぎん)。
つよ‐ごし【強腰】🔗⭐🔉
つよ‐ごし【強腰】
(形動)
1 腰が強いさま。
2 態度が強硬で譲らないさま、強気。
つよ・し【強し】🔗⭐🔉
つよ・し【強し】
〔形ク〕⇒つよい(強)
つよ‐つよ【強強】🔗⭐🔉
つよ‐つよ【強強】
〔副〕きわめて強いさま。頑健なさま。*愚管抄‐七「文武兼行の摂
のつよつよとして」
のつよつよとして」
つよつよ‐
し【強強し】🔗⭐🔉
つよつよ‐
し【強強し】
〔形シク〕きわめて強い。はなはだ強そうである。*愚管抄‐三「わが玉躰にかぎりてつよつよしからずおはしますは」
し【強強し】
〔形シク〕きわめて強い。はなはだ強そうである。*愚管抄‐三「わが玉躰にかぎりてつよつよしからずおはしますは」
つよ‐び【強火】🔗⭐🔉
つよ‐び【強火】
火力の強い火。よくおこった火。
つよ‐ふくみ【強含】🔗⭐🔉
つよ‐ふくみ【強含】
取引市場で、相場が先行き上がりそうな状態のこと。
つよ‐ま・る【強まる】🔗⭐🔉
つよ‐ま・る【強まる】
〔自ラ五(四)〕力や程度などが、次第に強くなる。だんだん勢いが増してくる。「周囲からの圧力が強まる」「光が強まる」
つよ‐み【強み】🔗⭐🔉
つよ‐み【強み】
1 つよい様子。つよい気味。また、その度合。*甲陽軍鑑‐品二五「小山田備中は、つよみありて律義専一にして」
2 頼りになる点。そのものを強くさせている要素。「彼の強みは英語に堪能なことだ」*談・当風辻談義‐一「猪の隼太が墓所で幽霊に出合し強味(ツヨミ)を急度おもひ出し」
つよ‐・む【強む】🔗⭐🔉
つよ‐・む【強む】
〔自マ四〕力を入れてがんばる。りきむ。*咄・醒睡笑‐一「印地のある所にて、負くる方を贔屓し、強み過ぎ、鑓に突かれければ」
〔他マ下二〕⇒つよめる(強)
〔自マ四〕力を入れてがんばる。りきむ。*咄・醒睡笑‐一「印地のある所にて、負くる方を贔屓し、強み過ぎ、鑓に突かれければ」
〔他マ下二〕⇒つよめる(強)
つよめ【強】🔗⭐🔉
つよめ【強】
強くすること。強調すること。「意味の強め」
つよ‐め【強め】🔗⭐🔉
つよ‐め【強め】
(「め」は接尾語)比較的強いと思われる程度や状態。「強めの火で煮る」
つよ‐・める【強める】🔗⭐🔉
つよ‐・める【強める】
〔他マ下一〕
つよ・む〔他マ下二〕強くする。勢いを増すようにする。激しくなるようにする。「火力をつよめる」
つよ・む〔他マ下二〕強くする。勢いを増すようにする。激しくなるようにする。「火力をつよめる」
つよ‐ゆみ【強弓】🔗⭐🔉
つよ‐ゆみ【強弓】
=ごうきゅう(強弓)
つより【強り】🔗⭐🔉
つより【強り】
頼りになるもの。頼り。*源氏‐紅葉賀「母宮をだに動きなき様にし置き奉りて、つよりにと思すになむありける」
つよ・る【強る】🔗⭐🔉
つよ・る【強る】
〔自ラ四〕強くなる。勢いや元気を増す。ふるいたつ。⇔弱る。*源平盛衰記‐四二「強(ツヨ)る者をば頸を切り」
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