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あながち【強ち】【強】[0]🔗🔉

あながち【強ち】【強】[0] (副) 一方的に そうとばかりは言い切れないという主体の判断を表わす。 「―〔=一概に〕君ばかりが悪いわけではない/―〔=必ずしも〕偶然ではない」

きょう[強]キヤウ🔗🔉

きょう[強]キヤウ (一)つよい(もの)。 「強力・列強」 (二)つよくする。 「強化・増強・補強」 (三)△無理に(つとめて)する。 「強行・強制・強要・勉強」

きょう【強】キヤウ[1]🔗🔉

きょう【強】キヤウ[1] 単位量の整数倍に端数が何ほどか加わることを表わす語。 「五キロ―」

きょうあつ【強圧】キヤウアツ[0]🔗🔉

きょうあつ【強圧】キヤウアツ[0] ―する 〔力や権力で〕一方的に強く抑えつけること。 「―を加える/―的[0]」

きょうい【強意】キヤウイ[1]🔗🔉

きょうい【強意】キヤウイ[1] 〔文法で〕実質的な意味は特別に持たないが、叙述全体の調子が強まること。 「―の助詞〔=『名にし負う』の『し』など〕」

きょうう【強雨】キヤウウ[1]🔗🔉

きょうう【強雨】キヤウウ[1] (短時間に)強く降る雨。 「折からの―を衝いて決行」

きょううん【強運】キヤウウン[0]🔗🔉

きょううん【強運】キヤウウン[0] 不思議に幸運に恵まれること。 「―の持主/極めて―の人だ」

きょうか【強化】キヤウクワ[1]🔗🔉

きょうか【強化】キヤウクワ[1] ―する △態勢(体制)を強力なものにすること。 「備蓄の―を図る/取締りを―する/規制が―される/労働―[5]」 弱化

きょうかしょくひん【強化食品】キヤウクワショクヒン[4][5]🔗🔉

きょうかしょくひん【強化食品】キヤウクワショクヒン[4][5] ビタミン・ミネラル・たんぱく質などを加えて栄養価を高めた食品。例、強化米[0]。

きょうかぼく【強化木】キヤウクワボク[3]🔗🔉

きょうかぼく【強化木】キヤウクワボク[3] ベニヤ板にベークライト液をしみこませ、熱・圧力を加えた板。航空機などの材料用。

きょうかんざい【強肝剤】キヤウカンザイ[3]🔗🔉

きょうかんざい【強肝剤】キヤウカンザイ[3] 肝臓の機能を高める薬剤。

きょうき【強記】キヤウキ[1]🔗🔉

きょうき【強記】キヤウキ[1] ものおぼえがいいこと。 「博覧―[5]」

きょうけん【強肩】キヤウケン[0]🔗🔉

きょうけん【強肩】キヤウケン[0] 〔野球で〕ボールを△速く(遠く)投げることの出来る丈夫な肩(の持主)。 「―の野手」

きょうけん【強健】キヤウケン[0]🔗🔉

きょうけん【強健】キヤウケン[0] ―な/―に からだの丈夫な△こと(様子)。

きょうけん【強堅】キヤウケン[0]🔗🔉

きょうけん【強堅】キヤウケン[0] ―な/―に 強くて しっかりしている△こと(様子)。 「意志―[1]」

きょうけん【強権】キヤウケン[0]🔗🔉

きょうけん【強権】キヤウケン[0] 国家の、強制的な権力。 「―発動[0]」

きょうこ【強固】キヤウコ[1]🔗🔉

きょうこ【強固】キヤウコ[1] ―な/―に 強くて しっかりしていて、容易に動かされない様子。 「―な意志」 ――さ[3] [表記]「〈鞏固キヨウコ」とも書く。

きょうこう【強行】キヤウカウ[0]🔗🔉

きょうこう【強行】キヤウカウ[0] ―する 多少の無理は押し切って、強引に行うこと。 「―突破を図る/―採決」

きょうこう【強攻】キヤウコウ[0]🔗🔉

きょうこう【強攻】キヤウコウ[0] ―する 多少の危険は顧みずに、積極的に攻めること。 「―策をとる」

きょうこう【強硬】キヤウカウ[0]🔗🔉

きょうこう【強硬】キヤウカウ[0] ―な/―に 主張などを押し通そうとして容易に△屈し(妥協し)ない様子。 「―な態度を取る/―に反対する/―手段に訴える」柔軟軟弱 ――さ[0]

きょうごう【強豪】キヤウガウ[0]🔗🔉

きょうごう【強豪】キヤウガウ[0] 群を抜いて強い△人(チーム)。 [表記]「強剛」とも書く。

きょうこうぐん【強行軍】キヤウカウグン[3]🔗🔉

きょうこうぐん【強行軍】キヤウカウグン[3] 無理な行程をがまんして行う、激しい行軍。〔短時間に処理しようとして、無理を押して仕事をする意にも用いられる〕

きょうこく【強国】キヤウコク[0]🔗🔉

きょうこく【強国】キヤウコク[0] 軍事力・経済力に富み、他国に対し支配的な立場にある国。 弱国

きょうさん【強酸】キヤウサン[0]🔗🔉

きょうさん【強酸】キヤウサン[0] 酸性の度合が強い酸。塩酸・硝酸・硫酸・過塩素酸・燐酸(リンサン)など。 弱酸

きょうさんかせいぶっしつ【強酸化性物質】キヤウサンクワセイブッシツ[8][6]🔗🔉

きょうさんかせいぶっしつ【強酸化性物質】キヤウサンクワセイブッシツ[8][6] 同じ物質、たとえば窒素の酸素化合物のうちで、結合する酸素原子数の多いもの。生体に対する作用が大きいという意味で注目される。

きょうしゃ【強者】キヤウシャ[1]🔗🔉

きょうしゃ【強者】キヤウシャ[1] 勢力・実力が有って、いつも他を支配しようとする人。 弱者

きょうじゃく【強弱】キヤウジャク[1][0]🔗🔉

きょうじゃく【強弱】キヤウジャク[1][0] 強さ△と弱さ(の程度)。

きょうしゅう【強襲】キヤウシフ[0]🔗🔉

きょうしゅう【強襲】キヤウシフ[0] ―する 相手が守り切れないほどの激しい勢いで攻撃すること。 「ショート―のヒット」

きょうしん【強震】キヤウシン[0]🔗🔉

きょうしん【強震】キヤウシン[0] 壁が割れ器物が倒れる程度の、強い地震。現在の震度五強・五弱にほぼ相当する。 震度

きょうじん【強靭】キヤウジン[0]🔗🔉

きょうじん【強靭】キヤウジン[0] ―な/―に 強くて、 △弾力性(耐久力)の有る様子。〔意志・神経・精神などが強くて、困難に堪える意にも用いられる〕 ――さ[0]

きょうしんざい【強心剤】キヤウシンザイ[3][0]🔗🔉

きょうしんざい【強心剤】キヤウシンザイ[3][0] 衰えかかった心臓の働きを強めるための薬。〔狭義では、そのための注射薬を指す。例、「―を打つ」〕

きょうせい【強制】キヤウセイ[0]🔗🔉

きょうせい【強制】キヤウセイ[0] ―する 〔相手が本来は したくない事を〕権力を盾に そうせざるを得ないように仕向けること。 「―収容[5]・―労働[5]・―執行[5]」

きょうせいしょぶん【強制処分】キヤウセイショブン[5]🔗🔉

きょうせいしょぶん【強制処分】キヤウセイショブン[5] 検察官が犯罪捜査上の必要により、逮捕・勾留(コウリユウ)・押収などをすること。

きょうせいそかい【強制疎開】キヤウセイソカイ[5]🔗🔉

きょうせいそかい【強制疎開】キヤウセイソカイ[5] くっつき過ぎているものの間を広げ、敵襲・火災などによる損害を出来るだけ少なめに食い止めるために、住民をよそに移させること。

きょうせいてき【強制的】キヤウセイテキ[0]🔗🔉

きょうせいてき【強制的】キヤウセイテキ[0] ―な/―に 本人の意志を無視して、無理にさせる様子。

きょうせいりょく【強制力】キヤウセイリョク[3]🔗🔉

きょうせいりょく【強制力】キヤウセイリョク[3] 他人にそうするように強制することの出来る力。特に、国家が国民にある行為を命じる権力について言う。

きょうせい【強勢】キヤウセイ[0]🔗🔉

きょうせい【強勢】キヤウセイ[0] (一)勢いが強いこと。 (二)強弱アクセントにおいて強められる部分。

きょうせい【強請】キヤウセイ[0]🔗🔉

きょうせい【強請】キヤウセイ[0] ―する △金品を出す(その人のために有利になる)ようにと、無理に頼むこと。 「寄付の―」

きょうそう【強壮】キヤウサウ[0]🔗🔉

きょうそう【強壮】キヤウサウ[0] [一] ―な/―に からだが丈夫で、元気がいい様子。 [二] 精力を強くすること。 「―剤[3][0]」

きょうだ【強打】キヤウダ[1]🔗🔉

きょうだ【強打】キヤウダ[1] ―する (一)その部分を何かに当てて、強く打つこと。 「転んだ拍子に頭を―した」 (二)〔野球で〕積極的に打って出ること。 「バントはせずに―を選んだ」

きょうだい【強大】キヤウダイ[0]🔗🔉

きょうだい【強大】キヤウダイ[0] ―な/―に 〔国の勢力などが〕強くて大きい様子。 弱小 ――さ[0]

きょうだしゃ【強打者】キヤウダシャ[3]🔗🔉

きょうだしゃ【強打者】キヤウダシャ[3] (一)〔野球で〕よく長打を放つ打者。スラッガー。 (二)〔ボクシングで〕強いパンチ力を持つボクサー。 (三)〔庭球・卓球・バレーボールなどの球技で〕強い打ち込みをする選手。

きょうちょう【強調】キヤウテウ[0]🔗🔉

きょうちょう【強調】キヤウテウ[0] (一) ―する 相手の心に強く訴えるように、特にその部分を目立つように(言い)表わすこと。 「いくら―しても、し過ぎることはない/―的に表わす語」 (二)〔取引で〕相場が、上がろうという勢いを強く見せる状態。

きょうちょく【強直】キヤウチョク[0]🔗🔉

きょうちょく【強直】キヤウチョク[0] ―する 硬直

きょうてき【強敵】キヤウテキ[0]🔗🔉

きょうてき【強敵】キヤウテキ[0] 手ごわい△敵(競争相手)。 弱敵

きょうでん【強電】キヤウデン[0]🔗🔉

きょうでん【強電】キヤウデン[0] 〔電気工学で〕発電機・電動機など、強い電力を使う部門。 弱電

きょうど【強弩】キヤウド[1]🔗🔉

きょうど【強弩】キヤウド[1] 強い いしゆみ。 「―の末スエ〔= 昔強かったものも衰えてからは無力になるたとえ〕」

きょうど【強度】キヤウド[1]🔗🔉

きょうど【強度】キヤウド[1] (一)強さの程度。 (二)その程度がひどいこと。 「―の近視」

きょうねつ【強熱】キヤウネツ[0]🔗🔉

きょうねつ【強熱】キヤウネツ[0] ―する 強く熱すること。

きょうはく【強迫】キヤウハク[0]🔗🔉

きょうはく【強迫】キヤウハク[0] ―する 他人をおどして恐れさせ、その自由な意志の決定を妨げること。

きょうはくかんねん【強迫観念】キヤウハククワンネン[5]🔗🔉

きょうはくかんねん【強迫観念】キヤウハククワンネン[5] 打ち消しても打ち消しても浮かんで来る、不快・不安な考え。

きょうふう【強風】キヤウフウ[0]🔗🔉

きょうふう【強風】キヤウフウ[0] 傘が差せないほどの強い風。 「―に あおられる/―注意報[7]」

きょうへい【強兵】キヤウヘイ[0]🔗🔉

きょうへい【強兵】キヤウヘイ[0] 〔強い兵力の意〕 軍事力を強くすること。 「富国―」

きょうべん【強弁】キヤウベン[0]🔗🔉

きょうべん【強弁】キヤウベン[0] ―する 筋の通らない事を へりくつをつけて正当化しようとすること。また、その弁舌。 「―を弄ロウする」 [表記]この場合の「弁」は、「〈辯」の略字。

きょうぼう【強暴】キヤウボウ[0]🔗🔉

きょうぼう【強暴】キヤウボウ[0] ―な/―に 力が有って乱暴な様子。

きょうよう【強要】キヤウエウ[0]🔗🔉

きょうよう【強要】キヤウエウ[0] ―する 相手がいやがっても、ぜひそうするように要求すること。 「自白を―する」

きょうりきこ【強力粉】キヤウリキコ[0]🔗🔉

きょうりきこ【強力粉】キヤウリキコ[0] たんぱく質・グルテンを多く含み、粘りけの強い小麦粉。パンやマカロニなどに使用される。 薄力粉

きょうりょく【強力】キヤウリョク[0]🔗🔉

きょうりょく【強力】キヤウリョク[0] ―な/―に 力や作用の強い△こと(様子)。力強い様子。 「―な指導力」 ――さ[0]

きょうれつ【強烈】キヤウレツ[0]🔗🔉

きょうれつ【強烈】キヤウレツ[0] ―な/―に 堪えられないほど強い様子。 「―な印象/―な個性の持主/―なパンチ」 ――さ[0]

ごう[強]ガウ🔗🔉

ごう[強]ガウ (一)つよい。 「強弓・強情・強欲」 (二)しいて。無理に。 「強引・強姦カン

ごういん【強引】ガウイン[0]🔗🔉

ごういん【強引】ガウイン[0] ―な/―に 反対や障害を押し切って無理に行う様子。 ――さ[0]

ごうかん【強姦】ガウカン[0]🔗🔉

ごうかん【強姦】ガウカン[0] ―する 女性を暴力で犯すこと。レイプ。

ごうぎ【強気】ガウギ[1]🔗🔉

ごうぎ【強気】ガウギ[1] ―な 〔もと、「ひどく・えらく」の意の副詞の変化〕規模が大きくて、普通の人に「すばらしいことだ」と感嘆させる様子。 ――さ[0][3] [表記]「豪気・豪儀」は、新しい用字。

ごうきゅう【強弓】ガウキュウ[0]🔗🔉

ごうきゅう【強弓】ガウキュウ[0] つるの張り方の強い弓(を引く人)。

ごうしゅ【強酒】ガウシュ[1]🔗🔉

ごうしゅ【強酒】ガウシュ[1] 酒に強く、大酒を飲むこと。 「―家[0]」 [表記]「豪酒」とも書く。

ごうじょう【強情】ガウジヤウ[0][3]🔗🔉

ごうじょう【強情】ガウジヤウ[0][3] ―な/―に 自分の方に分()が無いと分かっていても、すなおに非を認めないで言い張ったりする様子。〔普通、第三者が、問題の人を評する語〕 「―は彼のトレードマークだ/―を張る/私はどうも―なものですから/―っ張り[0]」 ――さ[0]

ごうせっとう【強窃盗】ガウセッタウ[3]🔗🔉

ごうせっとう【強窃盗】ガウセッタウ[3] 強盗と窃盗。

ごうそ【強訴】ガウソ[1]🔗🔉

ごうそ【強訴】ガウソ[1] ―する 昔、不平・不満を持った人たちが、手続きを踏まず、団体行動を取って要路の人に訴えたこと。

ごうだつ【強奪】ガウダツ[0]🔗🔉

ごうだつ【強奪】ガウダツ[0] ―する 他の所有に属する物を暴力を用いて、無理やりに奪い取ること。 「ハンドバッグをいきなり―された」

ごうだん【強談】ガウダン[0]🔗🔉

ごうだん【強談】ガウダン[0] ―する 何がなんでも自分の立場や主張を貫こうと、強硬な態度で談判すること。こわだんぱん。

ごうとう【強盗】ガウタウ[0]🔗🔉

ごうとう【強盗】ガウタウ[0] 暴行・脅迫を加えて、他人の財物を奪う△こと(者)。 「―を働く/居直り―・―罪[3]」

ごうよく【強欲】ガウヨク[0][1]🔗🔉

ごうよく【強欲】ガウヨク[0][1] ―な/―に 飽きることを知らない欲心を持つ様子。 「―な人間」 ――さ[0][4] [表記]「強〈慾」とも書く。

ごうりき【強力】ガウリキ[0]🔗🔉

ごうりき【強力】ガウリキ[0] (一)力が強いこと。 「―無双[0]」 (二)〔もと、修験者シユゲンジヤの荷を背負って従った下男の意〕 登山者のために重い荷物をかついで先に立って登ってくれる人。 [表記]「剛力」とも書く。

ごうりきはん【強力犯】ガウリキハン[4]🔗🔉

ごうりきはん【強力犯】ガウリキハン[4] 暴行・脅迫を手段として行われる犯罪。殺人・強盗など。 知能犯

こわい【強い】【怖い】コハイ[2]:[2]🔗🔉

こわい【強い】【怖い】コハイ[2]:[2] (形) (一)反撥(ハンパツ)する力が強くて、自分の思うようにならない。 「―〔=かたい〕飯/シーツの のりが―〔=のりがききすぎて、ごわごわする様子だ〕/手―ゴワイ〔=頑強な〕敵」 (二)〔北関東以北の方言〕疲れた状態だ。 「恐ろしい」意の口語的表現。 「―もの無し/―もの知らず〔=(a)自信があって何一つ恐れるものがないこと。 (b)無鉄砲で危険なことに気づかないこと〕/―もの見たさ」 ――さ[1] [表記]「《恐い」とも書く。

こわいい【強飯】コハイヒ[0][2]🔗🔉

こわいい【強飯】コハイヒ[0][2] 「こわめし」の雅語的表現。

こわいけん【強意見】コハイケン[3]🔗🔉

こわいけん【強意見】コハイケン[3] △強硬な(手きびしい)意見。

こわだんぱん【強談判】コハダンパン[3]🔗🔉

こわだんぱん【強談判】コハダンパン[3] 手きびしい談判。

こわばる【強張る】コハバル[3]:[3]🔗🔉

こわばる【強張る】コハバル[3]:[3] (自五) 〔穏やかであったり 楽な姿勢であったり したものが〕かたく突っ張ったようになる。 「△表情(からだ)が―」 [表記]「《硬張る」とも書く。

こわめし【強飯】コハメシ[0]🔗🔉

こわめし【強飯】コハメシ[0] もち米にアズキを交ぜて、せいろうで蒸した飯。赤飯(セキハン)。祝儀(シユウギ)など、物日(モノビ)に炊く。

こわもて【恐持て】【恐持】【強面】コハモテ[0]🔗🔉

こわもて【恐持て】【恐持】【強面】コハモテ[0] 恐れられているために、相手から鄭重(テイチヨウ)に扱われること。 緊張・恐怖などのため、こわばった表情。 「―〔=強硬な態度〕に出る」

しいて【強いて】シヒテ[1]🔗🔉

しいて【強いて】シヒテ[1] (副) 自然の成行きに逆らったり 自己の意志を抑えたり して、そうすることを表わす。 「―〔=無理をして〕行くまでの事は無かろう/―言えば〔=表現が穏当でないかもしれないが〕」

しいる【強いる】シヒル[2]:[2]🔗🔉

しいる【強いる】シヒル[2]:[2] (他上一) 〈だれニなにヲ―〉 他人が いやがったり 簡単には出来ないことが分かっていたり するのに、無理にやらせる。 「△無理(犠牲)を―/△苦戦(妥協)を強いられる」

したたか【強か】【強】[2]🔗🔉

したたか【強か】【強】[2] [一] ―な/―に (一)強靭(キヨウジン)な生命力を保ち、△衰えることを知らない(困難や失敗にくじけるところがない)様子。 「生命を保つために休みなく動き続ける集中ポンプ、心臓の―な〔=たくましい〕生命力/―に〔=たくましく〕生きる帰化植物/学校は、のびやかで―で、暖かい子供本来の“いのち”をこわすことなく育ハグクむ場でありたい/―に戦中戦後を生き抜いた庶民を描いた作品/逆境にあっても、―な〔=不屈の〕精神をもって克服していくだろう/―に〔=決して諦アキラめずに〕和平への道を摸索モサクし続けた」 (二)いざという時に遺憾なく底力を発揮し、△さすが実力者だと感心させる(軽く見るととんでもないことになると恐れさせる)様子。 「勝つための戦法を組み立て、徹底してくる点で、やはりチャンピオンチームは―だった〔=他の追随を許さなかった〕/―な〔=抜かりない〕試合運びに翻弄ホンロウされる/―な〔=端倪タンゲイすべからざる〕味のラーメンを取材/甘いマスクとつやのある声だけが売り物だと思っていたが、最近は個性的な芸が光り始め、―に〔=目が離せない存在に〕なってきた/組織の発展に不可欠なのは、バランス感覚をもって―に〔=冷静に〕実務を処理する人材の存在だ/オイルショックは日本人にイスラム理解の必要性を―に〔=今更のように〕思い知らせる事件であった」 (三)どんな状況に置かれても自分を見失うことなく、利害得失を敏感に判断し、身の安全を図る様子。 「相手は―な〔=海千山千の〕実業家だから、一筋縄ではいかない/―な〔=強引な〕外交手腕を発揮して国益を守る/若いに似ず、大舞台に欠かせない―な〔=図太い〕勝負度胸を持ち合わせている」 [二](副) ―に 普通の程度にはとどまらなかったことを表わす。ひどく。 「友と過ごす最後の夜を―に酔い、新たな人生に乗り出す/雪道で転び、背中を―打って、しばらくは息もつけなかった/―に〔=大量に〕喀血カツケツし、即刻入院」 ――さ[4][0] [表記]「《健か」とも書く。

したたかもの【強か者】【強者】[0]🔗🔉

したたかもの【強か者】【強者】[0] こちらの思うようにはいかない、手ごわい人。

つよい【強い】[2]:[2]🔗🔉

つよい【強い】[2]:[2] (形) 弱い  (一)△相手(困難や障害)にうち勝つすぐれた能力が有る様子だ。 「△気(性格)が―〔=しようと思った事は必ずやりとげ、決してまいったとは言わない〕/△飲むこと(数学)に―」 (二)勢いがあって、なかなか衰えない。 「―風が吹いている/―△指導力(関心・希望)/△風当り(責任感)が―/―からだをつくる」 (三)支配的であり、否定・無視出来ない勢いを持つ様子だ。 「△…という意見(疑い・恐れ・影響力・警戒心・不安)が―」 ――さ[1]――げ[0][3][2]

つよがる【強がる】[3][0][4]🔗🔉

つよがる【強がる】[3][0][4] (自五) 強いように見せかける。強いことを誇る。 [名]強がり[4][3] 「―を言う/単なる―だ」

つよき【強気】[0]🔗🔉

つよき【強気】[0] 弱気  [一] ―な/―に 必ず勝てる・成功すると思って、△積極的(高圧的)な態度をとる様子。また、その態度。 「―で押す/―に△転じる(満ちた)/―の姿勢を崩さない」 [二]〔取引で〕相場が上がると予想する△こと(人)。

つよごし【強腰】[0]🔗🔉

つよごし【強腰】[0] 態度が強くて、相手に譲ろうとしないこと。 弱腰

つよび【強火】[0]🔗🔉

つよび【強火】[0] 火力の強い火。 とろ火中火

つよふくみ【強含み】【強含】[3]🔗🔉

つよふくみ【強含み】【強含】[3] 〔取引で〕相場が多少 上がる傾向にあること。 弱含み

つよまる【強まる】[3]:[3]🔗🔉

つよまる【強まる】[3]:[3] (自五) 〔状態の推移や時間の経過とともに ものの度合・程度が〕強くなる。 「△不満感(意識・危機感・規制・発言力・対立・反感)が―/…の△きざし(傾向・動き・機運)が―」 弱まる

つよみ【強み】[3]🔗🔉

つよみ【強み】[3] 弱み  (一)強さ(の程度)。 「彼の参加で一段の―を加えた」 (二)実力などが有って△他との競争に負けない(誇りに出来る)点。 「語学の出来るのが―だ/金の有るのが―だ」 [表記]「強味」は、借字。

つよめる【強める】[3]:[3]🔗🔉

つよめる【強める】[3]:[3] (他下一) 〈なにヲ―〉 〔ものの度合・程度を〕強くする。 「△警戒色(期待感・緊張・発言権・監視・疑惑・結束・自信・働きかけ・語気)を―」弱める [名]強め[3]

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