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〔間投助〕主として文末、まれに文中の文節末にあって軽い確認の気持を表す、江戸語特有の助詞。間投助詞「さ」の用法にきわめて近い。*洒・多佳余宇辞「どうもわが所の酒も此所は呑めないス」

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〔助動〕(活用は「さ・し・す・す・せ・せ」。四段・サ変動詞の未然形に付く。→補注(2))軽い尊敬の意、または親愛の気持を表す。…なさる。お…になる。*古事記‐上・歌謡「賢(さか)し女を有りと聞か志(シ)て〈略〉さ婚(よば)ひに在り立た斯(シ)婚ひに在り通は勢(セ)」 [補注](1)上代には盛んに用いられたが、平安時代以後は、わずかに「めす」「きこしめす」「あそばす」などの構成要素として跡をとどめるだけとなった。「みはかし(御佩刀)」「みけし(御着衣)」などもこの類である。(2)「思ふ」「織る」「聞く」「知る」に付く場合、その未然形が「思ほす」「織ろす」「聞こす」「知ろす」のように音変化を生じた。また、四段活用以外の、「着る」(上一)「見る」(上一)「寝(ぬ)」(下二)などに付く場合、「けす」「めす」「なす」の形が用いられる。(3)語源をサ変の動詞「す」、尊敬動詞「ます」などの変化といい、また、「あす」という動詞と推定する説がある。(4)接尾語とする説もある。

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〔助動〕→せる〔助動〕

す【す・ス】🔗🔉

す【す・ス】 五十音図の第三行第三段(サ行ウ段)に置かれ、五十音図で第十三位のかな。いろは順では第四十七位で、「せ」のあと「ん」の前に位置する。現代標準語の発音では、舌端と上の歯茎との間付近で調音される無声摩擦音sと母音uとの結合した音節suにあたり、これを清音の「す」という。これに対して、「す」に濁点をつけた「ず」は、sに対する有声摩擦音zの結合した音節zuにあたるはずであるが、zは普通、摩擦をはじめる前に舌端が歯茎に触れて破裂音を伴い、有声破擦音dzとなる。ただし、音韻としてはzuとdzuとは区別されない。「す」の字形は「寸」の草体から出たもの、「ス」の字形は「須」の末三画にあたる部分の行書体からとったものである。ローマ字では「す」にsu、「ず」にzuをあてる。

す【州・洲】🔗🔉

す【州・洲】 土や砂が堆積して水面上に現れた所。河口付近や湖などの比較的浅い場所にできる。*万葉‐一一七六「夏麻引く海上潟の沖つ洲(す)に」

す【素】🔗🔉

す【素】 (字音とする説もあるが、「素」は当て字と思われる) 1 他の要素がつけ加わらない、ありのままのさまをいう。そのままであること。他の語と複合して、「素肌」「素手」「素足」「素顔」「素焼」などと用いることが多い。「素の知れた人」*伎・三千世界商往来‐口幕「素(ス)で貸しては、踏まれる事が、みすみす見えてあるわいの」 2 邦楽用語。本式の演出に対する略式の演出。芝居用の音楽を芝居から離して純演奏会風に演奏したり、鳴物入りの長唄を三味線だけの伴奏で演奏したり、伴奏入りの声曲を無伴奏でうたったりすること。→素語・素謡(すうたい)。 3 日本舞踊で、特別な扮装(ふんそう)をしないで、黒の紋付に袴(はかま)、または着流しで踊ること。→素踊。 〔接頭〕名詞などの上に付けて用いる。 1 人を表す語に付いて、平凡である、みすぼらしいなど軽蔑の意を添える。「素町人」「素浪人」など。 2 ただ、それだけである、純粋であるの意を添える。「素一分」「素一本」など。 3 状態や様子を示す語の上に付けて、そのさまが普通の程度を越えている意を添える。「素早い」「素頓狂」など。

す【巣・栖・🔗🔉

す【巣・栖・ 1 鳥獣や魚類、昆虫などがこもりすむ所。また、産卵したり、雛(ひな)や子を育てたりする所。 2 人のすむ所。人の住む家。すみか。住居。「愛の巣」*書紀‐神武即位前己未年三月(北野本室町時代訓)「巣(ス)に棲(す)み、穴住(あなすみ)し」 3 良俗に反するような人が大勢集まっている所。「悪の巣」「あやしい男たちが巣を作っている一画」 4 その人がしばしば出かけて行って酒を飲んだり、遊んだりする所。「この喫茶店は学生時代の巣だった」 5 蜘蛛が獲物を捕らえるために張る網。 6 ⇒す(鬆) ●巣をくう (「くう」は構える意の古い言い方。今日では「巣くう」と一語でいうほうが一般的である。→巣くう) 1 鳥、また昆虫が巣を作り構える。巣をかける。 2 良俗に反するような人々が、活動の根拠地を構える。 3 願望などが心の中にしっかりとはいりこむ。 ●巣を組(く)む 巣をつくる。巣を構える。

す【酢・醋・酸】🔗🔉

す【酢・醋・酸】 酢酸(さくさん)を含む酸性の液体。米に麹(こうじ)を加えて作った米酢、清酒からできる酒酢、酒粕などのほか果実酢、合成酢などがある。代表的な酸性調味料で殺菌力が強い。 ●酢が過(す)ぎる 程度を越えて物事をすることのたとえ。度が過ぎる。 ●酢=で[=に]さいて飲む (「さく」は「割く」で、魚を割いて酢づけにして飲むように食べる意から)容易・安易なことのたとえ。 ●酢でも=蒟蒻(こんにゃく)[=酒塩(さかしお)]でも (下に「いけない」など打消の語を伴って用いる)一筋縄ではいかないもの、手に負えない物事にいう。どうもこうも。煮ても焼いても。 ●酢に=つけ粉(こ)につけ[=当て粉に当て] 何かにつけて。おりにふれて。 ●酢にも=味噌(みそ)[=粉(こ)・塩(しお)・蛸(たこ)]にも 何事につけても。どんなことにも。あれやこれやと。 ●酢の=蒟蒻(こんにゃく)[=粉(こ)]の (「四の五の」を言いかえた語か)なんのかのと。あれやこれや。 ●酢を=買(か)う[=乞(こ)う] いらない世話をやいて人の気持をそこなう。また、扇動する。

す【簀・簾】🔗🔉

す【簀・簾】 1 (簀)細板(ほそいた)や割竹(わりだけ)、または葦などを並べて、糸で粗く編んだ敷物。むしろ。「竹簀」「生け簀」「簀の子」。 2 すだれ。たれす。 3 一般に銅線のような細いもので、縦横に編んだもの。

す【鬆・巣】🔗🔉

す【鬆・巣】 1 大根・牛蒡(ごぼう)、蓮根(れんこん)などで、時期がすぎて、心(しん)にできるすきま。また、豆腐などを煮すぎるためにできる多数の穴。「すが入る」「すが立った大根」 2 筒状のもの。また、その中空の部分。 3 鉄砲の筒の穴。 4 鋳物が冷却する時できた空洞。おもに鋳造の際、ガス抜きが悪かったため生じるもの。鋳巣。

す【馬尾】🔗🔉

す【馬尾】 (水嚢(すいのう)2の簀(す)に用いられるところからかという) 1 馬の尾の毛。細工に使う時にいう語。 2 (もと1を釣り糸として使ったところから)釣り糸。糸のほか「素」の字を当てることもある。→鉤素(はりす)。「すを降ろす」

す【為】🔗🔉

す【為】 〔自他サ変〕⇒する(為)

す【候】🔗🔉

す【候】 〔助動〕(補助動詞「そうろう」の下略「そう」がさらに転じたもの)動詞または形容動詞の連用形、助詞「て」などに付いて丁寧の意を表すが、敬意は薄い。(あり)ます。*虎明本狂言・粟田口「粟田口かはふ、あわた口かひす」

す【主・子】🔗🔉

す【主・子】 〔接尾〕人名または人を表す名詞に付いて、親愛や軽い尊敬の気持を表す語。江戸中期、上方の遊郭で言いはじめて、通人の間で一時流行した。さま。*洒・穿当珍話「青蜉す、其たばこ入御見せ被成、ムウとろめんじゃの」

す【砂・沙】🔗🔉

す【砂・沙】 〔語素〕すな。「しらす」「すばしり」など。

すあい【牙🔗🔉

すあい【牙 (語源・歴史的かなづかい未詳。多く「すあひ」とするが、「すあい」とする説もある) 1 売買の仲介をして利をとること。また、その利やそれを業とする人。才取り。すわい。 2 (「牙婆」「女商」とも書く)「すあいおんな(牙女)」の略。

す‐あい【酢合】(‥あひ)🔗🔉

す‐あい【酢合】(‥あひ) =すあえ(酢和)

すあい‐おんな【牙女】(‥をんな)🔗🔉

すあい‐おんな【牙女】(‥をんな) 江戸時代、上代で主に呉服類などの取次ぎ販売をしながら、かたわら売春をした女。すわいおんな。すあい。

すあい‐とり【牙取】🔗🔉

すあい‐とり【牙取】 売買の取次ぎをして利益を得ること。また、その人。特にすあいおんな。

す‐あえ【酢和】(‥あへ)🔗🔉

す‐あえ【酢和】(‥あへ) 酢で食物をあえること。また、そのあえもの。酢の物。

す‐あがり【素上】🔗🔉

す‐あがり【素上】 遊郭で、茶屋などの案内を通さないで、直接妓楼にあがること。また、その人。

す‐あき【素秋】🔗🔉

す‐あき【素秋】 連句で、秋季の句が三句ないし五句続くなかに、月の句がよまれないこと。

す‐あげ【素揚】🔗🔉

す‐あげ【素揚】 ころもをつけないで油だけで揚げること。また、そのもの。

す‐あし【素足・跣】🔗🔉

す‐あし【素足・跣】 1 履物(はきもの)をはかない足。はだし。「砂浜を素足で走る」 2 むきだしの足。足袋(たび)、くつ下などをはいていない足。また、脛(すね)などをあらわにした足。《季・夏》「素足で靴をはく」 3 (吉原の遊女は足袋をはかないことを意気としたところから)吉原の遊女。

す‐あたま【素頭】🔗🔉

す‐あたま【素頭】 頭に何もかぶらないこと。また、その頭。

す‐あま【州浜・洲浜】🔗🔉

す‐あま【州浜・洲浜】 (「すはま」の変化) 1 =すはま(州浜) 2 =すはまがた(州浜形)1

す‐あま【素甘】🔗🔉

す‐あま【素甘】 蒸した上粉(じょうしんこ)に砂糖を混ぜてついて作った餅状の和菓子。

す‐あみ【素網】🔗🔉

す‐あみ【素網】 歌舞伎の衣装の一つで、鎖帷子(くさりかたびら)を着せたようにみせかける丸首のシャツ、黒絹糸を網状に編んだもので、武士や盗賊が用いる。

スアレス🔗🔉

スアレス (Francisco de Surez フランシスコ=デ―)スペインの神学者、法哲学者。新スコラ学派の創立者。また、国際法学の樹立にも貢献。著「形而上学論究」など。(一五四八〜一六一七)

す‐あわせ【素袷】(‥あはせ)🔗🔉

す‐あわせ【素袷】(‥あはせ) 下に肌着類を着けないで、袷だけを着ること。また、その袷。《季・夏》

すい【水】🔗🔉

すい【水】 1 みず。酸素と水素の化合物。雨・海・川・泉などをなす液体。 2 仏語。四大(地・水・火・風)の一つ。また五大(空を加える)・六大(空・識を加える)の一つ。 3 五行(ごぎょう)の一つ。季節では冬、方位では北、色では黒、天体の五星では水星にあたる。 4 =すいよう(水曜) 5 氷水のこと。特に、蜜でうすめたものだけで、果汁シロップやあんなどを用いないもの。みぞれ。

すい【帥】🔗🔉

すい【帥】 1 軍を率いる主将。将帥。将軍。 2 一群を率いるもの。おさ。かしら。

すい【粋】🔗🔉

すい【粋】 1 まじりけのないこと。また、そのもの。純粋。 2 すぐれているもの。えりすぐったもの。「科学の粋を集める」 3 (形動)世態・人情の表裏によく通じ、ものわかりのよいこと。特に、男女間の事情によく通じていて、言動や姿があかぬけていること。いき。通。「すいなはからい」 ●粋が川へはまる 老巧な者や事情に通じている者が、かえって失敗することがあるたとえ。 ●粋が身を食う 粋人ともてはやされたりしていると、遊興に深入りしすぎ、最後には身をほろぼすことになる。 ●粋の皮の段袋(だんぶくろ) 花柳界や男女の情愛などに関して十分知りつくして、言動がすこぶるいきであること。また、その人。 ●粋を=利(き)かす[=通(とお)す・遣(つか)う] 粋を十分に発揮する。気をきかして、情愛に関する事柄などをものわかりよくさばく。

すい【推】🔗🔉

すい【推】 推察。推量。*滑・浮世床‐初「今思へば推が悪いはい」

すい【萃】🔗🔉

すい【萃】 易の六十四卦の一つ。。上卦は兌(だ=沢)、下卦は坤(こん=地)。沢地萃ともいう。萃は集まる意で、君と宰相(上卦の二陽)のもとに天下の民が集まり帰する象を示す。

すい【膵】🔗🔉

すい【膵】 「すいぞう(膵臓)」の略。

すい【錐】🔗🔉

すい【錐】 1 きり。 2 数学で、平面上の曲線の各点と平面外の一定点とを結ぶ直線によって作られる立体図形。錐面など。 3 数学で、平面上の図形の各点と平面外の一定点とを結ぶ線分で作られる立体図形。錐体など。

すい【燧】🔗🔉

すい【燧】 (「ずい」とも) 1 火打道具。ひうち。 2 切火(きりび)。打火(うちび)。 3 のろし。烽火(ほうか)。 ●燧を鑽(き)る 切火をきって火を出す。

すい【騅】🔗🔉

すい【騅】 蒼白雑毛の馬。葦毛(あしげ)の馬。 中国、楚の項羽の愛馬の名。 ●騅逝(ゆ)かず (漢の高祖に垓下(今の安徽省の一部)に囲まれた項羽がうたった「垓下歌」、「力抜山兮気蓋世、時不利兮騅不逝、騅不逝兮可奈何、虞兮虞兮奈若何」から)ものごとが思い通りにゆかず、苦境に陥ること。最後の土壇場に追いこまれること。

すい【候】🔗🔉

すい【候】 (補助動詞。「そう(候)」の命令形「そうえ」が「そい」となり、さらに転じたもの。「お(ご)…すい」の形で用いる)「…給え」「…なさい」の意。*虎明本狂言・酢薑「みなみな御めんすい」

す・い【酸い】🔗🔉

す・い【酸い】 〔形口〕す・し〔形ク〕酸味がある。酢のような味がする。すっぱい。「未熟で酸いりんご」 ●酸いも甘いも=噛(か)み分ける[=知っている] 経験をつんで世間の微妙な事情や人情の機微に通じ、分別がある。 ●酸いも甘いも=食う[=嘗(な)める] 世間の表裏にわたる経験を積む。

すい‐あい【靄】🔗🔉

すい‐あい【靄】 みどり色のもや。

すい‐あげ【吸上】(すひ‥)🔗🔉

すい‐あげ【吸上】(すひ‥) 吸いあげること。また、吸いあげるように装置した機械。

すいあげ‐ポンプ【吸上ポンプ】(すひあげ‥)🔗🔉

すいあげ‐ポンプ【吸上ポンプ】(すひあげ‥) 低い所にある液体を高い所に吸い上げるために用いるポンプ。

すい‐あ・げる【吸い上げる】(すひ‥)🔗🔉

すい‐あ・げる【吸い上げる】(すひ‥) 〔他ガ下一〕すひあ・ぐ〔他ガ下二〕 1 水などを吸って、上方へあげる。下のものを吸い取って上にする。*日葡辞書「クモワ ミヅヲ suiaguete(スイアゲテ) アメト ナス」 2 (比喩的に)(上位の者や強い者が)他人の金銭・利益などをとりあげて自分のものとする。搾取する。 3 (上位の者や組織が)一般の希望や意見をとりあげる。

すい‐あつ【水圧】🔗🔉

すい‐あつ【水圧】 水が水中にある物質や水の各部相互に及ぼす圧力。開放水面をもつ水中の水圧は、水面からの深さに比例し、パスカルの原理では密閉容器中の一点で加圧された水の水圧はあらゆる場所に同じ大きさで伝わる。

すいあつ‐かん【水圧管】(‥クヮン)🔗🔉

すいあつ‐かん【水圧管】(‥クヮン) 水力発電所の水槽と発電機の水車とをつなぐ管。導水管。

すいあつ‐き【水圧機】🔗🔉

すいあつ‐き【水圧機】 水の圧力を利用してプレス、圧延、搾油、押し上げなどの仕事を行わせる機械。

すいあつ‐きかん【水圧機関】(‥キクヮン)🔗🔉

すいあつ‐きかん【水圧機関】(‥キクヮン) 高圧水を用いて蒸気機関と同様の運動をする装置。

すいあつ‐しけん【水圧試験】🔗🔉

すいあつ‐しけん【水圧試験】 管・タンク・蒸気ボイラーなど圧力を受ける部品に水圧を加え、漏水の有無や変形・耐圧力などを調べること。

すいあつ‐だめ【水圧溜】🔗🔉

すいあつ‐だめ【水圧溜】 ポンプから送られてきた高圧水を貯えておき、必要に応じて水圧機に供給する装置。アキュムレーター。

すいあつ‐たんぞうき【水圧鍛造機】(‥タンザウキ)🔗🔉

すいあつ‐たんぞうき【水圧鍛造機】(‥タンザウキ) 強力な水圧で大きい鋼材を鍛錬する大型の機械。

すいあつ‐プレス【水圧プレス】🔗🔉

すいあつ‐プレス【水圧プレス】 液圧プレスの一種。高圧の水をシリンダーに導き、ピストンを押し上げて圧縮力を得るもの。

すい‐あて【推当】🔗🔉

すい‐あて【推当】 =あてずいりょう(当推量)

スイアブ🔗🔉

スイアブ (Suy-ab)中央アジアの天山山脈の西部にあったオアシス都市。キルギスタン共和国のトクマク付近にあたる。中国、唐の安西四鎮の一つ、砕葉鎮が置かれた。漢字で砕葉・素葉と書くこともある。

すい‐あん【推案】🔗🔉

すい‐あん【推案】 いろいろ考えて調べること。

すい‐あん【綏安】🔗🔉

すい‐あん【綏安】 やすんじていられるように世を安定させること。

すい‐い【水位】(‥ヰ)🔗🔉

すい‐い【水位】(‥ヰ) 川、ダムなどの水面の位置を一定の基準面からの高さによって表すもの。

すい‐い【垂衣】🔗🔉

すい‐い【垂衣】 (「易経‐繋辞下」に「黄帝尭舜垂衣裳而天下治」とあるところから)天下を治めること。また、有徳の天子。

すい‐い【推移】🔗🔉

すい‐い【推移】 1 時が経過してゆくこと。「時代の推移」 2 時がたつにつれて、物事の状態が変わってゆくこと。「感情の推移」

すい‐い【推】(‥ヰ)🔗🔉

すい‐い【推】(‥ヰ) 煩わしいことを人におしつけて自分がのがれること。

すい‐い【翠衣】🔗🔉

すい‐い【翠衣】 みどり色のころも。

すい‐い【翠帷】(‥ヰ)🔗🔉

すい‐い【翠帷】(‥ヰ) みどり色のとばり。翠帳。

すい‐いき【水域】(‥ヰキ)🔗🔉

すい‐いき【水域】(‥ヰキ) 水面上の区域。

すいい‐けい【水位計】(スイヰ‥)🔗🔉

すいい‐けい【水位計】(スイヰ‥) ボイラーやタンク内部の水面の位置を外側から知るために取り付けたガラス製の管。水面計。液面計。

スイート🔗🔉

スイート (英sweet)〈スウィート〉 〔形動〕甘いこと。甘美なさま。こころよいさま。 恋。また、恋人。最愛の人。

スイート‐ガール🔗🔉

スイート‐ガール (洋語sweet girl) 1 菓子を売る女店員。 2 かわいらしい少女。美しい乙女。

スイート‐コーン🔗🔉

スイート‐コーン (アメリカsweet corn)トウモロコシの種類で甘味種のもの。

スイート‐ハート🔗🔉

スイート‐ハート (英sweetheart)恋人。いとしい人。

スイートピー🔗🔉

スイートピー (英sweet pea)〈スイトピー・スウィートピー〉マメ科のつる性一年草。イタリアのシチリア島原産で、観賞用に栽培される多数の園芸品種があり、花色も淡紅、桃、白などがある。日本には文久年間に渡来。全体に白い粗毛を生じる。茎は両側に狭い翼をもち、巻ひげで他物にからんで伸び、高さ一〜二メートルに達する。葉は長さ約三センチメートルの卵状楕円形の一対の小葉からなる。初夏、葉腋から長い花柄を出し、芳香のある長さ二〜三センチメートルの青紫色の蝶形花を二〜四個ずつ開く。果実は長さ五センチメートルぐらいの長楕円形の莢果で粗毛に被われる。じゃこうそう。じゃこうえんどう。じゃこうれんりそう。においえんどう。《季・夏》

スイート‐ホーム🔗🔉

スイート‐ホーム (英sweet home)〈スウィートホーム〉楽しい家庭。多く新婚家庭にいう。愛の巣。

スイート‐ポテト🔗🔉

スイート‐ポテト (英sweet potato)〈スウィートポテト〉 1 さつまいものこと。 2 さつまいもを蒸し、中身を裏ごしして砂糖、バター、牛乳、卵などを加えて練って固め、オーブンで焼いた洋菓子。

スイート‐メロン🔗🔉

スイート‐メロン (洋語sweet melon)マクワウリの一品種「黄金甜瓜(おうごんまくわ)」の通称。昭和二〇〜三〇年代の関東市場での商標名。果皮、果肉とも濃黄色で、果実は肉が柔軟多汁で甘味が強い。

スイーパー🔗🔉

スイーパー (英sweeper)(本来は掃くもの、払うものの意) 1 サッカーでバックスとキーパーの間に位置する選手。 2 ボーリングでピンを横から掃き出すようにして倒すボール。

すい‐い・れる【吸い入れる】(すひ‥)🔗🔉

すい‐い・れる【吸い入れる】(すひ‥) 〔他ラ下一〕すひい・る〔他ラ下二〕吸って中に入れる。吸い込む。吸入する。

すい‐いん【水印】🔗🔉

すい‐いん【水印】 1 思うままに水を生じさせることのできる印相。水生(すいしょう)の印。 2 水におされた印。おされても跡が残らないことをいう。

すい‐いん【推引】🔗🔉

すい‐いん【推引】 人を引きたてること。引きたてて用いること。

すい‐いん【翠陰】🔗🔉

すい‐いん【翠陰】 青葉のかげ。緑陰。《季・夏》

すい‐う【水盂】🔗🔉

すい‐う【水盂】 水を入れる容器。水入れ。

すい‐う【翠羽】🔗🔉

すい‐う【翠羽】 みどり色の鳥の羽。また翡翠(かわせみ)の羽。

すい‐う【翠雨】🔗🔉

すい‐う【翠雨】 草木の青葉に降りかかる雨。緑雨。

すい‐う【邃宇】🔗🔉

すい‐う【邃宇】 (「邃」は奥深いの意)奥深く広い家。また、身分の高い人の家。

すいう‐へい【水宇瓶】🔗🔉

すいう‐へい【水宇瓶】 琴の奏法で、右手の動かし方の一つ。右手の爪で手前に引く方法。

すい‐うん【水運】🔗🔉

すい‐うん【水運】 水路による交通または運送。

すい‐うん【水雲】🔗🔉

すい‐うん【水雲】 1 水と雲。雲水。また転じて、大自然。 2 =うんすい(雲水)2

すい‐うん【衰運】🔗🔉

すい‐うん【衰運】 おとろえていく運命。衰亡に向かう気運、時勢。「衰運を挽回する」

すい‐うん【酔暈】🔗🔉

すい‐うん【酔暈】 酒に酔ってめまいがすること。

すい‐うん【翠雲】🔗🔉

すい‐うん【翠雲】 みどり色の雲。また、その模様。

すいうん‐し【水雲紙】🔗🔉

すいうん‐し【水雲紙】 紙屋紙(かみやがみ)の異称。

すい‐えい【水泳】🔗🔉

すい‐えい【水泳】 人が、楽しみや練習などのために水の中を泳ぐこと。水泳ぎ。遊泳。《季・夏》「水泳競技」

すい‐えい【水影】🔗🔉

すい‐えい【水影】 1 水の色。また、水にうつるかげ。 2 逃げ水のこと。

すい‐えい【垂纓】🔗🔉

すい‐えい【垂纓】 纓を後方にたらしたままの冠(かんむり)。文官が用いる。⇔立纓(りゅうえい)・巻纓(けんえい)

すい‐えい【翠影】🔗🔉

すい‐えい【翠影】 みどりの木かげ。青葉の木かげ。

すい‐えき【水駅】🔗🔉

すい‐えき【水駅】 1 舟の停泊する所。ふなつきば。みずうまや。 2 平安時代の男踏歌(おとことうか)で、南殿前庭の踏歌が終わったあと、舞人たちが院・東宮・中宮・親王などの諸所を巡り歩いて踏歌をする際、簡略な接待をする所。人々が諸所を巡るのを駅路にたとえたもの。 3 何もしないで早々に事を止める様子。*明月記‐元久元年正月二〇日「有競馬云々、水駅退出」 4 事がうまくいかなくて、不調に終わる様子。また、そのことを無念に思う気持がこめられる場合もある。*袖中抄‐七「任国のあひだ、余吾将軍が合戦出来て、国中散々水駅云々」 5 うわべと内実のちがう人。また、頼りにならないかりそめの人。*吾妻鏡‐文治元年四月一五日「馬允時経大虚言許を能として、〈略〉あはれ水駅の人哉」

すい‐えき【膵液】🔗🔉

すい‐えき【膵液】 膵臓でつくられ、膵管を経て十二指腸へ分泌されるアルカリ性の強力な無色透明の消化液。アミラーゼ・トリプシン・リパーゼなどの消化酵素を含む。

すい‐えん【垂涎】🔗🔉

すい‐えん【垂涎】 「すいぜん(垂涎)」の慣用読み。

すいえん【綏遠】(スイヱン)🔗🔉

すいえん【綏遠】(スイヱン) 中国内モンゴル自治区の首都フフホト(旧名帰綏=きすい)の清代の城。一七三九年に建設。旧城の「帰化」と合わせて「帰綏」と呼ばれた。 中国の旧省名。一九二八年に華北のオルドス地方から黄河湾曲部にまたがる地域に置かれた。一九五四年内モンゴル自治区に併合。北部に農・商業が盛ん。

すい‐えん【翠煙・翠烟】🔗🔉

すい‐えん【翠煙・翠烟】 みどり色に見えるけむり。また、はるか遠く緑樹などにかかるかすみ。

すい‐えん【錘鉛】🔗🔉

すい‐えん【錘鉛】 測深器のおもりとする鉛(なまり)でつくった器具。

すい‐えん【燧煙・燧烟】🔗🔉

すい‐えん【燧煙・燧烟】 のろしのけむり。のろし。

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