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オシエツキー🔗🔉

オシエツキー (Carl von Ossietzky カール=フォン―)ドイツの平和運動家、著述家。反戦運動を指導。ナチスによって投獄され、獄死。一九三五年収容所内で、ノーベル平和賞を受ける。(一八八九〜一九三八)

オルフ🔗🔉

オルフ (Carl Orff カール―)ドイツの作曲家、音楽教育家。代表作、舞台つきのカンタータ「カルミナ‐ブラーナ」。(一八九五〜一九八二)

カー🔗🔉

カー (英car)自動車。特に、乗用車。単独に使われることはまれで、多くの場合、他の外来語と複合した形で用いる。「マイカー」「カーステレオ」など。

カーゴ🔗🔉

カーゴ (英cargo)荷物。積荷。

カー‐ダンパー🔗🔉

カー‐ダンパー (英car dumper)ばら積み貨物を敏速に取り降ろすため、貨車の荷台を転倒させる装置。

カーディガン🔗🔉

カーディガン (英cardigan)〈カーデガン〉襟がなく、前あきボタン掛けの、毛糸で編んだ上着。

カーディナル🔗🔉

カーディナル (英cardinal) 1 カトリック教会で教皇に次ぐ聖職者。枢機卿(すうきけい)。 2 数学で、基数をいう。カーディナル数。濃度。

カーディング🔗🔉

カーディング (英carding)紡績で、繊維のもつれをほぐすために梳綿機(そめんき)にかけ、繊維を平行状態にくしけずり、清浄なスライバーを作る工程。

カーテル‐せん【カーテル船】🔗🔉

カーテル‐せん【カーテル船】 (カーテルは英cartel「捕虜交換条約書」の意)交戦国間の交通に用いられる、捕虜交換船、外交官交換船など。

カード‐システム🔗🔉

カード‐システム (英card-system) 1 カードに記録して整理する方法。 2 磁気テープ装置などのない、カード装置だけの計算機システム。

カートリッジ🔗🔉

カートリッジ (英cartridge)はめ込み式の取り換え部分。 1 レコードプレーヤーのピックアップの先につける針の差し込み部分。 2 弾薬筒。 3 万年筆のスペアインクの筒。 4 録音テープの容器。 5 カメラにつめるためのフィルムの容器。

カートン🔗🔉

カートン (英carton)〈カルトン〉 1 厚紙で作られた紙の箱。 2 品物をまとめて紙箱に入れたもの。タバコを一〇個箱づめ包装したものなど。 3 銀行、商店などで現金を入れて差し出す、ファイバー、プラスチックなどで作られた皿。

カーナル‐せき【カーナル石】🔗🔉

カーナル‐せき【カーナル石】 (英 carnallite の訳語)カリウムとマグネシウムの塩化物を主成分とする鉱物。化学式KMgCl3・6H2O無色、斜方晶系結晶。塩化カリウムの原料。カーナライト。光鹵石(こうろせき)。

カーニバル🔗🔉

カーニバル (英carnival元来は「肉食を断つ」の意) 1 カトリックで、肉食を慎しむ四旬節の前三〜八日間行なわれる祝祭。仮装パレードなどがはなやかに行なわれる。謝肉祭。《季・春》 2 転じて、単なる西洋風のお祭り騒ぎをもいう。

カーネーション🔗🔉

カーネーション (英carnation)ナデシコ科の多年草。南ヨーロッパ、西アジア原産で日本には江戸時代に渡来し、花壇や切り花用に栽培。茎は直立して高さ三〇〜九〇センチメートルになり、上部でよく分枝し、基部は木質化する。葉は対生で線形。夏、芳香のある紅、白などの美しい花を開く。花弁は元来五枚だが八重咲きがふつうで、先端が歯牙状になっている。「母の日」のシンボルの花として用いる習慣がある。和名オランダセキチク。アンジャベル。オランダなでしこ。じゃこうなでしこ。《季・夏》

カーネギー‐ホール🔗🔉

カーネギー‐ホール (英Carnegie Hall)一八九一年、アメリカのカーネギー財団によってニューヨークに建設された演奏会場。

カーバイド🔗🔉

カーバイド (英carbide) 1 炭化物の総称。 2 炭化カルシウムの慣用名。アセチレンガスの原料。

カービン‐じゅう【カービン銃】🔗🔉

カービン‐じゅう【カービン銃】 (カービンは英carbine)もと、騎兵銃の意。米国陸軍使用の自動小銃。

カー‐フェリー🔗🔉

カー‐フェリー (英car ferry)自動車をつみこんで運搬する連絡船。一般乗客をも乗せる。フェリー。

カーペット🔗🔉

カーペット (英carpet)絨緞(じゅうたん)。《季・冬》

カーポート🔗🔉

カーポート (アメリカcarport)屋根と柱だけの簡単な自動車車庫。

カーボランダム🔗🔉

カーボランダム (Carborundum)アメリカのカーボランダム社製の炭化珪素の商標名。炭化珪素と同義に用いられることが多い。研摩材に使われる。

カーボン🔗🔉

カーボン (carbon) 1 炭素。 2 炭素棒。 3 カーボン写真に用いる印画紙。 4 「カーボンし(―紙)」の略。

カーボン‐ブラック🔗🔉

カーボン‐ブラック (英carbon black)炭素の黒色微粉末。天然ガス、アセチレン、ナフタリンなどを不完全燃焼、または熱分解して作る。古くから墨の原料として、松煙、油煙などから採取された。印刷インクや塗料などの充填剤、乾電池などに用いられる。

カーボン‐マイクロホン🔗🔉

カーボン‐マイクロホン (英carbon micro-phone)音圧による炭素粒の接触抵抗の変化を利用したマイクロホン。電話の送話器に用いられる。

カーマイン🔗🔉

カーマイン (英carmine)〈カーミン〉深紅色。また、その色の染料。サボテンに寄生するコチニール虫(エンジ虫)の煮沸水溶液に、明礬(みょうばん)、希薄石灰乳を加えてつくる。赤インクの製造、飲食物の着色、染料、化粧料などに用いる。洋紅。カルミン。

カー‐リターダー🔗🔉

カー‐リターダー (英car retarder)貨車操車場で、適当な位置の軌道に設けられた制動装置。

カーリット🔗🔉

カーリット (英carlit)過塩素酸アンモニウムを主成分とする爆薬の総称。過塩素酸塩爆薬。

カラカス🔗🔉

カラカス (Caracas)南アメリカ、ベネズエラ共和国の首都。標高約一〇〇〇メートルの高原にある商工業都市。一五六七年スペインが建設。

カラカラ🔗🔉

カラカラ (Caracalla)ローマ皇帝(在位二一一〜二一七年)。マルクス=アウレリウス=アントニヌス。父帝の没後、弟を殺害し、独裁権力を確立。「アントニヌス法典」を発して、帝国の全自由民に市民権を与える。東方遠征の途次、部下の反乱によって殺された。(一八六〜二一七)

カラット🔗🔉

カラット (英 carat, karat オランダ karaat) 1 宝石の重さの単位。旧カラットは二〇五ミリグラム。現行のメートル‐カラットでは、二〇〇ミリグラム。略号Kまたはct 2 金合金の純度を表わす単位。純金を二四カラット(二四金)という。一八カラットといえば、二四分の一八の金を含むこと。略号は、K, Ktなど。金位。

カリアティード🔗🔉

カリアティード (英caryatid)〈カリアティーデス〉古代ギリシア神殿の支柱として用いられた女性彫像。

カリカチュア🔗🔉

カリカチュア (英caricature)〈カリカチャー〉特徴を誇大に表現して、滑稽さをもたせた肖像等の絵。風刺画。戯画。漫画。ポンチ絵。カリカチュール。

カリカチュール🔗🔉

カリカチュール (フランスcaricature)=カリカチュア

カリダーデ🔗🔉

カリダーデ (ポルトガルcaridade)〈カリダデ〉キリスト教での徳のうち、対神徳の一つ。愛徳。慈悲。

カリブ‐かい【カリブ海】🔗🔉

カリブ‐かい【カリブ海】 (カリブはCarib)南北アメリカ大陸、西インド諸島に囲まれた大西洋の付属海。パナマ運河によって太平洋に通ずる。

カリヨン🔗🔉

カリヨン (フランスcarillon)〈カリロン・カリオン〉旋律打楽器の一つ。音程を異にする多数の鐘をつるし、手または機械じかけの装置で打ち鳴らして奏するもの。組み鐘。ベル。

カルケミシュ🔗🔉

カルケミシュ (Carchemish)古代オリエント、ユーフラテス河畔にあった古代都市。紀元前七一七年アッシリアのサルゴン二世に滅ぼされた。

カルタ【骨牌・歌留多】🔗🔉

カルタ【骨牌・歌留多】 (ポルトガルcarta)(カルテ、カードと同源)遊び、または、ばくちに使う絵や文字を書いた長方形の札。絵や短歌に合わせてこの札を取り、その取った数によって勝負を決める。種類は多く、いろはガルタ、うたガルタ、西洋カルタ(トランプ)、ウンスンカルタ、はなガルタ(花札)などがある。牙牌(がはい)。《季・新年》

カルタヘナ🔗🔉

カルタヘナ (Cartagena) スペインの南東部、地中海に面する軍港都市。紀元前二二五年、カルタゴの植民市として建設され、ローマ、ビザンチン領などをへて一四世紀カスティーリャ王国に領有された。ムルシア。 南アメリカ、コロンビアのカリブ海に面する都市。コーヒー、バナナなどの輸出がさかん。

カルトゥーシュ🔗🔉

カルトゥーシュ (フランスcartouche) 1 渦巻状の持送り、または装飾鉛版。バロック建築の装飾に多く用いた。 2 古代エジプトで、記念碑などに刻んだ楕円形の図案。その輪郭内に王や神の名を記した。

カルトン🔗🔉

カルトン (フランス carton ドイツ Karton 「厚紙」の意) 1 木炭デッサン、紙ばさみ、油絵の下絵に用いる紙板などの総称。厚紙。カルトーネ。 2 下図。下絵。 3 戯画。漫画。風刺画。 4 =カートン2

カルナチック🔗🔉

カルナチック (Carnatic)インド南部、海岸一帯の地方。一八世紀中期、イギリス、フランスがその支配権をめぐって争った。カルナータカ。

カルノー‐サイクル🔗🔉

カルノー‐サイクル (英Carnot's cycle)断熱変化と等温変化から成り立つ理想的な熱力学上の熱機関。一八二四年、ニコラ=カルノーが提示した定理によるもの。

カルパチア‐さんみゃく【カルパチア山脈】🔗🔉

カルパチア‐さんみゃく【カルパチア山脈】 (カルパチアはCarpathia)ヨーロッパ東部、スロバキア東部から半円状に湾曲して、ウクライナ西を経てルーマニア中央部に至る山脈。

カルボイ🔗🔉

カルボイ (英carboy)酸類などを入れた大きな薬びんを保護し、運びやすくするための籠、または木箱。

カルボキシル‐き【カルボキシル基】🔗🔉

カルボキシル‐き【カルボキシル基】 (カルボキシルは英carboxyl)一価の有機原子団で、カルボン酸の官能基。化学式 COOH 有機化合物に酸性を与え、その数によって一価、二価のカルボン酸などになる。

カルボナード🔗🔉

カルボナード (スペインcarbonado)暗灰色または黒色の、不透明なダイヤモンド。工業に用いられる。

カルボナリ‐とう【カルボナリ党】(‥タウ)🔗🔉

カルボナリ‐とう【カルボナリ党】(‥タウ) (カルボナリはイタリアCarbonari元来「炭焼き」の意)一九世紀前半、イタリア(ナポリ)の自由主義者が組織した秘密結社。オーストリアの支配に抗し、イタリアの独立、統合を掲げて各地で革命を起こしたが、失敗に終わった。炭焼党。

カルボニル‐き【カルボニル基】🔗🔉

カルボニル‐き【カルボニル基】 (カルボニルは英carbonyl)二価の有機原子団で、アルデヒド、ケトンの官能基。化学式〉C⇒O

カルボン‐さん【カルボン酸】🔗🔉

カルボン‐さん【カルボン酸】 (英 carboxylic acid)酢酸(CH3COOH)や蟻酸(HCOOH)など、分子中にカルボキシル基をもつ有機化合物。一般式は RCOOH または RCO2H で表わす。

カルミナ‐ブラーナ🔗🔉

カルミナ‐ブラーナ (ラテンCarmina Burana「ボイレンの歌」の意) 歌謡集。約二八五編。作者未詳。一三世紀頃の成立とされる。一八〇三年、ドイツの僧院ベネディクトボイレンで発見、一八四七年刊。自然、恋愛、酒、教会風刺をテーマにしたものが多い。 から二五編を選びそれに自作の詩を加えて作曲した、ドイツの作曲家カール=オルフのカンタータ。

カルメラ🔗🔉

カルメラ (ポルトガルcarmelo)〈カラメル・カルメロ・カルメイラ・カルメイル〉(「カラメル」「キャラメル」と同源)室町末期に西洋人によって日本に伝えられた菓子。古くは、氷砂糖に卵白を加えて熱したものを冷やして固めたもの。現在では、赤ざらめに少量の水を加えて煮つめ、重曹を入れてふくらませたのち固まらせた軽石状のもの。カルメ焼。カルメラ焼。

カルメル‐かい【カルメル会】(‥クヮイ)🔗🔉

カルメル‐かい【カルメル会】(‥クヮイ) (カルメルはCarmel)ローマ‐カトリック教会に属する戒律の厳しい修道会。はじめ観想を主としたが、のち布教や教育に従事。一二世紀に、十字軍兵士ベルトルドがカルメル山で隠修共同生活を行なったことに始まる。

カルメン🔗🔉

カルメン (原題フランスCarmen) 長編小説。メリメ作。一八四五年発表。ジプシー女カルメンと騎兵伍長ドン=ホセの情炎と悲恋を描く。 1の小説にもとづく四幕の歌劇。ビゼー作。一八七五年初演。

カルロス‐いっせい【カルロス一世】🔗🔉

カルロス‐いっせい【カルロス一世】 (スペインCarlos )⇒カール(五世)

カロチノイド🔗🔉

カロチノイド (英carotinoid「カロチンを代表とする群」の意)動植物界に広く分布する、黄、だいだい、赤、紫などの一群の色素。カロチン類とキサントフィル類に大別される。一般に脂溶性で水には溶けない。ニンジン、トマト、カボチャ、ホウレンソウなどに多く含まれ、数種混在する場合が多い。生体内での生理学的意義は不明。カロチノイド色素。

カロチン🔗🔉

カロチン (英carotene,carotin)ニンジン、トウガラシ、卵黄などに含まれる、赤黄色の色素。動物の体内ではビタミンAにかわる。

カロム🔗🔉

カロム (英carrom,carom)玉突きに似たゲーム。四隅に穴をあけた、七〇〜八〇センチメートル四方の盤上に、平たくて丸い玉を置き、自分の持ち玉を手ではじいてこれに当て、四方の壁にあたってはね返るのを利用して穴に玉を入れるのを争うもの。

カロリン‐しょとう【カロリン諸島】(‥ショタウ)🔗🔉

カロリン‐しょとう【カロリン諸島】(‥ショタウ) (カロリンはCaroline)(スペイン王、カルロス二世にちなむ)太平洋中西部、赤道以北のミクロネシアにある諸島。一六世紀以降スペイン、ドイツが領有し、第一次世界大戦後は日本の委任統治領となり、第二次世界大戦後はアメリカ合衆国の信託統治領。大部分は珊瑚礁。

キャブレター🔗🔉

キャブレター (英carburetor)〈キャブレーター〉内燃機関で、液体燃料を気化し、空気と適当に混ぜ合わせて可燃性の混合気体をつくる装置。気化器。

キャラクテール🔗🔉

キャラクテール (フランスcaractre)一つのバレエの中で民族舞踊の部分を踊る踊り手。特に芝居の多い役や喜劇役を演じる踊り手をもいう。

キャラバン🔗🔉

キャラバン (英caravan) 1 〈カラバン〉砂漠を隊を組んで通行する商人の一団。隊商。 2 (自動車に商品を積んで)各地をまわり、宣伝販売をすること。 3 「キャラバンシューズ」の略。

キャラバン‐シューズ🔗🔉

キャラバン‐シューズ (caravan shoes元来は商標名)布製ゴム底の軽登山靴。キャラバン。

キャラメル🔗🔉

キャラメル (英caramel) 1 砂糖、水あめ、牛乳などをよく混ぜ、煮固めて作ったあめ菓子。小さく切って、一粒ずつろう紙やオブラートで包む。江戸前期にポルトガルから伝来したといわれるが、現在のものは明治三二年初めて作られたもので、南蛮菓子のカルメラとは異なる。 2 =カラメル

キャリア🔗🔉

キャリア (英career)〈キャリヤー〉 1 熟練を要する技術、仕事、遊びなどにおける十分な経験。 2 国家公務員で上級試験に合格している者をいう。

キャリア🔗🔉

キャリア (英carrier「運び手」の意)〈キャリヤー〉 1 半導体中を流れる電流の電荷の運び手となるもの。 2 電解において、電流効率を高めるために、電解溶液中に添加する物質。 3 自転車などの荷物を乗せる台。荷台。

キャリア‐ガール🔗🔉

キャリア‐ガール (英career girl)職業的に熟達した未婚の女性。

キャリー🔗🔉

キャリー (英carry)ゴルフで、ボールを打った地点から落下点までの水平距離で、ランの距離は含まれない。

キャリー‐バック🔗🔉

キャリー‐バック (英carry back)ラグビーで、防御側のプレーヤーが、ボールを味方のインゴールに持ち込み、地面につけること。

キャリング‐ボール🔗🔉

キャリング‐ボール (英carrying ball) 1 サッカーの反則。ゴールキーパーがバンシングすることなく、ボールを持ったまま五歩以上歩くこと。 2 バスケットボールの反則。プレーヤーがボールを持ったまま三歩以上歩くこと。

キャロル🔗🔉

キャロル (英carol)〈カロル〉主にクリスマスにうたわれる宗教的な斉唱、合唱歌曲。一五世紀前半のイギリスに始まる。

ケアレス‐ミス🔗🔉

ケアレス‐ミス (英careless mistakeの略)不注意による誤り。そそっかしい間違い。

ゴルドーニ🔗🔉

ゴルドーニ (Carlo Goldoni カルロ―)イタリアの喜劇作家。一六世紀以来の即興的仮面劇を排して、近代的な性格劇を確立。代表作に「宿屋の女主人」「いなか者」など。(一七〇七〜九三)

サンドバーグ🔗🔉

サンドバーグ (Carl Sandburg カール―)アメリカの詩人。卑語をまじえた散文的スタイルの詩でアメリカ詩壇に大きな影響を与えた。詩集「シカゴ詩集」「煙と鋼鉄」。「リンカーン伝」で一九四〇年ピュリッツァー歴史賞を受賞。(一八七八〜一九六七)

シュピッテラー🔗🔉

シュピッテラー (Carl Spitteler カール―)スイス生まれの詩人。ショーペンハウエル的懐疑に立って、ギリシア神話を題材にスケールの大きな叙事詩を書く。代表作「オリンポスの春」。一九一九年ノーベル文学賞を受賞。(一八四五〜一九二四)

スピノラ🔗🔉

スピノラ (Carlo Spinola カルロ―)イタリアの宣教師。イエズス会修道士。慶長七年日本に渡来して布教、禁教政策により追放され、一時はのがれたが、のち、火刑に処せられた。(一五六四〜一六二二)

ダム🔗🔉

ダム (Carl Peter Henrik Dam カール=ピーター=ヘンリック―)デンマークの生化学者。ビタミンKを発見。(一八九五〜一九七六)

たんさん‐し【炭酸紙】🔗🔉

たんさん‐し【炭酸紙】 (英carbonpaperの誤訳)「カーボン紙」をいう慣用語。

ツァーリ🔗🔉

ツァーリ (ロシアcar'ローマ皇帝の称号「カエサル」に由来)〈ツァール〉帝政ロシアの皇帝の公式の称号。イワン三世が初めて用い、正式には一五四七年イワン四世の戴冠から一七二一年ピョートル大帝がインペラトルの称号をとるまでだが、その後も併用された。

ツァーリズム🔗🔉

ツァーリズム (ロシアcarizm英czarism)帝政ロシアのツァーリ(皇帝)による専制的支配体制。ツァーリが絶大の権力をもち、貴族が官僚としてこれを助け、教会もまた国家機関化された。イワン四世の時代に始まり、一八世紀後半エカテリーナ二世の時代に完成したといわれる。ロシア革命で崩壊。

ツンベルク🔗🔉

ツンベルク (Carl Peter Thunberg カール=ペーター―)スウェーデンの植物学者、動物学者。医者としても活躍。一七七五年来日、多数の日本産植物に命名。主著「日本植物誌」。(一七四三〜一八二八)

ヒルティ🔗🔉

ヒルティ (Carl Hilty カール―)スイスの思想家、法学者、政治家。キリスト教の立場から理想主義的な社会改良をとなえた。主著「幸福論」「眠られぬ夜のために」。(一八三三〜一九〇九)

ユング🔗🔉

ユング (Carl Gustav Jung カール=グスタフ―)スイスの精神病学者。無意識を重視する精神分析学派の一人。人間の性格を内向型と外向型に分類した。著「心理の類型」など。(一八七五〜一九六一)

リンネ🔗🔉

リンネ (Carl von Linnカール=フォン―)スウェーデンの植物学者。既成の知識を体系化して植物の分類を整理。また、二名法を確立した。著書「植物の属」など。(一八〇七〜七八)

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