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く【九】🔗🔉

く【九】 数の名で、八の次。ここのつ。きゅう。 「━月・━━・━献」

く【区】🔗🔉

く【区】 行政上の区画の一つで、自治区(特別区・財産区)・行政区(政令指定都市の区)の総称。 「━の事業」 「━議・━政・━長・━民」 (造) くぎる。分ける。 「━画・━別」 くぎられた場所。くぎり。 「━域・━間」 「学━・管━・選挙━」

く【句】🔗🔉

く【句】 ことば・文章のひとくぎり。 「━を切る」 二つ以上の単語が連なってある意味を表すもの。また、一つあるいは二つ以上の単語から構成される文の成分。フレーズ。 「語と━」 「警━・詩━・対━・文━」 「副詞━・慣用━」 漢詩・和歌・連歌・俳句などで、字数・字音によるひとまとまり。 「上かみの━」 「揚━あげく・結━・初━」 俳句。 「━をひねる」 「一━浮かぶ」 「━会・━集・━碑」 「佳━・選━・名━」

く【苦】🔗🔉

く【苦】 くるしみ。 「━あれば楽あり」 「━に病む」 「四━八━」 「━痛・━労」 「困━・生活━」 (造) にがい。にがにがしい。 「━汁くじゅう・━笑・━杯」 つとめる。努力をする。 「━学・━心」 「刻━」 関連語 大分類‖感覚‖かんかく 中分類‖苦しい‖くるしい

く【駆】🔗🔉

く【駆】 (造) 馬などを走らせる。かる。かける。 「━使・━動」 「疾━・先━」 追い払う。 「━除・━逐」 驅(「駈」は俗字。)

ぐ【具】🔗🔉

ぐ【具】 ある目的を果たすための手段。 「政争の━に利用される」 汁物しるもの・まぜご飯などに加える材料。 「五目ずしの━」 「━だくさん」 (造) そろえる。そろっている。 「━現・━象・━足・━体」 そろえておく器物。 「家━・玩━がんぐ・寝━・農━・文房━」 くわしく申し述べる。 「━申・━陳」 衣類・器具など、ひとそろいになったものを数える語。 「甲冑かっちゅう一━」 「装束三━」

ぐ【愚】🔗🔉

ぐ【愚】 おろかなこと。 「━の骨頂こっちょう」 「━にも付かぬ(=ばかばかしくて話にもならない)ことを言う」 「━直・━問・━劣」 「暗━」 自分のこと、また、自分に関する物事についていう丁重語。 「━案ずるに…」 「━考・━妻・━僧・━息」 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖愚か‖おろか

ぐ【惧】🔗🔉

ぐ【惧】 (造)おそれる。おそれ。 「危━」

ぐ‐あい【具合(工合)】━アヒ🔗🔉

ぐ‐あい【具合(工合)】━アヒ 物事の進め方。また、うまく進んでいるかどうかの程度。 「うまい━にいった」 「こんな━にすれば動く」 「でき━」 体の状態。体調。 「どうも━が悪い」 機械などの調子。 「洗濯機の━がおかしい」 都合。また、体裁。 「明日の午後は━が悪い」 関連語 大分類‖趣‖おもむき 中分類‖調子‖ちょうし

グアノ[guano]🔗🔉

グアノ[guano] 海鳥の糞ふんが堆積して固まったもの。燐酸肥料にする。鳥糞石。

グアバ[guava]🔗🔉

グアバ[guava] 果樹として熱帯・亜熱帯地方で栽培される、フトモモ科の常緑小高木。また、その果実。淡黄色に熟す果実は球形で、特有の香りがある。生食するほか、ジュース・缶詰めなどに加工する。バンジロウ。バンザクロ。

クアハウス[Kurhaus ドイツ]🔗🔉

クアハウス[Kurhaus ドイツ] 健康と保養を目的とする温泉施設。入浴施設とトレーニング施設を併せ持つ。

クァルテット[quartetto イタリア]🔗🔉

クァルテット[quartetto イタリア] カルテット

く‐あわせ【句合わせ】━アハセ🔗🔉

く‐あわせ【句合わせ】━アハセ 左右に分かれた組から俳諧の発句を一句ずつ出し合い、判者の判定によってその優劣を競うもの。

ぐ‐あん【具案】🔗🔉

ぐ‐あん【具案】 原案を立てること。また、その案。 一定の手段・方法をそなえている案。具体案。

ぐ‐あん【愚案】🔗🔉

ぐ‐あん【愚案】 つまらない案。 自分の考えのことをいう丁重語。愚見。 ◇おろかな考えの意。

くい【杭・杙】クヒ🔗🔉

くい【杭・杙】クヒ 地中に打ち込んで目印や支柱にする棒。 「出る━は打たれる」

くい【悔い】🔗🔉

くい【悔い】 悔いること。後悔。 「たとえ負けても━はない」 「━を千載せんざいに残す(=のちのちまで悔やみ続ける)」

く‐い【句意】🔗🔉

く‐い【句意】 俳句の意味。

くい‐あ・う【食い合う】クヒアフ🔗🔉

くい‐あ・う【食い合う】クヒアフ 自五 互いに相手を食う。 「猛獣が━」 組み合わせた部分がぴたりと合う。かみ合う。 「歯車が━」 他五 一つのものを一緒に食う。 一つのものを互いに奪い合う。 「選挙の地盤を━」 食い合い

くい‐あげ【食い上げ】クヒ━🔗🔉

くい‐あげ【食い上げ】クヒ━ 失業などによって、生活の手段を失うこと。 「首になったら飯の━になる」

くい‐あら・す【食い荒らす】クヒ━🔗🔉

くい‐あら・す【食い荒らす】クヒ━ 他五 あちこちにはしをつけて汚くする。 「ご馳走ちそうを━・して帰る」 片端から乱暴に食べて損害を与える。 「いのししが畑を━」 他の領域を侵して損害を与える。 「保守派の選挙地盤を━」 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖食べる‖たべる

くい‐あらた・める【悔い改める】🔗🔉

くい‐あらた・める【悔い改める】 他下一これまでのあやまちを反省して心を改める。 「前非ぜんぴを━」 くいあらた・む(下二) 悔い改め

くい‐あわせ【食い合わせ】クヒアハセ🔗🔉

くい‐あわせ【食い合わせ】クヒアハセ 一緒に食べると中毒を起こすといわれる食べ物の組み合わせ。梅干しとウナギ、スイカと天ぷらなど。 「━が悪い」 ◇科学的根拠はない。 材木などを組み合わせてつなぐこと。また、その部分。かみ合わせ。

くい‐いじ【食い意地】クヒイヂ🔗🔉

くい‐いじ【食い意地】クヒイヂ むさぼり食おうとする気持ち。 「━が張っている」

くい‐い・る【食い入る】クヒ━🔗🔉

くい‐い・る【食い入る】クヒ━ 自五物の内部に深く入り込む。 「腕に縄が━」 ◇「━ような目[視線]」「━ように見る」などの形で、真剣にじっと見つめることの形容にも使う。

クイーン[queen]🔗🔉

クイーン[queen] 女王。王妃。 ◇ある集団の中で最もすぐれた女性の意でも使う。 トランプで、女王の姿をかいた札。 「ハートの━」 チェスで、女王の駒。

クイーン‐サイズ[queen size]🔗🔉

クイーン‐サイズ[queen size] 婦人服で、特別に大きいサイズ。 ◇英語ではキングサイズに次ぐサイズの意。

くい‐うち【杭打ち】クヒ━🔗🔉

くい‐うち【杭打ち】クヒ━ 地中にくいを打ち込むこと。

くい‐かけ【食いかけ(食い掛け)】クヒ━🔗🔉

くい‐かけ【食いかけ(食い掛け)】クヒ━ 食べ始めて途中でやめること。また、その食べ物。食いさし。食べかけ。 「━のパン」

く‐いき【区域】━ヰキ🔗🔉

く‐いき【区域】━ヰキ くぎられた範囲の地域。 「警備を担当する━」 「通学[遊泳禁止]━」

くい‐き・る【食い切る】クヒ━🔗🔉

くい‐き・る【食い切る】クヒ━ 他五 歯でかみ切る。 「犬が縄を━」 すっかり食べてしまう。 「一人で一キロの肉を━」

ぐい‐ぐい🔗🔉

ぐい‐ぐい 強い力を続けてかけるさま。 「━(と)引っ張る[押す]」 動作が勢いよく行われるさま。 「ビールを━(と)あおる」 「先頭集団に━(と)近づく」 物事を積極的に行うさま。 「━(と)計画を押し進める」

くい‐け【食い気】クヒ━🔗🔉

くい‐け【食い気】クヒ━ ものを食べたいと思う気持ち。食欲。

くい‐こ・む【食い込む】クヒ━🔗🔉

くい‐こ・む【食い込む】クヒ━ 自五 中に深く入り込む。食い入る。 「腕に縄が━」 限度を超えて他の領分や範囲に入り込む。 「会議が昼休みに━」 「予選で上位三位までに━」 支出が多くなって赤字になる。 「先月は五万円ほど━・んだ」

くい‐さが・る【食い下がる】クヒ━🔗🔉

くい‐さが・る【食い下がる】クヒ━ 自五 食いついて離れない。 「猟犬が猪いのししに━」 強い相手に粘り強く立ち向かう。 「執拗しつように━・って追及する」 相撲で、相手の胸に頭をつけて前褌まえみつを引き、姿勢を低くして組み付く。

くい‐しば・る【食いしばる(食い縛る)】クヒ━🔗🔉

くい‐しば・る【食いしばる(食い縛る)】クヒ━ 他五強くかみ合わせる。 ◇「歯を━」の形で、多く我慢する意を表す。「屈辱に耐えて歯を━」

くい‐しろ【食い代】クヒ━🔗🔉

くい‐しろ【食い代】クヒ━ 食べ物の代金。食費。

くいしん‐ぼう【食いしん坊】クヒシンバウ🔗🔉

くいしん‐ぼう【食いしん坊】クヒシンバウ 名・形動食い意地が張っていて、むやみに食べたがること。また、そういう人。くいしんぼ。

クイズ[quiz]🔗🔉

クイズ[quiz] 問題を出してそれに答えさせる遊び。また、その問題。 「━を出す」

くい‐すぎ【食い過ぎ】クヒ━🔗🔉

くい‐すぎ【食い過ぎ】クヒ━ 度を越して食べたりエネルギーを消費したりすること。 「ガソリンの━」 くいす・ぎる(他上一)

くい‐ぞめ【食い初め】クヒ━🔗🔉

くい‐ぞめ【食い初め】クヒ━ 生後一〇〇日または一二〇日の乳児に初めて飯を食べさせる祝いの儀式。はしぞめ。立て。 ◇実際には食べさせるまねだけをする。

くい‐たお・す【食い倒す】クヒタフス🔗🔉

くい‐たお・す【食い倒す】クヒタフス 他五 飲食した代金を払わないままにする。 「すし代を━・される」 遊び暮らして財産を使い果たす。食いつぶす。 「先祖代々の遺産を━」

くい‐だおれ【食い倒れ】クヒダフレ🔗🔉

くい‐だおれ【食い倒れ】クヒダフレ 飲み食いにぜいたくをして貧乏になること。 「京の着倒れ、大阪の━」 働かないで遊び暮らすこと。また、その人。

くい‐だめ【食い溜め】クヒ━🔗🔉

くい‐だめ【食い溜め】クヒ━ 名・自他サ変しばらく食べないですむように一度にたくさん食べておくこと。食い置き。

くい‐ちが・う【食い違う】クヒチガフ🔗🔉

くい‐ちが・う【食い違う】クヒチガフ 自五 組み合わせの部分がうまく合わない。 「歯車が━」 物事や意見がうまく一致しない。 「することが言うことと大きく━・っている」 「両者の証言が━・っている」 食い違い

くい‐ちぎ・る【食いちぎる(食い千切る)】クヒ━🔗🔉

くい‐ちぎ・る【食いちぎる(食い千切る)】クヒ━ 他五かみついて切りはなす。かみきる。 「犬が綱を━」

くい‐ちら・す【食い散らす】クヒ━🔗🔉

くい‐ちら・す【食い散らす】クヒ━ 他五 食べこぼしてあたりをよごす。 「━・した飯つぶを拾う」 出された料理にやたらとはしをつけて、きたならしく食べる。 「せっかくの会席料理を━」 興味本位に、あれこれと少しずつ手を出す。 ◆「食い散らかす」ともいう。 食い散らし 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖食べる‖たべる

クイック[quick]🔗🔉

クイック[quick] (造)動作がすばやいこと。 「━ステップ・━モーション」

くい‐つ・く【食いつく(食い付く)】クヒ━🔗🔉

くい‐つ・く【食いつく(食い付く)】クヒ━ 自五 しっかりとかみつく。 「魚がえさに━」 よろこんで飛びつく。 「もうけ話に━・いてくる」 相手に議論をしかけて迫る。食ってかかる。 「上司に━」

くい‐つな・ぐ【食いぐ】クヒ━🔗🔉

くい‐つな・ぐ【食いぐ】クヒ━ 自五 乏しい食べ物を少しずつ食べて生き延びる。 「保存食で━」 どうにかやりくりして生計を立てる。 「家財を売って━」

くい‐つぶ・す【食い潰す】クヒ━🔗🔉

くい‐つぶ・す【食い潰す】クヒ━ 他五遊び暮らして財産を使い果たす。食い倒す。 「親の身代を━」

くい‐つ・める【食い詰める】クヒ━🔗🔉

くい‐つ・める【食い詰める】クヒ━ 自下一収入がなくて暮らしが立たなくなる。 「失業して━」 くひつ・む(下二)

くい‐で【食いで(食い出)】クヒ━🔗🔉

くい‐で【食いで(食い出)】クヒ━ 食べて十分だと思えるほどの分量。食べで。食いごたえ。 「━のある料理」

くい‐どうらく【食い道楽】クヒダウラク🔗🔉

くい‐どうらく【食い道楽】クヒダウラク うまい物・珍しい物を食べることを格別の趣味とすること。また、その人。食道楽しょくどうらく

くい‐と・める【食い止める】クヒ━🔗🔉

くい‐と・める【食い止める】クヒ━ 他下一好ましくない物事がそれ以上進まないように防ぎとめる。 「延焼[インフレ]を━」 くいと・む(下二) 関連語 大分類‖止める‖やめる 中分類‖防止‖ぼうし 大分類‖争い‖あらそい 中分類‖防御‖ぼうぎょ

くいな【水鶏秧鶏)】クヒナ🔗🔉

くいな【水鶏秧鶏)】クヒナ 冬鳥として飛来するクイナ科の渡り鳥。全長はハトより小さく、くちばしと足が長い。 ◇その鳴き声を「たたく」として古くから和歌に詠まれてきたのは、夏鳥のヒクイナのこと。 クイナ・ヒクイナ・オオクイナなど、クイナ科の鳥の総称。

くい‐にげ【食い逃げ】クヒ━🔗🔉

くい‐にげ【食い逃げ】クヒ━ 名・自サ変飲食店で飲み食いした代金を払わずに逃げること。また、その人。無銭飲食。 ◇食べるだけ食べて、後始末もしないで立ち去ることにもいう。

ぐい‐のみ【ぐい飲み(ぐいみ)】🔗🔉

ぐい‐のみ【ぐい飲み(ぐいみ)】 一気にぐいと飲むこと。 底の深い大ぶりの杯。

くい‐はぐ・れる【食い逸れる】クヒ━🔗🔉

くい‐はぐ・れる【食い逸れる】クヒ━ 他下一食べる時機をのがす。食べそこなう。 「昼飯を━」 自下一生計を立てる手段を失う。 「手に職をつければ━ことはない」 ◇「食いっぱぐれる」ともいう。 くいはぐ・る(下二) 食いはぐれ

くい‐ぶち【食い扶持】クヒ━🔗🔉

くい‐ぶち【食い扶持】クヒ━ 食べ物を買う費用。食費。食い代。

くい‐ほうだい【食い放題】クヒハウダイ🔗🔉

くい‐ほうだい【食い放題】クヒハウダイ 食べたいだけ食べること。食べ放題。

くい‐もの【食い物】クヒ━🔗🔉

くい‐もの【食い物】クヒ━ 食べる物。食物。 「何か━を探してこよう」 ◇粗野な言い方。 他人の利益のために不当に利用されるもの。 「老人を━にする悪徳業者」

く・いる【悔いる】🔗🔉

く・いる【悔いる】 他上一取り返しのつかないことをしてしまったと悟って、悔しがったり反省したりする。悔やむ。後悔する。 「前非を━・いて仏門に入る」 「自分の軽率を━」 「事前に相談しなかったことを━」 「悔いる」は道徳など精神的に重い事柄に、「悔やむ」は失敗・欠点など日常的な軽い事柄に使う傾向がある。 く・ゆ(上二) 悔い 関連語 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖残念‖ざんねん

クインテット[quintetto イタリア]🔗🔉

クインテット[quintetto イタリア] 五重奏(曲)。また、五重奏団。 五重唱(曲)。また、五重唱団。

くう【空】🔗🔉

くう【空】 そら。おおぞら。 「━を漂う」 「━中・━路」 「上━・滞━」 何もないこと。また、何もないところ。 「━をつかむ」 「バットが━を切る(=空振りをする)」 「━席・━白」 「架━・真━」 実りのないこと。むだなこと。 「努力が━に帰す」 「━論」 仏教で、すべての存在は因縁によって仮にその姿を現したもので、実体はないということ。 「色即是━」 「空軍」の略。→空軍 関連語 大分類‖無い‖ない 中分類‖‖む

く・う【食う(喰う)】クフ🔗🔉

く・う【食う(喰う)】クフ 他五 生命を維持するために、食物を食べる。特に、固形の食物をかんで飲み込む。食べる。食らう。食する。 「食物をむさぼり━」 「犬がえさを━」 「うちで飯を━・っていかないか」 「もりもり[がつがつ・むしゃむしゃ]━」 「━や━・わずの(=満足な食事もできない貧しい)生活」 「彼とは同じ釜かまの飯を━・った仲だ」 丁寧な言い方である「食べる」に対して、一般的な言い方として使われてきたが、粗野な感じを伴うようになり、また敬語化もできず、「食べる」に取って代わられる傾向にある。 動物が歯を立ててかむ。また、虫が刺す。 「サメが鋭い歯で人を━」 「シロアリが柱を━・った跡がある」 「蚊に━・われる」 ◇この意が原義で、「食い付く」「食いしばる」など、複合語にその意をとどめている。 暮らしを立てる。生活する。食べる。 「私は文筆業で飯を━・っている」 「三〇年間この会社で━・ってきた」 「こんな薄給では━・ってゆけない」 人の領分を侵す。特に、強い相手を負かす。 「相手の縄張り[票]を━」 「子役が主役を━」 「弱小チームが強豪を━」 エネルギーや金などを大量に消費する。費やす。 「この電子レンジは電気を━」 「この車は馬力がある分だけ燃料を━」 「時間を━仕事はごめんだ」 マイナスに評価していう。 好ましくない行為や作用を身に受ける。こうむる。食らう。 「お目玉[足止め・不意打ち・反撃]を━」 「門前払い[総すかん]を━」 「鳩はとが豆鉄砲を━・ったような(=きょとんとした)顔をする」 「その手は━・わない(=そんな計略にはかからない)」 「見事に一杯━・わされた(=だまされた)」 《「年を━」の形で》かなりの年齢になる。 「見かけよりは年を━・っている」 ◇やや俗語的な言い方。 《「人を━・った」の形で》人をばかにした。こけにした。 「全く人を━・った話ではないか」 「人を━・ったような態度で応対する」 食える 食い 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖食べる‖たべる 大分類‖生活‖せいかつ 中分類‖生活‖せいかつ

ぐう🔗🔉

ぐう じゃんけんで、握りこぶしの形で表すもの。石。 ◇ちょきに勝ち、ぱあに負ける。

ぐう【宮】🔗🔉

ぐう【宮】 (造) 神を祭る場所。みや。 「━司」 「参━・神━・遷━」 天子・皇族などの住む建物・場所。 「行━あんぐう・東━・竜━」

ぐう【偶】🔗🔉

ぐう【偶】 (造) 対になる。向かい合う。 「配━者」 二で割りきれる整数。 「━数」 ひとがた。人形。 「━像」 「土━・木━もくぐうでく たまたま。思いがけなく。 「━然・━発」

ぐう【寓】🔗🔉

ぐう【寓】 (造) 身を寄せる。仮住まい。 「━居」 《姓の下に添えて》自宅のことをいう丁重語。 「谷崎━」 ことよせる。かこつける。 「━意・━話」 目をつける。目を向ける。 「━目」

ぐう【遇】🔗🔉

ぐう【遇】 (造) 出会う。 「奇━・遭━」 めぐりあう。また、めぐりあわせ。 「境━・不━・千載一━」 もてなす。 「厚━・処━・待━・知━・優━・冷━」

ぐう【隅】🔗🔉

ぐう【隅】 (造)かたすみ。かど。 「一━・四━」

くう‐い【空位】━ヰ🔗🔉

くう‐い【空位】━ヰ ある地位にだれもついていないこと。また、その地位。 名ばかりで実質の伴わない地位。 「会長の座は━にすぎない」

ぐう‐い【寓意】🔗🔉

ぐう‐い【寓意】 他の物事にかこつけて真意を遠回しに表すこと。また、その真意。アレゴリー。 「━画・━劇」

くう‐いき【空域】━ヰキ🔗🔉

くう‐いき【空域】━ヰキ 航空機の航行の安全のために設定された空中の一定区域。

ぐう‐いん【偶因】🔗🔉

ぐう‐いん【偶因】 たまたまある結果をもたらすきっかけになった原因。偶然の原因。 「合理化が━となって発生した事故」

ぐう‐えい【偶詠】🔗🔉

ぐう‐えい【偶詠】 ふと心に浮かんだことを、そのまま詩歌に詠むこと。また、その詩歌。

くう‐かぶ【空株】🔗🔉

くう‐かぶ【空株】 株式の空買い・空売りで、実際に受け渡しをしないで取り引きされる株。からかぶ。 ⇔実株

くう‐かん【空間】🔗🔉

くう‐かん【空間】 何も存在しないで空いている所。 「狭い━をうまく利用する」 上下・左右・前後への果てしない広がり。 「宇宙[生活]━」 哲学で、時間とともに物体界を構成する基礎概念。

ぐう‐かん【偶感】🔗🔉

ぐう‐かん【偶感】 たまたま心に浮かんだ感想。 「━を綴る」

くうかん‐ち【空閑地】🔗🔉

くうかん‐ち【空閑地】 利用しないで放置されている土地。空き地。

くう‐き【空気】🔗🔉

くう‐き【空気】 地球の表面をおおう大気圏の下層部分を構成する無色透明の混合気体。窒素と酸素を主成分とし、微量の二酸化炭素・アルゴン・ヘリウムなどを含む。 「新鮮な━を吸う」 「タイヤに━を入れる」 ◇あるかないかを意識しないもののたとえにも使う。「━のような存在」 その場の雰囲気。 「気まずい━が流れる」

くうき‐かんせん【空気感染】🔗🔉

くうき‐かんせん【空気感染】 名・自サ変空気中に飛び散った病原菌が体内に入って感染すること。空気伝染。

くうき‐じゅう【空気銃】🔗🔉

くうき‐じゅう【空気銃】 圧縮空気の力で弾丸を発射させる銃。エアライフル。

くうき‐ポンプ【空気ポンプ】🔗🔉

くうき‐ポンプ【空気ポンプ】 容器内の空気を吸出するポンプ。また、容器内に空気を注入するポンプ。自転車の空気入れなど。エアポンプ。

くうき‐まくら【空気枕】🔗🔉

くうき‐まくら【空気枕】 空気を吹き入れ、ふくらませて使う携帯用の枕。

グーズベリー[gooseberry]🔗🔉

グーズベリー[gooseberry] セイヨウスグリ・アメリカスグリなど、果樹として栽培するユキノシタ科の落葉小低木の総称。また、その果実。酸味のある黄緑色の実は生食用のほかジャムなどに加工する。栽培品種が多い。

クーデター[coup d'tat フランス]🔗🔉

クーデター[coup d'tat フランス] 武力などによって非合法的に政権を奪うこと。 「反政府軍が━を起こす」 ◇体制の変革を目指す革命とは異なり、権力移動は支配階級の内部で行われる。原義は、国家への一撃の意。

クーペ[coup フランス]🔗🔉

クーペ[coup フランス] 乗用車の車体型式で、前部座席を優先したツードアの箱形で車高が低いもの。後部座席のないものもある。 ◇原義は二人乗りの箱形馬車。

クーポン[coupon フランス]🔗🔉

クーポン[coupon フランス] 切り取って使用する形式の券。債券の利札や回数券の類。 乗車券・乗船券・宿泊券などを一つづりにした旅行券。

クーラー[cooler]🔗🔉

クーラー[cooler] 冷却器。冷房装置。 「━がきき過ぎる」 釣りや行楽に用いる携帯用の保冷箱。アイスボックス。

クーリー[苦力 中国]🔗🔉

クーリー[苦力 中国] もと中国・インドなどで荷物の運搬などに従事した下層労働者。クリー。

クーリング‐オフ[cooling-off]🔗🔉

クーリング‐オフ[cooling-off] 割賦販売や訪問販売で契約を締結した消費者が、一定期間内なら違約金を支払うことなく契約を解除できる制度。

クール[cours フランス]🔗🔉

クール[cours フランス] 放送で、週一回の連続番組を一区切りする単位。一三週(三か月)を一クールとする。

クール[Kur ドイツ]🔗🔉

クール[Kur ドイツ] 特定の治療に必要とする一定期間。 「一━十日間の湯治」 ◇原義は治療。

クール[cool]🔗🔉

クール[cool] 形動 涼しくてさわやかなさま。冷たいさま。 「━な色調」 冷静で感情におぼれないさま。冷ややかなさま。 「いつも━な人」 「事態を━に受けとめる」

クール‐ビズ[和製 cool+biz]🔗🔉

クール‐ビズ[和製 cool+biz] ノーネクタイ・ノージャケットなど、環境省が提唱する夏のビジネス用軽装の愛称。 ◇クールは「涼しい」「格好良い」の意、ビズは「ビジネス(business)」の略。

クーロン[coulomb フランス]🔗🔉

クーロン[coulomb フランス] 電気量を表す単位。一クーロンは一アンペアの電流が一秒間に運ぶ電気の量。記号C ◇フランスの物理学者の名前から。

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