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区域 クイキ🔗⭐🔉
【区宇】
クウ
くぎられた内部。境の内。『区域クイキ』
天下。〈類義語〉宇内ウダイ


啖 くう🔗⭐🔉
【啖】
11画 口部
区点=5123 16進=5337 シフトJIS=9A56
【啗】異体字異体字
11画 口部
区点=5124 16進=5338 シフトJIS=9A57
《音読み》 タン(タム)
/ダン(ダム)
〈d
n〉
《訓読み》 くらう(くらふ)/くう(くふ)/くらわす(くらはす)
《意味》
{動}くらう(クラフ)。くう(クフ)。大口をあけてぱくぱくとたくさん食べる。「健啖ケンタン(食べっぷりがよい)」「抜剣切而啗之=剣ヲ抜キ切リテコレヲ啗ラフ」〔→史記〕
{動}くらわす(クラハス)。ぱくりと食べさせる。「啗我以余桃=我ニ啗ラハスニ余桃ヲモッテス」〔→韓非〕
《解字》
会意兼形声。炎は、大きく盛んな意味を含む。啖は「口+音符炎」で、大食すること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語







喫 くう🔗⭐🔉
【喫】
12画 口部 [常用漢字]
区点=2142 16進=354A シフトJIS=8B69
《常用音訓》キツ
《音読み》
キツ
/ケキ
/キャク
〈q
・ch
〉/
カイ
/ケ
《訓読み》 くう(くふ)/くらう(くらふ)/のむ
《意味》

キッス{動}くう(クフ)。くらう(クラフ)。食べる。▽普通は吃キツと同じに用いる。「満喫(じゅうぶんくう、たっぷり味わう)」
キッス{動}大きなショックや打撃を受ける。「喫驚=驚ヲ喫ス」
キッス{動}のむ。「喫酒(=吃酒)」「喫茶」
「喫詬カイコウ」とは、力も強く、口もじょうずな男。▽「荘子」の寓話グウワにみえる。
《解字》
会意兼形声。契は、刃物で傷をつける意を含み、割と同系。喫は「口+音符契ケイ」で、もと、歯で傷をつけてかじること。
《単語家族》
齧ゲツと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語















喰 くう🔗⭐🔉
【喰】
12画 口部 〔国〕
区点=2284 16進=3674 シフトJIS=8BF2
《訓読み》 くう(くふ)/くらう(くらふ)
《意味》
くう(クフ)。くらう(クラフ)。食べ物をくう。「蓼タデ喰う虫もすきずき」
《解字》
会意。「口+食」。食の別体として、「くう」という訓をあらわすためにつくられた日本製漢字。
《熟語》
→下付・中付語

弋 くい🔗⭐🔉
【弋】
3画 弋部
区点=5521 16進=5735 シフトJIS=9C54
《音読み》 ヨク
/イキ
〈y
〉
《訓読み》 いぐるみ/くい(くひ)/とる/くろい(くろし)
《意味》
{名}いぐるみ。鳥をからめて落とすために矢にひもをつけて射るようにしかけたもの。また、それを射る方法。「弋射ヨクシャ」
{名}くい(クヒ)。棒ぐい。〈同義語〉→杙ヨク。
ヨクス{動}とる。獲物をからめとる。「弋獲ヨクカク」「弋不射宿=弋スルニハ宿ヲ射ズ」〔→論語〕
「遊弋ユウヨク」とは、警備の船が、敵を求めて航行すること。
{形}くろい(クロシ)。
《解字》
象形。上端にまたのついた棒ぐいを描いたもので、棒ぐいの形をした矢にひもをつけて放つので弋射ヨクシャのこととなり獲物をからめとる意ともなった。杙(くい)の原字。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語










悔 くい🔗⭐🔉
【悔】
人名に使える旧字
9画
部 [常用漢字]
区点=1889 16進=3279 シフトJIS=89F7
《常用音訓》カイ/く…いる/くや…しい/く…やむ
《音読み》 カイ(ク
イ)
/ケ
〈hu
〉
《訓読み》 くやしい/くいる(くゆ)/くやむ/くい/くやみ
《意味》
{動}くいる(クユ)。くやむ。失敗したあと、暗い気持ちになる。がっかりして残念がる。「改悔」「太甲悔過=太甲、過チヲ悔ユ」〔→孟子〕
{名}くい。残念な気持ち。「後悔」「死而無悔者=死シテ悔イナキモノ」〔→論語〕
〔国〕くやみ。人の死をとむらうことば。
《解字》
形声。毎マイの音は、海・悔・晦カイにおいては子音が変わり、カイ(ク
イ)という音をあらわす。悔は「心+音符毎」で、心が暗い気持ちになること。
《単語家族》
海(暗い色をしたうみ)
晦(月のない暗いみそか)
灰(黒い燃えかす)などと同系。
《参考》
人名に旧字使用可。旧字の総画数は10画。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語












懺 くいる🔗⭐🔉
【懺】
20画
部
区点=5682 16進=5872 シフトJIS=9CF0
【懴】異体字異体字
18画
部
区点=5683 16進=5873 シフトJIS=9CF1
《音読み》 セン(セム)
/サン(サム)
/ザン
〈ch
n〉
《訓読み》 くいる(くゆ)
《意味》
{動}くいる(クユ)。つらいのをがまんして自分の心にメスを入れる。心を切り刻んでくいる。〈同義語〉→慙ザン。「懺悔ザンゲ」
〔仏〕「拝懺ハイセン」とは、仏に祈ってくい改めること。▽「懺」は、梵語ボンゴの音訳。
《解字》
会意兼形声。右側の字(音セン)は「韭(にら)+細く切るしるし」からなり、山菜のように小さく切り刻む意を含む。懺とはそれを音符とし、心を加えた字で、心を小さく切り刻むこと。慙愧ザンキの慙ときわめて近い。また、殲セン(小さく切って殺す)とも通じる。
《熟語》
→熟語










杙 くい🔗⭐🔉
杭 くい🔗⭐🔉
【杭】
8画 木部
区点=2526 16進=393A シフトJIS=8D59
《音読み》 コウ(カウ)
/ゴウ(ガウ)
〈h
ng〉
《訓読み》 わたる/くい(くひ)
《意味》
{動}わたる。舟がまっすぐに進む。〈同義語〉→航。「一葦杭之=一葦モテコレヲ杭ル」〔→詩経〕
「杭州コウシュウ」とは、浙江セッコウ省、銭塘セントウ江の下流の都市の名。今の杭州市にあたる。南宋ナンソウの都で、臨安ともいった。
{名}くい(クヒ)。土中にまっすぐにいれこみ、その頭を出して目標などにする棒。
《解字》
会意兼形声。亢コウは、まっすぐなのど首のことで、まっすぐたつ意を含む。杭は「木+音符亢」。航(まっすぐ舟が進む)に当てて用いる。







煦育 クイク🔗⭐🔉
【煦育】
クイク 恵みをかけてあたたかく育てる。はぐくむ。
空王 クウオウ🔗⭐🔉
【空王】
クウオウ〔仏〕仏の尊称。▽仏が世界を一切空であると説いたことから。
空穴来風 クウケツカゼヲキタラス🔗⭐🔉
【空穴来風】
クウケツカゼヲキタラス〈故事〉とびらの穴はよく風を通す。また、転じて人にすきを与えること。〔→宋玉〕
空曲 クウキョク🔗⭐🔉
【空曲】
クウキョク 人けのない山のすみ。
空位 クウイ🔗⭐🔉
【空位】
クウイ
使わずにあけてある場所。
あいている地位。
人のいない席。『空席クウセキ』
地位だけ持って実権のないこと。




空言 クウゲン🔗⭐🔉
空劫 クウゴウ🔗⭐🔉
【空劫】
クウゴウ〔仏〕四劫の一つ。この世が壊滅してのち、すべて空無となり、次の世ができるまでの時期。
空居 クウキョ🔗⭐🔉
【空居】
クウキョ
なすこともなくむなしく暮らす。閑居。
「空屋」と同じ。


空空 クウクウ🔗⭐🔉
【空空】
クウクウ
邪心がなくまじめなさま。一説に、おろかなさま。▽コウコウとも。〔→論語〕
〔仏〕宇宙の事物は因縁によって生じる、実体のないものであるという道理。また、その道理を悟って物事に執着しないこと。


空閨 クウケイ🔗⭐🔉
【空房】
クウボウ
夫、または妻が、ひとりで寝る寝室。『空閨クウケイ』
人けのないさびしいへや。『空室クウシツ
』



空屋 クウオク🔗⭐🔉
【空屋】
クウオク あきや。『空舎クウシャ・空居クウキョ』
空華 クウゲ🔗⭐🔉
【空華】
クウゲ〔仏〕かすんだ目で空を見るとき、ちらちら見える花のようなもの。煩悩ボンノウによって生じるさまざまな妄想モウソウのこと。実在でないものを実在と見誤ること。「虚空華コクウゲ」とも。
空拳 クウケン🔗⭐🔉
【空拳】
クウケン 手に武器になる物を何も持たないこと。素手。『空手クウシュ
』

空虚 クウキョ🔗⭐🔉
空閑 クウカン🔗⭐🔉
【空閑】
クウカン
がらんとして静かである。
何もすることがなく暇なこと。


空港 クウコウ🔗⭐🔉
【空港】
クウコウ〔国〕民間の飛行機の定期的発着に使用する規模の大きな飛行場。▽英語airportの訳語。
空園 クウエン🔗⭐🔉
【空園】
クウエン 人けのない荒れはててさびしい庭園。
空隙 クウゲキ🔗⭐🔉
【空隙】
クウゲキ すきま。また、あな。〈類義語〉間隙カンゲキ。
空竭 クウケツ🔗⭐🔉
【空竭】
クウケツ すっかりなくなる。窮乏すること。また、すっかりなくすること。▽「竭」は、かれる、つきはてる。
空懐 クウカイ🔗⭐🔉
【空懐】
クウカイ むなしい思い。
空豁 クウカツ🔗⭐🔉
【空闊】
クウカツ 広々として開けているさま。『空豁クウカツ』
空竅 クウキョウ🔗⭐🔉
【空竅】
クウキョウ あな。耳・目・鼻・口などのからだのあな。
空曠 クウコウ🔗⭐🔉
【空曠】
クウコウ むなしい。広く、がらんとして人や物がないこと。
空華集 クウゲシュウ🔗⭐🔉
【空華集】
クウゲシュウ〔日〕〈書物〉二〇巻。漢詩文集。南北朝時代の禅僧、義堂周信の著。古詩・絶句・律などの詩、序・説・書・銘などの文をそれぞれ集めたもの。五山文学初期の代表的作品としての文学的価値ばかりでなく、五山の禅僧の仏教思想を知るうえで、彼の日記である『空華日工集』とともに貴重な史料である。「空華」は、義堂周信の号。
空海 クウカイ🔗⭐🔉
【空海】
クウカイ〔日〕〈人名〉774〜835 平安時代の僧。諡オクリナは弘法コウボウ大師。讚岐サヌキ(香川県)にうまれ、804年、唐に渡り、長安で恵果エカに学んだ。帰国後、高野山に金剛峯寺コンゴウブジをたて、真言宗を開いた。また、詩文や書道にもすぐれ、書道では、三筆のひとりに数えられる。
茹 くう🔗⭐🔉
【茹】
9画 艸部
区点=7207 16進=6827 シフトJIS=E4A5
《音読み》 ジョ
/ニョ
〈r
〉
《訓読み》 くう(くふ)/くらう(くらふ)/やわらか(やはらかなり)/ゆでる(ゆづ)
《意味》
{動}くう(クフ)。くらう(クラフ)。かんでやわらかくしてたべる。「不飲酒、不茹葷=酒ヲ飲マズ、葷ヲ茹ハズ」〔→荘子〕
{名}やわらかい野菜。食用にする野菜。
{形}やわらか(ヤハラカナリ)。ぐにゃぐにゃしている。「茹魚ジョギョ(くさってぐにゃぐにゃになった魚)」
ジョタリ{動・形}やわらかくずるずるとつながる。また、そのさま。「抜茅茹=茅ヲ抜クニ茹タリ」〔→易経〕
〔国〕ゆでる(ユヅ)。熱湯でやわらかく煮る。
《解字》
会意兼形声。如は、しなやかに従う意を含む。茹は「艸+音符如」で、しなやかな菜のこと。
《単語家族》
女(しなやかなおんな)
絮ジョ(やわらかいわた)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語









食 くう🔗⭐🔉
【食】
9画 食部 [二年]
区点=3109 16進=3F29 シフトJIS=9048
《常用音訓》ショク/ジキ/く…う/く…らう/た…べる
《音読み》
ショク
/ジキ
〈sh
〉/
シ
/ジ
〈s
〉
イ
《訓読み》 たべる/くらう(くらふ)/くう(くふ)/はむ/くらわす(くらはす)/はます/やしなう(やしなふ)/いい(いひ)/めし
《名付け》 あき・あきら・うけ・くら・け・みけ
《意味》

ショクス{動}くらう(クラフ)。くう(クフ)。はむ。もと、穀物を柔らかくしてたべること。のち、広くたべる意に用いる。「飲食」「食糧」「食而不知其味=食ラヘドモソノ味ヲ知ラズ」〔→大学〕
{名}たべもの。たべること。「断食」「配食」「甘其食=ソノ食ヲ甘シトス」〔→老子〕
{名}くいぶち。「食禄ショクロク」「君子謀道、不謀食=君子ハ道ヲ謀リ、食ヲ謀ラズ」〔→論語〕
ショクス{動・名}くいこむ。虫がくいこんだように、日や月が欠ける。また、そのこと。〈同義語〉→蝕。「月食(=月蝕)」「日有食之=日コレヲ食スル有リ」〔→春秋〕
ショクス{動}たべたようになくしてしまう。くいものにする。「食言=言ヲ食ス」「言不可食=言ハ食ス可カラズ」〔→国語〕
{動}くらう(クラフ)。打撃をうける。ひどい仕打ちをくらう。「不食膚受之愬=膚受ノ愬ヲ食ラハズ」〔→漢書〕

{動}くらわす(クラハス)。はます。やしなう(ヤシナフ)。たべさせる。食物を与えてやしなう。〈同義語〉→飼シ。「飲之食之=コレニ飲マセコレニ食ラハス」〔→詩経〕「食我以其食=我ニ食ラハスニソノ食ヲモッテス」
{名}いい(イヒ)。めし。〈同義語〉→飼。「一箪食、一瓢飲=一箪ノ食、一瓢ノ飲」〔→論語〕
{名}「審食其シンイキ」など人名に用いる読み方。
《解字》
会意。「あつめて、ふたをするしるし+穀物を盛ったさま」をあわせたもの。容器に入れて手を加え、柔らかくしてたべることを意味する。
《単語家族》
飴イ(穀物に加工して柔らかくしたあめ)
飼(柔らかくしたえさ)
式ショク(作為を加える)などと同系。蝕ショク(くいこむ、むしばむ)と最も近い。
《類義》
咀ソは、舌にのせてたべる。嚼シャクは、小さくかみくだいてたべる。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語


























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