さん →三・桟・産・算・酸・賛・讃・惨・燦・さん・山・参・蚕・傘・散・纂

さん【三】 名 二の次の数。一の三倍の数。み。みつ。みっつ。 証書などでは改竄_かいざんを防ぐために「参」とも書く。 三味線で、最も高い調子の音を出す糸。三の糸。 「━下がり」

さん【桟】 名 戸・障子などの骨。 板が反るのを防ぐために打ちつける細長い木材。 はしご・やぐら・土台などに渡す横木。 戸締まりのために、戸のわくに取りつけて鴨居_かもいや敷居の穴に差し込む木の栓。さる。 （造）がけなどに棚のようにかけわたした木の橋。かけはし。 「━道」 「雲━」 棧

さん【産】 名 子をうむこと。 「お━・早━_そうざん」 「━院・━休・━後」 生まれた場所。また、作られた場所。 「この牡蠣_かきは三陸の━だ」 「日本━・ノルウェー━」 金銭・土地など、経済的な価値のあるもの。 「━を成す」 「資━・倒━」 （造）物をつくり出す。つくられた物。 「━業・━地」 「原━・水━」

さん【算】 名 「算木」の略。→算木 「━を乱す（＝算木を乱したように、ちりぢりになる）」 数をかぞえること。また、かぞえる。 「━を入れる」 「━数・━定」 「暗━_あんざん・試━・精━」 （造） 見当をつける。はかる。はかりごと。 「━段」 「誤━・公━・勝━・打━」 年齢。 「聖━・宝━」 関連語 大分類‖数‖かず 中分類‖計算‖けいさん

さん【酸】 名水に溶けると水素イオンを生じ、酸性の反応を示す水素化合物の総称。青色のリトマス試験紙を赤色に変える。 「━性」 「胃━・塩━・硝━・炭━」 ⇔アルカリ （造） すっぱい。 「━敗・━味」 すっぱい液体。す。 「乳━」 つらい。いたましい。 「━鼻」 「辛━」 「酸素」の略。→酸素 「━化」

さん【賛】 名 漢文の文体の一つで、人物や事物をほめたたえる韻文。 画面の中に書き添える、その絵に関する詩句。画賛。 （造） ほめたたえる。また、ほめたたえることば。 「━歌」 「絶━」 ◇「讃」に通じる。 力を添えて、助ける。 「━成・━否」 「協━・翼━」 贊

さん【^▼讃】 名 漢文の文体の一つで、人物や事物をほめたたえる韻文。 画面の中に書き添える、その絵に関する詩句。画讃。 （造） ほめたたえる。ほめたたえることば。 「━歌・━美」 「賞━・絶━」 ◇「賛」に通じる。 仏の徳をたたえることば。 「梵━_ぼんさん・和━」 「讃岐_さぬき」の略。 ◆「讃」は印刷標準字体。正字は「讚」。

さん【惨】 形動_トタルむごく、いたましいさま。 「━たる光景」 「━状・━憺_さんたん」 「陰━・凄━_せいさん・悲━」 慘

さん【^▼燦】 形動_トタル鮮やかに輝くさま。また、きわだって輝かしいさま。 「━たる栄誉」 「━然」

さん 接尾 《人を表す語や団体名などに付いて》軽い尊敬や親しみの気持ちを表す。 「高橋━・妹━・お客━・大工━」 組織内で使う「課長━」などは標準的な言い方ではない（役職名は本来敬称）。ただし、部外者が使う場合は尊敬語として慣用化している。 幼児語では動物名などに付けて親しみを表す。「ぞう━」 《多く、接頭語「お」「ご」＋形容動詞語幹や名詞の形に付いて》ねぎらいの意を表す挨拶_あいさつのことばで、相手の行為を丁寧に言い表す。 「お待ち遠━・ご苦労━」 ◆「さま」の転。「さま」よりも敬意が軽く、親しみのある言い方。

さん【山】 （造） やま。 「━河・━頂」 「火━_かざん・氷━_{ひょうざん}」 「富士━・比叡━_{ひえいざん}」 鉱物を産するやま。 「金━_きんざん・銀━_ぎんざん」 寺院。 「━門」 「総本━_{そうほんざん}」

さん【参】 （造） 加わる。あずかる。 「━画・━政・━謀」 「古━・新━_しんざん」 比べ合わせる。調べる。 「━考・━照」 高位の人の所や社寺・宮中などにおもむく。 「━賀・━詣・━上・━内_さんだい」 「見━_けんざん・_げんざん・墓━」 「三」の大字。 「一金━万円也」 「参議院」の略。→参議院 「衆━両議院」 參

さん【蚕】 （造）かいこ。また、かいこを飼う。 「━業・━糸・━室・━卵紙」 「原━・天━」 （「蚕」「」は本来別字。）

さん【傘】 （造）かさ。また、人や物を覆うかさ状のもの。 「━下」 「落下━」

さん【散】 （造） ばらばらになる。ちる。ばらばらにする。ちらす。 「━逸・━華_さんげ・━在・━財」 「解━・拡━・四━・分━」 とりとめがない。自由気ままな。 「━文・━歩・━漫」 「胡━_うさん」 ひまな。役に立たない。 「━職」 「閑━」 こなぐすり。 「━剤」 「胃━」

さん【^▼纂】 （造）あつめる。また、文書をあつめて編む。 「編━・類━・論━」

ざん【残】 名のこり。あまり。 「五千円の━」 「━が少ない」 「━金・━雪・━務」 （造） そこなう。傷つける。 「━殺」 「廃━」 むごい。 「━虐・━酷・━忍」 ◇「惨」に通じる。 殘

ざん【斬】 名打ち首の刑。斬罪_ざんざい。 （造） きる。また、きりはなす。 「━首・━髪」 きわだって。 「━新」

ざん【^▼讒】 名人を罪におとしいれるためにそしること。 「━にあって失脚する」 「━言・━訴」

ざん【惨】 （造）むごい。いたましい。 「━虐・━酷・━殺」 慘

ざん【暫】 （造）しばらく。わずかの時間。 「━時・━定」

さん‐い【賛意】 名賛成する気持ち。賛成の意志。 「━を表す」

ざん‐い【^▼慙^▼恚・^▼慚^▼恚】 名・自サ変〔文〕恥じて怒ること。 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる

さん‐いつ【散逸（散^▼佚）】 名・自サ変まとまっていたものが、ばらばらになってなくなること。散失。 関連語 大分類‖無い‖ない 中分類‖消滅‖しょうめつ

さん‐いん【山陰】 名 山のかげ。山の北側。 「山陰道」の略。→山陰道 「山陰地方」の略。中国山地の北、日本海側の地域。鳥取・島根両県と山口県の北部。兵庫県・京都府の北部を含むこともある。

さん‐いん【参院】_━ヰン 名「参議院」の略。→参議院

さん‐いん【産院】_━ヰン 名妊産婦や新生児の診療を専門に行う医院。

さんいん‐どう【山陰道】_━ダウ 名五畿七道の一つ。現在の近畿・中国地方の日本海側。丹波・丹後・但馬_たじま・因幡_いなば・伯耆_ほうき・出雲・石見_いわみ・隠岐_おきの八か国。また、その地方に通じる街道。

さん‐う【山雨】 名山に降る雨。また、山の方から降ってくる雨。 「━来たらんとして風_かぜ楼_ろうに満つ（＝山雨が降り出すときは、まず一陣の風が高殿に吹きつける意から、変事が起こる前には周りの様子が穏やかでなくなることのたとえ）」 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖雨‖あめ

ざん‐えい【残映】 名夕映え。夕焼け。 ◇華やかだったものの名残のたとえにも使う。「江戸文化の━」

さん‐えん【三猿】_━ヱン 名三様の姿をした三匹の猿の像。それぞれが両手で両目・両耳・口をおおい、「見ざる・聞かざる・言わざる」の意を表す。さんざる。

ざん‐えん【残炎・残^▼】 名秋になっても残る暑さ。残暑。 「ようやく━が衰える」

さん‐か【山^▼窩】_━クヮ 名移動しながら山奥や河原に仮の居を定め、漁猟や竹細工などを生業としていたとされる人々。

さん‐か【参加】 名・自サ変団体や活動に仲間として加わること。 「大会［地域活動］に━する」 「━者」 関連語 大分類‖協力‖きょうりょく 中分類‖参加‖さんか

さん‐か【参稼】 名特殊技能・技術をもつ人がある組織・団体などの一員として仕事をすること。 「━報酬」

さん‐か【惨禍】_━クヮ 名天災・人災などによる、むごたらしい災難。 「地震の━を被る」

さん‐か【産科】_━クヮ 名妊娠・出産・新生児などを扱う医学の一分野。

さん‐か【傘下】 名大きな勢力を持つ人物・組織などの下で、その指導や支配を受ける立場にあること。翼下。 「大企業の━に入る」

さん‐か【酸化】_━クヮ 名・自他サ変物質が酸素と化合すること。また、物質が水素を失うこと。 「━物・━アルミニウム」 ⇔還元

さん‐か【賛歌・^▼讃歌】 名ある事柄をほめたたえる歌。 「愛の━」

さん‐が【山河】 名山と川。また、山や川が形づくっている自然。さんか。

さん‐が【参賀】 名・自サ変新年などに、皇居に行って祝賀の気持ちを表すこと。 「一般━」

ざん‐か【残火】_━クヮ 名〔文〕消え残っている火。残り火。

ざん‐か【残夏】 名夏の終わりごろ。晩夏。 「━の候」

さん‐かい【山海】 名山と海。 「━の珍味」

さん‐かい【山塊】_━クヮイ 名山脈から離れ、塊状に重なり合った山地。 「奥秩父━・六甲━」

さん‐かい【参会】_━クヮイ 名・自サ変会合に参加すること。 「この機会にぜひご━ください」 「━者」

さん‐かい【散会】_━クヮイ 名・自サ変会合が終わること。また、会合が終わって、参会者が帰り去ること。

さん‐かい【散開】 名・自サ変 ばらばらにちらばること。 戦闘のとき、兵が一定の間隔を置いてちらばること。また、その隊形。 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分散‖ぶんさん

さん‐がい【三界】 名 仏教で、すべての衆生が生死をくり返す、三つの迷いの世界。欲界・色界・無色界をいう。 「三千大千世界」の略。→三千大千世界 仏教で、過去・現在・未来の三世_さんぜ。 「子は━の首枷_くびかせ」 《地名に付いて》…のように遠く離れた場所の意を表す。 「インド━を放浪する」

さん‐がい【惨害】 名〔文〕むごたらしい災害。また、いたましい被害。

ざん‐がい【残骸】 名 戦場・被災地などに捨て置かれた死体。 「累々たる━」 原形をとどめないほど破壊されて残っているもの。 「墜落機の━」

さんかい‐き【三回忌】_{サンクヮイ━} 名人の死後、満二年目の忌日。また、その日に行う法要。三周忌。三年忌。

さん‐かく【三角】 名・形動 三つの角_かくがあること。また、その形。三角形。 「三角法」の略。→三角法

さん‐かく【参画】_━クヮク 名・自サ変政策・事業などの計画に加わること。 「新党の創設に━する」 関連語 大分類‖協力‖きょうりょく 中分類‖参加‖さんか

さん‐がく【山岳】 名高く険しい山々。 「━信仰（＝山岳を霊的なものとして信仰する宗教形態）」

さん‐がく【産額】 名生産・産出される物資の数量。また、それを金額で表したもの。

ざん‐がく【残額】 名残りの数量または金額。

さんかく‐かんけい【三角関係】_{━クヮンケイ} 名三者の間の関係。特に、三人の間の複雑な恋愛関係。

さんかく‐かんすう【三角関数】_{━クヮンスウ} 名一つの角の大きさによって定まる関数。サイン（正弦）・コサイン（余弦）・タンジェント（正接）・コタンジェント（余接）・セカント（正割）・コセカント（余割）の六種。

さんがく‐きょうどう【産学協同】_{━ケフドウ} 名産業界と学校が協力し合って技術の開発や技術者の養成を促進すること。

さんかく‐きん【三角巾】 名正方形の布を対角線で二つに折った、三角形の布。包帯に用いたり、料理のとき頭にかぶったりする。 「三角布」は誤り。

さんかく‐けい【三角形】 名三つの線分で囲まれた平面図形。さんかっけい。 「直角━」

さんかく‐す【三角州（三角^▼洲）】 名河水の運んできた土砂が河口付近に堆積してできた扇形の砂地。デルタ。

さんかく‐すい【三角^▼錐】 名底辺が三角形である角錐。

さんかく‐そくりょう【三角測量】_{━ソクリャウ} 名地図などを作成する際に三角法を応用して行う測量。地上の三地点を選んで三角形をつくり、その一辺の長さと夾角_{きょうかく}を測ることで他の二辺の長さや頂点の位置を求める。

さんかく‐ちゅう【三角柱】 名底辺が三角形である角柱。

さんかく‐てん【三角点】 名三角測量のとき、基準とする地点。また、そこに置く花崗岩_{かこうがん}などの標識。

さんかく‐なみ【三角波】 名方向の異なる二つ以上の波が重なり合ってできる三角状の波。波長と比べて波高が高い。さんかくは。

さんかく‐のり【三角乗り】 名大人用自転車のペダルに足が届かない子供が、サドルと車体の三角形の部分から足を入れて自転車をこぐこと。また、その乗り方。

さんかく‐ひ【三角比】 名直角三角形の二辺の比。

さんかくぶち‐しんじゅうきょう【三角縁神獣鏡】_{━シンジウキャウ} 名縁の断面が三角形をなす神獣鏡。日本の古墳から出土するもので、大型品が多い。魏王が卑弥呼_ひみこに贈った鏡とする説と、すべて日本製とする説とがある。

さんかく‐ほう【三角法】_━ハフ 名三角関数の性質や、その応用を研究する数学の一分野。

さん‐がつ【三月】_━グヮツ 名一年の第三番目の月。弥生_やよい。 三月のことば 別称（本来は陰暦三月の称。今は新暦に転用する） 弥生_やよい・桜月・花見月・季春（春の末の意）・晩春 暦 雛_ひなの節句（三日。雛人形を飾り、白酒・菱_ひしもち・桃の花などを供える女子の節句）・雛祭り・啓蟄_けいちつ（二十四節気の一つ。六日ごろ。この日、冬ごもりをしていた地中の虫が穴から出るという）・春の彼岸（春分を中日とする一週間。墓参などの仏事を行う）・春分（二十四節気の一つ。二一日ごろ。太陽が春分点を通過し、昼夜の時間が等しくなる。彼岸の中日）・春分の日（二一日ごろ。国民の祝日）・復活祭（イエス・キリストの復活を祝う日。春分後、最初の満月のあとの日曜日に行う。イースター） 行事・風物・気象 春場所（大相撲の三月場所。大阪場所）・春雨_はるさめ・春霞_{はるがすみ}・春風・菜種梅雨_{なたねづゆ}（菜の花の咲くころに降り続ける小雨）・潮干狩り（旧暦三月三日ごろの大潮を好時期とする）・桜（花札で、三月を表す）・花便り・花信_かしん・桜前線・お水取り（奈良東大寺の二月堂で、一三日の未明、堂前の閼伽井屋_あかいやから水をみ、本堂に納める儀式）・卒業式・選抜高校野球大会 誕生石 アクアマリン（藍玉）・ブラッドストーン（血石） 手紙文のあいさつ 早春［浅春／春陽／軽暖／春暖／春麗／啓蟄］の候［折／みぎり］ 春とはいえ、まだ寒い日が続いております。 春光天地に満つるの候となりました。 梅も散り、桃のつぼみもだいぶふくらんでまいりました。 ようやく［日増しに］春めいてまいりました。 寒さもゆるみ一雨ごとに春の気配が高まります。

さんかっ‐けい【三角形】_{サンカク━} 名→さんかくけい

さんが‐にち【三が日（三箇日）】 名正月元日から三日までの三日間。 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖新年‖しんねん

さんか‐めいちゅう【三化^▼螟虫】_{サンクヮ━} 名メイガ科のガ、イッテンオオメイガの幼虫。ずいに食い入って稲を枯らす害虫。一年に三回発生する。

さん‐かん【三冠】_━クヮン 名三つの栄冠。特にスポーツなどの一分野で、三つの賞。

さん‐かん【三韓】 名 古代、朝鮮半島の南部にあった三つの部族国家。馬韓_ばかん・弁韓_べんかん・辰韓_しんかんの総称。 古代朝鮮の三国、高句麗_こうくり・百済_くだら・新羅_しらぎの総称。

さん‐かん【山間】 名山と山とのあいだ。山の中。やまあい。 「━部」

さん‐かん【参看】 名・他サ変参考として照らし合わせること。参照。

さん‐かん【参観】_━クヮン 名・他サ変その場所に行って見ること。 「授業━」 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見物‖けんぶつ

ざん‐かん【残寒】 名寒_かんが明けても残っている寒さ。余寒。

さんかん‐おう【三冠王】_{サンクヮンワウ} 名 野球で、一シーズンに首位打者・打点王・本塁打王の三タイトルを独占した選手。トリプルクラウン。 ある分野の三部門で、一定の期間内に一位を独占した人。

さんかん‐しおん【三寒四温】_━シヲン 名冬、寒い日が三日ほど続いたのち、暖かい日が四日ほど続く気候がくり返されること。中国東北部や朝鮮半島北部などで顕著に見られる。

さんかん‐ば【三冠馬】_{サンクヮン━} 名日本の競馬で、三歳馬のクラシックレース中、皐月_さつき賞・日本ダービー・菊花賞の三大レースをすべて制覇した馬。

さん‐き【山気】 名山中に特有の冷え冷えとした空気。

さん‐ぎ【参議】 名 昔、太政官_{だじょうかん}に置かれた令外_りょうげの官の一つ。大臣・大納言・中納言につぐ重要な職。 明治初年、左右両大臣の次に位し、朝政に参与した官職。

ざん‐き【^▼慙^▼愧・^▼慚^▼愧】 名・自サ変自分の行為を反省して、心から恥ずかしく思うこと。恥じ入ること。 「浅はかだった昔の自分を思い出して━する」 「不徳の致すところで、誠に━に堪えない」 「この度の弊社の不手際、はなはだ━の至りです」 「━の念［情］を催す」 自分が全く関わらないことについて言うのは不適切。「×山田氏の行動は大変慙愧に堪えない」

さん‐きゃく【三脚】 名 三本の足。 「二人━」 開閉・伸縮の自由な三本のあしを備えた台。カメラ・望遠鏡・カンバスなどをのせる。 ◇「三脚架」の略。 木を三叉_さんさに組み、上に布などを張った、折り畳み式の腰かけ。 ◇「三脚椅子_いす」の略。

さん‐きゅう【産休】_━キウ 名女性労働者が産前産後にとることを認められている休暇。労働基準法で定める。 ◇「出産休暇」の略。

サンキュー[thank you] 感感謝の気持ちを表すときにいう語。ありがとう。

さん‐きょ【散居】 名・自サ変〔文〕ちらばって住むこと。 「━集落」

さん‐きょう【山峡】_━ケフ 名山と山との間。谷間。やまかい。

ざん‐きょう【残響】_━キャウ 名ある音が鳴りやんだあとも、壁面・天井などに反射して消え残る音響。 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖音‖おと

さん‐きょく【三曲】 名邦楽で、琴・三味線・尺八（または胡弓_こきゅう）による合奏。また、その三種の楽器。

さん‐きん【産金】 名金を産出すること。 「━高」

ざん‐きん【残金】 名 支出後、手元に残っている金。 未払いになっている金。 「月賦の━を払う」

さんきん‐こうたい【参勤交代（参^▼覲交代）】_{━カウタイ} 名江戸幕府が諸大名を原則として一年おきに江戸と領地とに居住させた制度。大名統制策の一つとして、寛永一二（一六三五）年、武家諸法度の改正によって制度化された。