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ぶ【分】🔗⭐🔉
ぶ【分】

名
優劣などの度合い。また、優勢であること。
「形勢は━がいい」
「こちらに━がある」
「歩」とも。
平らなものの厚み。
「━厚い」
一割の一〇分の一。
「三割五━の打率」
「桜が五━咲きだ」
尺貫法で、長さを表す単位。一分は一寸の一〇分の一で、約三ミリメートル。
尺貫法で、足袋たびなどの大きさを表す単位。一分は一文もんの一〇分の一で、約二・四ミリメートル。
温度・角度を表す単位。度の一〇分の一。
昔の貨幣の単位。両の四分の一。または、文の一〇分の一。
◆
は計量法の基準となるSI単位系外の単位。

名
優劣などの度合い。また、優勢であること。
「形勢は━がいい」
「こちらに━がある」
「歩」とも。
平らなものの厚み。
「━厚い」
一割の一〇分の一。
「三割五━の打率」
「桜が五━咲きだ」
尺貫法で、長さを表す単位。一分は一寸の一〇分の一で、約三ミリメートル。
尺貫法で、足袋たびなどの大きさを表す単位。一分は一文もんの一〇分の一で、約二・四ミリメートル。
温度・角度を表す単位。度の一〇分の一。
昔の貨幣の単位。両の四分の一。または、文の一〇分の一。
◆
は計量法の基準となるSI単位系外の単位。
ぶ‐あつ【分厚(部厚)】🔗⭐🔉
ぶ‐あつ【分厚(部厚)】

形動
厚みがかなりあるさま。
「━な札束」

形動
厚みがかなりあるさま。
「━な札束」
ぶ‐あつ・い【分厚い(部厚い)】🔗⭐🔉
ぶ‐あつ・い【分厚い(部厚い)】

形
かなり厚みがあるさま。厚い感じがするさま。
「━本」
「━手紙が届く」
‐さ

形
かなり厚みがあるさま。厚い感じがするさま。
「━本」
「━手紙が届く」
‐さ
ぶげん‐しゃ【分限者】🔗⭐🔉
ぶげん‐しゃ【分限者】

名
金持ち。財産家。

名
金持ち。財産家。
ぶ‐びき【分引き(歩引き)】🔗⭐🔉
ぶ‐びき【分引き(歩引き)】

名・他サ変
幾分か割り引くこと。

名・他サ変
幾分か割り引くこと。
ふん【分】🔗⭐🔉
ふん【分】

名
時間を表す単位。一分は一時間の六〇分の一。
「歩いて五━の距離」
角度を表す単位。一度の六〇分の一。
◆
促音「っ」・撥音はつおん「ん」に続く場合は「ぷん」になる(さんぷん・よんぷん・ろっぷん・はっぷん・じっぷん)。まれに「よんふん」「はちふん」とも。「ろっふん」は不適切。

名
時間を表す単位。一分は一時間の六〇分の一。
「歩いて五━の距離」
角度を表す単位。一度の六〇分の一。
◆
促音「っ」・撥音はつおん「ん」に続く場合は「ぷん」になる(さんぷん・よんぷん・ろっぷん・はっぷん・じっぷん)。まれに「よんふん」「はちふん」とも。「ろっふん」は不適切。
ぶん【分】🔗⭐🔉
ぶん【分】

名
割り当てられた務め。本分。また、身の程。
「━を尽くす」
「親━・客━」
それに相当する部分・要素。また、相当する数量。分量。
「自分の━を確保する」
「超過━を払う」
「三日━の薬」
そのような程度。
「個人の立場で発言している━には問題がないが」
「この━なら成功するだろう」
「…分(だけ)、…」の形で、その程度に応じて他の事柄の程度も進む意を表す。「期待していなかった━、余計に嬉しかった」「スピードを上げた━だけ疲れが出た」
(造)
いくつかに分ける。分かれる。
「━解・━類」
「配━・半━」
成分。
「塩━・水━・アルコール━」
そのころ。ころあい。
「時━・夜━」
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり

名
割り当てられた務め。本分。また、身の程。
「━を尽くす」
「親━・客━」
それに相当する部分・要素。また、相当する数量。分量。
「自分の━を確保する」
「超過━を払う」
「三日━の薬」
そのような程度。
「個人の立場で発言している━には問題がないが」
「この━なら成功するだろう」
「…分(だけ)、…」の形で、その程度に応じて他の事柄の程度も進む意を表す。「期待していなかった━、余計に嬉しかった」「スピードを上げた━だけ疲れが出た」
(造)
いくつかに分ける。分かれる。
「━解・━類」
「配━・半━」
成分。
「塩━・水━・アルコール━」
そのころ。ころあい。
「時━・夜━」
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり
【分に過す・ぎる】🔗⭐🔉
【分に過す・ぎる】
その人の立場や能力以上である。
「━・ぎた栄誉」
「分ぶん」を「ぶ」と読むのは誤り。
「分ぶん」を「ぶ」と読むのは誤り。
ぶん‐いん【分院】━ヰン🔗⭐🔉
ぶん‐いん【分院】━ヰン

名
病院・寺院などで、本院とは別に設けられた建物。

名
病院・寺院などで、本院とは別に設けられた建物。
ぶん‐えん【分煙】🔗⭐🔉
ぶん‐えん【分煙】

名
非喫煙者がたばこの煙を吸わないで済むように、喫煙と禁煙の場所や時間帯を区分すること。

名
非喫煙者がたばこの煙を吸わないで済むように、喫煙と禁煙の場所や時間帯を区分すること。
ぶん‐か【分化】━クヮ🔗⭐🔉
ぶん‐か【分化】━クヮ

名・自サ変
単純なものが進歩・発展の過程で異質なものを生じて分かれていくこと。
「自然科学が━する」
生物体の発生の過程で細胞や組織の形態が変化し、それぞれの機能に応じた特異性が確立していくこと。また、その現象。
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい

名・自サ変
単純なものが進歩・発展の過程で異質なものを生じて分かれていくこと。
「自然科学が━する」
生物体の発生の過程で細胞や組織の形態が変化し、それぞれの機能に応じた特異性が確立していくこと。また、その現象。
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい
ぶん‐か【分科】━クヮ🔗⭐🔉
ぶん‐か【分科】━クヮ

名
専門科目別に分けること。また、分けられた科目。
「━会」

名
専門科目別に分けること。また、分けられた科目。
「━会」
ぶん‐か【分課】━クヮ🔗⭐🔉
ぶん‐か【分課】━クヮ

名・他サ変
仕事を分担するためにいくつかの課に分けること。また、その課。

名・他サ変
仕事を分担するためにいくつかの課に分けること。また、その課。
ぶん‐かい【分会】━クヮイ🔗⭐🔉
ぶん‐かい【分会】━クヮイ

名
本部の下部組織として地域別・職場別・専門別に設けられた会。

名
本部の下部組織として地域別・職場別・専門別に設けられた会。
ぶん‐かい【分界】🔗⭐🔉
ぶん‐かい【分界】

名・他サ変
分けて境目をつけること。また、その境目。
「気候上の━をなす山脈」
「━を画す」
「━線」

名・他サ変
分けて境目をつけること。また、その境目。
「気候上の━をなす山脈」
「━を画す」
「━線」
ぶん‐かい【分解】🔗⭐🔉
ぶん‐かい【分解】

名・自他サ変
一つにまとまっているものを個々の要素や部分に分けること。また、分かれること。
「機体
が/を━する」
「糖が━される」
化合物が化学変化によって二つ以上の異なる物質に分かれること。また、分けること。
「電気━」
関連語
大分類‖壊れる‖こわれる
中分類‖破壊‖はかい

名・自他サ変
一つにまとまっているものを個々の要素や部分に分けること。また、分かれること。
「機体
が/を━する」
「糖が━される」
化合物が化学変化によって二つ以上の異なる物質に分かれること。また、分けること。
「電気━」
関連語
大分類‖壊れる‖こわれる
中分類‖破壊‖はかい
ぶん‐がい【分外】━グヮイ🔗⭐🔉
ぶん‐がい【分外】━グヮイ

名・形動
身分や分限を越えていること。身分不相応なこと。
「━の光栄に存じます」

名・形動
身分や分限を越えていること。身分不相応なこと。
「━の光栄に存じます」
ぶん‐かつ【分割】🔗⭐🔉
ぶん‐かつ【分轄】🔗⭐🔉
ぶん‐かつ【分轄】

名・他サ変
いくつかに分けて管轄すること。
「職務を━する」

名・他サ変
いくつかに分けて管轄すること。
「職務を━する」
ぶんき‐てん【分岐点】🔗⭐🔉
ぶんき‐てん【分岐点】

名
道路・線路などが二つの方向に分かれる点。
物事の分かれ目。
「人生の━に立つ」
「損益━」

名
道路・線路などが二つの方向に分かれる点。
物事の分かれ目。
「人生の━に立つ」
「損益━」
ぶん‐ぎょう【分業】━ゲフ🔗⭐🔉
ぶん‐ぎょう【分業】━ゲフ

名・自他サ変
手分けして仕事をすること。
生産の工程をいくつかの段階に分け、それぞれを異なった労働力が分担すること。

名・自他サ変
手分けして仕事をすること。
生産の工程をいくつかの段階に分け、それぞれを異なった労働力が分担すること。
ぶん‐きょく【分極】🔗⭐🔉
ぶん‐きょく【分極】

名・自サ変
電界内に原子または分子を置いたとき、電荷の分布が変化して正・負の電荷に分かれること。
電気分解などで、電極付近のイオン濃度の変化や水素ガスの発生などによって、外部からの電圧とは反対方向の起電力が生じること。

名・自サ変
電界内に原子または分子を置いたとき、電荷の分布が変化して正・負の電荷に分かれること。
電気分解などで、電極付近のイオン濃度の変化や水素ガスの発生などによって、外部からの電圧とは反対方向の起電力が生じること。
ぶんきょく‐か【分極化】━クヮ🔗⭐🔉
ぶんきょく‐か【分極化】━クヮ

名・自サ変
相対する二つ以上の立場や勢力に分かれること。
「野党の━が進む」

名・自サ変
相対する二つ以上の立場や勢力に分かれること。
「野党の━が進む」
ぶん‐け【分家】🔗⭐🔉
ぶん‐け【分家】

名・自サ変
家族の一員が、その所属する家から分かれて新しく一家を構えること。また、その家。
「三男が━する」
「━の娘」

名・自サ変
家族の一員が、その所属する家から分かれて新しく一家を構えること。また、その家。
「三男が━する」
「━の娘」
ぶん‐けん【分県】🔗⭐🔉
ぶん‐けん【分県】

名
日本全国を都道府県に分けたもの。
「━地図」

名
日本全国を都道府県に分けたもの。
「━地図」
ぶん‐けん【分遣】🔗⭐🔉
ぶん‐けん【分遣】

名・他サ変
本隊などから分けて派遣すること。
「━隊」

名・他サ変
本隊などから分けて派遣すること。
「━隊」
ぶん‐げん【分限】🔗⭐🔉
ぶん‐げん【分限】

名
身分。身のほど。分際ぶんざい。ぶげん。
「━をわきまえる」
財力。また、財力があること。金持ち。ぶげん。
「━者」
法律で規定される公務員の地位・資格。
「━免職」

名
身分。身のほど。分際ぶんざい。ぶげん。
「━をわきまえる」
財力。また、財力があること。金持ち。ぶげん。
「━者」
法律で規定される公務員の地位・資格。
「━免職」
ぶん‐こう【分光】━クヮウ🔗⭐🔉
ぶん‐こう【分光】━クヮウ

名・自他サ変
プリズムを通った光がスペクトルに分かれること。また、スペクトルに分けること。
「━器」

名・自他サ変
プリズムを通った光がスペクトルに分かれること。また、スペクトルに分けること。
「━器」
ぶん‐こう【分校】━カウ🔗⭐🔉
ぶん‐ごう【分合】━ガフ🔗⭐🔉
ぶん‐ごう【分合】━ガフ

名・他サ変
分けることと合わせること。分割と合併。また、あるものを分けて他のものに合わせること。
「飛び地を━する」
「農地を交換━する」

名・他サ変
分けることと合わせること。分割と合併。また、あるものを分けて他のものに合わせること。
「飛び地を━する」
「農地を交換━する」
ぶん‐こつ【分骨】🔗⭐🔉
ぶん‐こつ【分骨】

名・自他サ変
遺骨を二か所以上に分けて葬ること。また、その遺骨。

名・自他サ変
遺骨を二か所以上に分けて葬ること。また、その遺骨。
ぶん‐ざい【分際】🔗⭐🔉
ぶん‐ざい【分際】

名
身分・地位の程度。身のほど。分限。
「新人の━で出過ぎたことをする」

名
身分・地位の程度。身のほど。分限。
「新人の━で出過ぎたことをする」
ぶん‐さつ【分冊】🔗⭐🔉
ぶん‐さつ【分冊】

名・他サ変
ひとまとまりの書物を何冊かに分けること。また、その分けた本。

名・他サ変
ひとまとまりの書物を何冊かに分けること。また、その分けた本。
ぶん‐さん【分散】🔗⭐🔉
ぶん‐さん【分散】

名・自他サ変
分かれて散らばること。また、分けて散らすこと。
「勢力
が/を━する」
「リスクを━する/させる」
「━した/された
データ」
「〜を
分散する/分散させる」は、ともによく用いられる。→品詞解説(名詞サ変動詞)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分散‖ぶんさん

名・自他サ変
分かれて散らばること。また、分けて散らすこと。
「勢力
が/を━する」
「リスクを━する/させる」
「━した/された
データ」
「〜を
分散する/分散させる」は、ともによく用いられる。→品詞解説(名詞サ変動詞)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分散‖ぶんさん
ぶん‐し【分子】🔗⭐🔉
ぶん‐し【分子】

名
各物質をその化学的性質を保ったまま分割したときの最小の構成単位。ヘリウムのように一原子からなる一原子分子もあるが、ふつうは複数個の原子の結合体。
団体を構成している各個人。成員。
「不平━」
分数または分数式で、割られる方の数または式。
⇔分母

名
各物質をその化学的性質を保ったまま分割したときの最小の構成単位。ヘリウムのように一原子からなる一原子分子もあるが、ふつうは複数個の原子の結合体。
団体を構成している各個人。成員。
「不平━」
分数または分数式で、割られる方の数または式。
⇔分母
ぶんし‐しき【分子式】🔗⭐🔉
ぶんし‐しき【分子式】

名
元素記号を用いて一個の分子を構成する原子の種類と数を表す化学式。

名
元素記号を用いて一個の分子を構成する原子の種類と数を表す化学式。
ぶん‐しつ【分室】🔗⭐🔉
ぶん‐しつ【分室】

名
本部・本社などから離れた場所に分けて設けられた事務所。
「町役場の━」

名
本部・本社などから離れた場所に分けて設けられた事務所。
「町役場の━」
ぶん‐しゃ【分社】🔗⭐🔉
ぶん‐しゃ【分社】

名
本社の神霊を分けてまつった神社。

名
本社の神霊を分けてまつった神社。
ぶん‐しゅく【分宿】🔗⭐🔉
ぶん‐しゅく【分宿】

名・自サ変
何人かの一行が何か所かに分かれて宿泊すること。

名・自サ変
何人かの一行が何か所かに分かれて宿泊すること。
ぶん‐しょ【分署】🔗⭐🔉
ぶん‐しょ【分署】

名
警察署・消防署・税務署などで、本署から分かれて設けられた小規模の機関。

名
警察署・消防署・税務署などで、本署から分かれて設けられた小規模の機関。
ぶん‐しょう【分掌】━シャウ🔗⭐🔉
ぶん‐しょう【分掌】━シャウ

名・他サ変
職務・仕事などを分けて受け持つこと。
「行政事務を━する」

名・他サ変
職務・仕事などを分けて受け持つこと。
「行政事務を━する」
ぶん‐じょう【分乗】🔗⭐🔉
ぶん‐じょう【分乗】

名・自サ変
何人かの一行が何台かの乗り物に分かれて乗ること。

名・自サ変
何人かの一行が何台かの乗り物に分かれて乗ること。
ぶんし‐りょう【分子量】━リャウ🔗⭐🔉
ぶんし‐りょう【分子量】━リャウ

名
質量数一二の炭素原子の原子量を一二としたときの、各分子の相対的な質量。

名
質量数一二の炭素原子の原子量を一二としたときの、各分子の相対的な質量。
ふん‐しん【分針】🔗⭐🔉
ふん‐しん【分針】

名
時計の、分を示す針。長針。

名
時計の、分を示す針。長針。
ぶん‐しん【分身】🔗⭐🔉
ぶん‐しん【分身】

名
一つの本体が二つ以上に分かれること。また、その分かれ出たもの。
「作者の━である主人公」
仏・菩
ぼさつが衆生しゅじょうを教化するために種々の姿となってこの世に現れること。また、その姿。

名
一つの本体が二つ以上に分かれること。また、その分かれ出たもの。
「作者の━である主人公」
仏・菩
ぼさつが衆生しゅじょうを教化するために種々の姿となってこの世に現れること。また、その姿。
ぶん‐すい【分水】🔗⭐🔉
ぶん‐すい【分水】

名・自他サ変
川などの流れが分かれること。また、水路をつくって川などの流れを分けること。

名・自他サ変
川などの流れが分かれること。また、水路をつくって川などの流れを分けること。
ぶんすい‐かい【分水界】🔗⭐🔉
ぶんすい‐かい【分水界】

名
降った雨水が異なった水系に分かれて流れる境界。分水線。

名
降った雨水が異なった水系に分かれて流れる境界。分水線。
ぶんすい‐れい【分水▼嶺】🔗⭐🔉
ぶんすい‐れい【分水▼嶺】

名
降った雨水を異なった水系に分ける山稜さんりょう。分水山脈。

名
降った雨水を異なった水系に分ける山稜さんりょう。分水山脈。
ぶん‐すう【分数】🔗⭐🔉
ぶん‐すう【分数】

名
整数aを0ではない整数bで割った商を
の形で表したもの。横線の下にある数を分母、横線の上にある数を分子という。

名
整数aを0ではない整数bで割った商を
の形で表したもの。横線の下にある数を分母、横線の上にある数を分子という。
ぶん‐せき【分析】🔗⭐🔉
ぶん‐せき【分析】

名・他サ変
複雑な事柄を細かな要素に分けて、その性質・構造などを明らかにすること。
「情勢を━する」
「自己━」
哲学で、対象・表象・概念などを、それを構成する要素に分けて解明すること。
⇔総合
物質の成分を検出して各量を調べ、その組成を明らかにすること。
「定量━」

名・他サ変
複雑な事柄を細かな要素に分けて、その性質・構造などを明らかにすること。
「情勢を━する」
「自己━」
哲学で、対象・表象・概念などを、それを構成する要素に分けて解明すること。
⇔総合
物質の成分を検出して各量を調べ、その組成を明らかにすること。
「定量━」
ぶん‐せつ【分節】🔗⭐🔉
ぶん‐せつ【分節】

名

他サ変
一続きになった全体をいくつかの区切りに分けること。また、そのひと区切り。

自サ変
動物体が前後軸に沿った多数の節ふしで区分されていること。また、その節。

名

他サ変
一続きになった全体をいくつかの区切りに分けること。また、そのひと区切り。

自サ変
動物体が前後軸に沿った多数の節ふしで区分されていること。また、その節。
ぶん‐そうおう【分相応】━サウオウ🔗⭐🔉
ぶん‐そうおう【分相応】━サウオウ

名・形動
その人の身分・地位・能力などにふさわしいこと。
「━の/な
生活[待遇]」

名・形動
その人の身分・地位・能力などにふさわしいこと。
「━の/な
生活[待遇]」
ぶん‐そん【分村】🔗⭐🔉
ぶん‐そん【分村】

名
本村から分かれた新しい村。

自サ変
村の多くの者が集団で移住し、他所に新しい村をつくること。また、その村。

名
本村から分かれた新しい村。

自サ変
村の多くの者が集団で移住し、他所に新しい村をつくること。また、その村。
ぶん‐たい【分隊】🔗⭐🔉
ぶん‐たい【分隊】

名
本隊から分けられた隊。
軍隊の編成単位の一つ。旧日本陸軍では、指揮上の最小単位。旧日本海軍では陸軍の中隊に相当。

名
本隊から分けられた隊。
軍隊の編成単位の一つ。旧日本陸軍では、指揮上の最小単位。旧日本海軍では陸軍の中隊に相当。
ぶん‐たん【分担】🔗⭐🔉
ぶん‐たん【分担】

名・他サ変
仕事などをいくつかに分けて受け持つこと。
「作業[費用]を━する」
「役割━」

名・他サ変
仕事などをいくつかに分けて受け持つこと。
「作業[費用]を━する」
「役割━」
ぶん‐だん【分団】🔗⭐🔉
ぶん‐だん【分団】

名
団体の本部からわかれて設けられた小規模の集団。

名
団体の本部からわかれて設けられた小規模の集団。
ぶん‐だん【分段】🔗⭐🔉
ぶん‐だん【分段】

名
物事の区切り。段落。

名
物事の区切り。段落。
ぶん‐だん【分断】🔗⭐🔉
ぶん‐だん【分断】

名・他サ変
一つにつながっているものを、たち切って別々にすること。
「地震で鉄道が━される」

名・他サ変
一つにつながっているものを、たち切って別々にすること。
「地震で鉄道が━される」
ふん‐どう【分銅】🔗⭐🔉
ふん‐どう【分銅】

名
はかりで目方をはかるときに重量の基準として用いる金属製のおもり。法馬ほうま。ふんどん。

名
はかりで目方をはかるときに重量の基準として用いる金属製のおもり。法馬ほうま。ふんどん。
ぶんど‐き【分度器】🔗⭐🔉
ぶんど‐き【分度器】

名
角度をはかるための器具。円形・半円形の薄板に角度の目盛りをほどこしたもの。

名
角度をはかるための器具。円形・半円形の薄板に角度の目盛りをほどこしたもの。
ぶん‐ど・る【分捕る】🔗⭐🔉
ぶん‐のう【分納】━ナフ🔗⭐🔉
ぶん‐のう【分納】━ナフ

名・他サ変
何回かに分けて納めること。
「会費を━する」

名・他サ変
何回かに分けて納めること。
「会費を━する」
ぶん‐ぱ【分派】🔗⭐🔉
ぶん‐ぱ【分派】

名・自サ変
主となるものから分かれ出ること。また、分かれ出たもの。
「山脈の━」
団体などで、主流となる勢力から分かれて別の流派をつくること。また、その一派。

名・自サ変
主となるものから分かれ出ること。また、分かれ出たもの。
「山脈の━」
団体などで、主流となる勢力から分かれて別の流派をつくること。また、その一派。
ぶん‐ばい【分売】🔗⭐🔉
ぶん‐ばい【分売】

名・他サ変
ひとそろいになっている商品の一部分を分けて売ること。
「全集を━する」

名・他サ変
ひとそろいになっている商品の一部分を分けて売ること。
「全集を━する」
ぶん‐ぱい【分配】🔗⭐🔉
わかち‐あ・う【分かち合う】━アフ🔗⭐🔉
わかち‐あ・う【分かち合う】━アフ

他五
分け合う。互いに分担する。
「喜びを━」

他五
分け合う。互いに分担する。
「喜びを━」
わかち‐がき【分かち書き】🔗⭐🔉
わかち‐がき【分かち書き】

名
文章を書くとき、語と語あるいは文節と文節の間に空白を置いて書くこと。また、その書き方。分別ぶんべつ書き方。

名
文章を書くとき、語と語あるいは文節と文節の間に空白を置いて書くこと。また、その書き方。分別ぶんべつ書き方。
わか・つ【分かつ(▽別つ)】🔗⭐🔉
わか・つ【分かつ(▽別つ)】

他五
一つにまとまっているものをいくつかの部分にする。分割する。分ける。
「長編小説を上下二巻に━」
分けて配る。分配する。
「テキストは実費で希望者に━」
「利益は全員に均等に━」
「▽頒つ」とも。
同じ感情などを持ち合う。分かち合う。
「仲間と悲しみを━」
「妻とともに二世誕生の喜びを━」
はっきりと区切りをつける。仕切る。区分する。
「一筋の海峡が本州と九州を━」
「投手力の差が両者の明暗を━」
「勝敗を━好判断」
「昼夜を━・たぬ工事」
判断して区別する。
「峻厳しゅんげんな裁きが被告人の黒白を━」
《「袂たもとを━」の形で》人と別れる。特に、仲間と縁を切る。交わりを断つ。訣別けつべつする。
「意見が合わず盟友と袂を━」
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり

他五
一つにまとまっているものをいくつかの部分にする。分割する。分ける。
「長編小説を上下二巻に━」
分けて配る。分配する。
「テキストは実費で希望者に━」
「利益は全員に均等に━」
「▽頒つ」とも。
同じ感情などを持ち合う。分かち合う。
「仲間と悲しみを━」
「妻とともに二世誕生の喜びを━」
はっきりと区切りをつける。仕切る。区分する。
「一筋の海峡が本州と九州を━」
「投手力の差が両者の明暗を━」
「勝敗を━好判断」
「昼夜を━・たぬ工事」
判断して区別する。
「峻厳しゅんげんな裁きが被告人の黒白を━」
《「袂たもとを━」の形で》人と別れる。特に、仲間と縁を切る。交わりを断つ。訣別けつべつする。
「意見が合わず盟友と袂を━」
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり
わからず‐や【分からず屋】🔗⭐🔉
わからず‐や【分からず屋】

名
物事の道理がわからない人。言って聞かせても道理を理解しようとしない人。また、聞き分けのないこと。
「━を言う」
「
没分暁漢
」とも。

名
物事の道理がわからない人。言って聞かせても道理を理解しようとしない人。また、聞き分けのないこと。
「━を言う」
「
没分暁漢
」とも。
わか・る【分かる(▽判る・▽解る)】🔗⭐🔉
わか・る【分かる(▽判る・▽解る)】

自五
物事が区別されてそれと知られるようになる。はっきりと明らかになる。判明する。
「真犯人が━」
「検査の結果が━」
「暗号の解き方が━」
「比べれば味の違いが━」
物事の意味・内容・価値などが理解できる。
「僕に現代音楽は━・らない」
「スペイン語の━人」
「物のよしあしが━人」
「何を言っているのかさっぱり━・らない」
人情・世情に通じていて人の気持ちなどがよく理解できる。
「あの人は話が━」
《多く「━・りました」の形で》承知した意を丁寧にいう。
「はい、━・りました」
「━・った、━・った」
◆
「君は誰が犯人か[物事の本質]を━・っていない」のように、俗に他動詞としても使う。
「判」は物事がそれと判別・判断される意で、「違い[善悪]が判る」「先のことは判らない」などと、「解」は理解できる意で、「英語が解る」「気持ちはよく解る」などと好まれるが、今は一般に「分」。「文学が
解る/判る」では、前者は単に理解する意だが、後者は傑作・駄作などをよく区別して理解する意となる。
分かり
関連語
大分類‖学習‖がくしゅう
中分類‖理解‖りかい

自五
物事が区別されてそれと知られるようになる。はっきりと明らかになる。判明する。
「真犯人が━」
「検査の結果が━」
「暗号の解き方が━」
「比べれば味の違いが━」
物事の意味・内容・価値などが理解できる。
「僕に現代音楽は━・らない」
「スペイン語の━人」
「物のよしあしが━人」
「何を言っているのかさっぱり━・らない」
人情・世情に通じていて人の気持ちなどがよく理解できる。
「あの人は話が━」
《多く「━・りました」の形で》承知した意を丁寧にいう。
「はい、━・りました」
「━・った、━・った」
◆
「君は誰が犯人か[物事の本質]を━・っていない」のように、俗に他動詞としても使う。
「判」は物事がそれと判別・判断される意で、「違い[善悪]が判る」「先のことは判らない」などと、「解」は理解できる意で、「英語が解る」「気持ちはよく解る」などと好まれるが、今は一般に「分」。「文学が
解る/判る」では、前者は単に理解する意だが、後者は傑作・駄作などをよく区別して理解する意となる。
分かり
関連語
大分類‖学習‖がくしゅう
中分類‖理解‖りかい
わかれ‐みち【分かれ道(別れ道)】🔗⭐🔉
わかれ‐みち【分かれ道(別れ道)】

名
本道から分かれる道。また、道の分かれる所。
進路が分かれるところ。
「人生の━に立つ」

名
本道から分かれる道。また、道の分かれる所。
進路が分かれるところ。
「人生の━に立つ」
わかれ‐め【分かれ目】🔗⭐🔉
わかれ‐め【分かれ目】

名
物が分かれるところ。
「街道の━」
物事の成りゆきがどちらかに決まる境目。
「勝敗[生死]の━」

名
物が分かれるところ。
「街道の━」
物事の成りゆきがどちらかに決まる境目。
「勝敗[生死]の━」
わか・れる【分かれる】🔗⭐🔉
わか・れる【分かれる】

自下一
一つであったものがある点から二つ以上になる。また、本体から離れて別のものとして成立する。分岐する。
「街道が東西に二つに━」
「枝がいくつにも━」
「本店から━・れて独立する」
「五分も歩くと道は本道から━」
「▽岐れる」とも。
一つにまとまっていたものがいくつかに区分される。
「全校生徒が紅白に━」
「この小説は七章に━・れている」
集まっていたものがばらばらになる。分散する。
「三台のタクシーに━・れて乗る」
差異・区別が生じる。
「候補作をめぐって意見が二つに━」
「両者の明暗が━・れた」
わか・る(下二)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分散‖ぶんさん
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり

自下一
一つであったものがある点から二つ以上になる。また、本体から離れて別のものとして成立する。分岐する。
「街道が東西に二つに━」
「枝がいくつにも━」
「本店から━・れて独立する」
「五分も歩くと道は本道から━」
「▽岐れる」とも。
一つにまとまっていたものがいくつかに区分される。
「全校生徒が紅白に━」
「この小説は七章に━・れている」
集まっていたものがばらばらになる。分散する。
「三台のタクシーに━・れて乗る」
差異・区別が生じる。
「候補作をめぐって意見が二つに━」
「両者の明暗が━・れた」
わか・る(下二)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分散‖ぶんさん
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり
わけ【分け】🔗⭐🔉
わけ‐ぎ【分▼葱】🔗⭐🔉
わけ‐ぎ【分▼葱】

名
ネギの変種。葉は淡緑色で、細い。鱗茎を株分けして栽培する。汁の実やぬたなどにする。

名
ネギの変種。葉は淡緑色で、細い。鱗茎を株分けして栽培する。汁の実やぬたなどにする。
わけて‐も【分けても】🔗⭐🔉
わけて‐も【分けても】

副
特に。とりわけ。
「総じて子供はかわいがったが、━末娘は
愛できあいしていた」

副
特に。とりわけ。
「総じて子供はかわいがったが、━末娘は
愛できあいしていた」
わけ‐へだて【分け隔て(▽別け隔て)】🔗⭐🔉
わけ‐へだて【分け隔て(▽別け隔て)】

名・他サ変
相手によって差別をつけること。
「━なく接する」
「━しないでかわいがる」

名・他サ変
相手によって差別をつけること。
「━なく接する」
「━しないでかわいがる」
わけ‐まえ【分け前】━マヘ🔗⭐🔉
わけ‐まえ【分け前】━マヘ

名
各自に分け与えられる分。割り前。取り前。
「━が少ない」

名
各自に分け与えられる分。割り前。取り前。
「━が少ない」
わ・ける【分ける(▽別ける)】🔗⭐🔉
わ・ける【分ける(▽別ける)】

他下一
まとまっているものを割っていくつかの部分にする。分割する。
「小説を前後二編に━」
「株を━・けて植える」
「二回に━・けて支払う」
「人手を━・けて作業を進める」
「クラスを六人ずつのグループに━」
一定の基準にしたがって区別する。分類する。
「評価を五段階に━」
「蔵書をジャンル別に━」
「ごみを可燃物と不燃物に━」
境界によって区切る。
「
くしを入れて髪を七三に━」
「畦あぜを作って田と田を━」
あるものの作用が物事のきわだった違いを明らかにする。
「運命が人生の明暗を━」
「投手力の差が勝敗を━」
「千票に達するかどうかが当落を━」
じゃまになるものを左右に押し開く。
かき分ける。
「波[雪]を━・けて進む」
「草の根を━・けて捜す(=徹底的に捜す)」
間に割り込んで取っ組み合った者などを引き離す。
「組み合った両者を━」
「喧嘩けんかを━(=仲裁する)」
全体をいくつかに割って配る。分配する。配分する。また、全体の一部を人に無償で与える。
「遺族に財産を━」
「皆で利益を━」
「一個のパンを三人で━」
「水を少し━・けて下さい」
「売る」を婉曲えんきょくにいう語。
「農家に野菜を安く━・けてもらう」
「▽頒ける」とも。
勝負事で、勝ち負けがないとする。引き分けにする。
「互いに譲らず試合を━」
「一勝一敗で星を━」
理非を区別して筋道をつける。
「事を━・けて話す」
わ・く(下二)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり

他下一
まとまっているものを割っていくつかの部分にする。分割する。
「小説を前後二編に━」
「株を━・けて植える」
「二回に━・けて支払う」
「人手を━・けて作業を進める」
「クラスを六人ずつのグループに━」
一定の基準にしたがって区別する。分類する。
「評価を五段階に━」
「蔵書をジャンル別に━」
「ごみを可燃物と不燃物に━」
境界によって区切る。
「
くしを入れて髪を七三に━」
「畦あぜを作って田と田を━」
あるものの作用が物事のきわだった違いを明らかにする。
「運命が人生の明暗を━」
「投手力の差が勝敗を━」
「千票に達するかどうかが当落を━」
じゃまになるものを左右に押し開く。
かき分ける。
「波[雪]を━・けて進む」
「草の根を━・けて捜す(=徹底的に捜す)」
間に割り込んで取っ組み合った者などを引き離す。
「組み合った両者を━」
「喧嘩けんかを━(=仲裁する)」
全体をいくつかに割って配る。分配する。配分する。また、全体の一部を人に無償で与える。
「遺族に財産を━」
「皆で利益を━」
「一個のパンを三人で━」
「水を少し━・けて下さい」
「売る」を婉曲えんきょくにいう語。
「農家に野菜を安く━・けてもらう」
「▽頒ける」とも。
勝負事で、勝ち負けがないとする。引き分けにする。
「互いに譲らず試合を━」
「一勝一敗で星を━」
理非を区別して筋道をつける。
「事を━・けて話す」
わ・く(下二)
関連語
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分配‖ぶんぱい
大分類‖分かれる‖わかれる
中分類‖分離‖ぶんり
明鏡国語辞典に「分」で始まるの検索結果 1-87。もっと読み込む