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いざよい【十六夜イザヨヒ🔗🔉

いざよい【十六夜イザヨヒ 〔雅〕陰暦十六日の夜(の月)。 ◇なかなか進まない意の動詞「いさよふ」の連用形から。満月の翌晩は月の出がやや遅くなることを「いさよふ(いざよう)」と見たもの。 →図:月の満ち欠けと呼び名

お‐はこ【十八番🔗🔉

お‐はこ【十八番 得意とする芸。また、得意とする物事。十八番じゅうはちばん。 「━を出す」 ◇箱に入れて秘蔵する意。市川家がお家芸とする歌舞伎十八番の台本を箱に入れて大切に保管したことから出た語という。 興にのるとすぐに出る口癖や動作。 「また━の武勇伝が始まった」 関連語 大分類‖技術‖ぎじゅつ 中分類‖特技‖とくぎ

じっ【十】🔗🔉

じっ【十】 (造)数の名で、九の次の数。とお。じゅう。 「━干・━指・━哲」 →じゅう(十)

じっ‐かい【十戒(十誡)】🔗🔉

じっ‐かい【十戒(十誡)】 仏道修行上、守らなくてはならない十の戒律。 モーセがシナイ山で神から与えられたという十か条の啓示。「私以外の何ものも神とするな」以下、偶像礼拝・殺人・姦かんいん・盗みなどを戒めたもの。のち、キリスト教の訓戒となった。 ◇旧約聖書の「出エジプト記・第二〇章」に記されている。 もと、専ら「十誡」と書いた。

じっ‐かん【十干】🔗🔉

じっ‐かん【十干】 もく・火・土・金ごん・水すいの五行を兄と弟に分けたもの。甲きのえ・乙きのと・丙ひのえ・丁ひのと・戊つちのえ・己つちのと・庚かのえ・辛かのと・壬みずのえ・癸みずのと。 「━十二支」 ◇普通、十二支と組み合わせて年や月を表す。→干支えと

じっ‐し【十指】🔗🔉

じっ‐し【十指】 十本の指。また、多くの人の指。 「━の指す所(=誰もが正しいと認めるところ)」

十指に余あま🔗🔉

十指に余あま 十本の指では数え切れない。十以上である。 「━肩書きをもつ名士」 「十指」は俗に「じゅっし」とも読まれるが、本来は「じっし」。

じっしゅ‐きょうぎ【十種競技】━キャウギ🔗🔉

じっしゅ‐きょうぎ【十種競技】━キャウギ 男子の陸上競技種目の一つ。一人の競技者が一〇〇メートル競走・走り幅跳び・砲丸投げ・走り高跳び・四〇〇メートル競走(第一日目)、一一〇メートルハードル・円盤投げ・棒高跳び・やり投げ・一五〇〇メートル競走(第二日目)の十種目を二日間で行い、その総合得点を争う。デカストロン。

じっしん‐ほう【十進法】━ハフ🔗🔉

じっしん‐ほう【十進法】━ハフ 記数法の一つ。〇から九までの数字を使い、一〇ずつまとめて位を上げていく数の表し方。

じっちゅう‐はっく【十中八九】🔗🔉

じっちゅう‐はっく【十中八九】 十のうちの八か九。ほとんど。おおかた。 「━間違いない」 ◇副詞的にも使う。

じっ‐て【十手】🔗🔉

じっ‐て【十手】 江戸時代、同心・目明かしなどの捕吏ほりが罪人をとらえるために使った武器。長さ一尺五寸(約四五センチメートル)ほどの鉄棒で、手元近くに鉤かぎがある。柄につけたふさ紐ひもの色で所管を明らかにした。

じっ‐てつ【十哲】🔗🔉

じっ‐てつ【十哲】 十人のすぐれた門人。 「蕉門しょうもんの━」

じっ‐とく【十徳】🔗🔉

じっ‐とく【十徳】 室町時代に下級武士が着用した、脇を縫いつけた小素こすおう。江戸時代には、医師・儒者・絵師などが外出着にした。

じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】🔗🔉

じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】 いろいろな種類のものを無差別に、また価値の低いものとしてひとまとめにして扱うこと。 「応募作品を━にしてこき下ろす」 「一把一絡げ」は誤り。

じっ‐ぽう【十方】━パウ🔗🔉

じっ‐ぽう【十方】━パウ 東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と、上・下を合わせた方向。あるゆる方向。すべての場所。 「━世界」

じゅう【十】ジフ🔗🔉

じゅう【十】ジフ 数の名で、九の次の数。とお。 「━まで数える」 「━両・━悪」 証書などで金額を記す場合は間違いを防ぐために「拾」とも書く。 (造)すべてそろっている。完全。 「━全・━分」 ◆「十歳」「十分」など、現在の口頭語では「じゅっさい」「じゅっぷん」のように「ジュッ…」と言うことが多いが、「十」は「ジュウ」または「ジッ」の音が正しく、「ジュッ」は本来は誤り。「ジッ」が「ジュッ」となるのは特殊であるため、一般に誤りとされてきたが、平成二二(二〇一〇)年改定の常用漢字表では、「十」の備考欄に「『ジュッ』とも。」と加えられた。

じゅう‐あく【十悪】ジフ━🔗🔉

じゅう‐あく【十悪】ジフ━ 仏教で、身・口・意の三業さんごうが犯す一〇の罪悪。殺生・偸盗ちゅうとう・邪じゃいん・妄語もうご・両舌・悪口あっく・綺語きご・貪欲・瞋恚しんい・邪見の総称。 ⇔十善

じゅういちジフイチ🔗🔉

じゅういちジフイチ 夏鳥として渡来するカッコウ科の鳥。頭部と背面は暗灰褐色、腹部は赤褐色。コルリ・オオルリなどに托卵して繁殖する。慈悲心鳥じひしんちょう「十一」とも当てる。 鳴き声がジュイチーと聞こえることから。ジヒシンとも聞こえることから慈悲心鳥ともいう。

じゅういち‐がつ【十一月】ジフイチグヮツ🔗🔉

じゅういち‐がつ【十一月】ジフイチグヮツ 一年の第十一番目の月。霜月しもつき十一月のことば 別称(本来は陰暦十一月の称。今は新暦に転用する) 霜月しもつき・霜降月しもふりづき(冷たい霜の降りる月)・神楽月かぐらづき・神帰月かみきづき(出雲大社から神々が帰ってくる月)・雪待月・子月ねづき(暦の上で十二支の「子」にあたる月)・子の月 文化の日(三日。国民の祝日)・立冬(二十四節気の一つ。八日ごろ。暦の上では冬が始まる)・小雪しょうせつ(二十四節気の一つ。二三日ごろ)・勤労感謝の日(二三日。国民の祝日) 行事・風物・気象 小春日和こはるびより(立冬も過ぎたのに、春のように暖かく晴れた日)・七五三の祝い(一五日。男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳を祝う)・千歳・酉とりの市(十一月中の酉の日、鷲おおとり神社で行われる祭礼に立つ市。縁起物の熊手を売る露店でにぎわう)・木枯らし・初時雨はつしぐれ・時雨・柳(花札で、雨とともに十一月を表す)・初霜・初雪・冬構え(冬ごもりの支度)・文化祭 誕生石 トパーズ(黄玉) 手紙文のあいさつ 晩秋[暮秋/深秋/季秋/初霜/夜寒/霜寒]の候[折/みぎり]・冷気とみに加わる折から・日毎に寒気加わる季節となりましたが・庭に落ち葉が散り敷き、時雨しきりの折から 紅葉の季節もいつしか終わりました。 いつの間にか行く秋を惜しむ季節となりました。 木枯らしの吹き始めました今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。 向寒のみぎり、皆様ご健勝でお過ごしのことと存じます。 冷雨が降り続き、虫の音も夜毎に衰えてまいりました。 初霜が落ち葉に降りる頃となりました。

じゅう‐がつ【十月】ジフグヮツ🔗🔉

じゅう‐がつ【十月】ジフグヮツ 一年の第十番目の月。神無月かみなづきかんなづき十月のことば 別称(本来は陰暦十月の称。今は新暦に転用する) 神無月かんなづき(俗説では八百万やおよろずの神が出雲大社に集まるので諸国から神がいなくなる月の意とされる)・神去月かみさりづき・神在月かみありづき(神々が集まるという出雲地方だけでの呼称)・時雨月しぐれづき・初霜月・小春・初冬しょとう・孟冬もうとう(「孟」は初めの意) 寒露かんろ(二十四節気の一つ。九日ごろ。露が冷たく感じられる時季)・体育の日(第二月曜日。国民の祝日)・霜降そうこう(二十四節気の一つ。二三日ごろ。霜の降りる時季) 行事・風物・気象 読書[芸術/スポーツ/行楽/味覚/実り]の秋・菊人形(菊の花で衣装を飾った人形)・べったら市(べったら漬けを売る市)・芋煮会(山形県地方などで、河原に鍋を持ち出して里芋・葱ねぎ・牛肉などを煮て食べる集まり)・露時雨つゆしぐれ(時雨が降ったように、あたり一面が露に濡れること)・紅葉もみじ(花札で、鹿しかとともに十月を表す)・体育祭・菊花賞 誕生石 オパール(蛋白石たんぱくせき手紙文のあいさつ 仲秋[錦秋/清秋/金風/紅葉/秋雨/秋冷/秋冷爽快]の候[折/みぎり]・菊咲き乱れる季節・秋の日は釣瓶つるべ落としと申しますが 菊薫る候[灯火親しむの候/天高く馬肥ゆるの候/秋気ようやく肌にしむ候]、皆様いかがお過ごしでしょうか。 金木犀きんもくせいの香りただよう季節となりました。 日増しに秋も深まってまいりました。 短くなった日脚に秋の深まりを感じます。 野山の紅葉がことのほか美しい季節となりました。 虫の音に秋の深まりを覚え、何とはなしに寂しさを感じるこのごろです。 夜長の季節、もっぱら灯火に親しんでおります。

じゅうご‐や【十五夜】ジフゴ━🔗🔉

じゅうご‐や【十五夜】ジフゴ━ 陰暦十五日の夜。満月の夜。 陰暦八月十五日の夜。この夜、団子・芋・豆・栗などを供え、ススキや秋の草花を飾って月をまつる。 ◇この夜の月を「中秋の名月」「芋名月」という。 →図:月の満ち欠けと呼び名

じゅうさん‐や【十三夜】ジフサン━🔗🔉

じゅうさん‐や【十三夜】ジフサン━ 陰暦十三日の夜。 陰暦九月十三日の夜。 ◇この夜の月は「十五夜」に次いで美しいとされ、「後のちの月」「豆名月」「栗名月」などと呼ばれる。 →図:月の満ち欠けと呼び名

じゅう‐じ【十字】ジフ━🔗🔉

じゅう‐じ【十字】ジフ━ 漢字の「十」の形。十文字。 「━砲火(=十字に交差して飛び交う砲火)」 「━を切る(=キリスト教徒が神に祈るとき、手で胸もとに十字の形を描く)」

じゅうじ‐か【十字架】ジフジ━🔗🔉

じゅうじ‐か【十字架】ジフジ━ 昔、罪人をはりつけにした十字形の柱。 「━を負う(=生涯消えることのない罪の意識や苦難を身に受け持つ)」 キリスト教徒が贖罪しょくざい・犠牲・苦難・愛などの象徴として崇敬する十字形のしるし。装飾としても用いる。クロス。クルス。 ◇イエスがにはりつけにされたことから。

じゅうじ‐ぐん【十字軍】ジフジ━🔗🔉

じゅうじ‐ぐん【十字軍】ジフジ━ 一一世紀末から一三世紀にかけて、ヨーロッパのキリスト教徒が聖地エルサレムをイスラム教徒から奪還するために結成した遠征軍。

じゅうしち‐もじ【十七文字】ジフシチ━🔗🔉

じゅうしち‐もじ【十七文字】ジフシチ━ 俳句のこと。 ◇五・七・五の十七音でできていることから。

じゅう‐しまつ【十姉妹】ジフ━🔗🔉

じゅう‐しまつ【十姉妹】ジフ━ スズメよりやや小さい、カエデチョウ科の飼い鳥。羽色は純白から黒に近いものまでさまざま。よく繁殖する。十姉妹じゅうしまい

じゅうじ‐ろ【十字路】ジフジ━🔗🔉

じゅうじ‐ろ【十字路】ジフジ━ 十字形に交差している道路。また、その交差している所。四つつじ

じゅう‐ぜん【十全】ジフ━🔗🔉

じゅう‐ぜん【十全】ジフ━ 名・形動少しの欠点もないこと。完全であること。 「━の対策を講じる」

じゅう‐ぜん【十善】ジフ━🔗🔉

じゅう‐ぜん【十善】ジフ━ 仏教で、十悪を犯さないこと。 ⇔十悪 前世でを行った果報としてこの世で受けるものとされる、天子の位。 「━の君きみ

じゅう‐だい【十代】ジフ━🔗🔉

じゅう‐だい【十代】ジフ━ 一〇歳から一九歳までの年齢。また、その年齢の人。 ◇ティーンエージャー(一三歳から一九歳までの若者)の意でも使う。 一〇の代。また、一〇番目の代。 「━将軍」

じゅうに‐がつ【十二月】ジフニグヮツ🔗🔉

じゅうに‐がつ【十二月】ジフニグヮツ 一年の第十二番目の月。一年の最後の月。師走しわす。極月ごくげつ。臘月ろうげつ十二月のことば 別称(本来は陰暦十二月の称。今は新暦に転用する) 師走しわす・乙子月おとごづき・弟月おとづきおととづき・限りの月・暮古月くれこづき(正月は「暮新月」)・年積月としつみづき(また一つ年を積む月の意)・春待月・梅初月うめはつづき・極月ごくげつごくづき(一年の最後の月の意) 大雪たいせつ(二十四節気の一つ。七日ごろ。平地にも雪の降る時季)・冬至(二十四節気の一つ。二二日ごろ。一年で最も昼が短く、夜が長い日)・天皇誕生日(二三日。国民の祝日)・クリスマス(二五日。イエス・キリストの降誕祭。前夜はクリスマスイブ)・大おおみそか(三一日。大おおつごもり行事・風物・気象 柚子ゆず湯・冬至カボチャ・年の市(新年の飾り物や正月用品を売る市)・歳暮・歳末大売り出し・御用納め(官公庁の仕事納め)・忘年会・年越し蕎麦そば・紅白歌合戦・除夜の鐘・朔風さくふう(北風)・冬将軍・霜枯れ・冬ざれ(草木も枯れて寂しい景色の意)・雪催もよい(今にも雪の降りそうな空模様)・雪折れ・霙みぞれ・風花かざばな(晴天を風にのって舞ってくる小雪)・霧氷・樹氷・粉雪・牡丹ぼたん雪・べた雪・吹雪ふぶき・桐きり(花札で、鳳凰ほうおうとともに十二月を表す) 誕生石 ターコイズ(トルコ石)・ラピスラズリ(瑠璃・青金石) 手紙文のあいさつ 初冬[孟冬/師走/歳末/歳晩]の候[折/みぎり]・寒冷のみぎり[寒気の折から/寒気つのる折から]・歳末ご多忙[年末ご多忙/年末厳寒]の折から 日増しに寒さがつのる季節となりました。 風花が舞い、寒気も一段と増してきたようです。 師走の声を聞き、にわかにあわただしくなってまいりました。 いつの間にか今年も残り少なになりました。

じゅうに‐きゅう【十二宮】ジフニ━🔗🔉

じゅうに‐きゅう【十二宮】ジフニ━ 春分点を起点として黄道こうどうを十二等分したもの。また、その各区分につけた名称。白羊宮・金牛宮・双子宮・巨蟹きょかい宮・獅子宮・処女宮・天てんびん宮・天蝎てんかつ宮・人馬宮・磨羯まかつ宮・宝瓶ほうへい宮・双魚宮の十二。黄道十二宮。 ◇太陽は一か月ごとにこれらの宮を順に移動するとされ、古代から占星術に使われてきた。

じゅうに‐し【十二支】ジフニ━🔗🔉

じゅうに‐し【十二支】ジフニ━ 暦法で、子・丑ちゅう・寅いん・卯ぼう・辰しん・巳・午・未・申しん・酉ゆう・戌じゅつ・亥がいの総称。これらを十二の動物にあてて、ね(鼠)・うし(牛)・とら(虎)・う()・たつ(竜)・み(蛇)・うま(馬)・ひつじ(羊)・さる(猿)・とり(鶏)・いぬ(犬)・い(猪)と呼ぶ。時刻・方角を表すのに用い、十干と組み合わせて年や日を表す。

じゅうにし‐ちょう【十二指腸】ジフニシチャウ🔗🔉

じゅうにし‐ちょう【十二指腸】ジフニシチャウ 胃の幽門ゆうもんに続く小腸の始まりの部分。長さ約三〇センチメートル。 「━潰瘍かいよう指を横に一二本並べたほどの長さということから。

じゅうに‐ひとえ【十二単】ジフニヒトヘ🔗🔉

じゅうに‐ひとえ【十二単】ジフニヒトヘ 平安時代以降の女官の正装。ひとえの上に袿うちきを何枚も重ねて着たことからいう。

じゅうに‐ぶん【十二分】ジフニ━🔗🔉

じゅうに‐ぶん【十二分】ジフニ━ 名・形動十分すぎるほどたくさんあること。 「━の成果を上げる」 ◇「十分」を強めた言い方。 「充二分」は誤り。

じゅうにん‐といろ【十人十色】ジフニン━🔗🔉

じゅうにん‐といろ【十人十色】ジフニン━ 好み・考え方・性格などは人それぞれによって異なるということ。

じゅうにん‐なみ【十人並み】ジフニン━🔗🔉

じゅうにん‐なみ【十人並み】ジフニン━ 容貌・才能などがふつうの程度であること。 「腕前は━だ」

じゅう‐ねん【十念】ジフ━🔗🔉

じゅう‐ねん【十念】ジフ━ 「南無阿弥陀仏」の名号みょうごうを十回唱えること。

じゅうねん‐いちじつ【十年一日】ジフネン━🔗🔉

じゅうねん‐いちじつ【十年一日】ジフネン━ 長い年月の間、変わることなく同じ状態であること。 「━のごとく変化のない生活」

じゅう‐のう【十能】ジフ━🔗🔉

じゅう‐のう【十能】ジフ━ 炭火を入れて持ち運ぶ道具。金属製の容器に木の柄をつけたもの。

じゅうはち‐ばん【十八番】ジフハチ━🔗🔉

じゅうはち‐ばん【十八番】ジフハチ━ 江戸歌舞伎の市川家に伝わる十八種の当たり狂言。 ◇「歌舞伎十八番」の略。 その人の最も得意とする物事。おはこ。 関連語 大分類‖技術‖ぎじゅつ 中分類‖特技‖とくぎ

じゅう‐ぶん【十分・充分】ジフ━・ジュウ━🔗🔉

じゅう‐ぶん【十分・充分】ジフ━・ジュウ━ 形動・副満ち足りていて、不足がないさま。 「睡眠を━(に)とる」 「━な説明がない」 「古いが、まだ━使えるカメラ」 本来的には「十分」で、古くから使われた。

じゅうぶん‐じょうけん【十分条件】ジフブンデウケン🔗🔉

じゅうぶん‐じょうけん【十分条件】ジフブンデウケン 二つの条件A、Bについて「Aを満たすものは、すべてBも満たす」を意味する命題「AならばBである」が成立するとき、そのBに対するAのこと。 ◇このとき、Aに対するBを必要条件という。

じゅうまんおく‐ど【十万億土】ジフマンオク━🔗🔉

じゅうまんおく‐ど【十万億土】ジフマンオク━ この世から極楽浄土へ行くまでにあるという無数の仏土。 極楽浄土。

じゅう‐もく【十目】ジフ━🔗🔉

じゅう‐もく【十目】ジフ━ 多くの人の見る目。衆目。 「━の見る所ところ十手じっしゅの指す所(=多くの人の判断や評価が一致するところ)」 ◇「十人の目」の意。

じゅう‐もんじ【十文字】ジフ━🔗🔉

じゅう‐もんじ【十文字】ジフ━ 十の字の形。縦横に交わった形。

じゅう‐や【十夜】ジフ━🔗🔉

じゅう‐や【十夜】ジフ━ 浄土宗で、陰暦十月六日から十五日までの十昼夜、念仏を唱え続ける法要。十夜念仏。お十夜。

じゅう‐りょう【十両】ジフリャウ🔗🔉

じゅう‐りょう【十両】ジフリャウ 相撲の番付で、幕内の下、幕下の上にある位。関取として待遇される。十枚目。 ◇昔、給金が年十両であったことから。

じゅうろく‐ミリ【十六ミリ】ジフロク━🔗🔉

じゅうろく‐ミリ【十六ミリ】ジフロク━ 一六ミリメートル幅のフィルム。また、それを用いる撮影機・映写機。

じゅっ【十】🔗🔉

じゅっ【十】 (造)「十」のくずれた言い方。→じゅう(十)

そろ‐ばん【算盤(十露盤)】🔗🔉

そろ‐ばん【算盤(十露盤)】 日本や中国で用いる計算器具。上下二段に分けた長方形の枠の中にいくつかの珠たまを貫いた軸を並べたもの。 ◇現在ではふつう上段に一個、下段に四個の珠をつけたものが使われる。 「一丁(挺)いっちょう…」「一面いちめん…」と数える。 計算。特に、損得の計算。 「━を弾はじく(=損得を考える)」 「━が合う(=計算が合う。転じて、採算がとれる)」

と【十】🔗🔉

と【十】 数の、とお。じゅう。 ◇多く名詞の上に付けて使う。「━月とつき十日とおか」「十人じゅうにん━色といろ

と‐いち【十一】🔗🔉

と‐いち【十一】 一〇日で一割という高い利息。 「━金融」 花札で、一〇点札一枚のほかはかす札ばかりの手役。

とえ‐はたえ【《十重二十重》】トヘハタヘ🔗🔉

とえ‐はたえ【《十重二十重》】トヘハタヘ 幾重にもかさなること。 「野次馬が━に取り囲む」

とお【十】トヲ🔗🔉

とお【十】トヲ 一の一〇倍。九より一つ多い数。じゅう。 一〇歳。 ◆仮名遣いは「とう」としない。

とお‐か【十日】トヲ━🔗🔉

とお‐か【十日】トヲ━ 一日の一〇倍の日数。一〇日間。 月の一〇番めの日。 「九月━」 「六日むいかの菖蒲あやめ━の菊」

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