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はり【張り】🔗⭐🔉
はり【張り】

名
糸などを張ること。また、その度合い。
「弦の━を強くする」
引き締まって弾力があること。
「━のある肌」
心の中に何かをしようとする意欲がみなぎること。充実感。張り合い。
「━のある仕事」
(造)
弓・琴・提灯・蚊帳かや・幕・テントなどを数える語。











ばり【張り】🔗⭐🔉
ばり【張り】

接尾
《人名などに付いて》それに似ている意を表す。
「セザンヌ━の風景画」
「
外おうがい━の文体」





はり‐あい【張り合い】━アヒ🔗⭐🔉
はり‐あい【張り合い】━アヒ

名
張り合うこと。競うこと。
「意地の━」
働きかけただけのかいがあると感じられること。充足した反応があること。
「仕事に━がでてくる」
「この薄給では働く━がない」






はり‐あ・う【張り合う】━アフ🔗⭐🔉
はり‐あ・う【張り合う】━アフ

自他五
相手に負けまいとして競い合う。同じ目標に向かってせり合う。
「意地を━」
「双方一歩も譲らずに━」




はり‐あ・げる【張り上げる】🔗⭐🔉
はり‐あ・げる【張り上げる】

他下一
声を高く大きく出す。
「声を━・げて歌う」
はりあ・ぐ(下二)





はり‐いた【張り板】🔗⭐🔉
はり‐いた【張り板】

名
洗って糊のりをつけた布や漉すいた紙を張って乾かすのに用いる厚い板。




はり‐おうぎ【張り扇】━アフギ🔗⭐🔉
はり‐おうぎ【張り扇】━アフギ

名
親骨一本を芯しんにして外側を奉書紙で張り包んだ扇。講談師が釈台をたたいて調子をとるのに使う。




はり‐か・える【張り替える(貼り替える)】━カヘル🔗⭐🔉
はり‐か・える【張り替える(貼り替える)】━カヘル

他下一
古いものを取り去って新しいものを張る。
「
ふすまを━」
はりか・ふ(下二)
張り替え







はり‐がみ【張り紙(貼り紙)】🔗⭐🔉
はり‐がみ【張り紙(貼り紙)】

名
紙をはりつけること。また、はりつけた紙。
「━細工」
紙に通知文・宣伝文などを書いて人目につく所にはりだすこと。また、その紙。
注意や覚え書きを書いて書類などにはりつけること。また、その紙。付箋ふせん。







はり‐き・る【張り切る】🔗⭐🔉
はり‐き・る【張り切る】

自五
ゆるみなく十分に張る。ぴんと張る。
「━・った糸が切れる」
気持ちや神経がぴんと張りつめる。緊張する。
「気持が━・っている」
物事に対処して意欲や気力をみなぎらせる。意気ごむ。
「仕事に━」
「来年も優勝したいと━・っている」
「━・って机に向かう」
張り切り
関連語
大分類‖努力‖どりょく
中分類‖努力‖どりょく








はり‐こ【張り子】🔗⭐🔉
はり‐こ【張り子】

名
木型に紙を何枚も張り重ね、糊のりが乾いてから木型を抜き去って作る細工物。張り抜き。
「━の虎とら(=見かけは強そうだが実は弱い人)」
木や竹を組み、その上に何枚も紙を張り重ねて作ったもの。張りぼて。






はり‐こ・む【張り込む(貼り込む)】🔗⭐🔉
はり‐こ・む【張り込む(貼り込む)】

自五
見張りをする。特に、警官などが犯人の現れそうな場所に待機して見張る。
「刑事がアパートに━」

他五
台紙などにはりつける。
「アルバムに写真を━」
「貼り込む」とも。
あることのために思い切って大金を投じる。
「祝儀を━」
「━・んで新車を買う」
張り込み
関連語
大分類‖見る‖みる
中分類‖見張り‖みはり














はり‐さ・ける【張り裂ける】🔗⭐🔉
はり‐さ・ける【張り裂ける】

自下一
中がいっぱいになって裂ける。ふくらみすぎて破裂する。
「袋が━」
激しい勢いでわき上がる感情のために、胸がいっぱいになって耐えられなくなる。
「悲しみに胸が━」
はりさ・く(下二)







はり‐たお・す【張り倒す】━タフス🔗⭐🔉
はり‐たお・す【張り倒す】━タフス

他五
平手で強く打って倒す。また、殴り倒す。
「横っ面を━」




はり‐だし【張り出し(貼り出し)】🔗⭐🔉
はり‐だし【張り出し(貼り出し)】

名
建築で、建物の外側へ張り出して造ること。また、その部分。
「━窓」
ある情報を書いて人目につく所にはること。また、そのもの。張り紙。
「貼り出し」とも。
相撲で、正位置に次ぐものとして番付の欄外に書くこと。また、その力士。
「━横綱」

は「張出」と書く。










はり‐だ・す【張り出す(貼り出す)】🔗⭐🔉
はり‐だ・す【張り出す(貼り出す)】

他五

自五
外側にでっぱる。また、外側にでっぱらせる。
「軒が━」
「高気圧が━」
「庭に━・した窓」
紙・札などに書いたものを人目につく所に掲げる。
「児童の作品を━」

は「貼り出す」とも。












はり‐つ・く【張り付く(貼り付く)】🔗⭐🔉
はり‐つ・く【張り付く(貼り付く)】

自五
面と面とがぴったりくっついて離れなくなる。
「岩礁に━・いたアワビ」
ある人や場所から離れないでいる。
「記者団が大統領一行に━」






はり‐つ・ける【張り付ける(貼り付ける)】🔗⭐🔉
はり‐つ・ける【張り付ける(貼り付ける)】

他下一
紙・布などを広げて糊のりやピンで他の物にくっつける。
「肩に膏薬こうやくを━」
コンピューターで、コピーしたり切り取ったりしたデータを別の場所に持っていって表示させること。→ペースト
ある目的のために人を一定の場所にとどめておく。
「記者を警察署に━・けておく」
はりつ・く(下二)








はり‐つ・める【張り詰める】🔗⭐🔉
はり‐つ・める【張り詰める】

自下一
氷などがあたり一面に張り広がる。
「池に氷が━」
「森に朝の気配が━」
気持ちが極度に緊張した状態になる。
「神経[心]が━」
会場などに緊張感が行き渡る。
「議場内に緊張感が━」
「━・めた雰囲気が和らぐ」

他下一
建材などをあたり一面に張りめぐらす。
「庭に芝生を━」
気持ちを十分に引き締める。
「気を━・めて事に当たる」
「━・めていた気持ちがゆるむ」
はりつ・む(下二)
















はり‐て【張り手】🔗⭐🔉
はり‐て【張り手】

名
相撲の技の一つ。相手の横面または首の側面を平手で打つこと。




はり‐ばん【張り番】🔗⭐🔉
はり‐ぼて【張りぼて】🔗⭐🔉
はり‐ぼて【張りぼて】

名
ある形に木や竹を組み、その上に紙を張り重ねて作ったもの。特に、そのようにして作った芝居の小道具。張り子。




はり‐まぜ【張り交ぜ(貼り▽雑ぜ)】🔗⭐🔉
はり‐まぜ【張り交ぜ(貼り▽雑ぜ)】

名
いろいろな書画を取りまぜてはること。また、はりつけたもの。
「━の
ふすま」





はり‐めぐら・す【張り巡らす】🔗⭐🔉
はり‐めぐら・す【張り巡らす】

他五
まわりを囲むように張る。全体にくまなく張る。
「敷地に縄を━」
「全国に情報網を━」
=張り巡らせる




はり‐もの【張り物】🔗⭐🔉
はり‐もの【張り物】

名
布地を洗って糊のりをつけ、板張りまたは伸子しんし張りにして乾かすこと。また、その布。
芝居の大道具で、木材を組んだ枠の上に紙や布を張り、樹木・岩石などの形にしたもの。






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