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から‐ごころ【漢心(意)】🔗🔉

から‐ごころ【漢心(意)】 漢籍を学び、中国の文化や思想に心酔する心。 ⇔大和心 ◇近世、国学者が中国に感化された考え方を批判して使った語。

かん【漢】🔗🔉

かん【漢】 劉邦りゅうほうが秦しんを滅ぼして建てた、中国古代の王朝。長安を都とする。西漢。前漢(前二〇二〜後八年)。 劉秀(光武帝)が新を滅ぼして再興した漢王朝。洛陽らくようを都とする。東漢。後漢(二五〜二二〇年) 三国の一つ。始祖は劉備りゅうび。成都を都とする。蜀漢しょっかん(二二一〜二六三年)。 ◇ほか、五胡十六国の成漢・漢(前趙ぜんちょう)、五代十国の後漢・北漢・南漢など。 (造) 中国。中国語。中国の本土にすむ民族。 「━詩・━字・━文・━方」 「国━」 おとこ。 「痴━・熱血━・門外━」 天の川。 「雲━・天━」 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖男性‖だんせい

かん‐おん【漢音】🔗🔉

かん‐おん【漢音】 日本の漢字音の一つ。隋ずい代・唐代に、長安(今の西安)などの中国北方系の音が遣唐使や留学生によって伝えられたもの。「人」を「ジン」、「間」を「カン」と読む類。 ◇呉音・唐音などに対していう。平安時代の初期に正しい音として奨励された。

かん‐がく【漢学】🔗🔉

かん‐がく【漢学】 中国の漢詩・漢文・思想などを研究する学問分野。 ◇国学・洋学に対していう。

かん‐かん【漢奸】🔗🔉

かん‐かん【漢奸】 〔文〕中国で、敵に通じる者。売国奴。 「堕落して━となる」

かん‐ご【漢語】🔗🔉

かん‐ご【漢語】 昔、中国から伝来して日本語となり、字訓ではなく字音で読む語。また、日本で作られた語のうち、字音で読む語。→和語

かん‐し【漢詩】🔗🔉

かん‐し【漢詩】 中国の詩。また、その形式にならって日本で作った詩。古詩・楽府がふ・絶句・律詩などの種類があり、一句が四言しごん・五言ごごん・七言しちごんからなるものが多い。平仄ひょうそく・脚韻などの規則をもつ。からうた。

かん‐じ【漢字】🔗🔉

かん‐じ【漢字】 中国で作られ、日本などでも使われている表語文字。 ◇原則として、一字一音節で一語を表す。普通、日本で作られた国字こくじを含めていう。

かん‐しょ【漢書】🔗🔉

かん‐しょ【漢書】 漢文で書かれた(中国の)書物。漢籍。

かん‐すうじ【漢数字】🔗🔉

かん‐すうじ【漢数字】 数を表す漢字。一・二……十・百・千・万など。

かん‐せき【漢籍】🔗🔉

かん‐せき【漢籍】 漢文で書かれた(中国の)書籍。漢書かんしょ。 「━読み(=返り点・送り仮名などをつけて漢文を読む法)」

かん‐ど【漢土】🔗🔉

かん‐ど【漢土】 〔文〕中国。唐土。もろこし。

かん‐ぶん【漢文】🔗🔉

かん‐ぶん【漢文】 中国古来の文語体の文章。また、日本でそれをまねて書いた漢字だけからなる文章。 「━を訓読する」 「━調の文体」

かん‐ぽう【漢方】━パウ🔗🔉

かん‐ぽう【漢方】━パウ 中国から伝来した医術。

かんぽう‐やく【漢方薬】カンパウ━🔗🔉

かんぽう‐やく【漢方薬】カンパウ━ 漢方で用いる薬。主として草の根や葉、樹皮から製する。

かん‐めい【漢名】🔗🔉

かん‐めい【漢名】 動植物などの、中国語に由来する名称。カマキリを「蟷螂とうろう」、ハゲイトウを「雁来紅がんらいこう」と称するなどの類。

かん‐わ【漢和】🔗🔉

かん‐わ【漢和】 中国と日本。和漢。 漢語と日本語。 「漢和辞典」の略。→漢和辞典 「━をひく」

かんわ‐じてん【漢和辞典】🔗🔉

かんわ‐じてん【漢和辞典】 漢字・漢語の読み方や意味を日本語で解説した辞書。漢和。

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