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毛 け🔗🔉

【毛】 4画 毛部 [二年] 区点=4451 16進=4C53 シフトJIS=96D1 《常用音訓》モウ/け 《音読み》 モウ/ボウ/モ〈mo〉 《訓読み》 け/ない(なし) 《名付け》 あつ・け 《意味》 {名}け。生物の表皮にはえる細いけ。「皮毛」「毛沢(毛のつや)」「以毛相馬=毛ヲモッテ馬ヲ相ス」〔→塩鉄論{名}け。髪のけ。〈類義語〉→髪。「二毛(黒毛と白毛のまじったごましお頭→初老の人)」 {動・名}地表に草木・作物が生える。また、地表に生える草木・作物。「錫之不毛之地=コレニ不毛ノ地ヲ錫フ」〔→公羊{動}ない(ナシ)。〈同義語〉→無。「飢者、毛食=飢タル者、食毛シ」〔→後漢書{形}〔俗〕細くて多いもののたとえ。「毛雨(さみだれ)」 {形}〔俗〕粗製で弱い。「毛孩子マオハイツ(できそこないの子)」 {単位}目方・長さ・貨幣などの単位。一毛は、一厘リンの十分の一。また、十銭(=一角)のこと。〈同義語〉→毫。 〔国〕その耕作地で一年間に栽培する作物の種類を数えることば。「二毛作」 《解字》 象形。細いけを描いたもので、細く小さい意を含む。 《単語家族》 眇ミョウ(ほそ目)苗ビョウ・ミョウ(細いなえ)妙(かぼそい)などと同系。 《類義》 髪は、前後左右に開いて発生してくる髪の毛。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

毫 け🔗🔉

【毫】 11画 毛部  区点=6161 16進=5D5D シフトJIS=9F7C 《音読み》 ゴウ(ガウ)/コウ(カウ)〈ho〉 《訓読み》 け 《意味》 {名}け。長く伸びたけ。〈同義語〉→豪。「白毫ビャクゴウ(仏のひたいにある特に長く白い毛)」「秋毫シュウゴウ(秋にけ変わりして生える長く細い毛)」 ゴウモ{形・副}ごくわずかであること。少し。いささかも。▽細い毛の意から。「毫末ゴウマツ(ほんの少し)」「毫不知=毫モ知ラズ」 {単位}分量の単位。一毫は一厘リンの十分の一。〈同義語〉→毛{名}筆のこと。▽筆の穂は細いけでつくることから。「揮毫キゴウ(筆をふるって書く)」 《解字》 会意兼形声。高は、高台にある建物を描いた象形文字。毫は「毛+音符高の略体」で、たけの高い毛のこと。 《単語家族》 蒿コウ(せの高いよし草)稿(せの高い高粱の茎)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

褻 け🔗🔉

【褻】 17画 衣部  区点=7488 16進=6A78 シフトJIS=E5F6 《音読み》 セツ/セチ〈xi〉 《訓読み》 けがれる(けがる)/けがす/なれる(なる)/け 《意味》 {名}はだにつけるふだん着。はだぎ。「紅紫不以為褻服=紅紫ハモッテ褻服ト為サズ」〔→論語{動・形}けがれる(ケガル)。けがす。からだにつけてけがれる。よごす。よごれている。「褻器セッキ」 {動}身近においておろそかにする。「褻涜セットク」 {動・名}なれる(ナル)。なれしたしむ。親しい間がら。「褻狎セッコウ」「雖褻必以貌=褻トイヘドモ必ズ貌ヲモッテス」〔→論語〕 〔国〕け。日常。平生。「褻にも晴れにも」 《解字》 会意兼形声。「衣+音符熱(身近い、ねばりつく)の略体」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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