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府 ふ🔗🔉

【府】 8画 广部 [四年] 区点=4160 16進=495C シフトJIS=957B 《常用音訓》フ 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 くら/みやこ/ふ 《名付け》 あつ・くら・もと 《意味》 {名}くら。宝物や文書をしまう建物。〈類義語〉→庫。「府庫」「内府(宮中の金蔵)」 {名}役所。「政府」「大宰府ダザイフ」 {名}みやこ。政府のある町。また、地方政府のある町。 {名}唐から清シン代にかけての行政区画の一つ。州の上位に位置し、州・県を統轄する。「知府(府の長官)」「府治(府の行政庁のある町)」 {名}邸宅。やしき。「府君(他人の家長を尊んでいうことば)」「王府(親王の屋敷)」 {名}集まる所。「怨府エンプ(多くの人の怨ウラみの集まる所)」 {名}胃や腸などの消化器官のこと。▽「臓腑ゾウフ」の腑に当てた用法。「六府(=六腑)」 〔国〕ふ。地方公共団体の一つ。「大阪府」 《解字》 会意兼形声。付フは、人の背に手をぴたりとひっつけるさま。府は「广(いえ)+音符付」で物をびっしりとひっつけて入れるくら。→付 《単語家族》 富フ(物をびっしり詰めこむ→とむ)腑フ(食べ物のはいるくらに似た内臓)腐フ(肉がくさって、ぴったりひっつく)などと同系。 《類義》 →倉 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

歩 ふ🔗🔉

【歩】 人名に使える旧字 8画 止部 [二年] 区点=4266 16進=4A62 シフトJIS=95E0 《常用音訓》フ/ブ/ホ/あゆ…む/ある…く 《音読み》 ホ/ブ/フ〈b〉 《訓読み》 あるく/あゆむ/あゆみ/はかる/ぶ/ふ 《名付け》 あゆみ・あゆむ・すすむ 《意味》 {動}あるく。あゆむ。右足と左足をふみ出してあるく。徒歩で行く。〈類義語〉→走→進。「進歩」「歩行」 {名}あゆみ。進み方。また、運命やおかれた境遇。「学歩=歩ヲ学ブ」「地歩(達した地位)」「天歩(天体の運行のしかた)」 {動}はかる。天体のあゆみをはかる。「推歩」 {単位}長さの単位。一歩とは左足と右足をふみ出した長さのことで、手尺で計って六尺。昔の一歩は今の一三五センチにあたる。昔の一里の三百分の一。唐代以降は三百六十分の一。▽半歩(左足だけ、または右足だけをふみだした長さ)を[キ]といい、三尺。また、足をふたあしふみ出した長さ(手尺の六尺)を一歩といい、それが長さや面積の単位となった。 {単位}面積の単位。一歩は昔の一畝の十分の一。唐代以降には二百四十分の一。 {名}水ぎわのこと。〈同義語〉→浦ホ。 〔国〕ぶ。もうけの割合。また、物事の優劣・勝敗などの形勢。「歩が悪い」「歩止まり」ぶ。分配の比率や利率をあらわすときのことば。一歩は一割の十分の一。「日歩ヒブ」ぶ。土地の面積の単位。一歩は六尺平方(約三・三平方メートル)。坪。ふ。将棋の駒コマの一つ。「歩兵フヒョウ」 《解字》 会意。「右の足+左の足」で、左と右の足をふみ出すことを示す。足の面を地面に近づけてぱたぱたあるくこと。 《単語家族》 拍(ぱたと手の面でうつ)迫(面と面を近づける)搏ハク(ぱたぱたとうつ)などと同系。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は7画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

麩 ふ🔗🔉

【麩】 15画 麥部  区点=8347 16進=734F シフトJIS=EA6E 【麸】異体字異体字 11画 麥部 区点=8348 16進=7350 シフトJIS=EA6F 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 ふすま/ふ 《意味》 {名}ふすま。小麦から麦粉をとったかす。むぎかす。 〔国〕ふ。小麦粉の麩質でつくった食品。 《解字》 形声。「麥+音符夫」で、平らに散りしく穀皮の意か。 《単語家族》 敷フ(平らにのばしひく)と同系。

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