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不一 フイツ🔗🔉

【不一】 フイツ イツナラズ同じでない。ふぞろい。手紙の末尾に書くあいさつのことば。▽一つ一つ詳しくはしるさないの意。読書を途中でやめるとき、「乙」というしるしをつけたことから。『不乙フイツ・不尽フジン・不悉フシツ・不具フグ・不宣フセン・不備フビ』

不変 フイ🔗🔉

【不易】 フエキ 物事が永久にかわらないこと。『不変フヘン』「万古不易」フイ・ヤスカラズ 容易でない。困難であること。土地の耕作がじゅうぶんになされない。▽「易」は治。

付倚 フイ🔗🔉

【付倚】 フイ =附倚。たよりにしてよりすがる。

傅育 フイク🔗🔉

【傅育】 フイク そばについていて身分の高い人の子を守り育てる。

吹聴 フイチョウ🔗🔉

【吹聴】 フイチョウ〔国〕人々の間にいい広める。いいふらす。

呎 フィート🔗🔉

【呎】 7画 口部  〔国〕 区点=5072 16進=5268 シフトJIS=99E6 《訓読み》 フィート 《意味》 フィート。長さの単位。一フィートは一二インチで、約三〇・四センチメートル。 《解字》 会意。「口+尺」。

孚育 フイク🔗🔉

【孚育】 フイク 養い育てること。『孚養フヨウ』

富溢 フウイツ🔗🔉

【富溢】 フウイツ ありあまるほど金がある。『富衍フエン』

封印 フウイン🔗🔉

【封印】 フウイン 封じめに印をおすこと。また、その印。

巫医 フイ🔗🔉

【巫医】 フイ みこと、医者。〔→論語医者。▽古代、みこは祈りで病気をなおしたので、医者と同類に見られた。

布衣 フイ🔗🔉

【布衣】 フイ 一般庶民の着る麻や綿の服。官位のない人。庶民のこと。「三十在布衣=三十ニシテ布衣ニ在リ」〔→白居易ホイ・ホウイ〔国〕六位以下のものが着る無紋の狩衣カリギヌ。六位以下の官吏。江戸時代、武士の第四級の礼服。

布衣之交 フイノマジワリ🔗🔉

【布衣之交】 フイノマジワリ〈故事〉庶民のつきあい。〔→史記

布衣之極 フイノキョク🔗🔉

【布衣之極】 フイノキョク〈故事〉庶民としての最高の出世。〔→史記

府 ふ🔗🔉

【府】 8画 广部 [四年] 区点=4160 16進=495C シフトJIS=957B 《常用音訓》フ 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 くら/みやこ/ふ 《名付け》 あつ・くら・もと 《意味》 {名}くら。宝物や文書をしまう建物。〈類義語〉→庫。「府庫」「内府(宮中の金蔵)」 {名}役所。「政府」「大宰府ダザイフ」 {名}みやこ。政府のある町。また、地方政府のある町。 {名}唐から清シン代にかけての行政区画の一つ。州の上位に位置し、州・県を統轄する。「知府(府の長官)」「府治(府の行政庁のある町)」 {名}邸宅。やしき。「府君(他人の家長を尊んでいうことば)」「王府(親王の屋敷)」 {名}集まる所。「怨府エンプ(多くの人の怨ウラみの集まる所)」 {名}胃や腸などの消化器官のこと。▽「臓腑ゾウフ」の腑に当てた用法。「六府(=六腑)」 〔国〕ふ。地方公共団体の一つ。「大阪府」 《解字》 会意兼形声。付フは、人の背に手をぴたりとひっつけるさま。府は「广(いえ)+音符付」で物をびっしりとひっつけて入れるくら。→付 《単語家族》 富フ(物をびっしり詰めこむ→とむ)腑フ(食べ物のはいるくらに似た内臓)腐フ(肉がくさって、ぴったりひっつく)などと同系。 《類義》 →倉 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

府尹 フイン🔗🔉

【府尹】 フイン 官名。府の長官。▽漢代の京兆尹ケイチョウノインに始まり、唐代には西都・東都・北都などの都市に置いた。明ミン・清シン代は特に重要な都会(応天府・順天府)の長官をいった。

怖畏 フイ🔗🔉

【怖懼】 フク びくびく恐れる。『怖慴フショウ・怖畏フイ』

拊愛 フアイ🔗🔉

【拊愛】 フアイ なでるようにかわいがる。〈類義語〉撫愛ブアイ。

歩 ふ🔗🔉

【歩】 人名に使える旧字 8画 止部 [二年] 区点=4266 16進=4A62 シフトJIS=95E0 《常用音訓》フ/ブ/ホ/あゆ…む/ある…く 《音読み》 ホ/ブ/フ〈b〉 《訓読み》 あるく/あゆむ/あゆみ/はかる/ぶ/ふ 《名付け》 あゆみ・あゆむ・すすむ 《意味》 {動}あるく。あゆむ。右足と左足をふみ出してあるく。徒歩で行く。〈類義語〉→走→進。「進歩」「歩行」 {名}あゆみ。進み方。また、運命やおかれた境遇。「学歩=歩ヲ学ブ」「地歩(達した地位)」「天歩(天体の運行のしかた)」 {動}はかる。天体のあゆみをはかる。「推歩」 {単位}長さの単位。一歩とは左足と右足をふみ出した長さのことで、手尺で計って六尺。昔の一歩は今の一三五センチにあたる。昔の一里の三百分の一。唐代以降は三百六十分の一。▽半歩(左足だけ、または右足だけをふみだした長さ)を[キ]といい、三尺。また、足をふたあしふみ出した長さ(手尺の六尺)を一歩といい、それが長さや面積の単位となった。 {単位}面積の単位。一歩は昔の一畝の十分の一。唐代以降には二百四十分の一。 {名}水ぎわのこと。〈同義語〉→浦ホ。 〔国〕ぶ。もうけの割合。また、物事の優劣・勝敗などの形勢。「歩が悪い」「歩止まり」ぶ。分配の比率や利率をあらわすときのことば。一歩は一割の十分の一。「日歩ヒブ」ぶ。土地の面積の単位。一歩は六尺平方(約三・三平方メートル)。坪。ふ。将棋の駒コマの一つ。「歩兵フヒョウ」 《解字》 会意。「右の足+左の足」で、左と右の足をふみ出すことを示す。足の面を地面に近づけてぱたぱたあるくこと。 《単語家族》 拍(ぱたと手の面でうつ)迫(面と面を近づける)搏ハク(ぱたぱたとうつ)などと同系。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は7画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

浮淫 フイン🔗🔉

【浮淫】 フイン 舟にのり魚をとって楽しむこと。行いが軽薄でみだらなこと。〔→史記

膚引 フイン🔗🔉

【膚引】 フイン あちこちから説を表面的に引用してきて、自分の説のたすけとすること。〔→杜預

覆育 フイク🔗🔉

【覆育】 フイク・フクイク・フウイク おおい育てる。天地が万物を守り育てること。「覆育万物=万物ヲ覆育ス」〔→礼記

覆甕 フウオウ🔗🔉

【覆甕】 フウオウ 著述などが世間に広まらず、その書物でかめのふたをする。重んずるほどの価値のない著述のこと。また、自分の著述の謙称。▽「漢書」揚雄伝・賛から。『覆醤フウショウ』

覆蓋 フウガイ🔗🔉

【覆蓋】 フウガイ おおいかぶさる。また、おおいかぶせる。「枝枝相覆蓋=枝枝アヒ覆蓋ス」〔古楽府〕

訃音 フイン🔗🔉

【訃告】 フコク 死んだというしらせ。『訃音フイン・訃報フホウ・訃信フシン・訃聞フブン』

諷詠 フウエイ🔗🔉

【諷詠】 フウエイ 詩歌を節をつけてうたう。

諷意 フウイ🔗🔉

【諷意】 フウイ 思っていることをそれとなく遠まわしにいう。それとなくほのめかしていった意味。

鞴 ふいごう🔗🔉

【鞴】 19画 革部  区点=8070 16進=7066 シフトJIS=E8E4 《音読み》 ビ/ヒ/フク/ブク/ホ/ブ〈bi〉 《訓読み》 ふいごう(ふいがう) 《意味》 {名}飾りとして張りつけるかわ。車につけたかわの飾り。 {名}かわぶくろ。うつぼ。「鞴靫ホサイ(かわ製の矢入れ)」 {名}ふいごう(フイガウ)。ふいご。風を送りだして火をおこすかわ製のふくろ。▽訓の「ふいがう」は「吹き皮」の転じたもの。 《解字》 会意兼形声。右側の字は、ぴったりとそえる意を含む。鞴はそれを音符とし、革(かわ)を加えたもの。 《単語家族》 服(ぴったりとくっつく)と同系。 《熟語》 →下付・中付語

風化 フウカ🔗🔉

【風化】 フウカ 教え導く。感化する。また、感化される。〔→漢書〕『風動フウドウ』物が空気にさらされて変化すること。

風花 フウカ🔗🔉

【風花】 フウカ 風に吹かれて散る花。風の吹く前にみなぎりわたる霧。まだら雲。

風音 フウイン🔗🔉

【風信】 フウシン 風が季節の変化につれて吹くこと。人のたより。手紙。おとずれ。『風音フウイン』〈類義語〉音信。

風華 フウカ🔗🔉

【風華】 フウカ すぐれた人がらと才能。外見・姿の美しさ。

風雲 フウウン🔗🔉

【風雲】 フウウン 風と雲。「墨花五色風雲浮=墨花五色ニシテ風雲浮カブ」〔→呉偉業竜が風や雲に乗って天にのぼるといわれるところから、すぐれた人物が活躍することのできる機運のたとえ。また、世の中が大きく変動しようとする形勢のたとえ。「風雲急」人の才気や行動のすぐれているたとえ。地勢が高いことのたとえ。カザグモ〔国〕強風の吹く前ぶれの雲。

風雲児 フウウンジ🔗🔉

【風雲児】 フウウンジ 世の中の急変にさいして、活躍する英雄的人物。

風煙 フウエン🔗🔉

【風煙】 フウエン 風と煙。風ともや。風に流れているかすみ。戦乱のたとえ。『風烟フウエン』

風雅 フウガ🔗🔉

【風雅】 フウガ 「詩経」の国風(各地方の民謡)と大・小雅(宮廷の楽歌や都人の歌)。転じて、詩文のこと。「風雅之道、粲然可観=風雅ノ道、粲然トシテ観ルベシ」〔→文選みやびやかなこと。風流。「眉宇之間見風雅=眉宇之間風雅見ハル」〔→黄庭堅

風概 フウガイ🔗🔉

【風概】 フウガイ けだかい人品。みさお。節操。おもむき。ようす。

風鳶 フウエン🔗🔉

【風鳶】 フウエン 空にあげるたこ。〈類義語〉紙鳶シエン。『風箏フウソウ』

風懐 フウカイ🔗🔉

【風懐】 フウカイ 風流を愛する気持ち。風流な思い。ゆかしい心。

風韻 フウイン🔗🔉

【風韻】 フウイン 風の音。『風声フウセイ・風籟フウライ』みやびやかな趣や、けだかい人がら。ゆかしい詩や文章。

風檐 フウエン🔗🔉

【風簷】 フウエン =風檐。風のよくあたるのきば。「風簷展書読=風簷ニテ書ヲ展キテ読ム」〔→文天祥

風偃 フウエン🔗🔉

【風靡】 フウビ 風が雲や草木などを吹きなびかせる。いっせいになびき従う。服従する。『風偃フウエン』広く流行する。

馮異 フウイ🔗🔉

【馮異】 フウイ〈人名〉後漢の武将。父城(河南省平頂山市)の人。字アザナは公孫。はじめ王莽オウモウに従って漢にそむいたが、のちに光武帝に属した。自分の戦功を誇らず、諸将が各自の武功を論じあうときには、常にその席を離れて、大樹の下にすわっていたという。そのため大樹将軍と呼ばれた。

馮延巳 フウエンシ🔗🔉

【馮延巳】 フウエンシ〈人名〉903〜60 五代十国の南唐の文人。広陵(江蘇コウソ省江都県)の人。字アザナは正中。政治家であり、詞の作者としても有名。著に『陽春集』がある。

馮媛 フウエン🔗🔉

【馮媛】 フウエン・フウショウヨ〈人名〉ショウヨは官名。前漢代、元帝の后。元帝のとき、後宮に入る。熊クマが檻オリを破って元帝に迫ったとき、身を挺テイして帝を守り、帝の寵愛チョウアイを受けた。子の興が中山王に封ぜられてから、中山太后と呼ばれた。のち、傅フ太后の計略にかかって自殺した。

麩 ふ🔗🔉

【麩】 15画 麥部  区点=8347 16進=734F シフトJIS=EA6E 【麸】異体字異体字 11画 麥部 区点=8348 16進=7350 シフトJIS=EA6F 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 ふすま/ふ 《意味》 {名}ふすま。小麦から麦粉をとったかす。むぎかす。 〔国〕ふ。小麦粉の麩質でつくった食品。 《解字》 形声。「麥+音符夫」で、平らに散りしく穀皮の意か。 《単語家族》 敷フ(平らにのばしひく)と同系。

黼帷 フイ🔗🔉

【黼帳】 フチョウ・ホチョウ 斧オノの形をぬいとりしたとばり。『黼帷フイ・ホイ』

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