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【宮】 10画 宀部 [三年] 区点=2160 16進=355C シフトJIS=8B7B 《常用音訓》キュウ/ク/グウ/みや 《音読み》 キュウ/グウ/ク/クウ〈gng〉 《訓読み》 みや/いえ(いへ) 《名付け》 いえ・たか・みや 《意味》 {名}みや。王の住む御殿。〈類義語〉→府(倉屋敷)。「宮中」 {名}いえ(イヘ)。奥深く、いくむねもある建物。大きい屋敷。「一畝之宮、而花木叢萃=一畝ノ宮ニシテ、花木叢萃ス」 {名}宮殿や、道教・ラマ教の神殿の名につけることば。「驪宮リキュウ」 {名}宮中に住む皇族につける呼び名。「正宮セイキュウ(皇后)」「東宮トウグウ(皇太子)」 {名}中国の音楽で、音階をあらわす五音の一つ。▽五音は宮・商・角・徴チ・羽。「宮調」 {名}五刑の一つ。生殖器を除く刑罰。「宮刑」 {名}星座のこと。「黄道十二宮」 {単位}中国の天文学で、宇宙空間の角度をあらわすことば。一宮は、円周の十二分の一の、一つの円弧の両端の点が円心に向かってなす角度。三十度。 〔国〕みや。皇族。また、皇族の呼び名。「宮家」みや。神社。「一の宮」 《解字》 会意。「宀(やね)+二つの口印(くちではなくて、建物のスペース)」で、奥深く、いくむねもの建物があることを示す。 《単語家族》 窮(奥深い)究(奥深い)曲(細かくはいりこむ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

宮女 キュウジョ🔗🔉

【宮人】 キュウジン 宮中に仕える人。みやびと。後宮に仕える女官。「宮人皆賂画工=宮人ミナ画工ニ賂ス」〔→西京雑記〕『宮女キュウジョ』ミヤビト〔国〕天皇・皇族に仕える人。神社で神に仕える人。

宮中 キュウチュウ🔗🔉

【宮中】 キュウチュウ 宮廷の中。〈類義語〉禁中。家の中。宦官カンガン・女官などのつとめる役所。

宮司 キュウシ🔗🔉

【宮司】 キュウシ 後宮の事務管理をする役人。グウジ〔国〕神社の神官の長。

宮市 キュウシ🔗🔉

【宮市】 キュウシ 宮中に設けられた市場。

宮割 キュウカツ🔗🔉

【宮刑】 キュウケイ 五刑の一つ。男子は去勢し、女子は幽閉する刑。▽一説に、男女ともにその生殖機能を奪う刑とする。『宮割キュウカツ・宮辟キュウヘキ』宮中にいる者に対する刑罰。

宮声 キュウセイ🔗🔉

【宮声】 キュウセイ 中国の音楽で、五音階の第一の音。音楽の調子。また、音楽。

宮廷 キュウテイ🔗🔉

【宮廷】 キュウテイ 天子・天皇が常に生活する所。

宮府 キュウフ🔗🔉

【宮府】 キュウフ 宮中と官府。宮中と行政官庁。

宮門 キュウモン🔗🔉

【宮門】 キュウモン 宮城の門。〈類義語〉禁門。

宮苑 キュウエン🔗🔉

【宮苑】 キュウエン 宮中の庭園。

宮省 キュウショウ🔗🔉

【宮省】 キュウショウ・キュウセイ 宮城の中。宮中。尚書ショウショ省・中書省など、宮中にある役所。〈類義語〉掖省エキショウ。

宮城 キュウジョウ🔗🔉

【宮城】 キュウジョウ 天子の住んでいる所。御所。皇居。

宮扇 キュウセン🔗🔉

【宮扇】 キュウセン 宮廷で使う扇。「雲移雉尾開宮扇=雲ハ移リテ雉尾宮扇ハ開ク」〔→杜甫

宮掖 キュウエキ🔗🔉

【宮掖】 キュウエキ 宮中の奥御殿。また、宮廷のこと。▽「掖」は、掖庭エキテイのことで、天子のきさきたちのいる、正殿の両わきの御殿のこと。〈類義語〉禁掖キンエキ・宸掖シンエキ。

宮商 キュウショウ🔗🔉

【宮商】 キュウショウ 中国の音楽で、音階の宮・商・角・徴チ・羽の五つのうち、宮と商のこと。音階の基本となる。音楽の調子。また、音楽。

宮詞 キュウシ🔗🔉

【宮詞】 キュウシ 宮中、特に後宮のことを主題としてつくられた漢詩・歌謡。

宮禁 キュウキン🔗🔉

【宮禁】 キュウキン 宮中の禁令。宮中。▽一般の人がはいるのを禁じていることから。「夜深宮禁有誰来=夜深ケシ宮禁ヲ誰有リテ来タル」〔→高啓

宮裏 キュウリ🔗🔉

【宮裏】 キュウリ 宮殿の中。

宮槐 キュウカイ🔗🔉

【宮槐】 キュウカイ 宮中の庭にはえているえんじゅの木。「暁日宮槐影西=暁日ニ宮槐影西ス」〔→黄庭堅

宮墻 キュウショウ🔗🔉

【宮牆】 キュウショウ =宮墻。屋敷の周りのかきね。〔→論語〕「晩来風起花如雪、飛入宮牆不見人=晩来風起コリテ花ハ雪ノゴトク、飛ビテ宮牆ニ入レドモ人ヲ見ズ」〔→劉禹錫

宮観 キュウカン🔗🔉

【宮観】 キュウカン 道教の寺院。離宮や各地にある宮殿の総称。「宮観一何繁=宮観一ニナンゾ繁キ」〔→王維

宮闕 キュウケツ🔗🔉

【宮闕】 キュウケツ 宮城の正門の両側にある物見台。転じて、宮城全体のこと。「宮闕参差落照間=宮闕参差タリ落照ノ間」〔→盧綸

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