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怨恨 エンコン🔗🔉

【仇怨】 キュウエン うらみ。『怨恨エンコン』

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【怨】 9画 心部  区点=1769 16進=3165 シフトJIS=8985 《音読み》 エン(ン)/オン(ヲン)〈yun〉 《訓読み》 うらむ/うらみ 《意味》 {動}うらむ。人に押さえられて気が晴れない。残念でむかむかする。〈類義語〉→恨コン。「怨恨エンコン」「上不怨天下不尤人=上ハ天ヲ怨ミズ、下ハ人ヲ尤メズ」〔→中庸{名}うらみ。残念で不快な気持ち。無念さ。「構怨=怨ミヲ構フ」「匿怨而友其人=怨ミヲ匿シテ、ソノ人ヲ友トス」〔→論語エンナリ{形}うらめしげである。「乱世之音、怨以怒=乱世ノ音ハ、怨ニシテモッテ怒シ」〔→詩経{名}あだ。うらめしい相手。または、うらみを抱く相手。▽平声に読む。「怨仇エンキュウ」「放於利而行多怨=利ニ放ニシテ行ヘバ、怨多シ」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。上部の字(音エン)は、人が二人からだを曲げて小さくまるくかがんださま。怨はそれを音符とし、心を加えた字で、心が押し曲げられてかがんだ感じ。いじめられて発散できない残念な気持ちのこと。 《単語家族》 宛エン(人がからだをまるくかがめる)と同系。 《類義》 恨コンは、根や痕と同系で、心中にいつまでも根に持ち、傷あとを残すこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

怨入骨髄 ウラミコツズイニイル🔗🔉

【怨入骨髄】 ウラミコツズイニイル〈故事〉うらみが骨のしんまでしみわたる。うらみがはなはだしいこと。〔→史記

怨女 エンジョ🔗🔉

【怨女】 エンジョ 年ごろになっても、まだ結婚できない女。夫を失ったり、夫とわかれたりしている女。主君の愛を失った女。『怨婦エンプ』「怨女三千放出宮=怨女三千放チテ宮ヲ出ダス」〔→白居易

怨女曠夫 エンジョコウフ🔗🔉

【怨女曠夫】 エンジョコウフ 怨女と曠夫。▽「曠夫」は、年ごろになっても妻帯しない男。また、妻を失ったり、妻とわかれたりしている男。「孟子」梁恵王篇下から。『怨曠エンコウ』

怨尤 エンユウ🔗🔉

【怨尤】 エンユウ うらみとがめる。▽「論語」憲問篇の「不怨天、不尤人=天ヲ怨ミズ、人ヲ尤メズ」から。

怨色 エンショク🔗🔉

【怨色】 エンショク 無念そうなようす。

怨言 エンゲン🔗🔉

【怨言】 エンゲン うらんでいうことば。うらみ言。「没歯無怨言=歯ヲ没スルマデ怨言ナシ」〔→論語

怨臥 エンガ🔗🔉

【怨臥】 エンガ うらめしいひとり寝。「珠帷怨臥不成眠=珠帷怨臥シテ眠リヲ成サズ」〔→李賀

怨咎 エンキュウ🔗🔉

【怨咎】 エンキュウ うらんで人をとがめる。うらみととがめ。

怨毒 エンドク🔗🔉

【怨毒】 エンドク うらみ憎むこと。▽「毒」も、うらみ憎むこと。

怨府 エンプ🔗🔉

【怨府】 エンプ みんなのうらみが集中する人・物事。「吾不為怨府=吾怨府ヲ為サズ」〔→左伝

怨恨 エンコン🔗🔉

【怨恨】 エンコン うらむ。また、うらみ。

怨怒 エンド🔗🔉

【怨怒】 エンド うらんで怒ること。また、その気持ち。『怨憤エンプン』

怨家 エンカ🔗🔉

【怨家】 エンカ うらみあう関係にある家。オンケ〔仏〕自分をうらんでいる人。

怨情 エンジョウ🔗🔉

【怨情】 エンジョウ うらむ心。

怨望 エンボウ🔗🔉

【怨望】 エンボウ うらみに思う。また、うらみ。▽「望」は、うらみ責める。

怨咨 エンシ🔗🔉

【怨嗟】 エンサ 無念でたまらない。『怨咨エンシ』

怨悪 エンオ🔗🔉

【怨憎】 エンゾウ うらみ憎む。『怨悪エンオ』

怨慕 エンボ🔗🔉

【怨慕】 エンボ 親・主君などの無情をうらみながらもなお慕うこと。「万章問曰、舜往于田、号泣于旻天、何為其号泣也、孟子曰、怨慕也=万章問ウテ曰ハク、舜、田ニ往キ、旻天ニ号泣スト、ナンスレゾソレ号泣スルヤト、孟子曰ハク、怨慕スレバナリト」〔→孟子

怨偶 エングウ🔗🔉

【怨偶】 エングウ 夫婦仲の悪いもの。

怨敵 オンテキ🔗🔉

【怨敵】 オンテキ かたきとしてうらむ相手。〈類義語〉仇敵キュウテキ。

怨刺 エンシ🔗🔉

【怨誹】 エンピ うらんで悪口をいう。『怨謗エンボウ・怨刺エンシ』

怨霊 オンリョウ🔗🔉

【怨霊】 オンリョウ〔仏〕うらんでたたりをする死者の霊魂。悪霊アクリョウ。死霊シリョウ。うらんで人にたたる生霊イキリョウ。悪霊。

怨讎 エンシュウ🔗🔉

【怨讎】 エンシュウ うらんで、あだかたきと思う。うらみのあるかたき。

怨結 エンケツ🔗🔉

【苑結】 エンケツ =怨結。気持ちがふさいで、晴れ晴れとしないこと。〈類義語〉鬱結ウッケツ。

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