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【指】 9画 部 [三年] 区点=2756 16進=3B58 シフトJIS=8E77 《常用音訓》シ/さ…す/ゆび 《音読み》 シ〈zh・zh・zh〉 《訓読み》 ゆび/ゆびさす/さす 《名付け》 むね 《意味》 {名}ゆび。「屈指(指を曲げる)」「今有無名之指、屈而不信=今、無名ノ指、屈シテ信ビザル有リ」〔→孟子{動}ゆびさす。さす。さし示す。「指示」「指其掌=ソノ掌ヲ指サス」〔→論語{名}あらわし示す内容。考えの向かうところ。〈同義語〉→旨。「意指イシ(=意旨)」「願聞其指=願ハクハ、ソノ指ヲ聞カン」〔→孟子〕 《解字》 形声。指は「手+音符旨」で、まっすぐ伸びて直線に物をさすゆびで、まっすぐ進む意を含む。旨シ(うまいごちそう)は、ここではたんなる音符にすぎない。 《単語家族》 至シ(まっすぐ届く)矢シ(直進する矢)などと同系。 《異字同訓》 さす。 →差 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

指斥 シセキ🔗🔉

【指斥】 シセキ 指でさす。特定の人をさして排斥する。

指令 シレイ🔗🔉

【指令】 シレイ 目上の人がさしずすること。さしずの内容。命令。

指向 シコウ🔗🔉

【指向】 シコウ 精神・意識がある一定の目標に向けられること。〈同義語〉志向。物事がある方向に進むこと。

指画 シカク🔗🔉

【指画】 シカク 指で描いて示す。シガ 指先に墨をつけて描くこと。

指呼 シコ🔗🔉

【指呼】 シコ 指さして呼ぶ。さしずし命令する。〔国〕呼べば答えるくらいの近い距離のたとえ。『指顧シコ』「指呼の間」

指事 シジ🔗🔉

【指事】 シジ 漢字の四つの造字法と二つの使用法を示した、六書リクショの一つ。絵にしにくいことを抽象的な約束や印であらわしたもの。

指定 シテイ🔗🔉

【指定】 シテイ 特定のものをさし示して決める。

指点 シテン🔗🔉

【指点】 シテン 一つ一つさし示す。「舟人指点到今疑=舟人ハ指点シテ今ニ到リテ疑フ」〔→杜甫いちいちあげて非難する。

指南 シナン🔗🔉

【指南】 シナン 教え導くこと。また、その人。物事の手びき。指針。▽指南車が方角を知らせることから。

指南車 シナンシャ🔗🔉

【指南車】 シナンシャ 車の上の人形が、車の向きを変えた角度だけ逆方向に向くように歯車を装置し、人形がたえず南に向くようにつくったもの。磁石を使った羅針盤ラシンバンとはちがう。

指要 シヨウ🔗🔉

【指要】 シヨウ 話や文章の、おもな内容。要旨。

指帰 シキ🔗🔉

【指帰】 シキ 模範として最終的には従うべきもの。

指針 シシン🔗🔉

【指針】 シシン〔国〕磁石盤で方角を示す針。メーター・計器類の針。物事の手びき。

指貫 サシヌキ🔗🔉

【指貫】 サシヌキ〔国〕袴ハカマの一種。すそのまわりに組みひもを通し、足首にくくるようになっているもの。

指揮 シキ🔗🔉

【指揮】 シキ さしずして人に物事をさせること。『指麾シキ』

指掌 シショウ🔗🔉

【指掌】 シショウ タナゴコロヲサス手のひらを指さす。(イ)物事の容易なことのたとえ。「中原指掌収=中原ハ掌ヲ指シテ収ム」〔→高啓〕(ロ)物事の知りやすいことのたとえ。てのひら。

指弾 シダン🔗🔉

【指弾】 シダン 曲げた指をはじいて物を打つ。わずかの時間のたとえ。〔国〕目標をきめて非難すること。

指数 シスウ🔗🔉

【指数】 シスウ 指さし数える。ある数の右肩に小さく書いて乗数を示す数。物価・賃金・知能などの変動を示すとき、あるときを100とし、他のときの変動を示す数。

指腹為婚 シフクシテコンヲナス🔗🔉

【指腹為婚】 シフクシテコンヲナス 子がうまれない前に、その子の将来の結婚の約束をすること。「指腹婚シフクノコン」「指腹約シフクノヤク」とも。〔→後漢書

指嗾 シソウ🔗🔉

【指嗾】 シソウ さしずして、そそのかす。けしかける。

指摘 シテキ🔗🔉

【指摘】 シテキ 指でつまみとる。欠点などをあばきだす。〔国〕さし示す。

指趣 シシュ🔗🔉

【指趣】 シシュ 書物・文章の内容のおよその意味。

指顧 シコ🔗🔉

【指顧】 シコ 指さしたり、ふりむいたりする。動作のてきぱきとしてすばやいことのたとえ。〔国〕「指呼」と同じ。

指鹿為馬 シカヲサシテウマトナス🔗🔉

【指鹿為馬】 シカヲユビサシテウマトナス・シカヲサシテウマトナス〈故事〉秦シンの趙高チョウコウが権力を独占するために、二世皇帝にしかをさしあげて馬だといい、しかだといった者を罪におとしいれ、趙高の威力を恐れさせたという故事。是非を転倒すること。策略を講じて、人をおとしいれること。〔→史記

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