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【氷】 5画 水部 [三年] 区点=4125 16進=4939 シフトJIS=9558 【冰】異体字異体字 6画 冫部 区点=4954 16進=5156 シフトJIS=9975 《常用音訓》ヒョウ/こおり/ひ 《音読み》 ヒョウ〈bng〉 《訓読み》 こおり(こほり)/ひ/こおる(こほる) 《名付け》 きよ・ひ 《意味》 {名}こおり(コホリ)。ひ。水がこおってできる割れやすい性質をもった固体。「氷山」「製氷」「如履薄冰(=氷)=薄氷ヲ履ムガゴトシ」〔→論語〕「冰(=氷)水為之、而寒於水=氷ハ水コレヲ為リ、水ヨリモ寒シ」〔→荀子{動}こおる(コホル)。水がこおって固体になる。「氷点」 {形}こおりのように、すきとおって清らかなことのたとえ。「一片氷心=一片ノ氷心」 {形}こおりのように、冷たい。また、こおりのようにとけやすいさま。「氷姿」「氷解」 《解字》 会意兼形声。もと、こおりのわれめを描いた象形文字。それが冫(二すい)の形となった。冰ヒョウは「水+音符冫」。氷は、その略字。▽冫(二すい)は、凍・寒などの字では、こおりをあらわす意符として用いられる。 《単語家族》 馮ヒョウ(ぽんとぶつかってくだける)崩(ばさりとくずれる)などと同系。 《異字同訓》 こおる/こおり。 →凍 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

氷翁 ヒョウオウ🔗🔉

【氷人】 ヒョウジン なこうど。媒妁バイシャク人。『氷翁ヒョウオウ』→「月下氷人」

氷刃 ヒョウジン🔗🔉

【氷刃】 ヒョウジン 氷のように光る刃。白刃。刀の刃のように光る氷。

氷心 ヒョウシン🔗🔉

【氷心】 ヒョウシン 氷のように、清くすんだ心。「一片氷心在玉壺=一片ノ氷心玉壺ニ在リ」〔→王昌齢

氷玉 ヒョウギョク🔗🔉

【氷玉】 ヒョウギョク 氷と玉。清くうるわしいもののたとえ。女の人の父と夫をいう。

氷夷 ヒョウイ🔗🔉

【氷夷】 ヒョウイ 川の神の名。〈同義語〉馮夷。

氷肌 ヒョウキ🔗🔉

【氷肌】 ヒョウキ すきとおるような清らかな肌ハダ。▽「荘子」逍遊篇の「肌膚若氷雪=肌膚ハ氷ヤ雪ノゴトシ」から。『氷膚ヒョウフ』梅の花の形容。

氷肌玉骨 ヒョウキギョッコツ🔗🔉

【氷肌玉骨】 ヒョウキギョッコツ 梅の別名。美人の形容。

氷雨 ヒサメ🔗🔉

【氷雨】 ヒサメ〔国〕あられ。ひょう。冷たい雨。

氷姿玉骨 ヒョウシギョッコツ🔗🔉

【氷姿玉骨】 ヒョウシギョッコツ まっ白な梅の花の形容。氷姿。

氷井 ヒョウセイ🔗🔉

【氷室】 ヒョウシツ 氷をたくわえておく所。ひむろ。『氷井ヒョウセイ』

氷炭不相容 ヒョウタンアイイレズ🔗🔉

【氷炭不相容】 ヒョウタンアイイレズ〈故事〉氷と炭火とは性質が互いに反していて一致することがない。調和しないもののたとえ。「氷炭不相並=ヒョウタンあいならばず」「氷炭不同器=ヒョウタンキをおなじくせず」とも。

氷錐 コオリバシラ🔗🔉

【氷柱】 ヒョウチュウ つらら。垂氷タルヒ。『氷笋ヒョウジュン・氷凌ヒョウリョウ・氷稜ヒョウリョウ・氷錐ヒョウスイ』コオリバシラ〔国〕夏、室内を涼しくするためにおく柱状の氷。

氷翁 ヒョウオウ🔗🔉

【氷翁】 ヒョウオウ 妻の父。『氷叟ヒョウソウ』「氷人」と同じ。

氷消瓦解 ヒョウショウガカイ🔗🔉

【氷消瓦解】 ヒョウショウガカイ 氷がとけ、瓦カワラがくずれるように、あとかたもなく消えこわれること。〔隋煬帝〕

氷凍 ヒョウトウ🔗🔉

【氷凍】 ヒョウトウ 氷。「氷凍消釈」

氷魚 ヒウオ🔗🔉

【氷魚】 ヒョウギョ 氷の下にいる淡水魚。魚の名。ヒウオ・ヒオ〔国〕あゆの稚魚。

氷解 ヒョウカイ🔗🔉

【氷釈】 ヒョウシャク 氷がとける。わだかまりや、疑問がすっかり解消すること。▽「老子」一五章の「渙兮若氷之将釈=渙トシテ氷ノマサニ釈ケントスルガゴトシ」から。『氷解ヒョウカイ』

氷清玉潔 ヒョウセイギョッケツ🔗🔉

【氷清玉潔】 ヒョウセイギョッケツ 氷のように清く、玉のようにいさぎよい。徳や行いが清く潔白なこと。〔→晋書

氷雪 ヒョウセツ🔗🔉

【氷雪】 ヒョウセツ 氷と雪。潔白なことのたとえ。白くなめらかな皮膚のたとえ。

氷壺 ヒョウコ🔗🔉

【氷壺】 ヒョウコ 氷を入れた玉製の壺ツボ。心が潔白であることのたとえ。『氷壺心ヒョウコノココロ』

氷壺玉衡 ヒョウコギョッコウ🔗🔉

【氷壺玉衡】 ヒョウコギョッコウ 気象が清くすみきっていることのたとえ。▽「玉衡」は、天文を正しくはかる道具。〔→杜甫

氷壺秋月 ヒョウコシュウゲツ🔗🔉

【氷壺秋月】 ヒョウコシュウゲツ 氷を入れた玉製の壺ツボと秋の明月。心が清くすんでいることのたとえ。〔→宋史

氷魂 ヒョウコン🔗🔉

【氷魂】 ヒョウコン まっ白な梅の花の形容。

氷嬉 ヒョウキ🔗🔉

【氷戯】 ヒョウギ 氷の上をすべって楽しむ遊戯。今のアイススケートのようなもの。『氷嬉ヒョウキ』

氷輪 ヒョウリン🔗🔉

【氷輪】 ヒョウリン 月の別名。

氷霜 ヒョウソウ🔗🔉

【氷霜】 ヒョウソウ 氷と霜。節操がかたいことのたとえ。また、性質が厳格なことのたとえ。

氷檗 ヒョウハク🔗🔉

【氷檗】 ヒョウハク 氷を飲み、黄檗オウバクの葉を食べるような貧しい生活。また、婦人が苦節を守ること。▽「檗」は、木の名で、きわめて味のにがい木。

氷鏡 ヒョウキョウ🔗🔉

【氷鏡】 ヒョウキョウ 月の別名。氷のようにすんだ鏡。人の心のすんでいることのたとえ。

氷轍 ヒョウテツ🔗🔉

【氷轍】 ヒョウテツ こおった車輪のあと。

氷嚢 ヒョウノウ🔗🔉

【氷嚢】 ヒョウノウ 病気や、けがのとき、氷を入れて患部をひやす袋。氷袋。

氷鱗 ヒョウリン🔗🔉

【氷鱗】 ヒョウリン〈故事〉氷のはっている下にいる淡水魚。特に鯉コイのこと。▽晋シンの王祥オウショウが母のために、冬の寒い日に氷のはっている下から鯉を得た故事から。〔→晋書

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