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【雨】 8画 雨部 [一年] 区点=1711 16進=312B シフトJIS=894A 《常用音訓》ウ/あま/あめ 《音読み》 ウ〈y・y〉 《訓読み》 あま/あめ/あめふる/ふる/ふらす/うるおす(うるほす) 《名付け》 さめ・ふる 《意味》 {名}あめ。空から降るあめ。▽すみずみまでうるおす恩恵や、おおいかぶさるほど多いものにたとえることもある。「降雨」「斉子帰止、其従如雨=斉ノ子ハ帰ギシトキ、ソノ従ハ雨ノゴトシ」〔→詩経{動}あめふる。あめがふる。▽去声に読む。「雨我公田=我ガ公田ニ雨ル」〔→詩経{動}ふる。ふらす。雪やあられなどが空からふってくる。また、雪やあられなどを空からふらす。▽去声に読む。「雨螽于宋=螽ヲ宋ニ雨ラス」〔→左伝{動}うるおす(ウルホス)。うるおいを与える。▽去声に読む。 《解字》 象形。天から雨のふるさまを描いたもので、上から地表を覆ってふる雨のこと。 《単語家族》 宇(大きくおおう屋根)羽(鳥のからだをおおうはね)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

雨下 ウカ🔗🔉

【雨下】 ウカ 雨がふる。▽雨がふるように、絶え間なく矢や石などが飛んでくることにたとえることもある。

雨水 ウスイ🔗🔉

【雨水】 ウスイ 二十四気の一つ。立春と啓蟄ケイチツの間。陽暦の二月十九日ごろ。地上や物の上にふった雨の水。あまみず。汗のこと。

雨中 ウチュウ🔗🔉

【雨中】 ウチュウ 雨のふるさなか。『雨裏ウリ』

雨天 ウテン🔗🔉

【雨天】 ウテン 雨のふる空。雨のふる天気。「雨天順延」

雨矢 ウシ🔗🔉

【雨矢】 ウシ・ヤヲフラス 雨のように矢を射かける。

雨衣 ウイ🔗🔉

【雨衣】 ウイ 雨のふるときの外出時に、ぬれないようにするために着る衣。かっぱ、みのなど。

雨花 ウカ🔗🔉

【雨花】 ウカ 雨がふっている中で咲いている花。雨のように散る花。雪のこと。

雨足 アマアシ🔗🔉

【雨足】 ウソク 「雨脚」と同じ。雨がじゅうぶんふる。アマアシ〔国〕「雨脚」と同じ。

雨季 ウキ🔗🔉

【雨季】 ウキ 乾季に対して、その地方で、一年のうちでとくに雨量の多い季節。「雨期」と同じ。

雨泣 ウキュウ🔗🔉

【雨泣】 ウキュウ 涙が、雨がふるように絶え間なく流れること。『雨涙ウルイ』

雨注 ウチュウ🔗🔉

【雨注】 ウチュウ 雨のように、絶え間なく矢や弾丸などがふりそそぐこと。

雨後 ウゴ🔗🔉

【雨後】 ウゴ 雨のふったあと。あめあがり。『雨余ウヨ』穀雨コクウ(二十四気の一つ。陽暦の四月二十日ごろ)のあと。また、そのときに摘んでつくった茶のこと。

雨前 ウゼン🔗🔉

【雨前】 ウゼン 雨のふる前。穀雨(二十四気の一つ)の前。また、そのときに摘んでつくった茶のこと。

雨師 ウシ🔗🔉

【雨師】 ウシ 雨の神。

雨脚 ウキャク🔗🔉

【雨脚】 ウキャク ふってくる雨が白い糸のように見えるもの。『雨足ウソク・アマアシ』「雨脚如麻未断絶=雨脚ハ麻ノゴトクイマダ断絶セズ」〔→杜甫アマアシ〔国〕雨が、ふりながらある地方を通っていくはやさ。「雨脚がはやい」

雨雪 ウセツ🔗🔉

【雨雪】 ウセツ 雨と雪。「雨雪雰雰=雨雪雰雰タリ」〔→詩経雨のふる日と、雪のふる日。ユキフル雪がふる。

雨過 ウカ🔗🔉

【雨過】 ウカ 雨があがって空が晴れる。雨がふって通り過ぎていく。

雨期 ウキ🔗🔉

【雨期】 ウキ 雨がふる時節。『雨季ウキ』「淅樹蛙鳴告雨期=淅樹蛙鳴キテ雨期ヲ告グ」〔→元好問

雨散 ウサン🔗🔉

【雨散】 ウサン 雨がふるように一面にちらばる。雨がやむ。

雨湿 ウシツ🔗🔉

【雨湿】 ウシツ 雨がふって湿っぽいこと。

雨集 ウシュウ🔗🔉

【雨集】 ウシュウ 雨がたくさんふる。雨がふるように、人や物が多く集まること。

雨意 ウイ🔗🔉

【雨意】 ウイ 雨のふりそうな空のようす。あめもよう。『雨気ウキ』

雨不破塊 アメツチクレヲヤブラズ🔗🔉

【雨不破塊】 アメツチクレヲヤブラズ〈故事〉雨が土のかたまりをくずさないように静かにふる。天下太平のたとえ。〔→塩鉄論

雨暘 ウヨウ🔗🔉

【雨暘】 ウヨウ 雨天と晴天。

雨滴 ウテキ🔗🔉

【雨滴】 ウテキ 雨の水の粒。雨のしずく。雨垂れ。『雨点ウテン』

雨潦 ウロウ🔗🔉

【雨潦】 ウロウ 雨がふってできた水たまり。雨による出水。

雨露 ウロ🔗🔉

【雨露】 ウロ 雨と露。大きなめぐみのこと。▽雨と露が万物をはぐくむことから。「五十年前雨露恩=五十年前雨露ノ恩」〔→白居易

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