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問候 モンコウ🔗🔉

【問候】 モンコウ 訪問して、また、手紙で、人の安否をたずねる。ごきげんうかがいをする。〈類義語〉候問。

問罪之師 モンザイノシ🔗🔉

【問罪之師】 モンザイノシ 罪を問いただすために派遣する軍隊。▽「師」は軍隊。〔胡銓〕

問語 モンゴ🔗🔉

【問語】 モンゴ 聞いたり話したりする。人と語り合う。「漫与路人問語相労=漫ニ路人ト問語シテ相ヒ労ス」〔柴野邦彦〕

問遺 モンイ🔗🔉

【問遺】 モンイ 無事かどうか、元気かどうかと安否をたずねて物を贈る。ごきげんうかがいに物を贈る。

悶死 モンシ🔗🔉

【悶死】 モンシ もだえ苦しんで死ぬ。

捫蝨 モンシツ🔗🔉

【捫蝨】 モンシツ〈故事〉人前で、しらみを手さぐりしてつぶす。むとんじゃくで、あたりをかまわないさま。▽晋シンの王猛が、人と面談しながら、しらみを取っていたという故事から。〔→晋書

文 もん🔗🔉

【文】 4画 文部 [一年] 区点=4224 16進=4A38 シフトJIS=95B6 《常用音訓》ブン/モン/ふみ 《音読み》 ブン/モン〈wn〉 《訓読み》 あや/かざる/もじ/ふみ/たくみ/もん 《名付け》 あき・あや・いと・すじめ・とも・のぶ・のり・ひさ・ひとし・ふみ・ふみし・ふむ・ふん・み・や・やす・ゆき・よし 《意味》 {名}あや。きれいな模様。また、外面のかざり。〈対語〉→質(実質)。〈類義語〉→紋モン。「繁文(煩わしいかざり)」「天文(天上をかざる星や月などの模様→天体におこる現象)」 ブンナリ・ブンタリ{形・名}きれいにかざったさま。外面の美しさ。「郁郁乎文哉=郁郁トシテ文ナルカナ」〔→論語〕「文質、彬彬=文質、彬彬タリ」〔→論語{動}かざる。表面をかざる。また、うわべを繕う。〈類義語〉→飾。「文身(からだに入れ墨する)」「小人之過也、必文=小人ノ過ツヤ、必ズ文ル」〔→論語{名}もじ。もと、象形文字や指事文字のように、事物を模様のように描いた文字のこと。のち広く文字のこと。▽「説文解字」の序に「依類象形、故謂之文=類ニ依リ形ニ象ル、故ニコレヲ文トイフ」とある。〈対語〉→字(形声文字や会意文字など、のちに派生した字){名}ふみ。文字で書いた文章や手紙。▽詩文という場合の文は、散文のこと。文―筆とあい対するときは、文は韻文、筆は散文のこと。「名文」「文献」「不以文害辞=文ヲモッテ辞ヲ害セズ」〔→孟子{名・形}武に対して文といい、文化や教養・学芸など。転じて、荒々しくなく、おだやかなさま。〈対語〉→武。「文弱」「斯文シブン(孔子の伝えた文化と思想)」「則以学文=スナハチモッテ文ヲ学ベ」〔→論語{形}たくみ。じょうずにうまくかざってあるさま。〈類義語〉→巧。「文飾」 {名}周の文王のこと。 〔国〕もん。(イ)昔の貨幣の単位。一文は一貫の千分の一。(ロ)足袋タビ・靴クツの大きさの単位。ふみ。手紙。 《解字》 象形。もと、土器につけた縄文ジョウモンの模様のひとこまを描いたもので、こまごまとかざりたてた模様のこと。のち、模様式に描いた文字や、生活のかざりである文化などの意となる。紋の原字。 《単語家族》 紊ビン(色糸が交差して模様をなす)美(細かくうつくしい)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

文字 モンジ🔗🔉

【文字】 モンジ・モジ 社会の習慣として、ことばを書きあらわすための符号。文字で書きしるしたもの。文章。

文字獄 モンジノゴク🔗🔉

【文字獄】 モンジノゴク 書いた文章の責任を問われ、刑罰を受けること。

文言 モンゴン🔗🔉

【文言】 ブンゲン 「易経」の十翼の一つ。易経の中で最もたいせつな乾ケン・坤コンについて説明したもの。→「十翼」飾りだけで実のないことば。〔→韓非〔俗〕白話(口語)に対する文語のこと。モンゴン〔国〕手紙や文章の文句。

文殊 モンジュ🔗🔉

【文殊】 モンジュ〔仏〕釈迦シャカの左にいて、知恵をつかさどる菩薩ボサツ。▽梵語ボンゴの音訳、「文殊師利」の略。

紋 もん🔗🔉

【紋】 10画 糸部 [常用漢字] 区点=4470 16進=4C66 シフトJIS=96E4 《常用音訓》モン 《音読み》 モン/ブン〈wn〉 《訓読み》 もん 《名付け》 あき・あや 《意味》 {名}いろいろな形のもよう。「細紋サイモン・サイブン(細かいもよう)」「波紋(波のもよう)」 〔国〕もん。古くからその家のしるしとする定まったもよう。「家紋カモン」「紋所モンドコロ」 《解字》 会意兼形声。文ブン・モンは、縄文式土器のようなもようの一部をとった象形文字。紋は「糸+音符文」で、糸でかがったもよう。文がおもに文章の意に転用されたので、紋が文の原義をあらわすようになった。▽紊ピン・ブンは、いろいろの糸がもつれて入りみだれた意で、紋とは別字。→文 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

門下生 モンカセイ🔗🔉

【門人】 モンジン ある先生についてその教えを受ける人。でし。『門下生モンカセイ・門生モンセイ・門弟モンテイ・門弟子モンテイシ・門徒モント・門子モンシ・門客モンキャク』「門人惑=門人惑ヘリ」〔→論語門の番人。「門人射呉子=門人ハ呉子ヲ射ル」〔→穀梁いそうろう。〈類義語〉食客。〔→国策

門下 モンカ🔗🔉

【門下】 モンカ 家や屋敷のうち。使用人・いそうろう・でしなど、その家で生活している、家族以外の人。「門下省」のこと。ある先生についてその教えを受けること。また、その人。

門下 モンカ🔗🔉

【門下省】 モンカショウ 官庁の名。晋シン代に侍中を長官としてはじめて置かれ、唐代には中書省・尚書省とともに国政の中枢機関となり、その長を宰相の職とした。詔勅の審査をしたり、天子の過失をいさめたりして、天子の行動を規制するのを職とした。『門下モンカ』

門子 モンシ🔗🔉

【門子】 モンシ 「門人」と同じ。父にかわって一門を代表する嫡子。「門人」と同じ。「群臣為学、門子好弁=群臣ハ学ヲ為シ、門子ハ弁ヲ好ム」〔→韓非

門尹 モンイン🔗🔉

【門尹】 モンイン 門番の長。城門の番がしら。

門戸 モンコ🔗🔉

【門戸】 モンコ 門と戸。家の出入り口。かどぐち。「昏暮叩人之門戸求水火=昏暮ニ人ノ門戸ヲ叩キテ水火ヲ求ム」〔→孟子家。家計。「就令好紙筆、門戸誰当支=タトヒ紙筆ヲ好ムトモ、門戸誰カマサニ支フベキ」〔→元好問物事にたち入るための入り口。重要な場所や部分。〔→三国志〕(6)家がら。(7)なかま。

張門戸 モンコヲハル🔗🔉

【張門戸】 モンコヲハル〔国〕住居をりっぱにして見栄をはる。転じて、学芸などで、自分の流儀をつくって権威のある流派となること。

門戸開放 モンコカイホウ🔗🔉

【門戸開放】 モンコカイホウ 出入り口を開けはなす。団体への出入り、就職、入会などの制限をなくすること。市場として開放し、外国人に自由に経済活動をさせる。

門外 モンガイ🔗🔉

【門外】 モンガイ 門の外。また、家の外。「歎門外楼頭、悲恨相続=門外ト楼頭ニ、悲恨アヒ続キシヲ歎ク」〔→王安石

門外不出 モンガイフシュツ🔗🔉

【門外不出】 モンガイフシュツ たいせつにしまって家の外に出さない。貴重なため、書画や宝物などを人に貸さないこと。

門外可設雀羅 モンガイジャクラヲモウクベシ🔗🔉

【門外可設雀羅】 モンガイジャクラヲモウクベシ〈故事〉門の前に雀スズメをとるあみを張ることができる。▽訪れる客もなく、ひっそりとしてさびしいさまをあらわす。「門前雀羅張モンゼンジャクラハル」とも。〔→史記

門外漢 モンガイカン🔗🔉

【門外漢】 モンガイカン そのことについて専門家でない人。しろうと。▽「漢」は、男子。当事者ではなく、そのことに直接関係がない人。

門功 モンコウ🔗🔉

【門功】 モンコウ そのおかげで子孫が官を授けられる、祖先の功績。

門主 モンシュ🔗🔉

【門主】 モンシュ〔国〕一宗派の長。

門径 モンケイ🔗🔉

【門径】 モンケイ =門逕。門に通じるこみち。手がかり。いとぐち。また、初心者の手引き。

門刺 モンシ🔗🔉

【門刺】 モンシ 名ふだ。〈類義語〉名刺。

門客 モンカク🔗🔉

【門客】 モンカク 「門人」と同じ。塾ジュクの先生。

門限 モンゲン🔗🔉

【門限】 モンゲン 門のしきい。〔国〕夜、その時までに帰らなければならない、門をしめる一定の時刻。

門巷 モンコウ🔗🔉

【門巷】 モンコウ 家の門と門前の道。「蕭条門巷似荒村=蕭条タル門巷、荒村ニ似タリ」〔→元好問

門外可設雀羅 モンガイジャクラヲモウクベシ🔗🔉

【門前雀羅張】 モンゼンジャクラハル〈故事〉門前に雀スズメとりのあみを張ることができる。▽訪問客がなくてさびしいさまをあらわす。『門外可設雀羅モンガイジャクラヲモウクベシ』〔→白居易

門院 モンイン🔗🔉

【門院】 モンイン〔国〕天皇の生母の尊称。「建礼門院」

門候 モンコウ🔗🔉

【門候】 モンコウ 時刻によって門を開閉する門番。

門義 モンギ🔗🔉

【門義】 モンギ その家に住んでいる従者。▽「義」は、仲間、郎党。

門業 モンギョウ🔗🔉

【門業】 モンギョウ 先祖から代々伝わっている家業。

門禁 モンキン🔗🔉

【門禁】 モンキン 宮中への出入りについての制限。

門隙 モンゲキ🔗🔉

【門隙】 モンゲキ 門のすきま。

門関 モンカン🔗🔉

【門関】 モンカン 門と関所。門のかんぬき。門、または関を守る職。

門館 モンカン🔗🔉

【門塾】 モンジュク『門館モンカン』門の両わきにあるたてもの。昔、ここで勉強を教えた。私塾。家塾。

門閲 モンエツ🔗🔉

【門閥】 モンバツ 昔から世間が認めている、家の尊卑についての格づけ。家がら。『門地モンチ・門第モンテイ・モンダイ・門資モンシ・門閲モンエツ』

門蔭 モンイン🔗🔉

【門蔭】 モンイン そのお蔭で子孫が官をさずけられる、祖先の余徳。〈類義語〉祖蔭。

門札 モンサツ🔗🔉

【門標】 モンピョウ その家に住んでいる人の姓名を書いて、門にかける名ふだ。表札。標札。『門札モンサツ』門に掲げること。

門館 モンカン🔗🔉

【門館】 モンカン 賓客・食客が宿泊するやかた。「門塾」と同じ。

門鑑 モンカン🔗🔉

【門鑑】 モンカン やしきなどへの出入りの許可証。

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