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広辞苑の検索結果 (97)
いごか・す【動かす】🔗⭐🔉
いごか・す【動かす】
〔他四〕
ウゴカスの訛。狂言、因幡堂「―・す事でもない」
いご・く【動く】🔗⭐🔉
いご・く【動く】
〔自四〕
ウゴクの訛。
うごか・す【動かす】🔗⭐🔉
うごか・す【動かす】
〔他五〕
①動くようにする。位置をかえる。「机を―・す」
②状態をかえる。ゆるがす。感動させる。増鏡「目に見えぬ鬼神をも―・しなまし」。「聴衆の心を―・す」
③(否定や不可能などを表す語句を伴って用いる)(地盤を)ゆるがす。否定する。「―・しがたい事実」
④運転する。作動させる。「機械を―・す」
⑤(自分の目的にかなうように)行動させる。「警察を―・す」
うごき【動き】🔗⭐🔉
うごき【動き】
①動くこと。源氏物語玉鬘「いとどなかなか―すべくも見えざりしかば」。「―を封ずる」
②変動。変化。「物価の―」
③動静。もよう。「相手方の―を見る」
⇒動きが取れない
○動きが取れないうごきがとれない🔗⭐🔉
○動きが取れないうごきがとれない
制約があって、体を動かすことができない。進退に窮する。行きづまる。
⇒うごき【動き】
う‐ごく【右獄】
平安時代、京都右京に置かれた獄舎。西獄。↔左獄
うご・く【動く】
〔自五〕
①時の経過に応じて位置・形・状態などが変わる。移動する。万葉集11「枕―・きて夜も寝ず」。「世の中が激しく―・く」「人事異動で5人―・いた」「選挙で金が―・く」
②地盤がゆらぐ。平家物語12「天の鳴り地の―・くたびごとには只今ぞ死ぬるとて」。「―・かぬ証拠を握る」
③身体が活動する。ある目的のために行動を起こす。竹取物語「腰なん―・かれぬ」。「警察が―・く」
④変心する。源氏物語蓬生「―・くべうもあらねばよろづに言ひ煩ひくらして」
⑤じっとしていられなくなる。心がゆらぐ。動揺する。源氏物語葵「所の車あらそひに人の御心の―・きにけるを」。徒然草「心物に―・きて情欲多し」。「金に心が―・く」「考えが―・く」
⑥機械・乗物・組織などが機能を発揮する。「電池で―・く時計」
うごく‐ほどう【動く歩道】‥ダウ
人の水平移動のために踏板またはベルトと手すりを設けた施設。交通ターミナルなどで用いる。ムービング‐ウォーク。
うこ‐さべん【右顧左眄】
(右をふりむき、左をながし目で見る意)人の思わくなど周囲の様子を窺ってばかりいて決断をためらうこと。左顧右眄。「いたずらに―する」
うごつ・く【驟く】
〔自四〕
うごきまわる。うごめく。本朝二十不孝「目ばかり―・き」
うこっ‐けい【烏骨鶏】
ニワトリの一品種。アジア東部の原産。頭頂に羽冠があり、羽毛は白・黒などで、細裂して絹糸に似る。皮・肉・骨ともに暗紫色なので、この名がある。天然記念物。絹糸鶏。絹羽鶏。
うごなわ・る【集る】ウゴナハル
〔自四〕
集まる。参り集まる。祝詞、祈年祭「―・れる神主・祝部はふり等」
う‐このえ【右近衛】‥ヱ
⇒うこんえ
うご・く【動く】🔗⭐🔉
うご・く【動く】
〔自五〕
①時の経過に応じて位置・形・状態などが変わる。移動する。万葉集11「枕―・きて夜も寝ず」。「世の中が激しく―・く」「人事異動で5人―・いた」「選挙で金が―・く」
②地盤がゆらぐ。平家物語12「天の鳴り地の―・くたびごとには只今ぞ死ぬるとて」。「―・かぬ証拠を握る」
③身体が活動する。ある目的のために行動を起こす。竹取物語「腰なん―・かれぬ」。「警察が―・く」
④変心する。源氏物語蓬生「―・くべうもあらねばよろづに言ひ煩ひくらして」
⑤じっとしていられなくなる。心がゆらぐ。動揺する。源氏物語葵「所の車あらそひに人の御心の―・きにけるを」。徒然草「心物に―・きて情欲多し」。「金に心が―・く」「考えが―・く」
⑥機械・乗物・組織などが機能を発揮する。「電池で―・く時計」
うごく‐ほどう【動く歩道】‥ダウ🔗⭐🔉
うごく‐ほどう【動く歩道】‥ダウ
人の水平移動のために踏板またはベルトと手すりを設けた施設。交通ターミナルなどで用いる。ムービング‐ウォーク。
おご・く【動く】🔗⭐🔉
おご・く【動く】
〔自四〕
ウゴクの転。重之集「ささがにのくものはたての―・くかな」
どう【動】🔗⭐🔉
どう【動】
うごくこと。かわること。↔静
どう‐あつ【動圧】🔗⭐🔉
どう‐あつ【動圧】
流れている流体が示す圧力のうち、流れの速度に関係する部分。流体の密度をρ、速度をvとするとき、その大きさはρv2/2
どう‐いん【動員】‥ヰン🔗⭐🔉
どう‐いん【動員】‥ヰン
①軍隊の平時編制を戦時編制に移すこと。戦争に必要な諸機関を編制し、特に兵士を召集すること。「―令」↔復員。
②戦争目的遂行のため、国内の資源や人間を統一管理のもとに集中すること。「産業―」「学徒―」
③転じて、ひろく或る目的のために人や物を集中すること。「社員を―する」
どう‐が【動画】‥グワ🔗⭐🔉
どう‐が【動画】‥グワ
①(→)アニメーションに同じ。
②一定時間間隔で撮影された一連の画像を、短い間隔で連続表示することにより得る動きのある映像。↔静止画
どう‐がく【動学】🔗⭐🔉
どう‐がく【動学】
時間的要素および原因・結果の関係などを含めて経済現象を分析する理論。↔静学
どう‐かじゅう【動荷重】‥ヂユウ🔗⭐🔉
どう‐かじゅう【動荷重】‥ヂユウ
運動体が構造物に与える荷重。橋梁上を通過する車両の類。活荷重。↔静荷重
どう‐かっしゃ【動滑車】‥クワツ‥🔗⭐🔉
どう‐かっしゃ【動滑車】‥クワツ‥
軸を固定せず、回転しながら全体の位置をも移動し得るような滑車。↔定滑車。→滑車(図)
どう‐かん【動感】🔗⭐🔉
どう‐かん【動感】
動きのある感じ。動いていると思わせる感じ。「―あふれる筆致」
どうがん‐しんけい【動眼神経】🔗⭐🔉
どうがん‐しんけい【動眼神経】
眼球を動かす神経。中脳から起こり大脳脚を出て上眼窩がんか裂から眼窩に入り、眼筋に分布。一部の副交感神経線維は瞳孔括約筋・毛様体筋など平滑筋を支配。
どう‐き【動機】🔗⭐🔉
どう‐き【動機】
(motive イギリス・Motiv ドイツ)人がその行動や行為を決定する意識的または無意識的原因。特に目的を伴う意識的な欲求を指すが、倫理学では、意志決定以前の対立する欲求を意味する場合と、選択決定された欲求を意味する場合とがある。きっかけ。「犯行の―を探る」→モチーフ。
⇒どうき‐せつ【動機説】
⇒どうき‐づけ【動機付け】
どう‐ぎ【動議】🔗⭐🔉
どう‐ぎ【動議】
会議中に予定した議案以外の事項を議事に付するため、議員から発議すること。「―を出す」「緊急―」
どうき‐せつ【動機説】🔗⭐🔉
どうき‐づけ【動機付け】🔗⭐🔉
どうき‐づけ【動機付け】
人間や動物を行動に駆りたてること。駆りたてるものが賞罰などの時は外発的動機付け、知的好奇心などの時は内発的動機付けという。モチベーション。
⇒どう‐き【動機】
どう‐こう【動向】‥カウ🔗⭐🔉
どう‐こう【動向】‥カウ
①心のうごき。
②事態の情勢、または個人・集団などの行動の現況や将来の方向。なりゆき。うごき。「―をさぐる」「―を見守る」
どう‐さ【動作】🔗⭐🔉
どう‐さ【動作】
事を行おうとして身体を動かすこと。また、その動き。たちいふるまい。挙動。転じて、機械の働き・動きなどにもいう。「―が鈍い」
⇒どうさ‐かんきょう【動作環境】
⇒どうさ‐けんきゅう【動作研究】
⇒どうさ‐でんりゅう【動作電流】
どう‐ざ【動座】🔗⭐🔉
どう‐ざ【動座】
①貴人・神木・神輿などの座所を他に移すこと。また、大将の出陣。〈明応本節用集〉
②相手に敬意を表して、座を避けてひざまずき、また、起立して礼をすること。
どうさ‐かんきょう【動作環境】‥クワンキヤウ🔗⭐🔉
どうさ‐かんきょう【動作環境】‥クワンキヤウ
コンピューターで、ソフトウェアやハードウェアが機能するための諸条件。
⇒どう‐さ【動作】
どうさ‐でんりゅう【動作電流】‥リウ🔗⭐🔉
どうさ‐でんりゅう【動作電流】‥リウ
ある素子・装置などが動作する時に流れる電流、または動作に必要な電流。
⇒どう‐さ【動作】
どう‐さん【動産】🔗⭐🔉
どう‐さん【動産】
〔法〕土地およびその定着物(建物・立ち木など)以外の一切の有体物。ただし無記名債権は動産とみなされ、船舶は不動産に準じた取扱いを受ける。↔不動産。
⇒どうさん‐ぎんこう【動産銀行】
⇒どうさん‐しち【動産質】
⇒どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】
⇒どうさん‐しんたく【動産信託】
⇒どうさん‐ていとう【動産抵当】
⇒どうさん‐ほけん【動産保険】
どうさん‐ぎんこう【動産銀行】‥カウ🔗⭐🔉
どうさん‐ぎんこう【動産銀行】‥カウ
主として工業企業に資金を供給するために貸付を行い、また、債券・株式の応募引受・募集などを行なった銀行。旧日本興業銀行がこれに当たる。
⇒どう‐さん【動産】
どうさん‐しち【動産質】🔗⭐🔉
どうさん‐しち【動産質】
動産を目的物とする質権。
⇒どう‐さん【動産】
どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】‥ジヤウ‥
法人の動産譲渡に限定してできる登記。
⇒どう‐さん【動産】
どうさん‐しんたく【動産信託】🔗⭐🔉
どうさん‐しんたく【動産信託】
動産を信託財産として受け入れる信託。
⇒どう‐さん【動産】
どうさん‐ていとう【動産抵当】‥タウ🔗⭐🔉
どうさん‐ていとう【動産抵当】‥タウ
動産を目的物とする抵当権で、自動車抵当法・航空機抵当法・建設機械抵当法・農業動産信用法などの特別法に定めるもの。
⇒どう‐さん【動産】
どうさん‐ほけん【動産保険】🔗⭐🔉
どうさん‐ほけん【動産保険】
家財・商品・貴重品などの動産が火災・盗難などにあって受ける損害を填補てんぽする保険の総称。多くは動産火災保険をいう。
⇒どう‐さん【動産】
どう‐し【動止】🔗⭐🔉
どう‐し【動止】
①動くことと止まること。
②たちいふるまい。挙止。挙動。
どう‐し【動詞】🔗⭐🔉
どう‐し【動詞】
(verb)品詞の一つ。事物の動作・作用・状態・存在などを時間的に持続し、また時間的に変化して行くものとしてとらえて表現する語。多くの言語で述語の主要成分としての機能を果たす。旧称、作用言・活語。
どう‐しょう【動哨】‥セウ🔗⭐🔉
どう‐しょう【動哨】‥セウ
歩哨ほしょうが、あたりを回って警戒すること。「―勤務」
どう‐じょう【動静】‥ジヤウ🔗⭐🔉
どう‐じょう【動静】‥ジヤウ
(ジョウは呉音)
⇒どうせい。日葡辞書「キコ(起居)ドウジャウ」
どう‐しょく‐ぶつ【動植物】🔗⭐🔉
どう‐しょく‐ぶつ【動植物】
動物と植物。
どう・じる【動じる】🔗⭐🔉
どう・じる【動じる】
〔自上一〕
(→)「動ずる」に同じ。
どう・ずる【動ずる】🔗⭐🔉
どう・ずる【動ずる】
〔自サ変〕[文]動ず(サ変)
①心が動く。動揺する。おそれあわてる。源氏物語総角「ひき動かしつばかり聞えあへるも、いと心憂くうとましくて、―・ぜられ給はず」。「物に―・じない人」
②(他動詞として)うごかす。平家物語2「神殿の床を―・じ」
どう‐せい【動静】🔗⭐🔉
どう‐せい【動静】
(ドウゼイとも)
①動くことと静かなこと。
②物事の動き。ようす。ありさま。消息。「―を探る」「政界の―」
どう‐ぜい【動勢】🔗⭐🔉
どう‐ぜい【動勢】
必要に応じて助勢に向かうために、軍隊の後方に控えている武士たち。〈日葡辞書〉
どう‐せん【動線】🔗⭐🔉
どう‐せん【動線】
建物の内外や街で人や物が移動する方向・頻度などを示す線。居住性・機能性を判定する一指標。
どう‐そく【動息】🔗⭐🔉
どう‐そく【動息】
①働くことと息やすむこと。動静。様子。
②仕官することと遁世すること。出処しゅっしょ。
どう‐たい【動体】🔗⭐🔉
どう‐たい【動体】
①動いているもの。
②気体・液体の異称。流体。流動体。
⇒どうたい‐しりょく【動体視力】
どう‐たい【動態】🔗⭐🔉
どう‐たい【動態】
動く状態。変動している状態。「人口―」↔静態。
⇒どうたい‐とうけい【動態統計】
どうたい‐しりょく【動体視力】🔗⭐🔉
どうたい‐しりょく【動体視力】
動体を見分ける能力。視力・視野・反射神経などが関与すると考えられる。
⇒どう‐たい【動体】
どうたい‐とうけい【動態統計】🔗⭐🔉
どうたい‐とうけい【動態統計】
出生数・鉄道輸送量などのように、ある期間中に継起する事象の調査によって作成された統計。
⇒どう‐たい【動態】
○灯台下暗しとうだいもとくらし
灯台(燭台)の直下はあかりが暗いように、手近の事情はかえってわかりにくいものである。
⇒とう‐だい【灯台】
どう‐ち【動地】🔗⭐🔉
どう‐ち【動地】
①大地をうごかすこと。
②大いに世間を驚かすこと。「驚天―」
どう‐てき【動的】🔗⭐🔉
どう‐てき【動的】
動いているさま。動きに富んでいるさま。「―な情勢分析」↔静的。
⇒どうてき‐あんぜん【動的安全】
どうてき‐あんぜん【動的安全】🔗⭐🔉
どうてき‐あんぜん【動的安全】
〔法〕所有者自身の権利の保護とは別に、取引自体を保護し、取引により権利を取得する者の地位を安全ならしめること。例えば即時取得(善意取得)。取引の安全。↔静的安全。→公信の原則
⇒どう‐てき【動的】
どう‐てん【動天】🔗⭐🔉
どう‐てん【動天】
天を動かすほど勢いが盛んなこと。「―驚地」
どう‐てん【動転】🔗⭐🔉
どう‐てん【動転】
①移動転変すること。かわりうつること。
②(「動顛」とも書く)驚きあわてること。仰天。申楽談儀「かくてこそ―有まじけれ」。「気が―する」
どう‐ねち【動熱】🔗⭐🔉
どう‐ねち【動熱】
臨終のとき、熱気が甚だしく、動転して苦しむこと。悪業の人の臨終とされる。栄華物語鶴林「―して苦多かり」
どう‐ぶつ【動物】🔗⭐🔉
どう‐ぶつ【動物】
①一般には、植物と対置される、運動と感覚の機能をもつ生物群をいう。分類学的には動物界をいう。
②ヒト以外の動物、特に哺乳類あるいは獣類(けもの)の称。
⇒どうぶつ‐あいご【動物愛護】
⇒どうぶつ‐ウイルス【動物ウイルス】
⇒どうぶつ‐えん【動物園】
⇒どうぶつ‐かい【動物界】
⇒どうぶつ‐がく【動物学】
⇒どうぶつ‐きょく【動物極】
⇒どうぶつ‐くけい【動物区系】
⇒どうぶつ‐けんえき【動物検疫】
⇒どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】
⇒どうぶつ‐さいみん【動物催眠】
⇒どうぶつ‐じっけん【動物実験】
⇒どうぶつ‐しゃかい【動物社会】
⇒どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】
⇒どうぶつせい‐きかん【動物性器官】
⇒どうぶつせい‐しょくひん【動物性食品】
⇒どうぶつせい‐せんりょう【動物性染料】
⇒どうぶつせい‐たんぱくしつ【動物性蛋白質】
⇒どうぶつ‐せんい【動物繊維】
⇒どうぶつ‐そう【動物相】
⇒どうぶつ‐たい【動物体】
⇒どうぶつ‐ちりがく【動物地理学】
⇒どうぶつ‐ちり‐く【動物地理区】
⇒どうぶつ‐てき【動物的】
⇒どうぶつ‐の‐けんり【動物の権利】
⇒どうぶつ‐プランクトン【動物プランクトン】
⇒どうぶつ‐ほうおん‐たん【動物報恩譚】
⇒どうぶつ‐ホルモン【動物ホルモン】
⇒どうぶつ‐ゆし【動物油脂】
⇒どうぶつ‐ろう【動物蝋】
どうぶつ‐あいご【動物愛護】🔗⭐🔉
どうぶつ‐あいご【動物愛護】
動物を愛し保護すること。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ウイルス【動物ウイルス】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ウイルス【動物ウイルス】
動物に感染するウイルス。普通には、哺乳類と鳥類のものをいう。昆虫に感染するものは特に昆虫ウイルスと呼ぶ。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐えん【動物園】‥ヱン🔗⭐🔉
どうぶつ‐えん【動物園】‥ヱン
各種の動物を集め飼育して一般の観覧に供する施設。夏目漱石、草枕「―の虎が見物人を睨にらめて、寝転んで居ると同様平和である」
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐かい【動物界】🔗⭐🔉
どうぶつ‐かい【動物界】
①動物の世界。
②植物・菌・原生生物・モネラ(細菌)界と並ぶ生物分類上の最高階級の一群。有機物を主要な栄養源とし、葉緑素を持たない真核細胞でつくられた多細胞生物の総称。やや高等なものは消化・運動・排泄・感覚・循環などの器官を持つ。細胞には細胞壁がない。海綿・刺胞・扁形・紐形・袋形・軟体・環形・節足・触手・毛顎・棘皮きょくひ・原索・脊椎などの諸動物門に分けられている。→界。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐がく【動物学】🔗⭐🔉
どうぶつ‐がく【動物学】
(zoology)動物について分類・形態・発生・生理・生態・遺伝・進化などを研究する学問。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつき【動物記】🔗⭐🔉
どうぶつき【動物記】
シートン著の動物観察記の総称。1898年より1937年頃にわたって発表。アメリカ大陸の自然に題材を採った連作。
どうぶつ‐きょく【動物極】🔗⭐🔉
どうぶつ‐きょく【動物極】
多細胞動物の卵で、減数分裂に際して極体が放出される側の極。両生類などでは、この部域から外胚葉性および中胚葉性器官(神経系・運動器官など)が形成される。中胚葉は植物極側の作用により誘導される。↔植物極。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐くけい【動物区系】🔗⭐🔉
どうぶつ‐くけい【動物区系】
(→)動物地理区に同じ。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐けんえき【動物検疫】🔗⭐🔉
どうぶつ‐けんえき【動物検疫】
動物を対象とする検疫。主に国外から侵入する、家畜や鳥の病原菌を防ぐことを目的として、検査や取締りをする。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】‥カウ‥🔗⭐🔉
どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】‥カウ‥
(ethology)生物学の一分野。行動の意味・役割・機構などを研究するもの。行動生物学。行動学。比較行動学。エソロジー。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐さいみん【動物催眠】🔗⭐🔉
どうぶつ‐さいみん【動物催眠】
鳥類・モルモット・昆虫などの動物の身体の一部を圧迫などすると、動物がじっとして動かなくなる反射的現象。人間の催眠と共通点はあるが区別される。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐じっけん【動物実験】🔗⭐🔉
どうぶつ‐じっけん【動物実験】
生理学・病理学・薬物学・細菌学などの研究で、動物を用いて行う試験。ハツカネズミ・モルモットなどをよく用いる。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐しゃかい【動物社会】‥クワイ🔗⭐🔉
どうぶつ‐しゃかい【動物社会】‥クワイ
(animal society; synusia)動物界全体を漠然と指す語。また、動物の個体群を個体間の相互関係に重点をおいて見る場合にいう。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】🔗⭐🔉
どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】
人間以外の高等動物の行動について本能・記憶・学習・知能などを研究する心理学の領域。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつせい‐きかん【動物性器官】‥クワン🔗⭐🔉
どうぶつせい‐きかん【動物性器官】‥クワン
動物体だけに発達した機能を営む器官。すなわち運動・感覚などをつかさどる器官。↔植物性器官。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつせい‐しょくひん【動物性食品】🔗⭐🔉
どうぶつせい‐しょくひん【動物性食品】
動物に由来する食品。肉類・魚介類・卵・乳などと、その加工食品。↔植物性食品。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつせい‐せんりょう【動物性染料】‥レウ🔗⭐🔉
どうぶつせい‐せんりょう【動物性染料】‥レウ
動物体からとる染料。コチニール虫から製するカルミンの類。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつせい‐たんぱくしつ【動物性蛋白質】🔗⭐🔉
どうぶつせい‐たんぱくしつ【動物性蛋白質】
動物およびそれに由来する食品に含まれる蛋白質。↔植物性蛋白質。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐せんい【動物繊維】‥ヰ🔗⭐🔉
どうぶつ‐せんい【動物繊維】‥ヰ
動物体から得られる繊維。絹糸・羊毛の類。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐そう【動物相】‥サウ🔗⭐🔉
どうぶつ‐そう【動物相】‥サウ
(→)ファウナに同じ。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐たい【動物体】🔗⭐🔉
どうぶつ‐たい【動物体】
動物の体。また、動物の個体。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ちりがく【動物地理学】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ちりがく【動物地理学】
生物地理学の一分野。動物の地理的分布を研究する。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ちり‐く【動物地理区】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ちり‐く【動物地理区】
動物相の特徴に基づいて世界を区分した地域。界・区・亜区・地方などに区分する。動物区系。
動物地理区
⇒どう‐ぶつ【動物】
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐てき【動物的】🔗⭐🔉
どうぶつ‐てき【動物的】
①動物、特に、けものらしいさま。知的な判断に基づかず、動物としての本能に基づいているさま。「―な勘」
②言動が粗暴なさま。「―な行為」
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐の‐けんり【動物の権利】🔗⭐🔉
どうぶつ‐の‐けんり【動物の権利】
動物が動物らしく生きる権利。1970年代から、人間が動物を虐待・搾取することを批判し、動物実験・食肉・毛皮利用などに対する問題提起が起きた。アニマル‐ライツ。→自然の権利。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐プランクトン【動物プランクトン】🔗⭐🔉
どうぶつ‐プランクトン【動物プランクトン】
プランクトンのうち、動物であるもの。原生動物・腔腸動物・甲殻類など。浮遊動物。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ほうおん‐たん【動物報恩譚】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ほうおん‐たん【動物報恩譚】
説話類型の一つ。動物の恩返しを主題とする話。動物の人間への加護や援助を、恩返しの形で説明したもの。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ホルモン【動物ホルモン】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ホルモン【動物ホルモン】
動物体内の、内分泌腺など一定部位で作られるホルモン。広義には、それと同様の活性をしめす化学物質。植物ホルモンとの区別のために用いる。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ゆし【動物油脂】🔗⭐🔉
どうぶつ‐ゆし【動物油脂】
動物体から採取する油脂。主に家畜の骨・内臓・脂肉、魚類・海獣の脂肉・肝臓・骨などから採取。牛脂・鯨油・魚油の類。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どうぶつ‐ろう【動物蝋】‥ラフ🔗⭐🔉
どうぶつ‐ろう【動物蝋】‥ラフ
動物体またはその分泌物中に含まれる蝋。蜜蝋、虫白蝋いぼたろう、マッコウクジラから採取する鯨蝋など。
⇒どう‐ぶつ【動物】
どう‐まさつ【動摩擦】🔗⭐🔉
どう‐まさつ【動摩擦】
1物体が他物体の表面に沿って運動する場合に、接触によって生じる抵抗力。滑り摩擦と転がり摩擦とに分ける。運動摩擦。↔静止摩擦
どう‐みゃく【動脈】🔗⭐🔉
どう‐みゃく【動脈】
①血液を心臓から体の各部へ運ぶ血管。一般に静脈に比べて血管壁が厚く、弾力性・収縮性に富む。解体新書「それ―は、心の左方より起り、支別則ち一身に蔓延す」↔静脈。
②主幹となっている経路。交通路などにいう。「日本列島の大―」
⇒どうみゃく‐けつ【動脈血】
⇒どうみゃく‐こうかしょう【動脈硬化症】
⇒どうみゃく‐りゅう【動脈瘤】
どうみゃく‐けつ【動脈血】🔗⭐🔉
どうみゃく‐けつ【動脈血】
肺でのガス交換により二酸化炭素ガスを放出し、酸素をとり入れた血液。鮮紅色をなす。↔静脈血。
⇒どう‐みゃく【動脈】
やや‐と‐も【動とも】🔗⭐🔉
やや‐と‐も【動とも】
「ややともすれば」の略。和泉式部集「―物のなげかしきかな」
⇒ややとも‐する‐と【動ともすると】
⇒ややとも‐すれ‐ば【動ともすれば】
ややとも‐する‐と【動ともすると】🔗⭐🔉
ややとも‐する‐と【動ともすると】
(→)「ややともすれば」に同じ。ややもすると。
⇒やや‐と‐も【動とも】
ややとも‐すれ‐ば【動ともすれば】🔗⭐🔉
ややとも‐すれ‐ば【動ともすれば】
そうなりがちであるさま。ともすれば。どうかすると。ややもすれば。「―怠惰に流れる」
⇒やや‐と‐も【動とも】
やや‐も‐する‐と【動もすると】🔗⭐🔉
やや‐も‐する‐と【動もすると】
(→)「ややもすれば」に同じ。
やや‐も‐すれ‐ば【動もすれば】🔗⭐🔉
やや‐も‐すれ‐ば【動もすれば】
ともすれば。どうかすると。ややもすると。「―気持がゆるみがちになる」
やや‐も‐せ‐ば【動もせば】🔗⭐🔉
やや‐も‐せ‐ば【動もせば】
(→)「ややもすれば」に同じ。
[漢]動🔗⭐🔉
動 字形
筆順
〔力部9画/11画/教育/3816・4630〕
〔音〕ドウ(慣) トウ(漢)
〔訓〕うごく・うごかす・ややもすれば
[意味]
①うごく。
㋐(じっとせず)位置・姿勢を変える。「動物・動向・自動・作動さどう」
㋑ふるまい。おこない。「動作・挙動・言動」
㋒ゆれうごく。みだれる。「物に動じない」「動乱・動顚どうてん・騒動・暴動」
②うごかす。はたらかす。「動員・動議・能動的」
③ややもすれば。ともすれば。「動弥旬日=ややもすれば旬日に弥わたる」〔白居易〕
[解字]
形声。「力」+音符「重」(=上から重ねる)。上から力を重ね加える意。
[下ツキ
異動・移動・運動・活動・可動・渦動・稼動・感動・機動・起動・気動車・挙動・駆動・激動・原動・言動・行動・鼓動・策動・作動・実動・始動・自動・出動・主動・手動・受動・蠢動・聳動・衝動・情動・振動・震動・制動・生動・扇動・顫動・蠕動・騒動・胎動・他動・地動説・伝動・電動・天動説・能動・搏動・発動・波動・反動・微動・不動・浮動・別動隊・変動・暴動・脈動・鳴動・妄動・躍動・遊動・陽動・律動・流動・連動
筆順
〔力部9画/11画/教育/3816・4630〕
〔音〕ドウ(慣) トウ(漢)
〔訓〕うごく・うごかす・ややもすれば
[意味]
①うごく。
㋐(じっとせず)位置・姿勢を変える。「動物・動向・自動・作動さどう」
㋑ふるまい。おこない。「動作・挙動・言動」
㋒ゆれうごく。みだれる。「物に動じない」「動乱・動顚どうてん・騒動・暴動」
②うごかす。はたらかす。「動員・動議・能動的」
③ややもすれば。ともすれば。「動弥旬日=ややもすれば旬日に弥わたる」〔白居易〕
[解字]
形声。「力」+音符「重」(=上から重ねる)。上から力を重ね加える意。
[下ツキ
異動・移動・運動・活動・可動・渦動・稼動・感動・機動・起動・気動車・挙動・駆動・激動・原動・言動・行動・鼓動・策動・作動・実動・始動・自動・出動・主動・手動・受動・蠢動・聳動・衝動・情動・振動・震動・制動・生動・扇動・顫動・蠕動・騒動・胎動・他動・地動説・伝動・電動・天動説・能動・搏動・発動・波動・反動・微動・不動・浮動・別動隊・変動・暴動・脈動・鳴動・妄動・躍動・遊動・陽動・律動・流動・連動
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いごか・す【動かす】🔗⭐🔉
いごか・す 【動かす】 (動サ四)
「うごかす」の転。「どうでも―・す事でもない/狂言記・因幡堂」
いご・く【動く】🔗⭐🔉
いご・く 【動く】 (動カ四)
「うごく」の転。「ただ上げてみれども―・かぬ/狂言・石神」
うごか・す【動かす】🔗⭐🔉
うごか・す [3] 【動かす】 (動サ五[四])
(1)物の位置・方向などを変える。一か所を固定したものを揺らす。「机を窓ぎわに―・す」「腕をちょっとでも―・すと痛い」「風がのれんを―・す」
(2)機械などを機能させる。「水の力が発電機を―・す」
(3)人がある仕事・行為をするようにしむける。「金の力で人を―・す」「人々の熱意が行政当局を―・した」
(4)組織を機能させる。「日本を―・している人々」
(5)他人の気持ちを変化させて,あるものに好意を持つようにしむける。感動させる。「 K 先生の話に心を―・された」「力をも入れずして天地(アメツチ)を―・し/古今(仮名序)」
〔「動く」に対する他動詞〕
[可能] うごかせる
うごき【動き】🔗⭐🔉
うごき [3] 【動き】
(1)動くこと。また,動いている状態。「―が鈍い」「球の―を目で追う」
(2)状態や状況の変化。移り変わり。「世の中の―」「心の―を読み取る」
うごき=が取れ
ない🔗⭐🔉
――が取れ
ない
場所が狭くて,体を動かすことができない。また,制約などのために自由に振る舞えない。進退に窮する。「人ごみで―
ない」「予算節減で―
ない」
ない
場所が狭くて,体を動かすことができない。また,制約などのために自由に振る舞えない。進退に窮する。「人ごみで―
ない」「予算節減で―
ない」
うご・く【動く】🔗⭐🔉
うご・く [2] 【動く】 (動カ五[四])
(1)物の位置・方向などが一定せず,変わる。一か所を固定されたものが揺れる。「静かにしろ。―・くと撃つぞ」「右手が痛くて―・かない」「地震で机が―・いた」「乳歯がぐらぐら―・く」
(2)機械などが機能する。「風で―・く発電装置」「電池で―・く時計」「心臓が―・く」
(3)人や組織が活動する。行動する。「このごろの新入社員は命令されないと―・かない」「警察が―・き出したらしい」
(4)ものごとの状態が変化する。「ここ一週間,相場があまり―・かない」「世の中がめまぐるしく―・く」
(5)心が変化する。特に,あるものの方へ気持ちが向かう。「倍の給料を出すと言われると心が―・く」「中々心―・きておぼし乱る/源氏(賢木)」
(6)確定的でない。打ち消しを伴って用いる。「―・かぬ証拠」「今後何年たってもこの結論は―・かないだろう」
(7)組織における地位・職務・勤務場所などが変わる。「こんど A さんが―・くらしい」
〔「動かす」に対する自動詞〕
[可能] うごける
[慣用] 食指(シヨクシ)が―/挺子(テコ)でも動かない
どう【動】🔗⭐🔉
どう [1] 【動】
動くこと。動きのあること。「―と静の対照的な性格」
どうい-づ・く【動意づく】🔗⭐🔉
どうい-づ・く 【動意づく】 (連語)
株価が動く気配を示す。
どう-いん【動因】🔗⭐🔉
どう-いん [0] 【動因】
(1)物事を引き起こす直接の原因。動機。
(2)〔哲〕「作用因」に同じ。
(3)〔心〕「動機{(2)(ア)}」に同じ。
どう-いん【動員】🔗⭐🔉
どう-いん ―
ン [0] 【動員】 (名)スル
(1)ある目的のために人や物を組織的に集めること。特に,社会運動・労働運動で,運動に必要な人員を行動におもむかせること。「抗議集会に労組員を―する」
(2)軍隊を平時編制から戦時編制に切り替えること。「―令」
(3)国内の資源や設備・人員を国家や軍隊の統一管理のもとに集中すること。
〔明治時代の軍隊用語から〕
ン [0] 【動員】 (名)スル
(1)ある目的のために人や物を組織的に集めること。特に,社会運動・労働運動で,運動に必要な人員を行動におもむかせること。「抗議集会に労組員を―する」
(2)軍隊を平時編制から戦時編制に切り替えること。「―令」
(3)国内の資源や設備・人員を国家や軍隊の統一管理のもとに集中すること。
〔明治時代の軍隊用語から〕
どう-が【動画】🔗⭐🔉
どう-が ―グワ [0] 【動画】
アニメーション。
どう-がく【動学】🔗⭐🔉
どう-がく [0] 【動学】
〔dynamics〕
(1)経済現象のさまざまな要因(財の数量・価格など)間に成り立つ連続的変化の関係を時間的に分析する理論。
⇔静学
(2)「力学」の旧称。
どう-かじゅう【動荷重】🔗⭐🔉
どう-かじゅう ―カヂユウ [3] 【動荷重】
動いている物体が構造物に与える荷重。例えば橋の上を通る車の重み。
⇔静荷重
どう-かっしゃ【動滑車】🔗⭐🔉
どう-かっしゃ ―クワツシヤ [3] 【動滑車】
回転とともに軸が移動する滑車。綱で定滑車につるされ,定滑車の回転に伴って移動する。二分の一の力で荷重を支える。
⇔定滑車
どう-かん【動感】🔗⭐🔉
どう-かん [0] 【動感】
動きのある感じ。動いているというような感じ。「―にあふれた絵」
どうがん-しんけい【動眼神経】🔗⭐🔉
どうがん-しんけい [5] 【動眼神経】
第三脳神経。眼筋のうち,上眼瞼を引き上げる筋,眼球を動かす筋の運動を支配する。また,毛様体筋と瞳孔括約筋を支配する自律神経繊維を含む。
どう-き【動機】🔗⭐🔉
どう-き [0] 【動機】
(1)人が行動を起こしたり,決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。「犯行の―」「執筆の―」「―が不純だ」
(2)〔英 motive; (ドイツ) Motiv〕
(ア)〔心〕 人の行動を決定する意識的・無意識的原因。動因。(イ)〔倫〕 行動を規定する根拠となる目的意識を伴った欲望や衝動。(ウ)〔法〕 犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的原因。原因。
(3)モチーフ{(2)}に同じ。
どうき-せつ【動機説】🔗⭐🔉
どうき-せつ [3] 【動機説】
〔倫〕 内面的動機を基準として行為を価値判断する立場。カントの心情道徳はその代表的なもの。
⇔結果説
どうき-づけ【動機付け】🔗⭐🔉
どうき-づけ [0] 【動機付け】
〔motivation〕
〔心〕 生活体を行動へ駆り立て,目標へ向かわせるような内的過程。行動の原因となる生活体内部の動因と,その目標となる外部の誘因がもととなる。モチベーション。
どう-ぎ【動議】🔗⭐🔉
どう-ぎ [1] 【動議】
合議体の会議において,予定以外の議題をその構成員が提出すること。また,その提案。「修正―」
どう-きこうがく【動気候学】🔗⭐🔉
どう-きこうがく [4] 【動気候学】
主として高気圧・低気圧・前線などの動きに注目して気候を研究する学問。総観気候学とほぼ同じ。
→静気候学
どう-けい【動径】🔗⭐🔉
どう-けい [0] 【動径】
(1)角を半直線の回転で定義するとき,もとの半直線(始線)に対して回転したと考えられる方の半直線をいう。
(2)原点を始点とし,運動する質点を終点とするベクトル。質点の運動を論じるときに用いる。動径ベクトル。位置ベクトル。
どうげん-たい【動原体】🔗⭐🔉
どうげん-たい [0] 【動原体】
核分裂における染色体の紡錘糸付着点。多くは一次狭窄(キヨウサク)として観察される。染色体配分に重要な役割を果たす。
どう-こう【動向】🔗⭐🔉
どう-こう ―カウ [0] 【動向】
(1)人や物などの動き。「その後の―を知る」
(2)事態の動いていく方向。社会や組織などの現状の傾向や今後のなりゆき。「経済の―」「―を探る」
どう-さ【動作】🔗⭐🔉
どう-さ [1] 【動作】 (名)スル
事を行うために体を動かすこと。また,その時の体の動き。挙措。所作。「機敏な―で動く」「―がのろい」「外来の事物に応じて―した一時のレアクションである/渋江抽斎(鴎外)」
どうさ-がく【動作学】🔗⭐🔉
どうさ-がく [3] 【動作学】
〔kinesics〕
言語行動において表情や身ぶりの果たす機能や意味を体系的に研究する学問。
どうさ-けんきゅう【動作研究】🔗⭐🔉
どうさ-けんきゅう ―キウ [4] 【動作研究】
一定の作業における動作を観察・記録・分析して,無駄のない効率の高い作業動作を求める研究。時間研究とともに作業研究の中心をなす。
どうさ-でんい【動作電位】🔗⭐🔉
どうさ-でんい ―
[4] 【動作電位】
⇒活動電位(カツドウデンイ)
[4] 【動作電位】
⇒活動電位(カツドウデンイ)
どうさ-でんりゅう【動作電流】🔗⭐🔉
どうさ-でんりゅう ―リウ [4] 【動作電流】
⇒活動電流(カツドウデンリユウ)
どうさ-ほう【動作法】🔗⭐🔉
どうさ-ほう ―ハフ [0] 【動作法】
動作訓練を通じて,姿勢や緊張に気づき,発達の促進や心身の緊張緩和を図る心理療法。脳性麻痺等の障害児や神経症患者にも適用される。
どう-ざ【動座】🔗⭐🔉
どう-ざ [0][1] 【動座】 (名)スル
(1)貴人・神木・神輿(シンヨ)などが座所を他に移すこと。「神輿の御―」
(2)上位の人に敬意を表して,座を離れて礼容を整えること。「室町殿…前内大臣の上に着き給ふ。人々―す/室町殿行幸記」
(3)大将が出陣すること。「御―ナサルル/日葡」
どう-さん【動産】🔗⭐🔉
どう-さん [0] 【動産】
土地,およびその定着物である建物・立ち木などを除いた一切の有体物。不動産以外の物。ただし,船舶は不動産,無記名債権は動産とみなされ,強制執行においては,不動産や財産権も含む。
⇔不動産
どうさん-ぎんこう【動産銀行】🔗⭐🔉
どうさん-ぎんこう ―カウ [5] 【動産銀行】
工業金融のために,事業会社の株式・社債の発行に関する業務を営み,会社の設立・拡張ならびに株式の引き受けを通じて経営参加を行う銀行。1902年(明治35)日本興業銀行がその目的で創設された。
どうさん-しち【動産質】🔗⭐🔉
どうさん-しち [3] 【動産質】
動産を目的とする質権。目的物の引き渡しを必要とする。
どうさん-しんたく【動産信託】🔗⭐🔉
どうさん-しんたく [5] 【動産信託】
動産を信託財産として受け入れる信託。
どうさん-ていとう【動産抵当】🔗⭐🔉
どうさん-ていとう ―タウ [5] 【動産抵当】
動産を目的とする抵当権。債務者自ら動産を占有使用したまま設定できる。現行法上,農業用動産・自動車・航空機・建設機械について認められている。
どうさん-ほけん【動産保険】🔗⭐🔉
どうさん-ほけん [5] 【動産保険】
動産のこうむる損害を填補(テンポ)するための損害保険。主に動産についての火災保険をさす。
どう-し【動止】🔗⭐🔉
どう-し [1] 【動止】
(1)動くことと止まること。
(2)立ち居振る舞い。挙動。挙止。
どう-し【動詞】🔗⭐🔉
どう-し [0] 【動詞】
品詞の一。用言に属し,活用があり,一般に終止形語尾がウ段の音で終わる(ラ行変格だけは終止形語尾がイ段の音で終わる)。「走る」「起きる(文語,起く)」「見える(文語,見ゆ)」など。活用は,口語では,五段・上一段・下一段・カ行変格・サ行変格の五種類,文語では,四段・上一段・上二段・下一段・下二段・カ行変格・サ行変格・ナ行変格・ラ行変格の九種類がある。
どう-しょう【動哨】🔗⭐🔉
どう-しょう ―セウ [0] 【動哨】
歩哨(ホシヨウ)などが,一定の区域内の警戒にあたること。
どう-じょう【動擾】🔗⭐🔉
どう-じょう ―ゼウ [0] 【動擾】 (名)スル
動きみだれること。「狂奔し悲鳴し―す/自然と人生(蘆花)」
どう-しょくぶつ【動植物】🔗⭐🔉
どう-しょくぶつ [4] 【動植物】
動物と植物。
どう・じる【動じる】🔗⭐🔉
どう・じる [0][3] 【動じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「動ずる」の上一段化〕
「動ずる」に同じ。「少しも―・じた態度を見せない」
どう・ずる【動ずる】🔗⭐🔉
どう・ずる [0][3] 【動ずる】 (動サ変)[文]サ変 どう・ず
(1)動揺する。あわてる。「―・ずる色もなく平然とした態度」
(2)うごかす。「神殿の床を―・じ,信心の水をすまして/平家 2」
どう-せい【動静】🔗⭐🔉
どう-せい [0] 【動静】
物事の動き。行動のありさま。様子。「敵の―を探る」「政局の―を見守る」
どう-せん【動線】🔗⭐🔉
どう-せん [0] 【動線】
建築・都市空間において,人や物が移動する軌跡・方向などを示した線。設計などを行う際に機能性・居住性を判定する指標となる。
どう-たい【動体】🔗⭐🔉
どう-たい [0] 【動体】
(1)動いているもの。
(2)動いている物体。気体・液体をいう。流動体。流体。
どうたい-とうけい【動態統計】🔗⭐🔉
どうたい-とうけい [5] 【動態統計】
一定期間におけるある事柄の変化に関する統計。
どう-ち【動地】🔗⭐🔉
どう-ち [1] 【動地】
(1)大地を動かすこと。
(2)世間を非常に驚かすこと。「驚天(キヨウテン)―」
どうてき-あんぜん【動的安全】🔗⭐🔉
どうてき-あんぜん [0] 【動的安全】
〔法〕 取引に関与しない第三者の利益と取引の当事者の利益とが対立する場合に,取引の当事者の利益の方が保護されること。表見代理・即時取得・公信の原則などがその例。取引の安全。
⇔静的安全
どうてき-けいかくほう【動的計画法】🔗⭐🔉
どうてき-けいかくほう ―ケイクワクハフ [0][8] 【動的計画法】
数理計画法の一。時間の経過とともに多段階にわたってなされる決定過程の効果を,数式にモデル化し,最適条件を求めること。ダイナミック-プログラミング。DP 。
どう-てん【動天】🔗⭐🔉
どう-てん [0] 【動天】
天を動かすほど勢いの盛んなこと。「―驚地」
どう-てん【動転・動顛】🔗⭐🔉
どう-てん [0] 【動転・動顛】 (名)スル
(1)非常に驚くこと。驚きあわてること。「気が―する」
(2)移動・転変すること。「三世に―なしとかや/盛衰記 28」
どう-でんりょく【動電力】🔗⭐🔉
どう-でんりょく [3] 【動電力】
⇒起電力(キデンリヨク)
どう-とくせい【動特性】🔗⭐🔉
どう-とくせい [3] 【動特性】
時間的に変化する対象を特徴づけている性質。関数や方程式などで表される。
→静特性
どう-ねち【動熱】🔗⭐🔉
どう-ねち 【動熱】
臨終の時,熱気がはなはだしく,転々と動転して苦しむこと。「―して苦多かり/栄花(鶴の林)」
どう-ねん【動燃】🔗⭐🔉
どう-ねん 【動燃】
「動力炉・核燃料開発事業団」の略。
どう-ねんど【動粘度】🔗⭐🔉
どう-ねんど [3] 【動粘度】
流体の粘性率と密度との比。単位はストークス。動粘性率。
どう-ぶつ【動物】🔗⭐🔉
どう-ぶつ [0] 【動物】
(1)生物界を二大別した場合,植物に対する一群。一般的には細胞壁をもたない,クロロフィルをもたない,従属栄養である,運動性がある,などの特徴があるが,下等な生物では動物と植物との境界はあいまいで,両者に同時に分類されるものもある。
(2)人間以外の動物。主として獣の類をいう。
どうぶつ-あいご【動物愛護】🔗⭐🔉
どうぶつ-あいご [5] 【動物愛護】
動物を人間と同一視しようとする理念に基づき,動物を大切にし,愛そうとする精神。
どうぶつ-ウイルス【動物―】🔗⭐🔉
どうぶつ-ウイルス [6] 【動物―】
動物,特に哺乳類と鳥類とに感染し,増殖するウイルスの総称。
どうぶつ-えん【動物園】🔗⭐🔉
どうぶつ-えん ―
ン [4] 【動物園】
動物を収集・飼育し,教育・娯楽などのために一般に公開する施設。
ン [4] 【動物園】
動物を収集・飼育し,教育・娯楽などのために一般に公開する施設。
どうぶつ-かい【動物界】🔗⭐🔉
どうぶつ-かい [4] 【動物界】
(1)動物の生存する世界。
(2)生物分類上の最大単位の一。植物界に対していう。
どうぶつ-がく【動物学】🔗⭐🔉
どうぶつ-がく [4] 【動物学】
生物学の一分科で,動物を研究の対象とする学問。
どうぶつ-き【動物記】🔗⭐🔉
どうぶつ-き [4] 【動物記】
動物の生態を観察・記録し,読み物としてまとめたもの。
どうぶつ-きせつがく【動物季節学】🔗⭐🔉
どうぶつ-きせつがく [7] 【動物季節学】
動物の季節現象(例えば,渡り鳥の去来)を天候や気候と関連づけて研究する学問。
どうぶつ-きょく【動物極】🔗⭐🔉
どうぶつ-きょく [4][3] 【動物極】
多細胞動物の卵細胞で極体を生ずる部分。また,発生初期の胚でこれに該当する部分。一般には卵黄が少なく,多くの場合,外胚葉を形成する。
⇔植物極
どうぶつ-く【動物区】🔗⭐🔉
どうぶつ-く [4] 【動物区】
⇒動物地理区(ドウブツチリク)
どうぶつ-こうどうがく【動物行動学】🔗⭐🔉
どうぶつ-こうどうがく ―カウドウ― [7] 【動物行動学】
〔ethology〕
生理学・心理学・遺伝学など,さまざまな方法論を用いて動物の行動を研究し,行動の総合的理解をめざす学問。生物学の一分野。エソロジー。
どうぶつ-の-けんり【動物の権利】🔗⭐🔉
どうぶつ-の-けんり 【動物の権利】
〔animal rights〕
同じく感覚や知性を有する生物として,動物にも基本的には人間と同等の権利を認めるべきだとする考え方。実験動物の虐待などに関連して出てきた。動物解放。
どうぶつ-プランクトン【動物―】🔗⭐🔉
どうぶつ-プランクトン [6] 【動物―】
プランクトンのうちで従属栄養を営むものの総称。原生動物や甲殻類の幼生など多種類のものが含まれる。
どうぶつのしゃにくさい【動物の謝肉祭】🔗⭐🔉
どうぶつのしゃにくさい 【動物の謝肉祭】
〔原題 (フランス) Le Carnaval des animaux〕
サン=サーンスの室内楽曲。全一四曲。1886年作。「白鳥」が特に有名で,チェロ独奏用編曲でよく演奏される。
ややとも-すると【動ともすると】🔗⭐🔉
ややとも-すると [1] 【動ともすると】 (副)
「ややともすれば」に同じ。「―仲間から遅れがちだ」
ややとも-すれば【動ともすれば】🔗⭐🔉
ややとも-すれば [1] 【動ともすれば】 (副)
「ややもすれば」を強めていう語。「―人情論で片付けたがる」
ややも-すると【動もすると】🔗⭐🔉
ややも-すると [1] 【動もすると】 (副)
「ややもすれば」に同じ。「―彼の功績は忘れられがちだ」
ややも-すれば【動もすれば】🔗⭐🔉
ややも-すれば [1] 【動もすれば】 (副)
物事がとかくそうなりがちであるさま。どうかすると。ともすれば。「―安易な生活に流れがちだ」
うごき【動き】(和英)🔗⭐🔉
うごく【動く】(和英)🔗⭐🔉
うごく【動く】
(1) move;→英和
stir (少し).→英和
(2)[変わる]change;→英和
move.(3)[運行する]go;→英和
run;→英和
work.→英和
(4)[心が]be moved[touched];be affected[influenced];be tempted;waver (動揺する).→英和
動かなくなる do not work;come[be brought]to a standstill (立往生する);→英和
be suspended (汽車の運行などが);run down (ぜんまいが戻って);break down (こわれて).
‖動く歩道<米>a moving sidewalk[<英>pavement].
どういん【動因】(和英)🔗⭐🔉
どういん【動因】
⇒動機.
どういん【動員する】(和英)🔗⭐🔉
どういん【動員する】
mobilize.→英和
どうが【動画】(和英)🔗⭐🔉
どうが【動画】
an animation;→英和
an animated cartoon.
どうき【動機】(和英)🔗⭐🔉
どうき【動機】
the motive.→英和
〜となって[から]motivated[prompted];frommotives.‖動機調査 a motivation research.動機づけ《心》motivation.
どうぎ【動議】(和英)🔗⭐🔉
どうこう【動向】(和英)🔗⭐🔉
どうさ【動作】(和英)🔗⭐🔉
どうさん【動産】(和英)🔗⭐🔉
どうさん【動産】
movable[personal]property;movables.
どうし【動詞】(和英)🔗⭐🔉
どうしょくぶつ【動植物】(和英)🔗⭐🔉
どうしょくぶつ【動植物】
flora and fauna;plants and animals.
どうじる【動じる(ない)】(和英)🔗⭐🔉
どうじる【動じる(ない)】
be (not) moved[upset];(do not) get excited[nervous].
どうずる【動ずる】(和英)🔗⭐🔉
どうずる【動ずる】
⇒動じる.
どうせい【動静】(和英)🔗⭐🔉
どうたい【動態】(和英)🔗⭐🔉
どうたい【動態】
the movement.→英和
動態統計 vital statistics (人口の).
どうてき【動的】(和英)🔗⭐🔉
どうてん【動転する】(和英)🔗⭐🔉
どうてん【動転する】
be upset;lose one's head.
どうぶつ【動物】(和英)🔗⭐🔉
どうぶつ【動物】
an animal.→英和
〜的[性の]animal.‖動物園 a zoological garden;a zoo.動物界 the animal kingdom.動物学(者) zoology (a zoologist).動物実験 a biological test.
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