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広辞苑の検索結果 (50)
よめ🔗⭐🔉
よめ
馬の前脚の膝の内側にある白い節状のもの。〈日葡辞書〉
よめ【嫁・娵・婦】🔗⭐🔉
よめ【嫁・娵・婦】
①息子の妻。〈倭名類聚鈔2〉
②結婚したばかりの女。新婦。更級日記「越前の守の―にて下りしが」
③結婚の相手としての女。嫁した女。妻。
④「嫁が君」の略。風俗文選「鼠、一つの名はよめが君、又―ともよめり」
よ‐め【良目】🔗⭐🔉
よ‐め【良目】
見た目のよいさま。浄瑠璃、薩摩歌「すこし―なる女房の」
よめ‐あたり【嫁当り】🔗⭐🔉
よめ‐あたり【嫁当り】
姑しゅうとめなどが嫁に向かってつらくあたること。
よ‐めい【余命】🔗⭐🔉
よ‐めい【余命】
残りのいのち。これから先死ぬまでの生命。余生。「―いくばくもなし」
よめ‐いびり【嫁いびり】🔗⭐🔉
よめ‐いびり【嫁いびり】
嫁をいびること。特に、姑しゅうとめや小姑がいじめること。
よめ‐いり【嫁入り・娵入り】🔗⭐🔉
よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
嫁となって夫の家へ入ること。また、その儀式。
⇒よめいり‐ざかり【嫁入り盛り】
⇒よめいり‐どうぐ【嫁入り道具】
⇒よめいり‐どき【嫁入り時】
⇒よめいり‐ぼん【嫁入り本】
⇒よめいり‐まえ【嫁入り前】
よめいり‐ざかり【嫁入り盛り】🔗⭐🔉
よめいり‐ざかり【嫁入り盛り】
嫁入りにもっとも適当な年頃。女の結婚適齢期。
⇒よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
よめいり‐どうぐ【嫁入り道具】‥ダウ‥🔗⭐🔉
よめいり‐どうぐ【嫁入り道具】‥ダウ‥
嫁入りの時に持参する、箪笥たんす・鏡台などの道具。
⇒よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
よめいり‐どき【嫁入り時】🔗⭐🔉
よめいり‐どき【嫁入り時】
嫁入りの時。また、嫁入りに適当な時。
⇒よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
よめいり‐ぼん【嫁入り本】🔗⭐🔉
よめいり‐ぼん【嫁入り本】
大名・公家の姫君、または上級の武家・町人の娘が嫁入り道具として持って行く書物。極彩色の絵入り本や、料紙・装訂・書風などの美麗な写本が中心で、多くは蒔絵の箱入り。
⇒よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
よめいり‐まえ【嫁入り前】‥マヘ🔗⭐🔉
よめいり‐まえ【嫁入り前】‥マヘ
嫁入りする前。結婚しないうち。
⇒よめ‐いり【嫁入り・娵入り】
よめ‐い・る【嫁入る】🔗⭐🔉
よめ‐い・る【嫁入る】
〔他五〕
嫁に行く。とつぐ。「旧家に―・る」
よめ‐いわい【嫁祝】‥イハヒ🔗⭐🔉
よめ‐いわい【嫁祝】‥イハヒ
正月15日、新嫁のある家を祝うこと。祝い棒で新嫁の尻をたたく習俗もある。→嫁の尻叩き
よめおしえ‐どり【嫁教え鳥】‥ヲシヘ‥🔗⭐🔉
よめおしえ‐どり【嫁教え鳥】‥ヲシヘ‥
セキレイの異称。
よめがかさ‐がい【嫁が笠貝】‥ガヒ🔗⭐🔉
よめがかさ‐がい【嫁が笠貝】‥ガヒ
ツタノハガイ科の巻貝。潮間帯の岩礁上に着生。笠形で、殻長約5センチメートル。細い放射肋がある。日本各地に普通。ヨメガカサ。ヨメノサラ。
よめ‐かがみ【嫁鑑】🔗⭐🔉
よめ‐かがみ【嫁鑑】
嫁の手本となるべきもの。浄瑠璃、持統天皇歌軍法「夫を思ふ山鳥のはつ尾の鏡、―」
よめ‐がかり【嫁掛り】🔗⭐🔉
よめ‐がかり【嫁掛り】
嫁に養われること。浄瑠璃、ひぢりめん卯月紅葉「年はよる、目は見えず、連れ合には離るる、子は養子なり、―」
よめ‐が‐きみ【嫁が君】🔗⭐🔉
よめ‐が‐きみ【嫁が君】
鼠の異称。特に正月三が日の忌詞。〈[季]新年〉。「明くる夜もほのかにうれし―」(其角)
よめ‐かたぎ【嫁担ぎ】🔗⭐🔉
よめ‐かたぎ【嫁担ぎ】
(四国で)嫁盗みをいう。
よめ‐が‐はぎ【嫁が萩】🔗⭐🔉
よめ‐が‐はぎ【嫁が萩】
ヨメナの別称。〈[季]春〉。書言字考節用集「薺蒿、ヨメガハギ、ヨメナ」
よめ‐くらべ【嫁比べ】🔗⭐🔉
よめ‐くらべ【嫁比べ】
嫁の優劣を比較すること。
よ‐めぐり【夜巡り】🔗⭐🔉
よ‐めぐり【夜巡り】
(→)「よまわり」に同じ。
よめ‐ご【嫁御】🔗⭐🔉
よめ‐ご【嫁御】
嫁の尊敬語。
⇒よめご‐だいこん【嫁御大根】
よめ‐ごぜ【嫁御前】🔗⭐🔉
よめ‐ごぜ【嫁御前】
(ヨメゴゼンの転)嫁の尊敬語。
よめ‐ごりょう【嫁御寮】‥レウ🔗⭐🔉
よめ‐ごりょう【嫁御寮】‥レウ
嫁の尊敬語。また、美称。
よめ‐ざしき【嫁座敷】🔗⭐🔉
よめ‐ざしき【嫁座敷】
囲炉裏端いろりばたの嫁の座席。土間に添った面で、最も下位の席とされる。木尻きじり。猫の横座。
よめ‐じょ【嫁女】‥ヂヨ🔗⭐🔉
よめ‐じょ【嫁女】‥ヂヨ
(→)「よめ」に同じ。
⇒よめじょ‐きび【嫁女黍】
よめじょ‐きび【嫁女黍】‥ヂヨ‥🔗⭐🔉
よめじょ‐きび【嫁女黍】‥ヂヨ‥
トウモロコシの異称。
⇒よめ‐じょ【嫁女】
よめ‐ぜっく【嫁節供】🔗⭐🔉
よめ‐ぜっく【嫁節供】
8月1日(八朔)に新嫁が遣い物を持って里帰りすること。→生薑しょうが節供
よめ‐そしり【嫁誹り】🔗⭐🔉
よめ‐そしり【嫁誹り】
姑しゅうとめが他人に自家の嫁の悪口を言うこと。
よめ‐だいこん【嫁大根】🔗⭐🔉
よめ‐だいこん【嫁大根】
(→)嫁御よめご大根に同じ。
よめたたき‐ぼう【嫁叩き棒】‥バウ🔗⭐🔉
よめたたき‐ぼう【嫁叩き棒】‥バウ
「嫁の尻叩き」に用いる祝い棒。
よめ‐つき【嫁突き】🔗⭐🔉
よめ‐つき【嫁突き】
羽つき遊びで、「ひとこ、ふたこ、みわたし、よめご」と数えながら突くこと。
よめ‐とおめ【四目十目】‥トヲ‥🔗⭐🔉
よめ‐とおめ【四目十目】‥トヲ‥
縁組に際し、男女の年齢が一方から数えて他が4年目または10年目に当たるもの、すなわち三つ違い、九つ違いのものを不縁として忌む俗信。
○夜目遠目笠の内よめとおめかさのうち
夜見たのと、遠方から見たのと、笠をかぶっているのをのぞき見たのとは、女の容貌が実際よりも美しく見えるものである。
⇒よ‐め【夜目】
○夜目遠目笠の内よめとおめかさのうち🔗⭐🔉
○夜目遠目笠の内よめとおめかさのうち
夜見たのと、遠方から見たのと、笠をかぶっているのをのぞき見たのとは、女の容貌が実際よりも美しく見えるものである。
⇒よ‐め【夜目】
よめ‐とり【嫁取り】
妻を迎えること。また、その儀式。嫁迎え。日葡辞書「ヨメドリ」
よめ‐な【嫁菜】
キク科の多年草。山野・路傍に自生。高さ50〜60センチメートル。初秋に淡紫色の頭状花を開く。若葉は食用。ヨメハギ。ヨメガハギ。ウハギ。オハギ。ノギク。〈[季]春〉。「嫁菜の花」は〈[季]秋〉。男色大鑑「つばな、つくづくし、―摘むなど都めきたる様子もの」
よめな
ヨメナ
提供:OPO
よめ‐ぬすみ【嫁盗み】
本人同士が承知していて親の承諾を得られない時、また2カ所から申込みがあって一方が強行する時などに行われた結婚形式。多くは宿仲間の男たちが加担し、女を盗む旨を宣言して連れ出す。
よめ‐の‐さら【嫁の皿】
〔動〕ヨメガカサガイの別称。
よめ‐の‐しりたたき【嫁の尻叩き】
正月15日、新婚の嫁の家を訪ねてその尻を祝い棒でたたく行事。→嫁祝よめいわい
よめ‐びき【嫁引き】
花嫁をつれて近隣の家々を挨拶してまわること。嫁触れ。嫁まわり。
よめ‐ひろめ【嫁広め】
嫁を人々に紹介すること。
よめ‐ぼし【嫁星】
織女星しょくじょせいの異称。
よめ‐まぎらかし【嫁紛らかし】
(→)「まぎらかし」2に同じ。
よめまなび‐どり【嫁学び鳥】
セキレイの異称。
よめ‐むかえ【嫁迎え】‥ムカヘ
嫁を迎えること。よめとり。
よめら・す【嫁らす】
〔他五〕
嫁入りさせる。浮世草子、世間娘容気「あま棚のぬり物屋へ、明日の夜―・す契約」
よめり【嫁入】
ヨメイリの約。仁勢物語「豆米ある人につきて、―しにけり」
よ・める【読める】
〔自下一〕
①読むことができる。
②諒解できる。わかる。好色一代男6「此の中の御仕方惣じて―・めぬ事のみ」。「君の腹は―・めた」
よ‐も【四方】
①東西南北。前後左右。しほう。まわり全部。法華経(竜光院本)平安後期点「四向ヨモに窓牗より窺ひ看る」
②あちらこちら。諸方。万葉集2「天あめの下―の人の大船の思ひ頼みて」
よ‐も
〔副〕
(下に打消の語を伴って)まさか。いくらなんでも。よもや。源氏物語若紫「僧都は―さやうにはすゑ給はじを」
よもぎ【蓬・艾】
①キク科の多年草。山野に自生。高さ約1メートル。葉は羽状に分裂、裏面に白毛がある。秋、淡褐色で小形球形の頭状花を多数穂状につける。葉に香気があり、若葉を餅に入れ、成長した葉は灸きゅうの艾もぐさとする。モチグサ。繕草つくろいぐさ。蓬蒿ほうこう。〈[季]春〉。万葉集18「あやめぐさ―かづらき」
ヨモギ
撮影:関戸 勇
②襲かさねの色目。表は薄い萌葱もえぎ、裏は濃い萌葱。(桃華蘂葉)
⇒よもぎ‐う【蓬生】
⇒よもぎ‐が‐かど【蓬が門】
⇒よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
⇒よもぎ‐が‐そま【蓬が杣】
⇒よもぎ‐が‐ほら【蓬が洞】
⇒よもぎ‐が‐もと【蓬が本】
⇒よもぎ‐が‐やど【蓬が宿】
⇒よもぎ‐の‐あと【艾の跡】
⇒よもぎ‐の‐かど【蓬の門】
⇒よもぎ‐の‐かみ【蓬の髪】
⇒よもぎ‐の‐しま【蓬の島】
⇒よもぎ‐の‐せき【蓬の関】
⇒よもぎ‐の‐まど【蓬の窓】
⇒よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
⇒よもぎ‐の‐や【蓬の矢】
⇒よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
⇒よもぎ‐もち【蓬餅】
よもぎ‐う【蓬生】‥フ
①蓬などの生い茂って荒れはてた所。〈[季]春〉。拾遺和歌集雑賀「―の人も通はぬわが宿の道」
②源氏物語の巻名。末摘花すえつむはなの後日譚。光源氏の須磨流謫中、あばらやに寂しく貞操を守っていた末摘花を、源氏が再び訪う。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐かど【蓬が門】
蓬で葺ふいた門。また、蓬が生い茂って荒れはてた門。世間から離れた、あるいは貧乏な家の門。源氏物語槿「いつのまに―とむすぼほれ雪ふる里と荒れし垣根ぞ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
蓬莱山ほうらいさんのこと。蓬の島。堀河百首雑「まことにや―に通ふらむ鶴に乗るてふ人に問はばや」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐そま【蓬が杣】
蓬が生い茂って杣山のようになった所。後拾遺和歌集秋「―の蟋蟀きりぎりす」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐ほら【蓬が洞】
仙洞御所の異称。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐もと【蓬が本】
蓬が生い茂って荒れたところ。荒れはてた宿。源氏物語(一本)槿「いつのまに―とむすぼほれ雪ふる里と荒れし垣根ぞ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐やど【蓬が宿】
蓬が生い茂って荒れた宿。蓬の宿。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐あと【艾の跡】
灸きゅうのあと。隆信集「―も思ひ乱れぬ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐かど【蓬の門】
(→)「蓬が門」に同じ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐かみ【蓬の髪】
蓬のようにそそけ乱れた髪。蓬髪ほうはつ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐しま【蓬の島】
(→)「蓬が島」に同じ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐せき【蓬の関】
灸きゅうの異称。千五百番歌合「身に積る風の山路尋ねずば―をいかで据ゑまし」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐まど【蓬の窓】
蓬の宿の窓。あばらやの窓。山家集「岩にたばしる霰こそ―の友となりけれ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
蓬の宿で着物を着たまま寝ること。源氏物語東屋「―にならひ給はぬここちも」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐や【蓬の矢】
蓬で作った矢。平家物語3「桑の弓―にて天地四方を射させらる」→桑弧蓬矢そうこほうし。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
(→)「蓬が宿」に同じ。頼政集「本の―な忘れそ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐もち【蓬餅】
蓬の若葉を茹ゆでてまぜ搗ついた餅。くさもち。〈[季]春〉。〈日葡辞書〉
⇒よもぎ【蓬・艾】
ヨメナ
提供:OPO
よめ‐ぬすみ【嫁盗み】
本人同士が承知していて親の承諾を得られない時、また2カ所から申込みがあって一方が強行する時などに行われた結婚形式。多くは宿仲間の男たちが加担し、女を盗む旨を宣言して連れ出す。
よめ‐の‐さら【嫁の皿】
〔動〕ヨメガカサガイの別称。
よめ‐の‐しりたたき【嫁の尻叩き】
正月15日、新婚の嫁の家を訪ねてその尻を祝い棒でたたく行事。→嫁祝よめいわい
よめ‐びき【嫁引き】
花嫁をつれて近隣の家々を挨拶してまわること。嫁触れ。嫁まわり。
よめ‐ひろめ【嫁広め】
嫁を人々に紹介すること。
よめ‐ぼし【嫁星】
織女星しょくじょせいの異称。
よめ‐まぎらかし【嫁紛らかし】
(→)「まぎらかし」2に同じ。
よめまなび‐どり【嫁学び鳥】
セキレイの異称。
よめ‐むかえ【嫁迎え】‥ムカヘ
嫁を迎えること。よめとり。
よめら・す【嫁らす】
〔他五〕
嫁入りさせる。浮世草子、世間娘容気「あま棚のぬり物屋へ、明日の夜―・す契約」
よめり【嫁入】
ヨメイリの約。仁勢物語「豆米ある人につきて、―しにけり」
よ・める【読める】
〔自下一〕
①読むことができる。
②諒解できる。わかる。好色一代男6「此の中の御仕方惣じて―・めぬ事のみ」。「君の腹は―・めた」
よ‐も【四方】
①東西南北。前後左右。しほう。まわり全部。法華経(竜光院本)平安後期点「四向ヨモに窓牗より窺ひ看る」
②あちらこちら。諸方。万葉集2「天あめの下―の人の大船の思ひ頼みて」
よ‐も
〔副〕
(下に打消の語を伴って)まさか。いくらなんでも。よもや。源氏物語若紫「僧都は―さやうにはすゑ給はじを」
よもぎ【蓬・艾】
①キク科の多年草。山野に自生。高さ約1メートル。葉は羽状に分裂、裏面に白毛がある。秋、淡褐色で小形球形の頭状花を多数穂状につける。葉に香気があり、若葉を餅に入れ、成長した葉は灸きゅうの艾もぐさとする。モチグサ。繕草つくろいぐさ。蓬蒿ほうこう。〈[季]春〉。万葉集18「あやめぐさ―かづらき」
ヨモギ
撮影:関戸 勇
②襲かさねの色目。表は薄い萌葱もえぎ、裏は濃い萌葱。(桃華蘂葉)
⇒よもぎ‐う【蓬生】
⇒よもぎ‐が‐かど【蓬が門】
⇒よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
⇒よもぎ‐が‐そま【蓬が杣】
⇒よもぎ‐が‐ほら【蓬が洞】
⇒よもぎ‐が‐もと【蓬が本】
⇒よもぎ‐が‐やど【蓬が宿】
⇒よもぎ‐の‐あと【艾の跡】
⇒よもぎ‐の‐かど【蓬の門】
⇒よもぎ‐の‐かみ【蓬の髪】
⇒よもぎ‐の‐しま【蓬の島】
⇒よもぎ‐の‐せき【蓬の関】
⇒よもぎ‐の‐まど【蓬の窓】
⇒よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
⇒よもぎ‐の‐や【蓬の矢】
⇒よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
⇒よもぎ‐もち【蓬餅】
よもぎ‐う【蓬生】‥フ
①蓬などの生い茂って荒れはてた所。〈[季]春〉。拾遺和歌集雑賀「―の人も通はぬわが宿の道」
②源氏物語の巻名。末摘花すえつむはなの後日譚。光源氏の須磨流謫中、あばらやに寂しく貞操を守っていた末摘花を、源氏が再び訪う。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐かど【蓬が門】
蓬で葺ふいた門。また、蓬が生い茂って荒れはてた門。世間から離れた、あるいは貧乏な家の門。源氏物語槿「いつのまに―とむすぼほれ雪ふる里と荒れし垣根ぞ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
蓬莱山ほうらいさんのこと。蓬の島。堀河百首雑「まことにや―に通ふらむ鶴に乗るてふ人に問はばや」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐そま【蓬が杣】
蓬が生い茂って杣山のようになった所。後拾遺和歌集秋「―の蟋蟀きりぎりす」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐ほら【蓬が洞】
仙洞御所の異称。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐もと【蓬が本】
蓬が生い茂って荒れたところ。荒れはてた宿。源氏物語(一本)槿「いつのまに―とむすぼほれ雪ふる里と荒れし垣根ぞ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐が‐やど【蓬が宿】
蓬が生い茂って荒れた宿。蓬の宿。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐あと【艾の跡】
灸きゅうのあと。隆信集「―も思ひ乱れぬ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐かど【蓬の門】
(→)「蓬が門」に同じ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐かみ【蓬の髪】
蓬のようにそそけ乱れた髪。蓬髪ほうはつ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐しま【蓬の島】
(→)「蓬が島」に同じ。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐せき【蓬の関】
灸きゅうの異称。千五百番歌合「身に積る風の山路尋ねずば―をいかで据ゑまし」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐まど【蓬の窓】
蓬の宿の窓。あばらやの窓。山家集「岩にたばしる霰こそ―の友となりけれ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
蓬の宿で着物を着たまま寝ること。源氏物語東屋「―にならひ給はぬここちも」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐や【蓬の矢】
蓬で作った矢。平家物語3「桑の弓―にて天地四方を射させらる」→桑弧蓬矢そうこほうし。
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐の‐やど【蓬の宿】
(→)「蓬が宿」に同じ。頼政集「本の―な忘れそ」
⇒よもぎ【蓬・艾】
よもぎ‐もち【蓬餅】
蓬の若葉を茹ゆでてまぜ搗ついた餅。くさもち。〈[季]春〉。〈日葡辞書〉
⇒よもぎ【蓬・艾】
よめ‐とり【嫁取り】🔗⭐🔉
よめ‐とり【嫁取り】
妻を迎えること。また、その儀式。嫁迎え。日葡辞書「ヨメドリ」
よめ‐な【嫁菜】🔗⭐🔉
よめ‐な【嫁菜】
キク科の多年草。山野・路傍に自生。高さ50〜60センチメートル。初秋に淡紫色の頭状花を開く。若葉は食用。ヨメハギ。ヨメガハギ。ウハギ。オハギ。ノギク。〈[季]春〉。「嫁菜の花」は〈[季]秋〉。男色大鑑「つばな、つくづくし、―摘むなど都めきたる様子もの」
よめな
ヨメナ
提供:OPO
ヨメナ
提供:OPO
よめ‐ぬすみ【嫁盗み】🔗⭐🔉
よめ‐ぬすみ【嫁盗み】
本人同士が承知していて親の承諾を得られない時、また2カ所から申込みがあって一方が強行する時などに行われた結婚形式。多くは宿仲間の男たちが加担し、女を盗む旨を宣言して連れ出す。
よめ‐の‐さら【嫁の皿】🔗⭐🔉
よめ‐の‐さら【嫁の皿】
〔動〕ヨメガカサガイの別称。
よめ‐の‐しりたたき【嫁の尻叩き】🔗⭐🔉
よめ‐の‐しりたたき【嫁の尻叩き】
正月15日、新婚の嫁の家を訪ねてその尻を祝い棒でたたく行事。→嫁祝よめいわい
よめ‐びき【嫁引き】🔗⭐🔉
よめ‐びき【嫁引き】
花嫁をつれて近隣の家々を挨拶してまわること。嫁触れ。嫁まわり。
よめ‐ひろめ【嫁広め】🔗⭐🔉
よめ‐ひろめ【嫁広め】
嫁を人々に紹介すること。
よめ‐ぼし【嫁星】🔗⭐🔉
よめ‐ぼし【嫁星】
織女星しょくじょせいの異称。
よめ‐まぎらかし【嫁紛らかし】🔗⭐🔉
よめ‐まぎらかし【嫁紛らかし】
(→)「まぎらかし」2に同じ。
よめまなび‐どり【嫁学び鳥】🔗⭐🔉
よめまなび‐どり【嫁学び鳥】
セキレイの異称。
よめ‐むかえ【嫁迎え】‥ムカヘ🔗⭐🔉
よめ‐むかえ【嫁迎え】‥ムカヘ
嫁を迎えること。よめとり。
よめら・す【嫁らす】🔗⭐🔉
よめら・す【嫁らす】
〔他五〕
嫁入りさせる。浮世草子、世間娘容気「あま棚のぬり物屋へ、明日の夜―・す契約」
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よ-め【夜目】🔗⭐🔉
よ-め [1] 【夜目】
夜,暗い中で見ること。また,夜暗い中で物を見る目の能力。「―にもそれとわかる」「―がきく」
→夜目遠目(トオメ)
よ-めい【余命】🔗⭐🔉
よ-めい [0][1] 【余命】
これから先に生きられる命。残りの命。余生。「―いくばくもない」
よめ-いびり【嫁いびり】🔗⭐🔉
よめ-いびり [3] 【嫁いびり】
姑(シユウトメ)や小姑などが,嫁をいじめること。
よめ-いり【嫁入り】🔗⭐🔉
よめ-いり [0] 【嫁入り】 (名)スル
嫁となって夫の家に行くこと。とつぐこと。また,その儀式。「春に―する」
よめいり-こん【嫁入り婚】🔗⭐🔉
よめいり-こん [4] 【嫁入り婚】
婚姻方式の一。婚姻成立祝いを婿(ムコ)方でし,初めから婿方の住居に住む形態。中世の武士階級の婚姻方式が次第に庶民の間にも普及したもの。
⇔婿入り婚
よめいり-じたく【嫁入り支度】🔗⭐🔉
よめいり-じたく [5] 【嫁入り支度】
嫁入りの準備をすること。また,準備するもの。
よめいり-どうぐ【嫁入り道具】🔗⭐🔉
よめいり-どうぐ ―ダウ― [5] 【嫁入り道具】
嫁入りのとき,花嫁が持っていく家財道具。
よめいり-まえ【嫁入り前】🔗⭐🔉
よめいり-まえ ―マヘ [5] 【嫁入り前】
嫁入りする前。女性が未婚であること。「―の娘」
よめ-い・る【嫁入る】🔗⭐🔉
よめ-い・る [3] 【嫁入る】 (動ラ五[四])
嫁入りする。とつぐ。よめる。「―・つては原田の奥方/十三夜(一葉)」
よめ-が-かさ【嫁が笠】🔗⭐🔉
よめ-が-かさ [4] 【嫁が笠】
海産の巻貝。貝殻は笠形で,長径約6センチメートルの楕円形。多くの放射状の筋がある。灰色または淡黄色の地に褐色の斑点が散在する。潮間帯の岩礁に着く。食用にもなる。各地の沿岸に分布。ヨメガサラ。
よめ-が-きみ【嫁が君】🔗⭐🔉
よめ-が-きみ [5] 【嫁が君】
鼠(ネズミ)の異名。特に新年,鼠をさしていう忌み詞。[季]新年。《三宝に登りて追はれ―/虚子》
よめ-が-さら【嫁が皿】🔗⭐🔉
よめ-が-さら [0] 【嫁が皿】
ヨメガカサの異名。
よめ-が-はぎ【嫁が萩】🔗⭐🔉
よめ-が-はぎ [3] 【嫁が萩】
ヨメナの異名。
よめ-ご【嫁御】🔗⭐🔉
よめ-ご [0][2] 【嫁御】
(1)嫁を敬っていう語。
(2)鼠(ネズミ)の異名。
よめ-ごぜ【嫁御前】🔗⭐🔉
よめ-ごぜ 【嫁御前】
嫁を敬っていう語。「姑自ら経(クビレ)て死は,―の煩になるを/四河入海 13」
よめ-ごりょう【嫁御寮】🔗⭐🔉
よめ-ごりょう ―ゴレウ [3] 【嫁御寮】
嫁を敬っていう語。花嫁御寮。
よめ-さがし【嫁探し】🔗⭐🔉
よめ-さがし [3] 【嫁探し】
嫁になる人を探すこと。
よめ-ざしき【嫁座敷】🔗⭐🔉
よめ-ざしき [3] 【嫁座敷】
囲炉裏端(イロリバタ)の嫁の座席。土間に沿った面にあって,最も下位のもの。木尻(キジリ)。
よめ-じまん【嫁自慢】🔗⭐🔉
よめ-じまん [3] 【嫁自慢】
自分の家の嫁を自慢すること。特に,姑(シユウトメ)などが息子の嫁を吹聴(フイチヨウ)すること。
よめ-じょ【嫁女】🔗⭐🔉
よめ-じょ ―ヂヨ [2] 【嫁女】
嫁を親しみをこめて呼ぶ語。嫁。「―のお槙を迎へた時/夜明け前(藤村)」
よめ-ぜっく【嫁節供】🔗⭐🔉
よめ-ぜっく [3] 【嫁節供】
八月一日の異名。この日,新嫁が里帰りする風習があった。
よめ-つき【嫁突き】🔗⭐🔉
よめ-つき [4] 【嫁突き】
〔「読み突き」の転か〕
羽根をつくときに,「ひとこ,ふたご,みわたし,よめご」などと数えてつくこと。
よめ-とおめ【四目十目】🔗⭐🔉
よめ-とおめ ―トヲメ [1] 【四目十目】
結婚に際し,一方の年齢が他方の年齢から数えて,四年目または10年目にあたるもの,すなわち三つ違い・九つ違い。不縁のもととして忌む俗信があった。
よめ-とおめ【夜目遠目】🔗⭐🔉
よめ-とおめ ―トホメ [1] 【夜目遠目】
夜見ることと遠くから見ること。
よめ-とり【嫁取り】🔗⭐🔉
よめ-とり [4][0] 【嫁取り】
嫁を迎えること。また,その儀式。
よめ-な【嫁菜】🔗⭐🔉
よめ-な [0] 【嫁菜】
キク科の多年草。やや湿った草地に生え,根茎は長い。高さ約50センチメートルで,葉は披針形。秋,枝端に淡青紫色の頭花をつける。春の若葉は食用となり,古くから摘み草の対象として知られる。古名オハギ。[季]春。
〔「嫁菜の花」は [季]秋〕
嫁菜
[図]
[図]
よめ-の-ごき【嫁の合器】🔗⭐🔉
よめ-の-ごき [4] 【嫁の合器】
(1)植物ゴキヅルの異名。
(2)ドングリなどのへたをいう。「頼政は―までひろひこみ/柳多留 24」
よめ-の-さら【嫁の皿】🔗⭐🔉
よめ-の-さら [0] 【嫁の皿】
ヨメガカサの別名。
よめ-ひろめ【嫁広め】🔗⭐🔉
よめ-ひろめ [3] 【嫁広め】
嫁を人々に披露すること。
よめ-むかえ【嫁迎え】🔗⭐🔉
よめ-むかえ ―ムカヘ [3] 【嫁迎え】
嫁を迎えること。
よめら・す【嫁らす】🔗⭐🔉
よめら・す [3] 【嫁らす】 (動サ五[四])
〔「よめいらす」の転〕
嫁入りさせる。「ある知人の娘を同じくある知人の家に―・した/行人(漱石)」
よめ・る【嫁入る】🔗⭐🔉
よめ・る 【嫁入る】 (動ラ四)
「よめいる」の転。「娘おいくを,半四郎かたへ―・らせけるに/浮世草子・娘容気」
よ・める【読める】🔗⭐🔉
よ・める [2] 【読める】 (動マ下一)
〔「読む」の可能動詞形から〕
(1)読む価値がある。「これはちょっと―・める小説だ」
(2)その意味が理解できる。心がわかる。さとる。「君の考えは―・めた」
よめ【嫁】(和英)🔗⭐🔉
よめ【夜目にも明るい】(和英)🔗⭐🔉
よめ【夜目にも明るい】
be clearly seen even in the dark.→英和
よめい【余命】(和英)🔗⭐🔉
よめい【余命】
the remainder of one's life.〜いくばくもない have but few years[days]to live;One's days are numbered.‖平均余命 the expectation of life;life expectancy.
よめいり【嫁入り】(和英)🔗⭐🔉
よめいり【嫁入り】
⇒嫁.
よめる【読める】(和英)🔗⭐🔉
よめる【読める】
can read;be readable (面白く);be legible (字体が).
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