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としがあらたまる【年が改まる】🔗🔉

としがあらたまる【年が改まる】 新年になる。 《例文》 「年が改まると、今年こそと毎年思うのだが。」 改元して年号が変わる。 《例文》 「大正天皇がお隠れになり、年が改まって昭和の世となった。」

としがいく【年が行く】🔗🔉

としがいく【年が行く】 《年が重なってゆくの意》年を取って大人になる。 《例文》 「見掛けより年が行っている。」

としがいもない【年甲斐もない】🔗🔉

としがいもない【年甲斐もない】 大人でありながら、その年齢にふさわしい思慮・分別がないことのたとえ。 《例文》 「年甲斐もなくばかなことをして、みんなの失笑を買った。」

としとわんよりよをとえ【年問わんより世を問え】🔗🔉

としとわんよりよをとえ【年問わんより世を問え】 年齢の多少は問題ではなく、その人がどんな生涯(ショウカ゛イ)を過ごし、どんな経験をして来たかが大切であるということ。

としにはかてない【年には勝てない】🔗🔉

としにはかてない【年には勝てない】 老年になると、気力があっても年齢に応じた体の衰えには逆らえないということ。 《例文》 「これくらいの仕事でこんなに疲れるとはやはり年には勝てないよ。」

としにふそくはない【年に不足はない】🔗🔉

としにふそくはない【年に不足はない】 十分に長生きしていて年齢の点で不満はない。 《例文》 「95歳で亡くなられた。年に不足はないが、やはり寂しい思いがしてならない。」 その物事をするのに年齢の点では十分条件にかなっていること。

としはあらそえない【年は争えない】🔗🔉

としはあらそえない【年は争えない】 年齢を重ねれば重ねるだけ体力や容貌(ヨウホ゛ウ)が衰えるのはどうしようもないということ。 《例文》 「若造りにしているが、目じりの小じわを見るとやはり年は争えないね。」

としはくすり【年は薬】🔗🔉

としはくすり【年は薬】 《年を取ることは効き目のある薬であるの意》人は年を取るに従って自然に思慮・分別が深まるということ。「年が薬」「年こそ薬なれ」とも。 《例文》 「年は薬と言うけれど、りっぱになったものだ。」

としよりとくぎがしらはひっこむがよし【年寄りと釘頭は引っ込むがよし】🔗🔉

としよりとくぎがしらはひっこむがよし【年寄りと釘頭は引っ込むがよし】 年寄りは出しゃばらずに控え目にしているほうがよいということ。 《類句》年寄りと金釘引っ込む程よい。

としよりのひやみず【年寄りの冷や水】🔗🔉

としよりのひやみず【年寄りの冷や水】 《年寄りが飲む冷たい水の意》老人が若い者に負けまいとして、老人に似合わない危ないことをしたり、差し出た振る舞いをしたりすることのたとえ。 《参考》 警告したり冷やかしたりして言うことば。 《類句》老いの木登り。

としをくっている【年を食っている】🔗🔉

としをくっている【年を食っている】 他の人より年を取って経験が豊かであること。 《例文》 「やはり、年を食っているだけのことはある。えらいもんだ。」 見掛けよりも年齢が多いこと。 《参考》 俗な言い方。

としをこす【年を越す】🔗🔉

としをこす【年を越す】 旧年が去って新しい年になる。 《例文》 「事件の解決を見ずに年を越すのは残念だ。」

としをとる【年を取る】🔗🔉

としをとる【年を取る】 年齢が増える。 《例文》 「昔は正月が来ると、一つ年を取ったものだ。」 年齢を重ねて老年になる。 《例文》 「いつのまにか年を取って、古稀(コキ)の祝いをされるようになってしまった。」

ねんきをいれる【年季を入れる】🔗🔉

ねんきをいれる【年季を入れる】 長い間同じ仕事に従事して修練を積む。 《例文》 「子どものときからその道一筋に年季を入れたのだから、腕は確かだ。」 《参考》 「年季」は、奉公人が1年間を1季として勤める約束の年限。

ねんぐのおさめどき【年貢の納め時】🔗🔉

ねんぐのおさめどき【年貢の納め時】 《年貢の滞納を清算する時期の意》悪事を行い続けてきた者が捕らえられて罪に服するべき時期。また、悪事に限らず、今まで続けてきた物事をあきらめて改めるべき時期。 《例文》 「この辺が年貢の納め時だろう。早く結婚しなさいよ。」

ねんねんさいさいひとおなじからず【年年歳歳人同じからず】▽中国🔗🔉

ねんねんさいさいひとおなじからず【年年歳歳人同じからず】▽中国 花は毎年同じように咲くが、人の身は年とともに変わり、やがて老い衰えるということ。 《出典》 古人復(マ)タ洛城ノ東ニ無ク、今人還(マ)タ対ス落花ノ風。年年歳歳花相似タリ、歳歳年年人同ジカラズ。言ヲ寄ス全盛紅顔ノ子、応(マサ)ニ憐ムベシ半死白頭ノ翁(オキナ)。〔劉廷之(リュウテイシ)・白頭を悲しむ翁に代わる〕

としがくすり【年が薬】🔗🔉

としがくすり【年が薬】 年を取るにつれて考え深くなり、かつ分別もついてくる。年功を積むということは言ってみれば若気の至りを治す薬のようなものだということ。 ◎「年こそ薬なれ」とも言う。

としとわんよりよをとえ【年問わんより世を問え】🔗🔉

としとわんよりよをとえ【年問わんより世を問え】 その人の年齢の多少を問題にするよりも、その人の過ごしてきた人生や積み重ねてきた経験の中身を問題にせよということ。

としにはかてぬ【年には勝てぬ】🔗🔉

としにはかてぬ【年には勝てぬ】 だれしもがいつまでも若いつもりでいるが、年を取れば気力こそあっても体力がついていかない。人間、やはり年齢には勝てないということ。

としはよれどもこころはよらぬ【年は寄れども心は寄らぬ】🔗🔉

としはよれどもこころはよらぬ【年は寄れども心は寄らぬ】 年こそ取ってはいるが、気力は少しも衰えない、まだまだ若い者には負けないぞということ。

としよりとくぎがしらはひっこむがよし【年寄りと釘頭は引っ込むがよし】🔗🔉

としよりとくぎがしらはひっこむがよし【年寄りと釘頭は引っ込むがよし】 年寄りは出しゃばらずにおとなしくしていたほうがいいということ。 ◎釘の頭が出っぱっていると邪魔なように、年寄りが表面に出ると若い者の邪魔になるから引っ込んでいたほうがいいの意から。

としよりのいうこととうしのしりがいははずれない【年寄りの言うことと牛の鞦は外れない】🔗🔉

としよりのいうこととうしのしりがいははずれない【年寄りの言うことと牛の鞦は外れない】 多年さまざまな経験を積んできた年寄りの言う意見には、まちがいがないということ。 ◎「鞦」は馬や牛の尻(しり)から鞍(くら)にかける紐(ひも)のこと。 〔類〕亀の甲より年の劫/老いたる馬は道を忘れず/老馬の智 〔較〕An old dog barks not in vain.(老犬が吠(ほ)えるにはわけがある)

としよりのたっしゃ はるのゆき【年寄りの達者 春の雪】🔗🔉

としよりのたっしゃ はるのゆき【年寄りの達者 春の雪】 いくら達者だといっても、年寄りの場合は春の雪が消えやすいように、いつどうなるか当てにならないということ。

としよりのひやみず【年寄りの冷や水】🔗🔉

としよりのひやみず【年寄りの冷や水】 年寄りが年不相応なむちゃをしたり、いかにも元気そうにふるまってむりをしたりすることを冷やかして言うことば。 ◎年寄りが若者に負けまいと強がって冷たい水を浴びるの意から。また、一説に、年寄りがからだによくない冷たい水をむりして飲むの意からとも言う。いろはがるた(江戸)。 〔較〕An old sack asketh much patching.(古い袋はおおいに継ぎの要あり)

としよりのものわすれ わかもののむふんべつ【年寄りの物忘れ 若者の無分別】🔗🔉

としよりのものわすれ わかもののむふんべつ【年寄りの物忘れ 若者の無分別】 年寄りはとかく物忘れをしがちだし、また、若者は思慮に欠けたふるまいをしがちだということ。年寄りと若者それぞれの欠点や特徴を言うことば。 〔較〕The old forget,the young don"t know.(老いは忘れ、若きは知らず)

としよりはいえのたから【年寄りは家の宝】🔗🔉

としよりはいえのたから【年寄りは家の宝】 年寄りは経験豊富で何でもよく知っているから、いろいろなことを教えてくれるので、いわば家にとっては宝のような存在だということ。 〔較〕Old age is honorable.(老齢を敬うべし)

ねんぐのおさめどき【年貢の納め時】🔗🔉

ねんぐのおさめどき【年貢の納め時】 長い間、悪事を重ねてきた者がついに捕らえられて罰を受け、刑に服さなければならなくなる時。また、長い間してきたよくない事などに終止符を打って、観念する時の意にも言う。 ◎「年貢」は昔、年ごとに割り当てられた租税のこと。 〔較〕Every fox must pay his own skin to the flayer.(どの狐(きつね)も自分の毛皮を皮はぎ人に与えねばならぬ)

ねんねんさいさいはなあいにたりさいさいねんねんひとおなじからず【年々歳々花相似たり歳々年々人同じからず】🔗🔉

ねんねんさいさいはなあいにたりさいさいねんねんひとおなじからず【年々歳々花相似たり歳々年々人同じからず】 花は年ごとに同じように美しく咲くが、人の境遇は年ごとに変わって同じではない。自然が永遠の存在であるのに対して、人の世の移り変わりの激しくはかないことを言うことば。 ◎「年々歳々」も「歳々年々」も毎年毎年の意。 〔出〕劉廷芝(りゅうていし) 〔例〕「年々歳々花の頃嫁の礼」(古川柳)

年老いた🔗🔉

年老いた 【春秋高し】

年とって思うこと🔗🔉

年とって思うこと 【日暮れて途遠し】

年とってからの学問🔗🔉

年とってからの学問 【六十の手習い】

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