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たち【太刀・大刀】🔗🔉

たち [1] 【太刀・大刀】 〔「断ち」の意〕 (1)(短小の「かたな」に対して)長大な刀剣を総称していう。「八雲立つ出雲梟師(タケル)が佩ける―/日本書紀(崇神)」 (2)(刃を上に向けて腰帯に差した「かたな」に対して)刃を下に向けて腰につり下げる刀剣。 〔古墳時代から奈良時代までに見られる直刀を「大刀」と書き,平安以降の反り刀を「太刀」と書き分けることがある〕 太刀(2) [図]

たち【立ち】🔗🔉

たち 【立ち】 ■一■ [2] (名) 〔動詞「立つ」の連用形から〕 (1)出発すること。旅立つこと。「明日のお―は何時ですか」 (2)すぎゆくこと。経過。「月日の―が早い」「産後の肥―」 (3)尽きること。「―の早い蝋燭(ロウソク)」 (4)「立ち稽古(ゲイコ)」の略。「―に入る」 (5)「立役(タチヤク)」の略。 (6)「立ち合い」の略。 ■二■ (接頭) 動詞に付いて,語勢を強めたり,ややあらたまった感じの意を添える。「―まじる」「―まさる」「―かえる」 →だち(立)

たち【建ち】🔗🔉

たち [2] 【建ち】 ⇒建(タ)て入(イ)れ

たち【質】🔗🔉

たち [1] 【質】 (1)人の生まれつきの性質・体質。「涙もろい―」「蕁麻疹(ジンマシン)の出やすい―」 (2)その事柄の性質。「―の悪いいたずら」

たち【館】🔗🔉

たち 【館】 (1)貴人や官吏などの宿舎。たて。「守(カミ)の―より,呼びにふみもて来たなり/土左」 (2)貴人の邸宅。やかた。「この浜の―にこころやすくおはします/源氏(明石)」 (3)貴人を敬っていう語。「大弐の御―の上の/源氏(玉鬘)」 (4)小規模の城。とりで。「楠が―へ行向つて/太平記 3」

たち【館】🔗🔉

たち 【館】 姓氏の一。

た-ち【他地】🔗🔉

た-ち [1] 【他地】 よその土地。「―へ向かう」

タチJacques Tati🔗🔉

タチ Jacques Tati (1908-1982) フランスの映画脚本家・俳優・監督。自分で脚本を書いて,監督し,主演するというフランスの代表的な喜劇作家として知られる。「ぼくの伯父さんの休暇」「ぼくの伯父さん」など。

たち【達】🔗🔉

たち 【達】 (接尾) 名詞・代名詞に付いて,それらが複数であることを表す。「きみ―のせいだ」「わたし―も頑張る」「森の小鳥―」 〔古くは敬意を含み,神や貴人にだけ付いた。現在では「ども」「ら」のような見下した感じはないが,「かた」ほどの敬意はなく,普通,尊敬すべき人にはつけない〕

たち-あい【立(ち)会い】🔗🔉

たち-あい ―アヒ [0] 【立(ち)会い】 〔動詞「立ち会う」の連用形から〕 (1)のちの証拠にするため,また監督や検査などのために,その場所に居合わせ確認すること。また,その人。「第三者の―のもとで」 (2)取引所で取引員が集まり,売買の取引を行うこと。「午後の―」

たちあい-えんぜつ【立会演説】🔗🔉

たちあい-えんぜつ ―アヒ― [5] 【立会演説】 異なる意見をもつ人が,公開の場で多くの人を前に,各々の意見を述べあうこと。また,その演説。「選挙の―」

たちあい-がき【立(ち)会い垣】🔗🔉

たちあい-がき ―アヒ― [3] 【立(ち)会い垣】 丸竹を数本ずつ並べ,間をあけて造った垣。袖垣などに使用される。

たちあい-じょう【立会場】🔗🔉

たちあい-じょう ―アヒヂヤウ [0] 【立会場】 取引所で,売買取引を行う場所。場(バ)。

たちあい-ていし【立会停止】🔗🔉

たちあい-ていし ―アヒ― [0] 【立会停止】 取引所で,相場に激しい動きがあって不穏当な売買の行われるおそれのあるとき,秩序維持のために立ち会いを一時停止すること。

たちあい-にん【立会人】🔗🔉

たちあい-にん ―アヒ― [0] 【立会人】 後日の証拠にするために,証人としてその場に立ち会う人。立会証人。

たち-あい【立(ち)合い】🔗🔉

たち-あい ―アヒ [0] 【立(ち)合い】 〔動詞「立ち合う」の連用形から〕 (1)相撲で,力士が仕切りのあとに立ち上がること。「―負け」 (2)能で競演すること。 (3)江戸幕府の評定所の定期会合日の一。三奉行・大目付・目付が列席する。

たち-あ・う【立(ち)会う】🔗🔉

たち-あ・う ―アフ [0][3] 【立(ち)会う】 (動ワ五[ハ四]) (証人や参考人として)その場に居合わせる。「手術に―・う」「参考人として―・う」 [可能] たちあえる

たち-あ・う【立(ち)合う】🔗🔉

たち-あ・う ―アフ [0][3] 【立(ち)合う】 (動ワ五[ハ四]) (1)互いに勝負を争う。互いに格闘する。「堂々と―・う」 (2)相方が互いに出会う。合流する。「山なみのよろしき国と川なみの―・ふ里と/万葉 1050」 [可能] たちあえる

たち-あおい【立葵】🔗🔉

たち-あおい ―アフヒ [3] 【立葵】 (1)アオイ科の越年草。地中海沿岸原産。観賞用。高さ約2メートル。葉は心臓形で掌状に浅裂する。六月頃から茎が伸び葉腋ごとに大形の五弁花をつけ,長い花穂をつくる。花色は紅・桃・白・黄・紫など。唐(カラ)葵。花葵。梅雨葵。ホリホック。[季]夏。 (2)エンレイソウの別名。 (3)葵紋の一。茎のある葵の葉三つを杉形(スギナリ)に立てた形のもの。 →葵

たち-あかし【立ち明かし】🔗🔉

たち-あかし 【立ち明かし】 「たてあかし」に同じ。「―の光の心もとなければ/紫式部日記」

たち-あか・す【立(ち)明かす】🔗🔉

たち-あか・す [0][4] 【立(ち)明かす】 (動サ五[四]) 立ったまま夜を明かす。「一晩中門前で―・す」

たち-あがり【立(ち)上がり】🔗🔉

たち-あがり [0] 【立(ち)上がり】 (1)立ち上がること。 (2)動作や行動のしはじめ。「―が悪い」 (3)相撲で,仕切りから体を起こすこと。 (4)建築で,材が水平面から鉛直に立ち上がること。また,その寸法。

たち-あがり【裁ち上(が)り】🔗🔉

たち-あがり [0] 【裁ち上(が)り】 衣服の生地を裁ち終えること。また,その出来ばえ。

たち-あが・る【立(ち)上がる】🔗🔉

たち-あが・る [0][4] 【立(ち)上がる】 (動ラ五[四]) (1)座ったり腰かけたりしていた人が,立つ。「座席から―・る」 (2)相撲で,力士が仕切りを終えて,勝負を始める。 (3)まったく打ちひしがれていた者が,勢いを取り戻す。「破産の憂き目から―・る」「廃墟の中から―・る」 (4)思い切って行動を起こす。「暴力追放に市民が―・る」 (5)たちまさる。すぐれる。「内の文さんはグツと気位が―・つてお出でだから/浮雲(四迷)」 (6)機械が動き始める。「―・るまでに時間のかかるコンピューター」 (7)上の方に高くのびる。「炎空へ―・り/平家 6」 [可能] たちあがれる

たち-あが・る【建ち上(が)る】🔗🔉

たち-あが・る [0][4] 【建ち上(が)る】 (動ラ五[四]) 家が建てられ,できあがる。

たち-あ・げる【立(ち)上げる】🔗🔉

たち-あ・げる [0][4] 【立(ち)上げる】 (動ガ下一) 起動させるための必要な操作をして,機械が稼働できる状態にする。「パソコンを―・げる」

たち-あらわ・れる【立(ち)現れる・立ち顕れる】🔗🔉

たち-あらわ・れる ―アラハレル [6][0] 【立(ち)現れる・立ち顕れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 たちあらは・る 目前にあらわれる。姿を見せる。「ドアを開けてゆっくりと―・れる」

たち-あるき【立(ち)歩き】🔗🔉

たち-あるき [0] 【立(ち)歩き】 立つことと歩くこと。「―に不自由する」

たち-い【立ち居・起ち居】🔗🔉

たち-い [2][1] 【立ち居・起ち居】 (1)立ったり,座ったりすること。日常の動作。「―が不自由になる」 (2)立っていること。「空晴れて,千里に雲の―もなく/読本・雨月(菊花の約)」

たちい-ふるまい【立ち居振(る)舞い・立(ち)居振舞・起ち居振(る)舞い】🔗🔉

たちい-ふるまい―マヒ [2][1] 【立ち居振(る)舞い・立(ち)居振舞・起ち居振(る)舞い】 立ったり座ったりする動作に伴う,体のこなし。体の動かし方。起居動作。

たち-い・ず【立ち出づ】🔗🔉

たち-い・ず ―イヅ 【立ち出づ】 (動ダ下二) (1)その場を去る。出てゆく。「―・でて山の井に行きて/大和 155」 (2)その場に現れる。出てくる。「きこゆべき事ありてなむ,―・で給へ/落窪 1」 (3)おもて立ったところに出る。「世に―・でば人やとがめん/新撰六帖 5」 (4)形となって表にあらわれる。「もとよりの憎さも―・でて/源氏(桐壺)」

たち-いた【裁(ち)板】🔗🔉

たち-いた [3][2] 【裁(ち)板】 布を裁断するときなどに台として用いる板。たちもの板。

たち-いた・る【立(ち)至る】🔗🔉

たち-いた・る [4] 【立(ち)至る】 (動ラ五[四]) 〔「たち」は接頭語〕 事件や情勢などが,重大深刻な状態になる。「両国の関係はのっぴきならぬ状態に―・った」

たち-いり【立(ち)入り】🔗🔉

たち-いり [0] 【立(ち)入り】 (1)たちいること。「関係者以外の―を禁ずる」 (2)「立入検査」の略。「―があった」 (3)ある家に親しく出入りすること。また,その人。

たちいり-きんし【立(ち)入り禁止・立入禁止】🔗🔉

たちいり-きんし [0] 【立(ち)入り禁止・立入禁止】 その場所へ立ち入ることを禁止すること。「―区域」

たちいり-けんさ【立入検査】🔗🔉

たちいり-けんさ [5] 【立入検査】 行政機関の命令を受けた者が行政法規の遵守を確認するために,事務所・営業所・工場などに立ち入って,帳簿・設備などの検査を行うこと。臨検。

たちいり【立入】🔗🔉

たちいり 【立入】 姓氏の一。

たちいり-むねつぐ【立入宗継】🔗🔉

たちいり-むねつぐ 【立入宗継】 ⇒たてりそうけい(立入宗継)

たち-い・る【立(ち)入る】🔗🔉

たち-い・る [0][3] 【立(ち)入る】 (動ラ五[四]) (1)ある場所の内部へはいる。「無断で構内に―・ることを禁ず」「東塔の南谷のある坊に―・りて出家入道して/保元(中)」 (2)本来は関係のない事柄にかかわる。「部外者が―・る問題ではない」「―・ったことを伺いますが…」 (3)(核心などに)深くはいりこむ。「もう少し―・って言えば」 [可能] たちいれる

たち-うお【太刀魚】🔗🔉

たち-うお ―ウヲ [2] 【太刀魚】 スズキ目の海魚。全長1.5メートルに達する。体は銀白色で細長く側扁し,太刀状となる。背びれは全背縁に発達するが,尾びれと腹びれはない。体表からとれるグアニンは模造真珠の光沢をつけるために使う。暖海に広く分布。食用。タチ。タチノウオ。[季]秋。 太刀魚 [図]

たち-うす【立ち臼】🔗🔉

たち-うす [3] 【立ち臼】 餅(モチ)などをつく臼。

たち-うた【立(ち)歌】🔗🔉

たち-うた 【立(ち)歌】 雅楽の声楽曲(特に国風歌舞(クニブリノウタマイ))で,歌唱者・伴奏者全員が立ったまま演唱・演奏すること。節会(セチエ)の際の庭上での演奏など,屋外の演奏で行われる。

たち-うち【太刀打ち】🔗🔉

たち-うち [0] 【太刀打ち】 (名)スル (1)太刀をもって互いに打ち合い戦うこと。「―の技(ワザ)(=剣術)」 (2)物事を張り合って,競争すること。「とても―できない」「道学先生と―して,議論に勝てよう道理が無い/婦系図(鏡花)」 (3)槍の,口金から血留まりまでの間の呼び名。 →槍

たち-うち【立ち射ち】🔗🔉

たち-うち [0] 【立ち射ち】 「立射(リツシヤ)」に同じ。

たちうばい【太刀奪】🔗🔉

たちうばい タチウバヒ 【太刀奪】 ⇒たちばい(太刀奪)

たち-うり【立(ち)売り】🔗🔉

たち-うり [0] 【立(ち)売り】 (名)スル 店を構えず,道端などで物を売ること。また,その人。「ホームで駅弁を―する」

たち-うり【裁(ち)売り】🔗🔉

たち-うり [0] 【裁(ち)売り】 (名)スル 必要なだけ裁ち切って売ること。切り売り。

たち-えり【立(ち)襟】🔗🔉

たち-えり [0][2] 【立(ち)襟】 折り返らず,首に沿って立ち上がっている洋服の襟。スタンド-カラー。

たち-おうじょう【立(ち)往生】🔗🔉

たち-おうじょう ―ワウジヤウ [3] 【立(ち)往生】 (名)スル (1)立ったまま死ぬこと。立ち死に。「弁慶の―」 (2)事故などで,電車や自動車が身動きのとれない状態になること。「雪のため電車が―する」 (3)物事が行き詰まりの状態になって処置に困ること。「演壇上で―する」

たち-おくれ【立(ち)後れ・立(ち)遅れ】🔗🔉

たち-おくれ [0] 【立(ち)後れ・立(ち)遅れ】 たちおくれること。「福祉の―」

たち-おく・れる【立(ち)後れる・立(ち)遅れる】🔗🔉

たち-おく・れる [5][0] 【立(ち)後れる・立(ち)遅れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 たちおく・る (1)立つのがおくれる。立ち上がるのがおそくなる。「横綱は一瞬―・れた」 (2)〔「たち」は接頭語〕 着手・進歩・発展などが,ほかよりもおくれている。また,劣る。「取材活動が他社に一歩―・れる」「社会資本の充実が―・れる」「心憎く奥まりたるけはひは―・れ/源氏(花宴)」 (3)〔「たち」は接頭語〕 死におくれる。「睦ましかるべき人にも―・れ侍りにければ/源氏(若紫)」

たち-おと【太刀音】🔗🔉

たち-おと [0][4] 【太刀音】 太刀で打ち合う音。

たち-おとし【裁ち落(と)し】🔗🔉

たち-おとし [0] 【裁ち落(と)し】 裁縫・製本・料理などで,不必要な部分を切り落とすこと。また,その不要な部分。

たち-おと・す【裁ち落(と)す】🔗🔉

たち-おと・す [0][4] 【裁ち落(と)す】 (動サ五[四]) 裁ち切って不必要な部分を取り除く。「布地を―・す」

たち-おどり【太刀踊り】🔗🔉

たち-おどり ―ヲドリ [3] 【太刀踊り】 太刀を手に踊る芸能。高知・鹿児島など南国に多く,二人一組で真剣を打ち合わせつつ悪霊退散を願って踊るもの。花取り踊り。

たち-おもだか【立沢瀉】🔗🔉

たち-おもだか [3] 【立沢瀉】 沢瀉紋の一。沢瀉の立った葉を中央にして,両側に花をあしらったもの。

たち-およぎ【立(ち)泳ぎ】🔗🔉

たち-およぎ [3] 【立(ち)泳ぎ】 (名)スル 泳法の一。身体を水中に立てた姿勢で,手足を動かして泳ぐこと。

たち-おりがみ【太刀折(り)紙】🔗🔉

たち-おりがみ ―ヲリガミ 【太刀折(り)紙】 太刀や馬を贈呈する際に,品目・数量・金額などを記した折り紙。

たち-おろし【裁(ち)下ろし】🔗🔉

たち-おろし [0] 【裁(ち)下ろし】 仕立てたばかりの着物。仕立ておろし。

たち-かえり【立(ち)返り】🔗🔉

たち-かえり ―カヘリ 【立(ち)返り】 ■一■ (名) 行ってすぐ帰って来ること。「―にもと思へども,おのづから日ごろ経る事も侍りなむ/浜松中納言 2」 ■二■ (副) (1)くりかえし。つくづくと。「―あはれとぞ思ふ/古今(恋一)」 (2)〔返書・返歌などに用いて〕 折りかえし。すぐに。「…と聞えたるを御覧じて,―なにせむに…とあり/和泉式部日記」 (3)今までとは逆に。「―,続けて勝つべき時の至れると知るべし/徒然 126」

たち-かえ・る【立(ち)返る】🔗🔉

たち-かえ・る ―カヘル [3][0] 【立(ち)返る】 (動ラ五[四]) 〔「たち」は接頭語〕 (1)出発点に戻る。引き返す。「基本に―・って練習する」「原点に―・る」「急ぎ家に―・る」 (2)繰り返す。「親のをりより―・りつつ見し東路/更級」 (3)年が改まる。新年になる。「あらたまの年 ―・るあしたより/拾遺(春)」 [可能] たちかえれる

たち-かか・る【立ち掛(か)る】🔗🔉

たち-かか・る [0][4] 【立ち掛(か)る】 (動ラ五[四]) (1)立とうとする。立ちかける。 (2)攻撃をしかける。たちむかう。「二三人ホド―・リ/天草本伊曾保」 (3)よりかかる。もたれかかる。「―・り屏風を倒す女子ども(凡兆)/猿蓑」

たち-がく【立楽】🔗🔉

たち-がく 【立楽】 雅楽で,楽人全員が立ったまま演奏すること。節会(セチエ)の際の庭上の演奏など,屋外の演奏で行われる。りゅうがく。 ⇔居楽(イガク) →道楽(ミチガク)

たち-かけ【太刀懸け】🔗🔉

たち-かけ [2] 【太刀懸け】 太刀を懸けること。また,そのための台。

たち-かげ【太刀影】🔗🔉

たち-かげ 【太刀影】 太刀のひらめく光。「五郎が―を見て,かいふして逃げにけり/曾我 9」

たち-がしら【立(ち)頭】🔗🔉

たち-がしら [3] 【立(ち)頭】 能・狂言で,立ち衆の長。

たち-かぜ【太刀風】🔗🔉

たち-かぜ [2][0] 【太刀風】 太刀を振るときに起こる風。激しくきりこんだときの太刀の勢い。「―鋭く斬りかかる」

たち-かた【立(ち)方】🔗🔉

たち-かた [4][3] 【立(ち)方】 (1)立ち上がる方法。 (2)歌舞伎・日本舞踊で,地方(ジカタ),すなわち伴奏者に対して,立って舞い踊る者。 ⇔地方 (3)身の処し方。また,立場。「それぢやあおれが身が―ない/洒落本・契情買言告鳥」

たち-かた【裁(ち)方】🔗🔉

たち-かた [3] 【裁(ち)方】 布・革・紙などを適当な寸法に裁ち切る方法。

たち-がたり【立ち語り】🔗🔉

たち-がたり [0] 【立ち語り】 語り間(アイ)の一。常座に立ったままで,曲の経緯を語るもの。 →居語り

たち-がみ【鬣】🔗🔉

たち-がみ 【鬣】 「たてがみ」に同じ。[新撰字鏡]

たち-がらみ【太刀絡み】🔗🔉

たち-がらみ [3] 【太刀絡み】 鎧(ヨロイ)の付属品。革または藤蔓(フジヅル)などで作った環で,太刀をくくりつけるもの。

たち-がれ【立(ち)枯れ】🔗🔉

たち-がれ [0] 【立(ち)枯れ】 (名)スル 草木が立ったまま枯れること。「日照りのために―した樹木」

たちがれ-びょう【立(ち)枯れ病】🔗🔉

たちがれ-びょう ―ビヤウ [0] 【立(ち)枯れ病】 農作物の根や茎に糸状菌が寄生して茎や葉が急にしぼみ,立ったまま枯れてしまう病気。

たち-が・れる【立(ち)枯れる】🔗🔉

たち-が・れる [0][4] 【立(ち)枯れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 たちが・る 草木が立ったままで枯れる。「―・れた街路樹」

たちかわ【立川】🔗🔉

たちかわ タチカハ 【立川】 東京都西部の市。住宅地として開発され,近年は商業が発展。鉄道・バス交通の要地。1977年(昭和52)までアメリカ軍の基地が置かれた。

たちかわ-ぶんこ【立川文庫】🔗🔉

たちかわ-ぶんこ タチカハ― 【立川文庫】 〔正しくは「たつかわぶんこ」〕 明治末年から大正中期にかけて,大阪の立川文明堂刊行の少年向けの講談文庫本。玉田玉秀斎や山田阿鉄(オテツ)らの集団執筆になり,「猿飛佐助」「霧隠才蔵」などが有名。

たち-かわり【立ち替(わ)り・立ち代(わ)り】🔗🔉

たち-かわり ―カハリ [0] 【立ち替(わ)り・立ち代(わ)り】 (副) 交代して。入れ替わって。「入れ替わり―」

たちかわ-りゅう【立川流】🔗🔉

たちかわ-りゅう タチカハリウ 【立川流】 〔仏〕 真言宗から派生した一派。平安末期に仁寛が始め,鎌倉末の文観によって興隆した。男女の交合を即身成仏と解し,信仰の中心に位置付けた。正統的真言宗から異端として弾圧され,近世に入って衰微した。

たち-かわ・る【立ち代はる・立ち替はる】🔗🔉

たち-かわ・る ―カハル 【立ち代はる・立ち替はる】 (動ラ四) 〔「たち」は接頭語〕 (1)代わる。交代する。「入れかわり―・り」「上はまかでさせ給ふ。―・りて参り給ふに/源氏(藤裏葉)」 (2)移り変わる。「―・り古き都となりぬれば/万葉 1048」

たち【質の良い(悪い)】(和英)🔗🔉

たち【質の良い(悪い)】 good-(ill-)natured (気質);of good (bad) character (事柄);benignant (malignant,bad) (病気の).→英和 …の〜である beby nature;be liable.

たち【太刀】(和英)🔗🔉

たち【太刀】 a (long) sword.

たちあう【立ち会う】(和英)🔗🔉

たちあう【立ち会う】 attend;→英和 be present;be (a) witness.

たちあおい【立葵】(和英)🔗🔉

たちあおい【立葵】 《植》a hollyhock.→英和

たちあがる【立ち上がる】(和英)🔗🔉

たちあがる【立ち上がる】 stand[get]up;rise (to one's feet);→英和 rise (up) (奮起する).

たちい【立居振舞】(和英)🔗🔉

たちい【立居振舞】 manners;bearing;→英和 behavior.→英和

たちいたる【立ち至る】(和英)🔗🔉

たちいたる【立ち至る】 come;→英和 result.→英和

たちいり【立入り禁止】(和英)🔗🔉

たちいり【立入り禁止】 <掲示>No Admittance./No Trespassing./Keep Off./Off Limits.立入り検査 an on-the-spot inspection.

たちいる【立ち入る】(和英)🔗🔉

たちいる【立ち入る】 enter;→英和 go[come]into;meddle(干渉);→英和 intrude (侵入).→英和 立ち入った(質問) (a) personal (question).→英和

たちうお【太刀魚】(和英)🔗🔉

たちうお【太刀魚】 a scabbard fish.

たちうち【太刀打ちする】(和英)🔗🔉

たちうち【太刀打ちする】 [対抗する]compete;→英和 rival.→英和 〜が出来ない be no match.

たちえり【立襟】(和英)🔗🔉

たちえり【立襟】 a stand-up collar.

たちおうじょう【立往生する】(和英)🔗🔉

たちおうじょう【立往生する】 come[be brought]to a standstill;→英和 be stranded[held up];be at a loss (当惑).→英和

たちおくれる【立ち遅れる】(和英)🔗🔉

たちおくれる【立ち遅れる】 bebehind;be handicapped at the start.→英和

たちおよぎ【立泳ぎする】(和英)🔗🔉

たちおよぎ【立泳ぎする】 tread water.

たちかえる【立ち返る】(和英)🔗🔉

たちかえる【立ち返る】 come to.

たちかた【裁ち方】(和英)🔗🔉

たちかた【裁ち方】 acut;→英和 cutting;→英和 how to cut (方法).

たちがれ【立枯れになる】(和英)🔗🔉

たちがれ【立枯れになる】 wither.→英和

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