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たち【質】🔗🔉

たち【質】 生まれつきの性質や体質。 「あきっぽい━」 その物事の性質。 「━の悪いいたずら」 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖性質‖せいしつ

たち【館】🔗🔉

たち【館】 〔古〕 貴人や役人が宿泊・居住する官舎。 小規模の城。たて。

たち【《太刀》(大刀)】🔗🔉

たち【《太刀》(大刀)】 長大な刀剣の総称。 刃を下に向けて腰につり下げる長い刀剣。 ◇刃を上に向けて腰帯にさす「かたな」に対していう。 ◆「断ち」の意。 時代の古い直刀ちょくとうを「大刀」、平安時代以降の反り刀を「太刀」と書き分けることがある。

たち【立ち】🔗🔉

たち【立ち】 接頭《動詞に付いて》語勢を強め、またやや改まった感じを表す。 「━かえる・━まさる・━まじる・━向かう」

たち【達】🔗🔉

たち【達】 接尾人・動物の複数を表す。また、〜を代表とする一団の意を表す。 「ぼく━・きみ━・若者━・小鳥━」 「伯母━が遊びに来ている」 「ともだち(友達)」の表記 「公達きんだち」に見るように、古くは尊敬の意をこめて使ったもので、「ら」「ども」より丁寧。「高山の花たちが咲き誇る」「突然扉を開いて現われた貨車たちは、…石原慎太郎」など、人・動物以外に使うこともある。

たち‐あい【立ち会い】━アヒ🔗🔉

たち‐あい【立ち会い】━アヒ 証人・参考人などとして、その場に同席すること。また、その人。 取引所で、取引員が集まって売買の取引をすること。 公用文では「立会い」。

たち‐あい【立ち合い】━アヒ🔗🔉

たち‐あい【立ち合い】━アヒ 双方が向かい合って勝負を争うこと。 相撲で、土俵上の力士が仕切りから立ち上がること。また、その瞬間。

たちあい‐えんぜつ【立ち会い演説】タチアヒ━🔗🔉

たちあい‐えんぜつ【立ち会い演説】タチアヒ━ 異なる意見を持つ人々が公開の場で交互に意見を述べ合うこと。また、その演説。 公用文では「立会演説」。

たち‐あ・う【立ち会う】━アフ🔗🔉

たち‐あ・う【立ち会う】━アフ 自五証人・参考人などとして、その場に臨む。 「検査に━」 立ち会い

たち‐あが・る【立ち上がる(起ち上がる)】🔗🔉

たち‐あが・る【立ち上がる(起ち上がる)】 自五 座ったり横になったりしている姿勢から体を起こして立つ。起立する。 「ソファから━」 「ダウンしたボクサーがマットから━」 「馬が後脚で━」 相撲で、仕切りを終えた力士が体を起こして勝負を始める。立つ。 「制限時間前に━」 苦しい状態に陥った者が勢いを取り戻して活動を始める。 「貧乏のどん底から━」 「震災の痛手から━」 ある目的のために新たに行動を起こす。 「救援活動に━」 「市民が祖国のために━」 横になった物が縦方向に起き上がる。 「氏子たちの力で御柱おんばしらが━」 煙や炎などが上の方へ上がる現象が現れ出る。立ち現れる。 「湯気[土煙]が━」 やや俗な用法。一般には「立ち上のぼる」を使う。 家屋や壁・塀などが上方に伸びた状態で作り出される。 「土台の上に壁が━」 多く「建ち上がる」と書く。 イメージや感覚などが現れ出る。 「緻密ちみつな描写から主人公の姿が生き生きと━」 機械(特に、コンピューター)に電源が入れられ、システムが稼働する状態が作られる。起動する。 「パソコン[ソフト]が━」 ◇近年使われだした言い方。 組織や企画などが新たに作られる。創設される。新設される。 「国家戦略室[新企画]が━」 ◆意志的な動作を表すの他動詞形は「立ち上がらせる」。無意志的な作用を表すの他動詞形は「立ち上げる」。以降は、〜ガに結果をとる言い方。 立ち上がり「━に失敗する」 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖立つ‖たつ

たち‐あ・げる【立ち上げる(起ち上げる)】🔗🔉

たち‐あ・げる【立ち上げる(起ち上げる)】 他下一 持ち上げたり支えたりして立った状態にする。 「作業員が総掛かりで倒れた塀を━」 「育毛剤で頭髪を根元から━」 あることが要因となって、炎や煙が上方に立ち上るような現象を作り出す。上げる。 「土煙を━・げてトラックが走る」 上方に伸びた状態で、建造物を作り出す。 「外壁を━」 多く「建ち上げる」と書く。 ある物事が、心の中にイメージや感覚などを作り出す。生み出す。 「巧みな戦術が豊かな企業イメージを━」 機械(特に、コンピューター)に電源を入れて、システムが稼働できる状態を作り出す。起動させる。 「機械[ワープロソフト]を━」 ◇近年使われだした言い方。 組織や企画などを新たに作り出す。創設する。新設する。 「特別捜査本部[新雑誌の企画]を━」 自らを持ち上げて立ち上がるようにする。 「悲しみの底から己を━」 「アカンサスがまっすぐに花茎を━」 ◆「立ち上がる」の他動詞形。近年使われるようになった語。 は〜ヲに結果をとる言い方。は再帰用法。自らを立ち上がらせる意。

たち‐いた【裁ち板】🔗🔉

たち‐いた【裁ち板】 布・紙などを裁つときに台として用いる板。裁ち物板。

たち‐いた・る【立ち至る】🔗🔉

たち‐いた・る【立ち至る】 自五物事がそのような状態になる。 「交渉決裂という事態に━」

たち‐いち【立ち位置】━ヰチ🔗🔉

たち‐いち【立ち位置】━ヰチ 立つ位置。 「役者の━」 ある状況の中で、その人が占める位置。立場。 「チームにおける━」

たちい‐ふるまい【立ち居振る舞い】タチヰフルマヒ🔗🔉

たちい‐ふるまい【立ち居振る舞い】タチヰフルマヒ 立ったり座ったりする身のこなし。日常の起居動作。立ち振る舞い。 許容形「立居振舞」も多い。 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖動作‖どうさ

たち‐い・る【立ち入る】🔗🔉

たち‐い・る【立ち入る】 自五 ある場所の中へ入る。 「無断で構内に━」 さらに深い部分に入り込む。 「━・って言うならば…」 本来自分とは関係ない事柄にかかわる。干渉する。 「部外者が━問題ではない」 立ち入り「━禁止」

たち‐うお【《太刀》魚】━ウヲ🔗🔉

たち‐うお【《太刀》魚】━ウヲ 銀白色の太刀状をしたスズキ目タチウオ科の海水魚。海中では体を垂直にして立ち泳ぎをする。暖海に分布。食用のほか、体表面をおおうグアニン箔はくを模造真珠の塗料に利用する。タチノウオ。

たち‐うち【《太刀》打ち】🔗🔉

たち‐うち【《太刀》打ち】 名・自サ変 太刀で打ち合って戦うこと。 まともに張り合って勝負すること。 「技術ではとても━できない」 ◇多く下に打ち消しの語を伴う。

たち‐うり【立ち売り】🔗🔉

たち‐うり【立ち売り】 名・他サ変店を構えず、道端や駅の構内で立って物を売ること。また、その人。

たち‐おうじょう【立ち往生】━ワウジャウ🔗🔉

たち‐おうじょう【立ち往生】━ワウジャウ 名・自サ変 立ったまま死ぬこと。立ち死に。 「弁慶の━」 途中で止まったまま動きがとれなくなること。 「大雪で新幹線が━する」 途中で行き詰まって処置のしようがなくなること。 「野次を浴びて壇上で━する」 関連語 大分類‖遅れる‖おくれる 中分類‖遅滞‖ちたい

たち‐おく・れる【立ち遅れる・立ち後れる】🔗🔉

たち‐おく・れる【立ち遅れる・立ち後れる】 自下一 立ち上がるのがおくれる。 着手・進歩・発展などが他よりおくれる。また、おくれたために劣った状態になる。 「大会の準備が━」 「技術面で━・れている企業」 たちおく・る(下二) 立ち後(遅)れ 関連語 大分類‖遅れる‖おくれる 中分類‖遅滞‖ちたい

たち‐およぎ【立ち泳ぎ】🔗🔉

たち‐およぎ【立ち泳ぎ】 名・自サ変頭を水面上に出し、体を立てた姿勢で泳ぐこと。また、その泳法。

たち‐かえ・る【立ち返る(立ち帰る)】━カヘル🔗🔉

たち‐かえ・る【立ち返る(立ち帰る)】━カヘル 自五もとの位置にかえる。もとの状態に戻る。 「原点に━・って考える」

たち‐かぜ【《太刀》風】🔗🔉

たち‐かぜ【《太刀》風】 太刀をふるったときに起こる風。激しくふりおろす太刀の勢い。

たち‐かた【立方】🔗🔉

たち‐かた【立方】 歌舞伎・日本舞踊で、立って舞い踊る人。 ◇伴奏者(地方じかた)に対していう。

たち‐がれ【立ち枯れ】🔗🔉

たち‐がれ【立ち枯れ】 名・自サ変草や木が立ったまま枯れること。 たちが・れる(自下一)

たち‐き【立ち木】🔗🔉

たち‐き【立ち木】 地面に生えている樹木。 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖き

たち‐ぎえ【立ち消え】🔗🔉

たち‐ぎえ【立ち消え】 火が十分に燃えないまま途中で消えてしまうこと。 計画などがいつの間にかとりやめになること。 「建設の計画が━になる」 関連語 大分類‖無い‖ない 中分類‖消滅‖しょうめつ

たち‐ぎき【立ち聞き】🔗🔉

たち‐ぎき【立ち聞き】 名・他サ変立ち止まって、また物陰に立って他人の会話をこっそり聞くこと。

たち‐き・る【断ち切る】🔗🔉

たち‐き・る【断ち切る】 他五 刃物などで切り離す。 「ロープを━」 「紙を二枚に━」 つながりを断ってかかわりをなくす。 「師弟の関係を━」 「業界との癒着を━」 「未練[煩悩ぼんのう]を━」 さえぎり止める。 「退路[補給路]を━」 関連語 大分類‖切る‖きる 中分類‖切断‖せつだん 大分類‖切る‖きる 中分類‖絶縁‖ぜつえん

たち‐ぐい【立ち食い】━グヒ🔗🔉

たち‐ぐい【立ち食い】━グヒ 名・他サ変立ったまま食べること。また、立ったまま客に食べさせる方式。 「━そば」

たち‐ぐされ【立ち腐れ】🔗🔉

たち‐ぐされ【立ち腐れ】 草木などが立ったまま腐ること。 使われていない建物が荒れて朽ち果てること。

たち‐くらみ【立ち眩み・立ち暗み】🔗🔉

たち‐くらみ【立ち眩み・立ち暗み】 名・自サ変立ち上がるときや立っているときに急に起こるめまい。 「風呂場で━がする」

たち‐げいこ【立ち稽古】🔗🔉

たち‐げいこ【立ち稽古】 演劇で、脚本の読み合わせを終えたあと、立って動作や表情をつけながら稽古すること。また、その稽古。

たち‐こ・める【立ち込める(立ち籠める・立ち罩める)】🔗🔉

たち‐こ・める【立ち込める(立ち籠める・立ち罩める)】 自下一煙・霧・霞かすみなどが辺り一面をおおう。また、匂いが辺りに満ちる。 「夜霧[芳香]が━」 たちこ・む(下二)

たち‐さき【《太刀》先】🔗🔉

たち‐さき【《太刀》先】 太刀の刃先。切っ先。 太刀で斬りかかる勢い。 ◇弁舌などで相手を攻撃する勢いのたとえにも使う。「━鋭く追及する」

たち‐さばき【《太刀》捌き】🔗🔉

たち‐さばき【《太刀》捌き】 太刀の使いぶり。

たち‐さ・る【立ち去る】🔗🔉

たち‐さ・る【立ち去る】 自五立ってその場から去る。たちのく。 「悄然しょうぜんとして━」

たち‐さわ・ぐ【立ち騒ぐ】🔗🔉

たち‐さわ・ぐ【立ち騒ぐ】 自五 風や波が立って騒がしい音を立てる。 「白波が━」 ひどく騒ぐ。 「群衆が━」 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖騒ぐ‖さわぐ

たち‐しょうべん【立ち小便】━セウベン🔗🔉

たち‐しょうべん【立ち小便】━セウベン 名・自サ変道端などで、立って小便をすること。たちしょんべん。

たち‐すがた【立ち姿】🔗🔉

たち‐すがた【立ち姿】 立っている姿。 舞をする姿。舞い姿。

たち‐すく・む【立ち竦む】🔗🔉

たち‐すく・む【立ち竦む】 自五驚きや恐怖のために、立ったまま動けなくなる。 「蛇を見て━」

たち‐すじ【《太刀》筋】━スヂ🔗🔉

たち‐すじ【《太刀》筋】━スヂ 太刀の使い方。また、太刀を使う素質。

たち‐つく・す【立ち尽くす】🔗🔉

たち‐つく・す【立ち尽くす】 自五いつまでもじっと立ったままでいる。 「呆然と━」 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖立つ‖たつ

たち‐づめ【立ちづめ(立ち詰め)】🔗🔉

たち‐づめ【立ちづめ(立ち詰め)】 長時間立ったままでいること。立ち通し。 「一日中━で働く」

たち‐どおし【立ち通し】━ドホシ🔗🔉

たち‐どおし【立ち通し】━ドホシ 長時間立ち続けていること。立ちづめ。

たちどころ‐に【(立ち所に)】🔗🔉

たちどころ‐に【(立ち所に)】 その場ですぐ結果があらわれるさま。たちまち。即刻。 「この薬を飲めば━痛みが消える」

たち‐どま・る【立ち止まる】🔗🔉

たち‐どま・る【立ち止まる】 自五歩くのをやめてその場に立つ。 「声を掛けられて━」 関連語 大分類‖止める‖とめる 中分類‖停止‖ていし

たち‐なお・る【立ち直る】━ナホル🔗🔉

たち‐なお・る【立ち直る】━ナホル 自五 倒れかかったものが、もとの状態に戻る。 「くずれた体勢から━」 悪い状態からもとのよい状態に戻る。 「倒産のショックから━」 立ち直り 関連語 大分類‖直す‖なおす 中分類‖直す‖なおす

たち‐なら・ぶ【立ち並ぶ】🔗🔉

たち‐なら・ぶ【立ち並ぶ】 自五 並んで立つ。 「商家の━町」 建造物については「建ち並ぶ」とも。 同じ程度の才能・力量をもっている。肩を並べる。 「刀剣の鑑定で彼に━者はいない」

たち‐の・く【《立ち退く》】🔗🔉

たち‐の・く【《立ち退く》】 自五 その場所を離れて、よそへ移る。 「野次馬を━・かせる」 住んでいる家などを明け渡して、よそへ移る。 「マンションを/から━・き田舎に移る」 立ち退き

たち‐のぼ・る【立ち上る】🔗🔉

たち‐のぼ・る【立ち上る】 自五煙などが高く上へあがる。 「火口から噴煙が━」

たち‐のみ【立ち飲み】🔗🔉

たち‐のみ【立ち飲み】 名・他サ変立ったまま飲むこと。 「コップ酒を━する」 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖飲む‖のむ

たち‐ば【立場】🔗🔉

たち‐ば【立場】 その人の置かれている地位や状況。 「苦しい━に追い込まれる」 「━がない」 ◇人が立つ場所の意から。 物の見方や考え方。観点。 「終始、反対の━をとる」

たち‐はだか・る【立ちはだかる】🔗🔉

たち‐はだか・る【立ちはだかる】 自五 両足を踏み広げ、行く手をさえぎるように立つ。 「駆け出す馬の前に━」 障害になるものが行く手に立ちふさがる。 「新内閣の前途に難問が━」 関連語 大分類‖妨げる‖さまたげる 中分類‖邪魔‖じゃま

たち‐はたら・く【立ち働く】🔗🔉

たち‐はたら・く【立ち働く】 自五体をこまめに動かしてよく働く。 「朝からかいがいしく━」 関連語 大分類‖仕事‖しごと 中分類‖労働‖ろうどう

たちばな【橘】🔗🔉

たちばな【橘】 古来、食用とされてきた柑橘かんきつ類の総称。 九州・四国などに自生するミカン科の常緑小高木。初夏、芳香のある白い五弁花をつける。小さい果実は黄熟しても酸味が強い。ヤマトタチバナ。 カラタチバナの別称。

たち‐ばなし【立ち話】🔗🔉

たち‐ばなし【立ち話】 名・自サ変立ったままで人と話をすること。また、その軽い内容の話。 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖話す‖はなす

たちばな‐づき【橘月】🔗🔉

たちばな‐づき【橘月】 陰暦五月の別称。 ◇太陽暦の五月にもいう。

たち‐はばとび【立ち幅跳び】🔗🔉

たち‐はばとび【立ち幅跳び】 幅跳びの一つ。踏み切り板の上に両足をそろえて立ち、助走をせずに前方へ跳ぶもの。 ◇かつては陸上競技種目の一つだったが、現在ではスポーツテストなどで行われる。

たち‐ばん【立ち番】🔗🔉

たち‐ばん【立ち番】 立って見張りをすること。また、その人。 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖見張り‖みはり

たち‐ふさが・る【立ち塞がる】🔗🔉

たち‐ふさが・る【立ち塞がる】 自五前に立って行く手をさえぎる。 「両手を広げて━」

たち‐ふるまい【立ち振る舞い】━フルマヒ🔗🔉

たち‐ふるまい【立ち振る舞い】━フルマヒ 立ったり座ったりする身のこなし。日常の起居動作。立ち居振る舞い。

たち‐まさ・る【立ち勝る】🔗🔉

たち‐まさ・る【立ち勝る】 自五すぐれている。まさる。 「実力ではA校が━」

たち‐まち【忽ち】🔗🔉

たち‐まち【忽ち】 物事がきわめて短い時間のうちになされるさま。瞬く間に。すぐに。 「商品は━売り切れた」 「問題は━のうちに解決した」 物事が急に起こるさま。にわかに。 「一天にわかにかき曇るや、━雨が降り出した」 ◆「立ち待ち」の意から。

たちまち‐づき【立ち待ち月】🔗🔉

たちまち‐づき【立ち待ち月】 陰暦一七日の夜の月。立ち待ちの月。 ◇立って待っているうちに出てくる月の意。→居待ち月寝待ち月図:月の満ち欠けと呼び名

たち‐まわり【立ち回り】━マハリ🔗🔉

たち‐まわり【立ち回り】━マハリ 芝居・映画などで、斬り合いや殴り合いの場面。殺陣たて 殴り合いのけんか。乱闘。

たち‐まわ・る【立ち回る】━マハル🔗🔉

たち‐まわ・る【立ち回る】━マハル 自五 あちこち歩き回る。 「金策に━」 人々と上手に付き合いながら、自分が有利になるように振る舞う。 「二派の間でうまく━」 立ち寄る。特に、逃走中の犯罪者などがある場所に立ち寄る。 「犯人が友人宅に━」

たち‐み【立ち見】🔗🔉

たち‐み【立ち見】 立ったまま見ること。 芝居で、一幕ごとの料金を払って立ったまま観劇すること。また、その場所。幕見。 「━席」

たち‐むか・う【立ち向かう】━ムカフ🔗🔉

たち‐むか・う【立ち向かう】━ムカフ 自五 正面から向かっていく。対抗する。 「素手で強敵に━」 困難な物事に正面から取り組んで解決しようとする。 「難局に━」 関連語 大分類‖妨げる‖さまたげる 中分類‖逆らう‖さからう

たち‐もち【《太刀》持ち】🔗🔉

たち‐もち【《太刀》持ち】 武家で、主君の太刀を持ってそばに仕える小姓。 相撲で、横綱の土俵入りのとき、太刀を持ってうしろに従う力士。

たち‐もど・る【立ち戻る】🔗🔉

たち‐もど・る【立ち戻る】 自五もとの場所にかえる。また、もとの状態に戻る。立ち返る。 「本論に━」

たち‐もの【断ち物】🔗🔉

たち‐もの【断ち物】 神仏に願をかけ、その願が成就するまで特定の飲食物をとらないこと。また、その飲食物。茶断ち・塩断ちなど。

たち‐やく【立ち役】🔗🔉

たち‐やく【立ち役】 歌舞伎で、男役の総称。特に、老役ふけやく・敵役かたきやくを除いた、善人の男役。

たち‐ゆ・く【立ち行く】🔗🔉

たち‐ゆ・く【立ち行く】 自五 時が過ぎていく。 「月日が━」 生活や商売が成り立っていく。 「収入が少なくて暮らしが━・かない」

だ‐ちょう【駝鳥】━テウ🔗🔉

だ‐ちょう【駝鳥】━テウ アフリカの草原に生息するダチョウ目ダチョウ科の鳥。現生の鳥類では最も大きく、頭高二・五メートルにもなる。強大な足で速く走るが、翼が退化して飛べない。

たち‐よみ【立ち読み】🔗🔉

たち‐よみ【立ち読み】 名・他サ変本屋の店頭で、本を買わずに立ったまま読むこと。 「雑誌を━する」

たち‐よ・る【立ち寄る】🔗🔉

たち‐よ・る【立ち寄る】 自五 近くに寄る。近寄る。 目的地に行く途中で、ついでに訪れる。 「帰りがけに友人の家に━」

たち‐わざ【立ち技】🔗🔉

たち‐わざ【立ち技】 柔道やレスリングで、立ったままの姿勢で相手に仕掛ける技。 ⇔寝技

だ‐ちん【駄賃】🔗🔉

だ‐ちん【駄賃】 使い走りなど、簡単な仕事に対して与える金品。特に、子供がお使いなどをしたときに与える金品。 ◇原義は駄馬による運送賃。

たちん‐ぼう【立ちん坊】━バウ🔗🔉

たちん‐ぼう【立ちん坊】━バウ 長時間立ち続けていること。 明治・大正のころ、坂の下などに立って待ち、通りがかった荷車の後押しをして駄賃をもらった人。たちんぼ。

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