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いさ🔗🔉

いさ [副](あとに「知らず」の意の語句を伴って)さあどうだか。「人は―心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける」〈古今・春上〉(「知らず」を含んだ意で用いる)さあどうだかわからない。「人は―我はなき名の惜しければ昔も今も知らずとを言はむ」〈古今・恋三〉(あとに打消しや逆接の語を伴って)どうも。どうせ。「契りおく心の末はいさや川―頼まれぬ瀬々のあだ波」〈続後拾遺・恋二〉[感]明確に答えられない場合の応答に用いる語。さあ、どうだか。「―、殿上などにやおはしますらむ」〈大和・一七一〉軽く否定する場合の応答に用いる語。いや。でも。「―、人の憎しと思ひたりしがまた憎くおぼえ侍りしかば、といらへ聞こゆ」〈枕・一四三〉

いさとよ🔗🔉

いさとよ 《「いさ」は感動詞、「と」は格助詞、「よ」は間投助詞》ためらったり、すぐには返答できなかったりするときに発する語。それはねえ。さあねえ。「―。さやうの人は三人これに有りしが、二人は召し返されて都へ上りぬ」〈平家・三〉

い‐さい【委細】ヰ‐🔗🔉

い‐さい【委細】ヰ‐ 細かく詳しいこと。詳しい事情。詳細。「―は面談の上で」(副詞的に用いて)細かいことまですべて。万事。「―承知した」

い‐さい【異才】🔗🔉

い‐さい【異才】 人並みでないすぐれた才能。また、その持ち主。「音楽界の―」

い‐さい【異彩】🔗🔉

い‐さい【異彩】 普通とは違ったいろどり。きわだってすぐれたようす。「一種―のある過去を覗く様な素振を見せた」〈漱石・門〉

い‐さい【偉才】ヰ‐🔗🔉

い‐さい【偉才】ヰ‐ すぐれた才能。また、その持ち主。「―を発揮する」

いさお【△勲・△功】いさを🔗🔉

いさお【勲・功】いさを りっぱに仕事をなしとげたこと。名誉ある功績。いさおし。「―を立てる」

いさおし【△勲し・△功し】いさをし🔗🔉

いさおし【勲し・功し】いさをし 《形容詞「いさおし」の名詞化か》「いさお」に同じ。「―をたたえる」「此難事業に全然の―収め得たる画工が」〈漱石・草枕〉

いさお・し【△勲し・△功し】いさをし🔗🔉

いさお・し【勲し・功し】いさをし [形シク]勇ましい。雄々しい。「里坊(さとまち)の百姓(おほむたから)の清く正しく―・しき者を取りて充てよ」〈孝徳紀〉勤勉である。「其れ如此(これら)の人は皆君に―・しきこと無く」〈推古紀〉功績がある。手柄がある。「天皇(すめらみこと)、厚く野見宿禰(のみのすくね)の―・しきを賞めたまふ」〈垂仁紀〉

いさかい【×諍い】いさかひ🔗🔉

いさかい【×諍い】いさかひ [名]スル言い争い。言い合い。また、けんか。「―が起こる」「友人と―する」

いさか・う【×諍う】いさかふ🔗🔉

いさか・う【×諍う】いさかふ [動ワ五(ハ四)]言い争う。また、けんかする。「隣家と境界線のことで―・う」

いさか・う【×叱ふ】いさかふ🔗🔉

いさか・う【×叱ふ】いさかふ [動ハ四]しかりつける。「客人(まらうど)の前には、犬をだにも―・ふまじとこそ文にも見えたれ」〈十訓抄・七〉

いさき【×伊佐木・鶏=魚】🔗🔉

いさき【×伊佐木・鶏魚】 《「いさぎ」とも》スズキ目イサキ科の海水魚。全長約四〇センチ。体はやや細長い楕円形で側扁する。体色は緑褐色を帯び、幼期には体側に三本の黄褐色の縦縞がある。本州中部以南の沿岸に産し、夏季に美味。《季 夏》

いさぎよ・い【潔い】🔗🔉

いさぎよ・い【潔い】 [形]いさぎよ・し[ク]事物・風景などが清らかである。汚れがない。「―・い朝景色に飽かずに見恍(みと)れている」〈風葉・五反歩〉思い切りがよい。未練がましくない。また、さっぱりとしていて小気味がよい。「―・く身を引く」「―・く戦う」道に反するところがない。潔白である。「―・い態度を貫く」「心ノ―・イ」〈日葡〉 [派生]いさぎよさ[名]

い‐さく【違作】ヰ‐🔗🔉

い‐さく【違作】ヰ‐ 農作物のできが予想より悪いこと。不作。凶作。

い‐さく【遺作】ヰ‐🔗🔉

い‐さく【遺作】ヰ‐ 死後に残された未発表の作品。

い‐さく【遺策】ヰ‐🔗🔉

い‐さく【遺策】ヰ‐ はかりごとに手ぬかりがあること。手落ち。前人の残したはかりごと。

イサク【Isaak】🔗🔉

イサク【Isaak】 旧約聖書「創世記」に登場するイスラエルの伝説的族長。神との契約によってアブラハムとサラとの間に生まれた。

いさ‐くさ🔗🔉

いさ‐くさ いざこざ。もめごと。「今度はどうかこうか折り合いがついて、体(たい)した―もないようです」〈三重吉・小鳥の巣〉(副詞的に用いて)ぐずぐず。つべこべ。「そんな人達に会って―口をきくよりも」〈有島・或る女〉苦情。文句。「親分、―を言ひに来る」〈滑・膝栗毛・発端〉

いさ‐ご【△砂・×沙・△砂子】🔗🔉

いさ‐ご【砂・×沙・砂子】 《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。「浜の―は金銀の」〈謡・鶴亀〉

いさご‐せんべい【×沙×煎×餅】🔗🔉

いさご‐せんべい【×××餅】 小麦粉に砂糖・卵・水を加えて練ったものを、鉄板上でけし粒を振りかけて焼き上げ、角形に切った干菓子。

いさご‐むし【×沙虫・石=蚕】🔗🔉

いさご‐むし【×沙虫・石蚕】 トビケラ類の幼虫。小石や植物片などをつづって、みのむし状の巣を作り、水中にすむ。

いささ🔗🔉

いささ 〔接頭〕名詞に付いて、小さい、わずかな、ささやかな、などの意を表す。「―小川」

いさざ【×🔗🔉

いさざ【× ハゼ科の淡水魚。全長八センチくらい。琵琶湖特産で、主に秋、いさざ網とよぶ底引き網で漁獲し、鮨(すし)・飴煮(あめに)などにする。《季 冬》「道さむく量りこぼしの―踏む/青畝」シロウオの別名。

いささ‐おざさ【いささ小×笹】‐をざさ🔗🔉

いささ‐おざさ【いささ小×笹】‐をざさ わずかばかりの笹。背の低い竹の意とする説もある。「後ろは山、前は野辺、―に風騒ぎ」〈平家・灌頂〉

いささ‐か【×聊か・×些か】🔗🔉

いささ‐か【×聊か・×些か】 [形動][ナリ]数量・程度の少ないさま。ほんの少し。わずか。「―な蓄えはある」「―なりともお役に立ちたい」かりそめであるさま。ついちょっと。「―に思ひて来しを多(たこ)の浦に咲ける藤見て一夜経ぬべし」〈万・四二〇一〉(多く「いささかに」の形で、打消しに呼応して用いる)少しも。「―に知りたる人もなければ」〈今昔・二七・一五〉[副]少し。わずかばかり。「この問題は―難しい」「―所見を述べる」「気勢に押されて―たじろいだ」(あとに打消しの語を伴って)少しも。ちっとも。「―さりげもなく」〈枕・二五〉→いささかも

いささか‐も【×聊かも・×些かも】🔗🔉

いささか‐も【×聊かも・×些かも】 〔連語〕(あとに打消しの語を伴って)少しも。全く。「―似ていない」「―反省の色が見えない」ちょっとでも。「―人のけはひするところは、ただにも過ぎず」〈とりかへばや・一〉

いささ‐け・し【×聊けし】🔗🔉

いささ‐け・し【×聊けし】 [形ク]わずかである。ほんの少しである。「日本(やまと)の諸(もろもろ)のいくさのきみども、―・き事によりて」〈雄略紀〉

いささけ‐わざ【×聊け業】🔗🔉

いささけ‐わざ【×聊け業】 わずかなこと。ちょっとしたこと。「なほしもえあらで、―せさす」〈土佐〉

いささ‐むらたけ【いささ群竹】🔗🔉

いささ‐むらたけ【いささ群竹】 少しばかりの竹の茂みの意か。神聖な竹の茂みの意の「斎笹(いささ)」とする説もある。「わが屋戸の―吹く風の音のかそけきこの夕(ゆふへ)かも」〈万・四二九一〉

いささめ‐に🔗🔉

いささめ‐に [副]かりそめに。ちょっと。「―つけし思ひの煙こそ身をうき雲となりてはてけれ」〈篁物語〉あからさまに。公然と。「鬱悒(いぶせ)く思へど、―告ぐべくもあらざれば」〈読・八犬伝・四〉

いさ・ちる🔗🔉

いさ・ちる [動タ上一]泣き叫ぶ。わめく。「なにしかも汝(いまし)は事寄させし国を治(し)らずて、哭(な)き―・ちる」〈記・上〉

い‐さつ【×縊殺】🔗🔉

い‐さつ【×縊殺】 [名]スル首をしめて殺すこと。

いさ‐な【△鯨・△勇△魚】🔗🔉

いさ‐な【鯨・魚】 《枕詞「いさなとり」の「いさな」を「勇魚」と解してできた語》クジラの古名。いさ。〈書言字考節用集〉

いさ‐な【△小△魚・細=小△魚】🔗🔉

いさ‐な【魚・細魚】 小さな魚。ざこ。一説に磯魚(いそな)の意とも。「浅瀬行く―とるとや夢にさへみぎはの鷺の眠り立つまは」〈草根集・六〉

いさな‐とり【△鯨取・△勇△魚取】🔗🔉

いさな‐とり【鯨取・魚取】 [名]クジラを捕ること。捕鯨。「為(す)ることは異(かわ)らぬ―ながら」〈露伴・いさなとり〉《季 冬》〔枕〕クジラを捕る意から、「海」「浜」「灘(なだ)」にかかる。一説に「いそな(磯魚)とり」の音変化とも。「―海辺をさして」〈万・一三一〉

いさなとりえことば【勇魚取絵詞】いさなとりヱことば🔗🔉

いさなとりえことば【勇魚取絵詞】いさなとりヱことば 江戸後期の書。国学者小山田与清(おやまだともきよ)による文政一二年(一八二九)の跋(ばつ)があるが、著者未詳。天保三年(一八三二)刊。肥前国松浦郡生月(いきつき)島の益富又左衛門正弘の捕鯨と鯨処理の状況を絵と文で描写したもの。

いさ‐は【×斑葉】🔗🔉

いさ‐は【×斑葉】 植物の葉に白や黄などの斑点やすじのできたもの。斑(ふ)入りの葉。ごましお頭のたとえ。「にん間(げん)も―だと、ごうせいおもしろ味があるのウ」〈魯文・安愚楽鍋〉

いさ‐ば【五=十=集】🔗🔉

いさ‐ば【五集】 (東日本で)魚商。また、その商品。(西日本で)行商や運搬に用いられてきた和船。いさばぶね。

いさはや【諫早】🔗🔉

いさはや【諫早】 長崎県南東部の市。長崎・島原・西彼杵(にしそのぎ)の三半島の基部に位置し、交通の要地。もと諫早氏の城下町。人口九・二万。

イサベル【Isabel】🔗🔉

イサベル【Isabel】一四五一〜一五〇四]カスティリャの女王。在位一四七四〜一五〇四。アラゴンの王子フェルナンドと結婚し、スペイン統一の基礎をつくった。コロンブスの新大陸発見を援助。イサベラ。

いさまし・い【勇ましい】🔗🔉

いさまし・い【勇ましい】 [形]いさま・し[シク]《動詞「いさ(勇)む」の形容詞化》意気が盛んで勢いがあり、恐れずに危険や困難に向かっていくさま。勇敢なさま。「強敵に―・く立ち向かう」「―・い英雄の物語」大胆で活発なさま。多く、無謀な行為を皮肉っていう。「鬼退治にでも行きそうな―・い格好」「若手から―・い意見が飛び出す」活気にあふれ、人を奮い立たせるさま。勇壮なさま。「―・い応援歌」「かけ声も―・く行進する」気乗りがしている。積極的な気構えである。「朝夕君につかへ家をかへりみる営みの―・しからん」〈徒然・五八〉 [派生]いさましがる[動ラ五]いさましげ[形動]いさましさ[名] [類語]雄雄(おお)しい・凜凜(りり)しい・勇壮・勇猛・勇敢・剛勇・忠勇・果敢・壮(そう)・壮烈・英雄的・ヒロイック(「―と」「―たる」の形で)敢然・決然・凜然(りんぜん)・凜凜(りんりん)・凜乎(りんこ)・颯爽(さつそう)

いさみ【勇み】🔗🔉

いさみ【勇み】 [名・形動]おとこ気に富んで、言語・動作の威勢がよいこと。また、そのような人や、そのさま。「ちょいと―な、銭遣(ぜにづかい)の奇麗な所に岡惚れして」〈木下尚江・良人の自白〉いさむこと。勢いづくこと。気力。勇気。「数万(すまん)の眷属(けんぞく)―をなし毫(ちつと)も止(や)まず励ましたつれば」〈露伴・五重塔〉勇ましい手柄。武功。「天皇、是に、将軍八綱田の―をほめ給ふて」〈垂仁紀〉

いさみ‐あし【勇み足】🔗🔉

いさみ‐あし【勇み足】 相撲で、相手を土俵際に追いつめながら、勢いあまって自分から先に足を土俵の外に踏み出すこと。調子づいて、やりすぎたり、仕損じたりすること。「新任役員の―の失言」

いさみ‐た・つ【勇み立つ】🔗🔉

いさみ‐た・つ【勇み立つ】 [動タ五(四)]勇気を奮い起こし勢いこむ。気負いたつ。奮起する。元気づく。「盛んな声援に選手たちは―・った」

いさみ‐はだ【勇み肌】🔗🔉

いさみ‐はだ【勇み肌】 威勢がよく、おとこ気のある気風。任侠(にんきよう)の気風。「―の若い衆」

いさ・む【勇む】🔗🔉

いさ・む【勇む】 [動マ五(四)]心が奮いたつ。勇気が沸き起こる。はりきる。「―・んで試合に臨む」「喜び―・む」[動マ下二]励ます。元気づける。「(延寿・大炊ガ)あまりに怯(おく)れたれば、―・むるなり」〈古活字本平治・中〉慰める。「詩人を―・め、愁人(しうじん)(=風流人)を慰(い)す」〈酒に梅(芭蕉)〉

いさ・む【×諫む】🔗🔉

いさ・む【×諫む】 [動マ下二]「いさめる」の文語形。

イサム‐ノグチ【Isamu Noguchi】🔗🔉

イサム‐ノグチ【Isamu Noguchi】一九〇四〜一九八八]日系米国人の彫刻家。詩人の野口米次郎と米国女性の子。パリでブランクーシに師事。金属や石・木を用いた抽象彫刻や建築装飾・家具設計などに幅広く活躍。

いさめ【×諫め】🔗🔉

いさめ【×諫め】 いさめること。忠告。諫言(かんげん)。「臣下の―を用いる」神仏の、いましめ。禁制。「あふみちは神の―にさはらねど法(のり)のむしろにをれば立たぬぞ」〈和泉式部日記〉

いさ・める【×諫める】🔗🔉

いさ・める【×諫める】 [動マ下一]いさ・む[マ下二]主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言(かんげん)する。「主君の愚行を―・める」いましめる。禁止する。「なべて世のあはればかりをとふからに誓ひしことと神や―・めむ」〈源・朝顔〉

いさ‐や🔗🔉

いさ‐や 《「や」は間投助詞》[副]さあどうだか。「―また変はるも知らず今こそは人の心をみてもならはめ」〈和泉式部集・下〉→いささあどうだかわからない。「歌の道のみ、古(いにしへ)に変はらぬなどいふこともあれど、―」〈徒然・一四〉→いさ[感]明確に答えられないときなどに用いる語。さあ、どうだか。「さてその文のことばはと問ひ給へば、―、ことなる事もなかりきや」〈源・帚木〉軽く否定するときなどに用いる語。いや。でも。「―、ありもとぐまじう思ひにたる世の中に、心なげなるわざをやしおかむ」〈かげろふ・中〉

いさや‐がわ【不知哉川】‐がは🔗🔉

いさや‐がわ【不知哉川】‐がは 滋賀県東部の霊仙(りようぜん)山に発し、彦根市を流れて琵琶湖に注ぐ芹川(せりがわ)(大堀川)の古名。いさら川。《歌枕》「犬上の鳥籠(とこ)の山なる―いさとを聞こせ我が名告(の)らすな」〈万・二七一〇〉

いさら🔗🔉

いさら 〔接頭〕水に関係あることを表す名詞に付いて、小さい、細い、少ない、という意を表す。「―波」「―水」

いさら‐い【いさら井】‐ゐ🔗🔉

いさら‐い【いさら井】‐ゐ 水の少ない井。ちょっとした湧き水や、水の流れ。「亡き人の影だに見えずつれなくて心をやれる―の水」〈源・藤裏葉〉

いさら‐がわ【いさら川】‐がは🔗🔉

いさら‐がわ【いさら川】‐がは 水の少ない小さな川。いさらおがわ。「御草鞋(わらんず)に流るる血は、草葉に染めて、―紅葉しがらむ如くなり」〈浄・女楠〉

いさり【△漁り】🔗🔉

いさり【漁り】 《動詞「いさ(漁)る」の連用形から。古くは「いざり」》魚や貝をとること。すなどり。りょう。「沖つ波辺波(へなみ)静けみ―すと藤江の浦に舟そ騒ける」〈万・九三九〉「漁り火」の略。「ひさかたの月は照りたり暇なく海人の―は灯し合へり見ゆ」〈万・三六七二〉

いさり‐び【△漁り火】🔗🔉

いさり‐び【漁り火】 魚を誘い寄せるために夜間、漁船でたく火。ぎょか。

いさり‐ぶね【△漁り船】🔗🔉

いさり‐ぶね【漁り船】 魚をとる船。漁船。漁舟(ぎよしゆう)

いさ・る【△漁る】🔗🔉

いさ・る【漁る】 [動ラ四]《古くは「いざる」》魚や貝などをとる。漁(りよう)をする。「遠近(をちこち)に―・り釣りけり」〈万・四三六〇〉

いさわ‐おんせん【石和温泉】‐ヲンセン🔗🔉

いさわ‐おんせん【石和温泉】‐ヲンセン 山梨県中央部、東八代郡石和町にある温泉。昭和三六年(一九六一)ブドウ畑から湧出(ゆうしゆつ)。泉質は単純泉。

いさわ‐じょう【胆沢城】いさはジヤウ🔗🔉

いさわ‐じょう【胆沢城】いさはジヤウ 岩手県水沢市にあった古代の城。延暦二一年(八〇二)蝦夷(えぞ)征討に際し、坂上田村麻呂が築城。同二三年、多賀城から鎮守府を移して東北経営の拠点とした。

い‐さん【胃散】ヰ‐🔗🔉

い‐さん【胃散】ヰ‐ 胸焼け、胃のもたれなどに用いる粉末の内服薬。重曹などが主成分。

い‐さん【胃酸】ヰ‐🔗🔉

い‐さん【胃酸】ヰ‐ 胃液中に含まれる酸。主として塩酸。消化酵素の働きを助け、飲食物とともに混入する微生物を殺菌する。

い‐さん【違算】ヰ‐🔗🔉

い‐さん【違算】ヰ‐ 計算ちがい。計画の立てそこない。見込みちがい。「大きな失望ととんでもない―を生ずる心配が少ない」〈寅彦・案内者〉

いさん【山】ヰサン🔗🔉

いさん【山】ヰサン七七一〜八五三]唐代の禅僧。名は霊祐。百丈懐海(ひやくじようえかい)に法を受け、潭州(たんしゆう)山に住したので山霊祐といわれる。弟子仰山(ぎようさん)の大成した(いぎよう)宗の祖。大円禅師。山禅師。

い‐さん【遺産】ヰ‐🔗🔉

い‐さん【遺産】ヰ‐ 死後に残した財産。法律的には、人が死亡当時持っていた所有権・債権・債務も含む全財産をいう。相続財産。前代の人が残した業績。「文化―」

い‐さん【遺算】ヰ‐🔗🔉

い‐さん【遺算】ヰ‐ 計算ちがい。また、見込みちがい。

いさん‐かたしょう【胃酸過多症】ヰサンクワタシヤウ🔗🔉

いさん‐かたしょう【胃酸過多症】ヰサンクワタシヤウ 胃液の酸度が異常に高い症状。胸焼け・胃痛などがみられる。胃潰瘍(いかいよう)・胃炎・胆石症などに伴うことが多い。過酸症。

いさん‐けつぼうしょう【胃酸欠乏症】ヰサンケツボフシヤウ🔗🔉

いさん‐けつぼうしょう【胃酸欠乏症】ヰサンケツボフシヤウ 胃液中の塩酸がなくなったり、極度に少なくなったり、濃度が低くなったりする症状。胃炎・胃癌(いがん)などで起こり、程度によって胃酸減少症・減酸症・低酸症・無酸症ともいう。

いさん‐さいけんしゃ【遺産債権者】ヰサン‐🔗🔉

いさん‐さいけんしゃ【遺産債権者】ヰサン‐ 相続債権者(そうぞくさいけんしや)

いさん‐そうぞく【遺産相続】ヰサンサウゾク🔗🔉

いさん‐そうぞく【遺産相続】ヰサンサウゾク 死後に残された財産を受け継ぐこと。民法旧規定では、家督相続に対して、戸主以外の家族の死亡による財産の相続を意味するものであった。現行民法では遺産相続だけを認めている。→共同相続

いさん‐そうぞくにん【遺産相続人】ヰサンサウゾクニン🔗🔉

いさん‐そうぞくにん【遺産相続人】ヰサンサウゾクニン 遺産を相続する人。

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[音]カン [訓]いさ‐める    いさ‐め [部首]言 [総画数]15 [コード]区点    2050      JIS   3452      S‐JIS 8AD0

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[音]ギョ    リョウ [訓]すなど‐る    いさ‐る    いさり    あさ‐る [部首]水 [総画数]14 [コード]区点    2189      JIS   3579      S‐JIS 8B99 [分類]常用漢字 [難読語] →むら‐ぎみ【村君・漁父・漁翁】

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[音]セツ [訓]いさぎよ‐い    くず [部首]尸 [総画数]10 [コード]区点    2293      JIS   367D      S‐JIS 8BFB [難読語] →あか‐もく【赤藻屑】お‐くそ【苧屑】ぎょく‐せつ【玉屑】きょ‐せつ【鋸屑】こけら【・木屑】こ‐つ【木屑】ひ‐くず【簸屑】ほくそ‐ずきん【苧屑頭巾】

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[音]クン [訓]いさお    いさおし [部首]火 [総画数]15 [コード]区点    2314      JIS   372E      S‐JIS 8C4D [分類]常用漢字

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[音]ケイ    ゲイ [訓]くじら    いさな [部首]魚 [総画数]19 [コード]区点    2363      JIS   375F      S‐JIS 8C7E [分類]常用漢字 [難読語] →ごんどう‐くじら【巨頭鯨】せみ‐くじら【背美鯨】とき【鬨・時・鯨波】

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[音]ケツ    ケチ [訓]いさぎよ‐い    きよ‐い [部首]水 [総画数]15 [コード]区点    2373      JIS   3769      S‐JIS 8C89 [分類]常用漢字 [難読語] →きょう‐けつ【皎潔】

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[音]コウ    ク [訓]いさお [部首]力 [総画数]5 [コード]区点    2489      JIS   3879      S‐JIS 8CF7 [分類]常用漢字 [難読語] →カンフー【功夫】く‐でん【功田】

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[音]シャ    サ [訓]いささ‐か    すくな‐い    すこし [部首]二 [総画数]8 [コード]区点    2619      JIS   3A33      S‐JIS 8DB1 [難読語] →ちと‐かん【些勧】

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[音]サ    シャ [訓]すな    いさご [部首]石 [総画数]9 [コード]区点    2629      JIS   3A3D      S‐JIS 8DBB [分類]常用漢字 [難読語] →いさ‐ご【砂・沙・砂子】ざり【砂利】じゃ‐かご【砂籠】しゃ‐じん【砂仁】しゃ‐せき【砂石・沙石】じゃり【砂利】しゃ‐れき【砂礫】しら‐す【白砂】すなめり【砂滑】たかさご【高砂】たか‐すなご【高砂・高砂子】どう‐さ【礬水・陶砂】どう‐しゃ【砂・砂】ま‐さご【真砂】まなご‐つち【真砂地】ろ‐しゃ【砂】

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[音]セキ [訓]つむ‐ぐ    う‐む    いさお [部首]糸 [総画数]17 [コード]区点    3251      JIS   4053      S‐JIS 90D1 [分類]常用漢字 [難読語] →うみ‐お【績麻・績苧】うみ‐そ【績麻】お‐うみ【苧績】おみ【麻績】ひ‐せき【丕績】

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[音]ヨウ    ユウ [訓]いさ‐ましい    いさ‐む [部首]力 [総画数]9 [コード]区点    4506      JIS   4D26      S‐JIS 9745 [分類]常用漢字 [難読語] →いさ‐な【鯨・勇魚】ちょとつ‐きゆう【猪突勇】ゆう‐みょう【勇猛】よう‐かん【勇敢・勇悍】

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[音]レン [訓]いさぎよ‐い    かど [部首]广 [総画数]13 [コード]区点    4687      JIS   4E77      S‐JIS 97F5 [分類]常用漢字 [難読語] →いっ‐かど【一角・一廉】まえ‐かど【前廉】

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[音]クン [訓]いさお    いさおし [部首]力 [総画数]16 [コード]区点    5014      JIS   522E      S‐JIS 99AC

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[音]リョウ [訓]いささ‐か [部首]耳 [総画数]11 [コード]区点    7056      JIS   6658      S‐JIS E3D6 [難読語] →りょう‐じ【聊爾】

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[音]ソウ    ショウ [訓]うった‐える    うった‐え    あらそ‐う    いさか‐い [部首]言 [総画数]15 [コード]区点    7558      JIS   6B5A      S‐JIS E679 [難読語] →じょう‐ろん【諍論】とう‐じょう【闘諍】

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[音]カン [訓]いさ‐める    いさ‐め [部首]言 [総画数]16 [コード]区点    7561      JIS   6B5D      S‐JIS E67C [難読語] →いさはや【諫早】し‐かん【死諫・屍諫・尸諫】

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[音]サ [訓]いさざ    ちちふ [部首]魚 [総画数]15

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