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かが【加賀】🔗🔉

かが【加賀】 北陸道七か国の一。明治一六年(一八八三)に能登国と合わせて石川県となり、その南部を占める。絹織物、陶器などを産する。石川県南西部、日本海に面する市。江戸時代は加賀藩の支藩、大聖寺藩の前田氏十万石の城下町。羽二重などの絹織物、九谷焼の産地。自転車部品工業も発達。人口六・九万。

か‐が【花芽】クワ‐🔗🔉

か‐が【花芽】クワ‐ 植物の茎・枝にあって、発達すれば花となる芽。一般に葉芽より太くて丸い。はなめ。

か‐が【夏芽】🔗🔉

か‐が【夏芽】 春から夏に形成され、その年のうちに茎や花になる芽。なつめ。冬芽(とうが)

かがい【=歌】かがひ🔗🔉

かがい【歌】かがひ 上代、東国地方で、歌垣(うたがき)をいう語。→歌垣

か‐がい【化外】クワグワイ🔗🔉

か‐がい【化外】クワグワイ けがい(化外)

か‐がい【加害】🔗🔉

か‐がい【加害】 他人に危害や損害を加えること。被害。

か‐がい【花街】クワ‐🔗🔉

か‐がい【花街】クワ‐ 遊女屋・芸者屋などの集まっている地域。遊郭。いろまち。花柳街。はなまち。

か‐がい【花×蓋】クワ‐🔗🔉

か‐がい【花×蓋】クワ‐ 花被(かひ)

か‐がい【華×蓋】クワ‐🔗🔉

か‐がい【華×蓋】クワ‐ 花のように美しい衣笠(きぬがさ)ハスの花の形をした天蓋。

か‐がい【禍害】クワ‐🔗🔉

か‐がい【禍害】クワ‐ わざわい。災難。災害。

か‐がい【課外】クワグワイ🔗🔉

か‐がい【課外】クワグワイ 学校で正規の授業以外のものであること。また、その教育活動。官庁・会社などの課の外部。課内。

かがい‐かつどう【課外活動】クワグワイクワツドウ🔗🔉

かがい‐かつどう【課外活動】クワグワイクワツドウ 学校の教科学習以外の、児童・生徒が行う活動。ホームルーム・生徒会・クラブ活動など。教課外活動。

かがい‐しゃ【加害者】🔗🔉

かがい‐しゃ【加害者】 他人に危害や損害を加える人。被害者。

かがい‐よみもの【課外読(み)物】クワグワイ‐🔗🔉

かがい‐よみもの【課外読(み)物】クワグワイ‐ 学校の教科書や参考書以外の読み物。

かが・う【=歌ふ】かがふ🔗🔉

かが・う【歌ふ】かがふ [動ハ四]男女が集まって飲食・歌舞に興じる。(かがい)をする。歌垣(うたがき)をする。「娘子(をとめ)壮士(をとこ)の行き集ひ―・ふ歌に」〈万・一七五九〉

かが‐うめぞめ【加賀梅染】🔗🔉

かが‐うめぞめ【加賀梅染】 加賀でできる梅染め。御国(おくに)染。→梅染め

かかえ‐こ・む【抱え込む】かかへ‐🔗🔉

かかえ‐こ・む【抱え込む】かかへ‐ [動マ五(四)]物をだきかかえるようにして両腕の中に入れる。「大きな荷物を―・む」他人にふれさせないように自分の領域内に持ち込む。「極秘の情報を―・む」自分の負担になるものを引き受ける。手に余る多くの物事や厄介なことを、自分の身に受け持つ。しょい込む。「難問を―・む」

かかえ‐ち【抱え地】かかへ‐🔗🔉

かかえ‐ち【抱え地】かかへ‐ 江戸時代、所有地のこと。特に、放置したまま所有する土地。江戸時代、武士・町人などが農民から買い取って所持した土地。元禄四年(一六九一)以降、家作を禁じられ、野田のまま所有しなければならなかった。

かかえ‐ぬし【抱え主】かかへ‐🔗🔉

かかえ‐ぬし【抱え主】かかへ‐ 使用人を雇っている人。特に芸者・娼妓(しようぎ)・茶屋女などの雇い主。抱え親。

かかえ‐もの【抱え者】かかへ‐🔗🔉

かかえ‐もの【抱え者】かかへ‐ 江戸時代、幕府または諸大名に、その者一代に限って召し抱えられた者。

かかえ‐やしき【抱え屋敷】かかへ‐🔗🔉

かかえ‐やしき【抱え屋敷】かかへ‐ 江戸時代、囲い・家屋を設けた屋敷地のこと。正規の武家屋敷・町屋敷と区別される別宅をいう。

カカオ【スペインcacao】🔗🔉

カカオ【スペインcacao】 アオギリ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の五弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色などに熟し、中に多数の種がある。種子を発酵させたものをカカオ豆とよび、チョコレートなどの原料にする。南アメリカ熱帯地方の原産。ココアのき。◆「加加阿」とも書く。

カカオ‐し【カカオ脂】🔗🔉

カカオ‐し【カカオ脂】 カカオの種子からとれる脂肪。黄色の固体。ステアリン酸などが主成分。菓子・薬・化粧石鹸などに使用。カカオバター。

かが‐がさ【加賀×笠】🔗🔉

かが‐がさ【加賀×笠】 加賀国から産出した菅笠(すげがさ)。町家の女房、比丘尼(びくに)などが用いた。加賀菅笠。

かが‐ぎぬ【加賀絹】🔗🔉

かが‐ぎぬ【加賀絹】 加賀地方産の絹織物。光沢のある地質は染色もよく、裏地に用いて最高とされた。

か‐がく【下学】🔗🔉

か‐がく【下学】 まず手近なところ、初歩的な事柄から学ぶこと。また、そういう学問。

か‐がく【下×顎】🔗🔉

か‐がく【下×顎】 したあご。上顎(じようがく)

か‐がく【化学】クワ‐🔗🔉

か‐がく【化学】クワ‐ 《chemistry》物質を構成する原子・分子に着目し、その構造や性質、その構成の変化すなわち化学反応などを取り扱う自然科学の一部門。対象や研究方向により、無機化学・有機化学・物理化学・生化学・地球化学・核化学などに分けられる。

か‐がく【価額】🔗🔉

か‐がく【価額】 品物のねうちに相当する金額。「財産の―」

か‐がく【科学】クワ‐🔗🔉

か‐がく【科学】クワ‐ 《science》一定の目的・方法のもとに種々の事象を研究する認識活動。また、その成果としての体系的知識。研究対象または研究方法のうえで、自然科学・社会科学・人文科学などに分類される。一般に、哲学・宗教・芸術などと区別して用いられ、広義には学・学問と同じ意味に、狭義では自然科学だけをさすことがある。サイエンス。

か‐がく【家学】🔗🔉

か‐がく【家学】 その家で親子代々にわたって受け継いできた学問。

か‐がく【歌学】🔗🔉

か‐がく【歌学】 和歌に関する学問。和歌の本質・変遷・美的理念、作歌上のしきたりなどを研究し、訓詁(くんこ)・注解、歌集の校訂なども行う。平安中期以後に本格化した。

かがく‐えいせい【科学衛星】クワガクヱイセイ🔗🔉

かがく‐えいせい【科学衛星】クワガクヱイセイ 宇宙空間に関する科学的観測を目的とする人工衛星。高層大気や電離層の観測・調査、月や惑星の探査、大気圏外からの天体観測などを行っている。

かがく‐エネルギー【化学エネルギー】クワガク‐🔗🔉

かがく‐エネルギー【化学エネルギー】クワガク‐ 化学結合によって物質内部に保有されているエネルギー。化学変化に際して、熱・光・電気などのエネルギーに変わる。

かかく‐かくめい【価格革命】🔗🔉

かかく‐かくめい【価格革命】 一六世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣価値が低下したことが原因。

かがく‐かた【歌学方】🔗🔉

かがく‐かた【歌学方】 江戸幕府の職名。和歌に関する学問をつかさどった。元禄二年(一六八九)北村季吟・湖春の父子が任ぜられ、その後は北村家の世襲となる。

かがく‐がん【化学岩】クワガク‐🔗🔉

かがく‐がん【化学岩】クワガク‐ 堆積岩(たいせきがん)の一。海水・湖水などに溶けていた物質が、化学的に沈殿してできた岩石。石灰岩・チャート・石膏(せつこう)・岩塩など。化学的沈殿岩。

かがく‐きかい【化学機械】クワガク‐🔗🔉

かがく‐きかい【化学機械】クワガク‐ 化学工業で使われる機械。耐酸耐薬品ポンプ・粉砕機・混合機・攪拌(かくはん)機・遠心分離機など。普通には、蒸留塔・乾燥器・反応槽などの装置も含めていう。

かがく‐きごう【化学記号】クワガクキガウ🔗🔉

かがく‐きごう【化学記号】クワガクキガウ 物質を化学的に表す記号。主に元素記号をいう。

かがくぎじゅつ‐ちょう【科学技術庁】クワガクギジユツチヤウ🔗🔉

かがくぎじゅつ‐ちょう【科学技術庁】クワガクギジユツチヤウ 総理府の外局の一。科学技術の振興を図り、科学技術に関する行政を総合的に推進して国民経済の発展に寄与することを主たる任務とする。昭和三一年(一九五六)設置。長官には国務大臣を当てる。付属機関に航空宇宙技術研究所など。

かがく‐きょういく【科学教育】クワガクケウイク🔗🔉

かがく‐きょういく【科学教育】クワガクケウイク 自然科学に関する知識・態度を養う教育。通常は小・中・高校における理科教育、大学その他における自然科学教育をさす。

かかく‐けいき【価格景気】🔗🔉

かかく‐けいき【価格景気】 販売量の増大によらず、価格が上昇することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→数量景気

かがく‐けつごう【化学結合】クワガクケツガフ🔗🔉

かがく‐けつごう【化学結合】クワガクケツガフ 分子内での原子間の結びつき。その機構によって、共有結合・イオン結合・配位結合・金属結合などがある。

かがく‐げんそ【化学元素】クワガク‐🔗🔉

かがく‐げんそ【化学元素】クワガク‐ 化学上の元素。他分野で用いる元素と区別する場合にいう。

かかく‐こうか【価格効果】‐カウクワ🔗🔉

かかく‐こうか【価格効果】‐カウクワ 価格の上昇・下落が経済に及ぼす影響、効果。

かがく‐こうがく【化学工学】クワガク‐🔗🔉

かがく‐こうがく【化学工学】クワガク‐ 化学工業における製造上の計画や製造装置の設計などに関する研究を行う工学の一分野。

かがく‐こうぎょう【化学工業】クワガクコウゲフ🔗🔉

かがく‐こうぎょう【化学工業】クワガクコウゲフ 化学反応を主要な生産工程とする工業。石油化学・肥料・セメント・化学薬品・染料・合成樹脂などの工業。

かがく‐ごうせい【化学合成】クワガクガフセイ🔗🔉

かがく‐ごうせい【化学合成】クワガクガフセイ 化学反応によって化合物を合成すること。生合成と区別するためにいうこともある。硝酸菌・硫黄細菌・メタン細菌などが、無機物を酸化・還元して得られるエネルギーによって炭酸同化を行うこと。光のエネルギーを用いる光合成に対していう。

かがく‐こうぞう【化学構造】クワガクコウザウ🔗🔉

かがく‐こうぞう【化学構造】クワガクコウザウ 分子を構成している原子の空間的配置。

かがく‐こつ【下×顎骨】🔗🔉

かがく‐こつ【下×顎骨】 下あごをつくる、U字状の骨。顔面の骨の中で最も大きい。左右両端で側頭骨と顎関節をなす。

かがく‐さよう【化学作用】クワガク‐🔗🔉

かがく‐さよう【化学作用】クワガク‐ 物質に化学変化を起こさせる作用。

かがく‐じ【花岳寺】クワガク‐🔗🔉

かがく‐じ【花岳寺】クワガク‐ 兵庫県赤穂(あこう)市にある曹洞宗の寺。台霊山。正保二年(一六四五)浅野長直が浅野家の菩提(ぼだい)寺として建立。境内に藩主三代と四十七士の墓がある。

かがく‐しき【化学式】クワガク‐🔗🔉

かがく‐しき【化学式】クワガク‐ 元素記号を用いて、物質の組成・構造などを表示する式。実験式・分子式・示性式・構造式などがある。

かがく‐しゃ【科学者】クワガク‐🔗🔉

かがく‐しゃ【科学者】クワガク‐ 科学、特に自然科学を専門とする学者。

かがくしゅう【下学集】カガクシフ🔗🔉

かがくしゅう【下学集】カガクシフ 室町中期の国語辞書。二巻。著者未詳。文安元年(一四四四)成立。天地・時節・神祇(しんぎ)・言辞など一八部門に分類し、用字・意味・語源を簡単に記したもの。

かがく‐じゅようき【化学受容器】クワガク‐🔗🔉

かがく‐じゅようき【化学受容器】クワガク‐ 化学物質の刺激を感受する器官。味受容器・嗅(きゆう)受容器など。

かがく‐しょ【歌学書】🔗🔉

かがく‐しょ【歌学書】 歌学に関することを記述した書物。

かがく‐しょうせつ【科学小説】クワガクセウセツ🔗🔉

かがく‐しょうせつ【科学小説】クワガクセウセツ 《science fiction》科学技術に題材をとった空想的な小説。サイエンスフィクション。SF。

かがく‐じょうたつ【下学上達】‐ジヤウタツ🔗🔉

かがく‐じょうたつ【下学上達】‐ジヤウタツ 《「論語」憲問から。古くは「かがくしょうたつ」》手近なところから学びはじめて、しだいに深い学問に進んでいくこと。

かがく‐しんか【化学進化】クワガクシンクワ🔗🔉

かがく‐しんか【化学進化】クワガクシンクワ 地球上で生命が出現するまでの物質の進化。原始大気中のメタン・アンモニア・水素などから、放電などによってアミノ酸・糖などの有機化合物が生成され、それらが結合してたんぱく質・核酸などになり、原始細胞が生成される過程。また、宇宙における化学物質の進化。水素・ヘリウムが誕生し、さらに核融合反応などによって新しい元素ができ、結合して分子を生じるに至る過程。

かがく‐しんわりょく【化学親和力】クワガク‐🔗🔉

かがく‐しんわりょく【化学親和力】クワガク‐ 化合物をつくる際に元素間に働くと考えられる結びつきやすさ。化学反応に伴う発熱量などが尺度とされたが、現在では熱力学的に定義され、自由エネルギーの減少とされる。

かがく‐せいひん【化学製品】クワガク‐🔗🔉

かがく‐せいひん【化学製品】クワガク‐ 化学工業によって製造されるもの。工業薬品・化学肥料・紙・パルプ・ゴム・合成繊維・合成樹脂・医薬品・染料・洗剤・化粧品など。

かがく‐せん【化学戦】クワガク‐🔗🔉

かがく‐せん【化学戦】クワガク‐ 化学兵器を使用して行われる戦争。

かがく‐せん【化学線】クワガク‐🔗🔉

かがく‐せん【化学線】クワガク‐ 紫外線のこと。化学的反応を起こしやすいところからいう。

かがく‐せん【科学戦】クワガク‐🔗🔉

かがく‐せん【科学戦】クワガク‐ 科学兵器を使用して行われる戦争。

かがく‐せんい【化学繊維】クワガクセンヰ🔗🔉

かがく‐せんい【化学繊維】クワガクセンヰ 石油・石炭などから化学的な合成や加工によって作られる繊維。無機繊維・再生繊維・半合成繊維・合成繊維など。化繊。人造繊維。

かがく‐そうさ【科学捜査】クワガクサウサ🔗🔉

かがく‐そうさ【科学捜査】クワガクサウサ 科学的方法を利用した犯罪捜査の方法。指紋鑑定・死体解剖・弾痕(だんこん)調査など。

かがく‐たんさ【化学探査】クワガク‐🔗🔉

かがく‐たんさ【化学探査】クワガク‐ 地表付近の水やガスを分析し、微量成分の濃度や分布を調べ、地質構造や鉱床の存在を探ること。化学探鉱。

かがく‐ちょうみりょう【化学調味料】クワガクテウミレウ🔗🔉

かがく‐ちょうみりょう【化学調味料】クワガクテウミレウ コンブ・かつお節・シイタケなどのうまみの成分を、でんぷんを材料にして発酵させ、化学的に処理し製造した調味料。コンブ味のグルタミン酸ナトリウム、かつお節味のイノシン酸ナトリウムなど。

かがく‐てき【化学的】クワガク‐🔗🔉

かがく‐てき【化学的】クワガク‐ [形動]ある現象が、物質の構造・性質・変化など、化学に関連する性質を有するさま。「―な変化」

かがく‐てき【科学的】クワガク‐🔗🔉

かがく‐てき【科学的】クワガク‐ [形動]考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。「―な説明」特に自然科学の方法に合っているさま。「―な知識に乏しい」

かがくてき‐かんかく【化学的感覚】クワガクテキ‐🔗🔉

かがくてき‐かんかく【化学的感覚】クワガクテキ‐ 化学物質の刺激によって起こる感覚。味覚・嗅覚など。

かがくてき‐かんりほう【科学的管理法】クワガクテキクワンリハフ🔗🔉

かがくてき‐かんりほう【科学的管理法】クワガクテキクワンリハフ テーラーシステムを中心に、ギルブレスやガントら、テーラーの協力者・後継者が深化・発展させた工場管理の方式。→テーラーシステム

かがくてき‐さんそようきゅうりょう【化学的酸素要求量】クワガクテキサンソエウキウリヤウ🔗🔉

かがくてき‐さんそようきゅうりょう【化学的酸素要求量】クワガクテキサンソエウキウリヤウ 《chemical oxygen demand》河川水などの汚れの度合いを示す指標の一。水中の有機物などを、過マンガン酸カリウムなどの酸化剤で酸化するときに消費される酸素の量。水一リツトル当たりのミリグラム数を測定し、ppmで表す。値が大きいほど有機物が多く、汚染が進んでいる。COD。

かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】クワガクテキシヤクワイシユギ🔗🔉

かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】クワガクテキシヤクワイシユギ 歴史・社会構造の科学的分析に基づいて、社会主義社会への移行は歴史的必然であると主張する、マルクス・エンゲルスの社会主義思想。→空想的社会主義

かがくてき‐ふうか【化学的風化】クワガクテキフウクワ🔗🔉

かがくてき‐ふうか【化学的風化】クワガクテキフウクワ 地表の岩石が化学的に変化し、造岩鉱物が粘土などに変わること。高温多湿の地域で著しい。

かがく‐てつがく【科学哲学】クワガク‐🔗🔉

かがく‐てつがく【科学哲学】クワガク‐ 科学の存立根拠、科学的認識の確実さや妥当性を問う批判的哲学の総称。特に論理実証主義と分析哲学にこの傾向が顕著。

かがく‐でんたつぶっしつ【化学伝達物質】クワガク‐🔗🔉

かがく‐でんたつぶっしつ【化学伝達物質】クワガク‐ 神経伝達物質

かがく‐てんびん【化学天×秤】クワガク‐🔗🔉

かがく‐てんびん【化学天×秤】クワガク‐ 化学の定量分析に使用される精密なてんびん。〇・一ミリグラムの桁まで測定できる。

かがく‐とうりょう【化学当量】クワガクタウリヤウ🔗🔉

かがく‐とうりょう【化学当量】クワガクタウリヤウ 化学反応における、元素または化合物の基本量。酸素の二分の一グラム原子と化合する元素の量。原子量を原子価で割ったもの。酸の化学式量を、酸として作用する水素原子数で割ったもの。あるいは塩基の化学式量を塩基として作用する水酸基数で割ったもの。酸化剤・還元剤の化学式量を酸化還元反応によって移動する電子数で割ったもの。

かかく‐はかい【価格破壊】‐ハクワイ🔗🔉

かかく‐はかい【価格破壊】‐ハクワイ ディスカウントショップの躍進、安い輸入品の増大などによって、それまでのメーカー主導型の価格体系が崩れ、消費財の価格が下落すること。

かがく‐はくぶつかん【科学博物館】クワガクハクブツクワン🔗🔉

かがく‐はくぶつかん【科学博物館】クワガクハクブツクワン 自然科学およびその応用分野に関する資料・物品を収集・保管し、展示および研究をする博物館。

かがく‐はっこう【化学発光】クワガクハツクワウ🔗🔉

かがく‐はっこう【化学発光】クワガクハツクワウ 化学反応に伴って発光する現象。例えば、ルミノールが酸化されて青紫色の光を放つなど。化学ルミネセンス。

かがく‐パルプ【化学パルプ】クワガク‐🔗🔉

かがく‐パルプ【化学パルプ】クワガク‐ 化学薬品を使って木材からリグニンなどを除き、セルロースを取り出したパルプ。用いる薬品により、亜硫酸パルプ・ソーダパルプ・硫酸塩パルプなどがある。機械パルプに比べて純度が高く、上質紙などに用いられる。

かがく‐はんのう【化学反応】クワガクハンオウ🔗🔉

かがく‐はんのう【化学反応】クワガクハンオウ 物質を構成する原子間で組み替えが起こって変化する過程。

かがく‐ばんのう【科学万能】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ばんのう【科学万能】クワガク‐ 科学、特に自然科学が、すべての問題を解決しうるという考え方。科学を最高のものとし、非科学的な事柄を排斥する意を含む。

かがくはんのう‐しき【化学反応式】クワガクハンオウ‐🔗🔉

かがくはんのう‐しき【化学反応式】クワガクハンオウ‐ 化学反応の質的・量的関係を、化学式を用いて表した式。左辺に反応物質を、右辺に生成物質を示す。両辺を=で結んで化学方程式ともいい、不可逆反応は→で、可逆反応はで示す。

かがく‐ひはん【科学批判】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ひはん【科学批判】クワガク‐ 諸科学の存立基盤を省察する批判哲学、または認識論的批判。特に数学、自然科学に対するカントの批判に始まり、新カント学派、さらに分析哲学に継承された。

かがく‐ひりょう【化学肥料】クワガクヒレウ🔗🔉

かがく‐ひりょう【化学肥料】クワガクヒレウ 化学的処理によって作られる肥料。硫安・硝安・尿素・過燐酸(かりんさん)石灰・硫酸カリなど。

かがく‐ぶっしつ【化学物質】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ぶっしつ【化学物質】クワガク‐ 純物質を、化学の研究対象として取り扱うときにいう語。また、化学合成して作った物質。

かがく‐ぶつりがく【化学物理学】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ぶつりがく【化学物理学】クワガク‐ 物質の分子構造や化学反応の機構などを、量子力学や統計力学などを用いて研究する、物理学の一分野。物理化学より物理的な面が強い。

かがく‐ぶんせき【化学分析】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ぶんせき【化学分析】クワガク‐ 物質固有の化学的性質を利用して、その成分や組成などを知る操作。定性分析と定量分析に大別される。

かがく‐へいき【化学兵器】クワガク‐🔗🔉

かがく‐へいき【化学兵器】クワガク‐ 毒ガスなど、化学薬品を使用して作られる兵器の総称。

かがく‐へいき【科学兵器】クワガク‐🔗🔉

かがく‐へいき【科学兵器】クワガク‐ 科学を応用して作られる兵器。特に、核兵器・生物兵器・化学兵器をさす。

かがく‐へいこう【化学平衡】クワガクヘイカウ🔗🔉

かがく‐へいこう【化学平衡】クワガクヘイカウ 可逆反応で、正反応と逆反応との速度が等しくなり、見かけ上は反応が停止した状態。

かがく‐へんか【化学変化】クワガクヘンクワ🔗🔉

かがく‐へんか【化学変化】クワガクヘンクワ ある物質が、分解または化合によって、原子配列が変化して全く新しい物質に変わること。→物理変化

かがく‐ほうていしき【化学方程式】クワガクハウテイシキ🔗🔉

かがく‐ほうていしき【化学方程式】クワガクハウテイシキ 化学反応式

かがく‐ポテンシャル【化学ポテンシャル】クワガク‐🔗🔉

かがく‐ポテンシャル【化学ポテンシャル】クワガク‐ 混合物中に存在する一つの成分一モル当たり、または一分子当たりの、定温・定圧下での自由エネルギー。

かがく‐めっき【化学鍍=金】クワガク‐🔗🔉

かがく‐めっき【化学鍍金】クワガク‐ 電気を使うことなく、化学反応によって行うめっき。還元剤を用いて金属イオンを析出し、材料表面に付着させる。硝酸銀水溶液と還元剤でガラス表面に銀めっきを施すなど。無電解めっき。

かがく‐やくひん【化学薬品】クワガク‐🔗🔉

かがく‐やくひん【化学薬品】クワガク‐ 化学的変化を起こさせるために用いる薬品。医薬品などに対していい、工業薬品に対しては精製されたものをいう。

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