複数辞典一括検索+

下学上達 カガクジョウタツ🔗🔉

【下学上達】 カガクジョウタツ〈故事〉手近なところから学んで、しだいに深い学問・道理に通ずること。〔→論語

下学集 カガクシュウ🔗🔉

【下学集】 カガクシュウ〔日〕〈書物〉上下二巻。意味分類体の漢和辞典。著者未詳。1444年に成立。約三万の漢字および漢語を、天地・時節・神祇ジンギ・人倫など一八部門に分類し、片かなで読みを、漢文で意味をつけている。部門名と配列は、韻書として当時広く使われた『聚分韻略シュウブンインリャク』によっている。江戸時代には広く一般に用いられた。

価額 カガク🔗🔉

【価額】 カガク『価格カカク』品物の値段に相当する金額。値段。

僂 かがめる🔗🔉

【僂】 13画 人部  区点=4904 16進=5124 シフトJIS=9943 《音読み》 ロウ/ル〈lu〉〈l〉 《訓読み》 かがめる(かがむ) 《意味》 ロウス{動}かがめる(カガム)。まるく曲げる。 「佝僂クル」とは、背の曲がって小さいこと(人)。 「僂羅ロウラ」とは、盗賊の手下のこと。▽もと、腕ききの意。 《解字》 会意兼形声。「人+音符婁ロウ・ル(まるくつらなる)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

光 かがやかす🔗🔉

【光】 6画 儿部 [二年] 区点=2487 16進=3877 シフトJIS=8CF5 《常用音訓》コウ/ひかり/ひか…る 《音読み》 コウ(クウ)〈gung〉 《訓読み》 ひかる/ひかり/かがやく/かがやかす 《名付け》 あき・あきら・あり・かぬ・かね・さかえ・てる・ひかり・ひかる・ひこ・ひろ・ひろし・みつ・みつる 《意味》 {動・名}ひかる。ひかり。明るくかがやく。また、明るくかがやくひかり。「光明」「髣髴若有光=髣髴トシテ光有ルガ若シ」〔→陶潜{名}ひかり。外に照りはえるかがやき。目だつ才能や名声。「光彰」「和其光同其塵=其ノ光ヲ和ラゲ其ノ塵ニ同ジクス」〔→老子{動}かがやく。かがやかす。光を発散させる。みがきをかけて浮きだたせる。「以光先帝遺徳=モッテ先帝ノ遺徳ヲ光カス」〔→諸葛亮{形}相手の行為を光栄とする意を添えることば。「光来」「光臨(おいでいただく)」 {名}つや。「光沢」 {名}けしき。「風光」 {形}〔俗〕発散し尽くす意から、全部尽き果てるさま。「用光(用い尽くす)」 《解字》 会意。人が頭上に火を載せた姿を示す。四方に発散するの意を含む。 《単語家族》 晃コウ(ひかり)煌コウ(ひかりが四方にかがやく)黄(ほのおのひかり→きいろい)と同系。また、広・横(ひろがる)・往(どんどん進む)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

化外 カガイ🔗🔉

【化外】 カガイ 天子の政治・教化などの影響力の及ばない地域。中国文化圏の外。

嘉楽 カガク🔗🔉

【嘉楽】 カラク 喜び楽しむ。〔→中庸カガク りっぱな音楽。

夸娥 カガ🔗🔉

【夸娥】 コガ・カガ〈人名〉古代、伝説上の仙人センニン。愚公が太行・王屋の二山を移そうとしたとき、天帝の命でその二子が山を移したという。→「愚公移山グコウヤマヲウツス」

宛 かがむ🔗🔉

【宛】 8画 宀部  区点=1624 16進=3038 シフトJIS=88B6 《音読み》 エン(ン)/オン(ヲン)〈yun・wn〉 《訓読み》 まがる/かがむ/あたかも/あて/ずつ(づつ) 《意味》 {動}まがる。かがむ。からだや姿をくねらせる。〈同義語〉→婉エン。「宛転エンテン」 エンタリ{形}くねくねとまがったさま。「宛曲エンキョク(相手に逆らわず、相手にあわせて調子をまげること)」「一水宛秋蛇=一水ハ宛トシテ秋蛇」〔→王安石{副}あたかも。原物のとおりに姿がまがっているの意から、まるで本物そっくりで、非常によく似ていることをあらわすことば。さながら。「宛如〜(あたかも〜のごとし)」「宛然エンゼン」 「大宛ダイエン」とは、漢代、天山山脈中のフェルガナ地方にあった国の名。西域の代表国とみなされ、良馬の産出地として知られた。 〔国〕あて。名ざし。また割り当て。「宛名アテナ」ずつ(ヅツ)。割り当て。「三つ宛」 《解字》 会意兼形声。下部の字(音エン)は、人がまるくからだをくねらせたさま。宛はそれを音符とし、宀(やね)を加えた字で、おおいの下でからだをまるくかがめることを示す。 《単語家族》 婉エン(女がからだをくねらせる)円(まるい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

家学 カガク🔗🔉

【家学】 カガク その家に代々伝わる学問。

屈 かがむ🔗🔉

【屈】 8画 尸部 [常用漢字] 区点=2294 16進=367E シフトJIS=8BFC 《常用音訓》クツ 《音読み》 クツ/クチ〈q〉 《訓読み》 かがむ/まげる(まぐ) 《意味》 クッス{動}かがむ。まがってくぼむ。へこむ。〈対語〉→伸シン→信(のびる)。「尺蠖之屈以求信也=尺蠖ノ屈スルハ、モッテ信ビンコトヲ求ムルナリ」〔→易経クッス{動}まげる(マグ)。押さえてまげる。また、やりこめる。また、主義・主張をむりに押さえてかえる。「屈節=節ヲ屈グ」「常屈其座人=常ニソノ座人ヲ屈ス」〔→韓愈{形}ずんぐりとしてごつい。〈同義語〉→倔。「屈強(=倔強)」 《解字》 会意。「尸(しり)+出」で、からだをまげてしりを後ろに突き出すことを示す。しりを出せばからだ全体はくぼんでまがることから、かがんで小さくなる、の意となる。出を音符と考える説もあるが従いがたい。 《単語家族》 掘クツ(穴をほってくぼみをつくる)窟クツ(くぼんだ穴)堀(くぼんだほり)などと同系。 《類義》 →曲 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

暉 かがやく🔗🔉

【暉】 13画 日部 [人名漢字] 区点=5886 16進=5A76 シフトJIS=9DF4 《音読み》 キ(ク〈hu〉 《訓読み》 ひかり/かがやく 《名付け》 あき・あきら・てらす・てる 《意味》 {名}ひかり。四方に広がるひかり。〈同義語〉→輝。「春暉シュンキ(春の日の輝き。転じて、子をはぐくむ父母の恩)」「報得三春暉=三春ノ暉ニ報ジ得ン」〔→孟郊{動}かがやく。まるくひかりが広がる。〈同義語〉→輝。「暉暉キキ」 《解字》 会意兼形声。「日+音符軍」。軍は、まるく取り巻く意を含む。暉は、光源からまるく輪をなして四方に広がるひかり。▽暈ウン(太陽のかさ)は、別字。 《単語家族》 揮(まるく円を描いて手を振る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

曄 かがやく🔗🔉

【曄】 14画 日部  区点=5901 16進=5B21 シフトJIS=9E40 《音読み》 ヨウ(エフ)〈y〉 《訓読み》 かがやく/あきらか(あきらかなり) 《意味》 {動・形}かがやく。あきらか(アキラカナリ)。赤々と燃えたつ。はなやかにかがやく。また、そのさま。「曄曄ヨウヨウ(赤々とかがやくさま)」 《解字》 会意。「日+華(はなやか)」。はなやかにかがやくこと。炎はその語尾が転じた語で曄と同系。また「白+華」の字でも書きあらわす。

曜 かがやく🔗🔉

【曜】 18画 日部 [二年] 区点=4543 16進=4D4B シフトJIS=976A 《常用音訓》ヨウ 《音読み》 ヨウ(エウ)〈yo〉 《訓読み》 かがやく/ひかり 《名付け》 あきら・てらす・てる 《意味》 {動}かがやく。光が高く目だってかがやく。てかてかと光る。〈同義語〉→耀→燿。〈類義語〉→灼シャク{名}ひかり。目だってかがやくひかり。「日星隠曜=日星曜ヲ隠ス」〔→范仲淹{名}日・月と火・水・木・金・土の星を七曜という。かがやく天体のこと。「七曜為之盈縮=七曜コレガ為ニ盈縮ス」 {名}一週間を七曜に当てはめ、日曜・月曜などという。 《解字》 会意兼形声。右側の字は、きじが高く目だって尾羽をたてること。擢テキ(高くぬき出す)躍(高くあがる)と同系。曜はそれを音符とし、日を加えた字で、光が目だって高くかがやくこと。掉トウ・チョウ(ぬき出す)や的(高く目だつまと)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

歌楽 カガク🔗🔉

【歌楽】 カガク 歌謡と音楽。カラク 歌をうたって楽しむこと。詩歌をつくって吟じ、人を楽しませること。

河岳 カガク🔗🔉

【河岳】 カガク 黄河と五岳。→「五岳」

河岸 カガン🔗🔉

【河岸】 カガン 川岸。カシ〔国〕舟から人や荷物をあげる川岸。魚市場。魚河岸ウオガシ。

炬 かがり🔗🔉

【炬】 9画 火部  区点=6357 16進=5F59 シフトJIS=E078 《音読み》 キョ/コ/ゴ〈j〉 《訓読み》 かがり/かがりび 《意味》 {名}かがり。かがりび。たいまつ。細い枝やあしを束ねてその先に油をぬり、火をつける。〈同義語〉→苣。「炬火キョカ」「蝋炬ロウキョ(ろうそく)」「挙炬=炬ヲ挙グ」 《解字》 会意兼形声。巨キョは、工印のものさしにコ型の手で持つ所のついた形を描いた象形文字。上の一線と下の一線とがへだたっている。距離の距(間がへだたる)と同系のことば。炬は「火+音符巨」で、長い束の先端に火をつけてもやし、ずっとへだたった下方を手に持つたいまつ。 《単語家族》 巨(間をへだてる→大きい)拒(間をへだてる→近づけない)距(へだたる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

焜 かがやく🔗🔉

【焜】 12画 火部  区点=6367 16進=5F63 シフトJIS=E083 《音読み》 コン/ゴン〈kn〉 《訓読み》 かがやく 《意味》 {動}かがやく。光がまるい輪になって、ほんのりと、かがやく。〈類義語〉→輝。「焜燿コンヨウ」 「焜黄コンコウ」とは、草木の葉などが、黄色くぼやけて色が衰えること。 《解字》 会意兼形声。「火+音符昆コン(もやもやとしてまるい)」。 《熟語》 →熟語

煌 かがやく🔗🔉

【煌】 13画 火部  区点=6374 16進=5F6A シフトJIS=E08A 《音読み》 コウ(クウ)/オウ(ワウ)〈hung〉 《訓読み》 かがやく/あきらか(あきらかなり) 《意味》 {動・形}かがやく。あきらか(アキラカナリ)。光が四方に大きく広がる。明るいさま。〈類義語〉→晃コウ。「煌煌コウコウ」 《解字》 会意兼形声。皇は「自(はな)+音符王」からなり、偉大な鼻祖(開祖)のこと。大きく広がるの意を含む。煌は「火+音符皇」で、光が大きく広がること。 《単語家族》 晃コウ(光が広く発散する)徨コウ(四方に広がっていく)などと同系。また光(四方に広がるひかり)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

燎 かがりび🔗🔉

【燎】 16画 火部 [人名漢字] 区点=6389 16進=5F79 シフトJIS=E099 《音読み》 リョウ(レウ)〈lio・lio〉 《訓読み》 かがりび/にわび(にはび)/やく/あぶる 《意味》 {名}かがりび。にわび(ニハビ)。たえまなくたくかがりび。ずるずると続いて燃える火。「庭燎テイリョウ」 リョウス{動}やく。たえまなくもえる。また、もえひろがる。延焼する。「火、燎眉毛=火、眉毛ヲ燎ク」「若火之燎于原=火ノ原ヲ燎スルガゴトシ」〔→書経リョウタリ{形}かがりびをたいたように明るいさま。また、明るく美しいさま。「佼人燎兮=佼人燎タリ」〔→詩経リョウス{動}あぶる。火であたためる。「光武、対竃燎衣=光武、竃ニ対シテ衣ヲ燎ス」〔→後漢書〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音リョウ)は、柴シバや骨をやぐらの形に組み、下から火でもやすさま。かがりびを意味する燎の原字。燎はそれを音符とし、火を加えた字で、ずるずるつづいて燃える意味を含む。▽また、かがりびの明るいことから、瞭(明るい)・寮(まど)などの意に当てて用いる。 《単語家族》 繚(まといついて、ずるずるつづく)僚(列をなす仲間)と同系。 《類義》 →焚 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

燿 かがやく🔗🔉

【燿】 18画 火部 [人名漢字] 区点=6402 16進=6022 シフトJIS=E0A0 《音読み》 ヨウ(エウ)〈yo〉 《訓読み》 かがやく/ひかり 《名付け》 てる 《意味》 {動}かがやく。火が高く燃えあがってかがやく。〈同義語〉→曜{名}ひかり。高くかがやく火のひかり。〈同義語〉→曜。「流曜リュウヨウ(水にうつって流れるように見えるひかり)」 「燿燿ヨウヨウ」とは、高く目だってかがやくさま。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音テキ)とは「羽+隹(鳥)」の会意文字で、きじが尾羽を目だつように高くかかげること。擢テキ(高く抜きあげる)の原字。燿はそれを音符とし、火を加えた字で、火のひかりが高く目だってかがやくこと。 《単語家族》 曜(日光が高くかがやく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

禍害 カガイ🔗🔉

【禍災】 カサイ 思いがけない災難。『禍殃カオウ・禍害カガイ・禍患カカン』

科学 カガク🔗🔉

【科学】 カガク 学問。事物・現象について、系統だてて研究する学問。自然科学のこと。

篝 かがり🔗🔉

【篝】 16画 竹部  区点=6832 16進=6440 シフトJIS=E2BE 《音読み》 コウ/ク〈gu〉 《訓読み》 かご/かがり/ふせご 《意味》 {名}かご。竹を組んでつくった荷かご。 {名}かがり。木や竹を四角く組んで火をつける組み木。かがり火。 {名}ふせご。火や香炉の上におおいかけ、その上に衣類などをのせて、かわかしたり香をたきこめたりするのに用いるかご。「衣篝イコウ」「香篝コウコウ」 《解字》 会意兼形声。「竹+音符冓コウ(=構。前後を同じ形に対応させて木や竹を組む)」。 《単語家族》 構(組み木)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

耀 かがやかす🔗🔉

【耀】 20画 羽部 [人名漢字] 区点=4552 16進=4D54 シフトJIS=9773 《音読み》 ヨウ(エウ)〈yo〉 《訓読み》 かがやく/かがやかす/かがやき 《名付け》 あき・あきら・てる 《意味》 {動}かがやく。かがやかす。光が高くて照りかがやく。また、照りかがやかす。〈同義語〉→燿→曜。「以耀徳於広遠=モッテ徳ヲ広遠ニ耀カス」〔→国語{名}かがやき。ぎらぎらする光。はでな栄え方。「栄耀エイヨウ・エヨウ」 《解字》 会意兼形声。右側の字は高くあがる意を含む。耀はそれを音符とし、光を加えた字。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

花街柳巷 カガイリュウコウ🔗🔉

【花街柳巷】 カガイリュウコウ 遊女などが集まっているはなやかな地域。遊里。

花顔 カガン🔗🔉

【花顔】 カガン 花のように美しい顔。はなのかんばせ。『花面カメン・花貌カボウ』「雲鬢花顔金歩揺」〔→白居易〕 〈注〉熟語は→【華】をも見よ。

華顔 カガン🔗🔉

【華顔】 カガン 花のように美しい顔。花のかんばせ。

輝 かがやかしい🔗🔉

【輝】 15画 車部 [常用漢字] 区点=2117 16進=3531 シフトJIS=8B50 《常用音訓》キ/かがや…く 《音読み》 キ(ク/ケ〈hu〉 《訓読み》 かがやく/てる/かがやき/かがやかしい(かがやかし) 《名付け》 あきら・かがやき・てる・ひかる 《意味》 {動・名}かがやく。てる。かがやき。火の外をまるくとりまいてひかる。のちひろく、光が四方にひろがること。また、そのひかり。「光輝燦然コウキサンゼン(光ってあざやかなこと)」 {形}かがやかしい(カガヤカシ)。はでにかがやくさま。てりはえるさま。 {動・名}はでにてりかがやく。はぶりがよいこと。「輝燿キヨウ(栄花)」 《解字》 会意兼形声。軍グンは、まるく円陣をえがいた軍営。輝は「光+音符軍」で、光の中心をまるくとりまいたひかり。軍の語尾が転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

過雁 カガン🔗🔉

【過雁】 カガン =過鴈。空を飛んでいくかり。

鏡 かがみ🔗🔉

【鏡】 19画 金部 [四年] 区点=2232 16進=3640 シフトJIS=8BBE 《常用音訓》キョウ/かがみ 《音読み》 キョウ(キャウ)/ケイ〈jng〉 《訓読み》 かがみ/かんがみる 《名付け》 あき・あきら・かがみ・かね・とし・み 《意味》 {名}かがみ。光の反射を利用して姿をうつし出す道具。古くは、銅をみがいてつくり、今はガラスに、水銀・アルミニウムをめっきしてつくる。「銅鏡」 {名}かがみ。自分の姿を反省するいましめ。手本。模範。〈類義語〉→鑑。「鏡戒」 {動}かんがみる。これまでの経験を手本にして考える。〈類義語〉→鑑。「鏡考」 {名・形}かがみにうつされた姿や光。また、すみきったもののたとえ。あきらかな。「鏡水」 {名}レンズ。めがね。レンズを使った器械。「顕微鏡」「老眼鏡」 《解字》 会意兼形声。竟は、楽章のさかいめ、くぎりめをあらわし、境の原字。鏡は「金+音符竟」。銅をみがいて、明暗のさかいめをはっきりうつし出すかがみ。 《単語家族》 景ケイ(明暗のくぎりめ)と同系。 《類義》 監カン・鑑カンは、顔を伏せて見るみずかがみのこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

鏡餠 カガミモチ🔗🔉

【鏡餠】 キョウヘイ 麦と米をまぜてつくった、鏡型のもち。カガミモチ〔国〕神前に供えたり、正月の飾りものにしたりする、まるく平たいもち。おそなえ。

鑑 かがみ🔗🔉

【鑑】 23画 金部 [常用漢字] 区点=2053 16進=3455 シフトJIS=8AD3 【鑒】異体字異体字 23画 金部 区点=7940 16進=6F48 シフトJIS=E867 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(カム)/ケン(ケム)〈jin〉 《訓読み》 かがみ/かんがみる 《名付け》 あき・あきら・かた・かね・しげ・のり・み・みる 《意味》 {名}かがみ。光の反射を利用して物の姿・形などをうつす道具。▽昔は水かがみを用い、盆に水を入れ、上からからだを伏せて顔をうつした。春秋時代からのちは、青銅の面を平らにみがいて姿をうつす。「漢鑑(漢代のかがみ)」「宝鑑(たいせつなかがみ)」 {名}かがみ。姿をうつして見て、自分の戒めとする材料。戒めとなる手本や前例。「亀鑑キカン(物事の規準になる、占いやかがみ→手本)」「鑑戒」「商鑑不遠=商鑑遠カラズ」 {名}かがみ。検討の資料や、手本となる文書。転じて、手形や、人に見せるしるし。 {動}かんがみる。かがみにうつす。転じて、前例をみてよしあしを考える。また、よく見て品定めをする。検討する。「鑑別」「鑑定」 {名}大きな鉢ハチ。水かがみに使えるような盆のこと。 {動}ごらんいただきたいとの意味をあらわす書簡用語。「台鑑」 《解字》 会意兼形声。監カンは「伏し目+人+皿サラに水を入れたさま」の会意文字で、水かがみの上にからだを伏せて、顔をうつすことをあらわす。のち青銅をみがいたかがみを用いるようになったので、金へんをそえ、鑑の字となった。鑑は「金+音符監」。→監 《単語家族》 監(よしあしを見定める)覽ラン(=覧。伏し目で下の物を見る)と縁が近い。 《類義》 →鏡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源かがで始まるの検索結果 1-34