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わざ【技】🔗🔉

わざ【技】 ある物事を行うための一定の方法や手段。技術。技芸。「―を磨く」「―を競う」相撲・柔道などで、相手を負かすために仕掛ける一定の型に基づいた動作。「―がきまる」「寝―」

わざ【業】🔗🔉

わざ【業】 おこない。行為。所業。しわざ。「神のみ―」「人間―」職業。仕事。「物書きを―とする」こと。ありさま。おもむき。「容易な―ではない」「腹ふくるる―」仏事。法要。「安祥寺にてみ―しけり」〈伊勢・七七〉たたり。害。「―をするものはだますといふほどに」〈虎明狂・附子〉

わざ‐あり【技有り】🔗🔉

わざ‐あり【技有り】 柔道の試合で、一本ではないが一本に近い有効な技のときに下す判定。押さえ込みでは、二五秒以上三〇秒未満経過した場合。二回取ると合わせて一本となり、勝ちとなる。

わ‐さい【和裁】🔗🔉

わ‐さい【和裁】 和服の裁縫。洋裁。

わざ‐うた【童=謡・△謡歌】🔗🔉

わざ‐うた【童謡・謡歌】 上代歌謡の一種。社会的、政治的な風刺や予言を裏に含んだ、作者不明のはやり歌。神が人、特に子供の口を借りて歌わせるものと考えられていた。

わざ‐おぎ【俳=優】‐をぎ🔗🔉

わざ‐おぎ【俳優】‐をぎ 《古くは「わざおき」》こっけいな動作をして歌い舞い、神や人を慰め楽しませること。また、それをする人。「吾れ将に汝(いましみこと)の―の民たらむ」〈神代紀・下〉こっけいな事柄。「されどいと興ある―なれば」〈滑・旅眼石〉

わざ‐くれ🔗🔉

わざ‐くれ [名]退屈しのぎの戯れにすること。「高が皆手づまの―小説の下手なのなり」〈露伴・新浦島〉やけになること。自暴自棄。「継母がかりの―に、悪性狂ひも出で来るぞと」〈浄・冥途の飛脚〉[感]自暴自棄になって発する語。ええ、ままよ。どうともなれ。「何の―、死は一つだ。寧(いつ)そ寂然(じつ)としていた方が好い」〈二葉亭訳・四日間〉

わざくれ‐ごころ【わざくれ心】🔗🔉

わざくれ‐ごころ【わざくれ心】 すてばちな気持ち。「はかどらぬ算用捨てて、―になりて」〈浮・永代蔵・四〉

わざ‐ごと【わざ言】🔗🔉

わざ‐ごと【わざ言】 冗談。たわごと。「絵と―とともに天が下に聞こえけり」〈読・雨月・夢応の鯉魚〉

わざ‐ごと【業事】🔗🔉

わざ‐ごと【業事】 特別な技術を必要とする事柄。

わさ‐さ【△早△酒・×🔗🔉

わさ‐さ【酒・× 醸造したまま、まだ火入れをしていない新酒。まだ、漉(こ)してない酒。わさざけ。〈色葉字類抄〉

わざ‐し【業師】🔗🔉

わざ‐し【業師】 相撲などで、多彩な技に巧みな人。策略・駆け引きに長じた人。策士。「党内きっての―」

わざっ‐と【△態っと】🔗🔉

わざっ‐と【態っと】 [副]《「わざと」の音変化》わざと」に同じ。「―年の違ったのを貰ったもんだから」〈鏡花・化銀杏〉わざと」に同じ。「これは余り少ないが、―お近付になったしるしの土産だよ」〈人・英対暖語・初〉

わざ‐と【△態と】🔗🔉

わざ‐と【態と】 [副]《名詞「わざ(業)」+格助詞「と」から》意識して、また、意図的に何かをするさま。ことさら。故意に。わざわざ。「―負ける」とりわけ目立つさま。格別に。「―深き御敵と聞こゆるもなし」〈源・葵〉正式であるさま。本格的に。「―の御学問はさるものにて」〈源・桐壺〉事新しく行うさま。「―かう立ち寄り給へること」〈源・若紫〉ほんのちょっと。少しばかり。「ではござりませうが、―一口」〈伎・上野初花〉

わざと‐がまし・い【△態とがましい】🔗🔉

わざと‐がまし・い【態とがましい】 [形]わざとがま・し[シク]「わざとらしい」に同じ。「―・いお世辞」

わざと‐め・く【△態とめく】🔗🔉

わざと‐め・く【態とめく】 [動カ四]わざとらしく見える。「―・き由ある火桶に」〈源・初音〉

わざと‐らし・い【△態とらしい】🔗🔉

わざと‐らし・い【態とらしい】 [形]わざとら・し[シク]いかにも意識してしたようで不自然である。「―・く笑ってみせる」

わざ‐びと【業人】🔗🔉

わざ‐びと【業人】 技術・技芸のすぐれた人。

わさ‐ほ【早=稲穂】🔗🔉

わさ‐ほ【早稲穂】 《「わさぼ」とも》早稲(わせ)の穂。「我妹子が業(なり)と作れる秋の田の―のかづら見れど飽かぬかも」〈万・一六二五〉

わざ‐まえ【業前】‐まへ🔗🔉

わざ‐まえ【業前】‐まへ 腕前。てなみ。技量。「年若といえども―に於ては」〈和田定節・春雨文庫〉

わざ‐もの【業物】🔗🔉

わざ‐もの【業物】 名工の作った、切れ味のすぐれた刀。名刀。「正宗の鍛えた―」

わざ‐よし【業良し】🔗🔉

わざ‐よし【業良し】 切れ味のよい刀剣。業物(わざもの)。「是は―なれども」〈虎寛狂・二千石〉

わざ‐わい【災い・△禍・×殃】‐はひ🔗🔉

わざ‐わい【災い・禍・×殃】‐はひ 人に不幸をもたらす物事。また、その結果である不幸な出来事。災厄。災難。「口は―の元」「―が振りかかる」不快であること。多く、感動表現に用いる。「あな―や、かばかりの事をだにしそこなひ給ふよ」〈大鏡・伊尹〉

わざわい・する【災いする・△禍する】わざはひする🔗🔉

わざわい・する【災いする・禍する】わざはひする [動サ変]わざはひ・す[サ変]それが原因となって悪い結果を招く。「天候が―・して観客が少なかった」

わざ‐わざ【△態△態】🔗🔉

わざ‐わざ【態】 [副]他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「―出掛けなくても電話で済むことだ」しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも―忠告に来る人がいる」→折角(せつかく)[用法]

わざわざ・し【△態△態し】🔗🔉

わざわざ・し【態し】 [形シク]わざとらしい。「―・しくことごとしくきこゆれど」〈大鏡・序〉

わ‐ざん【和×讒】🔗🔉

わ‐ざん【和×讒】 一方で親しみ、他方で悪く言うこと。讒言。中傷。悪口。「人の―を構へて申し候ひつらん」〈義経記・六〉讒言・中傷のための不和状態をとりもってなごめること。仲介。「予―して云はく」〈明月記・正治二年〉

わさん‐か【和算家】🔗🔉

わさん‐か【和算家】 和算の専門家。

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[音]カ [訓]わざわい    まが [部首]示 [総画数]13 [コード]区点    1850      JIS   3252      S‐JIS 89D0 [分類]常用漢字 [難読語] →おう‐か【殃禍】おおまが‐とき【大禍時】まが‐かみ【禍神】まが‐つ‐ひ【禍津日】

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[音]キ    ギ [訓]わざおぎ [部首]人 [総画数]6 [コード]区点    2076      JIS   346C      S‐JIS 8AEA [分類]人名用漢字 [難読語] →ぎ‐よう【技癢・伎癢】くきら【拘耆羅・拘枳羅・倶伎羅】

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[音]ギ    キ [訓]わざ [部首]手 [総画数]7 [コード]区点    2127      JIS   353B      S‐JIS 8B5A [分類]常用漢字 [難読語] →ぎ‐よう【技癢・伎癢】

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[音]ギャク [訓]しいた‐げる    そこな‐う    いじ‐める    から‐い    わざわ‐い [部首]虍 [総画数]9 [コード]区点    2152      JIS   3554      S‐JIS 8B73 [分類]常用漢字

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[音]キョウ    ク [訓]わざわ‐い [部首]凵 [総画数]4 [コード]区点    2207      JIS   3627      S‐JIS 8BA5 [分類]常用漢字 [難読語] →くえ‐にち【凶会日】

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[音]ギョウ    ゴウ [訓]わざ    なりわい    すで‐に [部首]木 [総画数]13 [コード]区点    2240      JIS   3648      S‐JIS 8BC6 [分類]常用漢字 [難読語] →ごっ‐しょう【業障】ごっ‐ぽう【業報】こと‐わざ【事業】し‐わざ【仕業・為業】すぎ‐わい【生業】なり‐わい【生業・家業】ひ‐ぎょう【丕業】よ‐なべ【夜業・夜鍋】わく‐ごう【惑業】

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[音]サイ [訓]わざわ‐い [部首]火 [総画数]7 [コード]区点    2650      JIS   3A52      S‐JIS 8DD0 [分類]常用漢字

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[音]シュツ    ジュツ    スイ [訓]みち    すべ    わざ [部首]行 [総画数]11 [コード]区点    2949      JIS   3D51      S‐JIS 8F70 [分類]常用漢字 [難読語] →せん‐すべ【為ん術・詮術】

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[音]タイ [訓]かたち    わざ‐と [部首]心 [総画数]14 [コード]区点    3454      JIS   4256      S‐JIS 91D4 [分類]常用漢字 [難読語] →わざ‐わざ【態態】

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[音]ユウ    ウ [訓]ゆたか    やさ‐しい    すぐ‐れる    まさ‐る    わざおぎ [部首]人 [総画数]17 [コード]区点    4505      JIS   4D25      S‐JIS 9744 [分類]常用漢字 [難読語] →うでん‐のう【優填王】うどん‐げ【優曇華】うばい【優婆夷】うばそく【優婆塞】ウパニシャッド【梵Upaniad】うばり【優波離】やさ‐おとこ【優男】やさ‐おんな【優女】やさ‐がた【優形】やさ‐ぶみ【優文・優書】わざ‐おぎ【俳優】

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[音]ショウ [訓]わざおぎ    とな‐える [部首]人 [総画数]10 [コード]区点    4873      JIS   5069      S‐JIS 98E7 [難読語] →しょう‐よう【佯・倡佯】

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[音]オウ    ヨウ [訓]わざわい [部首]歹 [総画数]9 [コード]区点    6142      JIS   5D4A      S‐JIS 9F69 [難読語] →おう‐か【殃禍】

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[音]ゲツ [訓]ひこばえ    わざわ‐い [部首]子 [総画数]19 [難読語] →よう‐げつ【妖よ‐げつ【余蘖・余

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[音]ゲツ [訓]ひこばえ    わざわ‐い [部首]子 [総画数]19 [難読語] →しょ‐げつ【庶

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